JP4628939B2 - 気筒休止エンジンの排気装置 - Google Patents

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本発明は、常時稼働する気筒と低出力運転時に休止する気筒とを備える気筒休止エンジンの排気装置に関する。
従来では、ガソリン,軽油,ガス等を燃料とする多気筒のエンジンの排気ガスを処理する排気装置として、エンジンの各気筒に接続された排気管を集合させ、その集合部の下流に、排気ガスを浄化する触媒と、消音器を接続した構造のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−204931号公報
ところで、近年、多気筒のエンジンでは、燃費の向上等を目的として、常時稼働する気筒と、低出力運転時に休止する気筒と、を備えた気筒休止エンジンの研究が盛んになっている。このような気筒休止エンジンでは、低出力運転時、休止した気筒から排気ガスが排出されないため、エンジン全体としては浄化対象となる排気ガス量が低減する。また、その排気装置に装備する触媒は、排気ガス温度により活性温度まで上昇したときに所定の浄化性能を発揮することから、走行中に排出される排気ガス量が大きく低減すると、触媒温度が低下して、所定の浄化性能を発揮できなくなってしまう。従って、気筒休止エンジンの排気装置では、気筒休止による排気ガス量の低減を考慮して、触媒の配置等を工夫する必要がある。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたエンジンの排気装置では、気筒休止エンジンによる排気ガス量の変動を考慮していないため、気筒休止エンジンの排気装置に採用すると、例えば、低出力運転時の排気ガス量の低減によって、触媒を活性温度に維持することができずに、所定の浄化性能を発揮できなくなる可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、気筒休止により排気ガス量が低減したとしても、触媒を常に活性温度に維持することができ、所定の浄化性能を発揮することができる気筒休止エンジンの排気装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、常時稼働する気筒と、低出力運転時に休止する気筒と、を備える気筒休止エンジンの排気装置において、前記常時稼働する気筒の排気管と前記低出力運転時に休止する気筒の排気管とを集合させる集合部と、前記集合部より下流の排気管を複数に分岐させる分岐部と、前記分岐部の下流にそれぞれ配置される複数の下流排気管と、を備え、前記複数の下流排気管の下流側に、排気ガスを浄化する触媒をそれぞれ配置し、前記複数の下流排気管のうち少なくとも1つに排気通路を開閉する開閉弁を前記分岐部と前記触媒との間に配置し、前記下流排気管に膨張室を備える消音器を接続して、前記消音器の入口から前記膨張室内に複数の小孔を備える吸音パイプを延ばし、前記吸音パイプの周囲を吸音材で覆うと共に、前記吸音パイプの後端に前記触媒を接続し、そして前記消音器は、車両前後方向に区画され、その内部に排気ガスが順に流れる複数の膨張室を備え、その最前部に位置する最上流の膨張室に前記触媒が配置されることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、前記気筒休止エンジンは水冷式直列四気筒型であり、前記低出力運転時に休止する気筒及び前記常時稼働する気筒には、スロットルボディがそれぞれ接続されており、前記低出力運転時に休止する気筒に接続されている前記スロットルボディは、前記低出力運転時に休止する気筒に対し燃料を噴射する電子制御式のインジェクタと、前記低出力運転時に休止する気筒に導入される空気の量を調整するスロットルバルブを制御する電子制御式の駆動部と、を備え、前記常時稼働する気筒に接続されている前記スロットルボディは、前記常時稼動する気筒に対し燃料を噴射する電子制御式のインジェクタと、前記常時稼働する気筒に導入される空気の量を調整するスロットルバルブを制御する電子制御式の駆動部と、備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の構成に加え、前記気筒休止エンジンは、シリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに設けられた排気ポートと、潤滑油を溜めるため下端部に設けられたオイルパンと、を含み、前記常時稼働する気筒の排気管と前記低出力運転時に休止する気筒の排気管とは、前記排気ポートから下方に延びるように設けられ、前記気筒休止エンジンの下方にて、前記集合部が、前記常時稼働する気筒の排気管と前記低出力運転時に休止する気筒の排気管とを集合させると共に、前記分岐部が、前記集合部より下流の排気管を複数に分岐させており、これにより前記排気管が前記オイルパンの下方を通るように設けられることを特徴とする。
