JP4630428B2 - 料金収受システム、icカード、料金収受方法 - Google Patents

料金収受システム、icカード、料金収受方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば有料道路に導入される料金収受システム、ICカード、料金収受方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、有料道路等の有料施設には、ノンストップ自動料金収受システム(以下ETCシステムと称す)が導入されつつある。ETCシステムの導入にあたっては、従来の磁気通行券を用いた運用形態との互換性を保持することが重要である。
【0003】
従来の磁気通行券を用いた料金収受システムでは、利用者の拡大およびユーザの割安感をねらい周遊券等の特殊な通行券を発行し通常の通行券とは異なる特殊な料金体系で運用することがあった。この周遊券を利用する場合の料金所の処理は、周遊券を収受員が目視して通行券とは別のものと判断した上で特殊な処理を行う方法がとられてきた。
【0004】
現在の有料道路に導入されているETCシステムでは、特殊な料金体系を利用した運用を行う場合、以下の3つの方法が考えられる。
【0005】
第1の方法は、使用用途に応じた専用ICカード(期間エリア限定周遊券一定期券、回数券、フリー券等)を発行する。
【0006】
第2の方法は、後納ICカードに対する特殊情報をETCセンタで一元管理し、ETC処理実行する方法である。この第2の方法の場合、通常使用している後納ICカードのデータ書き替えは行わず、ユーザの申請に基づいて、ICカード番号に対応する特殊情報をETCセンタで一元管理する。しかし、この場合、全てのICカードに関するデータを扱うためにデータ量が膨大になる。また、ICカードを利用するたびにETCセンタヘの照会(検索)処理が必要であり、照会(検索)処理、伝送速度の高速化が必要である。
【0007】
第3の方法は、後納ICカードヘ特殊情報を書き込み、ICカードの特殊情報を基にETC処理を実行する方法である。このように通常使用している後納ICカードヘの情報の追加で特殊データを書き込む場合、利用毎にETCセンタヘの照会(検索)が不要であり、複数の専用ICカードを持つ煩わしさがなく、一番現実的な方法と言える。
【0008】
ICカードのデータは、セキュリティ確保のために通常暗号化が実施されており、市販されているICカードライタではデータ書き込みおよび書き換え等を行うことができない。従って、ユーザは、ETC管理事務所等の特定場所に設置される専用端末で、ICカードヘ特殊データを書き込むこととなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなETCシステムにおいて特殊な料金体系でシステムの運用を行う場合には、以下のような問題がある。
まず、第1に、使用用途に応じた専用ICカードを発行する場合、一人のユーザが複数のICカードを所有することになりICカードの利便性が低下する。また、データ書き込みおよび書き換えのたびにETC管理事務所等の特定場所にユーザが一々出向くのではICカードにデータを記録できるという特徴を有効に活用できなくなる。
【0010】
第2に、通常使用している後納ICカードに特殊情報を記憶せずに(後納ICカードの機能をそのままにして)、ETCセンタで特殊情報を一元管理すると、ICカードの照会を行うごとに(アクセスごとに)ETCセンタヘの照会処理時間がかかり、サービスタイムの増加をまねくことになるため、料金所の交通量およびデータ量を考えると、ETCセンタ側で特殊情報を管理することは現実的に難しい。
【0011】
第3に、通常使用している後納ICカードヘ特殊情報として特殊コードを書き込む場合、市販されているICカードライタで行うことはできないため、ユーザは特定場所(ETC管理事務所等)に設置される専用端末まで出向いて、ICカードヘ特殊データを書き込まなければならず、これでは、ユーザの利便性が損なわれる。また、特定場所に専用端末を設ける上ではそのメンテナンスの問題(いつ誰がやるか)や、専用端末の不正使用によるカード偽造等の問題も発生することが予想される。
