JP2007226286A - コンテンツ情報配信システム及びプログラム - Google Patents

コンテンツ情報配信システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007226286A
JP2007226286A JP2006043419A JP2006043419A JP2007226286A JP 2007226286 A JP2007226286 A JP 2007226286A JP 2006043419 A JP2006043419 A JP 2006043419A JP 2006043419 A JP2006043419 A JP 2006043419A JP 2007226286 A JP2007226286 A JP 2007226286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
information
registration
terminal
viewer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006043419A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuhiro Mizuno
拓宏 水野
Akimichi Yamada
暁通 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2006043419A priority Critical patent/JP2007226286A/ja
Publication of JP2007226286A publication Critical patent/JP2007226286A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 コンテンツ製作者が製作した音楽や動画等のコンテンツの複製及び流通を自由にしても、著作権の権利行使やスポンサーを付ける等をせずにコンテンツ製作者の利益を確保できるようにする。
【解決手段】 ネットワーク4を介して視聴者端末3との間での情報通信を行うことが可能なサーバ端末1を備えるコンテンツ情報配信システム100であって、コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報を、それぞれのコンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、視聴者端末3で指定された複製コンテンツから複製コンテンツのIDを導出するID導出手段と、導出手段で導出された登録IDをもとに該登録IDに対応するコンテンツ付帯情報をコンテンツ情報記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンテンツ情報配信システム及びプログラムに関し、特に、コンテンツ製作者が製作した音楽や動画等のコンテンツ(番組)の複製及び流通を自由にしても、著作権の権利行使やスポンサーを付ける等をせずにコンテンツ製作者の利益を確保できるコンテンツ情報配信システム及びプログラムに係わるものである。
近年では、インターネットが普及し、ネットワーク越しで音楽や動画等のコンテンツを不正にコピー(複製)されてしまうという問題が発生している。
その対策として、従来では、コンテンツの流通や再生に制限を加えるDRM(例えば、非特許文献1参照)や超流通等の著作権を保護する保護技術が提供されている。
しかし、そのような技術を導入したとしても、一部の悪質な視聴者にコンテンツを不正コピーされてしまう。例え、新たな保護技術を開発したとしても、保護技術開発者と悪質な視聴者との間で不毛なイタチごっこを繰り返すだけである。
また、前述のような保護技術を導入すると、一般の正当な視聴者のコンテンツ再生時における利便性を下げてしまう。
すなわち、インターネットが普及した現状において、コンテンツ製作者が製作したコンテンツの不正コピー及び不正流通を完全に防ぐ手段が存在しない。このため、コンテンツを不正にコピー/流通されると、コンテンツ製作者は著作権保護を受けることができず、コンテンツの製作により本来受けるべき利益を得ることができないでいる。
URL:http://e-words.jp/w/DRM.html
本発明は、上述の状況に鑑みて、コンテンツ製作者が製作した音楽や動画等のコンテンツの複製及び流通を自由にしても、著作権の権利行使やスポンサーを付ける等をせずにコンテンツ製作者の利益を確保できるコンテンツ情報配信システム及びプログラムを提供することをその目的とする。
また、本発明の他の目的は、ネットワーク越しで視聴者に配信されたコンテンツが他の視聴者へと複製/流通されるような二次流通でさえ、コンテンツ製作者の利益獲得チャンスに結び付けることが可能なコンテンツ情報配信システム及びプログラムを提供することもその目的とする。
本発明の更に他の目的は、コンテンツの複製及び流通を容認することにより、視聴者がコンテンツ再生時に煩わしさを感じなくなるようにできるコンテンツ情報配信システム及びプログラムを提供することもその目的とする。
上記目的を達成するために、本請求項1に係る発明は、ネットワークを介して視聴者端末との間での情報通信を行うことが可能なサーバ端末を備えるコンテンツ情報配信システムであって、コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報を、それぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、視聴者端末で指定された複製コンテンツから複製コンテンツのIDを導出するID導出手段と、前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記コンテンツ情報記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手段とを有することによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項2に係る発明は、本請求項1の発明の構成に加えて、ネットワークを介して前記サーバ端末に接続可能な登録端末を更に備え、前記登録端末は、前記サーバ端末に前記コンテンツ付帯情報を送信して該サーバ端末に導入された前記コンテンツ情報記憶手段に対し、該コンテンツ付帯情報及び前記登録IDの記憶を指示するコンテンツ登録指示手段を更に備えることによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項3に係る発明は、本請求項1または2の発明の構成に加えて、所定のアルゴリズムに従ってコンテンツを構成するデータから前記固有の登録IDを発行する登録ID発行手段を更に備え、前記ID導出手段は、前記所定のアルゴリズムに含まれる手順を少なくとも部分的に含む部分アルゴリズムに従って前記視聴者端末で指定された複製コンテンツを構成するデータから複製コンテンツのIDを導出することによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項4に係る発明は、本請求項3の発明の構成に加えて、前記所定のアルゴリズムは、コンテンツを構成するデータの所定情報量単位ごとに部分IDを生成する第1の手順と、コンテンツを構成するデータ全体から全体IDを生成する第2の手順と、前記第1及び第2の手順で生成したIDを所定の方法で組み合わせて構成される前記登録IDを発行する第3の手順とを含み、前記部分アルゴリズムは、前記第1の手順と前記第2の手順とを含むことによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項5に係る発明は、本請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明の構成に加えて、前記ID導出手段は前記ネットワークに接続された前記視聴者端末に導入されており、該ID導出手段で導出された複製コンテンツのIDを前記ネットワークを介して前記視聴者端末から受信するID受信手段が前記サーバ端末に導入されていることによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項6に係る発明は、本請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記ID導出手段は、視聴者端末における複製コンテンツの再生に同期して該複製コンテンツのIDの導出を実行することによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項7に係る発明は、本請求項1〜6のいずれか一項に記載の発明の構成に加えて、前記ID導出手段が前記サーバ端末に導入され、前記視聴者端末で指定された複製コンテンツを構成するデータを前記ネットワークを介して該視聴者端末から受信する複製コンテンツ受信手段が前記サーバ端末に導入されており、前記ID導出手段は、前記複製コンテンツ受信手段が受信した複製コンテンツを構成するデータからIDを導出することによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項8に係る発明は、本請求項1〜7のいずれか一項に記載の発明の構成に加えて、前記コンテンツは、コンテンツ製作者が製作した放送番組であり、前記コンテンツ付帯情報は、前記放送番組の内容に関連した商品やサービスに関する関連商品情報であることによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項9に係る発明は、ネットワークを介して視聴者端末との間での情報通信を行うことが可能なサーバ端末で解釈されるプログラムであって、コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報を、それぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶手段に記憶するコンテンツ情報記憶手順と、視聴者端末で指定された複製コンテンツのIDを導出するID導出手順と、前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記記憶手段から読み出して視聴者端末に送信する情報送信手順とを前記サーバ端末に実行させることによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項10に係る発明は、コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報をそれぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、視聴者端末で指定された複製コンテンツのIDを導出するID導出手段と、前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記コンテンツ情報記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手段とを備えるコンテンツ情報配信システムに備えられるサーバ端末とネットワークを介して情報通信を行うことが可能な視聴者端末で解釈されるプログラムであって、複製コンテンツの再生に同期して該複製コンテンツのIDを導出する前記ID導出手順と、該導出したIDを前記サーバ端末に送信するID送信手順と、前記IDの送信に対する応答により前記サーバ端末から送信されてきたコンテンツ付帯情報を受信する情報受信手順とを前記視聴者端末に実行させることによって、上記目的を達成するものである。