本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置によれば、常時稼働する気筒の排気管と低出力運転時に休止する気筒の排気管とを集合させる集合部と、集合部より下流の排気管を複数に分岐させる分岐部と、分岐部の下流にそれぞれ配置される複数の下流排気管と、を備え、複数の下流排気管の下流側に、排気ガスを浄化する触媒をそれぞれ配置し、複数の下流排気管のうち少なくとも1つに排気通路を開閉する開閉弁を分岐部と触媒との間に配置するため、低出力運転時の気筒休止による排気ガス量の低減量に応じて、開閉弁を開閉することで、分岐部より下流の複数の排気管の一部に、高出力運転時等と同等の排気ガス量を流すことができる。これにより、触媒を常に活性温度に維持することができるので、所定の浄化性能を発揮することができる。
本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置によれば、分岐部より下流の排気管に膨張室を備える消音器を接続し、消音器の入口から膨張室内に複数の小孔を備える吸音パイプを延ばし、吸音パイプの周囲を吸音材で覆うと共に、吸音パイプの後端に触媒を接続するため、触媒と吸音材との間に吸音パイプが介在されるので、高温となる触媒からの放射熱を、吸音パイプへの熱伝導によって広域に分散、降温することができる。これにより、触媒の放射熱が吸音材に直接伝導することを防止できるため、吸音材に耐熱性の低い材料を使用することができ、製造コストを削減することができる。
本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置によれば、消音器は、車両前後方向に区画され、その内部に排気ガスが順に流れる複数の膨張室を備え、その最前部に位置する最上流の膨張室に触媒が配置されるため、各気筒から触媒までの排気通路の距離を短縮化することができる。これにより、排気ガスが速やかに触媒に導入されるので、触媒を活性温度に容易に維持することができる。
以下、本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置の一実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態では、自動二輪車の気筒休止エンジンの排気装置を例にする。また、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置を搭載した自動二輪車の側面図、図2は図1に示した自動二輪車の平面図、図3は図1に示したエンジンの一部拡大側面図、図4は図3に示したエンジンの平面図、図5は図1に示した排気装置のA矢視図、図6は図5のA−A線矢視断面図、図7は図5のB−B線矢視断面図、図8は本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置の排気管と触媒と消音器とを説明するための説明図である。
図1及び図2に示すように、自動二輪車1は、前輪2を軸支するフロントフォーク3が、不図示のステアリングステムを介して、車体フレーム5の前端部に設けられるヘッドパイプ6に操舵可能に枢支される。ヘッドパイプ6からは車体フレーム5のメインフレーム7が斜め下後方に延び、その後端部が下方に屈曲してピポットプレート8に連なる。また、メインフレーム7の後部上方には、後方に延びるシートフレーム9の前端部が接続され、メインフレーム7の後部中央には、斜め上後方に延びるリヤフレーム10の前端部が接続されて、シートフレーム9とリヤフレーム10とは後端部で接続される。
また、自動二輪車1の車体後部には、ピボットプレート8に設けられるピボット軸11を介して、後輪12を軸支するスイングアーム13の基端部がスイング可能に取り付けられる。なお、ピボット軸11は、後輪12の車軸14と同様に、車幅方向と平行に設けられる。