【0012】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、一枚のICカードをユーザの利便性を損なうことなくさまざまな料金体系で利用可能にする料金収受システム、ICカード、料金収受方法を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の発明の料金収受システムは、有料道路の出入口に進入してきた車両に搭載された車載器と無線通信を行い、前記車載器から得られた前記車載器に装着されているICカードの情報を基に前記車両に対して料金収受処理を行う料金収受システムにおいて、前記有料道路を特殊な料金体系で利用するための特殊申請を前記ICカードの所有者から受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた特殊申請の情報に基づいて割り出された前記有料道路の出入口の所定の料金所に配信する配信手段と、前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られたICカードの情報が、前記配信手段により配信された特殊申請の情報のリストの中にあるか否かを照会し、前記リストに前記ICカードの情報があった場合、前記ICカードの情報に対応する特殊申請の情報を前記ICカードに記憶し、前記リストを削除する特殊申請情報受渡手段と、前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られた前記ICカードの情報に、配信された特殊申請の情報が含まれていた場合、前記料金所が前記特殊申請の情報が適用されるエリア内の料金所であれば、前記特殊申請の情報を基に料金収受処理を行う料金処理手段とを具備したことを特徴としている。
【0014】
請求項2記載の発明の料金収受システムは、有料道路の出入口に進入してきた車両に搭載された車載器と無線通信を行い、前記車載器から得られた前記車載器に装着されているICカードの情報を基に前記車両に対して第1の料金体系で料金収受処理を行う料金収受システムにおいて、前記有料道路の所定の出入口を利用した場合に第2の料金体系で通行料金を決済するための特殊申請を前記ICカードの所有者から受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた特殊申請の情報に基づいて割り出された前記有料道路の出入口の所定の料金所に配信する配信手段と、前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られたICカードの情報が、前記配信手段により配信された特殊申請の情報のリストの中にあるか否かを照会し、前記リストに前記ICカードの情報があった場合、前記ICカードの情報に対応する特殊申請の情報を前記ICカードに記憶し、前記リストを削除する特殊申請情報受渡手段と、前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られたICカードの情報に特殊申請の情報が含まれていた場合、前記料金所が前記特殊申請の情報が適用されるエリア内の料金所であれば、前記特殊申請の情報を基に第2の料金体系料金収受処理を行う料金収受処理手段とを具備したことを特徴としている。
【0015】
請求項3記載の発明の料金収受システムは、請求項1、2いずれか記載の料金収受システムにおいて、前記受付手段は、前記ICカードの所有者からの特殊申請を電話回線あるいはインターネットを通じて受け付ける手段を具備したことを特徴としている。
【0016】
請求項4記載の発明の料金収受システムは、請求項2記載の料金収受システムにおいて、前記料金収受処理手段は、前記所定の出入口を所定期間内に利用して前記有料道路の入退出を繰り返した場合、課金処理することなく利用明細情報を前記車載器へ送信する手段を具備したことを特徴としている。
【0022】
従来の有料道路料金収受システムでは、利用者の拡大/ ユーザの割安感をねらい周遊券等の特殊な料金体系で運用することがあった。この利用にあたっては、通行券と別に周遊券を発行し、それを収受員が判断、処理を行う方法が取られてきた。
【0023】
現在のETCシステムでも、ICカ一ドを利用して同様な運用による、特殊な料金体系(周遊割引等の他に、定期、回数割引等のさまざまな料金体系) が実施されることが想定されている。このように異なる料金体系でシステムを運用する上では、磁気通行券の代わりのICカードにさまざまな特殊情報を書き込むこと必要がある。
【0024】
しかし、ICカードにさまざまな特殊情報を書き込むためにはユーザがICカードを所定の場所へ持ってゆき、専用の端末で特殊情報を書き込む必要があるため、ICカードの利便性が損なわれるという問題があった。
【0025】
そこで、請求項1記載の発明の場合、有料道路を特殊な料金体系で利用するための特殊申請をICカードの所有者から受け付け、受け付けた特殊申請の情報を有料道路の各出入口に事前に配信しておく。そして、有料道路の各出入口に車載器を搭載した車両が進入し、その車両に搭載された車載器からICカードの情報が得られた場合、そのICカードの情報と配信された特殊申請の情報とを基に料金収受処理を行うので、通常とは異なる特殊な料金体系での処理が可能になる。
【0026】
