JP4624545B2 - 著作物管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、著作物の管理を行うことができる著作物管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネット等のネットワークを介して、テレビ番組やビデオ、音楽、または、コンピュータプログラム等の著作物をユーザの端末に配信する著作物配信装置が開発されている。このような著作物配信装置は、複数種類の著作物を記憶しておく記憶手段を有し、ユーザの要求に応じて特定の著作物をユーザの端末に配信するように構成されている。また、著作物配信装置は課金システムを備えており、配信する著作物の内容や、情報量、配信時期に応じた金額がユーザに請求されることになる。
このような著作物配信システムは、同一の著作物を複数のユーザに対して配信するためのものであって、例えば、テレビ番組の配信サービスの場合は、複数のユーザが、同時に、または、所定の時間差をもって、同一のテレビ番組を各ユーザの端末で鑑賞することが可能となる。また、ユーザの端末の記録装置にテレビ番組を記憶させた場合は、ユーザの好きな時間にそのテレビ番組を鑑賞することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような著作物管理装置は、各ユーザが購入した著作物を差別化することを考慮していないため、ユーザ間の著作物の交換や、ユーザの所有する著作物の認証を可能とするような構成を有しておらず、いわゆるトレーディングカードといった収集性や交換性を特徴とする著作物や、リトグラフのように製作枚数の管理や真贋の確認が必要な著作物の管理には不向きであった。
従って、本発明の解決する課題は、著作物の収集性や交換性を担保することで、著作物の流通を促進することができる著作物管理装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために本発明の請求項1に係る発明は、著作物を閲覧するユーザが使用するユーザ端末装置と接続可能な著作物を管理する著作物管理装置であって、前記著作物を蓄積する著作物データベースと、前記著作物を購入したユーザであるオーナーを識別するオーナー識別情報を記憶した取引結果データベースと、を備える記憶手段と、前記ユーザ端末装置に対して、相互に関連付けられた前記著作物、著作物識別番号及び前記オーナー識別情報を含む送信用ファイルを送信する著作物管理手段と、前記ユーザ端末装置から、前記ユーザによって前記ユーザ端末装置に対して入力されたオーナー識別情報と前記送信された送信用ファイルに含まれるオーナー識別情報及び著作物識別番号を伴うオーナー認証要求を受信し、前記受信した送信用ファイルに含まれる前記著作物識別番号に基づいて前記取引結果データベースを検索し、対応するオーナー識別情報を取得し、前記入力されたオーナー識別情報、前記送信された送信用ファイルに含まれるオーナー識別情報、及び、前記取得したオーナー識別情報の三者を比較し、前記三者が一致しない場合は、前記ユーザ端末装置に対して、オーナー認証に失敗した旨の信号を送信する認証手段と、を有することを特徴とする著作物管理装置とした。
【0005】
このように構成した著作物管理装置は、著作物とオーナーの情報および著作物認識番号を一つのファイルとして取り扱うことにより、著作物の特定や、著作物のオーナーの確認を行うことができる。特に、個々の著作物に付与された著作物認識番号は、著作物の収集家に収集活動の進捗状況の目安となったり、管理者が著作物の管理を容易にすることができる。また、オーナー識別情報により、著作物のオーナーの正当性を容易に判別できるので、著作物の取引の公正さを担保することが可能となる。なお、照合とは、著作物の特定や、ユーザが登録されたユーザであるか否かを判断する処理をいうものとする。
認証手段は、ユーザ情報および二箇所から取得したオーナー情報を比較するので、著作物のオーナーを確実に特定することができるので、著作物の所属の確認作業における信頼性を担保することができる。
【0006】
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の著作物管理装置において、著作物管理手段は、送信用ファイルの作成時に、著作物認識番号を増加または減少させる編集手段を備え、編集手段は、増加または減少させた後の著作物認識番号を記憶手段に登録するように構成した。
【0007】
著作物は、編集手段により、常に唯一の著作物認識番号を有することになるので著作物の特定を容易に行うことが可能となる。従って、オーナーの認証作業や、著作物の加工データの登録、および、オーナーの書き換え作業を行う際の作業効率を向上させることができる。
【0010】
そして、本発明の請求項に係る発明は、請求項1又は請求項のいずれか一項に記載の著作物管理装置において、ユーザが加工または作成した著作物を登録する登録手段を有し、登録手段は、加工または作成した著作物およびその著作物認識番号を記憶手段に記憶させるように構成した。
【0011】
