JP4636903B2 - テレビ電話装置 - Google Patents

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本発明は、テレビ電話装置に関する。
近年、ISDN回線、インターネット、携帯電話網等を介して行われる通信サービスが普及し、このようなデジタル回線を用いたテレビ電話システム、テレビ会議システム等の視聴覚サービスが注目されている。その中で、テレビ電話において幾つかの応用技術の提案もされている。
例えば、特許文献1は、操作者が、呼設定後の通信開始時に、相手が誰であるかを確認した後、自画像を送信するか否かを選択できるマルチメディア通信装置を開示する。
そして、この装置によれば、自画像を送信したくない相手に対して自画像を送信しないで操作者の音声のみ送信し通話することが可能となる。
また、発信者である相手を特定できる電話機として、発信者の電話番号を受信し、その電話番号に対する名前を表示する電話機がある。
特開平05−091214号公報
しかしながら、その電話機の所有者でない他人が受信者へ発信したとき、発信者番号通知機能等により表示された電話番号等を確認しても受信者はその他人が発信したことを確認できなかった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、実在する発信者を受信者側で確認できることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の構成を取る。すなわち、発呼側と通話のためのセッションを確立する通信手段、音声及び画像を送受信する送受信手段、前記送受信手段が受信した画像から作成した発呼側の送信者の顔を含む代表画像を作成する代表画像作成手段、前記送受信手段が受信した音声をテキストに変換する音声認識手段、前記音声認識手段が変換されたテキストを要約し、要約メッセージを作成する要約メッセージ作成手段、前記代表画像作成手段が作成した代表画像、および、発呼側の送信者へのコールバックに使用する識別情報を記憶する記憶手段、前記代表画像作成手段が作成した代表画像、および、前記要約メッセージ作成手段が作成した要約メッセージを表示手段に出力する出力手段、前記表示手段に出力された代表画像または要約メッセージが選択されたことを検出する検出手段、セッション確立後に、着呼側のユーザから通話開始の指示を受信するまで通話可能状態にしないように前記送受信手段を制御する制御手段を含み、前記制御手段は、セッション確立後に予め設定された時間を経過したとき、前記送受信手段が受信した画像及び音声の情報を前記記憶手段へ記憶する留守番電話機能を有効にし、前記送受信手段が受信した音声、および、前記要約メッセージ作成手段が作成した要約メッセージを前記記憶手段に記憶し、前記要約メッセージが選択されると、前記記憶手段に記憶された音声を再生し、前記代表画像が選択されると、前記送信者へのコールバックを行うテレビ電話装置である。
本発明によれば、実在する発信者を受信者側で確認できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るテレビ電話装置について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。尚、本発明は、ハードウェア及びソフトウェアにより実施可能である。プログラムからなるソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムをコンピュータ等のハードウェアにインストールすることで、各種の機能を実現できる。また、プログラムは、通信回線を通じてまたはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を使用してコンピュータ等へインストールされる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記憶媒体をいう。このような記憶媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、磁気テープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記憶媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