請求項2記載の発明の場合、有料道路の所定の出入口を利用した場合に第2の料金体系で通行料金を決済するための特殊申請をICカードの所有者から受け付け、受け付けた特殊申請の情報を有料道路の各出入口に事前に配信しておく。そして、有料道路の各出入口に車載器を搭載した車両が進入し、その車両に搭載された車載器からICカードの情報が得られた場合、そのICカードの情報と特殊申請の情報が配信されているか否かに応じて第1あるいは第2の料金体系で料金収受処理を行うので、異なる料金体系での料金収受処理が可能になる。
【0027】
また、特殊申請の情報を所定の出入口、つまり該当料金所のみに配信し、該当料金所では、ICカードの情報と特殊情報が配信されているか否かに応じて料金収受処理を行うので、一々ETCセンタまで照会を依頼しなくて済むようになり、対象データの検索時間を大幅に短縮でき、これにより、サービス時間の向上を図ることができる。
【0028】
請求項3記載の発明の場合、ICカードの所有者からの特殊申請を電話回線あるいはインターネットを通じて受け付けるので、特殊申請をユーザが不便に思うことがなくなる。
【0029】
請求項4記載の発明の場合、所定の出入口のみを所定期間内に利用して有料道路の入退出を繰り返した場合、課金処理することなく利用明細情報を車載器へ送信することで、ICカードでの周遊割引処理を行うことができるようになる。
【0031】
この結果、一枚のICカードをユーザの利便性を損なうことなくさまざまな料金体系で利用可能にすることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0033】
図1および図2は本発明に係る一つの実施形態のETCシステムの全体構成を示す図、図2は料金所側の機器構成を示す図、図3は車載器の構成を示す図である。
【0034】
図1,2に示すように、このETCシステムは、携帯電話11等の電話器やパーソナルコンピュータ12(以下PC12と称す)、ユーザが所有する車両に搭載された車載器20等のユーザ側の機器と、このユーザ側の機器と電話回線13やインターネット14を介して接続されたETCセンタの各機器と、このETCセンタの各機器とオンライン通信回線15を介して接続された各地の料金所側の機器とから構成されている。車載器20はアンテナ部21を通じて料金所側の機器と情報の送受信を行う。車載器20にはICカード80が装着されている。
【0035】
ETCセンタの各機器は、電話回線13やインターネット14に接続された情報受付端末30と、この情報受付端末30にLAN等で接続されたデータ処理装置40とからなる。情報受付端末30は、表示装置31、印刷装置32、入力装置33、本体34などから構成されている。表示装置31は処理状況の画面を表示するものである。印刷装置32は事前登録処理や特殊情報の書き込み処理を行った際に処理結果の情報を印刷(出力)するものである。入力装置33は本体34に対するさまざまな入力操作を行うものであり、例えばキーボード、マウス等である。本体34はCPU36、メモリ(記憶部)37、伝送制御部38、各種装置インタフェース39とを有している。伝送制御部38は電話回線13やインターネット14に接続されており、ユーザ側の機器との情報の通信を制御する。CPU36はユーザ側の機器にガイド画面を表示させてユーザからの情報入力によって事前登録処理(受付処理)や周遊情報等の特殊情報の書き込み処理等を実行する。メモリ(記憶部)37はCPU36に処理を実行させる制御プログラムを記憶するROM、CPU36の一時作業領域であるRAM、および上記各種処理結果等を蓄積するハードディスク装置等の補助記憶装置を含むものである。
【0036】
この情報受付端末30は、ユーザとのインタフェースを行うものであり、ユーザにガイド画面等でデータ入力を促すとともに、受け取ったデータをデータ処理装置に転送する機能を有している。ユーザは、携帯電話11などの電話器やPC12等から、電話回線13やインターネット14を利用してETCセンタの情報受付端末30にアクセスする。
【0037】
料金所側の機器は、図2に示すように、各地の料金所に配設された料金所制御装置50と、この料金所制御装置50に接続され、料金所の料金収受用の各車線の路側機器60とからなる。路側機器60は各車線の路側に設置される路側アンテナ61a、路側無線装置61、車両検知装置62、発進制御装置63、路側表示器64、トールゲート表示板65および車高計66等と、これらの機器を制御する車線制御装置67とからなる。路側無線装置61は路側アンテナ61aを通じて車両に搭載されている車載器20と無線交信する。車両検知装置62は車線内での車両の位置を検知するものである。発進制御装置63は阻止機(図示せず)を開閉制御して車両に対して発進の許可を与えたり停止させたりする。路側表示器64は処理状況を案内表示する。トールゲート表示板65は各車線が稼働しているか否かを信号灯(赤信号、青信号など)の点灯で通知する。車線制御装置67は、セキュリティ処理部68、ETC処理部69を有している。セキュリティ処理部68は特殊コード、特殊情報の抽出および書き込み(記録)に利用される。ETC処理部69は車載器20との無線通信による料金収受処理を行う。
