JP4639626B2 - 装飾品、時計用裏蓋および時計 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾品、時計用裏蓋および時計に関する。
従来の装飾品には、例えば、2枚のガラスを有する時計用カバーガラスのような装飾品がある。この装飾品(時計用カバーガラス)では、相異なる材料で構成された2枚のガラスが接着剤を介して互いに接合(接着)されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このように接着剤を用いて2枚のガラスを接着すると、2枚のガラスの押圧により、ガラス同士の間隙に充填した接着剤が必要以上に(過剰に)広がり、例えば、前記間隙から接着剤がはみ出すという問題があった。
また、接着剤の接着状態によっては、2枚のガラスの接着が不十分となり、これらのガラスが互いに離間(剥離)することがあるという問題があった。
また、前記間隙に充填した接着剤を乾燥させなければならず、装飾品を製造するときの作業性(生産性)が低下するという問題があった。
特開平5−333164号公報
本発明の目的は、第1の板状体と第2の板状体との接合箇所を正確に定めることができ、かつ、簡単な方法で両板状体が確実に接合された装飾品および時計用裏蓋を提供すること、また、前記時計用裏蓋を備えた時計を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の装飾品は、使用状態で外側に位置し、全体が実質的に透明な第1の板状体と、
使用状態で前記第1の板状体よりも内側に該第1の板状体とほぼ平行に設置され、大きさが前記第1の板状体とほぼ同等である、全体が実質的に透明な第2の板状体と、
前記第1の板状体と前記第2の板状体との縁部付近の間に介挿され、前記両板状体を接合する粘着性を有し、シート状をなす粘着体と
前記第1の板状体と前記第2の板状体との間に設けられ、前記第1の板状体を介して視認される装飾部と、
前記第2の板状体に付され、前記第1の板状体を介して視認される内板装飾部とを備え、
前記装飾部は、前記第1の板状体の内面に、その縁部に沿って周方向に印刷された第1の印刷部と、前記第1の印刷部の全部を覆うようにリング状をなし、前記第1の印刷部に重なって印刷され、該第1の印刷部の裏打ちとして機能する第2の印刷部とで構成され、
前記内板装飾部は、前記第2の板状体の外面の中央部に付着して設けられ、文字、記号または図形をかたどったシート状体と、前記第2の板状体の内面全体に蒸着を施してなる蒸着部と、前記蒸着部の全部を覆うように該蒸着部に重なって印刷され、前記蒸着部の裏打ちとして機能する内板印刷部とで構成され、
前記粘着体は、前記第1の板状体の縁部に沿ってリング状に配置されており、その周方向の一部が欠損した欠損部を有し、当該粘着体を前記第1の板状体側から見たとき前記第2の印刷部で覆い隠されていることを特徴とする。
これにより、第1の板状体と第2の板状体とを接合したときの接合箇所を正確に定めることができ、かつ、簡単な方法で両板状体が確実に接合された装飾品を提供することができる。
本発明の装飾品では、前記粘着体は、前記シート状体を囲っており、
前記粘着体の厚さは、前記シート状体の厚さより厚いことが好ましい。
本発明の装飾品では、前記第1の印刷部は、前記第1の板状体と同心的に印刷された円形の第1の円と、該第1の円と同心的に印刷され、前記第1の円より大径の第2の円と、該第2の円の外周に沿って印刷された文字群とで構成されていることが好ましい。
本発明の装飾品では、前記第1の印刷部の色は銀色であり、前記第2の印刷部の色は黒色であることが好ましい。
本発明の装飾品では、前記蒸着部は、模様であることが好ましい。
本発明の装飾品では、前記蒸着部の色は銀色であり、前記内板印刷部の色は黒色であることが好ましい。
本発明の装飾品では、前記第1の板状体および/または前記第2の板状体は、主として、ガラスまたはプラスチックで構成されていることが好ましい。
これにより、第1の板状体と第2の板状体とに囲まれた空間内を視認することができる。
本発明の装飾品では、前記粘着体は、両面粘着テープで構成されていることが好ましい。
これにより、装飾品を製造する際の作業性(生産性)が向上する。
本発明の装飾品では、前記第1の板状体と前記第2の板状体との間隙距離は、前記第1の板状体または前記第2の板状体の厚さの2倍以下であることが好ましい。
これにより、装飾品の総厚が必要最小限の厚さで済み、装飾品の大きさや重量を小さくすることができる。