このように構成した著作物管理装置を用いると、ユーザが、購入した著作物に軽微な加工をしたり、カードをユーザが作成することが可能となるので、著作物の収集活動に創作的な要素を付加することができる。また、加工、作成した著作物の登録を可能にすることで、ユーザが加工、作成した著作物であっても安心して交換等の流通を行うことが可能となる。
【0012】
また、本発明の請求項に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の著作物管理装置において、前記認証手段は、著作物のオーナーが変更される場合は、当該著作物の著作物識別番号と変更後のオーナーのオーナー識別情報とを関連付けて、前記取引結果データベースに記憶し、変更前のオーナーのユーザ端末装置に対して、当該著作物識別番号及び変更後のオーナーのオーナー識別情報を含む訂正ファイルを送信し、変更後のオーナーのユーザ端末装置に対して、相互に関連付けられた前記著作物、前記著作物識別番号及び前記オーナー識別情報を含む送信用ファイルを送信することを特徴とする著作物管理装置とした。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
図1は本実施の形態における著作物管理システムの構成図である。
著作物管理装置は、記憶手段2に記録された著作物を、ユーザの要望に応じてネットワーク3を通じてユーザ端末4に送信したり、オーナーの認証等の管理を行うものであり、本実施の形態においてはネットワーク3に接続可能なサーバから構成されている。
【0015】
ここで、本実施の形態における著作物について図2(a)、(b)を用いて説明する。
図2(a)に示すように、著作物は、画面上に表示されるカード5aであり、中央部に配置されたコミックの主人公等の画像6と、画像6の回りを縁取るフレーム7aと、フレームに埋め込まれた著作物識別番号であるカードID8aと、各種ボタン9a,9b,9cから構成されている。さらに、カードID8aは、カード5aの種類ごとに設定された識別番号15aと、種類ごとのカード5aの通し番号であるシリアル番号11aとから構成されている。
なお、カード5aの形態は図2(a)に限定されることなく任意の形態を取ることが可能であり、画像6は、コミックの主人公の他に、小説の挿絵等の絵や、人物等の写真とすることができる。
また、このカード5aは、図2(b)に示すようなコンテンツファイル10として取り扱われる。コンテンツファイル10は、画面上に表示されるカード5aを主体とするカードデータ5bと、カード5aの種類ごとに設定される通し番号であるシリアル番号11aを示すシリアル番号データ11b、カード5aの購入者であるオーナーを特定するためのオーナ識別情報を構成するオーナーデータ12、ならびに、カード5aの表示の制御や後に説明するカード5aの認証作業を行うためのシステムプログラム13とからなる。なお、シリアル番号データ11bおよびオーナーデータ12はカード5aのダウンロードが要求された段階でカードデータ5bに追加され、送信用ファイルであるコンテンツファイル10を形成する。
【0016】
次に、コンテンツファイル10の各構成要素について、カードデータ5bから順番に説明する。
図2(b)に示すように、カードデータ5bは、著作物のデータである著作物データ14と、著作物を表示する際のフレーム7aを構成するフレームデータ7b、ならびに、カード5aの種類を特定するための識別データ15bとから構成されている。
【0017】
著作物データ14は、コミックの主人公、小説の挿絵等の絵や、人物等の写真からなる画像データ(例えば、JPEG形式、MPEG形式)を基本とし、この画像データにコミック等のあらすじや、解説、作者等のコメントからなる文字データ(テキスト形式等)や、コミックの主人公や作者等の声、ナレーション、効果音等の音データ(WAVE形式やMP3形式等)を付加することもできる。
著作物データ14は、画像データのみで構成することも可能であるが、文字データと音声データのみで構成しても良い。また、画像データは、動画データを含んでも良い。さらに、著作物データ14には、著作物に対する著作権を表示するデータを含むことが出来る。
【0018】
フレームデータ7bは、あらかじめ決められたパターンからなる画像データである。フレームデータ7bにより表示されるフレーム7aは、図2(a)に示すように、右上にカード5aの識別番号15aおよびシリアル番号11aからなるカードID8aが表示され、フレーム7aの左下にはカード5aの情報を表示するためのカード情報ボタン9aが配置される。また、著作物データ14に音声データや動画データが含まれている場合は、再生ボタン9bや停止ボタン9cも表示される。なお、カード5aの種類により図2(a)には図示しない異なる機能を付加しても良い。
【0019】
次に、図2(b)に示すシリアル番号データ11bについて説明する。
シリアル番号データ11bは、カード5aの表示時に、フレーム7aの右上に表示されるシリアル番号11aを与えるデータであり、シリアル番号11aは、ユーザがカード5aを購入する際に、著作物管理装置1において設定される通し番号である。このシリアル番号11aと前記の識別番号15aによりカード5aを特定することができる。