【0038】
図3に示すように、車載器20は、アンテナ部21による無線通信を制御する無線通信制御部22、ICカード80が挿脱自在に装着されるICカードスロット等のICカードI/F23、CPU24、メモリ25、操作部26、表示部27、汎用インタフェース28(以下汎用I/F28と称す)、セキュリティ処理部29等から構成されている。汎用I/F28はこの車載器20と車両に搭載されるカーナビゲーションシステム16(以下カーナビ16と称す)、携帯電話11、PC12等を接続するものである。セキュリティ処理部29は特殊コード、特殊情報の抽出および書き込み(記録)に利用される。
【0039】
このETCシステムを利用するための前提条件としては、ユーザには、既にクレジット会社より料金後納のICカード80が発行されており、ユーザは料金後納によるETC処理が行えるユーザであるものとする。また、有料道路を利用する際には、車載器20を搭載した車両で料金所を通過するものとする。後納のICカード80(以下ICカード80と称す)とは、予め申請している金融機関の口座から有料道路内での各種サービスの利用料金を引き落とすクレジットカード形式のカードのことをいう。
【0040】
以下、図4〜図8を参照してこのETCシステムの動作を説明する。
ここでは、図4に示す周遊割引路線図のX料金所からZ料金所(X〜Y〜Z)までの周遊割引を使用した例について、事前登録処理(図6)、特殊情報書込処理(図7)、特殊情報書込後の処理(図8)等に分けて説明する。また図5にこのETCシステムの全体的な処理の流れを示す。
【0041】
まず、図4、図5、図6を参照してこのETCシステムにおけるユーザの事前登録処理について説明する。
ユーザはETCホームページまたは各種広報等より周遊割引の情報を得る(S101)。
【0042】
ユーザはインターネットか電話(携帯電話11等)の好みの通信手段を利用して、ETCセンタヘ連絡する。ここでは、携帯電話11を利用した場合について説明する。
【0043】
ユーザが携帯電話11を操作してETCセンタヘ電話をかけると(S102)、電話回線13を通じて情報受付端末30に接続される。
【0044】
情報受付端末30は、携帯電話11が接続されると、受付を開始し(S103)、携帯電話11に音声メッセージ等でICカード番号の入力を促す(S104)。
【0045】
音声メッセージに対してユーザが携帯電話11のテンキーを操作してICカード番号(クレジット番号等)を入力(電話プッシュトーン信号等を利用)すると(S105)、携帯電話11から情報受付端末30へクレジット番号のトーン信号が送信される。
【0046】
情報受付端末30は、クレジット番号のトーン信号を受信すると、続いて音声メッセージ等で暗唱番号の入力を促す(S106)。
【0047】
ユーザが携帯電話11のテンキーを操作して暗唱番号を入力(電話プッシュトーン信号等を利用)すると(S107)、携帯電話11から情報受付端末30へ暗唱番号のトーン信号が送信される。
【0048】
情報受付端末30は、暗唱番号のトーン信号を受信すると、既に受信されているICカード番号と共に暗唱番号をデータ処理装置40に送信する。
【0049】
データ処理装置40は、情報受付端末30から受信されたICカード番号と暗唱番号を基に自身のデータベースを検索(照会処理)し(S108)、登録要求を行ったユーザが正規ユーザであるか否かを確かめ(S109)、情報受付端末30へ検索結果を返信する。
【0050】
情報受付端末30は、データ処理装置40より正規ユーザであるという検索結果を受けると(S109のY)、次に携帯電話11に音声メッセージ等で用途の入力を促す(S110)。
【0051】
この音声メッセージに従い、ユーザが用途に応じた番号を入力(電話プッシュトーン信号など利用)すると(S111)、携帯電話11から情報受付端末30へ、用途に応じた番号のトーン信号が送信される。
【0052】
情報受付端末30は、用途に応じた番号のトーン信号から用途コードを割り出し(用途コードの有無を照会し)(S112)、用途コートがあれば(S113のY)、データ処理装置40へ送信する。
【0053】
データ処理装置40は、情報受付端末30から用途コードを受け取ると、この用途コードおよびICカード番号を受け付け、記録(保存)すると共に(S114)、用途コードおよびICカード番号に対するカード登録番号を発行し(S115)、このカード登録番号は、情報受付端末30を介してユーザの携帯電話11ヘ連絡(通知)される。用途コードとは、周遊割引に対してユーザが申請用に用いるコードであり、ICカード80ヘ書き込まれるコードとは異なる。これはセキュリティを確保するための措置である。カード登録番号とは、登録を行ったユーザが後日の変更・取消・問い合わせのために用いる番号であり、直接ETC処理(料金徴収) に使用する番号ではない。
【0054】
