JP4630142B2 - 移動体通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線端末に対し、エリア毎に固有の通信サービスを提供する移動体通信システムに関する。
近年、移動体通信ネットワークでは、各種割引や内線接続など、様々なサービスが提供されている。
図25は、従来の移動体通信ネットワークにおけるサービス提供方法を示す図である。以下、図25を用いて、従来の移動体通信ネットワークにおけるサービス提供方法について説明する。このような移動体通信ネットワークでは、サービス提供者、通信事業者等(以降、単に、事業者と表記する)が有する基地局260、261及び262、移動体通信交換局263、加入者データ管理端末264、ホームメモリ265等と、サービス利用者(以降、ユーザと表記する)が使用する無線端末250との間で、通信がなされる。
ユーザは、通信サービスを利用する場合、事業者に対し、受けたいサービスグループへの加入手続きを行う必要がある。加入手続きを依頼された事業者は、加入者データ管理端末264を操作することにより、サービスを要求するユーザが所有する無線端末250に関する、加入者データベース(ホームメモリ265)内の情報を更新する(「サービス可能」状態とする)。このとき、上記加入者データベース内のサービス提供可否の更新は、通信エリア毎に設定される。
これにより、事業者の加入者データベースで「サービス可能」と設定された無線端末250は、以降、サービス適用可能エリア内において、サービスを利用することが可能となる。このように、サービスを適用できるエリア情報と加入者に関する情報とは、移動体通信ネットワーク内で管理される。
従来の移動体通信ネットワークにおいて、上述のように、事業者の管理するデータベースに予めサービスなどを登録しておく手法が、以下の文献に開示されている。
特許文献1では、公衆電話番号と内線電話番号との対応を管理する番号変換部を持つシステムを用いて、公衆通話エリアから自営通話エリアへ移動した場合に、公衆電話番号への着信を構内交換機の内線電話番号への着信に変換する技術が開示されている。
また、特許文献2では、スクリーニング機能の加入者へ強制着信を行う方法などに関し、加入者側においてスクリーニング機能加入状態を変更しなくとも、予め管理局に発信者に関する識別情報を登録しておくことで、特定者(例えばネットワーク保守者)からの着信を可能にする技術が開示されている。
特開平8−9042号公報 特開2001−54166号公報 特開2004−236340号公報
上述したように、従来の移動体通信ネットワークでは、自身が保有する無線端末で或るサービスを利用する場合には、ユーザは、事前に、事業者へサービスグループへの加入手続きを行い、オフライン操作にて、ユーザの無線端末に関する加入者データベース内の情
報の更新を行う必要があった。
すなわち、サービスへの加入手続きを済ませていないユーザは、サービスを適用できるエリア内においてそのサービスを利用したいと考えた場合にも、即座に利用することができなかった。
例えば、内線接続サービス適用可能なエリア内において、内線接続サービス加入済みのユーザと未加入のユーザが通信する場合、加入済みのユーザが未加入のユーザに内線接続サービスを利用させたいと考えたとしても、リアルタイムに未加入のユーザが有する無線端末を内線接続サービスに加入させることができないため、両者の通話は外線接続となってしまっていた。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、通信サービスに加入済みの無線端末と通信する、当該通信サービスに未加入の無線端末に対し、当該通信サービスの適用/不適用をリアルタイムに変更することができる移動体通信システムを提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明は、無線端末に対し、エリア毎に固有の通信サービスを提供する移動体通信システムであって、第1の無線端末が加入する通信サービスに未加入の第2の無線端末が、当該通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する認識部と、第2の無線端末が当該通信サービスの適用エリア内に存在すると認識された場合に、第1の無線端末に、前記第2の無線端末への当該通信サービスの適用に関する認証要求を送信する認証部と、第1の無線端末からの認証結果に基づき、第2の無線端末に対し、当該通信サービスの適用を実行する適用部とを備える移動体通信システムについてのものである。
本発明では、認識部により、第1の無線端末の加入している通信サービスに未加入の第2の無線端末が当該通信サービスの適用エリア内に存在すると認識されると、認証部により、当該通信サービス加入済みの第1の無線端末に対して、第2の無線端末への当該通信サービスの適用に関し認証要求が送信される。
当該認証要求に対する応答となる認証結果を第1の無線端末から受けると、適用部により、その認証結果に基づき、第2の無線端末に関する当該通信サービスの適用が実行される。
従って、本発明によれば、当該通信サービス加入済みの第1の無線端末のユーザは、この無線端末を操作し、認証結果を送信することにより、リアルタイムに、当該通信サービス未加入の第2の無線端末に関し、当該通信サービスの適用を実行することができる。通信中などにおいても、当該通信サービス適用エリア内にあれば、即時に、当該通信サービスを利用することができるようになる。ひいては、ユーザによる事前の通信サービス利用手続きを省くことができる。
また、本発明にかかる移動体通信システムは、第1及び第2の無線端末それぞれの移動を検知する検知部を更に備えており、上記認識部は、第1の無線端末と第2の無線端末とが通信中に、第2の無線端末が移動したことを検知した際に、第2の無線端末が、当該通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する。
本発明では、検知部により第2の無線端末が移動したことを検知した際に、第2の無線端末が当該通信サービスの適用エリア内に存在するか否かが認識され、当該通信サービス
の適用エリア内に存在すると認識された場合に、第1の無線端末に認証要求が送信される。
従って、本発明によれば、第1の無線端末と第2の無線端末とが通信中においても、当該無線端末の移動を検知することにより、リアルタイムに、当該通信サービスの適用を実行することができる。すなわち、当該通信サービスを適用せず通信している状態で、第2の無線端末が当該通信サービス適用エリア内に移動した場合においても、即座に、当該通信サービスを利用することができるようになる。
また、本発明にかかる移動体通信システムは、第1の無線端末と第2の無線端末とが当該通信サービスの適用を受け通信している場合において、第2の無線端末が移動することで、当該通信サービスの適用エリア外に存在すると上記認識部により認識された際に、当該通信サービスの適用を解除する解除部を更に備える。
従って、本発明では、当該通信サービスの適用を受け通信している際に、第2の無線端末が当該通信サービス適用エリア外に移動した場合には、即座に、当該通信サービスの適用を打ち切ることができるようになる。
また、本発明にかかる移動体通信システムは、上記適用部が、当該通信サービスの適用期間を指定することができ、上記解除部が、第2の無線端末が、当該通信サービスの適用エリア内/外を繰り返し移動することを上記認識部により認識された場合でも、上記適用期間中、継続して、当該通信サービスの適用を実行する。
本発明では、当該通信サービスの適用を実行する際に、その通信サービスの適用期間を指定することができ、その期間であれば、第2の無線端末が当該通信サービス適用エリア外に移動したとしても、再度、当該通信サービス適用エリア内に移動した場合に、即時に、当該通信サービスの適用を受けることができる。これにより、移動の度に、当該通信サービスの適用に関する認証要求を送信することなく、即座に、当該通信サービスの適用を受けることができる。
また、本発明にかかる移動体通信システムは、無線端末毎に、当該通信サービスの適用可否に関するサービス適用情報を保持する保持部と、第1の無線端末からの要求により、第2の無線端末に関する上記サービス適用情報を更新する更新部とを更に備えており、上記適用部が、上記認識部により、第2の無線端末が通信サービスの適用エリア内に存在すると認識された場合に、第1の無線端末に認証要求を送信することなく、上記サービス適用情報に基づき、当該通信サービスの適用を実行する。
本発明では、当該通信サービス加入済みの第1の無線端末により、予め、第2の無線端末に関し、当該通信サービスの適用を登録しておくことで、当該サービス適用の認証処理を行うことなく、即時に、当該通信サービスの適用を実行することができる。
なお、本発明は、以上の何れかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録してもよい。
本発明によれば、通信サービスに加入済みの無線端末と通信する、当該通信サービスに未加入の無線端末に対し、当該通信サービスの適用/不適用をリアルタイムに変更することができる移動体通信システムを実現することができる。
以下、図面を参照して、それぞれ本発明の実施形態における移動体通信システムについて説明する。以下に述べる実施形態の構成は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
[第一実施形態]
本発明の第一実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。
〔システム構成〕
まず、第一実施形態における移動体通信システムのシステム構成について、図1、2及び3を用いて説明する。図1は、第一実施形態における移動体通信システムのシステム構成を示すブロック図である。図2は、ホームメモリ内加入者データベースの位置情報テーブルの例を示す図である。図3は、ホームメモリ内加入者データベースの加入者情報/サービス情報テーブルの例を示す図である。
第一実施形態における移動体通信システムは、移動体通信交換局10、複数の基地局20、21及び22、ホームメモリ30から構成され、サービス利用者(以降、単にユーザと表記する)の使用する無線端末50に対し、各種通信サービスを提供する。図1には、移動体通信交換局10及びホームメモリ30は、それぞれ1つ示されているが、それぞれ必要に応じて2以上で構成されるようにしてもよい。
無線端末50は、その所在地に応じて、その所在地を通信エリアとしてカバーする基地局と通信する。無線端末50は、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等の無線通信機能を有した端末である。
基地局20、21及び22は、自身がカバーする通信エリア内にある無線端末50と通信し、移動体通信交換局10に無線端末50を接続する。
移動体通信交換局10は、複数の基地局20、21及び22と接続され、当該基地局を介して、無線端末に各種通信サービスを提供する。通信サービスとしては、通常の通話サービス、すなわち、無線端末同士を外線電話番号により接続するサービス、当該通話サービスに基づく通話料割引サービスなどが考えられる。なお、本実施形態における移動体通信システムは、上記提供サービスを限定するものではない。
