JP4636480B2

JP4636480B2 - Rehabilitation tire molding system

Info

Publication number: JP4636480B2
Application number: JP2001156094A
Authority: JP
Inventors: 力田中
Original assignee: Bridgestone Corp
Current assignee: Bridgestone Corp
Priority date: 2001-05-24
Filing date: 2001-05-24
Publication date: 2011-02-23
Anticipated expiration: 2021-05-24
Also published as: JP2002347136A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、台タイヤにクッションゴムを介して加硫済トレッド部材を貼り付けて更生タイヤを成型するシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
台タイヤに加硫済トレッド部材を巻付け成型する従来の手順としては、リムスタンドに台タイヤを取付け、台タイヤにクッションゴムを貼付け（クッショニング）、成型タイヤ約３本分の長さの加硫済トレッド部材を台タイヤに供給し、クッションゴムを介して加硫済トレッド部材を台タイヤにある程度巻付けたところで残りの長さを見計らって切断し、加硫済トレッド部材の端面にセメントを塗布するジョイント準備作業をし、加硫済トレッド部材の先端と後端を接合し（ジョイント作業）、ステッチングして成型タイヤを形成し、リムスタンドから取り出す。
【０００３】
なおジョイント準備作業は、加硫済トレッド部材の先端面にセメントを塗布して乾燥しシートを貼り付ける作業と、切断した後の後端面にセメントを塗布して乾燥する作業である。
以上の作業を１組のトレッド供給手段、リムスタンド、クッションゴム押出機により順次実行して成型タイヤを形成していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
生産性の向上を図るためには、このトレッド供給手段、リムスタンド、クッションゴム押出機の組を複数組設置すればよいが、クッショニングに使用されるクッションゴム押出機が更生設備価格としては特に高価であり、設備費が大幅に高くなってしまう。
【０００５】
クッショニングにおいては、台タイヤの傷等を削ったスカイブ穴を埋めることもクッションゴムを貼り付けるのと同時に行われ、時間をかける程穴埋め率は向上するので、生産性と相反する。
【０００６】
そこでできるだけ高性能のクッションゴム押出機を使って短時間でクッショニングし、高い穴埋め率を確保しつつ生産性の向上を図ることが望ましい。
しかしクッションゴム押出機は、性能の良いもの程高価である。
【０００７】
本発明は、斯かる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、設備費を抑えて生産性の向上を図ることができる更生タイヤ成型システムを供する点にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本請求項１記載の発明は、台タイヤを支持するリムスタンドと同リムスタンドに支持された台タイヤに加硫済トレッド部材を供給するトレッド部材供給手段との組が複数組並列に配設され、前記並列に配設された複数のリムスタンドに沿って移動自在に設けられたクッションゴム押出機が各リムスタンドに支持された台タイヤに逐次対向しクッションゴムを押出し同台タイヤに貼付する更生タイヤ成型システムとした。
【０００９】
複数組並列に配設されたリムスタンドとトレッド部材供給手段の組に対して１台のクッションゴム押出機が移動して各リムスタンドに支持された台タイヤに逐次対向しクッションゴムを押出し同台タイヤに貼付するので、更生設備価格としては最も高価なクッションゴム押出機を１台として設備費を抑えるとともに、互いの組でクッショニングのタイミングをずらし、クッションゴム押出機をクッショニング作業に入る組に移動してクッショニングを行うことにより、１台のクッションゴム押出機でも各組にクッションゴム押出機を備えたと同じ生産性を維持することができる。