また、データ処理装置40は、ICカード番号と用途コードから特殊コード、特殊情報を作成する(S116)。特殊コードとは、周遊割引・定期・回数割引等の種類を表すコードであり、実際にICカード80ヘ書き込むコードである。特殊情報とは、特殊コードに関わるエリア情報・有効期間・経由情報・残回数等のETC処理(特殊な運用体系)に必要な情報であり、実際にICカード80ヘ書き込む情報である。
【0055】
データ処理装置40は、特殊コードから該当する料金所を割り出す(S117)。この実施形態では、料金所X〜Zの各料金所制御装置50が該当する。他の料金所は無関係なので該当しない。
【0056】
データ処理装置40は、該当料金所の料金所制御装置50ヘ、ICカード番号、カード登録番号、特殊コード、特殊情報を送信する(S118)。
【0057】
携帯電話11にカード登録番号の連絡(通知)があると(S119)、ユーザはそのカード登録番号を紙などにメモしておくか、後述するようにICカード80に記憶しておくことで、問い合わせなどの処理(S120)が迅速にできるようになる。
【0058】
S120の処理としては、例えばユーザが、車両の車載器20にICカード80を挿入し(S121)、車載器20の操作部26または車載器20の汎用I/F29に接続されているカーナビ16や携帯電話11等) から、通知されたカード登録番号と暗唱番号を入力すると(S122)、CPU24によってICカード80にカード登録番号が記録される(S123)。但し、カード登録番号がICカード80に記録された時点では、ICカード80は周遊割引用ICカードとしてはまだ使用不可であり、周遊割引処理に必要な情報(特殊コード、特殊情報等)を記録するのは、実際に出口料金所を使用したときである。ICカード80にカード登録番号を記録しておくのは、あくまで後日、照会するためである。つまり本処理は、特殊情報の書込処理自体には不要である。このS120の処理により、ユーザから収受員等がICカード80を受け取るだけで、申請内容の照会、変更、削除等の依頼に速やかに対応できるようになる。
【0059】
料金所制御装置50はETCセンタのデータ処理装置40からICカード番号、カード登録番号、特殊コード、特殊情報を受信(取得)すると(S124)、これらのデータを各車線の車線制御装置67ヘ送信する(S125)。
【0060】
続いて、図4、図5、図7を参照して特殊情報の書き込み処理について説明する。ここでは、ユーザが、周遊割引を申請したICカード80を車載器20に装着し、図4に示した高速道路を走行した場合について説明する。
【0061】
ユーザが、周遊割引を申請したICカード80を車載器20に装着すると(S201)、車載器20は、ICカード80から個人情報を読み込み(S202)、自身のメモリ25に記憶する。
【0062】
そして、ユーザが有料道路を利用するために車両を運転してA料金所の入口に進入(流入)すると、その車両に搭載された車載器20は、ICカード80からメモリ25に読み込んでおいた個人情報と予め自身のメモリ25に記憶されている車種情報とをA料金所の路側無線装置61へ送信する。
【0063】
路側無線装置61は、車載器20との無線通信で個人情報と車種情報を受信すると(S203)、これらの情報を車線制御装置67ヘ送信する。
【0064】
車線制御装置67は、個人情報と車種情報を受け取ると、自身に設定されている入口情報を路側無線装置61を通じて車載器20へ送信する(S204)。
【0065】
車載器20は、路側無線装置61から入口情報を受け取ると(S205)、ICカード80ヘ入口情報を書き込む(S206)。なおここまでの処理は、ETCシステムとしての通常の入口処理である。
【0066】
そして、入口の料金所から有料道路に入った車両が有料道路を走行し、図4に示した周遊エリア圏内の初めの出口料金所であるX料金所で退出(流出)する場合、車両がX料金所に進入すると、車両の車載器20は、ICカード80から入口情報、個人情報、ICカード番号(カード登録番号:削除可)を読み込む(S207)。
【0067】
そして、車載器20は、入口情報、個人情報、ICカード番号、(カード登録番号:削除可)を路側無線装置61に送信する(S208)。
【0068】
路側無線装置61は、車載器20からの入口情報、個人情報、ICカード番号、(カード登録番号:削除可)を受け取ると(S209)、車線制御装置67ヘ送信する。
【0069】
車線制御装置67は、受信データの中からICカード番号を抽出し、抽出したICカード番号が、自身に記録されている特殊リストの中にあるか否かを照会する(S210)。
【0070】
ここでは、X料金所の車線制御装置67の特殊リストの中に該当ICカード番号があり(S211のY)、ICカード番号に対応して特殊情報が記録されているので、車線制御装置67は、特殊コード、特殊情報を抽出し、抽出した特殊コード、特殊情報を路側無線装置61を介して車載器20に送信する(S212)。