移動体通信交換局10は、基地局20、21及び22と接続するための機能の他、位置管理部11、接続制御部12、サービス制御部13、認証制御部14を有する。位置管理部11は、各基地局のセルを管理し、無線端末の存在する位置を管理する。また、位置管理部11は、無線端末の位置が、対象となる通信サービスの適用エリア内にあるか否かを判断する。接続制御部12は、無線端末からの接続を制御し、他の無線端末との交換接続等を行う。サービス制御部13は、無線端末に適用する通信サービスを制御する。認証制御部14は、通信サービスを適用するための認証動作を制御する。
ホームメモリ30は、移動体通信交換局10に接続され、「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」等を管理する加入者データベースを有している。「位置情報」は、図2の例に示すような位置情報テーブルに格納される。位置情報テーブルには、サービスの種類を示すサービス種別と、そのサービスの適用可能エリアについての情報とが関連付けられ格納される。また、「加入者情報」及び「サービス情報」は、図3の例に示すような加入者情報/サービス情報テーブルに格納される。加入者情報/サービス情報テーブルには、加入者の無線端末を識別するための加入者識別情報と、その無線端末が受け得る通信サービスを示す加入者情報と、その通信サービスの適用の可否等を示すサービス情報と
が関連付けられ格納されている。この通信サービスの種類には、内線接続サービス、割引サービス等の本移動体通信システムが提供する各種サービスがある。但し、本発明では、このサービスの種類を限定するものではない。
ホームメモリ30は、移動体通信交換局10本体のハードウェア内部のインターフェースにより接続されるメモリであってもよいし、移動体通信交換局10にネットワークにより接続されるパソコン等に搭載されるメモリであってもよいし、NAS(Network Attached Storage)のような専用メモリであってもよく、ハードウェアに限定されるものではない。
〔動作例〕
次に、第一実施形態における移動体通信システムの動作例について、図4を用いて説明する。図4は、サービス適用エリア内において、サービス未加入端末から加入済み端末へ発信する場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。
図4の例では、基地局20はセル#01を、基地局21はセル#02を、基地局22はセル#03をそれぞれ通信エリアとしてサポートしており、セル#02及びセル#03がそれぞれ、ユーザが要求するサービスxの適用可能エリアXとなっている。また、無線端末50は、サービスxに未加入状態であり、セル#02内に位置している。一方、無線端末51は、サービスxに加入済み状態であり、セル#03内に位置している。
なお、このような場合のホームメモリ30内の各情報は、図2及び3に示すようになる。すなわち、「位置情報」として、サービスxのサービス適用エリアには、セル#02及びセル#03が登録されている(図2参照)。「加入者情報」及び「サービス情報」として、無線端末50は、“適用サービス=なし”、“サービスx=未加入”状態となっており、無線端末51は、“適用サービス=サービスx”、“サービスx=加入時契約”状態となっている(図3参照)。
このような条件の下、無線端末50から無線端末51へ発信が行われると、無線端末50は、セル#02をサポートする基地局21を介して、移動体通信交換局10に接続される(図4に示す(1))。この時、移動体通信交換局10の接続制御部12は、ホームメモリ30から無線端末50及び51についての「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(図4に示す(2))。接続制御部12は、無線端末50と無線端末51との接続を行う(図4に示す(3))。
無線端末50と無線端末51とが接続されると、移動体通信交換局10の位置管理部11は、接続制御部12によって読み出された情報に基づき、無線端末51の在圏するセル(セル#03)が無線端末51の加入するサービスxのサービス適用エリアX内に存在するか否かを判断する。同様に、位置管理部11は、発呼側の無線端末50の在圏するセル(セル#02)を認識し、そのセル(セル#02)がサービスx適用エリアX内であるか否かを判断する。位置管理部11は、上記判断により、無線端末50及び51がサービスx適用エリアX内に存在すると判断した場合に、認証制御部14に、サービス適用認証を指示する。
認証制御部14は、このサービス適用認証の指示を受けると、発信相手側となる無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」を送信する(図4に示す(4))。この「サービス適用認証要求」は、対象となるサービスの適用可否を、無線端末に選択させるための要求である。この「サービス適用認証要求」は、図5に示すような、サービス適用の可否を選択させる音声情報であってもよいし、選択画面が表示されるようなアプリケーションであってもよい。
無線端末51は、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信すると、サービス未加入端末である無線端末50にサービスxを適用するか否かの選択可能状態となる。ここでの選択可能状態とは、例えば、先に述べたように、移動体通信交換局10から音声が送信されてくる場合には、その音声メッセージが流れている状態であってもよいし、アプリケーションが送信されてくる場合には、そのアプリケーションが起動され、選択画面が表示された状態であってもよい。また、このとき、発呼側となる無線端末50には、サービス適用認証要求中を示す音声が流れるようにしてもよいし、一度、当該接続を切断し、サービス適用後再度接続シーケンスが処理されるようにしてもよい。
無線端末51のユーザにより、サービスxの適用可否を選択する操作が行われると(図5に示す選択肢1又は2が選択されると)、無線端末51は、移動体通信交換局10に対して「サービス適用認証結果」を送信する(図4に示す(5))。
無線端末51から「サービス適用認証結果」を受けると、移動体通信交換局10の認証制御部14は、「サービス適用認証結果」の内容を調査する。認証制御部14は、「サービス適用認証結果」が"サービス許容"である場合に、ホームメモリ30内に格納される無線端末50に関する「加入者情報」、「サービス情報」を"サービスx許容"状態に変更する(図4に示す(6))。図6は、サービス適用認証結果が“本通信中のみサービス許容”であった場合に更新された加入者情報/サービス情報テーブルの例を示す。図6では、無線端末50の「加入者情報」フィールドが“適用サービス=サービスx”と更新され、「サービス情報」フィールドが“サービスx=本通信中のみサービス許容”と更新されている。
以降、サービスxについて許容された無線端末50は、本通信の間のみ、サービスxの適用を受け、無線端末51と通信することができるようになる。
なお、無線端末51により、サービスxの適用について“サービス非許容”と選択された(図5に示す選択肢3が選択された)場合には、無線端末50は、サービスxの適用を受けず、無線端末51と通信することになる。
〈動作フロー〉
以下に、上述した図4の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細について、図7を用いて説明する。図7は、サービス適用エリア内において、サービス未加入端末からサービス加入済み端末へ発信する場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。
サービスx未加入の無線端末50がセル#02に在圏しており、サービスx加入済みの無線端末51がセル#03に在圏している。さらに、無線端末51が加入するサービスxは、セル#02及びセル#03において適用可能となっている。この場合のホームメモリ30内に格納される位置情報テーブル、加入者情報/サービス情報テーブルは、図2及び3に示すような状態となる。
サービスx未加入の無線端末50が、サービス加入済みの無線端末51に発信すると、移動体通信交換局10に発信要求が送信される(S71)。
移動体通信交換局10の接続制御部12は、ホームメモリ30内の加入者データベースから無線端末50及び無線端末51に関する「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(S72)。接続制御部12は、無線端末51に着信接続を要求する(S73)。続けて、接続制御部12は、サービス制御部13へサービス制御を指示する(
S74)。
サービス制御部13は、サービス制御の指示を受けると、接続制御部12によって読み出された「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」から、無線端末51の加入するサービスの情報を取得する。ここでは、図3に示すように、「加入者情報」として“適用サービス=サービスx”、「サービス情報」として“サービスx=加入時契約”という情報が取得される。また、サービス制御部13は、取得された情報から、当該無線端末51が“サービスx”に加入状態にあることを認識すると(S75)、位置管理部11へサービスx適用判定を指示する(S76)。
位置管理部11は、サービスx適用判定の指示を受けると、無線端末51の在圏するセル(#03)が、サービスxのサービス適用エリア内にあるか否か、及び、無線端末50の在圏するセル(セル#02)が、当該サービスxの適用可能エリアX内にあるか否かの判定を行う(S77)。位置管理部11は、この判定により、無線端末50及び51の在圏するセルがサービス適用エリアX内にあると判定すると、認証制御部14へサービス適用認証を指示する(S78)。
認証制御部14は、サービス適用認証の指示を受けると、無線端末51に対して「サービス適用認証要求」を送信する(S79)。
無線端末51は、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信すると、無線端末50にサービスxを適用するか否かを選択可能となる。すなわち、無線端末51には、図5に示す認証選択肢からの選択を促す音声メッセージ等が送信される。無線端末51のユーザは、この認証選択肢から相手先無線端末50に対して、当該サービスxを許容するか否かの選択を行う(S80)。そして、そのユーザによって選択された「サービス適用認証結果」が移動体通信交換局10に送信される(S81)。例えば、無線端末51のユーザが“本通信中のみサービス許容”を選択する操作を行った場合には(S80)、無線端末51は、移動体通信交換局10に対して「サービス適用認証結果」として“本通信中のみサービス許容”を示す情報を送信する(S81)。
移動体通信交換局10の認証制御部14は、無線端末51からの「サービス適用認証結果」の内容を判定する(S82)。この判定により、「サービス適用認証結果」がサービス許容を示すものである場合に、認証制御部14は、ホームメモリ30内の無線端末50に関する情報を更新する(S83)。例えば、この判定が“本通信中のみサービス許容”であった場合に、認証制御部14は、図6に示すように、ホームメモリ30の無線端末50に関する「加入者情報」の適用サービスに“サービスx”を、「サービス情報」のサービスxに“本通信中のみサービス許容”を設定し(S83)、無線端末50は即時にサービスxを適用することが可能となる。