【００１０】
請求項２記載の発明は、請求項１記載の更生タイヤ成型システムにおいて、前記トレッド部材供給手段には帯状長尺の加硫済トレッド部材をタイヤ１本分に適切に自動切断する自動切断手段が設けられたことを特徴とする。
【００１１】
加硫済トレッド部材を台タイヤにある程度巻付けたところで残りの長さを見計らって切断する必要がないので、作業者を煩わせることなく効率良く適性に切断作業が遂行されるとともに、加硫済トレッド部材の先後端面のセメント塗布等の作業も効率良く行える。
【００１２】
請求項３記載の発明は、請求項２記載の更生タイヤ成型システムにおいて、帯状の加硫済トレッド部材を30ｍ以上の長尺に亘って巻き取ったリール装置が前記各トレッド部材供給手段の上流側にそれぞれ設けられたことを特徴とする。
【００１３】
従来10ｍ程度の加硫済トレッド部材を供給するようにしていたので、成型タイヤ３本分に相当し、頻繁に加硫済トレッド部材の補充しなければならなかったのを、30ｍ以上の長尺に亘って加硫済トレッド部材を巻き取ったリール装置にすることで、加硫済トレッド部材の補充作業時間が短縮され生産性の向上に寄与することができる。
【００１４】
請求項４記載の発明は、請求項１記載の更生タイヤ成型システムにおいて、前記リムスタンドと前記トレッド部材供給手段の組が２組並列に配設され、前記相対する２つのリムスタンドが互いの対向する内側から台タイヤの着脱ができることを特徴とする。
【００１５】
２組並列に配設されたリムスタンドとトレッド部材供給手段の組の間に作業者が入れば、互いに向き合った両リムスタンドへの台タイヤの着脱が殆ど移動することなく容易に行え、労力が軽減され生産性の向上を図ることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下本発明に係る一実施の形態について図１ないし図５に基づいて説明する。
本実施の形態に係る更生タイヤ成型システム１は、図１に示すように一連の巻出リール２ａ、トレッド部材供給手段であるトレッドサーバ３ａ、リムスタンド４ａが組み（Ａ組と称する）をなし、これと並列に一連の巻出リール２ｂ、トレッドサーバ３ｂ、リムスタンド４ｂが組み（Ｂ組と称する）をなし、左右Ａ，Ｂ組のそれぞれの各装置は対をなしている。
【００１７】
巻出リール２ａ，２ｂは、軽量プラスチック製で、フリー回転ローラに乗せた外径１ｍタイプのもので自ら回転駆動はせず（駆動してもよい）、80ｍの長さの帯状に加硫成型されたパターン付きのプレキュアトレッドＴを巻き取ることができる。
【００１８】
したがって各巻出リール２ａ，２ｂはそれぞれ成型タイヤにして25本分のプレキュアトレッドＴを供給することができる。
したがって巻出リール２ａ，２ｂを頻繁に交換する必要がなくプレキュアトレッドＴの補充作業時間が短縮され生産性の向上に寄与する。
【００１９】
トレッドサーバ３ａ，３ｂは、巻出リール２ａ，２ｂから巻出されたプレキュアトレッドＴをリムスタンド４ａ，４ｂに支持された台タイヤＤに搬送するコンベアであり、上流側には自動裁断装置５ａ，５ｂが配置され、下流側は昇降機構を備え、下降して台タイヤＤへのプレキュアトレッドＴの巻付け位置になる。
【００２０】
左右一対のリムスタンド４ａ，４ｂは、リムを嵌合して台タイヤＤを回転自在に支持するスタンドであり、左右の基台から互いの方向へ突設されたリムに台タイヤＴを着脱することができる。
【００２１】
そして両リムはそれぞれ前後に揺動し、後方のサーバ側位置でプレキュアトレッドＴの供給を受けて巻付け作業をすることができ、前方の押出機側位置でクッショニングを行うことができる。
【００２２】
一対のリムスタンド４ａ，４ｂの前方には、１台のクッションゴム押出機７が左右方向に敷設されたレールの上に移動自在に配設されている。