【0071】
車載器20では、路側無線装置61から特殊コード、特殊情報が受信されると、それをICカード80に記憶する(S213)。
【0072】
また、上記抽出結果(この例では抽出有り)は、料金所制御装置50を通じてデータ処理装置40に送信される。
【0073】
データ処理装置40は、抽出結果を受けて、車線制御装置67に、既に受信されているICカードデータに特殊コード、特殊情報が有るか否かをチェックさせる(S214)。
【0074】
この場合、周遊割引を申請してからICカードを初めて利用するので、ICカードデータに特殊コード、特殊情報はなく(S215のN)、車線制御装置67は、入口情報、個人情報から、A料金所からX料金所間での料金を算出し、この算出結果と周遊割引購入額を合わせた金額を通行料として一括で引き去る(S216)。
また、データ処理装置40は、該当料金所制御装置50ヘ不要となった特殊リスト(ICカード番号、特殊コード、特殊情報等)の削除命令を送信する。
削除命令を受け取った料金所制御装置50は、上記処理を行った車線制御装置67を含めて特殊リストを削除する。
【0075】
なお、路側無線装置61〜車載器20〜ICカード80のそれぞれの処理の中では高度なセキュリティが確保される。
【0077】
そして、車線制御装置67は、料金引き去り結果を、路側無線装置61を介して車載器20に送信する(S217)。
【0078】
車載器20は、料金引き去り結果を受信すると、受信した料金引き去り結果をICカード80ヘ書き込む(S218)。なお、他の特殊ICカードについても同様に、ユーザ申請後に始めて該当出口料金所を通過する際、つまり特殊コード、特殊情報を書き込んだときに通行料金と併せて一括で引き去るものとする。
【0079】
次に、図4、図5、図8を参照して特殊情報書込後の処理について説明する。
【0080】
ユーザが特殊コード、特殊情報を記録したICカード80を車両の車載器20に装着し、図4に示した高速道路を走行したものとし、上記図7の処理を行った後、周遊区間内、例えばX料金所からZ料金所まで有料道路を利用する場合について説明する。
【0081】
ユーザが特殊コード、特殊情報を記録したICカード80を車両の車載器20に装着すると(S301)、車載器20は、ICカード80から個人情報を読み込み(S302)、読み込んだ個人情報と車種情報とを路側無線装置61に送信する。
【0082】
路側無線装置61は、車載器20から個人情報および車種情報を受信すると (S303)、車線制御装置67ヘ送信する。
【0083】
車線制御装置67は個人情報および車種情報を受け取ると、入口情報を路側無線装置61に送信し(S304)、路側無線装置61が車載器20へ送信する。
【0084】
車載器20は、路側無線装置61から入口情報を受信すると(S306)、ICカード80ヘ入口情報を書き込む。なお、上記一連の処理はETCシステムの通常の入口処理である。
【0085】
そして、X料金所から有料道路に入った車両が有料道路を走行し、同じ周遊エリア内のZ料金所にて退出(流出)する場合、車両がZ料金所を通過する際、その車両の車載器20は、ICカード80から入口情報、個人情報、ICカード番号、特殊カード、特殊情報(カード登録番号:削除可)を読み込む(S307)。
【0086】
そして、車載器20は、読み込んだ入口情報、個人情報、ICカ一ド番号、特殊コード、特殊情報(カード登録番号:削除可)を路側無線装置61に送信する(S308)。
【0087】
路側無線装置61は、車載器20からの入口情報、個人情報、ICカード番号、特殊カード、特殊情報(カード登録番号:削除可)を受信すると(S309)、車線制御装置67ヘ送信する。
【0088】
車線制御装置67は、受信データの中からICカード番号を抽出し、抽出したICカード番号が、自身に記録されている特殊情報中にあるか否かを照会する(S310)。
【0089】
この場合、X料金所の車線制御装置67の特殊リストには、該当する特殊情報が記録されていないため(S311のN)、車線制御装置67は、ICカード80から読み取ったデータ(ICカードデータ)に特殊コードおよび特殊情報があるか否かをチェックして(S312)、ICカードデータに特殊コードおよび特殊情報があれば(S313のY)、その特殊コードおよび特殊情報を基にETC処理を実行する(S314)。
【0090】
この場合のETC処理は、ICカード80から読み取った特殊情報(周遊割引の情報) から、既にX料金所にて一括支払い済みであることが判るので、Z料金所では、引き去り処理を行わない。従って、車線制御装置67は、利用明細(通過情報) を記録する処理のみを実行する。
【0091】
X料金所は、該当料金所であるが、図7に示した特殊情報の書き込み処理の際に、抽出データの削除処理が実行されており該当データは存在しない。
【0092】