〈第一実施形態における作用/効果〉
このように、第一実施形態における移動体通信システムでは、対象となるサービス適用可能エリア内の、サービス未加入の無線端末50からサービス加入済みの無線端末51に発信があった場合に、以下のように動作する。
無線端末50から無線端末51へ発信が行われ、無線端末50と無線端末51とが接続されると、移動体通信交換局10の位置管理部11では、発呼側の無線端末50の在圏するセルが認識され、そのセルが対象となるサービスの適用エリア内であるか否かが判断される。
移動体通信交換局10の認証制御部14では、位置管理部11により、当該サービスの
適用エリア内に対象となるセルがあると判断されると、相手側となる無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」が送信される。
無線端末51は、この「サービス適用認証要求」を受信すると、サービス未加入端末である無線端末50に対し当該サービスを適用するか否かの選択可能状態となる。無線端末51において、当該サービスの適用可否を選択する操作が行われると、無線端末51は、移動体通信交換局10に対して「サービス適用認証結果」を送信する。
無線端末51から「サービス適用認証結果」を受けると、移動体通信交換局10の認証制御部14では、無線端末51から受信された「サービス適用認証結果」に基づき、ホームメモリ30内に格納される無線端末50に関する各種情報が更新される。
以降、更新されたホームメモリ30内に格納される各種情報に基づき、発呼側の無線端末50における当該サービスの適用が決定される。
このように、本実施形態では、上記条件下において、サービス未加入の無線端末50からサービス加入済みの無線端末51へ発信(発呼)される場合に、移動体通信交換局10により、発呼側の無線端末50がサービス適用エリア内に位置すると判断されると、相手側の無線端末51に、無線端末50に関するサービス適用認証要求が送信される。
これにより、加入済みの無線端末51のユーザは、この端末を操作し、サービス適用認証結果を移動体通信交換局10に送信することにより、即座に、ホームメモリ30内のサービス未加入の無線端末50に関する情報を更新することができる。すなわち、呼び出された側となる、加入済み無線端末のユーザは、無線端末間の接続時にリアルタイムに、サービス未加入の無線端末に関しサービス適用を認証することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。先に説明した第一実施形態におけるシステムは、サービス未加入の無線端末からサービス加入済みの無線端末へ発信(発呼)される場合の実施例であった。第二実施形態における移動体通信システム装置は、サービス加入済みの無線端末からサービス未加入の無線端末に発信する場合の実施例である。
〔システム構成〕
第二実施形態における移動体通信システムは、第一実施形態と同様の機能部から構成され、各機能部における動作が多少異なる。第一実施形態と異なる動作をする機能部については、以下の動作例の項にて説明する。
〔動作例〕
第二実施形態における移動体通信システムの動作例について、図8を用いて説明する。図8は、サービス適用エリア内において、サービス加入済み端末からサービス未加入端末へ発信する場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。図8の例では、無線端末51から無線端末50へ発信すること以外は、図4に示す第一実施形態の例と同様である。なお、本システム動作前における、ホームメモリ30内の加入者データベースの位置情報テーブルは、図2に示す状態であり、加入者情報/サービス情報テーブルは、図3に示す状態である。
このような条件の下、無線端末51から無線端末50へ発信が行われると、無線端末51は、セル#03をサポートする基地局22を介して、移動体通信交換局10に接続される(図8に示す(1))。この時、移動体通信交換局10の接続制御部12は、ホームメ
モリ30から無線端末50及び51についての「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(図8に示す(2))。接続制御部12は、無線端末50と無線端末51との接続を行う(図8に示す(3))。
無線端末50と無線端末51とが接続されると、移動体通信交換局10の位置管理部11は、当該無線端末51の在圏するセル(セル#03)がサービスxのサービス適用エリアX内に存在するか否かを判断する。さらに、位置管理部11は、相手側の無線端末50の在圏するセル(セル#02)を認識し、そのセル(セル#02)がサービスx適用エリアX内であるか否かを判断する。位置管理部11は、上記判断により、無線端末50及び51がサービスx適用エリアX内であると判断した場合に、認証制御部14に、サービス適用認証を指示する。
認証制御部14は、このサービス適用認証の指示を受けると、発呼側となる無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」を送信する(図8に示す(4))。この「サービス適用認証要求」については、第一実施形態と同様である。
以降、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信した後の、無線端末51及び移動体通信交換局10の動作については、第一実施形態と同様である(図8に示す(5)、(6))。
〈動作フロー〉
以下、上述した図8の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細について、図9を用いて説明する。図9は、サービス適用エリア内において、サービス加入済み端末からサービス未加入端末へ発信する場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。この場合のホームメモリ30内に格納される位置情報テーブル、加入者情報/サービス情報テーブルは、図2及び3に示すような状態となる。
サービスx加入済みの無線端末51が、サービス未加入の無線端末50に発信すると、無線端末51から移動体通信交換局10に発信要求が送信される(S91)。
移動体通信交換局10の接続制御部12は、ホームメモリ30内の加入者データベースから無線端末50及び無線端末51に関する「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(S92)。接続制御部12は、無線端末50に着信接続を要求する(S93)。続けて、接続制御部12は、サービス制御部13へサービス制御を指示する(S94)。
サービス制御部13は、サービス制御の指示を受けると、接続制御部12によって読み出された「加入者情報」、「サービス情報」から、無線端末51の加入するサービスの情報を取得する。ここでは、図3に示すように、「加入者情報」として“適用サービス=サービスx”、「サービス情報」として“サービスx=加入時契約”という情報が取得される。
また、サービス制御部13は、取得された情報から、当該無線端末51が“サービスx”に加入状態にあることを認識すると(S95)、位置管理部11へサービスx適用判定を指示する(S96)。
位置管理部11は、サービスx適用判定の指示を受けると、無線端末51の在圏するセル(#03)が、サービスxのサービス適用エリア内にあるか否か、及び、無線端末50の在圏するセル(セル#02)が、サービスxの適用可能エリアX内にあるか否かの判定を行う(S97)。位置管理部11は、この判定により、無線端末50及び51の在圏す
るセルがサービスx適用エリアX内にあると判定すると、認証制御部14へサービス適用認証を指示する(S98)。
認証制御部14は、サービス適用認証の指示を受けると、無線端末51に対して「サービス適用認証要求」を送信する(S99)。
無線端末51は、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信すると、無線端末50にサービスxを適用するか否かを選択可能となる。以降、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信した後の、無線端末51及び認証制御部の動作については、第一実施形態と同様である(S100−103)。
〈第二実施形態における作用/効果〉
このように、第二実施形態における移動体通信システムでは、対象となるサービス適用可能エリア内の、当該サービス加入済みの無線端末から当該サービス未加入の無線端末に発信があった場合に、以下のように動作する。
無線端末51から無線端末50へ発信が行われ、無線端末50と無線端末51とが接続されると、移動体通信交換局10の位置管理部11では、相手側の無線端末50の在圏するセルが認識され、そのセルが対象となるサービスの適用エリア内であるか否かが判断される。
移動体通信交換局10の認証制御部14では、位置管理部11により、当該サービスの適用エリア内に対象となるセルがあると判断されると、発呼側となる無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」が送信される。
無線端末51は、この「サービス適用認証要求」を受信すると、サービス未加入端末である無線端末50に対し当該サービスを適用するか否かの選択可能状態となる。
以降、第一実施形態と同様に、サービス加入済みの無線端末51により、呼び出し相手のサービス未加入の無線端末50を、当該サービスに適用させるか否かが選択され、その結果に基づき、ホームメモリ30内の情報が更新される。
このように、本実施形態では、サービス加入済みの無線端末からサービス未加入の無線端末へ発信される場合においても、サービス未加入の無線端末からサービス加入済みの無線端末へ発信される場合と同様に、当該接続時に、リアルタイムに、サービス未加入の無線端末に関しサービス適用を認証することができる。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。第三実施形態における移動体通信システム装置は、サービス適用エリア外に在圏している、サービス未加入の無線端末50と、サービス適用エリア内に在圏している、サービス加入済みの無線端末51とが通信を行っている場合に、当該無線端末50がサービス適用エリア内へ移動した場合の実施例である。
〔システム構成〕
第三実施形態における移動体通信システムは、第一実施形態と同様の機能部から構成され、各機能部における動作が多少異なる。第一実施形態と異なる動作をする機能部については、以下の動作例の項にて説明する。
〔動作例〕
第三実施形態における移動体通信システムの動作例について、図10を用いて説明する。図10は、サービス加入済みの無線端末と通信中のサービス未加入の無線端末が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動する場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。図10の例における、基地局とそれがサポートするセル、及び、サービス適用エリア内に属するセル等は、上述の実施形態と同様である。