【0020】
また、オーナーデータ12について説明する。
オーナーデータ12は、ユーザがあらかじめ著作物管理装置1に登録したユーザIDを、カード5aの購入時に、そのカード5aのオーナーとして記録したものであり、オーナーデータ12を参照することによりカード5aのオーナーを特定することができる。オーナーデータ12は、図2(a)に示すカード5aには図示されていないが、カード情報ボタン9aをクリックすることで表示させることができる。なお、オーナーデータ12には、オーナーが登録している氏名を付加しても良く、これらをフレーム7aや画像6に埋め込んで表示することも可能である。
【0021】
さらに、システムプログラム13について説明する。
システムプログラム13は、カード5aの表示の制御や、カード5aやオーナーの認証等を行うためのプログラムから構成される。カード5aの表示の制御とは、例えば、ユーザ端末4上でのカード5aの表示位置をユーザ端末4の設定ファイルに書き込んだり、再生ボタン9bがクリックされた際に、音声データをユーザ端末4にインストールされているプレーヤで再生する等の処理を行うことがあげられる。また、カード5aやオーナーの認証とは、これらの表示のみならず、著作物管理装置1に対してカードID8aやオーナーの認証を要求する機能も含まれる。
【0022】
なお、コンテンツファイル10には、この他にも、後に説明するユーザによるカード5aの加工において、カード5aに加えられた加工に関するデータや、ユーザが加工したカード(ユーザ加工カード)のカードIDなどのデータが付加される場合もある。
【0023】
次に、このようなコンテンツファイル10の管理を集中して行う著作物管理装置1の各構成要素について説明する。
図1に示すように著作物管理装置1は、記憶手段2と、ネットワーク3に接続するための通信手段20と、著作物管理装置1の各処理を制御する制御部21とを有している。また、著作物管理装置1は、キーボード、マウス等の入力手段22と、ディスプレイ等の表示手段23、管理記録等を出力するための出力手段24を備えることもできる。
【0024】
さらに、著作物管理装置1にCD(Compact Disk)、DVD(Digital Video Disk)等の外部記録装置を設けたり、LAN(Local Area Network)接続して、所定のクライアント端末に接続できる構成しても良い。
ここで、所定のクライアント端末としては、ネットワーク3を介して接続可能な出版社の端末35およびソフトハウスの端末36があげられる。このようにすると、これらの端末35,36から著作物管理装置1にアクセスして、新しいカードデータ5bをFTP(File Transfer Protocol)でアップロードしたり、各カード5aの売れ行きを確認したりすることが可能となる。また、新しいカードデータ5bのアップロードに伴い、ユーザにカード5aの更新の告知を行ったり、著作物管理装置1にアクセスすることで各カード5aの売れ行き、つまり、ダウンロード数、ならびに、購買層に関するデータを取得することもできる。
【0025】
以下、著作物管理装置1の各構成要素について説明する。
記憶手段2は、HDD(Hard Disk Drive)等から構成され、カードデータ5bおよびシリアル番号データ11bを蓄積する著作物データベースであるコンテンツDB(Data Base)25と、著作物管理システム1に登録したユーザのデータを蓄積するユーザ情報DB26、ならびに、各カード5aの売れ行きや、カード5aを購入したユーザに関する情報が蓄積される取引結果DB27とを有している。なお、図示しないが、所定のプログラム等やコンテンツファイル10を構成するためのシステムプログラム13もこの記憶手段2に記憶されている。
【0026】
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等から構成されており、ここに所定のプログラムが展開されることで各種の処理が可能となる。図1に示すように、この制御部21は、コンテンツファイル10の作成および管理を行うコンテンツ管理手段31と、カード5aの特定や、ユーザが登録されたユーザと一致するか否かの判断を行う照合手段32と、ユーザがカード5aのオーナーであることを確認するための認証手段33、ユーザの登録や、オーナーが加工したカードやカードトレーディング時のオーナーIDの書き換え等を行う登録手段34を構成する。
【0027】
ここで、コンテンツ管理手段31について説明する。なお、制御部21の他の手段32〜34については、カード5aのダウンロードや認証の各手順説明において順次説明する。
コンテンツ管理手段31は、ユーザのダウンロード要求に対して所定のカードデータ5bに、シリアル番号データ11b、オーナーデータ12、システムプログラム13を付加して送信用のコンテンツファイル10を作成するものである。