図1は、本発明の実施形態におけるテレビ電話システムの構成を示すブロック図である。図1において送信側(発呼側)のテレビ電話システム100、受信側(着呼側)のテレビ電話システム200は同じ構成である。そこで、同じ構成要素について、送信側の符号には“a”を付し、受信側の符号には“b”を付す。
テレビ電話システム100(200)は、テレビ電話装置1A(1B)、画像・音声サーバ8a(8b)、表示装置9a(9b)を含む。画像・音声サーバ8a(8b)及び表示装置9a(9b)の各々は、テレビ電話装置1A(1B)と別体又は一体に備えることができる。
表示装置をテレビ電話装置と一体に備えるとき、表示装置はテレビ電話装置の表示部として動作する(本発明の「表示手段」に相当)。また、テレビ電話装置が表示部を有する場合でも、外部の表示装置へ接続可能にしてもよい。
次に、本発明の一実施例として本発明の実施形態によるテレビ電話システムを別体の表示装置としてのテレビ受像機へ適用した例で説明する。
図1において、1a及び1bは通話呼を確立するための接続処理時及び通話時に実際に送受信される静止画又は動画である画像及び音声などを含む通信を行うためのインターフェースである。テレビ電話装置は、画像及び音声をそれぞれ信号又はデータとして処理する。
2a及び2bは、本発明のテレビ電話システムを制御する為に必要なプログラムを記憶するROM、RAM、プログラムを実行し各種処理を行うCPUなどを含む接続コントロール部である。
3a及び3bは、本発明のテレビ電話システムにおける画像・音声送受信部である。
4a及び4bは、本発明のテレビ電話システムにおける送信画像入力用カメラ(本発明の「撮像手段」に相当)である。
5a及び5bは、本発明のテレビ電話システムにおける音声を入出する受話器である。受話器5a及び5bは、通話する際の人とのインターフェースであり、音声の入力をするマイクロホン、音声の出力をするスピーカー及び電話番号を入力するためのボタンなどを有している。受話器5a及び5bは、テレビ電話装置と有線または無線で接続されている
6a及び6bは、本発明のテレビ電話システムにおける表示装置9a、9bとテレビ電話装置1A、1Bを接続するテレビ電話I/Fである。
7a及び7bは、本発明のテレビ電話システムにおいて、受信した送信者側の画像から送信者の顔などを含む縮小画像を作成するアイコン作成部(本発明の「代表画像作成手段」に相当)である。
8a及び8bは、本発明のテレビ電話システムにおいて、(i)作成したアイコン、(ii)留守番電話時に記憶した画像(留守電画像)、(iii)通話時に記憶した画像(通話画像)、(iv)図4に示す要約メッセージのうち少なくとも1つに送信者へ返信するための返信機能を関連付けて画像情報などを記憶する画像・音声サーバ(本発明の「記憶装置」に相当)である。
例えば、返信機能とは、返信機能が図3に示すアイコンに関連付けされているとき、アイコンを押下げるなどの選択動作をすることにより、送信者へ電話できる機能である。画像・音声サーバ8a及び8bは、アイコン等に関連づけて相手先の電話番号などのアドレスを記憶する。
9a及び9bは、本発明のテレビ電話システムにおいて、テレビ電話に関連する画像や情報を表示し、音声を出力するとともにテレビ放送を映し出すこともできるテレビ受像機である。
図2は、本発明の実施の形態によるテレビ電話装置で用いる、接続コントロール部2a、2bの構成を示すブロック図である。接続コントロール部2a、2bは、中央演算処理装置であるCPU11、プログラムとして本発明における処理手順を記憶したROM12、各種情報を一時的に記憶するRAM13、音声認識部14、要約メッセージ作成部15、人画像解析部16、人顔画像解析部17、画像切出し部18などを含む。
図2において、CPU11は、本発明における接続コントロール部2a,2bで扱う各種情報を処理する。次に、送信側と受信側とおける接続コントロール部の各構成の主な動作を説明する。
送信側のCPU11は、受信側とのセッションの確立後にカメラから得た画像を送信するために画像・音声作成部を動作する。また、受信側のCPU11は、送信側から受信した画像を画像・音声サーバへ蓄積させる。
送信側のROM12は、セッションの確立を判断し、画像を受信側へ送信する処理手順を記憶している(図5、ステップ53、54)。また、受信側のROM12は、図5のステップ52、53、55から58の処理手順、図6のステップ70、71、73から77の処理手順を記憶している。
図2における、RAM13、音声認識部14、要約メッセージ作成部15、人画像解析部16、人顔画像解析部17、画像切出し部18は、受信した画像や音声を処理するために受信側で動作する。