無線端末50は、サービスxに未加入状態であり、まず、セル#01内に在圏している。一方、無線端末51は、サービスxに加入済み状態であり、セル#03内に在圏している。なお、このような場合のホームメモリ30内の各情報は、図2及び3に示すようになっている。
この場合、無線端末50は、基地局20を介して移動体通信交換局10に接続されており、無線端末51は、基地局22を介して移動体通信交換局10に接続されている。また、無線端末50がサービスxの適用可能エリアX外に在圏しているため、無線端末50と無線端末51とは、サービスxを適用せず、通信されている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末50がサービス適用エリア内のセル#02内に移動すると、移動体通信交換局10の位置管理部11は、無線端末50の在圏するセルを認識する。すなわち、位置管理部11は、無線端末50の在圏するセルがセル#01からセル#02に移動したことを認識する(図10に示す(1))。
そして、位置管理部11は、発信相手側となる無線端末51の在圏するセル(セル#03)がサービスxのサービス適用エリアX内に存在するか否かを判断する。さらに、位置管理部11は、無線端末50の在圏するセルがサービスx適用エリアX内であるか否かを判断する。位置管理部11は、その判断により、双方がサービスx適用エリアX内であると判断すると、認証制御部14に、サービス適用認証を指示する。
認証制御部14は、このサービス適用認証の指示を受けると、サービス加入済みの無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」を送信する(図10に示す(3))。この「サービス適用認証要求」については、先に述べた実施形態と同様である。
以降、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信した後の、無線端末51及び移動体通信交換局10の動作については、第一実施形態等と同様である(図10に示す(4)、(5))。
〈動作フロー〉
以下、上述した図10の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細について、図11を用いて説明する。図11は、サービス加入済みの無線端末と通信中のサービス未加入の無線端末が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動する場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。この場合のホームメモリ30内に格納される位置情報テーブル、加入者情報/サービス情報テーブルは、図2及び3に示すような状態となっている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末50が移動することにより、在圏するセルがセル#01からセル#02へ移動すると、無線端末50は、移動体通信交換局10にハンドオーバー要求を通知する(S110)。
移動体通信交換局10の接続制御部12は、ハンドオーバー要求を受けると、ホームメモリ30内の加入者データベースから無線端末50及び無線端末51に関する「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(S111)。続けて、接続制御部1
2は、サービス制御部13へサービス制御を指示する(S112)。
サービス制御部13は、サービス制御の指示を受けると、接続制御部12によって読み出された「加入者情報」、「サービス情報」から、無線端末51の加入するサービスの情報を取得する。サービス制御部13は、取得された情報から無線端末51がサービスxに加入状態にあることを認識すると(S113)、位置管理部11へサービスx適用判定を指示する(S114)。
位置管理部11は、サービスx適用判定の指示を受けると、無線端末51の在圏するセル(#03)が、無線端末51の加入するサービスxのサービス適用エリア内にあるか否か、及び、無線端末50の在圏するセル(セル#02)が、サービスxの適用可能エリアX内にあるか否かの判定を行う(S115)。位置管理部11は、この判定により、無線端末50及び51の在圏するセルがエリアX内にあると判定すると、認証制御部14へサービス適用認証を指示する(S116)。
認証制御部14は、サービス適用認証の指示を受けると、無線端末51に対して「サービス適用認証要求」を送信する(S117)。
無線端末51は、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信すると、無線端末50にサービスxを適用するか否かを選択可能となる。以降、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信した後の、無線端末51及び認証制御部の動作については、第一実施形態と同様である(S118−121)。
〈第三実施形態における作用/効果〉
このように、第三実施形態における移動体通信システムは、サービス加入済みの無線端末51と通信中のサービス未加入の無線端末50が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動した場合に、以下のように動作する。
サービス加入済みの無線端末51と通信中に、サービスx未加入の無線端末50から通知されるハンドオーバー要求を受けると、移動体通信交換局10の位置管理部11では、当該無線端末50の在圏するセルが認識され、そのセルが対象となるサービスの適用エリア内であるか否かが判断される。
移動体通信交換局10の認証制御部14では、位置管理部11により、当該サービスの適用エリア内に対象となるセルがあると判断されると、サービス加入済みの無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」が送信される。
無線端末51は、この「サービス適用認証要求」を受信すると、サービス未加入端末である無線端末50に対し当該サービスを適用するか否かの選択可能状態となる。
以降、第一実施形態と同様に、サービス加入済みの無線端末51により、呼び出し相手のサービス未加入の無線端末50を、当該サービスに適用させるか否かが選択され、その結果に基づき、ホームメモリ30内の情報が更新される。
このように、本実施形態では、サービス加入済みの無線端末と通信中のサービス未加入の無線端末が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動した場合に、その無線端末から通知されるハンドオーバー要求に応じて、サービス適用認証がなされる。これにより、接続中のサービス未加入の無線端末がサービス適用エリアに移動した場合においても、リアルタイムに、サービス未加入の無線端末に関しサービス適用を認証することができる。
[第四実施形態]
次に、本発明の第四実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。上述の第三実施形態におけるシステムは、サービス未加入の無線端末がサービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動する場合の実施例であった。第四実施形態における移動体通信システム装置は、サービス加入済みの無線端末がサービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動する場合の実施例である。
〔システム構成〕
第四実施形態における移動体通信システムは、第一実施形態と同様の機能部から構成され、各機能部における動作が多少異なる。第一実施形態と異なる動作をする機能部については、以下の動作例の項にて説明する。
〔動作例〕
第四実施形態における移動体通信システムの動作例について、図12を用いて説明する。図12は、サービス未加入の無線端末と通信中のサービス加入済みの無線端末が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動する場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。図12の例における、基地局とそれがサポートするセル、及び、サービス適用エリア内に属するセル等は、上述の実施形態と同様である。
無線端末50は、サービスxに未加入状態であり、セル#03内に在圏している。一方、無線端末51は、サービスxに加入済み状態であり、まず、セル#01内に在圏している。なお、このような場合のホームメモリ30内の各情報は、図2及び3に示すようになっている。
この場合、無線端末50は、基地局22を介して移動体通信交換局10に接続されており、無線端末51は、基地局20を介して移動体通信交換局10に接続されている。また、無線端末51がサービスxの適用可能エリアX外に在圏しているため、無線端末50と無線端末51とは、サービスxを適用せず、通信されている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末51がサービス適用エリア内のセル#02内に移動すると、移動体通信交換局10の位置管理部11は、無線端末50及び51の在圏するセルを認識する。すなわち、位置管理部11は、無線端末51の在圏するセルがセル#01からセル#02に移動したことを認識する(図12に示す(1))。
位置管理部11は、無線端末50及び51の在圏するセルがサービスx適用エリアX内であるか否かを判断する。位置管理部11は、上記判断により、無線端末50及び51がサービスx適用エリアX内であると判断した場合に、認証制御部14に、サービス適用認証を指示する。
認証制御部14は、このサービス適用認証の指示を受けると、サービス加入済みの無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」を送信する(図12に示す(3))。この「サービス適用認証要求」については、先に述べた実施形態と同様である。
以降、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信した後の、無線端末51及び移動体通信交換局10の動作については、第一実施形態と同様である(図12に示す(4)、(5))。
〈動作フロー〉
以下、上述した図12の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細
について、図13を用いて説明する。図13は、サービス未加入の無線端末と通信中のサービス加入済みの無線端末が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動する場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。この場合のホームメモリ30内に格納される位置情報テーブル、加入者情報/サービス情報テーブルは、図2及び3に示すような状態となっている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末51が移動することにより、在圏するセルがセル#01からセル#02へ移動すると、無線端末51は、移動体通信交換局10にハンドオーバー要求を通知する(S130)。