本発明の装飾品では、前記第1の板状体は、レンズとしての機能を有し、
前記第1の板状体を介して前記装飾部および前記内板装飾部が拡大して視認されることが好ましい。
本発明の時計用裏蓋は、本発明の装飾品を備えたことを特徴とする。
これにより、第1の板状体と第2の板状体とを接合したときの接合箇所を正確に定めることができ、かつ、簡単な方法で両板状体が確実に接合された装飾品を備えた時計用裏蓋を提供することができる
本発明の時計は、本発明の時計用裏蓋を備えたことを特徴とする。
これにより、第1の板状体と第2の板状体とを接合したときの接合箇所を正確に定めることができ、かつ、簡単な方法で両板状体が確実に接合された時計用裏蓋を備えた時計を提供することができる。
本発明によれば、第1の板状体と第2の板状体とを接合したときの接合箇所を正確に定めることができ、かつ、簡単な方法で両板状体が確実に接合された装飾品および時計用裏蓋を提供すること、また、前記時計用裏蓋を備えた時計を提供することができる。
以下、本発明の装飾品、時計用裏蓋および時計を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態では、本発明の時計を腕時計に適用した場合の実施形態となっている。
<第1実施形態>
図1は、本発明の時計用裏蓋(第1実施形態)を備えた腕時計の概略斜視図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図2中の二点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大詳細図、図4は、図1に示す時計用裏蓋(装飾品)の分解斜視図、図6〜図9は、それぞれ、本発明の装飾品が有する粘着体おける他の形状を示した平面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図4(図5も同様)の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。
図1および図2に示すように、機械式腕時計(時計)1(以下、単に「時計」という)は、外装部(ケース)2と、外装部2の内部に設置(収納)され、時計用針31を駆動するムーブメント3と、時計1を腕に装着する際に用いられるバンド4を備えている。
図1(図2)に示すように、外装部2は、胴部23と、ガラス板(カバーガラス)21と、ガラス板21を保持するベゼル22と、胴部23の裏側に設置される時計用裏蓋(装飾品)5(以下、単に「裏蓋」という)とを有している。
図2に示す胴23には、巻真パイプ26が嵌入され、この巻真パイプ26に、りゅうず24が回転可能に設けられている。りゅうず24を回転させることにより、そのトルクがシャフト27を介して、ムーブメント3に伝わる。これにより、時計用針31を調整することができる、すなわち、表示する時刻を調整することができる。
胴23とベゼル22とは、互いにプラスチックパッキン28により固定され、ベゼル22とガラス板21とは、互いにプラスチックパッキン29により固定されている。
また、胴23に対し裏蓋5が嵌合(または螺合)されており、これらの接合部(シール部)50には、リング状のゴムパッキン(裏蓋パッキン)40が圧縮状態で介挿されている。この構成によりシール部50が液密に封止され、防水機能が得られる(図2、図3参照)。
図2に示す裏蓋(装飾品)5は、外板(第1の板状体)6および内板(第2の板状体)7と、外板6を保持する保持枠8と、粘着性を有する粘着体11とを備えている。
図4に示すように、外板6は、その全体が実質的に透明なものである。ここで、「実質的に透明」とは、可視光の透過度が85%以上程度の透明性を有するものをいう。また、「実質的に透明」には、無色透明の他、有色(着色)透明も含まれる。
また、この外板6は、その形状が円板状をなしている。
外板6の好ましい構成材料としては、例えば、ガラス、プラスチックまたはそれらの複合材料が挙げられる。そのガラスの具体例としては、無アルカリガラス、ソーダガラス、結晶性ガラス、石英ガラス、鉛ガラス、カリウムガラス、ホウ珪酸ガラス等が挙げられる。