RAM13は、受信した画像、音声、音声から変換されたテキスト、又はその他の処理中の情報などを一時的に記憶する。音声認識部14は、留守番電話機能で受信した音声をテキスト(文書)に変換する。要約メッセージ作成部15は、テキストから表示装置9b
に表示するための要約メッセージを作成する。人画像解析部16は受信した画像に人物が含まれているかを判断するために画像を解析する。
人顔画像解析部17は、受信した画像に人物の顔部分が含まれているかを判断するために画像を解析する。画像切出し部18は、人画像解析部16又は人顔画像解析部17の解析結果に従って、画像から人物の画像又は人物の顔画像を切り出す。
以下、図5を参照して、実在する発信者を受信側で確認するための実施形態の一例を説明する。図5は、受信側ユーザがテレビ放送のテレビ番組(TV program)を見ているとき、受信側のテレビ電話装置1Bが送信側のテレビ電話装置1Aからの呼出し要求(接続要求)を検知して通話が可能な状態になるまでのテレビ電話システムの動作例である。なお、以下の実施例において、送信側及び受信側の表示装置(テレビ受像機)は電源がオンの状態であるとして説明する。以下、送信側の表示装置9aをテレビ受像機9a及び受信側の表示装置9bをテレビ受像機9bとして説明する。
はじめに、送信側のテレビ受像機9a及び受信側のテレビ受像機9bが共にテレビ番組を映し出しているとする。
まず、ステップ51において、送信者が受話器5aを操作して受信側のテレビ電話装置1Bを呼出す。この際、送信側のテレビ電話装置1Aは、接続コントロール部2aが入力された送信先のアドレスやテレビ電話番号等の識別IDなどの相手を識別する情報(本発明の「識別情報」に相当)を用い、インターフェース1aを介してテレビ電話装置1Bへ通話を開始するための呼出し要求を送信する。テレビ電話装置1Bは、送信側のアドレスやテレビ電話番号等の識別IDなどの相手を識別する情報(本発明の「識別情報」に相当)を画像・音声サーバ8bに記憶する。送信側の識別情報は、上述の返信機能で使用される。
ステップ52において、テレビ電話装置1Bは接続コントロール部2bが送信側の呼出し要求に応じ、通常テレビ電話で使用される通信手順に準拠した接続処理を行う(本発明の「通信手段」に相当)。そして、ステップ53で両システム間での通信セッションが確立する。
この際、通信回線は確立されるが、送信側、受信側双方の接続コントロール部2a,2bは、受信側のユーザからの通話開始の指示があるまで、実際上の通話可能状態にしないように画像・音声送受信部3a、3bを制御する(本発明の「制御手段」に相当)。そして、接続コントロール部2a、2bは、送信側のテレビ受像機9aにテレビ電話I/F 6aを通して、ステップ59で実質的な通話可能状態になるまで呼出し音を流し続ける。通話可能状態とは、音声及び/または画像を互いに送信可能な状態である。
ステップ54において、送信側システムの接続コントロール部2aはカメラ4aを通して撮像された送信者の画像を画像・音声送受信部3a、及びインターフェース1aを通して受信側に送信する。
送信側システムの接続コントロール部2aはカメラ4aを通して撮像された送信者の画像から送信者の顔が認識できる画像をアイコン作成部 7a(本発明の「代表画像作成手段」に相当)によって切出し、画像・音声送受信部3a、及びインターフェース1aを通して受信側に送信してもよい。また、接続コントロール部2aが静止画または動画像を送信し、受信側システムが顔を認識できる画像をアイコン作成部 7b(本発明の「代表画像作成手段」に相当)によって切出すことも考えられる。
次に、ステップ55において、テレビ電話装置1Bの接続コントロール部2bがインターフェース1b、画像・音声送受信部3bを通して受信した静止画を画像・音声サーバ8bに蓄積すると同時に、アイコン作成部7bに送る。
ステップ56において、アイコン作成部7bは、取得した静止画から、接続コントロール部2bの人顔画像解析部17を用いて顔認識を行う。アイコン作成部7bは、顔を含む部分画像を切出し、拡大又は縮小し、アイコンを作成する。アイコン作成部7bは、取得した画像を切り出さないで、表示用のアイコンを作成してもよい。
ステップ55を実行する前にステップ54において、テレビ電話装置1Bは、テレビ電話装置1Aが送信した画像に人物の画像が含まれているかどうかを解析する人画像解析部16を備えてもよいテレビ電話装置1Bは、接続コントロール部2bの人画像解析部16が画像に人物が含まれていると解析したとき、アイコンをテレビ受像機9bに表示する機能を備えてもよい。