メインフレーム7の上部には燃料タンク15が、メインフレーム7の下部にはエンジン16及びラジエータ17が各々搭載される。また、シートフレーム9の上部にはシート18が取り付けられ、このシート18は、燃料タンク15の後方に配置される。なお、図中19はウィンドスクリーン、20は操舵用のハンドル、21はフロントフェンダ、22はリヤフェンダ、23はスタンドである。
自動二輪車1の前部はアッパカウル24及びフロントカウル25により覆われ、シートフレーム9周辺はリアカウル26により覆われる。後輪12の左側にはリアスプロケット27が取り付けられ、このリアスプロケット27とエンジン16の後部左側に配設されるドライブスプロケット28とにドライブチェーン29が掛け回されることによって、エンジン16の駆動力が後輪12に伝達される。
エンジン16は、低出力運転時に休止する気筒と常時稼働する気筒とを備える水冷式直列四気筒型の気筒休止エンジンであり、図3及び図4に示すように、低出力運転時に休止する車体左側の2気筒には、スロットルボディ31a,31bがそれぞれ接続され、常時稼働する車体右側の2気筒には、1個のスロットルボディ31cが接続される。このスロットルボディ31a,31b,31cは、メインフレーム7と燃料タンク15との間に配置されるエアクリーナケース32にそれぞれ接続されている。そして、エアクリーナケース32に外部から取り込まれた新鮮な空気は、エアクリーナケース32に内蔵されるエアクリーナ33により浄化された後、エアクリーナケース32の後部下面に接続されるスロットルボディ31a,31b,31cを介して、シリンダヘッド30内の各気筒に供給される。
スロットルボディ31a,31bは、シリンダヘッド30内の低出力運転時に休止する各気筒とエアクリーナケース32とをそれぞれ連通するベルマウス34a,34bと、低出力運転時に休止する各気筒に燃料をそれぞれ噴射する電子制御式のインジェクタ35a,35bと、低出力運転時に休止する各気筒に導入される空気の量を調節するスロットルバルブをそれぞれ制御する電子制御式の駆動部36a,36bと、を備える。
スロットルボディ31cは、シリンダヘッド30内の常時稼働する各気筒とエアクリーナケース32とをそれぞれ連通するベルマウス34c,34cと、常時稼働する各気筒に燃料をそれぞれ噴射する電子制御式のインジェクタ35cと、常時稼働する各気筒に導入される空気の量を調節するスロットルバルブを同時に制御する電子制御式の駆動部36cと、を備える。
そして、インジェクタ35a,35b,35c及び駆動部36a,36b,36cは、シート18の下に配設されるコンピュータ37によって制御されており、このコンピュータ37は、通常出力運転時又は高出力運転時には、インジェクタ35a,35b,35c及び駆動部36a,36b,36cを全て駆動させて全気筒を稼動させ、また、低出力運転時には、インジェクタ35a及び駆動部36aを停止させて、右側3気筒を稼動させたり、インジェクタ35a,35b及び駆動部36a,36bを停止させて、右側2気筒を稼動させたりする。
そして、図1及び図5〜図7に示すように、シリンダヘッド30の前部には排気装置40が接続されており、本実施形態では、この排気装置40は、主としてシリンダヘッド30の各気筒にそれぞれ接続される4本の排気管40a〜40dと、排気管40a,40dを集合させる第1集合管(集合部)41aと、排気管40b,40cを集合させる第1集合管(集合部)41bと、第1集合管41a及び第2集合管41bを集合させる第2集合管(集合部)42と、第3集合管42の下流を車幅方向に2本に分岐させる分岐部43と、分岐部43の下流にそれぞれ形成される左右2本の下流排気管44,45と、下流排気管44,45の後端部にそれぞれ接続される消音器50,50と、を備えている。また、排気管40a,40bを接続する車体左側の2気筒が低出力運転時に休止する気筒で、排気管40c,40dを接続する車体右側の2気筒が常時稼動する気筒である。
4本の排気管40a〜40dは、シリンダヘッド30の排気ポートから下方に延び、エンジン16の下方にて、第1集合管41a及び第2集合管41bと第2集合管42により1本の排気管にまとめられ、第2集合管42の分岐部43により車幅方向に2本の排気管に分けられて、左右2本の下流排気管44,45となる。なお、図中16aは潤滑油を溜めるためのオイルパンである。
また、本実施形態では、車体左側に配置される下流排気管44に、この下流排気管44の排気通路を開閉する開閉弁46が設けられる。この開閉弁46は、所謂バタフライ弁で、コンピュータ35により動作制御される不図示のモータにより開閉される。
