JP4638023B2 - 映像配信課金システム及び映像配信課金方法 - Google Patents

映像配信課金システム及び映像配信課金方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信回線を用いた映像配信において、利用者の要求に応じた番組の配信を可能とするとともに、配信料金徴収による利益が最大となる映像配信課金システム及び映像配信課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット等の通信回線を通じて、利用者が閲覧を希望する映像を利用者が閲覧を希望する時間帯に配信するサービス、いわゆるビデオ・オン・デマンド(以下、「VOD」という。)が盛んに行われるようになってきた。
【0003】
VODを提供する方法としては、大きくダウンロード形式とストリーム形式の2つに分類することができる。ダウンロード形式とは、映像データを一旦利用者の端末へ伝送して記憶しておき、その後当該映像データを再生する形式である。一方、ストリーム形式とは、利用者は映像データを自分の端末へダウンロードすることなく伝送されてきた映像データを直接再生する方式、あるいは順次ダウンロードしながら同時に再生する形式である。
【0004】
ダウンロード形式においては、ネットワークの伝送能力等の制限を受けないというメリットはあるものの利用者が見たいときにすぐ再生することができないというデメリットがある。一方、ストリーム形式においては、利用者が見たいときにすぐ再生することができるというメリットはあるものの、同一映像データであっても利用者によって異なる時間に視聴開始することになるため、配信する数だけ伝送する回線を確保する必要が生じ、ネットワークの伝送能力に応じて配信数や映像品質が制限されてしまうというデメリットがある。
【0005】
通常は、利用者端末の仕様は多種多様であること、及び通信環境についても個人差が大きいことから、ダウンロード方式では利用者が見たい映像データを確実に再生できるという保証が困難であるので、商業サービスとしてはストリーム形式で映像データを配信するのが一般的である。
【0006】
具体的には、利用者は、各自の利用者端末から配信番組のリストを検索して配信希望番組をサーチし、妥当な料金で当該番組が提供されていると判断した場合には当該番組を選択することで、自己の端末への通信回線におけるデータ伝送能力等を含めた配信希望情報を配信業者へ送信する。
【0007】
利用者からの配信希望情報を受信した配信業者は、当該利用者へ配信するための通信回線のデータ伝送能力に基づいて、映像データを圧縮等しつつ、利用者端末へ映像データを伝送することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような配信方法においては、特にインターネットを介して映像データを配信する場合においては、その伝送経路によって伝送される映像データの品質が大きく左右されてしまうにもかかわらず、配信料金がかかる映像品質とはリンクして設定されていないという問題点があった。
【0009】
すなわち、インターネットを利用する場合においては、映像配信業者から通信回線業者まで、あるいは主要な配信先までの通信経路については、広い伝送帯域幅を有するバックボーン回線とすることができるが、そこから各利用者端末までの接続方式は多種多様であり、伝送経路の相違に対応して配信料金を設定することができず、配信映像コンテンツの内容(人気度等)に応じて設定するに止まっている。したがって、高い料金設定にもかかわらず、伝送経路の影響から映像品質レベルが低い状態で配信される場合も考えられ、利用者にとっては料金に見合ったコンテンツを獲得できないというデメリットが発生していた。
【0010】
一方、配信業者にとっても、高額な広い伝送帯域幅を有するバックボーン回線を確保しながら、利用者の利用頻度によっては空き帯域が発生することも多く、投資額を十分に回収することができない場合も発生する。また、利用者が多く利用した場合にはバックボーン回線の帯域幅を超えて配信しなければならず、この場合には映像品質が大きく劣化するという問題点も有していた。
【0011】
さらに、配信料金の過度のディスカウントによって収益が悪化することも考えられ、映像配信業者にとって適正な事業継続を困難にしてしまうおそれも残されている。
【0012】
本発明は、上述したような問題点を解消するために、利用者の環境に応じた配信料金を設定できるとともに、配信による収益の最大化を図ることができる配信料金を設定することができる映像配信課金システム及び映像配信課金方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にかかる映像配信課金システムは、利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金システムであって、配信対象となる映像コンテンツを配信要求を行った利用者に対して伝送する映像コンテンツ管理サーバと、配信時の映像品質レベルに応じて映像コンテンツの圧縮率を変換する映像コンテンツ変換部と、映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定する配信・課金管理サーバとを含み、配信・課金管理サーバにおいて、映像コンテンツごと及び映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する配信要求者数推定部と、推定された配信要求者数に基づいて、伝送する通信回線において必要となる回線帯域幅を決定する回線帯域幅決定部と、配信料金と回線帯域幅に基づいて料金収入の合計値が最大となるように配信料金と回線帯域幅割り当てを行う収入最大化調整部を含むことを特徴とする。
【0014】