クッションゴム押出機７は、使用されたタイヤのトレッド部を除去しバフがけし、傷等を削りスカイブ穴とした台タイヤ（バフタイヤ）Ｄに対してクッションゴムを押出して外周に貼り付ける所謂クッショニングを行うもので、傷等を削ったスカイブ穴も同時に埋めていく。
【００２３】
このクッションゴムが接着剤として作用してプレキュアトレッドＴが台タイヤＤに接着される。
斯かるクッションゴム押出機７が更生設備としては特に高価な装置である。
【００２４】
巻出リール２ａ，２ｂ、トレッドサーバ３ａ，３ｂ、リムスタンド４ａ，４ｂが２組設置されているのに、クッションゴム押出機７は１台であり、クッションゴム押出機７は移動して両リムスタンド４ａ，４ｂにそれぞれ対応してクッショニングを行えるようにしている。
したがってクッションゴム押出機７を１台として設備費の増加を抑えている。
【００２５】
作業者Ｗは、左右のトレッドサーバ３ａ，３ｂ、リムスタンド４ａ，４ｂの間（Ａ組とＢ組の間）を前後に移動して、トレッドサーバ３ａ，３ｂの上流側作業場所Ｐｕと下流側作業場所Ｐｌ（図１参照）で作業を行う。
【００２６】
上流側作業位置Ｐｕは、前記自動裁断装置５ａ，５ｂにより切断されたプレキュアトレッドＴの端面へのセメント塗布等を行う場所であり、下流側作業場所Ｐｌはリムスタンド４ａ，４ｂに台タイヤＤの着脱やプレキュアトレッドＴの巻付けを行う場所である。
【００２７】
なお自動裁断装置５ａ，５ｂは、プレキュアトレッドＴの後端部のトレッドパターンを撮像して基本パターンと照合して先端と後端を接合したときの接合部のトレッドパターンが最適となる位置で自動的に切断するよう制御している。
【００２８】
以上のような構成に係る更生タイヤ成型システム１における作業手順を図３の表に従って説明する。
なお作業工程を順を追って示した図４および図５の概略平面図を参考にする。
【００２９】
まず図４(1)に示すようにクッションゴム押出機７がＡ組のリムスタンド４ａに支持された台タイヤＤへのクッショニングが終わりかけたところであり、作業者Ｗは下流側作業場所ＰｌにいてＢ組のリムスタンド４ｂに支持されたプレキュアトレッドＴが巻付けられ成型された成型タイヤＤ´を取外したところ（ステップ▲１▼）である。
【００３０】
リムスタンド４ｂから成型タイヤＤ´を取外し、予め準備しておいた新たな台タイヤＤをセットする（ステップ▲２▼）。
その間にＡ組のリムスタンド４ａはクッショニングされた台タイヤＤを押出機側からサーバ側へ揺動しており、作業者ＷはＡ組の巻付け開始のスイッチをオンする。
【００３１】
するとＡ組のトレッドサーバ３ａが巻付け位置まで下降して図４(2)に示すようにプレキュアトレッドＴがクッショニングされた台タイヤＤに供給されて巻付作業が行われる（ステップ▲３▼）。
なおＡ組のクッショニングを終えたクッションゴム押出機７は、Ｂ組のリムスタンド４ｂ側に移動する。
【００３２】
巻付けが終わるとトレッドサーバ３ａが上昇し、その間にＢ組のリムスタンド４ｂは新たな台タイヤＤを押出機側に揺動し、トレッドサーバ３ｂには巻出リール２ｂからプレキュアトレッドＴが供給される。
【００３３】
そして図４(3)に示すように作業者Ｗは、リムスタンド４ａに支持された台タイヤＤの巻付けを終えたプレキュアトレッドＴの先端と後端のジョイントを行う（ステップ▲４▼）。
Ｂ組のトレッドサーバ３ｂではプレキュアトレッドＴが所定量搬送され、前記したように自動裁断装置５ｂによりプレキュアトレッドＴが適切に切断される。
【００３４】
作業者Ｗは、ジョイント作業を終えると、下流側作業場所Ｐｌから上流側作業場所Ｐｕに移動し、図４(4)を参照してトレッドサーバ３ａにこれから供給されるプレキュアトレッドＴの先端面にセメントを塗布しシート貼りしてジョイント準備作業を行い（ステップ▲５▼）、次いでトレッドサーバ３ｂ上の切断された先行するプレキュアトレッドＴの後端面にセメントを塗布するジョイント準備作業を行う（ステップ▲６▼）。
【００３５】
このジョイント準備作業を行っている間にＢ組ではリムスタンド４ｂに支持された台タイヤＤにクッショニングが施されており、Ａ組ではリムスタンド４ａに支持された台タイヤＤに巻付けられジョイントされたプレキュアトレッドＴを押付けローラにより押圧して貼付けを確実にするステッチングがなされる。