移動体通信交換局10の接続制御部12は、ハンドオーバー要求を受けると、ホームメモリ30内の加入者データベースから無線端末50及び無線端末51に関する「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(S131)。続けて、接続制御部12は、サービス制御部13へサービス制御を指示する(S132)。
サービス制御部13は、サービス制御の指示を受けると、接続制御部12によって読み出された「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」から、無線端末51の加入するサービスの情報を取得する。サービス制御部13は、取得された情報から無線端末51がサービスxに加入状態にあることを認識すると(S133)、位置管理部11へサービスx適用判定を指示する(S134)。
位置管理部11は、サービスx適用判定の指示を受けると、無線端末51の在圏するセル(セル#02)が、サービスxの適用可能エリアX内にあるか否かの判定を行うとともに、無線端末50の在圏するセル(セル#03)が、サービスxの適用可能エリアX内にある否かの判定を行う(S135)。位置管理部11は、この判定により、無線端末50及び51の在圏するセルが双方ともサービスx適用エリアX内にあると判定すると、認証制御部14へサービス適用認証を指示する(S136)。
認証制御部14は、サービス適用認証の指示を受けると、無線端末51に対して「サービス適用認証要求」を送信する(S137)。
無線端末51は、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信すると、無線端末50に対しサービスxを適用するか否かを選択可能となる。以降、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」を受信した後の、無線端末51及び認証制御部の動作については、第一実施形態と同様である(S138−141)。
〈第四実施形態における作用/効果〉
このように、第四実施形態における移動体通信システムは、サービス未加入の無線端末50と通信中のサービス加入済みの無線端末51が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動した場合に、以下のように動作する。
サービス未加入の無線端末50と通信中に、サービスx加入済みの無線端末51から通知されるハンドオーバー要求を受けると、移動体通信交換局10の位置管理部11では、当該無線端末50及び51の在圏するセルが認識され、そのセルが対象となるサービスの適用エリアX内であるか否かが判断される。
移動体通信交換局10の認証制御部14では、位置管理部11により、当該サービスの適用エリア内に対象となるセルがあると判断されると、サービス加入済みの無線端末51に対して、「サービス適用認証要求」が送信される。
無線端末51は、この「サービス適用認証要求」を受信すると、サービス未加入端末である無線端末50に対し当該サービスを適用するか否かの選択可能状態となる。
以降、第一実施形態と同様に、サービス加入済みの無線端末51により、サービス未加入の無線端末50を、当該サービスに適用させるか否かが選択され、その結果に基づき、ホームメモリ30内の情報が更新される。
このように、本実施形態では、サービス未加入の無線端末と通信中のサービス加入済みの無線端末が、サービス適用エリア外からサービス適用エリア内に移動した場合に、その無線端末から通知されるハンドオーバー要求に応じて、サービス適用認証がなされる。これにより、接続中のサービス加入済みの無線端末がサービス適用エリア内に移動した場合においても、リアルタイムに、サービス未加入の無線端末に関しサービス適用を認証することができる。
[第五実施形態]
次に、本発明の第五実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。第五実施形態における移動体通信システム装置では、上述の第一実施形態から第四実施形態のいずれかのシステム動作により、無線端末51の認証手順で無線端末50にサービスxを適用している状況下において、無線端末50がサービスxの適用エリア外に移動した場合の実施例である。
〔システム構成〕
第五実施形態における移動体通信システムは、第一実施形態と同様の機能部から構成され、各機能部における動作が多少異なる。第一実施形態と異なる動作をする機能部については、以下の動作例の項にて説明する。
〔動作例〕
第五実施形態における移動体通信システムの動作例について、図14を用いて説明する。図14は、サービス適用認証によりサービス適用されている元サービス未加入端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。図14の例における、基地局とそれがサポートするセル、及び、サービス適用エリア内に属するセル等は、上述の実施形態と同様である。
無線端末50は、サービスx未加入状態であったが、上述のサービス適用認証によりサービス適用を受け、サービスx加入済みの無線端末51と通信中である。無線端末50は、まず、セル#02内に在圏しており、無線端末51は、セル#03内に在圏している。なお、この場合のホームメモリ30内の各情報は、図6に示すようになっている。すなわち、ホームメモリ30の加入者データベース内の、無線端末50に対応した「加入者情報」として“適用サービス=サービスx”が、「サービス情報」として“サービスx=本通信中のみサービス許容”が設定されている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末50がサービス適用エリア外のセル#01内に移動すると、移動体通信交換局10の位置管理部11は、無線端末50の在圏するセルを認識する。すなわち、位置管理部11は、無線端末50の在圏するセルがセル#02からセル#01に移動したことを認識する(図14に示す(1))。
位置管理部11は、無線端末50の在圏するセルがサービスx適用エリアX外であるか否かを判断する。位置管理部11は、上記判断により、無線端末50がサービスx適用エリアX外であると判断した場合に、ホームメモリ30の無線端末50に関する「加入者情報」、「サービス情報」をサービスx非適用の状態(図3に示す状態)に変更する(図1
4に示す(3))。
以降、無線端末50と無線端末51との通信に適用されていたサービスxは、解除される。
〈動作フロー〉
以下、上述した図14の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細について、図15を用いて説明する。図15は、サービス適用認証によりサービス適用されている元サービス未加入端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。この場合のホームメモリ30内に格納される位置情報テーブル、加入者情報/サービス情報テーブルは、図2及び6に示すような状態となっている。すなわち、無線端末50に対応した「加入者情報」として“適用サービス=サービスx”が設定され、「サービス情報」として“サービスx=本通信中のみサービス許容”が設定されている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末50が移動することにより、在圏するセルがセル#02からセル#01へ移動すると、無線端末50は、移動体通信交換局10にハンドオーバー要求を通知する(S150)。移動体通信交換局10の接続制御部12は、ハンドオーバー要求を受けると、ホームメモリ30内の加入者データベースから無線端末50及び無線端末51に関する「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(S151)。続けて、接続制御部12は、サービス制御部13へサービス制御を指示する(S152)。
サービス制御部13は、サービス制御の指示を受けると、接続制御部12によって読み出された「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」から、無線端末51の加入するサービスの情報を取得する。ここでは、図6に示すように、「加入者情報」として“適用サービス=サービスx”、「サービス情報」として“サービスx=加入時契約”という情報が取得される。サービス制御部13は、取得された情報から無線端末51がサービスxに加入状態にあることを認識すると(S153)、位置管理部11へサービスx適用判定を指示する(S154)。
位置管理部11は、サービスx適用判定の指示を受けると、無線端末50の在圏するセル(セル#01)が、サービスxの適用可能エリアX内にある否かの判定を行う(S155)。位置管理部11は、この判定により、無線端末50の在圏するセルがサービスxの適用可能エリア外であると判定すると、認証制御部14へサービス適用解除を指示する(S156)。
認証制御部14は、サービス適用解除の指示を受けると、無線端末50に関し、ホームメモリ30の加入者データベースの、「加入者情報」フィールドを“適用サービス=なし”と変更し、「サービス情報」フィールドを“サービスx=未加入”と変更する(S157)。
以降、無線端末50と無線端末51との通信に適用されていたサービスxは、解除される。
〈第五実施形態における作用/効果〉
このように、第五実施形態における移動体通信システムは、サービス適用認証によりサービス適用されている元サービス未加入端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合に、以下のように動作する。
サービス適用認証によりサービス適用されている無線端末50とサービス加入済みの無線端末51とが通信中に、当該無線端末50からハンドオーバー要求を受けると、移動体通信交換局10の位置管理部11では、当該無線端末50の在圏するセルが認識され、そのセルが対象となるサービスの適用エリアX内であるか否かが判断される。
当該無線端末50の在圏するセルがサービス適用エリア外であると判断されると、移動体通信交換局10の認証制御部14では、当該無線端末50に関し、ホームメモリ30の加入者データベースがサービス非適用状態に変更される。
以降、無線端末50は、即時に、サービスxの適用が解除される。
このように、本実施形態では、サービス適用認証によりサービス適用されている元サービス未加入端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合、その無線端末から通知されるハンドオーバー要求に応じて、移動先のセルがサービス適用外であれば、その無線端末のサービス適用を解除する。これにより、サービス適用認証によりサービス適用された無線端末がサービス適用エリア外へ移動した場合において、リアルタイムに、サービス適用解除を行うことができる。
[第六実施形態]