かかる構成により、配信対象となる映像データストリームを伝送する回線の帯域幅を最大限有効に用いるように調整することができることから、配信時の映像品質レベルに応じて最大の収益を得ることができるよう配信を行うことが可能となる。
【0015】
また、本発明にかかる映像配信課金システムは、収入最大化調整部において、配信対象となる映像コンテンツごとに最大配信可能数と配信要求者数が一致する第2の配信料金を求め、第2の配信料金より少ない配信料金を設定しないことが好ましい。配信料金のディスカウントの限界を知ることができることから、過度のディスカウントによる収益の悪化を未然に防止することができるからである。
【0016】
次に、上記目的を達成するために本発明にかかる映像配信課金システムにおける配信・課金管理サーバは、映像コンテンツごと及び映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する配信要求者数推定部と、推定された配信要求者数に基づいて、伝送する通信回線において必要となる回線帯域幅を決定する回線帯域幅決定部と、配信料金と回線帯域幅に基づいて料金収入の合計値が最大となるように配信料金と回線帯域幅割り当てを行う収入最大化調整部を含むことを特徴とする。
【0017】
かかる構成により、配信対象となる映像データストリームを伝送する回線の帯域幅を最大限有効に用いるように調整することができることから、配信時の映像品質レベルに応じて最大の収益を得ることができるよう配信を行うことが可能となる。
【0018】
また、本発明は、上記のような映像配信課金システムの機能をコンピュータの処理ステップとして実行するソフトウェアを特徴とするものであり、具体的には、利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金方法であって、配信対象となる映像コンテンツを配信要求を行った利用者に対して伝送する工程と、配信時の映像品質レベルに応じて映像コンテンツの圧縮率を変換する工程と、映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定する工程とを含み、配信料金を決定する工程において、映像コンテンツごと及び映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する工程と、推定された配信要求者数に基づいて、伝送する通信回線において必要となる回線帯域幅を決定する工程と、配信料金と回線帯域幅に基づいて料金収入の合計値が最大となるように配信料金と回線帯域幅割り当てを行う工程を含む映像配信課金方法並びにそのような工程をプログラムとして記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0019】
かかる構成により、コンピュータ上へ当該プログラムをロードさせ実行することで、配信対象となる映像データストリームを伝送する回線の帯域幅を最大限有効に用いるように調整することができることから、配信時の映像品質レベルに応じて最大の収益を得ることができるよう配信を行うことができる映像配信課金システムを実現することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムについて、図面を参照しながら説明する。本実施の形態においては、インターネットを用いた映像配信課金システムへの適用例について説明する。
【0021】
まず、図1は本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムの構成図である。図1において、1は映像配信業者を、2は映像コンテンツ製作会社を、3はインターネット接続プロバイダを、4はポータルを、それぞれ示しており、各々がインターネット5を通じて接続されている。配信を希望する利用者は、インターネット接続プロバイダ3もしくはポータル4を通じて、インターネット5を介して映像配信業者1に対して配信要求を送信することになる。また、配信対象となる映像コンテンツ自体についても、映像コンテンツ製作会社2からインターネット5を介して映像配信業者1に対して送信されてくるものとする。
【0022】
また映像配信業者1においては、映像コンテンツ管理サーバ11、映像コンテンツ変換装置12、及び配信・課金管理サーバ13が設置されている。映像コンテンツ管理サーバ11は、利用者からの配信要求に応じて配信が決定した映像コンテンツを利用者端末へ伝送するのを制御するものである。映像コンテンツ変換装置12は、配信料金等により定まる映像品質レベルに映像コンテンツを合致させるべく、映像コンテンツのデータ圧縮率を変換するものである。そして、配信・課金管理サーバ13は、過去の配信履歴等を保存・分析して、各コンテンツごとの配信要求者数の推定や配信料金の決定等を行うものである。
【0023】
さらに、図2に本実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける配信・課金管理サーバの構成図を示す。21は配信要求者数推定部を、22は回線帯域幅決定部を、23は収入最大化調整部を、それぞれ示す。
【0024】
一般に、映像ストリームの配信においては、利用者が配信を要求する映像品質のレベル等に応じて、1つの映像コンテンツについて複数の料金体系を設定することが多い。回線の伝送能力等によって制約が存在するからである。
【0025】
実際に、映像配信業者1が配信映像コンテンツごとの配信料金を決定するためには、各配信映像コンテンツに対して、利用者がどのような映像品質のレベル等で配信を要求することが多いのか等について、あらかじめ統計分布を予測しておき、統計的予測値に基づいて確保することができるネットワーク帯域幅を考慮して、配信業者にとって収益が最大となるように各映像品質レベルごとの配信料金を設定することになる。
