JP4635664B2 - 電力供給システムおよびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源の端子間に接続されたコンデンサを備えて該直流電源からの電力を負荷に供給する電力供給システムおよびその制御方法に関する。
従来、この種の電力供給システムとしては、バッテリの端子間とコンデンサとを抵抗を介して接続するプリチャージコンタクタ(リレー)と、バッテリの端子間とコンデンサとを抵抗を介さずに接続するメインコンタクタ(リレー)とを備えるものが提案されている(特許文献1参照)。このシステムでは、システム起動時にプリチャージコンタクタをオンとして所定時間が経過したときに、電流センサによりバッテリの電流を検出すると共に電圧センサによりコンデンサの端子間電圧を検出し、バッテリの電流が基準値以下となり、コンデンサの端子間電圧とプリチャージコンタクタのオン直前に検出したコンデンサの端子間電圧との偏差が基準値を超えたときにプリチャージが完了したと判断して、メインコンタクタを接続している。
特開平10−304501号公報
しかしながら、上述の電力供給システムでは、電流センサと電圧センサのいずれかに異常が生じたときについては考慮されていないから、センサの異常によりプリチャージが完了しているにも拘わらずメインコンタクタをオンとすることができない場合が生じる。これに対してセンサの検出結果に拘わらずプリチャージコンタクタをオンとしてから所定時間が経過したときにプリチャージが完了したと推定してメインコンタクタをオンするものを考えることもできるが、何らかの要因によりプリチャージが完了していないにも拘わらず所定時間が経過してメインコンタクタをオンしたときに、メインコンタクタに大電流が流れて損傷などの不具合が生じる場合がある。
本発明の電力供給システムおよびその制御方法は、電流センサと電圧センサのいずれかに異常が生じてもコンデンサのプリチャージの完了を適切に判定することを目的の一つとする。本発明の電力供給システムおよびその制御方法は、システムの起動をより適切に行なうことを目的の一つとする。
本発明の電力供給システムおよびその制御方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電力供給システムは、
直流電源の端子間に接続されたコンデンサを備えて該直流電源からの電力を負荷に供給する電力供給システムであって、
前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ、該直流電源と該コンデンサとを電流抑制素子を介して接続および該接続の解除が可能な第1接続手段と、
前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ、該直流電源と該コンデンサとを前記電流抑制素子を介さずに接続および該接続の解除が可能な第2接続手段と、
前記直流電源を流れる電流を検出する電流検出手段と、
前記直流電源および前記コンデンサの端子間電圧のうち少なくとも該コンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出手段と、
システムの起動指示がなされたとき、前記第1接続手段が接続されるよう該第1接続手段を制御すると共に前記電流検出手段および/または前記電圧検出手段の異常を判定し、異常と判定されなかった検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、該プリチャージが完了したと判定された以降に前記第2接続手段が接続されると共に前記第1接続手段が接続解除されるよう該第1接続手段と該第2接続手段とを制御する接続制御手段と
を備えることを要旨とする。
この本発明の電力供給システムでは、システムの起動指示がなされたとき、直流電源とコンデンサとを電流抑制素子を介して接続および接続の解除が可能な第1接続手段が接続されるよう制御すると共に直流電源を流れる電流を検出する電流検出手段や直流電源およびコンデンサの端子間電圧のうち少なくともコンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出手段の異常を判定し、異常と判定されなかった検出手段の検出結果に基づいてコンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、プリチャージが完了したと判定された以降に直流電源とコンデンサとを電流抑制素子を介さずに接続および接続の解除が可能な第2接続手段が接続されると共に第1接続手段が接続解除されるよう制御する。従って、電流検出手段や電圧検出手段のいずれかに異常が生じてもコンデンサのプリチャージの完了を適切に判定することができ、より適切にシステムを起動することができる。ここで、「電流抑制素子」には、レジスタが含まれる。
こうした本発明の電力供給システムにおいて、前記接続制御手段は、システムの起動指示がなされたとき、前記第1接続手段が接続されるよう該第1接続手段を制御すると共に前記電流検出手段の異常を判定し、該電流検出手段が異常と判定されなかったときには該電流検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、前記電流検出手段が異常と判定されたときには前記電圧検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、電流検出手段の異常の有無に拘わらずコンデンサのプリチャージの完了を判定することができる。あるいは、前記接続制御手段は、システムの起動指示がなされたとき、前記第1接続手段が接続されるよう該第1接続手段を制御すると共に前記電圧検出手段の異常を判定し、該電圧検出手段が異常と判定されなかったときには該電圧検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、前記電圧検出手段が異常と判定されたときには前記電流検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、電圧検出手段の異常の有無に拘わらずコンデンサのプリチャージの完了を判定することができる。