また、前記プラスチックの具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、環状ポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド(例:ナイロン6、ナイロン46、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6−12、ナイロン6−66)、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリカーボネート(PC)、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリオキシメチレン、ポリビニルアルコール(PVA)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリシクロヘキサンテレフタレート(PCT)等のポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルイミド、ポリアセタール(POM)、ポリフェニレンオキシド、変性ポリフェニレンオキシド、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレート、芳香族ポリエステル(液晶ポリマー)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、その他フッ素系樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル、シリコーン樹脂、ポリウレタン等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
このような構成の外板6により、例えば、ムーブメント3、後述する装飾部9および内板装飾部10を外板6を通して視認することができる。また、時計1の審美性(美的外観)が得られる。
図2に示すように、保持枠8は、その形状がリング状をなしており、内周部81に段差部82を有している。この段差部82は、内周部81の内径より縮径して、内周部81の内周811に沿って形成されている。すなわち、段差部82は、形状がリング状をなしており、内周部81に形成されている。
図3に示すように、段差部82の下面821には、外板6の上面(内面)61の縁部611が当接している。また、下面821の下側には、圧縮状態のリング状のプラスチックパッキン51が設けられ、このプラスチックパッキン51を介して外板6が保持枠8に固定されている。これにより、保持枠8と外板6との隙間が液密に封止され、防水機能が得られる。
なお、保持枠8の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、各種金属材料や各種プラスチック等を単独または組み合わせて用いることができる。
また、保持枠8の下面83と段差部82の下面821との距離(図3中のhで示す長さ)は、外板6の厚さ(図3中のtで示す長さ)とほぼ同等またはそれより若干小さいのが好ましい。
図4に示すように、内板7は、その全体が実質的に透明なものである。これにより、例えば、ムーブメント3や内板装飾部10を視認することができる。また、時計1の審美性(美的外観)が得られる。また、空間52に奥行きが生じたように視認することができる。
また、内板7は、大きさ(外径)が外板6とほぼ同等である。これにより、外板6と内板7とで囲まれた空間53の大きさを大きくすることができ、よって、空間53内に装飾部9を設けるのが容易となる。
また、この内板7は、その形状が円板状をなしている。
このような内板7は、外板6の上面61と、段差部82の内周面(側面)822と、ムーブメント3の下面32とで囲まれた空間52内に、外板6とほぼ平行に設置されている(図3、図4参照)。
また、内板7は、粘着体11を介して外板6に接合(固定)されている。これにより、その固定状態で裏蓋5を組み立てることができるため、空間52内(裏蓋5)に内板7を簡単に設置することができる。
このように空間52内に内板7が設置されていることにより、外装部2の総厚が必要最小限の厚さで済み、外装部2の大きさや重量を小さくすることができる。
なお、この内板7の好ましい構成材料としては、例えば、外板6で挙げたのと同様の材料を用いることができる。
また、内板7の外径は、段差部82の内周面822の内径より若干小さいのが好ましい。これにより、内板7を空間52内により確実に設置することができる。
また、内板7は、その全体が透明である場合に限定されず、部分的に透明であってもよい。内板7が部分的に透明である場合、その透明な部分(箇所)は、例えば、ムーブメント3または後述する内板装飾部10対応する箇所とすることができる。