また、本請求項11に係る発明は、コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報をそれぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、視聴者端末で指定された複製コンテンツのIDを導出するID導出手段と、前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記コンテンツ情報記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手段とを備えるコンテンツ情報配信システムに備えられるサーバ端末とネットワークを介して情報通信を行うことが可能な登録端末で解釈されるプログラムであって、コンテンツに固有の前記登録IDを発行する登録ID発行手順と、前記サーバ端末に導入された前記コンテンツ情報記憶手段に対し、前記登録ID発行手順で発行した登録IDと当該コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報の記憶を指示するコンテンツ登録指示手順とを前記登録端満末に実行させることによって、上記目的を達成するものである。
本発明によれば、視聴者端末で指定された複製コンテンツ{オリジナルのコンテンツから何らかの方法(ネットワークからのダウンロードやDVD−RWなどの外部情報記憶媒体からのコピーなど)により複製されたコンテンツであって、利用者端末において再生、閲覧可能な状態とされたコンテンツ}からIDを導出し、このIDに対応する登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報(コンテンツの関連商品などの情報を視聴者端末において表示させる際に用いる情報)を視聴者端末に送信するようにしているため、視聴者が関連商品に興味を持って実際に関連商品を購入した場合、その商品販売結果に応じてコンテンツ製作者に利益を与えるなどにより、コンテンツ製作者が製作した音楽や動画等のコンテンツ(番組)の複製及び流通を自由にしても、著作権の権利行使やスポンサーを付ける等をせずにコンテンツ製作者の利益を確保することが可能になる。
また、本発明によれば、視聴者端末においてシステムに登録されたコンテンツに関連付けられた関連商品の購入などに視聴者を誘導するためのコンテンツ付帯情報を視聴者端末に送信するようにしているので、ネットワーク越しで視聴者に配信されたコンテンツが他の視聴者へと複製/流通されるような二次流通でさえ、コンテンツ製作者の利益獲得チャンスに結び付けることができる。
さらに、本発明によれば、コンテンツの複製や流通を無制限に容認してもコンテンツ製作者の利益を確保することが可能となるため、例えば、配布するコンテンツを暗号化し、認証によりに正統と認められた視聴者端末でのみ再生可能にするようにコンテンツを加工する(再生制限を加える)必要が無く、これにより、例えば、視聴者が視聴者端末に対してコンテンツ再生時にコンテンツの暗号解析処理等の再生制限を解除する処理を実行させるというような特別な操作を行わずに済み、よって視聴者の利便性を損なわずに済む。
本発明の概要は、コンテンツ製作者が製作した音楽や動画等のコンテンツ(番組)ファイルの複製及び流通を自由にしても、著作権の権利行使やスポンサーを付ける等をせずにコンテンツ製作者の利益を確保できるコンテンツ情報配信システムにある。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下では、コンテンツ及びそのコンテンツに関連付けるコンテンツ付帯情報を特定する場合に用いる登録IDの発行方法の違いに応じて第1の実施形態と第2の実施形態に分けて説明するものとする。
[1]まず最初に、本発明の第1の実施形態について図1乃至図15を用いて説明する。
第1の実施形態では、視聴者に配布するコンテンツの登録IDをMD5(Message Digest Algorithm5)などの演算手法を用いて発行する場合のコンテンツ情報配信システムの構成を示す。
図1は、本発明によって実現される、音楽や動画等のコンテンツ(番組)及びそのコンテンツの内容に関連付けられた関連商品の流通形態を示す図である。
図1に示す流通形態では、(1)コンテンツ製作者が、視聴者に配布するためのコンテンツ(複製容認用のコンテンツ)に該コンテンツの内容に関連した関連商品情報の視聴者による閲覧を可能にするためのコンテンツ付帯情報{商品の販売を取り扱う小売業者へのリンク先情報:URL(例えば、http://www.rakuten.co.jp)など}を対応付けた後、ネットワークやサーバ端末を介して不特定多数の視聴者に配布提供する。(2)視聴者が、ネットワークを介してコンテンツ製作者からコンテンツを入手する以外にも、他の視聴者とのやり取り(例えば、CD−RW,DVD−RW等の外部情報記憶媒体を介して)によってコンテンツを入手することができる。(3)視聴者が、コンテンツの視聴の際に興味を持った商品へのリンクをたどり、小売業者の商品販売ページを参照する。(4)視聴者が商品を購入する。(5)販売数に応じた紹介料収入やコンテンツ製作者が自ら開発した商品の代金等がコンテンツ製作者に入る。
ここでいうコンテンツとその関連商品の例としては、「インディーズバンドのライブ中継番組」と「その番組関連のCDやDVD」や、「教育番組」と「参考文献などの関連書籍」や、「ドラマや演劇やインディーズバンドのライブ中継等の番組」と「それら番組出演者の公演チケット」や、「ドラマ番組や映画番組」と「撮影ロケ地へのパック旅行契約」や、「健康番組」と「エステやマッサージを受ける契約」等、現在インターネット上で販売及び提供可能な全ての商品やサービスを取り扱うことができる。
また、その他、番組製作者が番組製作中に聞いていたBGMなどを関連商品として視聴者に紹介しても良い。この場合、視聴者が番組製作者と同じ感覚の共有を求めて商品を購入することも考えられる。
また、コンテンツとしては、動画データや静止画データ或いは音楽データによるコンテンツ以外にも、テキストデータによるコンテンツ(例えば「小説」など)であっても良い。
なお、小売業者から視聴者への商品の引き渡し方法としては、小売業者の倉庫や製造工場等からの配送、郵送、宅配等がある。また、視聴者が小売業者に金銭を支払う方法としては、料金代引き、銀行振り込み、郵便振替、クレジットカード利用、電子決済、プリペイドカード等がある。
次に、前述の図1に示す流通形態を実現するためのコンテンツ情報配信システムの詳細について説明する。
図2は、本発明を適用したコンテンツ情報配信システム100の一構成例を示す図である。このコンテンツ情報配信システム100は、システム管理者の管理下にあるサーバ端末1と、コンテンツ製作者が利用する登録端末2と、視聴者が利用する視聴者端末3(3A、3B、・・・)とをインターネットなどのネットワーク4を介して相互に接続して構成される。
図2において、サーバ端末1は、コンテンツ製作者が製作したコンテンツに、同コンテンツ製作者によって指定されたコンテンツ付帯情報(コンテンツを紹介するコメント情報や、コンテンツの内容に関連した商品やサービス等の関連商品情報)を関連付けてデータベース(DB)に登録管理する。また、このサーバ端末1は、視聴者端末3からコンテンツ指定によるコンテンツ付帯情報の送信要求を受け、該視聴者端末3で指定されたコンテンツに関連付けて登録管理しているコンテンツ付帯情報を該視聴者端末3にネットワーク4を介して配信するためのシステム管理者のコンピュータ端末である。
登録端末2は、コンテンツ製作者がコンテンツとそのコンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報とをシステムに登録指示するためのコンテンツ製作者側のコンピュータ端末である。
視聴者端末3は、ネットワーク4やCD−RW,DVD−RW等の外部情報記憶媒体を介して音楽や動画等のコンテンツを取得し、コンテンツの再生を行う。また、サーバ端末1に対してコンテンツ付帯情報の配信を要求するための視聴者側のコンピュータ端末である。
図3は、図1に示したサーバ端末1のシステム構成を示すブロック図であり、図4は、図1に示した視聴者端末3のシステム構成を示すブロック図である。
図3において、このサーバ端末1は、ネットワーク4を介して登録端末2や視聴者端末3との間での情報通信を行うことが可能なコンピュータ端末である。
このサーバ端末1は、制御部11と、表示処理部12と、操作処理部13と、記憶媒体読取り/書込み部14と、通信インタフェース部15と、作業メモリ部16と、記憶装置17とをシステムバス18を介して相互に電気的に接続している。なお、このサーバ端末110は、図示しない電源供給部から電力が供給されて稼動する。
ここで、制御部11は、CPUなどで実現され、記憶装置17に格納されるプログラムなどに基づきシステム全体を統括的に制御する。
表示処理部12は、制御部11の制御のもと表示部121に各種情報を表示処理する。本実施例では、後述の記憶装置17に格納される各DB(データベース)に登録している各種情報の内容(例えば、図10及び図11に示す情報)をシステム管理者が確認できるように表示部121に表示処理する。
操作処理部13は、制御部11の制御のもとキーボード131やマウス132からの操作入力情報を処理する。本実施例では、システム管理者が、表示部121に表示されたDB(データベース)の内容を変更或いは削除する場合等にキーボード131やマウス132で入力した入力情報を処理する。
記憶媒体読取り/書込み部14は、制御部11の制御のもとCD−RWやDVD−RW等の外部情報記憶媒体に対する情報の読取り及び書込み処理を行う。本実施例では、コンテンツ製作者から送付されてきたDVD−RWなどからそのコンテンツ製作者が配布用に用意した動画等のコンテンツや、コンテンツ付帯情報等を読取り処理する。
通信インタフェース部15は、インターネットなどのネットワーク4を介してコンテンツ製作者の登録端末2や視聴者の視聴者端末3との間で各種情報の送受信処理をする。本実施例では、登録端末2からコンテンツ及びコンテンツ付帯情報を受信するとともに、視聴者端末3に複製したコンテンツを送信したり、視聴者端末3からIDを受信し、視聴者端末3にコンテンツ付帯情報を送信する。
作業メモリ部16は、RAMなどで実現され、作業中のデータを一時的に記憶する。本実施例では、システム管理者が前述のDB(データベース)に登録している内容を変更したり、削除する場合の各種情報を一時記憶する。
記憶装置17は、ハードディスク(HD)などで実現され、このサーバ端末1を制御するための基本的なプログラムを格納している。