【0026】
映像配信業者1が最大収益を確保するためには、利用者による配信要求数、映像品質レベル要求分布、要求配信時間帯を予測し、必要最小限のネットワーク帯域幅を時間契約で購入することで、配信のためのコストを最小化する必要がある。また、ネットワークの帯域幅が固定である場合には、当該帯域幅が効率的に埋まるように各映像品質レベルごとに料金設定を行うことで収益を最大化する必要がある。さらに、帯域幅の空き状況をフィードバックして、配信料金の設定を動的に変更することで、ネットワーク帯域幅に対して配信数を常に最適化することも考えられる。
【0027】
具体的には、配信要求者推定部21において、まず配信映像コンテンツごとに、単位時間における配信要求者数を予測する。次に、当該配信映像コンテンツのデータ伝送速度、画像サイズ、画像品質が変わったときの配信要求者数を予測する。さらに画像サイズ等が変わったときに、配信料金を変動させた場合の配信要求者数の変動についても予測する。これらの予測値は、過去の配信要求履歴に基づいて推定したり、サンプリングの結果に基づいて推定するものであり、場合によっては配信時間帯ごとに分けて推定するものである。
【0028】
例えば、配信映像コンテンツaについての調査により、映像品質レベルと配信料金に基づいて推定された単位時間内における配信要求者数をRa(L,F(a))とする。ここで、Lは映像品質レベルを、F(a)はコンテンツaの配信料金を、それぞれ示している。図3は、配信要求者数推定値の一例を示したものである。
【0029】
図3においては、映像品質レベルLが低い方からL1、L2、L3の順に品質が高くなっていくものとすると、一般的には映像品質レベルLが高いほど、配信料金が高価であっても配信要求者が存在していることを示している。
【0030】
また、時間帯ごとに分けて、図3と同様に配信要求者数の一例を示したものが図4である。図4においては、時間帯ごとに分けて推定した配信要求者数をRa(L,F(a),Ts)とし、Tsは時間帯を示している。
【0031】
図4においても、図3と同様に映像品質レベルLが低い方からL1、L2の順に品質が高くなっていくものとすると、一般的には映像品質レベルLが高いほど、配信料金が高価であっても配信要求者が存在していることを示している点においては共通している。
【0032】
さらに図4では、実線が時間帯Ts1における配信要求者数推定値を、破線が時間帯Ts2における配信要求者数推定値を、それぞれ示している。すなわち、時間帯によって映像品質レベルLが高いほど、配信料金が高価であっても配信要求者が存在しているという傾向に変化はないものの、やはり配信希望者が多い時間帯であるTs2においては、少々高価であっても配信希望者が多く存在することを示している。
【0033】
また、配信映像コンテンツの内容によっても配信要求者数は変動する。図5に配信映像コンテンツの内容の相違による配信要求者数の変動の一例を示す。図5においても、図3と同様に映像品質レベルLが低い方からL1、L2の順に品質が高くなっていくものとすると、一般的には映像品質レベルLが高いほど、配信料金が高価であっても配信要求者が存在しているという傾向は共通している。
【0034】
しかしながら、実線で示すように配信映像コンテンツがニュース番組のような情報提供を主目的とするコンテンツである場合には、情報提供に対する配信要求者の希望コストに対して配信料金が安くなれば、急激に配信要求者数が増加しているのに対し、破線で示すように配信映像コンテンツが映画のような映像中心のコンテンツである場合には、配信料金が少々安くなったからといって配信要求者数が急激に増加することはなく、むしろ映像品質レベルが高いものが要求される傾向にあることから、少々高価であっても映像品質レベルの高い配信映像コンテンツに対して配信要求が多いものであることを示している。
【0035】
また、同じ配信映像コンテンツであっても、その種類によって配信要求者数の変動傾向が異なる場合も考えられる。すなわち、図6における破線で示すように、配信映像コンテンツの中でも、例えばアニメーションのように単純な映像を提供するコンテンツにおいては、映像品質レベルが少々低くてもコンテンツの内容を楽しむことができることから、低画質であっても配信料金が下がればそれなりに配信要求者数は増加するものと考えられる。
【0036】
一方、図6における実線で示すように、例えば絵画や美術工芸品の解説等のコンテンツにおいては、映像品質レベルの高さが当該コンテンツの主体であり、映像品質レベルが低いと、たとえ配信料金が低くても配信要求者数は増えず、むしろ減少する可能性すら考えられる。
【0037】
なお、図5及び図6においては、時間帯に依存せずに配信要求者数について説明しているが、時間帯ごとに整理すれば図4に示すような結果となることは言うまでもない。
【0038】
以上のように各コンテンツごと、映像品質レベルごと、時間帯ごとに、配信料金に対する配信要求者数が推定できたものとすると、一定条件下における映像配信に対するバックボーン回線の帯域幅の割り当て比率を決定すれば、配信による料金収入を計算することができる。
【0039】
すなわち、回線帯域幅決定部22において、配信要求者数をRa(L,F(a),Ts)とし、料金収入をIN(Ra(L,F(a),Ts))、映像配信に対するバックボーン回線の帯域幅の割り当て比率をKa(L,F(a),Ts)とすると、割り当て回線帯域幅BWa(L,F(a),Ts)は、バックボーン回線の帯域幅をBW(back)とすると、(数1)のように求められる。
【0040】
(数1)
BWa(L,F(a),Ts)=BW(back)・Ka(L,F(a),Ts)
したがって、与えられた帯域幅内における配信可能最大数Nmaxは、コンテンツaを映像品質レベルLで送信するときの単位時間データ量をDBWa(L)とすると、(数2)のように求めることができる。