また、外板6と内板7との間隙(空間53)の距離(高さ)は、特に限定されないが、2t以下であるのが好ましく、t/3以下であるのがより好ましい。これにより、外板6の下面62から内板7の上面72までの厚さ(装飾品の総厚)が必要最小限の厚さで済み、時計1(外装部2)の大きさや重量を小さくすることができる。
また、内板7と後述する装飾部9との総厚(図3中のtで示す長さ)は、段差部82の厚さ(高さ(図3中のhで示す長さ))とほぼ同等またはそれより若干小さいのが好ましい。これにより、内板7の上部が空間52におけるムーブメント3側の空間521に入り込むのを防止することができ、よって、ムーブメント3の設置を妨げるのを防止することができる。
また、総厚tが厚さhより大きい(厚さhを越える)場合でも、厚さhを越えた分の厚さ(高さ(図3中のhで示す長さ))は、h/5以下であるのが好ましく、h/10以下であるのがより好ましい。これにより、高さ(厚さ)hを規制することができ、よって、ムーブメント3の設置を妨げるのを防止することができる。
図4に示すように、粘着体(粘着シート)11は、シート状をなし、その平面形状が形状がC字状をなしている。この粘着体11は、外板6の上面61の縁部611付近と内板7の下面71の縁部711付近との間に介挿(設置)されている(図3参照)。このように粘着体11が縁部611、711付近に設置されていることにより、空間53の大きさを大きくすることができ、よって、この空間53内に装飾部9または内板装飾部10を容易に設置することができる。
また、粘着体11がC字状をなしていることにより、外板6の縁部611および内板7の縁部711付近の一部に、粘着体11が設けられていない(欠損している)箇所(欠損部111)が形成される。これにより、欠損部111を介して空間53が裏蓋5の外側と連通することができ、よって、外板6と内板7とを接合するとき、空間53内の空気(気体)を欠損部111を介して裏蓋5の外側に容易に抜くことができる。
また、粘着体11の好ましい構成材料としては、例えば、両面粘着テープ(以下、単に「両面テープ」という)が挙げられる。両面テープは、入手が容易であり、安価であるため、裏蓋(装飾品)5を製造するに際し有効である。また、両面テープは、その形状を任意の形状に容易に設定することができる。
また、外板6と内板7とを接合するには、まず、両面テープに付着している一方の剥離シートを剥がす。次に、両面テープの粘着面を外板6の上面61に貼り付ける。次に、他方の剥離シートを剥がす。次に、内板7の下面71を両面テープの粘着面に貼り付け、外板6と内板7とを接合する。このように、両面粘着テープは、外板6と内板7とを容易(簡単)、かつ正確に接合することができる。
また、粘着体11の厚さは、特に限定されないが、シート状体101の厚さより厚いのが好ましく、0.05〜0.1mmであるのがより好ましい。これにより、既存の部品加工によって、粘着体11を容易に製作することができ、かつ、粘着体11と外板6との干渉を防止することができ、シート状体101の外観を良好にすることができる。また、時計1の厚さを必要以上に厚くするのを防止することができる。
従来では、例えば接着剤を用いて外板と内板とを接着(接合)した場合、外板と内板との押圧により、板同士の間隙に充填した接着剤が必要以上に(過剰に)広がり、前記間隙から接着剤がはみ出していた。また、接着剤の接着状態(広がり具合)によっては、接着が不十分な箇所が生じ、これらの板が互いに離間(剥離)することがあった。また、外板と内板とを接合するには、接着剤を乾燥させなければならず、従って、時計を製造するときの作業性(生産性)が低下していた。
これに対し、本発明では、外板6と内板7との接合箇所を正確に定めることができ、かつ、簡単な方法で外板6と内板7とを確実に接合することができる。また、外板6と内板7との接合後、即座に裏蓋5を時計1に組み込むことができ、よって、時計1を製造するときの作業性(生産性)が向上する。
以上述べたように、本発明では、かかる従来の問題点が解消される。
図3に示すように、外板6と内板7との間には、時計1(裏蓋5)の下側から外板6を介して視認される装飾部9が設けられている。この装飾部9は、外板6の上面61に印刷を施してなる第1の印刷部91および第2の印刷部92で構成されている(図4参照)。