次に、本発明の第六実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。第六実施形態における移動体通信システム装置では、上述の第一実施形態から第四実施形態のいずれかのシステム動作により、無線端末51の認証手順で無線端末50にサービスxを適用している状況下において、無線端末51がサービスxの適用エリア外に移動した場合の実施例である。
〔システム構成〕
第六実施形態における移動体通信システムは、第一実施形態と同様の機能部から構成され、各機能部における動作が多少異なる。第一実施形態と異なる動作をする機能部については、以下の動作例の項にて説明する。
〔動作例〕
第六実施形態における移動体通信システムの動作例について、図16を用いて説明する。図16は、サービス適用認証を行ったサービス加入済み端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。図16の例における、基地局とそれがサポートするセル、及び、サービス適用エリア内に属するセル等は、上述の実施形態と同様である。
無線端末51は、サービスx加入済み状態であり、上述のサービス適用認証によりサービス適用がされている、元サービスx未加入状態の無線端末50と通信中である。
無線端末50は、セル#03内に在圏しており、無線端末51は、まず、セル#02内に在圏している。なお、この場合のホームメモリ30内の各情報は、図6に示すようになっている。すなわち、ホームメモリ30の加入者データベース内の、無線端末50に対応した「加入者情報」として“適用サービス=サービスx”が、「サービス情報」として“サービスx=『本通信中のみサービス許容』”が設定されている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末51がサービス適用エリア外のセル#01内に移動すると、移動体通信交換局10の位置管理部11は、無線端末51の在圏するセルを認識する。すなわち、位置管理部11は、無線端末51の在圏するセルがセル#02からセル#01に移動したことを認識する(図16に示す(1))。
その後、位置管理部11は、無線端末51の在圏するセルがサービスx適用エリアX外であるか否かを判断する。位置管理部11は、上記判断により、無線端末51がサービスx適用エリアX外であると判断した場合に、ホームメモリ30の無線端末50に関する「加入者情報」、「サービス情報」をサービスx非適用の状態(図3に示す状態)に変更する(図16に示す(3))。
以降、無線端末50と無線端末51との通信に適用されていたサービスxは、解除される。
〈動作フロー〉
以下、上述した図16の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細について、図17を用いて説明する。図17は、サービス適用認証を行ったサービス加入済み端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。この場合のホームメモリ30内に格納される位置情報テーブル、加入者情報/サービス情報テーブルは、図2及び6に示すような状態となっている。すなわち、無線端末50に対応した「加入者情報」として“適用サービス=サービスx”が設定され、「サービス情報」として“サービスx=本通信中のみサービス許容”が設定されている。
無線端末50と無線端末51とが通信中に、無線端末51が移動することにより、在圏するセルがセル#02からセル#01へ移動すると、無線端末51は、移動体通信交換局10にハンドオーバー要求を通知する(S170)。移動体通信交換局10の接続制御部12は、ハンドオーバー要求を受けると、ホームメモリ30内の加入者データベースから無線端末50及び無線端末51に関する「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(S171)。続けて、接続制御部12は、サービス制御部13へサービス制御を指示する(S172)。
サービス制御部13は、サービス制御の指示を受けると、接続制御部12によって読み出された「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」から、無線端末51の加入するサービスの情報を取得する。サービス制御部13は、取得された情報から無線端末51がサービスxに加入状態にあることを認識すると(S173)、位置管理部11へサービスx適用判定を指示する(S174)。
位置管理部11は、サービスx適用判定の指示を受けると、無線端末50の在圏するセル(セル#03)が、サービスxの適用可能エリアX内にあるか否かの判定を行うとともに、無線端末51の在圏するセル(セル#01)が、サービスxの適用可能エリアX内にある否かの判定を行う(S175)。位置管理部11は、この判定により、無線端末51の在圏するセルがサービスxの適用可能エリア外であると判定すると、認証制御部14へサービス適用解除を指示する(S176)。
認証制御部14は、サービス適用解除の指示を受けると、無線端末50に関し、ホームメモリ30の加入者データベースの、「加入者情報」フィールドを“適用サービス=なし”と変更し、「サービス情報」フィールドを“サービスx=未加入”と変更する(S177)。
以降、無線端末50と無線端末51との通信に適用されていたサービスxは、解除される。
〈第六実施形態における作用/効果〉
このように、第六実施形態における移動体通信システムは、元サービス未加入端末に対しサービス適用認証を行ったサービス加入済み端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合に、以下のように動作する。
サービス適用認証によりサービス適用されている無線端末50とサービス加入済みの無線端末51とが通信中に、当該無線端末51からハンドオーバー要求を受けると、移動体通信交換局10の位置管理部11では、当該無線端末50及び51の在圏するセルが認識され、そのセルが対象となるサービスの適用エリアX内であるか否かが判断される。
当該無線端末51の在圏するセルがサービス適用エリア外であると判断されると、移動体通信交換局10の認証制御部14では、当該無線端末50に関し、ホームメモリ30の加入者データベースがサービス非適用状態に変更される。
以降、無線端末50は、即時に、サービスxの適用が解除される。
このように、本実施形態では、サービス適用認証を行ったサービス加入済み端末が、サービス適用エリア内からサービス適用エリア外に移動する場合、その無線端末から通知されるハンドオーバー要求に応じて、移動先のセルがサービス適用外であれば、その無線端末がサービス認証によりサービスを適用していた無線端末に関し、サービス適用を解除する。これにより、サービス適用認証を行った無線端末がサービス適用エリア外に移動した場合において、リアルタイムに、サービス適用解除を行うことができる。
[第七実施形態]
次に、本発明の第七実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。第七実施形態における移動体通信システム装置では、上述の第一実施形態から第四実施形態のいずれかのシステム動作により、無線端末51の認証手順で無線端末50にサービスxの一定期間継続適用が許可された場合の実施例である。
〔システム構成〕
第七実施形態における移動体通信システムは、第一実施形態と同様の機能部から構成され、各機能部における動作が多少異なる。第一実施形態と異なる動作をする機能部については、以下の動作例の項にて説明する。
〔動作例〕
第七実施形態における移動体通信システムの動作例について、図18を用いて説明する。図18は、サービスxの一定期間継続適用が許可された元サービス未加入端末が、サービス適用エリア内/外を移動した場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。図18の例における、基地局とそれがサポートするセル、及び、サービス適用エリア内に属するセル等は、上述の実施形態と同様である。
サービス未加入の無線端末50は、サービス加入済みの無線端末51により当該サービスの一定期間継続適用が許可されており、サービスx適用エリアX内で、その無線端末51と通信中である。ここまでの動作は、先に述べた実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、「サービス適用認証要求」(図18の(1))を受けた無線端末51は、無線端末50に対して“一定期間サービス許容”を認証結果として、移動体通信交換局10に通知する(図18の(2))。これにより、この認証結果を受けた移動体通信交換局10は、ホームメモリ30の無線端末50に関する情報を更新する(図18の(3))。このときの加入者情報/サービス情報テーブルの状態を図19に示す。すなわち、無線端末50に関し、「加入者情報」の適用サービスに“サービスx”が設定され、
「サービス情報」のサービスxに“一定期間サービス許容”が設定される。
このような通信中状態において、無線端末50がサービスx適用エリア外に移動した時(矢印182)、移動体通信交換局10の位置管理部11は、当該無線端末50の在圏セルを認識する(図18に示す(4))。その後、位置管理部11は、認証制御部14にサービスxの適用変更指示を通知する。
認証制御部14は、サービスxの適用変更指示を受けると、ホームメモリ30から当該無線端末50に関し、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(図18に示す(5))。認証制御部14は、読み出された情報からサービスxが“一定期間サービス許容”状態となっていることを確認すると、ホームメモリ30内の情報を更新せず、サービスxの適用状態を継続する。
一度、サービスx適用エリアX外に出た無線端末50が、再度、サービスxの適用エリアX内に移動してきた場合(矢印181)、位置管理部11は、無線端末50がサービス適用状態であること、及び、無線端末50の在圏セルがサービスxの適用エリアX内にあることを判断する(図18の(6))。無線端末50がサービスx適用状態にあり、かつ、無線端末50の在圏セルがサービスx適用エリアX内にある場合には、認証手順が処理されることなく、サービスxの適用がなされる。
また、無線端末50と無線端末51とがサービスxを適用して通信している場合に、両者の通信が切断された場合、無線端末50は、呼切断指示を送信する(図18の(7))。
移動体通信交換局10の接続制御部12は、この呼切断指示を受けると、認証制御部14へサービスxの適用変更指示を通知する。認証制御部14は、このサービス適用変更指示を受けると、ホームメモリ30から「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(図18の(8))。
認証制御部14は、読み出された情報から、当該サービスxが“一定期間サービス許容”状態に設定されていると判断した場合には、当該「一定期間」サービスxを継続状態とする(ホームメモリ30の情報を更新しない)(図18の(9))。
〈動作フロー〉
