JP4644217B2 - フォイル式流体軸受の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ジャーナルの外周を環状の空隙を介して囲む静止保持部材と、その静止保持部材の内側に配置されてジャーナルを支持するフォイルアセンブリとを有するフォイル式流体軸受けの製造装置に関する。
従来、数万〜数十万回転/分で高速回転する回転体の軸受けとして、フォイルで軸受面を構成し、軸の回転に伴って軸とフォイルの間に流体が引き込まれ、発生する流体圧力によりフォイルが変形して隙間に流体膜が形成されるようにしたフォイル式流体軸受が知られている。
この種のフォイル式流体軸受は、ジャーナルの外周を環状の空隙を介して囲む静止保持部材と、その静止保持部材の内側に配置されてジャーナルを支持するフォイルアセンブリとを有しており、フォイルアセンブリは、例えば、静止保持部材の内周面に波板状のバンプフォイル、環状のミッドフォイルおよび環状のトップフォイルを径方向外側から内側に向かって順次積層して構成される。各フォイル部材は、適切な軸受性能を得るために、静止保持部材に対して精度良く位置決めして取り付ける必要がある。
フォイル部材を静止保持部材に対して取り付けるための技術としては、例えば、第1及び第2のフォイル部材(トップフォイル及びミッドフォイル)の一端部を互いに接合して径方向に延びる回転防止フィンを形成するとともに、弾性支持体(バンプフォイル)に径方向に突出するフランジ部を設け、それら回転防止フィン及びフランジ部を静止保持部材に設けたスロットに装着したフォイル式流体軸受が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−233427号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術は、回転防止フィン及びフランジ部をスロットに挿入してフォイルの回転の防止を図るものであるが、フォイルの位置決めの精度までは考慮されておらず、また、静止保持部材にスロットを設ける必要があるため加工の手間がかかるという問題もあった。
また、フォイル式流体軸受が、静止保持部材の内周面に沿って複数のバンプフォイルを溶接付けにより列設した構成を有するような場合には、上記従来技術を適用することは困難であった。従って、そのような構成を有するフォイル式流体軸受では、静止保持部材に対してフォイルを精度良く位置決めして取り付けるために、熟練した作業者が必要となるという不都合があった。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、ジャーナルの外周を環状の空隙を介して囲む静止保持部材の内周面に対し、波形部を有する複数のフォイル部材を周方向に高精度かつ容易に位置決めして溶接付けすることを可能としたフォイル式流体軸受の製造装置を提供することを主目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、ジャーナルの外周を環状の空隙を介して囲む静止保持部材の内周面に対し、波形部を有する複数のフォイル部材を周方向に列設してなるフォイル式流体軸受の製造装置であって、前記フォイル部材の波形部の少なくとも一部に対応する形状をなす波形対応部を設けた円筒外周部を有し、前記波形対応部を前記フォイル部材の波形部に係合させた状態で前記静止保持部材の内側に挿入されることで、前記静止保持部材の内周面に対する前記フォイル部材の位置決めを行う位置決め部材を備え、前記位置決め部材は、その円筒外周部に軸方向に沿って開口するスロットを有し、内側から当該スロットを介して前記フォイル部材を前記静止保持部材の内周面に溶接するようにした構成とする。
上記課題を解決するためになされた第2の発明として、前記静止保持部材を支持する基台を備え、当該基台が、前記静止保持部材を軸方向に移動する移動機構を有する構成とすることができる。この場合、静止保持部材を移動させてフォイル部材の中央から両端部の順で溶接を実行することで、溶接時のフォイル部材の意図しない変形を効果的に防止することができる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明として、前記静止保持部材を支持する基台を備え、当該基台が、静止保持部材を軸心周りに回動させる回動機構を有する構成とすることができる。