また、本発明の電力供給システムにおいて、前記接続制御手段は、前記電流検出手段および前記電圧検出手段の両方が異常と判定されたときには、前記第2接続手段を接続することなく前記第1接続手段が接続解除されるよう該第1接続手段を制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、コンデンサのプリチャージが完了していない状態で第2接続手段が接続されるのをより確実に防止することができる。
さらに、本発明の電力供給システムにおいて、前記電流検出手段および/または前記電圧検出手段が異常と判定されたとき操作者に該異常に対する警告を出力する警告手段を備えるものとすることもできる。こうすれば、操作者に異常の発生を知らせることができる。
また、本発明の電力供給システムにおいて、前記接続制御手段は、前記第1接続手段が接続されている状態で前記電流検出手段により検出された電流が所定電流未満となったときに前記コンデンサのプリチャージが完了したと判定する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の電力供給システムにおいて、前記接続制御手段は、前記第1接続手段が接続されている状態で前記電圧検出手段により検出された前記直流電源の端子間電圧と前記コンデンサの端子間電圧との偏差が所定偏差未満となったときに該コンデンサのプリチャージが完了したと判定する手段であるものとすることもできる。
また、本発明の電力供給システムにおいて、前記負荷は、インバータを介して前記直流電源からの電力の供給を受けて駆動する電動機であるものとすることもできる。
本発明の電力供給システムの制御方法は、
電力を負荷に供給可能な直流電源と、該直流電源の端子間に接続されたコンデンサと、前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ該直流電源と該コンデンサとを電流抑制素子を介して接続および該接続の解除が可能な第1接続手段と、前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ該直流電源と該コンデンサとを前記電流抑制素子を介さずに接続および該接続の解除が可能な第2接続手段と、前記直流電源を流れる電流を検出する電流検出手段と、前記直流電源および前記コンデンサの端子間電圧のうち少なくとも該コンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出手段と、を備える電力供給システムの制御方法であって、
システムの起動指示がなされたとき、前記第1接続手段が接続されるよう該第1接続手段を制御すると共に前記電流検出手段および/または前記電圧検出手段の異常を判定し、異常と判定されなかった検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、該プリチャージが完了したと判定された以降に前記第2接続手段が接続されると共に前記第1接続手段が接続解除されるよう該第1接続手段と該第2接続手段とを制御する
ことを要旨とする。
この本発明の電力供給システムの制御方法によれば、システムの起動指示がなされたとき、直流電源とコンデンサとを電流抑制素子を介して接続および接続の解除が可能な第1接続手段が接続されるよう制御すると共に直流電源を流れる電流を検出する電流検出手段や直流電源およびコンデンサの端子間電圧のうち少なくともコンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出手段の異常を判定し、異常と判定されなかった検出手段の検出結果に基づいてコンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、プリチャージが完了したと判定された以降に直流電源とコンデンサとを電流抑制素子を介さずに接続および接続の解除が可能な第2接続手段が接続されると共に第1接続手段が接続解除されるよう制御する。従って、電流検出手段や電圧検出手段のいずれかに異常が生じてもコンデンサのプリチャージの完了を適切に判定することができ、より適切にシステムを起動することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての電力供給システム20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電力供給システム20は、図示するように、例えば、電気自動車に搭載される走行用のモータ10にインバータ12を介して電力を供給可能なシステムとして構成されており、直流電源としてのバッテリ22と、インバータ12の正極母線12aと負極母線12bとに接続された平滑用のコンデンサ24と、バッテリ22とコンデンサ24との間に介在するシステムメインリレーSMR(以下、これを単にリレーと呼ぶ)と、システム全体をコントロールする電子制御ユニット40とを備える。なお、モータ10は、例えば、永久磁石が貼り付けられたロータと三相コイルが巻回されたステータとを備える発電可能な同期発電電動機として構成されている。また、インバータ12は、6個のトランジスタと6個のトランジスタの各々と逆並列接続された6個のダイオードとにより構成されており、トランジスタのスイッチング制御によりバッテリ22からの直流電力を三相交流電力に変換してモータ12の三相コイルに出力する。