以下、上述した図18の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細について、図20及び21を用いて説明する。図20は、サービスxの一定期間継続適用が許可された元サービス未加入端末が、サービス適用エリア外に移動した場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。図21は、サービスxの一定期間継続適用が許可された元サービス未加入端末が、サービス適用エリア内に戻ってきた場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。
まず、ホームメモリ30内に格納される加入者情報/サービス情報テーブルについては、無線端末50に関し、「加入者情報」として“適用サービス=なし”が設定され、「サービス情報」として“サービスx=未加入”が設定されている。
移動体通信交換局10の認証制御部14が、無線端末51に対して「サービス適用認証要求」を送信する動作シーケンスについては、先に述べた実施形態と同様である。
本実施形態では、移動体通信交換局10からの「サービス適用認証要求」(S201)を受信した無線端末51では、ユーザにより、サービス未加入の無線端末50に関し“一
定期間サービス許容”を選択する操作が行われる(S202)。例えば、図5に示す例によれば、“選択肢2.一定期間サービス許容”が選択された状態である。無線端末51は、この“一定期間サービス許容”が設定された「サービス適用認証結果」を移動体通信交換局10に通知する(S203)。
この「サービス適用認証結果」を受けた認証制御部14は、「サービス適用認証結果」の内容を判定し、ホームメモリ30の無線端末50に関する情報を更新する(S204、S205)。このときの加入者情報/サービス情報テーブルの状態を図19に示す。すなわち、無線端末50に関し、「加入者情報」の適用サービスに“サービスx”が設定され、「サービス情報」のサービスxに“一定期間サービス許容”が設定される。これにより、無線端末50は、即時に、一定期間サービスxを適用することが可能となる。以後、無線端末50と無線端末51とはサービスxを適用し通信する。
次に、上述の状態において、無線端末51と通信中の無線端末50がサービスx適用エリア外のセル#01へ移動した場合の、本移動体通信システムの動作について説明する。
無線端末50は、移動体通信交換局10の接続制御部12へハンドオーバー要求を通知する(S206)。
接続制御部12は、ハンドオーバー要求を受けると、サービスx適用中状態であることを認識し、位置管理部11へ「サービス適用判定」を指示する(S207)。
位置管理部11は、無線端末50がサービスx適用中状態で、かつ、無線端末50の在圏するセル#01がサービス適用エリア外であると認識すると(S208)、認証制御部14へ「サービス適用変更」を指示する(S209)。
認証制御部14は、ホームメモリ30の無線端末50に関する「加入者情報」と「サービス情報」を読み出す(S210)。認証制御部14は、読み出された情報により、サービスxにつき“一定期間サービス許容”と設定されていることを認識すると(S211)、サービスxの適用を継続するために、ホームメモリ30の情報を変更しない(S212)。すなわち、図19に示す状態のまま維持される。
次に、一度、サービスx適用エリアX外に移動した無線端末50がサービスx適用エリアX内のセル#02に戻ってきた場合の動作シーケンスについて、図21を用いて説明する。
再度、無線端末50は、サービスx適用エリアX内のセル#02に戻ってくると、移動体通信交換局10の接続制御部12へ、ハンドオーバー要求を送信する(S215)。
接続制御部12は、ハンドオーバー要求を受けると、位置管理部11へ「サービス適用判定」を指示する(S216)。位置管理部11は、無線端末50が在圏しているセル#02がサービスx適用エリアX内であるか否か、及び、無線端末50がサービスx適用中状態か否かを判断する(S217)。位置管理部11は、上記判断により、無線端末50がサービスx適用エリアX内に在圏しており、かつ、サービスx適用中状態であることを認識すると、サービス適用変更は指示せず、サービスxの適用を継続する(S218)。
次に、サービス適用により通信中の無線端末50と無線端末51との通信が切断された場合の、本移動体通信システムの動作について説明する。
サービス適用により通信中の無線端末50は、無線端末51との通信が切断されると、
移動体通信交換局10へ呼切断指示を送信する(S220)。移動体通信交換局10の接続制御部12は、この呼切断指示を受けると、当該無線端末50がサービス適用中状態であることを認識し、認証制御部14へサービス適用変更を指示する。
認証制御部14は、ホームメモリ30の無線端末50に関する「加入者情報」と「サービス情報」を読み出す(S222)。認証制御部14は、読み出された情報から、サービスxについて“一定期間サービス許容”と設定されていると判断すると(S223)、サービス適用期間に従い、サービス適用状態を変更する(S224)。
なお、ここで判断される「一定期間」については、他の情報と同様に、ホームメモリ30内に格納されるようにしてもよい。例えば、この「一定期間」が“当該通信中の間”と設定されている場合には、呼切断を契機にサービスxの適用状態を解除するようにしてもよい。また、認証制御部14がこの適用期間を監視し、適用期間満了時にサービスxの適用状態を変更すべく、ホームメモリ30内の情報を更新するようにしてもよい。
〈第七実施形態における作用/効果〉
このように、第七実施形態における移動体通信システムは、サービス未加入端末に対し、サービス加入済み端末が、当該サービスの一定期間継続適用を許可している場合に、以下のように動作する。
無線端末51から“一定期間サービス許容”が設定された「サービス適用認証結果」を受けると、移動体通信交換局10は、ホームメモリ30内の無線端末50に関する情報を“サービスx=一定期間サービス許容”として更新する。
この状態において、移動体通信交換局10は、無線端末51と通信中の無線端末50がサービスx適用エリア外へ移動したことを認識し、かつ、無線端末50がサービスx適用中状態であると判断すると、認証制御部14へ「サービス適用変更」を指示する。認証制御部14は、ホームメモリ30の無線端末50に関する情報により、サービスxにつき“一定期間サービス許容”と設定されていることを認識すると、サービスxの適用を継続するために、ホームメモリ30の情報を変更しない。
更に、無線端末50がサービスx適用エリアX内に戻ってきた場合には、移動体通信交換局10は、無線端末50がサービスx適用エリアX内に在圏しており、かつ、サービスx適用中状態であることを認識し、サービス適用変更は指示せず、サービスxの適用を継続する。
これにより、一定期間サービス適用が許可された無線端末50は、その間、当該サービス適用エリア内/外を移動したとしても、即時に、当該サービスの適用を受けることができる。この場合、その都度のサービス適用認証処理は必要とならない。
また、サービス適用により通信中の無線端末50と無線端末51との通信が切断された場合にも同様に、一定期間サービスの適用は維持される。
[第八実施形態]
次に、本発明の第八実施形態における移動体通信システムについて、以下に説明する。第八実施形態における移動体通信システム装置では、予めサービス適用可否を本移動体通信システムに設定しておく場合の実施例である。
〔システム構成〕
第八実施形態における移動体通信システムは、第一実施形態と同様の機能部から構成さ
れ、各機能部における動作が多少異なる。第一実施形態と異なる動作をする機能部については、以下の動作例の項にて説明する。
〔動作例〕
第八実施形態における移動体通信システムの動作例について、図22を用いて説明する。図22は、予めサービス適用認証がなされた場合の、本移動体通信システムの動作概要を示す図である。図22の例における、基地局とそれがサポートするセル、及び、サービス適用エリア内に属するセル等は、上述の実施形態と同様である。
無線端末50は、サービス未加入であり、無線端末51は、サービス加入済みである。これにより、ホームメモリ30の無線端末50及び51に関する情報は、図2及び3に示す状態である。すなわち、無線端末50に関しては、加入者情報として、“適用サービス=なし”と設定されており、サービス情報として、“サービスx=未加入”と設定されている。
サービス加入済みの無線端末51は、通信相手先となる無線端末50の識別情報(例えば、電話番号)を認識している。この場合、無線端末51は、無線端末50にサービスxを適用させたい場合、無線端末50と通信をする前に、無線端末50に対して、サービス適用認証の操作を行う。このとき、無線端末51によるサービス適用認証の操作は、移動体通信交換局10から図5に示すような音声メッセージに応じて行うようにしてもよいし、無線端末51にインストールされているアプリケーションを起動して操作するようにしてもよい。
無線端末51によりサービス適用認証操作がなされると、無線端末51から「サービス適用認証登録」が通知される(図22の(1))。この通知を受けると、移動体通信交換局10は、無線端末50に関し、ホームメモリ30の「加入者情報」の適用サービスに“サービスx”を設定し、「サービス情報」のサービスxに“エリア内にて自動的にサービス許容”が設定される(図22の(2))。更新後のホームメモリ30内の加入者情報/サービス情報テーブルの状態を図23に示す。
これにより、先の実施形態のように、サービス加入済みの無線端末51に対し、「サービス適用認証要求」を送信することなく、自動的に無線端末50に、即時にサービスxを適用することが可能となる。
〈動作フロー〉
以下、上述した図22の動作状況下における本移動体通信システムの動作フローの詳細について、図24を用いて説明する。図24は、予めサービス適用認証がなされる場合の、本移動体通信システムの動作シーケンスを示す図である。
まず、ホームメモリ30内に格納される加入者情報/サービス情報テーブルについては、無線端末50に関し、「加入者情報」として“適用サービス=なし”が設定され、「サービス情報」として“サービスx=未加入”が設定されている。
サービス加入済みの無線端末51は、通信相手先となる無線端末50と通信をする前に、無線端末50の識別情報(例えば、電話番号)と共に、サービス適用認証登録を通知する(S231)。
移動体通信交換局10の認証制御部14は、当該「サービス適用認証登録」を受けると、無線端末50に関し、ホームメモリ30の「加入者情報」の適用サービスに“サービスx”を設定し、「サービス情報」のサービスxに“エリア内にて自動的にサービス許容”
を設定する(S232)。更新後のホームメモリ30内の加入者情報/サービス情報テーブルは、図23のようになる。
このようなシステム状態において、セル#02に在圏する無線端末50から、サービス加入済みの無線端末51に発信があった場合、本移動体通信システムは、以下のような動作をする。
無線端末50が、無線端末51に発信すると、移動体通信交換局10に発信要求が送信される(S233)。移動体通信交換局10の接続制御部12は、ホームメモリ30から無線端末50及び51の「位置情報」、「加入者情報」、「サービス情報」を読み出す(S234)。接続制御部12は、無線端末51に着信接続を要求する(S235)。続けて、接続制御部12は、サービス制御部13へサービス制御を指示する(S236)。