【００３６】
そしてＢ組の後端面にセメントを塗布されジョイント準備されたプレキュアトレッドＴが搬送されて台タイヤＤへの供給が準備される。
作業者Ｗは、ジョイント準備作業を終えると、上流側作業場所Ｐｕから下流側作業場所Ｐｌに移動して、図５(5)に示すようにステッチングを終えて成型されたＡ組の成型タイヤＤ´を取外す（ステップ▲１▼´）。
【００３７】
ステップ▲１▼´は、前記図４(1)に示すステップ▲１▼に対応し、Ａ組とＢ組を逆にした作業工程であり、同様に以下ステップ▲２▼´，▲３▼´，▲４▼´，▲５▼´，▲６▼´は、前記ステップ▲２▼，▲３▼，▲４▼，▲５▼，▲６▼に対応し、したがって図５(5)，(6)，(7)，(8)は、図４(1)，(2)，(3)，(4)にそれぞれ対応し、Ａ組とＢ組を逆にした作業工程が示されている。
【００３８】
ステップ▲６▼´の次はステップ▲１▼に戻り、以上の作業工程が繰り返され、Ａ組とＢ組から交互に成型タイヤＤ´が形成される。
【００３９】
以上のようにＡ組とＢ組におけるクッショニングのタイミングを互いにずらし、クッションゴム押出機７をクッショニング作業に入る組に移動してクッショニングを行うことにより、１台のクッションゴム押出機でもＡ，Ｂ組それぞれにクッションゴム押出機を備えたと同じ生産性を維持することができる。
【００４０】
作業者Ｗは、Ａ組とＢ組の間を作業場所とし、下流側作業場所Ｐｌにおいて移動することなく左右のリムスタンド４ａ，４ｂの互いの方向に突出したリムのいずれに対しても台タイヤＤの着脱が容易に行え、左右のリムスタンド４ａ，４ｂにそれぞれ支持された台タイヤＤのいずれに対してもプレキュアトレッドＴの巻付やジョイント作業を行うことができる。
【００４１】
また上流側作業場所Ｐｕにおいても左右のトレッドサーバ３ａ，３ｂに供給されるプレキュアトレッドＴの端面にセメントを塗布するジョイント準備作業を左右それぞれについて移動することなく行うことができる。
【００４２】
さらに作業者Ｗは、下流側作業場所Ｐｌと上流側作業場所Ｐｕとの間を移動するだけでよい。
以上のことより作業者Ｗの負担は大幅に軽減されている。
【００４３】
一方の組がクッショニング中は、他方の組はステッチングを行うようにしているので、クッションゴム押出機７が１台にもかかわらずクッショニング時間も十分とることができ、そのため台タイヤＤの穴埋め率も向上し、却ってクッショニングの確認作業にかかる時間が少なくてすみ全体の作業時間も短縮され、生産性の向上が図れる。
【００４４】
クッショニング時間を十分とれるので、高性能ではないが安価なクッションゴム押出機を採用して全体の作業時間に影響しない程度の大きなクッショニング時間をかけて穴埋め率を高く維持したまま設備費をさらに抑えることも考えられる。
【００４５】
以上の実施の形態ではクッションゴム押出機７以外は、Ａ，Ｂ２組を並列に配設したが、２組とは限らず３組以上を並列に配設して各組に対応するよう１台のクッションゴム押出機が移動するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施の形態に係る更生タイヤ成型システムの平面図である。
【図２】同側面図である。
【図３】同更生タイヤ成型システムによる作業手順を示す表である。
【図４】同作業工程を順を追って示した概略平面図である。
【図５】図４の続きである。
【符号の説明】
１…更生タイヤ成型システム、２ａ，２ｂ…巻出リール、３ａ，３ｂ…トレッドサーバ、４ａ，４ｂ…リムスタンド、５ａ，５ｂ…自動裁断装置、７…クッションゴム押出機、
Ｄ…台タイヤ、Ｄ´…成型タイヤ、Ｔ…プレキュアトレッド、
Ｗ…作業者、Ｐｕ…上流側作業場所、Ｐｌ…下流側作業場所。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system for molding a retread tire by attaching a vulcanized tread member to a base tire via a cushion rubber.