【0041】
(数2)
Nmax=BWa(L,F(a),Ts)/DBWa(L)
ここで、配信可能最大数Nmaxと配信要求数Ra(L,F(a),Ts)とが等しい場合が、最適な料金収入であると考えられる。したがって、図7に示すように、映像品質レベルがL1(低画質)であるときには、伝送帯域幅に余裕ができることから配信可能最大数Nmax(L1)は比較的多数になる。一方、映像品質レベルがL2(高画質)であるときには、伝送帯域幅に余裕がなくなることから配信可能最大数Nmax(L2)は比較的少数になる。
【0042】
すなわち、映像品質レベルがL1の場合には、最適な料金収入が得られると考えられる配信料金はF1となり、映像品質レベルがL2の場合には、最適な料金収入が得られると考えられる配信料金はF2となる。
【0043】
また、一定条件下における映像配信に対する料金収入の合計額IN(Ra(L,F(a),Ts))は、(数3)に示すように、配信設定料金Fa(L,Ts)と配信要求数Ra(L,F(a),Ts)の積と等しくなる。
【0044】
Figure 0004638023
したがって、例えば映像品質レベルがL1あるいはL2の場合に、F1あるいはF2以下に配信料金を下げて配信要求者数が増加したとしても、配信数は配信可能最大数Nmax(L1)あるいはNmax(L2)より増やすことができないため、F1あるいはF2以下に配信料金を下げた場合には全体としての料金収入も低くなってしまうことがわかる。したがって、図7におけるF1、F2が映像品質レベルごとの最低配信料金Fminであると考えられる。
【0045】
また、図8では、情報提供を主目的とするコンテンツa及び精細な映像提供を主目的とするコンテンツbについて(数2)を用いることで、コンテンツa及びコンテンツbについての配信可能最大数Nmax_aとNmax_bとを求めている。そして、コンテンツaについては図7の場合と同様に、配信可能最大数Nmax_aと配信要求数Ra(L,F(a),Ts)と等しい場合が、最適な料金収入であると考えられる。
【0046】
一方、コンテンツbについては図6に示すように配信料金が高価になったとしても配信要求者数は急激に減少することがないことから、配信可能最大数Nmax_bと配信要求数Rb(L,F(a),Ts)と等しい場合が最適な料金収入となるわけではなく、配信料金F(maxIN)で最適な料金収入が得られることを示している。
【0047】
したがって、複数のコンテンツを配信する場合について最適な料金収入を計算する場合においては、各コンテンツごとの特徴を加味しながら、累積していく必要がある。すなわち、合計の料金収入IN(total)は(数3)により求まる映像配信に対する料金収入の合計額IN(Rx(L,F(x),Ts))(xは任意の配信映像コンテンツ)について、コンテンツごと、条件ごとに加算していくことで、(数4)に示すように求めることができる。
【0048】
【数4】
Figure 0004638023
【0049】
したがって、収入最大化調整部23においては、帯域割り当てBWx(L,F(x),Ts)をパラメータとして、(数4)の左辺が最大となるように料金設定を行うことで、合計収入IN(total)の最大化を図ることができ、その時の配信ごとの帯域割り当て、及び配信料金を決定することができる。さらに、配信料金が、図7と同様にFmin以下にならないようにすることで、過度なディスカウントによる収益の減少を未然に防止することも可能となる。
【0050】
具体例として、図9において、あるコンテンツについて高画質(HD)、標準画質(SD)、低画質(QVGA)の映像品質レベルを設定して配信する場合の料金収入について比較してみる。なお、データ量は高画質(HD)を‘1’とすると、標準画質(SD)は‘1/4’、低画質(QVGA)は‘1/40’であるものと仮定して、またバックボーン回線の帯域幅は高画質(HD)による映像データ2つ分であるものと仮定して計算を行った。
【0051】
まず、あるコンテンツについて、高画質(HD)による配信料金を1000円、標準画質(SD)による配信料金を500円、低画質(QVGA)による配信料金を200円と設定したものとすると、図9(a)の場合には料金収入は2000円となる。同様に、図9(b)の場合には6000円、図9(c)の場合には4000円となり、図9(b)の場合が最も高収益な配信映像コンテンツの組合せであることがわかる。本具体例では、説明を簡単にするために1つのコンテンツについて試算しているが、複数の場合であっても同様の計算を行うことができることは言うまでもない。
【0052】
以上のように本実施の形態によれば、映像データストリームを伝送する回線の帯域幅を有効に用いることで、最大の収益を得ることができるように配信を行うことが可能となる。また、配信料金のディスカウントの限界を知ることができることから、過度のディスカウントによる収益の悪化を未然に防止することも可能となる。
【0053】
次に、本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムを実現するプログラムの処理の流れについて説明する。図10に本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムを実現するための配信・課金管理サーバ13におけるプログラムの処理の流れ図を示す。
【0054】
図10において、まずコンテンツごと、映像品質レベルごと、配信料金ごと、時間帯ごとの配信要求者数を推定する(ステップS101)。そして、配信要求者数の推定値に基づいて、通信に必要な回線帯域幅を決定する(ステップS102)。
【0055】