また、テレビ電話装置1Bは、人画像解析部16または人顔像解析部17が人物画像又は顔画像が写っていないと解析したとき、テレビ受像機9bにアイコン等を表示せず、テレビ電話システム100へ人物の顔などが写っていないことを通知する通知機能を備えてもよい。ここで、接続コントロール部2a,2bは送信元への通知機能及び送信先からの通知を受信する機能を有してもよい。
また、ステップ54で人画像解析部16が送信された画像に人物以外の画像が写っていると解析したとき、(i)テレビ受像機9bにアイコンを表示させる機能と(ii)テレビ受像機9bにアイコンを表示させない機能との二つの機能を切替えるようにしてもよい。
更に、接続コントロール部2a,2bは、予め登録しておいた知人の画像と受信した画像を比較し、両画像の類似度を判別する機能を備えてもよい。また、接続コントロール部2a,2bが類似度が所定の閾値以下であると判断したとき、留守番電話機能を有効にし又は動作させる機能を備えてもよい。これにより、知人でなければ、後述する留守番電話処理を自動的に実行できる。
ステップ56で作成されたアイコンは送信元への接続リンク機能(返信機能)を持たせる。画像・音声サーバ8bは、作成したアイコンを蓄積する。
ステップ57において、受信側の接続コントロール部2bは作成したアイコンをテレビ電話I/F 6bを通してテレビ受像機9bの画面上に表示する。例えば、接続コントロール部2bは表示中のテレビ番組コンテンツなどにアイコンを重畳表示(superimpose display)する。また、受信側の接続コントロール部2bはテレビ受像機9bにアイコンを点滅等して受信側ユーザにアイコンとして表示された画像の相手から通話のための呼出し要求があることを知らせる。例えば、図3に示すように、アイコンをテレビ受像機に表示して。テレビ電話がかかってきたことを知らせる。
そして、ステップ58において、受信側ユーザが表示されたアイコンをリモコン等の選択部で選択して通話開始を指示する制御信号をテレビ受像機9bへ送信する。テレビ受像機9bが制御信号を受信すると、受信側の接続コントロール部2bは、テレビ電話I/F
6bを通して制御信号を受信する。接続コントロール部2bは、制御信号に応じて、送信側の接続コントロール部2aと双方のインターフェース1a,1bを介してネゴシエーションし送信者と実質上の通話接続を行う。その後、ステップ59において、双方向で画像及び音声の送受信が可能となり、テレビ電話システムを利用した通話が可能な状態とな
る。
表示装置としてテレビ受像機を使用したとき、カメラを内蔵した無線の受話器をリモコンとして使用するようにしてもよい。このとき、送信側から受信した画像をテレビ受像機に表示して、受話器での通話が可能となる。
テレビ電話システムでの通話が開始されると、送信側の接続コントロール部2aは呼出し音を停止する。更に、双方の接続コントロール部2a,2bは、送信側及び受信側で表示されていたテレビ番組等の画像をテレビ電話システムが受信した画像に完全に切替えるか又は縮小画面を表示させる。
次に、図6を参照して、本発明に係る第二の実施例を説明する。図6は、テレビ番組を見ている受信側ユーザがテレビ電話にでないときのフローチャートを示す。つまり、図6は、留守番電話機能を実行する処理を示す。
なお、本実施例では、受信側のテレビ受像機9bがOFF状態において、送信者が画像及び音声で留守番電話メッセージを残したとき(留守電録画)、受信者が留守電録画を再生する処理について説明する。接続コントロール部2bのCPU11はテレビ受像機9bの電源がOFFと判断すると、留守番電話機能を有効にするようにしてもよい。
ステップ51〜57は、第一の実施例と同じ処理である。但し、ステップ57は、受信側ユーザがテレビ受像機9bの電源をONにしていないとき実行されない処理である。第二の実施例の特徴はステップ70から77に示される。以下、ステップ70以降の処理を説明する。
第二実施例において、受信側のテレビ受像機9bの電源はOFF状態であり、留守番電話機能が設定されている。留守番電話機能で画像及び音声を受信した後、受信側ユーザがテレビ受像機9bをONにして留守番電話機能で記憶された内容を確認するまでの処理を説明する。また、受信側のテレビ受像機9bの電源がON状態であっても、テレビ電話装置1Bのボタンなどを操作して留守番電話機能を設定してもよい。
ステップ70において、受信側のテレビ電話システム200のユーザは、テレビ電話装置1Bの操作部または受話器5bのボタンを操作して、留守番電話機能が実行されるまでの時間(呼出回数)を予め設定する。