そして、本実施例では、前述の記憶装置17に、コンテンツ情報配信プログラム171と、コンテンツDB(データベース)172と、番組表DB(データベース)173と、コンテンツ付帯情報DB(データベース)174とを格納している。
ここで、コンテンツ情報配信プログラム171は、制御部(CPU)11で解釈され、登録端末2からコンテンツ製作者情報を登録するためのコンテンツ製作者登録ページの送信要求に応じて該登録端末2に対してコンテンツ製作者登録ページを送信するコンテンツ製作者登録ページ送信手順と、登録端末2から受信したコンテンツ製作者情報(製作者名や連絡先等)を登録処理するコンテンツ製作者情報登録手順と、登録端末2からのコンテンツ及びコンテンツ付帯情報を登録するための登録ページの送信要求に応じて該登録端末2に対して登録ページを送信する登録ページ送信手順と、所定のアルゴリズムに従って、コンテンツを構成するデータから登録IDを発行する登録ID発行手順と、音楽や動画等のコンテンツごとに付帯するコンテンツ付帯情報(関連商品情報)をそれらコンテンツごとに前述の登録ID発行手順により発行された登録IDと関連付けて記憶装置17に記憶するコンテンツ情報記憶手順と、視聴者端末3に配布された複製コンテンツのIDを視聴者端末から受信するID受信手順と、該受信したIDに対応するコンテンツ付帯情報を視聴者端末3に送信する情報送信手順とを視聴者端末3に実行させるための処理プログラムである。
なお、前述の登録ID発行手順の所定のアルゴリズムとしては、与えられた原文から固定長の疑似乱数{ハッシュ値或いはフィンガプリント(指紋)或いはMD5値とも呼ばれるが、以下の説明では、「ハッシュ値」と呼ぶ}を生成するMD5(Message Digest Algorithm5)などの演算手法を用いる。
そして、登録ID発行手順は、前述の所定のアルゴリズムを用いてコンテンツの全体から算出生成される一つのハッシュ値と、そのコンテンツの所定情報量単位ごとに算出生成される複数のハッシュ値とを所定の方法で組み合わせて構成した登録IDを発行する。
なお、具体的な登録IDの一構成例を図9に示す。図9に示すように、登録ID発行手順は、コンテンツ製作者が配布用に登録指示したコンテンツ(図9の例では、「番組名:健康食材を使った料理番組」のコンテンツ)全体からMD5などの演算手法を用いて16バイトのハッシュ値を算出するとともに、そのコンテンツのデータ先頭からデータ末尾までを所定情報量単位(図9の例では、「100kbyte」)ごとに区切り、その情報量単位ごとにMD5を用いてハッシュ値を算出する。
ここで、コンテンツ全体から算出したハッシュ値(例えば、図9の例では、「abcdefghi123456789jklmnopqrstuvw」)を全体IDとし、前述の情報量単位ごとに算出したハッシュ値(例えば、図9の例では、「123456789abcdefghijklmnopqrstuvw」など)を部分IDとする。
そして、登録ID発行手順は、一つの全体IDと、例えば、先頭から順番に並べた複数の部分IDとを一組にしたものを登録用の登録IDとして発行する。
また、コンテンツDB172は、コンテンツ製作者によって登録端末2で登録指示されたコンテンツを登録IDと対応付けて登録管理するためのデータベースである。なお、登録管理情報の一構成例を図10に示す。図10に示す例では、コンテンツ製作者を特定するための製作者IDが「A」で、一つの全体ID「abcdefghi123456789jklmnopqrstuvw」と複数の部分ID「123456789abcdefghijklmnopqrstuvw,987654321abcdefghijklmnopqrstuvw,……」とを一組にした登録IDに、ファイル名が「健康食材を使った料理番組」であるコンテンツを対応付けて登録管理している。また、そのコンテンツには、コンテンツ製作者名「料理研究家A」と、連絡先「東京都江東区青海○−○−○」とが対応付けられている。
また、番組表DB173は、システム管理者側で用意した番組表に、コンテンツ製作者によって登録端末2で登録指示されたコンテンツの番組名やコンテンツについてのコメントなどの情報と登録IDとを対応付けて登録管理するためのデータベースである。
また、コンテンツ付帯情報DB174は、コンテンツ製作者によって登録端末2で登録指示されたコンテンツ付帯情報を登録IDと対応付けて登録管理するためのデータベースである。なお、登録管理情報の一構成例を図11に示す。図11に示す例では、コンテンツ製作者を特定するための製作者IDが「A」で、一つの全体ID「abcdefghi123456789jklmnopqrstuvw」と複数の部分ID「123456789abcdefghijklmnopqrstuvw,987654321abcdefghijklmnopqrstuvw,……」を一組にした登録IDに、コンテンツ付帯情報のファイル名が「栄養バランスを考えた料理本」と「健康食材:黒ゴマ」」であるコンテンツ付帯情報を対応付けて登録管理している。なお、ここでいうコンテンツ付帯情報のファイルには、小売業者名や、小売業者へのリンクURLもファイルされている。また、この実施例では、そのコンテンツ付帯情報には、コンテンツ製作者名「料理研究家A」と、連絡先「東京都江東区青海○−○−○」とが更に対応付けられている。
図4において、視聴者端末3は、ネットワーク4を介してサーバ端末1との間での情報通信を行うことが可能なコンピュータ端末である。
この視聴者端末3は、制御部31と、表示処理部32と、操作処理部33と、記憶媒体読取り/書込み部34と、通信インタフェース35と、作業メモリ部36と、記憶装置37と、音声出力処理部38とをシステムバス38を介して相互に電気的に接続している。なお、この視聴者端末3は、図示しない電源供給部から電力が供給されて稼動する。
ここで、制御部31は、CPUなどで実現され、記憶装置37に格納されるプログラムなどに基づきシステム全体を統括的に制御する。
表示処理部32は、制御部31の制御のもと表示部321に各種情報を表示処理する。本実施例では、視聴者が取得したコンテンツの再生映像(図12の符号301参照)を表示部321に表示処理するとともに、コンテンツ付帯情報ページや商品販売ページ(図13参照)を表示部321に表示処理する。なお、コンテンツ付帯情報ページとは、コンテンツの製作者又はシステム管理者などにより作成され、サーバ端末1から視聴者端末3に送信されるWebページであり、関連商品とコンテンツとの関連性など、視聴者に関連商品を売り込み、視聴者を商品販売ページに誘導するためのページである。また商品販売ページとは、小売業者により管理されるWebページであって、上記関連商品の販売サービスを行うぺージである。
操作処理部33は、制御部31の制御のもとキーボード331やマウス332で入力された情報を処理する。本実施例では、視聴者が後述のコンテンツ再生処理プログラム381を立ち上げて、コンテンツを取得する場合や、取得したコンテンツを再生する場合や、前述のコンテンツ付帯情報ページや商品販売ページを表示部321に表示する場合等にキーボード331やマウス332で入力された情報を処理する。
記憶媒体読取り/書込み部34は、制御部31の制御のもとCD−RWやDVD−RW等の外部情報記憶媒体に対する情報の読取り及び書込み処理を行う。本実施例では、他の視聴者から取得したDVD−RWなどからコンテンツ製作者が製作した音楽や動画等のコンテンツを読み取り処理する。また、本実施例では、サーバ端末1から受信したコンテンツをCD−RW,DVD−RW等の外部情報記憶媒体に書き込み処理する。
通信インタフェース部35は、インターネットなどのネットワーク4を介してサーバ端末1との間で各種情報の送受信処理をする。本実施例では、サーバ端末1から複製コンテンツを受信したり、サーバ端末1に導出IDを送信し、サーバ端末1からコンテンツ付帯情報を受信する。
作業メモリ部36は、RAMなどで実現され、作業中のデータを一時的に記憶する。本実施例では、視聴者が再生指定したコンテンツのデータや、再生開始したコンテンツから導出したIDや、サーバ端末1から受信したコンテンツ付帯情報等を一時記憶する。
音声出力処理部37は、視聴者が指定したコンテンツを再生してスピーカ371を用いて音声を出力処理する。
記憶装置38は、ハードディスク(HD)などで実現され、この視聴者端末3を制御するための基本的なプログラムを格納している。
そして、本実施例では、前述の記憶装置38に、コンテンツ再生処理プログラム381を格納している。
ここで、コンテンツ再生処理プログラム381は、制御部(CPU)31で解釈され、視聴者の指示に応じて視聴者が所望するコンテンツを取得するコンテンツ取得手順と、視聴者の指示に応じて取得したコンテンツの再生を実行する再生手順と、コンテンツの再生に同期して当該再生コンテンツのIDを導出するID導出手順と、該導出したIDをサーバ端末1に送信するID送信手順と、ID送信に対する応答によりサーバ端末1から送信されてきたコンテンツ付帯情報を受信する情報受信手順と、受信したコンテンツ付帯情報をもとに視聴者がコンテンツに関連付けられた関連商品を閲覧購入可能な表示画面(図13に示すコンテンツ付帯情報ページや図14に示す商品販売ページ)を表示する商品表示手順とを視聴者端末3に実行させるための処理プログラムである。
なお、前述のコンテンツ再生処理プログラム381は、例えば、前述のコンテンツ取得手順と再生手順とを実行する機能を有するWindows(登録商標) Media Player等のコンテンツプレーヤー(番組再生ソフトウェアともいう)に、前述のID導出手順とID送信手順と情報受信手順と商品表示手順とを実行させるためのプラグインソフトウェアを追加することによって実現する。
また、コンテンツ再生処理プログラム381のID導出手順は、図3で説明したコンテンツ情報配信プログラム171の登録ID発行手順と同様にMD5などの所定のアルゴリズムによって再生コンテンツのIDを導出する。すなわち、コンテンツ情報配信プログラム171のID導出手順で定義されている情報量単位(コンテンツ全体と所定情報量単位ごと)でハッシュ値(図9参照)を求める。
なお、図2に示すコンテンツ製作者の登録端末2については、特別に図などを用意していないが、本発明の第1の実施形態における登録端末2は、ネットワーク4を介してサーバ端末1との間で情報通信を行って後述の図5に示す登録処理手順を実行できるものであれば良く、既存のPC等のコンピュータ端末で実現できる。なお、システム構成としては、例えば、前述の図4に示した視聴者端末3とほぼ同様な構成を備えていれば良い。ただし、図4に示すコンテンツ再生処理プログラム381は実装されない。
次に、図5及び図6に示すフローチャートを参照して、コンテンツ情報配信システム100の処理動作について説明する。
なお、以下の説明では、コンテンツ製作者「料理研究家A」が、複製容認用のコンテンツとして「番組名:健康食材を使った料理番組」という放送番組を登録し、その放送番組の内容に関連した関連商品として「栄養バランスを考えた料理本」及び「健康食材:黒ゴマ」を登録する場合を例にし、また、視聴者Xが視聴者端末3Aを用いてサーバ端末1から前述のコンテンツ(放送番組)「健康食材を使った料理番組」をネットワーク4を介して取得し、コンテンツの再生を行うとともに、そのコンテンツをもとに前述の関連商品「栄養バランスを考えた料理本」や「健康食材:黒ゴマ」の閲覧を行って実際に商品を購入する場合を例にして説明する。