図4に示すように、第1の印刷部91は、上面61の縁部611に沿って、周方向に印刷を施すことにより構成されている。この第1の印刷部91における印刷内容は、外板6(上面61)と同心的に印刷された(設けられた)円形の第1の円911と、第1の円911と同心的に印刷され、第1の円911より大径の第2の円912と、第2の円912の外周に沿って印刷された文字群913(例えば、アルファベット、数字またはそれらの組み合わせ等)とである。
第2の印刷部92は、リング状をなし、第1の印刷部91のほぼ全部を覆うように、第1の印刷部91に重なって印刷されている(図3、図4参照)。
また、この第2の印刷部92は、第1の印刷部91の裏打ちとして機能している。なお、ここで、裏打ちとは、第1の印刷部91の印刷内容が鮮明に視認されるように作用することである。この裏打ちの具体的な方法としては、例えば、第1の印刷部91が銀色のインクで印刷されている場合には、第2の印刷部92を黒色のインクで印刷するという方法が挙げられる。これにより、第1の印刷部91の印刷内容が鮮明に視認される。
また、第2の印刷部92(装飾部9)は、粘着体11のほぼ全部を覆うように、粘着体11と外板6の上面61との間に設けられている。これにより、粘着体11が外板6を介して視認されるのを防止することができ、よって、時計1(装飾品)の審美性をより高めることができる。
このような構成の装飾部9により、時計1の審美性を高めることができる。
また、文字群913が表示する表示内容としては、特に限定されないが、例えば、時計1を製造した製造元の名称(例えば、メーカ名、ブランド名)、時計1の製造番号、時計1の仕様(例えば、防水性を有しているか否か)等が挙げられる。
図3に示すように、内板7の下面(外面)71と上面(内面)72とには、内板装飾部10が設けられて(付されて)いる。この内板装飾部10は、シート状体101と、蒸着を施してなる蒸着部102と、印刷を施してなる内板印刷部(印刷部)103とで構成されている(図4参照)。
図4に示すように、シート状体101は、文字(本実施形態では、アルファベットの「A」)をかたどったものであり、内板7の下面71に付着して(設けられて)いる。
なお、この付着方法としては、特に限定されないが、例えば、接着剤による接着や粘着材による接着が挙げられる。
また、このシート状体101の構成材料としては、特に限定されないが、たとえば、各種金属材料や各種プラスチック等を単独または組み合わせて用いることができる。
また、このシート状体101の形成方法(成形方法)としては、特に限定されないが、例えば、打抜き、電鋳、切り抜き、成形型などが挙げられる。
図4に示すように、蒸着部102は、内板7の上面72のほぼ全面に設けられて(蒸着されて)いる。この蒸着部102により、内板7の上面72に模様102a(本実施形態では、アラベスク)を施すことができる。
内板印刷部103は、蒸着部102のほぼ全部を覆うように、蒸着部102に重なって設けられて(印刷されて)いる(図3、図4参照)。
また、この内板印刷部103は、蒸着部102の裏打ちとして機能している。なお、ここで、裏打ちとは、蒸着部102による模様102aが鮮明に視認されるように作用することである。この裏打ちの具体的な方法としては、例えば、蒸着部102の色が銀色である場合には、内板印刷部103を黒色のインクで印刷するという方法が挙げられる。これにより、蒸着部102の模様102aが外板6および内板7を介して透けて視認されるのを防止することができ、よって、模様102aが鮮明に視認される。
このような構成の内板装飾部10により、シート状体101を立体的に視認することができる、すなわち、シート状体101が空間52内で浮いたように視認することができる。また、これにより、時計1の審美性をより高めることができる。
以上のような構成により、外板6と内板7とを接合したときの接合箇所を正確に定めることができ、かつ、簡単な方法で外板6と内板7とが確実に接合された時計1(裏蓋5)を提供することができる。
なお、ムーブメント3(時計1)は、機械式であるのに限定されず、クオーツであってもよい。
<第2実施形態>
図5は、本発明の時計用裏蓋(第2実施形態)の分解斜視図である。
以下、この図を参照して本発明の時計用裏蓋の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、内板の形態および内板装飾部の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図5に示す内板7Aは、それを介して、例えばムーブメント3を視認するのが困難な程度に不透明なものである。