[0002]
[Prior art]
The conventional procedure for winding and molding a vulcanized tread member around a base tire is to attach the base tire to a rim stand, attach cushion rubber to the base tire (cushioning), and vulcanize the length of about three molded tires. Supply the finished tread member to the base tire, wrap the vulcanized tread member around the base tire to some extent via cushion rubber, cut the remaining length, and apply cement to the end face of the vulcanized tread member The joint preparation work is performed, the front and rear ends of the vulcanized tread member are joined (joint work), stitched to form a molded tire, and taken out from the rim stand.
[0003]
The joint preparation work is an operation of applying a cement to the front end surface of the vulcanized tread member and drying and attaching the sheet, and an operation of applying a cement to the rear end surface after cutting and drying.
The above operations were sequentially performed by a set of tread supply means, a rim stand, and a cushion rubber extruder to form a molded tire.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In order to improve productivity, multiple sets of this tread supply means, rim stand, and cushion rubber extruder may be installed, but the cushion rubber extruder used for cushioning is particularly expensive as a rehabilitation equipment price. The equipment cost will be significantly higher.
[0005]
In cushioning, filling a skive hole in which a scratch or the like of a base tire has been cut is also performed at the same time as the cushion rubber is applied, and as the time is spent, the hole filling rate improves, which is in conflict with productivity.
[0006]
Therefore, it is desirable to perform cushioning in a short time using a high-performance cushion rubber extruder as much as possible to improve productivity while ensuring a high filling rate.
However, the higher the performance of the cushion rubber extruder, the more expensive.
[0007]
This invention is made | formed in view of such a point, The process made into the objective exists in the point which provides the retreaded tire shaping | molding system which can aim at the improvement of productivity, suppressing installation cost.
[0008]
[Means for solving the problems and effects]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is a combination of a rim stand for supporting a base tire and a tread member supplying means for supplying a vulcanized tread member to the base tire supported by the rim stand. A plurality of sets are arranged in parallel, and a cushion rubber extruder provided movably along the plurality of rim stands arranged in parallel sequentially faces the base tires supported by the respective rim stands to provide cushion rubber. A retreaded tire molding system was applied to the extruded same tire.
[0009]
One cushion rubber extruder moves to the set of rim stands and tread member supply means arranged in parallel, and the cushion rubber is pushed out to face the tires supported by each rim stand. Since it is affixed to the tires, the cost of rehabilitation equipment is one of the most expensive cushion rubber extruders and the equipment cost is reduced, and the timing of cushioning is shifted with each other, and the cushion rubber extruder is moved to the group that enters the cushioning work. By performing cushioning, the same productivity can be maintained even if one cushion rubber extruder is provided with a cushion rubber extruder in each set.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the retreaded tire molding system according to the first aspect, the tread member supply means includes an automatic cutting means for automatically automatically cutting a strip-like long vulcanized tread member into one tire. It is provided.
[0011]
Since it is not necessary to cut the remaining length when the vulcanized tread member is wound around the base tire to some extent, the cutting operation can be performed efficiently and appropriately without bothering the operator and vulcanized. Work such as cement application on the front and rear end surfaces of the tread member can be performed efficiently.
[0012]
According to a third aspect of the present invention, in the retreaded tire molding system according to the second aspect, the reel device that winds the belt-shaped vulcanized tread member over a length of 30 m or more is provided upstream of the tread member supply means. Are provided respectively.