まず、図5を用いて、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が製作した複製容認用のコンテンツ(「番組名:健康食材を使った料理番組」)及びそのコンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報(関連商品「栄養バランスを考えた料理本」及び関連商品「健康食材:黒ゴマ」)をサーバ端末1に登録する場合の処理の流れについて説明する。
図5は、サーバ端末1と登録端末2との間でのコンテンツ及びコンテンツ付帯情報の登録処理手順を示すフローチャートである。
図5において、まず、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が登録端末2を用いてサーバ端末1にアクセスする。すると、登録端末2がサーバ端末1からトップページを受信処理し、図示省略のディスプレイ等の表示部に図示省略のトップページの表示処理を行う。
次いで、コンテンツ製作者:「料理研究家A」がその表示されたトップページにもとづき、コンテンツ製作者登録ページへの遷移操作を行うと、登録端末2がサーバ端末1に対してコンテンツ製作者登録ページの送信要求処理を実行する。これにより、登録端末2は、サーバ端末1からコンテンツ製作者登録ページのデータの受信処理を行い、表示部にコンテンツ製作者登録ページ201(図7参照)の表示処理を実行する(ステップS101〜ステップS105)。
次いで、コンテンツ製作者:「料理研究家A」がその表示されたコンテンツ製作者登録ページ201の入力欄201aに、コンテンツ製作者名や連絡先を入力し、「登録」ボタン201bを押下することにより(ステップS106)、登録者端末2が入力されたコンテンツ製作者名や連絡先等の情報をサーバ端末1に送信処理する(ステップS107)。これにより、サーバ端末1でコンテンツ製作者名や連絡先等の情報が登録され、製作者IDが発行される(ステップS108及びステップS109)。そして、登録者端末2は、サーバ端末1から製作者IDのデータを受信して、コンテンツ製作者登録ページ201の製作者ID欄201cに製作者ID(この例では、「A」)を表示する(ステップS110)(図7参照)。なお、ここでいう製作者IDとは、次回からコンテンツ製作者名や連絡先を登録せずにコンテンツ及びコンテンツ付帯情報の登録を行えるように(ログイン)するためのものである。
次いで、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が「登録ページへ」ボタン201dを押下すると、登録端末2がサーバ端末1に対して登録ページの送信要求処理を行う(ステップS111)。これにより、登録端末2は、サーバ端末1から登録ページのデータを受信して表示部にコンテンツ登録ページ202(図8参照)を表示処理する(ステップS112〜ステップS115)。
そして、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が表示された登録ページ(図8参照)の番組登録入力欄202aにおいて登録を希望する所望のコンテンツの番組名(「健康食材を使った料理番組」)、その番組に関するコメント、コンテンツのファイル名などよりなるコンテンツの指定を行うとともに、関連商品登録欄202bにおいてそのコンテンツの内容に関連した関連商品の名称(「栄養バランスを考えた料理本」)、それら関連商品を販売する小売業者名{EC(:エレクトロニックコマース,電子商取引)を展開する例えば、amazon(登録商標)や楽天(登録商標)等}、それら小売業者の商品販売ページへのリンク先情報(例えば、URL:http://www.books.rakuten.co.jpなど)、番組及び関連商品ごとのコメントなどよりなるコンテンツ付帯情報を入力する。
なお、ここでの説明の例では、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が、「番組名:健康食材を使った料理番組」というコンテンツに、他の関連商品(「健康食材:黒ゴマ」)の情報を関連付ける場合なので、図8に示すコンテンツ登録ページ202の例では、スクロールバー202cを用いて他の関連商品を入力する欄を表示させて、「番組名:健康食材を使った料理番組」というコンテンツに「健康食材:黒ゴマ」という商品についてのコンテンツ付帯情報も入力する。
そして、最後に、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が、「アップロード」ボタン202dを押下する(ステップS116及びステップS117)。
また、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が、このコンテンツ登録ページ202による登録を終了させたい場合には、図8に示すコンテンツ登録ページ202の例では、「ログアウト」ボタン202eを押下する。
前述のように、「アップロード」ボタン202dが押下されると、登録端末2が入力指定されたコンテンツ及びコンテンツ付帯情報をサーバ端末1に送信処理する(ステップS118)。
サーバ端末1は、コンテンツ及びコンテンツ付帯情報を受信すると(ステップS119)、受信したコンテンツからMD5などの演算手法を用いて登録IDの発行処理を行う(ステップS120)。
例えば、図9に示すような登録IDの算出処理を行う。図9の例では、「全体ID:abcdefghi123456789jklmnopqrstuvw」と「部分ID:123456789abcdefghijklmnopqrstuvw,部分ID:987654321abcdefghijklmnopqrstuvw,部分ID:……」を一組にしたものを発行する。
次いで、サーバ端末1は、発行した登録IDとコンテンツ(「番組名:健康食材を使った料理番組」)を対応付けてコンテンツDB172(図10参照)に登録処理するとともに、発行した登録IDとコンテンツ付帯情報(関連商品情報「栄養バランスを考えた料理本」)を対応付けてコンテンツ付帯情報DB174(図11参照)に登録処理する(ステップS121)。
その後、サーバ端末1が、登録を完了して登録端末2に登録完了通知を送信することにより、ここでの処理が終了する。
この図5に示す処理を行うことにより、コンテンツ製作者:「料理研究家A」が、「番組名:健康食材を使った料理番組」というコンテンツに「栄養バランスを考えた料理本」という商品の購入に際して使用される情報であるコンテンツ付帯情報を関連付けして登録したことになる。
なお、上記図5に示す登録処理手順に基づきコンテンツ及びコンテンツ付帯情報の登録を行うコンテンツ製作者が自ら開発した商品(以下、単に「製作者開発派生商品」という)を関連商品として登録する場合には、その関連商品を小売業者に卸売りする必要がある。また、第3者が開発した商品(以下、単に「アフェリエイト商品」という)のみを関連商品として登録する場合には、前述のような商品の卸売り作業は不要となる。
また、前述の図5に示す処理手順においては、処理ステップS109でログイン用の製作者IDを発行する形態について示したが、これに限定されず、製作者IDの発行処理を省いても良い。例えば、処理ステップS109及び処理ステップS110の処理を省き、図7及び図8に示す各ページにおいて、製作者IDの表示欄を省くようにする。
次に、図6を用いて、視聴者Xが視聴者端末3Aを用いてコンテンツ製作者:「料理研究家A」がサーバ端末1に登録したコンテンツ(「番組名:健康食材を使った料理番組」)を取得し、コンテンツの再生を開始した場合に、そのコンテンツに関連付けられたコンテンツ付帯情報(関連商品:「栄養バランスを考えた料理本」や、関連商品「健康食材:黒ゴマ」に関する情報)をサーバ端末1から受信する場合の処理の流れについて説明する。
図6は、サーバ端末1と視聴者端末3との間でのコンテンツ及びコンテンツ付帯情報の配信処理手順を示すフローチャートである。
図6において、まず、視聴者Xがキーボード331やマウス332等を用いてコンテンツ取得/再生画面301(図12参照)の表示を指示する操作を行うと、視聴者端末3Aは、制御部31が記憶装置38に格納されているコンテンツ再生処理プログラム381を読み出し、表示部321にコンテンツ取得/再生画面301を表示処理する(ステップS201)。
次いで、視聴者端末2は、視聴者Xの登録した興味情報等に基づいた番組表情報の受信をサーバ端末1との間で行い、受信した番組表情報に基づきコンテンツ取得/再生画面301に図示省略の番組表の表示処理を行う(ステップS202〜ステップS206)。
ここで、視聴者Xがコンテンツ取得/再生画面301に表示された番組表をもとに「番組名:健康食材を使った料理番組」のコンテンツの取得操作を行うと、視聴者端末3Aがサーバ端末1に対してその指定されたコンテンツの配信要求処理を行う(ステップS207)。
すると、サーバ端末1が該当するコンテンツ(「番組名:健康食材を使った料理番組」)をコンテンツDB172から検出して視聴者端末3Aに送信処理する(ステップS208及びステップS209)。これにより視聴者端末3Aがコンテンツを受信する(ステップS210)。
次いで、視聴者端末3Aは、視聴者Xによるコンテンツ再生開始操作が入力されると(ステップS211)、取得したコンテンツの再生処理を行う(ステップS212)。すなわち、コンテンツ取得/再生画面301に再生番組(「番組名:健康食材を使った料理番組」)を表示処理する(図12参照)。
また、視聴者端末3Aは、コンテンツの再生開始に同期し、コンテンツ再生処理(ステップS212)と並行して、当該再生コンテンツのID導出処理および導出IDの送信処理を行い、サーバ端末1との間でコンテンツの特定処理を行う(ステップS213〜S219)。
このコンテンツ特定処理において、視聴者端末3Aが再生コンテンツ全体からの全体IDと再生コンテンツの所定情報量単位での複数の部分IDとを全て算出してそれら算出したID全てをサーバ端末1に送信してコンテンツを特定するという形態も考えられるが、処理速度を速めるという点から、図6に示す実施例では、以下のような方法を採る。
すなわち、視聴者端末3Aは、ステップS213において、コンテンツからMD5等の演算手法を用いて所定情報量単位の部分IDをまず先頭から一つ求め、その求めた部分IDをサーバ端末1に送信する。
これにより、サーバ端末1が受信した部分IDをもとにコンテンツDB172に登録管理しているコンテンツの中で受信したIDに対応する部分IDを先頭に有する登録IDを検索し、一つに特定できる(絞りきれる)かどうかを判定処理する(ステップS214)。
ここで、サーバ端末1が、一つに特定できないと判定した場合(ステップS215NO)、視聴者端末3Aに対してコンテンツが特定できなかった旨を通知するコンテンツ未特定通知を行う(ステップS216)。