次に、回線帯域幅の割り当てを各コンテンツの組合せによって仮設定し(ステップS103)、その組合せにおける配信事業者の総収入額を算出して一時記憶する(ステップS104)。既に記憶されている他の組合せにおける最大収入額と対比して(ステップS105)、新たに算出した総収入額が小さい場合には(ステップS105:No)、さらに他の組合せについて総収入額を繰り返し算出する。また、新たに算出した総収入額が大きい場合には(ステップS105:Yes)、新たに算出した総収入額を最大収入額として更新してから(ステップS106)、さらに他の組合せについて総収入額を繰り返し算出する。
【0056】
全ての組合せについて配信事業者の総収入額を算出したら(ステップS107:Yes)、その時点で記憶されている最大収入額に対応する組合せによって回線帯域幅を割り当てることで映像コンテンツの配信を行うことになる(ステップS108)。
【0057】
なお、本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムを実現するプログラムを記憶した記録媒体は、図11に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROM112−1やフロッピーディスク112−2等の可搬型記録媒体112だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置111や、コンピュータ113のハードディスクやRAM等の記録媒体114のいずれでも良く、プログラム実行時には、プログラムはローディングされ、主メモリ上で実行される。
【0058】
また、本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにより生成された映像データストリーム等を記録した記録媒体も、図11に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROM112−1やフロッピーディスク112−2等の可搬型記録媒体112だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置111や、コンピュータ113のハードディスクやRAM等の記録媒体114のいずれでも良く、例えば本発明にかかる映像配信課金システムを利用する際にコンピュータ113により読み取られる。
【0059】
(付記1) 利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金システムであって、
配信対象となる前記映像コンテンツを配信要求を行った前記利用者に対して伝送する映像コンテンツ管理サーバと、
配信時の映像品質レベルに応じて前記映像コンテンツの圧縮率を変換する映像コンテンツ変換部と、
前記映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び前記帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定する配信・課金管理サーバとを含み、
前記配信・課金管理サーバにおいて、前記映像コンテンツごと及び前記映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する配信要求者数推定部と、
推定された前記配信要求者数に基づいて、伝送する通信回線において必要となる回線帯域幅を決定する回線帯域幅決定部と、
前記配信料金と前記回線帯域幅に基づいて料金収入の合計値が最大となるように前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行う収入最大化調整部を含むことを特徴とする映像配信課金システム。
【0060】
(付記2) 前記収入最大化調整部において、配信対象となる前記映像コンテンツごとに最大配信可能数と配信要求者数が一致する第2の配信料金を求め、前記第2の配信料金より少ない配信料金を設定しない付記1記載の映像配信課金システム。
【0061】
(付記3) 前記映像品質レベルを前記映像コンテンツの解像度に基づいて定める付記1又は2記載の映像配信課金システム。
【0062】
(付記4) 前記映像品質レベルを前記映像コンテンツの圧縮率に基づいて定める付記1又は2記載の映像配信課金システム。
【0063】
(付記5) 映像コンテンツごと及び映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する配信要求者数推定部と、
推定された前記配信要求者数に基づいて、伝送する通信回線において必要となる回線帯域幅を決定する回線帯域幅決定部と、
前記配信料金と前記回線帯域幅に基づいて料金収入の合計値が最大となるように前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行う収入最大化調整部を含むことを特徴とする映像配信課金システムにおける配信・課金管理サーバ。
【0064】
(付記6) 利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金方法であって、
配信対象となる前記映像コンテンツを配信要求を行った前記利用者に対して伝送する工程と、
配信時の映像品質レベルに応じて前記映像コンテンツの圧縮率を変換する工程と、
前記映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び前記帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定する工程とを含み、
前記配信料金を決定する工程において、前記映像コンテンツごと及び前記映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する工程と、
推定された前記配信要求者数に基づいて、伝送する通信回線において必要となる回線帯域幅を決定する工程と、