そして、開閉弁46は、低出力運転時に気筒が休止して排気ガス量が減少する場合、閉じた状態に設定される。これにより、常時稼動する気筒から排気管40c,40dに排出される排気ガスは、車体右側に配置される下流排気管45のみに流れる。
また、開閉弁46は、通常出力運転時又は高出力運転時に全気筒が稼動する場合、開いた状態に設定される。これにより、各気筒から各排気管40a〜40dに排出される排気ガスは、車体左右に配置される下流排気管44,45に流れる。
消音器50は、図8に示すように、下流排気管44,45の後端部に接続され、消音器50の入口から後述する膨張室内に延びる吸音パイプ51と、吸音パイプ51の周囲を覆う吸音材52と、吸音パイプ51の後端部に接続される触媒53と、吸音パイプ51と連通し3層構造の膨張室を有する消音器本体60と、を備え、マフラステー54(図1参照。)を介してリヤフレーム10の下方に固定される。
吸音パイプ51は、消音器50の入口から複数の小孔を備えるパンチングメタルにより筒状に形成されるもので、下流排気管44,45からの排気ガスを触媒53に流している。また、吸音材52は、グラスウールを吸音パイプ51の周囲に巻き付けたものである。
消音器本体60は、最上流に位置し触媒48を収容する第1膨張室61と、第1膨張室61を経た排気ガスをさらに膨張させる第2膨張室62と、第2膨張室62を経た排気ガスをさらに膨張させた後に大気に放出する第3膨張室63と、第1膨張室61と第2膨張室62を連通する第1連通管64と、第2膨張室62と第3膨張室63とを連通する第2連通管65と、第3膨張室63と外気とを連通するテールパイプ66と、を備える。また、最上流の膨張室である第1膨張室61には、消音パイプ51に接続された触媒53が配置されている。さらに、第3膨張室63は、第1膨張室61と第2膨張室との間に区画されており、このような構造にすることによって、消音器50内の排気ガスの流れる経路が増大し、排気管内圧力を一定に抑えて、エンジン出力の向上を図ることができる。
以上説明したように、本実施形態の気筒休止エンジンの排気装置によれば、常時稼働する気筒の排気管40c,40dと低出力運転時に休止する気筒の排気管40a,40bとを集合させる集合部41a,41b,42と、集合部41a,41b,42より下流の排気管を複数に分岐させる分岐部43と、を備え、集合部41a,41b,42より下流の排気管44,45に、排気ガスを浄化する触媒53を配置し、分岐部43より下流の排気管44に、排気通路を開閉する開閉弁46を配置するため、低出力運転時の気筒休止による排気ガス量の低減量に応じて、開閉弁46を開閉することで、分岐部43より下流の排気管45に、高出力運転時等と同等の排気ガス量を流すことができる。これにより、触媒53を常に活性温度に維持することができるので、所定の浄化性能を発揮することができる。
また、本実施形態の気筒休止エンジンの排気装置によれば、分岐部43より下流の排気管44,45に膨張室を備える消音器50を接続し、消音器50の入口から膨張室内に複数の小孔を備える吸音パイプ51を延ばし、吸音パイプ51の周囲を吸音材52で覆うと共に、吸音パイプ51の後端に触媒53を接続するため、触媒53と吸音材52との間に吸音パイプ51が介在されるので、高温となる触媒53からの放射熱を、吸音パイプ51への熱伝導によって広域に分散、降温することができる。これにより、触媒53の放射熱が吸音材52に直接伝導することを防止できるため、吸音材52に耐熱性の低い材料を使用することができ、製造コストを削減することができる。
また、本実施形態の気筒休止エンジンの排気装置によれば、消音器50は、その内部に排気ガスが順に流れる複数の膨張室61,62,63を備え、その最上流の膨張室61に触媒53が配置されるため、各気筒から触媒53までの排気通路の距離を短縮化することができる。これにより、排気ガスが速やかに触媒53に導入されるので、触媒53を活性温度に容易に維持することができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、分岐部43で分岐させた2本の下流排気管44,45のうち、一方の下流排気管45のみに開閉弁46を設ける場合を例示したが、これに限定されず、下流排気管44,45の両方に開閉弁46を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、分岐部43で2本の下流排気管44,45に分岐させる場合を例示したが、これに限定されず、下流排気管の分岐本数は任意であり、分岐させたそれぞれの下流排気管に開閉弁46を設けるようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、自動二輪車用の気筒休止エンジンに本発明を適用した場合を例示したが、乗用車等の四輪車用の気筒休止エンジンに本発明を適用してもよい。