[0013]
Conventionally, the vulcanized tread member of about 10m was supplied, so it was equivalent to three molded tires, and it was necessary to replenish the vulcanized tread member frequently. By making the reel device around which the vulcanized tread member is wound, the replenishment operation time of the vulcanized tread member is shortened, which can contribute to the improvement of productivity.
[0014]
According to a fourth aspect of the present invention, in the retreaded tire molding system according to the first aspect, two sets of the rim stand and the tread member supplying means are arranged in parallel, and the two opposing rim stands are opposed to each other. The base tire can be attached and detached from the inside.
[0015]
If an operator enters between the two sets of rim stand and tread member supply means arranged in parallel, the mounting and dismounting of the base tire on both rim stands facing each other can be easily performed with little effort. It can be reduced and productivity can be improved.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment according to the present invention will be described with reference to FIGS.
Rehabilitation tire molding system 1 according to the present embodiment, as shown in FIG. 1, a series of unwinding reels 2a, a tread server 3a that is a tread member supply means, and a rim stand 4a are assembled (referred to as A group), In parallel with this, a series of unwinding reels 2b, a tread server 3b, and a rim stand 4b form a set (referred to as B set), and the left and right A and B set devices form a pair.
[0017]
The unwinding reels 2a and 2b are made of lightweight plastic and are of a 1 m outer diameter type mounted on a free rotating roller, and are not rotationally driven by themselves (can be driven), but are vulcanized into a strip of 80 m length. The precured tread T with the patterned pattern can be wound up.
[0018]
Accordingly, each of the unwinding reels 2a and 2b can be formed tires and supplied with 25 precure treads T.
Therefore, it is not necessary to frequently replace the unwinding reels 2a and 2b, and the replenishment work time of the precure tread T is shortened, which contributes to improvement in productivity.
[0019]
The tread servers 3a and 3b are conveyors for transporting the precure tread T unwound from the unwinding reels 2a and 2b to a base tire D supported by the rim stands 4a and 4b, and an automatic cutting device 5a on the upstream side. , 5b are arranged, and a downstream side is provided with an elevating mechanism, and descends to a position where the precure tread T is wound around the base tire D.
[0020]
The pair of left and right rim stands 4a and 4b are stands that fit the rim and rotatably support the base tire D, and attach and detach the base tire T to the rim that protrudes from the left and right bases toward each other. be able to.
[0021]
Both rims swing back and forth, can be wound by receiving the supply of the precure tread T at the rear server side position, and can be cushioned at the front extruder side position.
[0022]
In front of the pair of rim stands 4a and 4b, one cushion rubber extruder 7 is movably disposed on a rail laid in the left-right direction.
The cushion rubber extruder 7 is a so-called cushioning that extrudes cushion rubber against a base tire (buff tire) D that removes and buffs the tread portion of the used tire, scrapes off scratches, etc., and forms a skive hole, and affixes the outer periphery. At the same time, it fills in the skive holes that have been scratched.
[0023]
The cushion rubber acts as an adhesive, and the precure tread T is bonded to the base tire D.
Such a cushion rubber extruder 7 is a particularly expensive device as a rehabilitation facility.
[0024]
Two sets of unwinding reels 2a and 2b, tread servers 3a and 3b, and rim stands 4a and 4b are installed, but there is only one cushion rubber extruder 7, and the cushion rubber extruder 7 moves to move both rims. The cushioning can be performed corresponding to each of the stands 4a and 4b.
Therefore, an increase in equipment cost is suppressed by using one cushion rubber extruder 7.
[0025]
The worker W moves back and forth between the left and right tread servers 3a and 3b and the rim stands 4a and 4b (between the A group and the B group), and the upstream work place Pu and the downstream side of the tread servers 3a and 3b. Work is performed at the work place Pl (see FIG. 1).
[0026]
The upstream work position Pu is a place where cement is applied to the end face of the precure tread T cut by the automatic cutting devices 5a and 5b, and the downstream work place Pl is mounted on the rim stands 4a and 4b and the base tire D. It is a place where detachment and winding of Precure Tread T are performed.