視聴者端末3Aは、コンテンツ未特定通知を受けると(ステップS217NO)、ステップS213でコンテンツから次の所定情報量単位での部分IDを求めてサーバ端末1に送信処理する。そして、それ以降、サーバ端末1で唯一の登録IDが特定できるまでステップS213→ステップS214→ステップS215NO→ステップS216→ステップS217NO→ステップS213の処理を繰り返し行う。なお、視聴者端末3Aが、サーバ端末1に対して最後の所定情報量単位の部分IDを送信しても登録IDが特定できなかった場合、視聴者端末3Aは、ステップS213の処理で、コンテンツ全体から全体IDを求め、サーバ端末1に全体IDを送信する。そして、これに対して、サーバ端末1が、ステップS214の特定処理において、受信した全体IDと対応する全体IDを有する登録IDを検索するのではなく、既に受信した部分IDと全体IDの組み合わせと同一の組合せの複数の部分IDと全体IDを有する登録IDを有するコンテンツを検索して、コンテンツを一つに特定する。
他方、サーバ端末1が視聴者端末3Aから送られてきたIDでコンテンツを一つに特定できた(登録IDを一つに特定できた)と判定した場合(ステップS215YES)、サーバ端末1は視聴者端末3Aに対してコンテンツが特定できた旨を通知するコンテンツ特定完了通知を行う(ステップS218)。なお、サーバ端末1において、コンテンツが一つに特定できた場合の様子を図15に示す。図15において、この例では、視聴者端末3から部分IDを3つ受信した時点でコンテンツ(C)に特定できた場合の様子を示している。なお、この例では、視聴者端末3において部分ID4つ目以降のID導出及びID送信処理が中止される。
これにより、視聴者端末3Aがコンテンツ特定完了通知を受けて(ステップS217YES)、ID導出処理及びID送信処理を中止する(ステップS219)。
前述のステップS213〜ステップS219に示すような処理を行うことにより、視聴者端末3が再生コンテンツ全体からの全体IDと再生コンテンツの所定情報量単位での複数の部分IDとを全て算出し、それら算出したID全てをサーバ端末1に送信してコンテンツを特定する形態に比べて格段に処理速度が速くなり、視聴者端末がコンテンツ付帯情報を取得する時間が短縮し、視聴者の待ち時間を少なくし、視聴者の利便性を向上させることができる。
サーバ端末1は、コンテンツが特定でき、ステップS218の処理でコンテンツ特定完了通知をした後、IDに対応付けて登録管理しているコンテンツ付帯情報{関連商品(関連商品名「栄養バランスを考えた料理本」及び関連商品名「健康食材:黒ゴマ」)の情報}をコンテンツ付帯情報DB173から検出し(ステップS220)、視聴者端末3にコンテンツ付帯情報ページの配信処理を行う(ステップS221)。
視聴者端末3Aは、コンテンツ付帯情報ページを受信すると(ステップS222)、視聴者Xが再生コンテンツに関連付けられた関連商品(関連商品名「栄養バランスを考えた料理本」及び関連商品名「健康食材:黒ゴマ」)を閲覧するためのコンテンツ付帯情報ページ302(図13参照)及び商品販売ページ303(図14参照)を表示部321に表示するための「リンク」ボタン321a(図12参照)の点滅表示などの処理を行う。そして、例えば、視聴者Xがその「リンク」ボタン321aにカーソルなどを合わせると「関連商品を閲覧できます。」という吹き出し321bが表示され、視聴者Xが「リンク」ボタン321aを選択押下することにより、視聴者端末3が図13に示すコンテンツ付帯情報ページ302を表示部321に表示処理する。ここでいうコンテンツ付帯情報ページとは、コンテンツ製作者のコメントやシステム管理者で用意したコメント等、関連商品とコンテンツとの関係性などを掲載して、視聴者に関連商品を売り込み、商品購入へと誘導するためのページである。なお、図13に示すコンテンツ付帯情報ページ302の例では、番組表示欄302aに番組の一部を紹介するための静止画像等が表示され、関連商品表示欄302bに関連商品を紹介するコンテンツ製作者のコメント等が表示されている。
次いで、視聴者Xが、表示されたコンテンツ付帯情報ページ302をもとに関連商品に興味を持ち、例えば、リンクのある商品名(302c或いは302d)を選択押下することで商品を販売する小売業者へのリンク先(http://books.rakuten.co.jpなど)を指定し、視聴者端末3が図14に示す商品販売ページ303を表示部321に表示処理する(ステップS223)。なお、この例では、商品名302dを選択押下すると、図示省略の「健康食材:黒ゴマ」の商品販売ページが表示される。
これにより、視聴者Xは、表示された商品販売ページ(303)をもとに小売業者から関連商品「栄養バランスを考えた料理本」や、関連商品「健康食材:黒ゴマ」の購入手続きを行って、実際に商品の購入を行うことができる。
また、視聴者Xが関連商品の購入手続きを行った場合、小売業者は視聴者Xに該当する商品を発送する。また、視聴者Xは、商品の代金を小売業者に支払う。
これにより、小売業者がコンテンツ製作者に対して、仕入れた製作者開発派生商品の代金や、アフェリエイト商品の販売手数料等の代金を支払う。
なお、前述の図6に示す処理手順においては、視聴者端末3における処理ステップS213のID導出及び導出ID送信処理をよりはやく中止させるために、コンテンツの特定が行えた後すぐに視聴者端末3に処理ステップS218でコンテンツ特定完了の通知を行うようにしているが、この処理の順番以外にも、例えば、処理ステップS220によるコンテンツ付帯情報の検出が行えた後などに行うようにしても良い。
また、それら以外にも、例えば、処理ステップS218に示すようなコンテンツ特定完了通知の処理を設けずに、視聴者端末3がコンテンツ付帯情報を受信した場合にID導出および導出ID送信処理を中止するようにしても良い。なお、この場合、例えば、処理ステップS217の判定処理をコンテンツ付帯情報を受信したか否かの判定処理に変更し、処理ステップS222の処理を省くことで対応する。
また、前述の図6に示す処理手順においては、システム管理者とは別に商品を販売する小売業者(例えば、既存の楽天(登録商標)など)を設ける商品流通形態の処理手順について示しているが、この場合、実際には、小売業者で販売された商品が、図6に示すような本実施例のコンテンツ情報配信システム100の処理手順を利用して売れたのか、或いは、その他のアクセス(例えば、客が直接小売業者のホームページにアクセスしてきた場合など)によって売れたのかをシステム管理者及び小売業者で把握する必要がある。
このため、本発明では、システム管理者の管理下にあるサーバ端末1から視聴者端末3に配信するコンテンツ製作者ごとのコンテンツ付帯情報ページ302のアドレス情報に、予めコンテンツ製作者の情報(例えば、コンテンツ製作者を特定するための製作者IDなど)を組み込む方法を採る。
例えば、図13に示す例では、コンテンツ付帯情報ページ302のアドレスとして、小売業者がコンテンツ製作者を特定するための製作者IDが挿入された「http://www.uask.co.jp/contents futai/[ID:A]」というアドレス情報が設定されている。
そして、小売業者は、アクセス解析ツールを用いて、自己の商品販売ページ303のアクセスログを収集し、例えば、リンク元URL(訪問者の訪問元情報)をチェックすることで、前述のコンテンツ付帯情報ページ302のリンクから辿って自己の商品販売ページ303に訪れてきた視聴者(客)と、その視聴者(客)が購入した商品がどのコンテンツ製作者に関連する商品であるということを特定することができる。これにより、小売業者は、その他の方法でアクセスしてきた客と区別することができる。
なお、予めシステム管理者から小売業者に対して製作者IDに対応するコンテンツ製作者の情報{関連商品名や、氏名、連絡先(住所や電話番号やE−mailアドレス)、或いは、口座番号等}を電話、FAX、電子メール、或いは、郵便等で通知する。また、システム管理者が小売業者との契約等により前述のコンテンツ付帯情報ページ302経由で商品が売れた場合には、該当するコンテンツ製作者に商品販売に伴う利益(仕入れた製作者開発派生商品の代金や、アフェリエイト商品の販売手数料等)の一部を与えることを確約する。
また、前述の例では、コンテンツ付帯情報ページのアドレスに挿入する情報の一例として、製作者IDを例にして示したが、これ以外にも、例えば、「番組名と関連商品名」などの情報を直接挿入するようにしても良い。
また、前述した実施例では、登録IDをサーバ端末1で発行する形態を採っているが、本発明はこれに限定されず、サーバ端末1で登録IDの発行をせずに、コンテンツ製作者の登録端末2で登録IDを発行するようにしても良い。
なお、この場合には、前述の実施例で説明したサーバ端末1のコンテンツ情報配信プログラム171の登録ID発行手順と同様の手順を実行するためのプログラムを登録端末2に実装することで対応する。そして、図5の登録処理手順を示すフローチャートにおいて、ステップS117とステップS118の間に、登録IDの発行処理(ステップS127)を追加する。また、ステップS118の処理において、コンテンツ及びコンテンツ付帯情報それぞれに登録IDを対応付けてからサーバ端末1に対して送信処理を行うようにし、ステップS118の処理で登録IDと対応付けられたコンテンツ及びコンテンツ付帯情報を受信処理させる。また、ステップS127を追加する場合には、サーバ端末1におけるステップS120の登録IDの発行処理を不要となる。
また、前述の実施例では、視聴者端末3が再生コンテンツのIDを導出するID導出手段を実装する形態を示したが、本発明はこれに限定されず、サーバ端末1がID導出手段を実装する形態にしても良い。
この場合、例えば、視聴者が視聴者端末3を用いてシステム管理者のホームページにアクセスし、視聴者端末3が、図示省略のコンテンツを指定するためのWebページ(以下、コンテンツ指定ページという)のデータ受信処理を行って、表示部321にそのコンテンツ指定ページの表示処理を行うようにする。また、視聴者がそのコンテンツ指定ページで複製コンテンツを入力指定することで、視聴者端末3がサーバ端末1に対して指定された複製コンテンツの送信処理(アップロード)を行うようにし、それにより、サーバ端末1が受信した複製コンテンツからIDの導出処理を行うようにし、該導出したIDと対応する登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報をコンテンツ付帯情報DBから検出して視聴者端末に配信処理するようにする。
また、前述の第1の実施形態では、MD5という技術を用いて、コンテンツを構成するデータから算出したハッシュ値をIDとして発行する形態を示したが、本発明はこれに限定されず、コンテンツを構成するデータから所定のアルゴリズムに従って、そのデータの構造から一つの特定値を算出し、その値をIDとして発行するID発行手段を設ければ良い。
すなわち、視聴者端末で指定されたコンテンツから導出されるIDに対応する登録IDをサーバ端末において特定できれば良い。
また、前述した実施例では、配信するコンテンツをシステム管理者のサーバ端末で登録管理する形態について示したが、本発明はこれに限定されず、視聴者の視聴者端末3がアクセスできるようにリンクされていれば良く、例えば、コンテンツ製作者の登録端末1がコンテンツ(DB)を保持し、コンテンツを登録管理するようにしても良い。そして、サーバ端末1がコンテンツ製作者の登録端末1に登録管理しているコンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報を、そのコンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶する。