コンテンツ管理手段31は、ユーザのダウンロード要求時に、シリアル番号11aを一つインクリメントして新しいシリアル番号11aを作成する編集手段としても機能する。編集手段は、新しいシリアル番号11aをユーザがダウンロードするコンテンツファイル10に添付すると共に、新しいシリアル番号11aをコンテンツDB25に登録するので、このシリアル番号11a(および必要に応じて識別番号15a)によりカード5aを特定することが可能になる。
さらに、コンテンツ管理手段31は、ユーザがブラウザ上でカード5aを鑑賞するためのHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルの作成も行う。
【0028】
次に、この著作物管理装置1からユーザに提供されるサービスについて図3を用いて説明する。
図3に模式的に示すように、著作物管理装置1が提供するウエブのサイト上には、ユーザがカード5aを鑑賞したり、ダウンロードするカード鑑賞41と、ユーザや、サイトの管理者が情報を提示するコミュニケーション42と、カード5aを購入したオーナーがカード5aの交換や売却を行うためのカードトレーディング43およびカードオークション44、ユーザ情報を入力するためのユーザ情報入力45と、ユーザがダウンロードしたカード5aを自己の端末で管理するためのアプリケーション(AP)をダウンロードするための支援APダウンロード46の各サービスが用意されている。
【0029】
カード鑑賞41は、カード5aをジャンル41a、41b、41c・・ごとに表示することで、ユーザがカード5aを鑑賞し易くする構成となっており、ここから、所望のカード5aのダウンロード47や、カード5aのオーナーを特定するためのオーナー認証48や、オーナーが加工したオーナー加工カードの登録49を行うことができる。
コミュニケーション42は、ユーザどうしのチャットやBBS(Bulletin Board System)、また、サイトの管理者がユーザに対して発信する情報を提示する告知等から構成されている。なお、チャットやBBSの利用は、登録したユーザのみに限定しても良い。
カードトレーディング43とカードオークション44は、ユーザが所有する特定のカード5aを、他のユーザが所有するカード5aと交換したり、売却するためのものである。カードトレーディング43の場合は、ユーザが所有するカード5aと、そのカード5aと交換したいカード5aをカードトレーディング43に登録する。そして、交換に応じるユーザが現れたら、著作権管理装置1を介してカード5aの交換を行う。また、カードオークション44の場合は、オークションにかけたいカード5aが登録されると、そのカード5aを欲しいユーザが希望落札価格を登録し、所定の期間内に最高の条件を提示したユーザに、オークションにかけられたカード5aが落札される。
【0030】
ユーザ情報入力45は、このサイトの利用者がユーザの個人情報を登録するものである。各種サービスを利用するためのユーザIDを取得したり、パスワードを設定することができる。なお、ここで設定したユーザIDおよびパスワードが特許請求の範囲に記載のユーザ識別情報を構成する。また、ユーザ情報が変更になった場合も、このユーザ情報入力45で登録データの更新を行う。なお、ユーザ登録の際にマーケティングの一環としてアンケートを付加しても良い。
支援APダウンロード46は、ユーザ端末4においてダウンロードしたカード5aの管理を支援するために、カード5aのアルバムとなる所定のアプリケーションをダウンロードしたり、ダウンロードしたカード5aに対する加工を可能にする加工ツールをダウンロードするためのものである。なお、このサービスの利用には、前記のユーザ登録が必要である。
【0031】
ここで、アルバムは、ユーザの端末上で起動するアプリケーションで、ユーザがダウンロードしたカード5aを識別番号15aごとや、入手時期ごと等に配置させるためのものである。アルバムは、各シートに複数のカード5aをフルサイズで配置したり、サムネイル形式で配置できるようにしたり、特定のカード5aを検索できるようにプログラムされているので、ユーザはこのアルバムを使用することで多数のカード5aの保管を簡単に行うことができる。
【0032】
加工ツールは、ユーザが所有するカード5aの画像6の一部の色彩をユーザの好みに合わせて変更したり、フレーム7aのパターンを変更するためのもので、この加工ツールを使用することでユーザのオリジナルカードを作成することが可能となる。ただし、画像データそのものを変更することはできない。また、この加工ツールはそれ自体を一つのアプリケーションとすることもできるが、アルバムの一機能とすることもでき、さらに、コンテンツファイル10のシステムプログラム13に加工用のモジュールを付加することもできる。なお、専用の加工ツールを使用しなくてもカード5aの加工が行えるように構成しても良い。
【0033】
さらに、ユーザ端末4について説明する。