[0027]
The automatic cutting devices 5a and 5b capture the tread pattern of the rear end portion of the precure tread T, collate it with the basic pattern, and position the joint tread pattern at the optimum position when the front end and the rear end are joined. Controls to disconnect automatically.
[0028]
The work procedure in the retreaded tire molding system 1 according to the above configuration will be described with reference to the table of FIG.
Reference is made to the schematic plan views of FIG. 4 and FIG.
[0029]
First, as shown in FIG. 4 (1), the cushion rubber extruder 7 has just finished cushioning to the base tire D supported by the A set of rim stands 4a, and the worker W is at the downstream work place Pl. The molded tire D ′ formed by winding and molding the precure tread T supported by the B set of rim stands 4b is removed (step (1)).
[0030]
The molded tire D 'is removed from the rim stand 4b, and a new base tire D prepared in advance is set (step (2)).
In the meantime, the A set of rim stands 4a swings the cushioned base tire D from the extruder side to the server side, and the operator W turns on the A set winding start switch.
[0031]
Then, the A group of tread servers 3a is lowered to the winding position, and the precure tread T is supplied to the cushioned tire D as shown in FIG. 4 (2) to perform the winding operation (step (3)). ).
The cushion rubber extruder 7 that has finished the A set of cushioning moves to the B set of the rim stand 4b side.
[0032]
When the winding is finished, the tread server 3a rises, and the B rim stand 4b swings a new base tire D to the extruder side during that time, and the precure tread T is fed from the unwinding reel 2b to the tread server 3b. Supplied.
[0033]
Then, as shown in FIG. 4 (3), the operator W performs a joint between the front end and the rear end of the precure tread T after finishing the winding of the base tire D supported by the rim stand 4a (step (4)). .
In the group B tread server 3b, a predetermined amount of the precure tread T is conveyed, and as described above, the precure tread T is appropriately cut by the automatic cutting device 5b.
[0034]
When the worker W finishes the joint work, the worker W moves from the downstream work place Pl to the upstream work place Pu, and the front end surface of the precure tread T to be supplied to the tread server 3a with reference to FIG. 4 (4). A cement is applied to the sheet and a sheet is applied to prepare a joint (step (5)), and then a joint preparation is performed to apply cement to the rear end face of the preceding precured tread T cut on the tread server 3b (step 5). Step (6)).
[0035]
During the joint preparation, cushioning is applied to the base tire D supported by the rim stand 4b in the group B, and the base tire D supported by the rim stand 4a is wound and jointed in the group A. The precure tread T is pressed by a pressing roller, and stitching is performed to ensure the application.
[0036]
Then, the precure tread T prepared by applying cement to the rear end surface of the group B and preparing the joint is conveyed to prepare the supply to the base tire D.
When the worker W completes the joint preparation work, the worker W moves from the upstream work place Pu to the downstream work place Pl, and finishes stitching as shown in FIG. D ′ is removed (step (1) ′).
[0037]
Step {circle around (1)} corresponds to step {circle around (1)} shown in FIG. 4 (1), and is an operation process in which the set A and the set B are reversed. Similarly, steps {circle around (2)}, {circle around (3)} , (4) ', (5)', and (6) 'correspond to the above steps (2), (3), (4), (5), (6), and accordingly, FIG. 6), (7), and (8) correspond to FIGS. 4 (1), (2), (3), and (4), respectively, and the work process in which the A group and the B group are reversed is shown. .
[0038]
After step {circle around (6)}, the process returns to step {circle around (1)}, and the above work process is repeated to form a molded tire D ′ alternately from the A set and the B set.
[0039]
As described above, the cushioning timings of the A group and the B group are shifted from each other, and the cushion rubber extruder 7 is moved to the group that enters the cushioning operation to perform the cushioning. The same productivity can be maintained as each having a cushion rubber extruder.