上記第1の発明によれば、静止保持部材の内周面に対し、波形部を有する複数のフォイル部材を周方向に高精度かつ容易に位置決めして溶接付けすることが可能となり、溶接時のフォイル部材の意図しない変形を防止することができる。また、上記第2の発明によれば、溶接の際に静止保持部材を軸方向に移動させることで、溶接用の電極を移動させることなく溶接の軸方向位置を変更することができるので、溶接を高精度に安定して実施することが可能となる。また、上記第3の発明によれば、溶接の際に静止保持部材を回動させることで、溶接用の電極を移動させることなく溶接対象(複数のフォイル部材のいずれか)または溶接の周方向位置を変更することができるので、溶接を高精度に安定して実施することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るフォイル式流体軸受の製造装置により製造された軸受の側断面図であり、図2は、その軸受を一部切除してして示す斜視図である。各図は、各部の関係を分かり易く示すために実用上の寸法比は無視して示している。また、フォイルアセンブリの溶接部を模式的に●印で示している。
このフォイル式流体軸受1は、円筒形をなす静止保持部材2と、静止保持部材2の内周面に取り付けられたフォイルアセンブリ3とからなる。
フォイルアセンブリ3は、軸線に直交する断面の輪郭が実質的に真円をなすジャーナル4を挿通した際に静止保持部材2の内周面とジャーナル4の外周面との間に画成される環状の空隙Gに配置され、ジャーナル4を回転自在に支持する。フォイルアセンブリ3は、径方向内側に配置されたトップフォイル5と、その外側に配置されたミッドフォイル6と、そのさらに外側に配置された複数のバンプフォイル7とからなる。各フォイル5〜7には、耐熱性、耐クリープ性等に優れたニッケル系合金等の材料が使用される。
トップフォイル5は、平坦なシート材を略円筒状に湾曲させたものであり、その一端を静止保持部材2の上部内周面に溶接付けし、且つその他端を時計回り方向に延出させてジャーナル4に巻回させている。
ミッドフォイル6は、トップフォイル5と同様に、平坦なシート材を略円筒状に湾曲させたものであり、その一端をトップフォイル5の一端と隣接する位置に溶接付けし、且つその他端をトップフォイル5と反対方向に延出してトップフォイル5の外周面の略全周に渡って重ね合わせている。
バンプフォイル7は、ジャーナル4の求心力を発生させるための波形部を有するフォイル部材である。本実施形態では、バンプフォイル7は、径方向外向きに突出する複数のアーチ形部7aを周方向に連続させた波板状をなし、各一端7bを静止保持部材2の内周面に溶接付けして静止保持部材2の内周面に周方向に複数並べられている。各バンプフォイル7は、アーチ形部7aの頂部が静止保持部材2の内周面に摺接し、各アーチ形部同士の接続部7c及び他端7dがミッドフォイル6の外周面に摺接しており、アーチ形部7aの弾性変形により、求心方向の弾発力をジャーナル4に常時作用させている。
次に、本発明に係るフォイル式流体軸受の製造装置の構成について説明する。
図3は、本発明に係るフォイル式流体軸受の製造装置の分解斜視図であり、図4は、その製造装置の縦断面図であり、図5は、その製造装置における溶接時の静止保持部材に対するバンプフォイルの固定状態を示す断面図である。
この製造装置11は、図3及び図4に示すように、静止保持部材2に対してバンプフォイル7を位置決めして固定するためのフォイル固定治具(位置決め部材)12と、フォイル固定治具12に固定された状態のバンプフォイル7が挿入された静止保持部材2を保持するホルダ部材13と、ホルダ部材13を支持する基台14と、バンプフォイル7を静止保持部材2に溶接付けするための溶接装置15とを主として備える。
フォイル固定治具12は、略円筒状をなし、図5に示すように、その外周面と静止保持部材2の内周面との間にバンプフォイル7を固定することが可能である。フォイル固定治具12には、バンプフォイル7の波形に対応する形状をなす複数の波形対応部21が設けられている。各波形対応部21は、フォイル固定治具12の外周面から突出し、軸方向に垂直な断面がバンプフォイル7のアーチ形部7aに対応するアーチ型をなす。波形対応部21をバンプフォイル7の1つのアーチ形部7aの内側に嵌入するようにして波形対応部21とバンプフォイル7とをそれぞれ係合させることで、静止保持部材2の内周面に対するバンプフォイル7の位置決めが可能となる。
