JPH066000U - 密封型装飾パネル - Google Patents

密封型装飾パネル

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JPH066000U
JPH066000U JP5137892U JP5137892U JPH066000U JP H066000 U JPH066000 U JP H066000U JP 5137892 U JP5137892 U JP 5137892U JP 5137892 U JP5137892 U JP 5137892U JP H066000 U JPH066000 U JP H066000U
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resin plate
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decorative
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喜純 明石
俊輔 西川
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Kyodo Printing Co Ltd
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Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】装飾物を樹脂板で挟んだパネルの耐水もしくは
耐湿性を向上させることにより汎用性と装飾性を向上さ
せる。 【構成】中央に絵画等の装飾物を載せた樹脂板と、該樹
脂板の上面に重ね合わせる透明樹脂板からなり、透明樹
脂板の裏面にはその中央に、装飾物と略等しいかあるい
はいくぶん小さめのスペースを残し、その周縁部に不透
明処理を施すとともに、前記樹脂板との間に、中央の装
飾物の部分を除いて接着剤を介し、相互に一体に接着し
た。 これにより耐湿、耐水性が良好となり、装飾パネ
ルとして体裁がよく、しかも汎用性が向上し、また接着
剤の介在が外部から黙視できないため装飾性が一層向上
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、装飾物の表面を透明板で覆った装飾パネルの改良に関し、特に耐水 もしくは耐湿性に優れ、しかも装飾性を一層向上させることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
装飾パネルに関しては、その最も進歩したものとしてこれまで本出願人らが開 発した製造法による縁付装飾パネルが知られている。 これは装飾物をのせた基 板の上面に透明板を重ねるとともに、その周縁部に一定の間隔を介して形成した 型枠との間に着色樹脂を流し込んで硬化させたものである(特開平4−2990 0号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した装飾パネルは薄型で体裁がよく装飾性の面では優れて いるものの製造上において多工程を要し、しかもやや熟練を必要とする傾向があ り、より製造し易い構成の装飾パネルが求められていた。また、上記の装飾パネ ルを正面から見た場合に、絵画の周囲に余計な装飾がなく、すっきりした外観を もつものの、額縁と同様の複雑な図柄や模様を設けるスペースがなく、より一層 の装飾効果が求められていた。しかもこれらの装飾パネルは、応接間や居間、あ るいは玄関、ロビーなどといった最も一般的な装飾必要箇所から、たとえば洗面 所や厨房、あるいは風呂場などを含む広範囲にわたって飾られる傾向にある。 その結果湿気や水分に対する耐性の高いものが要求されるようになった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案にあっては、上記した従来技術における課題を解決し、装飾物の 密閉性を完全にして装飾場所の如何を問わず汎用性を持たせるようにしたもので あって、具体的には中央に絵画等の装飾物を載せた樹脂板と、該樹脂板の上面に 重ね合わせる透明樹脂板からなり、透明樹脂板の裏面にはその中央に、装飾物と 略等しいかあるいはいくぶん小さめのスペースを残し、その周縁部に不透明処理 を施すとともに、前記樹脂板との間に、中央装飾物の部分を除いて接着剤を介し 、相互に一体に接着してなる密封型装飾パネルに関する。
【0005】
【作用】
表面の透明樹脂板と、裏面の装飾物を載せた樹脂板との間には、中央装飾物の 部分を除いて接着剤が介在されて一体に密封されているか、あるいは装飾物の厚 みが大きい場合にはその周囲に、その大きさに対応する樹脂板を介在させ、しか もその上下に接着剤を介して密封されているために、湿気や水分が装飾物に対し て影響を及ぼすことがない。 また透明樹脂板の裏面にはその中央に、装飾物と 略等しいかあるいはいくぶん小さめのスペースを残し、その周縁部に不透明処理 を施してあるために、上記した接着剤の介在が外部から黙視できず、装飾性がよ り一層向上する。なお、装飾部が紙などの薄い基材を用いる場合には、接着剤に 代えて、両面テープ(住友3M社製、VHB−Y4922)を用いる。
【0006】
【実施例】