ユーザ端末4は、CPU等からなる処理部50と、モデム等からなる通信手段51と、受信したコンテンツファイル10を記憶する記憶手段52を備えている。また、購入したカード5aを表示するための表示部53や、プリンタ等の出力部54、ならびにキーボード等の操作部55を備えることも可能である。購入したカード5aは、記憶手段52に作成された著作物記憶手段である購入コンテンツDB56に収容され、ユーザの要求に応じて随時、表示部53に表示されたり、出力部54から出力される。また、常に表示部53の所定位置に表示することも可能である。
【0034】
次に、この著作物管理装置1に、登録したユーザがアクセスし、所定のカード5aをダウンロードする場合の手順について図4のフローチャートを用いて説明する。
【0035】
まず、ステップS1として、ユーザがユーザ端末4から著作物管理装置1にアクセスし、特定のジャンル、例えばコミックのカード5aの鑑賞を選択(鑑賞請求)すると、ユーザ端末4からの鑑賞請求を受けた著作物管理装置1は、図1に示すコンテンツDB25にアクセスし、コミックのカードデータ5bを鑑賞用カードデータとして組み込んだHTMLファイルをユーザ端末4に送信する(ステップS2)。ユーザは、受信したHTMLファイルをブラウザで表示し、鑑賞用カードを鑑賞する(ステップS3)。ここで、鑑賞用カードは、ブラウザ上でのみ鑑賞することが可能で、カード5aを図1に示すユーザ端末4の記憶手段52に記憶させたり、プリントアウトしたりすることはできないものとする。
【0036】
ユーザは、この鑑賞用カードの中に欲しいカード5aがあった場合は、ステップS4として著作物管理装置1に対してカード5aのダウンロードを要求する(ダウンロード要求)。この際には、ユーザ登録時に割り当てられたユーザIDおよびパスワードを入力することになる。
ステップS5において、著作物管理装置1は、ユーザIDおよびパスワードを受信して、図1に示す照合手段32によりユーザIDとパスワードの照合を行う。照合は、受信したユーザIDを基にユーザ情報DB26に登録してあるパスワードを読み込んで、ユーザから提示されたユーザIDとパスワードのそれぞれがユーザ情報DB26に登録されたものと完全一致するか否かを調べる。そして、ユーザIDとパスワードのそれぞれが完全一致した場合は、ステップS6に進み、完全一致しない場合は、ユーザIDおよびパスワードの再入力をユーザに促す。
【0037】
ユーザの照合が終了したら、ステップS6として著作物管理装置1は、コンテンツ管理手段31によりコンテンツファイル10を作成する。ここで、コンテンツファイル10の作成とは、コンテンツ管理手段31が、コンテンツDB25からカードデータ5bおよびシリアル番号データ11bを読み込み、ステップS5で照合したユーザIDをオーナーデータ12として添付すると共に、システムプログラム13を付加することをいう。なお、シリアル番号データ11bとして記録されるカード5aのシリアル番号11aは、コンテンツ管理手段31の編集手段により、コンテンツDB25から読み込んだシリアル番号11aを一つインクリメントした新しいシリアル番号11aが用いられる。
【0038】
このようにして作成されたコンテンツファイル10は、ステップS7でユーザ端末4に送信される。そして、ステップS8としてユーザ端末4が、このコンテンツファイル10を受信し、ユーザ端末4の購入コンテンツDB56(図4参照)にコンテンツファイル10を記録すると共に、画面上に購入したコンテンツファイル10を表示する。以降において、ユーザは購入したカード5aのオーナーとなる。
コンテンツファイル10の送信に成功したら、著作物管理装置1は、ステップS9として、編集手段が、前記の新しいシリアル番号11aをそのカード5aの現在のシリアル番号11aとしてコンテンツDB25に登録する。
【0039】
ここで、ユーザが画面上に表示されたコンテンツファイル10をマウス等でクリックすると、購入したカード5aが画面に表示される。このとき、シリアル番号11aは、識別番号15aと共にカードID8aとして、図2(a)のフレーム7aの右上に表示される。また、このとき、OS(Operating System)の設定ファイルにこのカード5aの表示位置の設定が保存される。なお、設定ファイルに変更を加えずに、前記のアルバムに表示されるように構成しても良い。
【0040】
次に、カード5aのオーナーを認証する手続きについて図5を用いて説明する。なお、この認証処理は、カード5aのオーナーの確認や、オーナー加工カードの登録の際に行われ、カード5aのオーナーが正しいことを確かめるための処理である。
ユーザは、所定のカード5aのカード情報ボタン9a(図2(a)参照)をクリックし、オーナー情報画面を開き、その中のオーナー照会用ボタンをクリックする。オーナー照会用ボタンがクリックされたら、システムプログラム13がユーザ端末4に対してネットワーク3への接続を指示する。そして、ユーザ端末4と著作物管理装置1との接続が確立されたら、ステップS11としてユーザ端末4から著作物管理装置1に対してオーナーの認証要求がなされる。このオーナ認証要求には、カード5aに添付されたカードID8aおよびオーナーID、ならびにユーザIDが附属データとして送信されるので、ステップS12として著作物管理装置1の認証手段33が、カードID8aから取引結果DB27に記録されているオーナーデータを取得し、カード5aの照合、つまり、特定を行う。