[0040]
The worker W has a work place between the A set and the B set as a work place, and it is a base tire for any of the left and right rim stands 4a, 4b that protrude in the mutual direction without moving at the downstream work place Pl. D can be easily attached and detached, and the prepure tread T can be wound and jointed to any of the base tires D supported by the left and right rim stands 4a and 4b.
[0041]
Further, the joint preparation work for applying cement to the end faces of the precure tread T supplied to the left and right tread servers 3a and 3b can be performed in the upstream work place Pu without moving the left and right respectively.
[0042]
Furthermore, the worker W only needs to move between the downstream work place Pl and the upstream work place Pu.
From the above, the burden on the worker W is greatly reduced.
[0043]
While one set is cushioning, the other set is stitched, so that the cushioning time of the base tire D can be sufficiently increased even with only one cushion rubber extruder 7. On the other hand, the time required for confirming the cushioning is less, and the entire work time is shortened, so that productivity can be improved.
[0044]
Since cushioning time can be taken sufficiently, a cushion rubber extruder that is not high-performance but inexpensive is used to reduce the equipment cost while maintaining a high filling rate by taking a large cushioning time that does not affect the overall work time. Is also possible.
[0045]
In the above embodiment, except for the cushion rubber extruder 7, two sets of A and B are arranged in parallel. However, it is not limited to two sets, and one set is provided so that three or more sets are arranged in parallel and correspond to each set. The cushion rubber extruder may be moved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a retread tire molding system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the same.
FIG. 3 is a table showing a work procedure by the retread tire molding system.
FIG. 4 is a schematic plan view showing the work process step by step.
FIG. 5 is a continuation of FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Rehabilitation tire molding system, 2a, 2b ... Unwinding reel, 3a, 3b ... Tread server, 4a, 4b ... Rim stand, 5a, 5b ... Automatic cutting device, 7 ... Cushion rubber extruder,
D ... stand tire, D '... molded tire, T ... precure tread,
W: worker, Pu: upstream work place, Pl: downstream work place.

Claims

台タイヤを支持するリムスタンドと同リムスタンドに支持された台タイヤに加硫済トレッド部材を供給するトレッド部材供給手段との組が複数組並列に配設され、
前記並列に配設された複数のリムスタンドに沿って移動自在に設けられたクッションゴム押出機が各リムスタンドに支持された台タイヤに逐次対向しクッションゴムを押出し同台タイヤに貼付することを特徴とする更生タイヤ成型システム。A plurality of sets of a rim stand that supports the base tire and a tread member supply unit that supplies the vulcanized tread member to the base tire supported by the rim stand are arranged in parallel.
The cushion rubber extruder provided movably along the plurality of rim stands arranged in parallel sequentially pushes the cushion rubber against the base tires supported by the respective rim stands, and sticks them to the base tires. A rehabilitated tire molding system.

前記トレッド部材供給手段には帯状長尺の加硫済トレッド部材をタイヤ１本分に適切に自動切断する自動切断手段が設けられたことを特徴とする請求項１記載の更生タイヤ成型システム。The rehabilitated tire molding system according to claim 1, wherein the tread member supply means is provided with automatic cutting means for automatically automatically cutting a strip-like long vulcanized tread member for one tire.

帯状の加硫済トレッド部材を30ｍ以上の長尺に亘って巻き取ったリール装置が前記各トレッド部材供給手段の上流側にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項２記載の更生タイヤ成型システム。3. The retreaded tire molding system according to claim 2, wherein a reel device for winding a belt-like vulcanized tread member over a length of 30 m or more is provided on the upstream side of each tread member supply means. .

前記リムスタンドと前記トレッド部材供給手段の組が２組並列に配設され、
前記相対する２つのリムスタンドが互いの対向する内側から台タイヤの着脱ができることを特徴とする請求項１記載の更生タイヤ成型システム。Two sets of the rim stand and the tread member supply means are arranged in parallel,
The retreaded tire molding system according to claim 1, wherein the two rim stands facing each other can attach and detach the pedestal tire from the inside facing each other.