本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置を搭載した自動二輪車の側面図 図1に示した自動二輪車の平面図 図1に示したエンジンの一部拡大側面図 図3に示したエンジンの平面図 図1に示した排気装置のA矢視図 図5のA−A線矢視断面図 図5のB−B線矢視断面図 本発明に係る気筒休止エンジンの排気装置の排気管と触媒と消音器とを説明するための説明図である。
符号の説明
1 自動二輪車
16 エンジン(気筒休止エンジン)
30 シリンダヘッド
40 排気装置
40a〜40d 排気管
41a,41b 第1集合管(集合部)
42 第2集合管(集合部)
43 分岐部
44,45 下流排気管(排気管)
46 開閉弁
50 消音器
51 吸音パイプ
52 吸音材
53 触媒
60 消音器本体
61 第1膨張室(膨張室)
62 第2膨張室(膨張室)
63 第3膨張室(膨張室)
64 第1連通管
65 第2連通管
66 テールパイプ

Claims (3)

  1. 常時稼働する気筒と、低出力運転時に休止する気筒と、を備える気筒休止エンジンの排気装置において、
    前記常時稼働する気筒の排気管と前記低出力運転時に休止する気筒の排気管とを集合させる集合部と、前記集合部より下流の排気管を複数に分岐させる分岐部と、前記分岐部の下流にそれぞれ配置される複数の下流排気管と、を備え、
    前記複数の下流排気管の下流側に、排気ガスを浄化する触媒をそれぞれ配置し、
    前記複数の下流排気管のうち少なくとも1つに排気通路を開閉する開閉弁を前記分岐部と前記触媒との間に配置し、
    前記下流排気管に膨張室を備える消音器を接続して、前記消音器の入口から前記膨張室内に複数の小孔を備える吸音パイプを延ばし、前記吸音パイプの周囲を吸音材で覆うと共に、前記吸音パイプの後端に前記触媒を接続し、
    前記消音器は、車両前後方向に区画され、その内部に排気ガスが順に流れる複数の膨張室を備え、その最前部に位置する最上流の膨張室に前記触媒が配置されることを特徴とする気筒休止エンジンの排気装置。
  2. 前記気筒休止エンジンは水冷式直列四気筒型であり、
    前記低出力運転時に休止する気筒と前記常時稼働する気筒とには、スロットルボディがそれぞれ接続されており、
    前記低出力運転時に休止する気筒に接続されている前記スロットルボディは、前記低出力運転時に休止する気筒に対し燃料を噴射する電子制御式のインジェクタと、前記低出力運転時に休止する気筒に導入される空気の量を調整するスロットルバルブを制御する電子制御式の駆動部と、を備え、
    前記常時稼働する気筒に接続されている前記スロットルボディは、前記常時稼動する気筒に対し燃料を噴射する電子制御式のインジェクタと、前記常時稼働する気筒に導入される空気の量を調整するスロットルバルブを制御する電子制御式の駆動部と、備えることを特徴とする請求項1記載の気筒休止エンジンの排気装置。
  3. 前記気筒休止エンジンは、シリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに設けられた排気ポートと、潤滑油を溜めるため下端部に設けられたオイルパンと、を含み、
    前記常時稼働する気筒の排気管と前記低出力運転時に休止する気筒の排気管とは、前記排気ポートから下方に延びるように設けられ、
    前記気筒休止エンジンの下方にて、前記集合部が、前記常時稼働する気筒の排気管と前記低出力運転時に休止する気筒の排気管とを集合させると共に、前記分岐部が、前記集合部より下流の排気管を複数に分岐させており、
    前記排気管が前記オイルパンの下方を通るように設けられることを特徴とする請求項2記載の気筒休止エンジンの排気装置。
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