【0041】
さらに、ステップS13において、著作権管理装置1からユーザに対してパスワードの入力が要求され、ステップS14でパスワードが入力されると、ステップS15として著作物管理装置1がこれを受信する。
そして、ステップS16において認証手段33が、ユーザが入力したユーザIDと、カード5aに添付されているオーナーID、および、取引結果DB27に記録されているオーナーIDを比較し、三者が一致しない場合(No)は、オーナー認証に失敗した旨の信号をユーザ端末4に送信するので、ユーザ端末4には、その旨が表示される(ステップS17)。ユーザは、このようにオーナー認証に失敗したカード5aに対して加工や、カードトレーディングを行うことはできない。
一方、前記の三者が一致した場合(Yes)は、ステップS18に進み、ユーザが入力したパスワードと、ユーザ情報DB26に登録されているパスワードを比較する。ここでも二つのパスワードが一致しない場合(No)は、ステップS17に進み、ユーザ端末4にはオーナーの認証に失敗した旨が表示される。この場合の効果は前記と同じである。
また、二つのパスワードが一致した場合(Yes)は、オーナー認証に成功した旨の信号をユーザ端末4に送信するので、ユーザ端末4上において、オーナーが認証された旨が表示される(ステップS19)。従って、ユーザは、このカード5aを基にしたオーナー加工カードの登録を行ったり、カードトレーディング等を行うことが可能となる。
【0042】
また、図3のカードトレーディング43、カードオークション44によりカード5aのオーナーが変更される場合は、図5に示した認証処理に加えて、認証手段33が、取引結果DB27の該当するアドレスに新しいオーナーデータ12を入力すると共に、ユーザ端末4に対してカードIDおよび新しいオーナーデータ12を含む訂正ファイルを送信する。
この訂正ファイルを受信したユーザ端末4は、カードID8aにより特定したカード5aのコンテンツファイル10内のオーナーデータ12に新しいオーナーデータ12を上書きする。
なお、コンテンツファイル10を元のオーナーから新しいオーナーに移動させる際には、認証手段33は、新しいオーナーのユーザ端末4に訂正ファイルを送信する替わりに、コンテンツ管理手段31に、新しいオーナーデータ12を用いたコンテンツファイル10の作成を指示し、このようにして作成されたコンテンツファイル10が新しいオーナーのユーザ端末4に送信される。
【0043】
ここで、本実施の形態においては、カード5aの画像6の色彩変更が可能である。例えば、画像6における人物の衣装の色を赤から青に変更したり、背景を黒から白に変更したりすることができる。さらに、このようにして画像6の色変更をしたカード5aを著作物管理装置1で登録することも可能である。以下にオーナーが色変更したカード5aを登録する手順について図6を用いて説明する。
【0044】
まず、ステップS21として、オーナーが色彩を変更したいカード5aをユーザ端末4の表示部53に表示させ、ステップS22で所定の方法によりカードの画像部分の色彩を変更等の加工を行う。
次にステップS23で、オーナーは、色変更したカード5aのフレーム7aのカード情報ボタン9aをクリックし、オーナー情報画面を開き、その中のオーナー照会用ボタンをクリックし、オーナー加工カードの登録を要求する。
ここで、ステップS24として、著作物管理装置1とユーザ端末4の間で図5のステップS11からステップS19に示す認証作業が行われ、オーナーの認証に成功したら、ステップS25に進み、著作物管理装置1がオーナー加工カードの登録を行う。なお、ステップ25における登録処理は、コンテンツ管理手段31が加工されたカードに新しいカードID8aを付与し、オーナー加工カードとしてコンテンツDB25、および、取引結果DB27に登録することにより行われる。
【0045】
コンテンツ管理手段31がオーナー加工カードを登録したら、ステップS26において、新しいカードID8aをユーザ端末4に送信する。
そして、ステップS27において、ユーザ端末4が新しいカードID8aを受信し、コンテンツファイル10のシステムプログラム13が識別番号15a、および/または、シリアル番号11aを書き換えて、オーナー加工カードとしてユーザ端末4の購入コンテンツDB56に記録し、著作物管理装置1との接続を切断する。
【0046】
なお、システムプログラム13は、このようにして登録されたオーナー加工カードが再加工できないようにプロテクトをかけるが、プロテクトをかけずに何度でも加工できるようにしても良い。
また、本実施の形態において、コンテンツファイル10のダウンロードおよびオーナー加工カードの登録は課金対象であり、電子取引手段やその他の公知の料金支払いシステムが適用される。
【0047】
このような著作物管理装置1は、カードID8aの発行および管理をすることで、カード5aの種類の特定や、発行枚数を管理することができる。従って、特定の種類や、その発行枚数によりカード5aの価値に変化を持たせたり、ユーザがカード5aを収集する際の収集状況の進捗の把握を容易にすることができる。また、オーナー情報の管理を行うことで、カード5aのオーナーの認証や、カード5aの認証を容易に行うことができる。