リレーSMRは、バッテリ22の正極端子とインバータ12の正極母線12aとを接続および接続解除が可能なリレーSMR1と、抵抗26を介して同じくバッテリ22の正極端子とインバータ12の正極母線12aとを接続および接続解除が可能なリレーSMR2と、バッテリ22の負極端子とインバータ12の負極母線12bとを接続および接続解除が可能なリレーSMR3とから構成されている。
電子制御ユニット40は、CPU42を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU42の他に処理プログラムを記憶するROM44と、データを一時的に記憶するRAM46と、入出力ポート(図示せず)とを備える。電子制御ユニット40には、バッテリ22の端子間に取り付けられた電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbやバッテリ22の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた電流センサ34からのバッテリ電流Ib,コンデンサ24の端子間に取り付けられた電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット40からは、リレーSMRへの駆動信号や警告灯50への点灯信号などが出力ポートを介して出力されている。
次に、こうして構成された実施例の電力供給システム20の動作について説明する。図2は、実施例の電力供給システム20の電子制御ユニット40により実行される起動処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、例えば、操作者の操作に基づいてシステム起動の指示が入力されたときに実行される。
起動処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット40のCPU42は、まず、リレーSMR3をオンし(ステップS100)、リレーSMR2をオンする(ステップS110)。これにより、バッテリ22とコンデンサ24とが抵抗26を介して電気的に接続されるから、バッテリ22からの直流電力は抵抗26を介してコンデンサ24に供給されコンデンサ24のプリチャージが開始される。そして、電流センサ34が正常であるか否かを判定する(ステップS120)。ここで、電流センサ34が正常であるか否かの判定は、例えば、電流センサ34の内部配線の断線や電流センサ34から電子制御ユニット40に至る信号ラインの断線などにより電流センサ34からの信号が途絶えていないか否か,電流センサ34の検出値が通常想定される値から外れた値となっていないか否かを判定することにより行なうことができる。電流センサ34が正常であると判定されると、電流センサ34からバッテリ電流Ibを入力して(ステップS130)バッテリ電流Ibが所定電流Iref未満に至るまでステップS120に戻って処理を繰り返す(ステップS140)。ここで、所定電流Irefは、コンデンサ24のプリチャージの完了を判定するための閾値であり、リレーSMR1をオンしてバッテリ22とコンデンサ24とを抵抗26を介さずに直接接続してもリレーSMR1を溶着させない程度の比較的小さな電流値として予め定められている。バッテリ電流Ibが所定電流Iref未満に至ると、コンデンサ24のプリチャージは完了したと判断して、リレーSMR1をオンすると共に(ステップS190)、オンしているリレーSMR2をオフとして(ステップS200)、本ルーチンを終了する。
一方、電流センサ34が正常ではない、即ち電流センサ34に異常が生じていると判定されると、次に、電圧センサ32および電圧センサ36のいずれもが正常であるか否かを判定する(ステップS150)。ここで、電圧センサ32および電圧センサ36のいずれもが正常であるか否かの判定は、例えば、電圧センサ32や電圧センサ36の内部配線の断線や電圧センサ32や電圧センサ36から電子制御ユニット40に至る信号ラインの断線などにより電圧センサ32や電圧センサ36からの信号が途絶えていないか否か,電圧センサ32や電圧センサ36の検出値が通常想定される値から外れた値となっていないか否かを判定することにより行なうことができる。電圧センサ32および電圧センサ36のいずれもが正常であると判定されると、電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbと電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcとを入力して(ステップS160)バッテリ電圧Vbからコンデンサ電圧Vcを減じて電圧差ΔVを計算し(ステップS170)、計算した電圧差ΔVが所定電圧差Vref未満に至るまでステップS150に戻って処理を繰り返す(ステップS180)。ここで、所定電圧差Vrefは、コンデンサ24のプリチャージの完了を判定するための閾値であり、リレーSMR1をオンしてバッテリ22とコンデンサ24を抵抗26を介さずに直接接続してもリレーSMR1を溶着させない程度の比較的小さな電圧差として予め定められている。