図5に示す内板装飾部10Aは、シート状体101で構成されている。このシート状体101は、内板7Aの下面71に付着して(設けられて)いる。
内板7Aが不透明、すなわち、外板6のみが透明である場合は、内板7Aの下面71または下面71に付された内板装飾部10A(シート状体101)を視認することができる。
以上、本発明の時計用裏蓋および時計を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、時計用裏蓋および時計を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、ムーブメント(腕時計)は、機械式でもクオーツでもどちらでもよいが、機械式の場合には、外板および内板が透明であるため、スケルトンとしての機能を発揮させることができる。
また、時計の好ましい形態としては、腕時計であるのに限定されず、例えば、懐中時計、置き時計、吊り下げ時計であってもよい。
また、透明な外板は、その内面または外面が図示のように平面であるのに限定されず、例えば、湾曲凹面または湾曲凸面であってもよい。これにより、外板にレンズとしての機能を持たせることができる。
また、このとき、外板におけるレンズの機能を有する箇所は、外板のほぼ全面にわたって設けられていてもよいし、外板に部分的に設けられていてもよい。レンズの機能を有する箇所が外板に部分的に設けられている場合、その箇所は、例えば、内板にシート状体を設けた箇所に対応する箇所とすることができる。
外板の全面または一部にレンズの機能を持たせた場合には、レンズにより視認される箇所(例えば、シート状体)を強調(見易く)することができる。
また、外板は、その全体が透明である場合に限定されず、部分的に透明であってもよい。外板が部分的に透明である場合、その透明な部分(箇所)は、例えば、内板にシート状体を設けた箇所に対応する箇所とすることができる。また、外板が部分的に透明であるとき、それ以外の部分は、例えば、不透明または半透明であってもよい。
また、粘着体は、外板と内板とを接合する機能(粘着性)を有するのに限定されず、例えば、粘着体に装飾(例えば、着色)を施して、装飾性も有するよう構成されていてもよい。
また、粘着体は、C字状のもので構成されているのに限定されず、例えば、図6に示すように、2つの半円弧状のものが配置されるよう構成されていてもよいし、図7に示すように、それぞれ湾曲をなす2つの長尺状(短冊状)のものが配置されるよう構成されていてもよいし、図8、図9に示すように、外板または内板の周方向に沿って等間隔に複数(図8中では4つ、図9中では16個)のものが配置されるよう構成されていてもよい。
また、装飾部は、外板の上面に印刷を施すことにより構成されているに限定されず、例えば、内板装飾部(蒸着部)のように蒸着を施すことにより構成されていてもよいし、宝石や鉱石等を設置(配置)することにより構成されていてもよいし、それらを組み合わせて構成されていてもよい。
また、外板と内板との接合では、両面粘着テープを用いるのに限定されず、例えば、接着剤を用いてもよい。
また、第1の印刷部における印刷内容は、文字、図形であるのに限定されず、例えば、記号であってもよい。
また、内板装飾部は、シート状体、蒸着部および内板印刷部を有しているのに限定されず、例えば、これら3つの部位のうちの1つまたは2つの部位で構成されていてもよいし、宝石や鉱石等を設置(配置)する(散りばめる)ことにより構成されていてもよいし、それらを組み合わせて構成されていてもよい。
また、シート状体は、文字をかたどったものであるのに限定されず、例えば、記号、図形であってもよい。
また、蒸着部は、内板の内面に設けられているのに限定されず、内板の外面に設けられていてもよいし、内板の両面にそれぞれ設けられていてもよい。
本発明の時計用裏蓋(第1実施形態)を備えた腕時計の概略斜視図である。 図1中のA−A線断面図である。 図2中の二点鎖線で囲まれた領域[A]の拡大詳細図である。 図1に示す時計用裏蓋(装飾品)の分解斜視図である。 本発明の時計用裏蓋(第2実施形態)の分解斜視図である。 本発明の装飾品が有する粘着体おける他の形状を示した平面図である。 本発明の装飾品が有する粘着体おける他の形状を示した平面図である。 本発明の装飾品が有する粘着体おける他の形状を示した平面図である。 本発明の装飾品が有する粘着体おける他の形状を示した平面図である。
符号の説明