前記配信料金と前記回線帯域幅に基づいて料金収入の合計値が最大となるように前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行う工程を含むことを特徴とする映像配信課金方法。
【0065】
(付記7) 配信対象となる前記映像コンテンツごとに最大配信可能数と配信要求者数が一致する第2の配信料金を求め、前記第2の配信料金より少ない配信料金を設定しない付記6記載の映像配信課金方法。
【0066】
(付記8) 利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金方法を実現するコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
配信対象となる前記映像コンテンツを配信要求を行った前記利用者に対して伝送するステップと、
配信時の映像品質レベルに応じて前記映像コンテンツの圧縮率を変換するステップと、
前記映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び前記帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定するステップとを含み、
前記配信料金を決定するステップにおいて、前記映像コンテンツごと及び前記映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定するステップと、
推定された前記配信要求者数に基づいて、伝送する通信回線において必要となる回線帯域幅を決定するステップと、
前記配信料金と前記回線帯域幅に基づいて料金収入の合計値が最大となるように前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行うステップを含むことを特徴とするコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0067】
(付記9) 前記収入最大化調整部において、配信対象となる前記映像コンテンツごとに最大配信可能数と配信要求者数が一致する第2の配信料金を求め、前記第2の配信料金より少ない配信料金を設定しない付記8記載のコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0068】
【発明の効果】
以上のように本発明にかかる映像配信課金システムによれば、映像データストリームを伝送する回線の帯域幅を有効に用いることで、最大の収益を得ることができるように配信を行うことが可能となる。また、配信料金のディスカウントの限界を知ることができることから、過度のディスカウントによる収益の悪化を未然に防止することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムの概略構成図
【図2】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける配信・課金サーバの構成図
【図3】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける配信要求者数推定値の例示図
【図4】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける配信要求者数推定値の例示図
【図5】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける配信要求者数推定値の例示図
【図6】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける配信要求者数推定値の例示図
【図7】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける収入最大化方法の説明図
【図8】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける収入最大化方法の説明図
【図9】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける収入最大化計算の例示図
【図10】 本発明の実施の形態にかかる映像配信課金システムにおける処理の流れ図
【図11】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
1 映像配信業者
2 映像コンテンツ製作会社
3 インターネット接続プロバイダ
4 ポータル
5 インターネット
11 映像コンテンツ管理サーバ
12 映像コンテンツ変換装置
13 配信・課金管理サーバ
21 配信要求者数推定部
22 回線帯域幅決定部
23 収入最大化調整部
111 回線先の記憶装置
112 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録媒体
112−1 CD−ROM
112−2 フロッピーディスク
113 コンピュータ
114 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記録媒体

Claims (5)

  1. 利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金システムであって、
    配信対象となる前記映像コンテンツを配信要求を行った前記利用者に対して伝送する映像コンテンツ管理サーバと、
    配信時の映像品質レベルに応じて前記映像コンテンツの圧縮率を変換する映像コンテンツ変換部と、
    前記映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び前記帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定する配信・課金管理サーバとを含み、