電圧差ΔVが所定電圧差Vref未満に至ると、コンデンサ24のプリチャージは完了したと判断して、リレーSMR1をオンすると共に(ステップS190)、オンしているリレーSMR2をオフとして(ステップS200)、本ルーチンを終了する。このように、電流センサ34が正常のときには電流センサ34からのバッテリ電流Ibに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定し、電流センサ34に異常が生じているときには、電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbと電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcとに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定するのである。これにより、電流センサ34の異常の有無に拘わらずコンデンサ24のプリチャージの完了を適切に判定することができる。
なお、電圧センサ32および電圧センサ36のいずれもが正常でない、即ち電圧センサ32および電圧センサ36のいずれか又は両方に異常が生じていると判定されると、コンデンサ24のプリチャージの完了を判定できないと判断して、リレーSMR2とリレーSMR3とをオフし(ステップS210)、警告灯50を点灯させて(ステップS220)、本ルーチンを終了する。
図3に、電流センサ34が正常であるときのコンデンサ24のプリチャージの完了を判定する様子を示し、図4には、電流センサ34に異常が生じているときのコンデンサ24のプリチャージの完了を判定する様子を示す。電流センサ34が正常であるときには、図3に示すように、システムの起動が指示され、時刻t1にリレーSMR3がオンされ、時刻t2にリレーSMR2がオンされたときに、バッテリ22とコンデンサ24とが抵抗26を介して電気的に接続されてコンデンサ24のプリチャージが開始される。このとき、バッテリ22からはバッテリ22の端子間電圧とコンデンサ24の端子間電圧との電圧差と抵抗26の抵抗値とに基づくバッテリ電流Ibがコンデンサ24に印加され、このバッテリ電流Ibはコンデンサ24の充電が進んでコンデンサ24の端子間電圧が高くなるほど小さくなる。そして、時刻t3にバッテリ電流Ibが所定電流Irefに至ったときにはプリチャージが完了したと判断してリレーSMR1をオンすると共にリレーSMR2をオフとする。一方、電流センサ34に異常が生じているときには、図4に示すように、時刻t1にリレーSMR3がオンされ、時刻t2にリレーSMR2がオンされてコンデンサ24のプリチャージが開始されると、コンデンサ24の端子間電圧(コンデンサ電圧Vc)は充電が進むにつれて大きくなりバッテリ電圧Vbに近づいていく。そして、時刻t3にコンデンサ電圧Vcとバッテリ電圧Vbとの電圧差ΔVが所定電圧差Vrefに至ったときにプリチャージが完了したと判断してリレーSMR1をオンすると共にリレーSMR2をオフとする。したがって、電流センサ34の異常の有無に拘わらずコンデンサ24のプリチャージの完了を適切に判定することができ、システムを起動することができる。
以上説明した実施例の電力供給システム20によれば、システムの起動が指示されたとき、バッテリ22とコンデンサ24とを抵抗26を介して電気的に接続してコンデンサ24のプリチャージを開始し、電流センサ34が正常なときには電流センサ34からのバッテリ電流Ibに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定し、電流センサ34に異常が生じているときには電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbと電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcとに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定するから、電流センサ34の異常の有無に拘わらずコンデンサ24のプリチャージの完了をより適切に判定することができる。この結果、電流センサ34の異常を考慮しないものに比してシステムをより適切に起動させることができる。
実施例の電力供給システム20では、基本的には、電流センサ34からのバッテリ電流Ibに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定し、電流センサ34に異常が生じているときに電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbと電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定するものとしたが、基本的には、電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbと電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcとに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定し、電圧センサ32および電圧センサ36のいずれかに異常が生じているときに電流センサ34からのバッテリ電流Ibに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定するものとしてもよい。この場合、図2の起動処理ルーチンに代えて図5の起動処理ルーチンを実行すればよい。