なお、波形対応部21は、バンプフォイル7の位置決め部材として機能する限りにおいて種々の変更が可能である。本実施形態では各バンプフォイル7に対して1つの波形対応部21を設けているが、例えば、各バンプフォイル7に対して複数の波形対応部21を設けた構成も可能である。また、波形対応部21の形状は、アーチ型に限らず少なくともバンプフォイル7の波形の一部に対応するものであればよく、例えば、アーチ形部同士の接続部7cを嵌入可能な凹状をなすものでもよい。
また、フォイル固定治具12は、その円筒外周部において略軸方向に沿って開口する複数のスロット22を有している。これらのスロット22の位置は、波形対応部21により位置決めがなされた状態における各バンプフォイル7の一端7bの位置に対応している。また、スロット22の形状(軸方向長さ及び周方向長さ)は、バンプフォイル7の一端7bの溶接部位をフォイル固定治具12の内側に適切に露出可能なように設定されている。これにより、フォイル固定治具12の内側からスロット22を介してバンプフォイル7の一端7bを静止保持部材2の内周面に対して溶接付けすることが可能となる。なお、スロット22の配置や形状は、ここに示したものに限らず、溶接部位をフォイル固定治具12の内側に適切に露出可能な限りにおいて種々の変更が可能である。
ホルダ部材13は、図3及び図4に示すように、円筒部16と、その一端側に設けられたフランジ部17とからなり、その中央には開口部18が設けられている。この開口部18内には、図4に示すように、静止保持部材2の外径に適合する大きさの径を有し、静止保持部材2を嵌入可能とした環状凹部18aと、フォイル固定治具12の外径に適合する大きさの径を有し、フォイル固定治具12の一部を嵌入可能とした環状凹部18bとが設けられている。
基台14は、図3及び図4に示すように、ベース体31と、ベース体31上で一定方向に移動自在に設けられた可動支持体32とを有する。基台14は、ベース体31の上面に設けられた直線状のガイドレール33に対して可動支持体32の底面に設けた溝34をスライド可能に嵌合させた移動機構を有している。これにより、可動支持体32がガイドレール33に沿ってベース体31上を移動可能である。可動支持体32の下方に左右対称に設けられた脚部35にはボールプランジャ36が取り付けてあり、このボールプランジャ36がベース体31の上面に列設された複数の係止穴37に係止されることで可動支持体32の位置決めが可能である。また、可動支持体32の支持部38には、ホルダ部材13の円筒部16の外径に適合する径の開口部38aが設けられており、ホルダ部材13は、その円筒部16が開口部38aに挿入されるとともに、フランジ部17が支持部38の側面38bに当接した状態で開口部開口部38aに支持される。
ここで、基台14は、ホルダ部材13の円筒部16の外周面を開口部38aの周面に摺動可能に接触させた回動機構を有しており、これにより、ホルダ部材13が可動支持体32の支持部38に対して回動可能となっている。また、支持部38の上部には、インデックスプランジャ39が取り付けられており、その先端の係止突起39aは開口部38aまで貫通して、ホルダ部材13の円筒部16の外周面に一定間隔で周方向に列設された係止穴41に係合可能に設けられている。これにより、ホルダ部材13をその回動方向に所定ピッチずつ回動させながら位置決めすることが可能となっている。
溶接装置15は、バンプフォイル7を静止保持部材2の内周面に対してスポット溶接するための装置であって、図4に示すように、溶接用の電極51を支持するヘッド部52を有している。ヘッド部52は、溶接時にはフォイル固定治具12内に配置され、その内側からスロット22を介してバンプフォイル7を静止保持部材2の内周面に対して溶接付けする。また、ヘッド部52は、図示しないアームによって上下方向(静止保持部材2の径方向)に移動可能なように支持されており、これにより、電極51の先端がバンプフォイル7の溶接部位に対して離接自在となっている。
なお、各バンプフォイル7の溶接付けの際には、上述のようなベース体31上での可動支持体32の移動及びホルダ部材13の回動により、ヘッド部52はほぼ固定された状態(溶接時の上下移動のみ)で溶接対象(複数のバンプフォイル7のいずれか)及びその溶接位置の変更が可能である。このような構成により溶接精度を高めることができる。
次に、上記構成の製造装置を用いたフォイル式流体軸受の製造方法について説明する。