送信側のテレビ電話システム100が呼出し要求を受信側へ送信したとき、設定された時間だけ呼出しを行う。ステップ71において、設定時間が経過した後、受信側の接続コントロール部2bは送信側の接続コントロール部2aに、画像・音声サーバ8b(本発明の「記憶手段」に相当)に予め記憶していた留守番電話用メッセージを画像・音声送受信部3b、及びインターフェース1bを介して送信する。設定時間が経過した後、接続コントロール部2bはテレビ電話システム200を留守番電話機能を有効にする(録画モード)。
ステップ72において、送信者がテレビ電話システム200から受信した留守番電話用メッセージを聞いた後、テレビ電話システム100は画像・音声(留守番電話メッセージ)を送信する。
ステップ73において、受信側の接続コントロール部2bはインターフェース1b、画像・音声送受信部3bを介して取得した留守電の内容をテレビ電話I/F6bを通して受信側の画像・音声サーバ8bに蓄積する。
次に、ステップ74において、受信側の接続コントロール部2bは画像・音声サーバ8bに蓄積した音声をテレビ電話I/F6bを通して取得する。要約メッセージ作成部15は、前記接続コントロール部2bの音声認識部14で認識した音声を基に要約メッセージ作成部15によってテキストへ変換し、要約メッセージを作成する。
画像・音声サーバ8bは、要約メッセージとステップ55で作成したアイコンとを関連づけて記憶する。テレビ受像機9bの電源がONになると、テレビ受像機9bは、そのアイコンと要約メッセージをテレビ受像機9bの画面に表示する(図4)。
ステップ74の要約メッセージ作成方法において、予め設定したキーワードと一致するテキスト部分を抽出して要約メッセージを作成する機能を備えてもよい。これにより、キーワードを予め設定することにより、ユーザが知りたい内容だけピックアップして、要約メッセージとして表示できる。
また、接続コントロール部2a,2bは、テレビ受像機9bに表示する要約メッセージの「キーワード」のフォント色を変える等マーキングする機能を備えてもよい。これにより、受信者に要点が分かりやすい表示方法が実現できる。
更に、そのキーワードに予め緊急度合(本発明の「優先度」に相当)の順序の属性を持たせておき、複数の留守番電話メッセージを受信した際にキーワードの緊急度によって留守番電話メッセージを表示する優先順位(再生順序)を決定することも可能となる。接続コントロール部2bはキーワードの緊急度に従って留守番電話メッセージを表示する。
ステップ75において、受信側ユーザがテレビ受像機9bの電源をONにすると、接続コントロール部2bはテレビ受像機9bがONになったことを検知する。そして、ステップ76において、受信側の接続コントロール部2bはテレビ電話I/F 6bを通して、受信側のテレビ受像機9bに留守番電話機能で記憶された画像・音声があることをユーザに通知するために、送信側ユーザのアイコンと要約メッセージを表示する(図4)。
次に、ステップ77において、テレビ受像機9bが表示した要約メッセージ(アイコン)を受信側ユーザが選択すると接続コントロール部2bはテレビ電話I/F 6bを通して画像・音声サーバ8bに蓄積された留守電画像及び音声の再生を開始する。
この際、受信側ユーザがテレビ受像機9bに表示されたアイコン(要約メッセージ)をテレビ電話I/F6bを通して選択すると接続コントロール部2bは送信者へのコールバック(Call Back)を行うようにしてもよい。
本発明によれば、画像を確認後に、通話状態にすることができるため、相手に電話を受信したこと自体が知られないので、相手に悪い印象を与えない。又、テレビ視聴中に電話がかかってきたとき、すぐにテレビ電話の画面に切替わるのを防ぐことができる。更に、受信側ユーザは、留守番電話メッセージの再生の前に、いつ、誰から、どのような用件で電話がかかってきたのかが、視覚的、簡易的に理解できる。
又、テレビ放送受信機能を兼ね備えたテレビ電話システムにおいては、テレビ画像からテレビ電話画像に直ちに切替わることなく、誰からかかってきたかを知らせるためにテレビ画像の一区画(一部)にアイコンなどを表示できる。このように、本発明によれば、受信者にテレビ電話に出るか出ないかを判断するための情報を与えることができる。
更に、本発明によれば、テレビ電話の留守番電話の際にも、通常のテレビ電話における
受信と同様のインターフェースで、且つ、いつ、誰から、どのような用件で電話がかかってきたのかを視覚的、簡易的に受信者に通知する機能を提供できる。