なお、その場合も、コンテンツに固有の登録IDをサーバ端末1で発行するようにしても良いし、登録端末2で発行するようにしても良い。
また、前述の実施例(図6のフローチャート)では、視聴者端末3がコンテンツをネットワーク4を介して取得する場合の処理手順について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、視聴者端末3が、CD−RW,DVD−RW等の外部情報記憶媒体を介してコンテンツを取得する場合にも対応できる。
この場合、視聴者端末3とサーバ端末1との間では、図6のフローチャートに示すステップS201〜ステップS209までの処理は省略し、ステップS210から処理をスタートさせる。すなわち、ステップS210の処理で、視聴者端末3が、視聴者によってセットされた外部情報記憶媒体に記憶されているコンテンツを記憶媒体読取り/書込み部14で読取ってコンテンツを取得し、以下同様の処理を行うものとする。
また、前述の実施例では、コンテンツ製作者が製作したコンテンツを登録端末2からサーバ端末1にネットワーク4を介して送信して登録する形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、コンテンツ製作者が登録するコンテンツを記憶したCD−RW,DVD−RW等の外部情報記憶媒体をシステム管理者に送付することで、システム管理者側でサーバ端末1にコンテンツを登録する形態を採っても良い。
この場合、コンテンツ製作者がコンテンツに関連付けるコンテンツ付帯情報を電話連絡などによりシステム管理者に通知しても良いし、上記送付する外部情報記憶媒体にコンテンツとともにコンテンツ付帯情報も記憶させてから送付することで通知しても良い。
また、前述の実施例では、システム管理者とは別の第三者の小売業者{例えば、amazon(登録商標)や楽天(登録商標)等)を用意し、システム管理者のコンテンツ付帯情報ページ経由で小売業者の商品販売ページへと遷移し、商品販売ページで商品の購入手続きを行う形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、前述のような第三者の小売業者を用意せずに、システム管理者がEC(エレクトロニックコマース)を展開して小売業者業も行うようにし、前述の小売業者の商品販売ページを無くしてコンテンツ付帯情報ページで商品購入の手続きを行えるようにしても良い。
また、前述の実施例では、コンテンツ製作者と小売業者が別の人である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、小売業者がコンテンツを製作してコンテンツ製作者になっても良い。この場合は、前述のコンテンツ登録ページ202を用いてコンテンツ及びコンテンツ付帯情報を登録する際、自己の業者名及びURLを入力する。そして、自己が販売した商品の利益は自分のもとなる。
また、前述の実施例に示した各表示画面の構成は一つの例であるので、これに限定されるものではなく、前述した処理の流れを実現できるものであればその他の構成であっても良い。
また、これに関連して、前述の実施例では、コンテンツ製作者が一つのコンテンツに複数の関連商品を関連付けして登録できる形態のコンテンツ登録ページ202について示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、一つのコンテンツに一つの関連商品しか関連付けして登録できないようなコンテンツ登録ページにしても良い。
また、前述の実施例では、コンテンツを配布する前に、予めコンテンツ製作者がコンテンツ及びコンテンツ付帯情報をサーバ端末に登録する形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、既に世間に出回っているコンテンツを後からサーバ端末に登録することにも対応できる。すなわち、コンテンツ製作者は、既に世間に出回っている自己のコンテンツ及びそのコンテンツに関連付けるコンテンツ付帯情報をサーバ端末に登録することができる。
これにより、既に世間に出回っているコンテンツでさえも後からシステムに登録することで、コンテンツ製作者の利益に結びつかせることが可能となる。
また、前述の実施例では、サーバ端末1が一つである形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、機能別ごとに複数のサーバ端末で構成するようにしても良い。
例えば、コンテンツDBを有し、登録端末2から受信したコンテンツを登録管理するとともに、視聴者端末3からの配信要求に応答してコンテンツを配信処理するコンテンツ配信サーバ端末と、番組表DBを有し、登録端末2から受信したコンテンツ付帯情報を予め用意している番組表に組み込み整理するとともに、視聴者端末3からの要求に応答して番組表データを配信処理する番組表編成サーバ端末と、コンテンツ付帯情報DBを有し、登録端末2から受信したコンテンツ付帯情報を登録管理するとともに、視聴者端末3からの要求に応答してコンテンツ付帯情報を配信処理するコンテンツ付帯情報サーバとに機能別に備えるようにしても良い。
また、前述の実施例では、視聴者端末3でコンテンツの再生を開始すると、コンテンツの再生処理と並行して、コンテンツ付帯情報の受信処理を行って図12に示すように「リンク」ボタン321aの点滅表示を行う消極的な表示形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、前述の「リンク」ボタン321aの点滅表示を行わずに、図13に示すコンテンツ付帯情報ページ302をいきなり表示するような積極的な表示形態を採っても良いものとする。
[2]次に、本発明の第2の実施形態について図16及び図17を用いて説明する。
前述の第1の実施形態では、登録IDをMD5(Message Digest Algorithm5)などの演算手法を用いて発行し、視聴者に配布するコンテンツにはIDを付与(埋め込むことを)しない形態について示したが、第2の実施形態では、視聴者に配布するコンテンツにサーバ端末で用意した固有のIDを付与(埋め込むことを)する形態について示す。
図16は、第2の実施形態に係わるコンテンツ情報配信システム100Tの一構成例を示す図であり、図17は、第2の実施形態に係るコンテンツ及びコンテンツ付帯情報の配信処理手順を示すフローチャートである。
ここで、図2に示した第1の実施形態に係るコンテンツ情報配信システム100と相違する点は、IDの発行処理手順と、サーバ端末と視聴者端末の間のコンテンツ及びコンテンツ付帯情報の配信処理手順である。
すなわち、図16において、サーバ端末1Tは、登録端末2から受信したコンテンツ及びコンテンツ付帯情報に予め決められている固有のID(例えば、連番による他のコンテンツと重複しない固有のIDなど)を発行処理する点と、サーバ端末1Tが、視聴者端末3Tからのコンテンツ配信要求を受けた場合に、該当するコンテンツに該当する固有のIDをメタデータなどの形態で付与する点と、その固有のIDを付与したコンテンツを利用者端末3Tに配信処理する点と、視聴者端末3Tが、固有のIDが付与されているコンテンツを受信する点と、受信したコンテンツに付与されているIDを読み取るなどによってそのIDを導出してその導出したIDをサーバ端末1に送信する点とが相違する。
この相違点を図6と図17を比較しながら説明する。まず、ステップS209がステップS309に替わり、ステップS210がステップS310に替わり、ステップS213がステップS313に替わり、ステップS214がステップS314に替わり、ステップS215およびステップS216およびステップS217およびステップS218が削除された点が相違する。
なお、その他の処理ステップSについては、対応箇所間で同じ処理を行う。
なお、図17に示すフローチャートでは、視聴者端末3がコンテンツをネットワーク4を介して取得する場合の処理手順について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、視聴者端末3が、CD−RW,DVD−RW等の外部情報記憶媒体を介してコンテンツを取得する場合にも対応できる。
この場合、視聴者端末3とサーバ端末1との間では、図17のフローチャートに示すステップS301〜ステップS307までの処理は省略し、ステップS310から処理をスタートさせる。すなわち、ステップS310の処理で、視聴者端末3が、視聴者によってセットされた外部情報記憶媒体に記憶されているコンテンツを記憶媒体読取り/書込み部14で読取ってコンテンツを取得し、以下同様の処理を行うものとする。
最後に、前述した実施形態において、コンテンツ製作者の番組製作活動の支援という意味で、コンテンツを視聴した視聴者がコンテンツ製作者への応援、評価の一つとして投げ銭という形でいくらかのお金を(郵便局や、ATM、または、郵貯インターネットサービス等で)コンテンツ製作者に支払う投げ銭システムを導入するようにしても良い。この場合には、コンテンツ付帯情報記憶手段には、前述の実施形態における関連商品情報に代えて、投げ銭をコンテンツ製作者に支払うために必要な情報(口座番号など)がコンテンツ付帯情報として登録IDと関連付けて記憶されることになる。
また、前述のコンテンツ情報配信システムを提供するにあたって、コンテンツ製作者が登録したコンテンツによって他の人の著作権が侵害されることを未然に阻止するために、コンテンツ登録時に、最低限確認すべき内容の「確認ダイアログ」を出すようにする。そして、例えば、その「確認ダイアログ」に記されている「JASRAC(登録商標)登録楽曲を使用していませんね?」や「他人の曲を無断で使用していないですね?」という事項をコンテンツ製作者に確認させ、例えば「はい」を押さないとコンテンツの登録ができないようにする。
以上説明した構成によると、前述した図1に示すようなコンテンツの流通形態を提供することができる。
すなわち、本発明によれば、視聴者端末で指定された複製コンテンツ{オリジナルのコンテンツから何らかの方法(ネットワークからのダウンロードやDVD−RWなどの外部情報記憶媒体からのコピーなど)により複製されたコンテンツであって、利用者端末において再生、閲覧可能な状態とされたコンテンツ}からIDを導出し、このIDに対応する登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報(コンテンツの関連商品などの情報を視聴者端末において表示させる際に用いる情報)を視聴者端末に送信するようにしているため、視聴者が関連商品に興味を持って実際に関連商品を購入した場合、その商品販売結果に応じてコンテンツ製作者に利益を与えるなどにより、コンテンツ製作者が製作した音楽や動画等のコンテンツ(番組)の複製及び流通を自由にしても、著作権の権利行使やスポンサーを付ける等をせずにコンテンツ製作者の利益を確保することが可能になる。