まず、オペレータは、各バンプフォイル7の所定のアーチ形部7aに対してフォイル固定治具12の波形対応部21を嵌め込み、その状態でそれらを静止保持部材2に挿入することで、フォイル固定治具12の周面と静止保持部材2との間に各バンプフォイル7を固定する。続いて、その静止保持部材2をホルダ部材13の開口部18に嵌入し、さらに、そのホルダ部材13を基台14の開口部38aに挿入して支持させる。このとき、図5に示すように、1つのバンプフォイル7の溶接部位である一端7bがフォイル固定治具12の内側にスロット22を介して露出され、溶接装置15の電極51で溶接可能な状態となる。
バンプフォイル7の溶接付けは、溶接装置15のヘッド部52をその待機位置から溶接実施位置(図5に想像線及び実線でそれぞれ示す)まで下降させ、電極51をバンプフォイル7に当接させた状態で行う。そこで、その当接位置に概ね点状をなす溶接部が形成されて溶接付けが完了すると、ヘッド部52を再び待機位置に上昇させ、図4に想像線で示したように、ヘッド部52は不動のままで可動支持体32をベース体31上で所定量だけ移動させることで溶接位置を変更する。ここでは、1つのバンプフォイル7の一端7bに対して軸方向に5箇所のスポット溶接を実施し、この溶接は、図6に破線の○印で示す軸方向の中央部A、前端部B、後端部C、前側中間部D、後側中間部Eの順で溶接位置を変更して行う。これにより、溶接の歪みを軽減してバンプフォイル7を静止保持部材2に精度良く固定することができる。
1つのバンプフォイル7の一端7bの溶接付け(ここでは、図6のA〜Eの5箇所)が完了すると、ホルダ部材13を回動させてインデックスプランジャ39により割出しを行うことで、次に溶接対象となる別のバンプフォイル7の一端7bを溶接可能な位置(即ち、図5に示した溶接用の電極51に対向する位置)に移動させる。そこで、上述と同様の溶接付けを行う。
このような溶接動作が各バンプフォイル7に対して実行され、全てのバンプフォイル7の溶接付けが完了すると、フォイル固定治具12を取り外し、ミッドフォイル6及びトップフォイル5の溶接付けを適宜実行する。これにより、フォイル式流体軸受1の製造が終了する。なお、ミッドフォイル6及びトップフォイル5の溶接付けについては従来と同様であり、詳細な説明は省略する。
本発明に係るフォイル式流体軸受の製造装置は、ジャーナルの外周を環状の空隙を介して囲む静止保持部材の内周面に対し、波形部を有する複数のフォイル部材を周方向に高精度かつ容易に位置決めして溶接付けすることを可能とするので、ジャーナルの外周を環状の空隙を介して囲む静止保持部材と、その静止保持部材の内側に配置されてジャーナルを支持するフォイルアセンブリとを有するフォイル式流体軸受の製造装置として有用である。
本発明に係る製造装置により製造されたフォイル式流体軸受の側断面図 フォイル式流体軸受を一部切除してして示す斜視図 本発明に係る製造装置の分解斜視図 本発明に係る製造装置の縦断面図 静止保持部材に対する溶接前のバンプフォイルの固定状態を示す断面図 バンプフォイルの溶接順序の説明図
符号の説明
1 フォイル式流体軸受
2 静止保持部材
3 フォイルアセンブリ
4 ジャーナル
7 バンプフォイル(波形をなすフォイル部材)
7a アーチ型部
11 製造装置
12 フォイル固定治具(位置決め部材)
13 ホルダ部材
14 基台
15 溶接装置
51 溶接用電極
21 波形対応部
33 ガイドレール
34 溝

Claims (3)

  1. ジャーナルの外周を環状の空隙を介して囲む静止保持部材の内周面に対し、波形部を有する複数のフォイル部材を周方向に列設してなるフォイル式流体軸受の製造装置であって、
    前記フォイル部材の波形部の少なくとも一部に対応する形状をなす波形対応部を設けた円筒外周部を有し、前記波形対応部を前記フォイル部材の波形部に係合させた状態で前記静止保持部材の内側に挿入されることで、前記静止保持部材の内周面に対する前記フォイル部材の位置決めを行う位置決め部材を備え、
    前記位置決め部材は、その円筒外周部に軸方向に沿って開口するスロットを有し、内側から当該スロットを介して前記フォイル部材を前記静止保持部材の内周面に溶接するようにしたことを特徴とするフォイル式流体軸受の製造装置。
  2. 前記静止保持部材を支持する基台を備え、当該基台が、前記静止保持部材を軸方向に移動する移動機構を有することを特徴とする請求項1に記載のフォイル式流体軸受の製造装置。
  3. 前記静止保持部材を支持する基台を備え、当該基台が、前記静止保持部材を軸心周りに回動させる回動機構を有することを特徴とする請求項1に記載のフォイル式流体軸受の製造装置。
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