本発明によれば、テレビ電話やテレビ会議用の通信プロトコル、通信手順等で通信セッションが確立した後に、受信側に上位プロトコルで最初にテレビ電話をかけた側の画像を表示し、受信側が通話開始の操作をしなければ通話状態にならない。
なお、本発明を利用したテレビ電話システムは、アナログテレビ、デジタルテレビ、パーソナルコンピュータ等のディスプレイ装置に付帯する又はそれら装置に組み込まれるテレビ電話装置を対象としているが、携帯電話によるテレビ電話においても適用が可能である。又、インターネット、ISDN、電話回線、携帯電話網等の通信回線の種類とは無関係に適用できるものである。
以上説明したように、本発明のテレビ電話システムでは、テレビ電話の受信者は、双方のシステムが実質的な通話可能状態になる前に送信側から送られた画像を見て、電話を取るかとらないかを判断できる。
本発明によるテレビ電話システムの構成を示すブロック図である。 本発明によるテレビ電話システムで用いる接続コントロール部の構成を示すブロック図である。 本発明によるテレビ電話システムの留守番電話処理の一実施形態を示す図である。 本発明によるテレビ電話システムの留守番電話処理の一実施形態を示す図である。 本発明によるテレビ電話システムの送信側システム、受信側システムにおける処理の詳細フローチャートである。 本発明によるテレビ電話システムの送信側システム、受信側システムにおける処理の詳細フローチャートである。
符号の説明
1a、1b インターフェース
2a、2b 接続コントロール部
3a、3b 画像・音声送受信部
4a、4b カメラ
5a、5b 受信機
6a、6b テレビ電話I/F
7a、7b アイコン作成部
8a、8b 画像・音声サーバ
9a、9b 表示装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 音声認識部
15 要約メッセージ作成部
16 人画像解析部
17 人顔画像解析部
18 画像切り出し部

Claims (4)

  1. 発呼側と通話のためのセッションを確立する通信手段、
    音声及び画像を送受信する送受信手段、
    前記送受信手段が受信した画像から作成した発呼側の送信者の顔を含む代表画像を作成する代表画像作成手段、
    前記送受信手段が受信した音声をテキストに変換する音声認識手段、
    前記音声認識手段が変換されたテキストを要約し、要約メッセージを作成する要約メッセージ作成手段、
    前記代表画像作成手段が作成した代表画像、および、発呼側の送信者へのコールバックに使用する識別情報を記憶する記憶手段、
    前記代表画像作成手段が作成した代表画像、および、前記要約メッセージ作成手段が作成した要約メッセージを表示手段に出力する出力手段、
    前記表示手段に出力された代表画像または要約メッセージが選択されたことを検出する検出手段、
    セッション確立後に、着呼側のユーザから通話開始の指示を受信するまで通話可能状態にしないように前記送受信手段を制御する制御手段
    を含み、
    前記制御手段は、セッション確立後に予め設定された時間を経過したとき、前記送受信手段が受信した画像及び音声の情報を前記記憶手段へ記憶する留守番電話機能を有効にし、前記送受信手段が受信した音声、および、前記要約メッセージ作成手段が作成した要約メッセージを前記記憶手段に記憶し、
    前記要約メッセージが選択されると、前記記憶手段に記憶された音声を再生し、前記代表画像が選択されると、前記送信者へのコールバックを行うテレビ電話装置。
  2. 前記受信した画像に人物の顔画像が含まれているかどうかを解析する人顔画像解析手段を更に含み、
    前記人顔画像解析手段が人物の顔画像が含まれていると解析したとき、前記出力手段は画像を出力する請求項1記載のテレビ電話装置。
  3. 前記受信した画像に人物の顔画像が含まれているかどうかを解析する人顔画像解析手段を
    更に含み、
    前記人顔画像解析手段が人物の顔画像が含まれていないと解析たとき、前記出力手段は画像を出力しないで、人物に関する画像が写っていないことを送信側に通知する請求項記載のテレビ電話装置。
  4. 記制御手段は、受信した画像を解析し、事前に登録した画像と受信した画像を比較し、両画像の類似度を判別し、類似度が所定の閾値以下であると判断したとき、前記留守番電話機能を有効にする請求項1記載のテレビ電話装置。
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