さらに、カード5aのカードID8a、ならびに、オーナー情報を取引結果DB27に記録することで、各カード5aのダウンロード数や、特定のカード5aを購買したユーザに関する情報を管理することが可能となるので、確実性の高いマーケティングを行うことができる。
そして、オーナーによるカード5aの軽微な変更を可能にすることでカード5aにオーナーの嗜好を付加することができる。さらに、ユーザが加工したカード5aに対しても新たなカードIDを付与して管理することで、ユーザ加工カードの流通性も担保することが可能となる。
【0048】
次に、図1に示したユーザ端末4の別の形態として、ダウンロードしたカード5aのオーナーを認証する認証手段60を備えたユーザ端末61について図7を用いて説明する。なお、オーナーを認証する認証手段60を有するので、このユーザ端末61も著作物管理装置として機能する。また、図1と同一の構成要素についは同一の符号を付して説明を省略する。
ユーザ端末61の記憶手段52には、ユーザIDである端末IDおよびパスワードを記録するユーザ識別情報記憶手段であるユーザ情報ファイル62を有している。端末IDは、各ユーザ端末61に対して予めユニークな値が割り当てられているものであり、パスワードは、ユーザ端末61の購入後にユーザが入力して記憶させるものである。
【0049】
また、このユーザ端末61は、携帯型の端末とすることが可能であり、この場合は、表示部53は、カード5aの少なくとも一部を表示可能なディスプレイである。
さらに、ユーザ端末61は、音声を再生するためのスピーカや、ヘッドフォン端子を設けたり、プリンタに出力するための出力端子や、外部ディスプレイに接続するためのビデオ端子を設けることもできる。なお、ユーザ端末61を携帯型端末とした場合は、カード情報ボタンや再生用ボタン等は、ユーザ端末61に設けられた専用ボタンにより操作される。
【0050】
さらに、認証手段60は、ユーザ端末61においてカード5aのオーナーの認証を行うもので、該当カード5aのコンテンツファイル10に添付されたオーナーデータ12およびユーザが入力したパスワードと、記憶装置52のユーザ情報ファイル62に記憶されたユーザIDおよびパスワードをそれぞれ比較する。両者が完全一致する場合は、表示部53にオーナーが正しい旨が表示され、両者が完全一致しない場合は、オーナーでない旨が表示される。
【0051】
このようなユーザ端末を用いると、著作物管理装置1にアクセスしなくてもオーナーの認証を行うことが可能となる。また、カード5aの持ち運びが可能になる。さらに、必要最小限の機能のみを備えることでユーザ端末61を安価なものにすることができる。
【0052】
なお、本発明は、前記の各実施の形態に限定されるものではなく、広く応用することが可能である。例えば、著作権管理装置1は、通信手段20としての端末が、書店や玩具店、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、電話回線等を介して各コンテンツファイル10が送信されるように構成しても良いし、各店舗に設置される端末にコンテンツファイル10を蓄積する記憶手段2を設け、シリアル番号11aや識別番号15a、ならびに、ユーザ情報DB26を著作物管理装置1で一括して管理するような構成とすることもできる。さらに、紙媒体に出力したカード5aや、コンテンツファイル10を記録した記録媒体を店舗で受け取ることができるような流通経路を有しても良い。
【0053】
また、ダウンロードされるカード5aをユーザが特定することができずに、著作物管理装置1で任意に選択された数枚のカード5aがユーザ端末4に送信されるように構成しても良い。この場合は、著作物管理装置1の制御部21に選択手段を設けると共に、カード5aが選択手段により選択される頻度としてランクデータを設定し、数種類のランクに区分したランクデータをカードデータ5bに付加するように構成することが望ましい。頻度の高低により特定のカード5aに希少価値を持たせることが可能となる。
また、カード5aの発行枚数を予め設定し、このカード5aがダウンロードされる際に、編集手段がこのカード5aのシリアル番号11aを一つずつ減らすように構成することも可能である。
【0054】
また、ユーザ端末4において、ユーザ端末4どうしを接続可能に構成し、ユーザ端末4の間でコンテンツファイル10の授受が可能となるように構成することもできる。この場合は、コンテンツファイル10を移動先のユーザ端末4にコピーすると同時に、移動元のユーザ端末4の記憶部2から該当するコンテンツファイル10を削除する移動管理手段を制御部50に設けることが望ましい。
そして、この著作物管理装置1は、カード5aの他に、リトグラフや、コンピュータプログラム等の著作物の管理を行うことができる。
【0055】
【発明の効果】