以下において本考案の具体的な内容を図1〜2に示した装飾パネルの実施例を もとに説明すると、1は樹脂板、2は装飾物、3は透明樹脂板を示す。 樹脂 板1はパネルの裏面を構成するものであるために、この場合着色の有無、あるい は透明・不透明の如何を問わない。 装飾物2は絵画、写真、あるいはそれら の印刷物等が、樹脂板1の中央部に位置され、これを表面側に位置する透明樹脂 板との間にサンドイッチ状に差し挟むようにする。
【0007】 透明樹脂板3は、その裏面に、その中央に装飾物2の平面積と略等しいか、あ るいはいくぶん小さめのスペースSを残し、その周縁部に隠ぺい層としての不透 明処理が施される。 この不透明処理としては図1の実施例においては後述する 接着剤が表面側から見えない程度のシルク印刷層4が施されている。
【0008】 なおこの場合において、シルク印刷層4はできれば裏面の樹脂板1と同系色の 色彩とするのが好ましい。 また上記不透明処理として、このほかに着色塗料 を塗布し、あるいは粗面化加工を施す等の手段があり、また薄型不透明樹脂板を 積層させたり、あるいは透明樹脂板の表・裏面のいずれか一方または両方に印刷 または塗装を施すことにより着色するようにし、あるいは各種樹脂板に適当な顔 料を含有させるようにしてもよい。 また特に上記したシルクスクリーン印刷に よる場合には隠蔽性が高いばかりでなく、接着性にも優れているので好適である 。 さらに前記したシルク印刷層を複層とし、表側から見える層(透明樹脂板の 表面又は裏面の第1層)に、図柄、模様、罫線、地紋などの印刷を施すようにす ることも接着剤層を、一層完全に隠蔽する効果がある。
【0009】 なお前記した樹脂板1、および透明樹脂板3の材質については、たとえばメチ ルメタクリレート等をはじめとしたアクリル系の樹脂板、あるいはポリカーボネ ート系の樹脂板、硬質塩化ビニル系の樹脂板、不飽和ポリエステル系の樹脂板等 が好適であり、さらにメラミン樹脂板、エポキシ系樹脂板、ジアリルフタレート 系樹脂板等も用いられる。
【0010】 上記した裏面側の樹脂板1と表面側の透明樹脂板3とは、両者間の中央部に挟 まれる装飾物2の部分を除いてその周縁部、すなわちシルク印刷層4による隠ぺ い層が形成された部分の裏側に、接着剤5を介して相互に一体に接着される。
【0011】 なおこの場合において、装飾物の厚みが大きい場合には、該装飾物の周囲に合 致するサイズであって、裏面の樹脂板と同色の樹脂板を準備し、これを接着剤を 介して接着することにより、側面の不透明化処理をおこなう。
【0012】
【考案の効果】
本考案は上記した通り、表面の透明樹脂板と、裏面の装飾物を載せた樹脂板と の間には、中央装飾物の部分を除いて接着剤が介在されて一体に密封されている ために、湿気や水分が装飾物に触れることがなく、たとえば洗面所や厨房、ある いは風呂場など、場所の如何を問わず広範囲に汎用が可能であり、拡販が期待で きる。
【0013】 また透明樹脂板の裏面にはその中央に、装飾物と略等しいかあるいはいくぶん 小さめのスペースを残し、その周縁部に不透明処理を施してあるために、上記し た接着剤の介在が外部から黙視できず、装飾性がより一層向上するほか、必要に 応じて前記接着剤層を破壊することにより、装飾物をそのまま取り出すこともで きる。 さらに装飾物の周囲の面積が広く確保できるために、接着スペースや他 の装飾スペースを十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である装飾パネルの平面図。
【図2】図1におけるA−A線矢視方向の中央断面図。
【符号の説明】
1 樹脂板 2 装飾物 3 透明樹脂板 4 シルク印刷層 5 接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に絵画等の装飾物を載せた樹脂板
    と、該樹脂板の上面に重ね合わせる透明樹脂板からな
    り、透明樹脂板の裏面にはその中央に、装飾物と略等し
    いかあるいはいくぶん小さめのスペースを残し、その周
    縁部に不透明処理を施すとともに、前記樹脂板との間
    に、中央装飾物の部分を除いて接着剤を介し、相互に一
    体に接着してなる密封型装飾パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005292055A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Seiko Epson Corp 装飾品、時計用裏蓋および時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005292055A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Seiko Epson Corp 装飾品、時計用裏蓋および時計
JP4639626B2 (ja) * 2004-04-02 2011-02-23 セイコーエプソン株式会社 装飾品、時計用裏蓋および時計

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JP2557597Y2 (ja) 1997-12-10

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