図5の起動処理ルーチンでは、電子制御ユニット40は、図2のステップS100,S110と同様に、リレーSMR3をオンすると共に(ステップS300)、リレーSMR2をオンし(ステップS310)、図2のステップS150〜S180の処理と同様に、電圧センサ32および電圧センサ36のいずれもが正常であるか否かを判定し(ステップS320)、正常であると判定されると、電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbと電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcとを入力して(ステップS330)、両者の差をとって電圧差ΔVを計算し(ステップS340)、電圧差ΔVが所定電圧差Vref未満に至るまでステップS320に戻って処理を繰り返し(ステップS350)、電圧差ΔVが所定電圧差Vref未満に至ったときにリレーSMR1をオンすると共に(ステップS390)、リレーSMR2をオフとして(ステップS400)処理を終了する。一方、電圧センサ32および電圧センサ36のいずれか又は両方に異常が生じていると判定されると、図2のステップS120〜S140の処理と同様に、電流センサ34が正常であるか否かを判定し(ステップS360)、正常であると判定されると、電流センサ34からバッテリ電流Ibを入力して(ステップS370)バッテリ電流Ibが所定電流Ib未満に至るまでステップS360に戻って処理を繰り返し(ステップS380)、バッテリ電流Ibが所定電流Ib未満に至ったときにリレーSMR1をオンすると共に(ステップS390)、リレーSMR2をオフとして(ステップS400)、処理を終了する。一方、電流センサ34に異常が生じていると判定されるとリレーSMR2をオフすると共にリレーSMR3をオフとし(ステップS410)、警告灯50を点灯させて(ステップS420)、処理を終了する。こうした変形例の電力供給システムによれば、電圧センサ32や電圧センサ36の異常の有無に拘わらずコンデンサ24のプリチャージの完了を適切に判定することができる。この結果、電圧センサ32や電圧センサ36の異常を考慮しないものに比してシステムをより適切に起動させることができる。
実施例の電力供給システム20やその変形例では、電圧センサ32からのバッテリ電圧Vbと電圧センサ36からのコンデンサ電圧Vcとに基づいてコンデンサ24のプリチャージの完了を判定するものとしたが、若干精度が落ちるもののコンデンサ電圧Vcだけに基づいて例えばコンデンサ電圧Vcが所定電圧以上に至ったか否かによりコンデンサ24のプリチャージの完了を判定するものとしても差し支えない。
実施例の電力供給システム20やその変形例では、電流センサ34に異常が生じており且つ電圧センサ32および電圧センサ36のいずれか又は両方に異常が生じているときには、リレーSMR2とリレーSMR3とをオフとしてシステムの起動を行なわないものとしたが、電流センサ34に異常が生じており且つ電圧センサ32および電圧センサ36のいずれか又は両方に異常が生じているときには、リレーSMR2とリレーSMR3とをオンとしてコンデンサ24のプリチャージを開始してから所定時間が経過したときにコンデンサ24のプリチャージが完了したと推定してリレーSMR1をオンするものとしても差し支えない。
実施例の電力供給システム20やその変形例では、電流センサ34に異常が生じており且つ電圧センサ32および電圧センサ36のいずれか又は両方に異常が生じているときに警告を行なうものとしたが、電流センサ34だけに異常が生じたときに警告を行なうものとしてもよいし、電圧センサ32および電圧センサ36のいずれか又は両方だけに異常が生じたときに警告を行なうものとしてもよい。
実施例の電力供給システム20やその変形例では、センサ異常に対して警告灯50を点灯するものとしたが、警告音などの他の手法による警告を行なうものとしてもよいし、警告しないものとしても差し支えない。
実施例の電力供給システム20やその変形例では、バッテリ22と、コンデンサ24と、バッテリ22とコンデンサ24とに介在するリレーSMR(リレーSMR1,SMR2,SMR3)とを備えるものとしたが、図6の変形例の電力供給システムに示すように、バッテリ22とコンデンサ24との間に昇圧回路60を設けるものとしてもよい。この場合、例えば、リレーSMR1とリレーSMR3とを接続したときには、バッテリ22からの直流電力を昇圧回路60が備えるダイオードD1を介してコンデンサ24に供給してコンデンサ24をプリチャージするものとすればよい。
実施例の電力供給システム20では、電気自動車に搭載される走行用のモータ10に電力を供給するシステムとして適用するものとしたが、抵抗などの電流抑制素子を介してコンデンサと接続できると共に電流抑制素子を介さずにコンデンサと接続できるバッテリなどの直流電源から負荷に電力を供給する如何なるシステムにも適用することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電力供給システム製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施形態としての電力供給システム20の構成の概略を示す構成図である。 実施例の電力供給システム20の電子制御ユニット40により実行される起動処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 電流センサ34が正常であるときのコンデンサ24のプリチャージの完了を判定する様子を示す説明図である。 電流センサ34に異常が生じているときのコンデンサ24のプリチャージの完了を判定する様子を示す説明図である。 変形例の起動処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例の電力供給システムの構成の概略を示す構成図である。