また、本発明によれば、視聴者端末においてシステムに登録されたコンテンツに関連付けられた関連商品の購入などに視聴者を誘導するためのコンテンツ付帯情報を視聴者端末に送信するようにしていので、ネットワーク越しで視聴者に配信されたコンテンツが他の視聴者へと複製/流通されるような二次流通でさえ、コンテンツ製作者の利益獲得チャンスに結び付けることができる。
さらに、本発明によれば、コンテンツの複製及び流通を容認しているので、例えば、配布するコンテンツを暗号化し、認証によりに正統と認められた視聴者端末でのみ再生可能にするようにコンテンツを加工する(再生制限を加える)必要が無く、これにより、例えば、視聴者が視聴者端末に対してコンテンツ再生時にコンテンツの暗号解析処理等の再生制限を解除する処理を実行させるための特別な操作を行わずに済み、よって視聴者の利便性を損なわずに済む。
また、第1の実施形態の構成によれば、音楽や動画等のコンテンツ(番組)のファイルには何ら加工を施していないため、番組放送に当たってのファイル形式への干渉が全く無いので、現存する多種多様なファイル形式の全てに対応できるという利点があるばかりでなく、将来に向けてのフォーマットの高解像度対応などの高度化を全て妨げず、むしろ推進するものとなる。
なお、第2の実施形態の構成でも、音楽や動画等のコンテンツ(番組)のファイルに埋め込むべき情報をコンテンツ固有IDのみと最小限に抑えているため、番組放送に当たってのファイル形式への干渉が最小限で済み、現存する多種多様なファイル形式の全てに対応できるという利点があるばかりでなく、将来に向けてのフォーマットの高解像度対応などの高度化を全て妨げず、むしろ推進するものとなる。
また、本発明によれば、従来の放送と同様に、放送システムと物流システムは分離しているため、コンテンツ製作者は自由に物流業者を選定して利用することができる。またそれは、取り扱える商品という点においても、インターネット上でEC展開されている全ての商品を利用できることになる。
また、本発明によれば、コンテンツとコンテンツ付帯情報とを分離する構成を採っているため、実際に放送を運用した場合に想定される以下のような場合に柔軟に対応することが可能である。
すなわち、1)製作者開発派生商品を追加または変更したい場合、サーバ端末1で登録管理しているコンテンツ付帯情報のデータを更新することのみで対応可能である。これは、コンテンツとコンテンツ付帯情報を分離しない構成では、流通してしまったファイル上のコンテンツ付帯情報を置き換えることは非常に困難であることに比べて大変有利なことである。
また、2)公序良俗に反する等の社会的に不適当であるコンテンツが誤って流通してしまった場合、それを完全に停止することはできないが、サーバ端末で登録を抹消することで放送システムからの分離を行うことができる。これにより、サーバ端末から視聴者端末にそのコンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報の配信が行われなくなるので、上記不適当なコンテンツを製作したコンテンツ製作者に利益が還元されなくなり、経済的な制裁を行える。
また、3)コンテンツにはコンテンツ付帯情報が付与されていないので、コンテンツ付帯情報を他社が改ざんして、自サイトに誘導するようなことができない。仮に他社のコンテンツIDを自分のコンテンツのものに改ざんしたとしても、そのIDも本システムのIDであるため、その発見と改ざん先IDの停止が容易である。
また、本実施例のコンテンツ情報配信システムを提供することにより、コンテンツ(番組)製作者の「自分が製作した番組を多くの人に見てもらいたい」という文化的欲求と、「コンテンツの複製及び流通を自由にしたかわりの見返りをほしい」という経済的欲求とが一致する。このことは、視聴者にとっても精力的に自分の好きなコンテンツ(番組)やコンテンツ製作者を他の人に紹介したという欲求をも解消する。
また、本実施例のコンテンツ情報配信システムを提供することにより、良質のコンテンツがより広がり易い状況を生み出すことができ、我が国乃至は人類社会全体の知的・文化的成熟に貢献することができる。また、ラジオの発明以来続いていた「マスを前提とした放送観」からの脱却を経済的方面からも推進することができる。
また、本実施例のコンテンツ情報配信システムを提供することにより、コンテンツ(番組)の流通の中で文化的洗練が行われ、ひいては、アマチュアレベルの番組の乱立だけにとどまらず、プロレベルの番組を流通させることができる。
また、本実施例のコンテンツ情報配信システムを提供することにより、コンテンツ(番組)に強い影響を受けた視聴者が間接的に番組製作者への対価を支払う仕組みを提供できる。これにより、スポンサーの存在を前提としない番組を配信する放送システムを実現できる。
また、本実施例のコンテンツ情報配信システムを提供することにより、番組の複製・流通を無制限にしておいた上で、より社会的影響の大きい番組を提供した製作者により多くの経済的メリットを与えるという理念を実現する。
すなわち、ある番組の社会的影響度を、その番組によって派生した消費行動の大きさであえると定義すると、本発明により実現されるコンテンツ流通形態によれば、社会的影響度の大きいコンテンツ製作者により多くの経済的メリットを与えることができるので、コンテンツ製作者(すなわち、著作権者)が視聴者によるコンテンツのコピー(複製)を歓迎する放送システムを実現することができる。
また、別の見方をすると、視聴者にとっては、番組を薦める喜びがあり、小売業者にとっては、販売機会獲得チャンスが増え、コンテンツ製作者にとっては、商品販売にともなう代金や紹介料収入を得ることができるので、コンテンツのコピーを全員が歓迎する仕組みを提供できる。
本発明によって実現される流通形態を示す図。 第1の実施形態に係るコンテンツ情報配信システムの一構成例を示す図。 サーバ端末のシステム構成を示す図。 視聴者端末のシステム構成を示すブロック図。 コンテンツ及びコンテンツ付帯情報の登録処理手順を示すフローチャート。 コンテンツ及びコンテンツ付帯情報の配信処理手順を示すフローチャート。 登録端末で表示されるコンテンツ製作者登録ページの一構成例を示す図。 登録端末で表示される登録ページの一構成例を示す図。 登録IDの一構成例を説明する説明図。 コンテンツDBの一構成例を示す図。 コンテンツ付帯情報DBの一構成例を示す図。 視聴者端末で表示されるコンテンツ取得/再生画面の一構成例を示す図。 視聴者端末で表示されるコンテンツ付帯情報ページの一構成例を示す図。 視聴者端末で表示される商品販売ページの一構成例を示す図。 サーバ端末でコンテンツを特定する場合の様子を説明する説明図。 第2の実施形態に係るコンテンツ情報配信システムの一構成例を示す図。 第2の実施形態に係るコンテンツ及びコンテンツ付帯情報の配信処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
100 コンテンツ情報配信システム
1 システム管理者管理下のサーバ端末
2 コンテンツ製作者が利用する登録端末
3 視聴者が利用する視聴者端末
4 ネットワーク
11,21 制御部(CPU)
12,32 表示処理部
13,33 操作処理部
14,34 記憶媒体読取り/書込み部
15,35 通信インタフェース部
16,36 作業メモリ部(RAM)
17,37 記憶装置(HD)
18,39 システムバス
37 音声出力処理部
171 コンテンツ情報配信プログラム
172 コンテンツDB
173 番組表DB
174 コンテンツ付帯情報DB
371 スピーカ
381 コンテンツ再生処理プログラム
201 コンテンツ製作者登録ページ
202 コンテンツ登録ページ
121,321 表示部
131,331 キーボード
132,332 マウス
301 コンテンツ取得/再生画面
321a リンクボタン
302 コンテンツ付帯情報ページ
303 商品販売ページ

Claims (11)

  1. ネットワークを介して視聴者端末との間での情報通信を行うことが可能なサーバ端末を備えるコンテンツ情報配信システムであって、
    コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報を、それぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、
    視聴者端末で指定された複製コンテンツのIDを導出するID導出手段と、
    前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記コンテンツ情報記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手段と
    を有することを特徴とするコンテンツ情報配信システム。
  2. ネットワークを介して前記サーバ端末に接続可能な登録端末を更に備え、
    前記登録端末は、
    前記サーバ端末に前記コンテンツ付帯情報を送信して該サーバ端末に導入された前記コンテンツ情報記憶手段に対し、該コンテンツ付帯情報及び前記登録IDの記憶を指示するコンテンツ登録指示手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ情報配信システム。
  3. 所定のアルゴリズムに従ってコンテンツを構成するデータから前記固有の登録IDを発行する登録ID発行手段を更に備え、
    前記ID導出手段は、前記所定のアルゴリズムに含まれる手順を少なくとも部分的に含む部分アルゴリズムに従って前記視聴者端末で指定された複製コンテンツを構成するデータからIDを導出することを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ情報配信システム。
  4. 前記所定のアルゴリズムは、コンテンツを構成するデータの所定情報量単位ごとに部分IDを生成する第1の手順と、コンテンツを構成するデータ全体から全体IDを生成する第2の手順と、前記第1及び第2の手順で生成したIDを所定の方法で組み合わせて構成される前記登録IDを発行する第3の手順とを含み、
    前記部分アルゴリズムは、前記第1の手順と前記第2の手順とを含むことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ情報配信システム。
  5. 前記ID導出手段は前記ネットワークに接続された前記視聴者端末に導入されており、
    該ID導出手段で導出された複製コンテンツのIDを前記ネットワークを介して前記視聴者端末から受信するID受信手段が前記サーバ端末に導入されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンテンツ情報配信システム。
  6. 前記ID導出手段は、視聴者端末における複製コンテンツの再生に同期して該複製コンテンツのIDの導出を実行することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ情報配信システム。
  7. 前記ID導出手段が前記サーバ端末に導入され、
    前記視聴者端末で指定された複製コンテンツを構成するデータを前記ネットワークを介して該視聴者端末から受信する複製コンテンツ受信手段が前記サーバ端末に導入されており、