万が一、削除処理よりも先にICカード番号の照会処理が実行されている場合は、既にICカード80に記録されている特殊コードと同じデータなので無視する。
【0093】
車線制御装置67は、利用明細のデータのみを、路側無線装置61を通じて車載器20に送信する(S315)。
【0094】
車載器20は、受信した利用明細のデータをICカード80ヘ書き込む(S316)。
【0095】
このように特殊コードおよび特殊情報を記録されたICカード80を使用することにより、ETCセンタのデータ処理装置40まで問い合わせることなく、各料金所にて周遊割引を含む各種ETC処理を完了することができる。
【0096】
このようにこの実施形態のETCシステムによれば、後納のICカード80に特殊コード、特殊情報として例えば周遊割引、定期、回数割引等のデータを書き込むために、ユーザが事前に携帯電話11やPC12等から電話回線13やインターネット14を通じてETCセンタの情報受付端末30にアクセスし申請を行うことで、誰もが簡単に特殊処理の申請を行うことができる。また、この際、PC12等を利用することでパソコン自体に既に備えられている高いセキュリティ処理機能も利用できる。
【0097】
また、ユーザから情報受付端末30に周遊割引などの特殊申請がなされた場合、情報受付端末30からデータ処理装置40を通じて特殊コードを周遊割引対象の該当料金所のみに配信し、該当料金所では、配信された特殊コードを各車線の車線制御装置67の特殊リストに登録しておくことで、一々ETCセンタまで照会を依頼しなくて済むようになり、対象データの検索時間を大幅に短縮でき、これにより、サービス時間の向上を図ることができる。
【0098】
さらに、ICカード80にさまざまな特殊情報を記憶しておくことで、ICカード1枚で、用途別購入代金(周遊割引の購入代金等)を他の通行料金と併せて精算でき、ETCのICカードとしての利便性を向上することができる。
【0099】
ICカード80に記録された特殊コード、特殊情報を使用してETC処理することによって、ETCセンタのデータ処理装置40への問い合わせが不要になり、特殊な手続で処理速度が落ちることがなくなる。
【0100】
一般に市販されない装置(ETCセンタの装置、料金所路側機器等)を使用することで、ICカード80に対する不正行為(偽造等)が行われなくなる。また、カード処理装置自体が盗難に合うこともなくなる。
【0101】
ICカード80の書き換え可能な領域に特殊情報を記憶することで、データの種類に関わらずデータを書き換えることが可能になる。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、有料道路を特殊な料金体系で利用するための特殊申請をICカードの所有者から受け付け、受け付けた特殊申請の情報を有料道路の各出入口に事前に配信しておき、有料道路の各出入口に車両が進入し、その車両に搭載された車載器からICカードの情報が得られた場合、そのICカードの情報と配信された特殊申請の情報とを基に料金収受処理を行うので、通常とは異なる特殊な料金体系での処理が可能になる。
【0103】
請求項2記載の発明によれば、有料道路の所定の出入口を利用した場合に第2の料金体系で通行料金を決済するための特殊申請をICカードの所有者から受け付け、受け付けた特殊申請の情報を有料道路の所定の出入口のみに事前に配信しておき、有料道路の各出入口に車両が進入し、その車両に搭載された車載器からICカードの情報が得られた場合、そのICカードの情報と特殊申請の情報が配信されているか否かに応じて第1あるいは第2の料金体系で料金収受処理を行うので、異なる料金体系での料金収受処理が可能になる。また、特殊申請の情報を所定の出入口のみに配信しておくことで、一々ETCセンタまで照会を依頼しなくて済むようになり、対象データの検索時間を大幅に短縮でき、これにより、サービス時間の向上を図ることができる。
【0104】
請求項3記載の発明によれば、ICカードの所有者からの特殊申請を電話回線あるいはインターネットを通じて受け付けるので、特殊申請をユーザが不便に思うことがなくなる。
【0105】
請求項4記載の発明によれば、所定の出入口のみを所定期間内に利用して有料道路の入退出を繰り返した場合、課金処理することなく利用明細情報を車載器へ送信することで、ICカードでの周遊割引処理を行うことができる。
【0106】
請求項5記載の発明によれば、有料道路を特殊な料金体系で利用するための特殊申請の情報、例えばICカード登録番号等を、車載器にICカードを装着したときに暗証番号などと共にICカードに記憶しておくことで、ユーザが有料道路を特殊な料金体系で利用する上で、そのICカード登録番号にて問い合わせや確認などが可能になる。
【0107】
この結果、一枚のICカードをユーザの利便性を損なうことなくさまざまな料金体系で利用可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態のETCシステムの構成を示す図である。