符号の説明
10 モータ、12 インバータ、12a 正極母線、12b 負極母線、20 電力供給システム、22 バッテリ、24 コンデンサ、26 抵抗、32 電圧センサ、34 電流センサ、36 電圧センサ、40 電子制御ユニット、42 CPU、44 ROM、46 RAM、50 警告灯、60 昇圧回路、SMR,SMR1,SMR2,SMR3 システムメインリレー(リレー)。

Claims (7)

  1. 直流電源の端子間に接続されたコンデンサを備えて該直流電源からの電力を負荷に供給する電力供給システムであって、
    前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ、該直流電源と該コンデンサとを電流抑制素子を介して接続および該接続の解除が可能な第1接続手段と、
    前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ、該直流電源と該コンデンサとを前記電流抑制素子を介さずに接続および該接続の解除が可能な第2接続手段と、
    前記直流電源を流れる電流を検出する電流検出手段と、前記直流電源および前記コンデンサの端子間電圧のうち少なくとも該コンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出手段とのうちの一方の検出手段である第1検出手段と、
    前記電流検出手段と、前記電圧検出手段とのうちの他方の検出手段である第2検出手段と、
    システムの起動指示がなされたとき、前記第1接続手段が接続されるよう該第1接続手段を制御すると共に前記第1検出手段および/または前記第2検出手段の異常を判定し、前記第1検出手段が異常と判定されなかったときには該第1検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、前記第1検出手段が異常と判定されたときには前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、該プリチャージが完了したと判定された以降に前記第2接続手段が接続されると共に前記第1接続手段が接続解除されるよう該第1接続手段と該第2接続手段とを制御する接続制御手段と
    を備える電力供給システム。
  2. 前記接続制御手段は、前記第1検出手段および前記第2検出手段の両方が異常と判定されたときには、前記第2接続手段を接続することなく前記第1接続手段が接続解除されるよう該第1接続手段を制御する手段である請求項記載の電力供給システム。
  3. 前記第1検出手段および/または前記第2検出手段が異常と判定されたとき操作者に該異常に対する警告を出力する警告手段を備える請求項1または2記載の電力供給システム。
  4. 前記接続制御手段は、前記第1接続手段が接続されている状態で前記電流検出手段により検出された電流が所定電流未満となったときに前記コンデンサのプリチャージが完了したと判定する手段である請求項1ないしいずれか1項に記載の電力供給システム。
  5. 前記接続制御手段は、前記第1接続手段が接続されている状態で前記電圧検出手段により検出された前記直流電源の端子間電圧と前記コンデンサの端子間電圧との偏差が所定偏差未満となったときに該コンデンサのプリチャージが完了したと判定する手段である請求項1ないしいずれか1項に記載の電力供給システム。
  6. 前記負荷は、インバータを介して前記直流電源からの電力の供給を受けて駆動する電動機である請求項1ないしいずれか記載の電力供給システム。
  7. 電力を負荷に供給可能な直流電源と、該直流電源の端子間に接続されたコンデンサと、前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ該直流電源と該コンデンサとを電流抑制素子を介して接続および該接続の解除が可能な第1接続手段と、前記直流電源と前記コンデンサとの間に設けられ該直流電源と該コンデンサとを前記電流抑制素子を介さずに接続および該接続の解除が可能な第2接続手段と、前記直流電源を流れる電流を検出する電流検出手段と前記直流電源および前記コンデンサの端子間電圧のうち少なくとも該コンデンサの端子間電圧を検出する電圧検出手段とのうちの一方の検出手段である第1検出手段と、前記電流検出手段と前記電圧検出手段とのうちの他方の検出手段である第2検出手段と、を備える電力供給システムの制御方法であって、
    システムの起動指示がなされたとき、前記第1接続手段が接続されるよう該第1接続手段を制御すると共に前記第1検出手段および/または前記第2検出手段の異常を判定し、前記第1検出手段が異常と判定されなかったときには該第1検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、前記第1検出手段が異常と判定されたときには前記第2検出手段の検出結果に基づいて前記コンデンサのプリチャージが完了したか否かを判定し、該プリチャージが完了したと判定された以降に前記第2接続手段が接続されると共に前記第1接続手段が接続解除されるよう該第1接続手段と該第2接続手段とを制御する
    電力供給システムの制御方法。
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