本発明は、ユーザからダウンロードの要求があった著作物に対して、オーナー情報および著作物認識番号を添付することで、購入後の著作物の特定およびオーナーの認証を行えるような著作物管理装置とした。従って、従来、画一的に取り扱われていた著作物に識別性を与えると共に、著作物の所属を明確にすることで、著作物に収集性や、交換性を付加することができる。
また、編集手段により、著作物の購入時に、唯一の著作物認識番号を付与することで、ユーザの収集活動の活性化や、購入後のオーナーの認証作業等を容易に行うことができる。さらに、認証手段により、ユーザの要求に応じて、著作物が認証を要求したユーザの所有物であるか否かを判断することで、著作物の所属の信頼性を担保することができる。ここで、認証手段はユーザの使用する端末に設けた場合は、認証作業の効率化を図ることが可能となる。そして、購入した著作物に対するユーザの軽微な加工を容認すると共に、加工した著作物を登録することで、加工した著作物であって流通の信頼性を担保することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における著作物管理装置の構成図である。
【図2】(a)本発明の実施の形態におけるカードを示す図、(b)コンテンツファイルのデータ構成を示す図である。
【図3】著作物管理装置により提供されるサービスの構成図である。
【図4】著作物管理装置からカードをダウンロードする手順を示したフローチャートである。
【図5】著作物管理装置によりオーナーの認証作業を行う手順を示したフローチャートである。
【図6】オーナーが加工したカードを著作物管理装置に登録する手順を示したフローチャートである。
【図7】認証手段を備えたユーザ端末(著作物管理装置)の構成図である。
【符号の説明】
1 著作物管理装置
2 記憶手段
3 ネットワーク
4 ユーザ端末
5b カードデータ
8a カードID (著作物認識番号)
10 コンテンツファイル (送信用ファイル)
25 コンテンツDB (著作物データベース)
26 ユーザ情報DB
31 コンテンツ管理手段 (著作物管理手段)
32 照合手段
33,60 認証手段
34 登録手段
56 購入コンテンツDB (著作物記憶手段)
60 ユーザ端末 (著作物管理装置)
62 ユーザ情報ファイル (ユーザ識別情報記憶手段)

Claims (4)

  1. 著作物を閲覧するユーザが使用するユーザ端末装置と接続可能な著作物を管理する著作物管理装置であって、
    前記著作物を蓄積する著作物データベースと、
    前記著作物を購入したユーザであるオーナーを識別するオーナー識別情報を記憶した取引結果データベースと、
    を備える記憶手段と、
    前記ユーザ端末装置に対して、相互に関連付けられた前記著作物、著作物識別番号及び前記オーナー識別情報を含む送信用ファイルを送信する著作物管理手段と、
    前記ユーザ端末装置から、前記ユーザによって前記ユーザ端末装置に対して入力されたオーナー識別情報と前記送信された送信用ファイルに含まれるオーナー識別情報及び著作物識別番号を伴うオーナー認証要求を受信し、
    前記受信した送信用ファイルに含まれる前記著作物識別番号に基づいて前記取引結果データベースを検索し、対応するオーナー識別情報を取得し、
    前記入力されたオーナー識別情報、前記送信された送信用ファイルに含まれるオーナー識別情報、及び、前記取得したオーナー識別情報の三者を比較し、
    前記三者が一致しない場合は、前記ユーザ端末装置に対して、オーナー認証に失敗した旨の信号を送信する認証手段と、
    を有することを特徴とする著作物管理装置。
  2. 前記著作物管理手段は、前記送信用ファイルの作成時に、前記著作物認識番号を増加または減少させる編集手段を備え、
    前記編集手段は、増加または減少させた後の前記著作物認識番号を前記記憶手段に登録するように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の著作物管理装置。
  3. ユーザが加工または作成した著作物を登録する登録手段を有し、
    前記登録手段は、加工または作成した前記著作物およびその著作物認識番号を前記記憶手段に記憶させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一項に記載の著作物管理装置。
  4. 前記認証手段は、
    著作物のオーナーが変更される場合は、
    当該著作物の著作物識別番号と変更後のオーナーのオーナー識別情報とを関連付けて、前記取引結果データベースに記憶し、
    変更前のオーナーのユーザ端末装置に対して、当該著作物識別番号及び変更後のオーナーのオーナー識別情報を含む訂正ファイルを送信し、
    変更後のオーナーのユーザ端末装置に対して、相互に関連付けられた前記著作物、前記著作物識別番号及び前記オーナー識別情報を含む送信用ファイルを送信する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の著作物管理装置。
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