    前記配信・課金管理サーバにおいて、前記映像コンテンツごと及び前記映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する配信要求者数推定部と、
    推定された前記配信要求者数を用いて、前記映像コンテンツに、ある映像品質レベルで、ある回線帯域幅を割り当てた場合の料金収入が最大となる配信料金を、映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに、決定する回線帯域幅決定部と、
    前記映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに決定された配信料金に基づいてそれぞれ計算される料金収入が最大となるときの配信料金と回線帯域幅割り当てを決定し、前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行う収入最大化調整部を含むことを特徴とする映像配信課金システム。
  2. 前記回線帯域幅決定部において、配信対象となる前記映像コンテンツごとに割り当てられた回線帯域幅により決定される最大配信可能数と配信要求者数が一致する第2の配信料金を、前記推定された配信料金に応じた配信要求者数を用いて求め、前記第2の配信料金より少ない配信料金を設定しない請求項1記載の映像配信課金システム。
  3. 映像コンテンツごと及び映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する配信要求者数推定部と、
    推定された前記配信要求者数を用いて、前記映像コンテンツに、ある映像品質レベルで、ある回線帯域幅を割り当てた場合の料金収入が最大となる配信料金を、映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに、決定する回線帯域幅決定部と、
    前記映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに決定された配信料金に基づいてそれぞれ計算される料金収入が最大となるときの配信料金と回線帯域幅割り当てを決定し、前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行う収入最大化調整部を含むことを特徴とする映像配信課金システムにおける配信・課金管理サーバ。
  4. 利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金方法であって、
    配信対象となる前記映像コンテンツを配信要求を行った前記利用者に対して伝送する工程と、
    配信時の映像品質レベルに応じて前記映像コンテンツの圧縮率を変換する工程と、
    前記映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び前記帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定する工程とを含み、
    前記配信料金を決定する工程において、前記映像コンテンツごと及び前記映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定する工程と、
    推定された前記配信要求者数を用いて、前記映像コンテンツに、ある映像品質レベルで、ある回線帯域幅を割り当てた場合の料金収入が最大となる配信料金を、映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに、決定する工程と、
    前記映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに決定された配信料金に基づいてそれぞれ計算される料金収入が最大となるときの配信料金と回線帯域幅割り当てを決定し、前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行う工程を含むことを特徴とする映像配信課金方法。
  5. 利用者の配信要求に応じて配信スケジュールを定めて、通信回線を通じて映像コンテンツを配信するとともに配信料金を前記利用者から徴収する映像配信課金方法を実現するコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    配信対象となる前記映像コンテンツを配信要求を行った前記利用者に対して伝送するステップと、
    配信時の映像品質レベルに応じて前記映像コンテンツの圧縮率を変換するステップと、
    前記映像コンテンツの配信スケジュール、配信時における通信回線の帯域幅及び前記帯域幅の割り当ての決定、及び配信料金を決定するステップとを含み、
    前記配信料金を決定するステップにおいて、前記映像コンテンツごと及び前記映像品質レベルごとに配信料金に応じた配信要求者数を推定するステップと、
    推定された前記配信要求者数を用いて、前記映像コンテンツに、ある映像品質レベルで、ある回線帯域幅を割り当てた場合の料金収入が最大となる配信料金を、映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに、決定するステップと、
    前記映像品質レベルごと及び帯域幅割り当てごとに決定された配信料金に基づいてそれぞれ計算される料金収入が最大となるときの配信料金と回線帯域幅割り当てを決定し、前記配信料金と回線帯域幅割り当てを行うステップを含むことを特徴とするコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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