サービス制御部13は、接続制御部12によって読み出された「加入者情報」、「サービス情報」から、無線端末51の加入するサービス情報を取得し、無線端末51がサービスxに加入済み状態であること、及び、無線端末50がサービスxに対し“エリア内にて自動的にサービス許容”状態となっていることを認識する(S237)。この認識により、サービス制御部13は、位置管理部11へサービスx適用エリア判定を通知する(S238)。
位置管理部11は、無線端末50の在圏するセル#02が、サービスxの適用エリアX内にあるか否かの判定を行い(S239)、サービスx適用エリアX内であれば、無線端末51に問い合わせることなく、無線端末50は、即時にサービスxを適用することが可能となる。
〈第八実施形態における作用/効果〉
このように、第八実施形態における移動体通信システムは、サービス未加入端末に対し、サービス加入済み端末が、予めサービス適用を許可している場合に、以下のように動作する。
サービス加入済みの無線端末51は、予め、無線端末50に関し、“エリア内にて自動的にサービス許容”を移動体通信交換局10に登録しておく。これにより、当該サービス適用エリア内において、無線端末50が無線端末51に発信した場合に、移動体通信交換局10は、無線端末51にサービス適用認証を要求することなく、ホームメモリ30内の登録情報を元に、当該サービスの適用を実行することができる。
従って、予め、サービス適用に関する情報を登録しておくことで、本移動体通信システムでは、都度、サービス適用認証を要求することなく、即座に、サービス適用を実行することができる。
[その他]
本実施形態は次の発明を開示する。各項に開示される発明は、必要に応じて可能な限り組み合わせることができる。
(付記1)
無線端末に対し、エリア毎に固有の通信サービスを提供する移動体通信システムであって、
第1の無線端末が加入する通信サービスに未加入の第2の無線端末が、当該通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する認識部と、
前記第2の無線端末が前記通信サービスの適用エリア内に存在すると認識された場合に
、前記第1の無線端末に、前記第2の無線端末への前記通信サービスの適用に関する認証要求を送信する認証部と、
前記第1の無線端末からの認証結果に基づき、前記第2の無線端末に対し、前記通信サービスの適用を実行する適用部と、
を備える移動体通信システム。
(付記2)
前記認識部は、前記第2の無線端末から前記第1の無線端末へ発信する際に、前記第2の無線端末が、前記通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する、
付記1に記載の移動体通信システム。
(付記3)
前記認識部は、前記第1の無線端末から前記第2の無線端末へ発信する際に、前記第2の無線端末が、前記通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する、
付記1又は2に記載の移動体通信システム。
(付記4)
前記第1及び前記第2の無線端末それぞれの移動を検知する検知部を更に備え、
前記認識部は、前記第1の無線端末と前記第2の無線端末とが通信中に、前記第2の無線端末が移動したことを検知した際に、前記第2の無線端末が、前記通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する、
付記1乃至3のいずれかに記載の移動体通信システム。
(付記5)
前記認識部は、前記第1の無線端末と前記第2の無線端末とが通信中に、前記第1の無線端末が移動したことを検知した際に、前記第2の無線端末が、前記通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する、
付記4に記載の移動体通信システム。
(付記6)
前記第1の無線端末と前記第2の無線端末とが前記通信サービスの適用を受け通信している場合において、前記第2の無線端末が移動することで、前記通信サービスの適用エリア外に存在すると前記認識部により認識された際に、前記通信サービスの適用を解除する解除部を更に備える付記4又は5に記載の移動体通信システム。
(付記7)
前記解除部は、前記第1の無線端末が移動することで、前記通信サービスの適用エリア外に存在すると前記認識部により認識された際に、前記通信サービスの適用を解除する、
付記6に記載の移動体通信システム。
(付記8)
前記適用部は、前記通信サービスの適用期間を指定することができ、
前記解除部は、前記第2の無線端末が、前記通信サービスの適用エリア内と前記通信サービスの適用エリア外とを繰り返し移動することを前記認識部により認識された場合でも、前記適用期間中、継続して、前記通信サービスの適用を実行する、
付記6又は7に記載の移動体通信システム。
(付記9)
無線端末毎に、前記通信サービスの適用可否に関するサービス適用情報を保持する保持部と、
前記第1の無線端末からの要求により、前記第2の無線端末に関する前記サービス適用情報を更新する更新部と、を更に備え、
前記適用部は、前記認識部により、前記第2の無線端末が前記通信サービスの適用エリア内に存在すると認識された場合に、前記第1の無線端末に認証要求を送信することなく、前記サービス適用情報に基づき、前記通信サービスの適用を実行する、
付記1乃至8のいずれかに記載の移動体通信システム。
(付記10)
無線端末に対し、エリア毎に固有の通信サービスを提供する移動体通信ネットワークに用いられるサービス適用方法であって、
第1の無線端末が加入する通信サービスに未加入の第2の無線端末が、当該通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識するステップと、
前記第2の無線端末が前記通信サービスの適用エリア内に存在すると認識された場合に、前記第1の無線端末に、前記第2の無線端末への前記通信サービスの適用に関する認証要求を送信するステップと、
前記第1の無線端末からの認証結果に基づき、前記第2の無線端末に対し、前記通信サービスの適用を実行する適用ステップと、
を備えるサービス適用方法。
実施形態における移動体通信システムのシステム構成を示す図である。 位置情報テーブルの例を示す図である。 加入者情報/サービス情報テーブルの例を示す図である。 エリア内でサービス未加入端末からサービス加入済み端末へ発信する場合の動作概要を示す図である。 無線端末によるサービス認証操作を示す図である。 本通信中のみサービス適用状態の加入情報/サービス情報テーブルの例を示す図である。 エリア内でサービス未加入端末からサービス加入済み端末へ発信する場合の動作シーケンスを示す図である。 エリア内でサービス加入済み端末からサービス未加入端末へ発信する場合の動作概要を示す図である。 エリア内でサービス加入済み端末から未加入端末へ発信する場合の動作シーケンスを示す図である。 サービス未加入端末がエリア外からエリア内に移動した場合の動作概要を示す図である。 サービス未加入端末がエリア外からエリア内に移動した場合の動作シーケンスを示す図である。 サービス加入済み端末がエリア外からエリア内に移動した場合の動作概要を示す図である。 サービス加入済み端末がエリア外からエリア内に移動した場合の動作シーケンスを示す図である。 サービス適用認証を受けた未加入端末がエリア外に移動した場合の動作概要を示す図である。 サービス適用認証を受けた未加入端末がエリア外に移動した場合の動作シーケンスを示す図である。 サービス適用認証を行った加入済み端末がエリア外に移動した場合の動作概要を示す図である。 サービス適用認証を行った加入済み端末がエリア外に移動した場合の動作シーケンスを示す図である。 一定期間サービス適用認証を受けた未加入端末がエリア内外を移動した場合の動作概要を示す図である。 一定期間サービス適用状態の加入者情報/サービス情報テーブルを示す図である。 一定期間サービス適用認証を受けた未加入端末がエリア外に移動した場合の動作シーケンスを示す図である。 一定期間サービス適用認証を受けた未加入端末がエリア内に戻ってきた場合の動作シーケンスを示す図である。 予めサービス適用認証がなされている場合の動作概要を示す図である。 自動サービス適用状態の加入者情報/サービス情報テーブルを示す図である。 予めサービス適用認証がなされている場合の動作シーケンスを示す図である。 従来技術によるサービス提供方法を示す図である。
符号の説明
10、263 移動体通信交換局
20、21、22、260、261、262 基地局
30、265 ホームメモリ
11 位置管理部
12 接続制御部
13 サービス制御部
14 認証制御部
50、250 無線端末
264 加入者データ管理端末

Claims (5)

  1. 無線端末に対し、エリア毎に固有の通信サービスを提供する移動体通信システムであって、
    第1の無線端末が加入する通信サービスに未加入の第2の無線端末が、当該通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する認識部と、
    前記第2の無線端末が前記通信サービスの適用エリア内に存在すると認識された場合に、前記第1の無線端末に、前記第2の無線端末への前記通信サービスの適用に関する認証要求を送信する認証部と、
    前記第1の無線端末からの認証結果に基づき、前記第2の無線端末に対し、前記通信サービスの適用を実行する適用部と、
    を備える移動体通信システム。
  2. 前記第1及び前記第2の無線端末それぞれの移動を検知する検知部を更に備え、
    前記認識部は、前記第1の無線端末と前記第2の無線端末とが通信中に、前記第2の無線端末が移動したことを検知した際に、前記第2の無線端末が、前記通信サービスの適用エリア内に存在するか否かを認識する、
    請求項1に記載の移動体通信システム。
  3. 前記第1の無線端末と前記第2の無線端末とが前記通信サービスの適用を受け通信している場合において、前記第2の無線端末が移動することで、前記通信サービスの適用エリア外に存在すると前記認識部により認識された際に、前記通信サービスの適用を解除する解除部を更に備える請求項2に記載の移動体通信システム。
  4. 前記適用部は、前記通信サービスの適用期間を指定することができ、
    前記解除部は、前記第2の無線端末が、前記通信サービスの適用エリア内と前記通信サービスの適用エリア外とを繰り返し移動することを前記認識部により認識された場合でも、前記適用期間中、継続して、前記通信サービスの適用を実行する、
    請求項3に記載の移動体通信システム。
  5. 無線端末毎に、前記通信サービスの適用可否に関するサービス適用情報を保持する保持部と、
    前記第1の無線端末からの要求により、前記第2の無線端末に関する前記サービス適用情報を更新する更新部と、を更に備え、
    前記適用部は、前記認識部により、前記第2の無線端末が前記通信サービスの適用エリア内に存在すると認識された場合に、前記第1の無線端末に認証要求を送信することなく、前記サービス適用情報に基づき、前記通信サービスの適用を実行する、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の移動体通信システム。
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