    前記ID導出手段は、前記複製コンテンツ受信手段が受信した複製コンテンツを構成するデータからIDを導出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンテンツ情報配信システム。
  8. 前記コンテンツは、コンテンツ製作者が製作した放送番組であり、
    前記コンテンツ付帯情報は、前記放送番組の内容に関連した商品やサービスに関する関連商品情報であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンテンツ情報配信システム。
  9. ネットワークを介して視聴者端末との間での情報通信を行うことが可能なサーバ端末で解釈されるプログラムであって、
    コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報を、それぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶手段に記憶するコンテンツ情報記憶手順と、
    視聴者端末で指定された複製コンテンツのIDを導出するID導出手順と、
    前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手順と
    を前記サーバ端末に実行させるためのプログラム。
  10. コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報をそれぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、視聴者端末で指定された複製コンテンツのIDを導出するID導出手段と、前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記コンテンツ情報記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手段とを備えるコンテンツ情報配信システムに備えられるサーバ端末とネットワークを介して情報通信を行うことが可能な視聴者端末で解釈されるプログラムであって、 複製コンテンツの再生に同期して該複製コンテンツのIDを導出する前記ID導出手順と、
    該導出したIDを前記サーバ端末に送信するID送信手順と、
    前記IDの送信に対する応答により前記サーバ端末から送信されてきたコンテンツ付帯情報を受信する情報受信手順と
    を前記視聴者端末に実行させるためのプログラム。
  11. コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報をそれぞれの前記コンテンツに固有の登録IDと関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶手段と、視聴者端末で指定された複製コンテンツのIDを導出するID導出手段と、前記ID導出手段で導出されたIDと対応する前記登録IDに関連付けられたコンテンツ付帯情報を前記コンテンツ情報記憶手段から読み出して前記視聴者端末に送信する情報送信手段とを備えるコンテンツ情報配信システムに備えられるサーバ端末とネットワークを介して情報通信を行うことが可能な登録端末で解釈されるプログラムであって、
    コンテンツに固有の前記登録IDを発行する登録ID発行手順と、
    前記サーバ端末に導入された前記コンテンツ情報記憶手段に対し、前記登録ID発行手順で発行した登録IDと当該コンテンツに付帯するコンテンツ付帯情報の記憶を指示するコンテンツ登録指示手順と
    を前記登録端末に実行させるためのプログラム。
JP2006043419A 2006-02-21 2006-02-21 コンテンツ情報配信システム及びプログラム Pending JP2007226286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043419A JP2007226286A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 コンテンツ情報配信システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006043419A JP2007226286A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 コンテンツ情報配信システム及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007226286A true JP2007226286A (ja) 2007-09-06

Family

ID=38548083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006043419A Pending JP2007226286A (ja) 2006-02-21 2006-02-21 コンテンツ情報配信システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007226286A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4608014B2 (ja) * 2008-03-31 2011-01-05 幾郎 岩瀬 物品処理方法
JP2011141848A (ja) * 2010-01-09 2011-07-21 Animate:Kk 仮想ショッピングモールシステム及び関連付装置並びにプログラム
WO2015030227A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 株式会社ぐるなび 個人間取引ギフトシステム
EP2830310A4 (en) * 2012-03-21 2016-03-23 Sony Corp Terminal device, relay device, information processing method, program and content identification system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4608014B2 (ja) * 2008-03-31 2011-01-05 幾郎 岩瀬 物品処理方法
JPWO2009122730A1 (ja) * 2008-03-31 2011-07-28 幾郎 岩瀬 物品処理方法
JP2011141848A (ja) * 2010-01-09 2011-07-21 Animate:Kk 仮想ショッピングモールシステム及び関連付装置並びにプログラム
EP2830310A4 (en) * 2012-03-21 2016-03-23 Sony Corp Terminal device, relay device, information processing method, program and content identification system
US10313739B2 (en) 2012-03-21 2019-06-04 Saturn Licensing Llc Terminal device, relay device, information processing method, program, and content identification system
WO2015030227A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 株式会社ぐるなび 個人間取引ギフトシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7930347B2 (en) Responsible peer-to-peer (P2P) digital content distribution
US7624046B2 (en) Electronic music/media distribution system
TWI554053B (zh) 使用及管理電子檔案的方法和設備
TW563037B (en) Digital content distribution using web broadcasting services
KR20090018919A (ko) 미디어 콘텐츠를 분배하는 시스템 및/또는 방법
JP2011504617A (ja) デジタルコンテンツを配信する方法及び装置
TW201227531A (en) Sensors, scanners, and methods for automatically tagging content
JPWO2002091267A1 (ja) 知的コンテンツの配信方法及び配信システム
US20070282714A1 (en) System, method and computer program product for providing an e-commerce interface on a web page to facilitate e-commerce involving digital assets
US20070268163A1 (en) System, method and computer program product for facilitating e-commerce involving digital assets
KR100854143B1 (ko) 동영상 사용자 제작 콘텐츠를 통한 광고방법
US20100131346A1 (en) Method And System For Associating A Seller With Purchased Digital Content
JP2007226286A (ja) コンテンツ情報配信システム及びプログラム
JP2009188936A (ja) コンテンツ編集装置、コンテンツ編集方法、およびコンテンツ編集プログラム
Elkin-Koren Public/private and copyright reform in cyberspace
KR20030047559A (ko) 재생 프로그램의 종류와 무관한 암호화 파일 생성 및 재생시스템
KR20070042320A (ko) 멀티미디어 단말기를 활용한 인터넷상에서의 고객 맞춤형컨텐츠 판매방법
JP2008003960A (ja) コンテンツ管理システム、コンテンツ管理方法、サーバ、再生クライアント、およびプログラム
KR102298668B1 (ko) 영상/상품 매칭 판매의 마케터 활동 관리 방법
JP2008052673A (ja) 情報配信システム、情報配信システムの処理装置及び端末
WO2001045083A1 (fr) Procede et machine de traitement des donnees, et support de stockage de programmes
JP2001325534A (ja) コンテンツ販売方法及びコンテンツ販売システム
JP7451820B2 (ja) システム
JP4451212B2 (ja) コンテンツ利用権管理装置
JP2004222189A (ja) コンテンツ管理システム