1……時計(腕時計) 2……外装部 21……ガラス板(カバーガラス) 22……ベゼル 23……胴部 24……りゅうず 26……巻真パイプ 27……シャフト 28、29……プラスチックパッキン 3……ムーブメント 31……時計用針 32……下面 4……バンド 5……裏蓋(時計用裏蓋) 51……プラスチックパッキン 52……空間 521……空間 53……空間 6……外板(第1の板状体) 61……上面(内面) 611……縁部 62……下面 7、7A……内板(第2の板状体) 71……下面(外面) 711……縁部 72……上面(内面) 8……保持枠 81……内周部 811……内周 82……段差部 821……下面 822……内周面(側面) 83……下面 9……装飾部 91……第1の印刷部 911……第1の円 912……第2の円 913……文字群 92……第2の印刷部 10、10A……内板装飾部 101……シート状体 102……蒸着部 102a……模様 103……内板印刷部(印刷部) 11……粘着体 111……欠損部 40……ゴムパッキン(裏蓋パッキン) 50……接合部(シール部)

Claims (12)

  1. 使用状態で外側に位置し、全体が実質的に透明な第1の板状体と、
    使用状態で前記第1の板状体よりも内側に該第1の板状体とほぼ平行に設置され、大きさが前記第1の板状体とほぼ同等である、全体が実質的に透明な第2の板状体と、
    前記第1の板状体と前記第2の板状体との縁部付近の間に介挿され、前記両板状体を接合する粘着性を有し、シート状をなす粘着体と
    前記第1の板状体と前記第2の板状体との間に設けられ、前記第1の板状体を介して視認される装飾部と、
    前記第2の板状体に付され、前記第1の板状体を介して視認される内板装飾部とを備え、
    前記装飾部は、前記第1の板状体の内面に、その縁部に沿って周方向に印刷された第1の印刷部と、前記第1の印刷部の全部を覆うようにリング状をなし、前記第1の印刷部に重なって印刷され、該第1の印刷部の裏打ちとして機能する第2の印刷部とで構成され、
    前記内板装飾部は、前記第2の板状体の外面の中央部に付着して設けられ、文字、記号または図形をかたどったシート状体と、前記第2の板状体の内面全体に蒸着を施してなる蒸着部と、前記蒸着部の全部を覆うように該蒸着部に重なって印刷され、前記蒸着部の裏打ちとして機能する内板印刷部とで構成され、
    前記粘着体は、前記第1の板状体の縁部に沿ってリング状に配置されており、その周方向の一部が欠損した欠損部を有し、当該粘着体を前記第1の板状体側から見たとき前記第2の印刷部で覆い隠されていることを特徴とする装飾品。
  2. 前記粘着体は、前記シート状体を囲っており、
    前記粘着体の厚さは、前記シート状体の厚さより厚い請求項1に記載の装飾品。
  3. 前記第1の印刷部は、前記第1の板状体と同心的に印刷された円形の第1の円と、該第1の円と同心的に印刷され、前記第1の円より大径の第2の円と、該第2の円の外周に沿って印刷された文字群とで構成されている請求項1または2に記載の装飾品。
  4. 前記第1の印刷部の色は銀色であり、前記第2の印刷部の色は黒色である請求項1ないし3のいずれかに記載の装飾品。
  5. 前記蒸着部は、模様である請求項1ないし4のいずれかに記載の装飾品。
  6. 前記蒸着部の色は銀色であり、前記内板印刷部の色は黒色である請求項1ないし5のいずれかに記載の装飾品。
  7. 前記第1の板状体および/または前記第2の板状体は、主として、ガラスまたはプラスチックで構成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の装飾品。
  8. 前記粘着体は、両面粘着テープで構成されている請求項1ないし7のいずれかに記載の装飾品。
  9. 前記第1の板状体と前記第2の板状体との間隙距離は、前記第1の板状体または前記第2の板状体の厚さの2倍以下である請求項1ないし8のいずれかに記載の装飾品。
  10. 前記第1の板状体は、レンズとしての機能を有し、
    前記第1の板状体を介して前記装飾部および前記内板装飾部が拡大して視認される請求項1ないし9のいずれかに記載の装飾品。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の装飾品を備えたことを特徴とする時計用裏蓋。
  12. 請求項11に記載の時計用裏蓋を備えたことを特徴とする時計。
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