【図2】このETCシステムにおいて、料金所側の機器構成を示す図である。
【図3】このETCシステムにおいて、車載器の構成を示す図である。
【図4】このETCシステムにおいて、周遊割引を行う料金所の概念を示す図である。
【図5】このETCシステムにおいて、ユーザによる周遊割引申請から実際に周遊割引が適用されるまでの流れを示す図である。
【図6】このETCシステムにおいて、事前登録処理を示すフローチャートである。
【図7】車両が流入する入口料金所Aにおいて、ICカードに特殊情報を書き込む処理を示すフローチャートである。
【図8】車両が退出する出口の料金所X〜Zにおいて、ICカードの特殊情報に基づく処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11…携帯電話、12…パーソナルコンピュータ(PC)、13…電話回線、14…インターネット、15…オンライン通信回線、20…車載器、30…情報受付端末、40…データ処理装置、50…料金所制御装置、60…路側機器、61…路側無線装置、67…車線制御装置、80…ICカード。

Claims (4)

  1. 有料道路の出入口に進入してきた車両に搭載された車載器と無線通信を行い、前記車載器から得られた前記車載器に装着されているICカードの情報を基に前記車両に対して料金収受処理を行う料金収受システムにおいて、
    前記有料道路を特殊な料金体系で利用するための特殊申請を前記ICカードの所有者から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた特殊申請の情報に基づいて割り出された前記有料道路の出入口の所定の料金所に配信する配信手段と、
    前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られたICカードの情報が、前記配信手段により配信された特殊申請の情報のリストの中にあるか否かを照会し、前記リストに前記ICカードの情報があった場合、前記ICカードの情報に対応する特殊申請の情報を前記ICカードに記憶し、前記リストを削除する特殊申請情報受渡手段と、
    前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られた前記ICカードの情報に、配信された特殊申請の情報が含まれていた場合、前記料金所が前記特殊申請の情報が適用されるエリア内の料金所であれば、前記特殊申請の情報を基に料金収受処理を行う料金処理手段と
    を具備したことを特徴とする料金収受システム。
  2. 有料道路の出入口に進入してきた車両に搭載された車載器と無線通信を行い、前記車載器から得られた前記車載器に装着されているICカードの情報を基に前記車両に対して第1の料金体系で料金収受処理を行う料金収受システムにおいて、
    前記有料道路の所定の出入口を利用した場合に第2の料金体系で通行料金を決済するための特殊申請を前記ICカードの所有者から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けられた特殊申請の情報に基づいて割り出された前記有料道路の出入口の所定の料金所に配信する配信手段と、
    前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られたICカードの情報が、前記配信手段により配信された特殊申請の情報のリストの中にあるか否かを照会し、前記リストに前記ICカードの情報があった場合、前記ICカードの情報に対応する特殊申請の情報を前記ICカードに記憶し、前記リストを削除する特殊申請情報受渡手段と、
    前記有料道路の各出入口の料金所に設置され、各出入口に進入する車両に搭載された車載器から得られたICカードの情報に特殊申請の情報が含まれていた場合、前記料金所が前記特殊申請の情報が適用されるエリア内の料金所であれば、前記特殊申請の情報を基に第2の料金体系料金収受処理を行う料金収受処理手段と
    を具備したことを特徴とする料金収受システム。
  3. 請求項1、2いずれか記載の料金収受システムにおいて、
    前記受付手段は、
    前記ICカードの所有者からの特殊申請を電話回線あるいはインターネットを通じて受け付ける手段を具備することを特徴とする料金収受システム。
  4. 請求項2記載の料金収受システムにおいて、
    前記料金収受処理手段は、
    前記所定の出入口を所定期間内に利用して前記有料道路の入退出を繰り返した場合、課金処理することなく利用明細情報を前記車載器へ送信する手段を具備したことを特徴とする料金収受システム。
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