JP4623733B2 - バックライトユニット及びそれを備えた表示機器 - Google Patents

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本発明は表示装置のバックライトユニット、あるいは、バックライトユニットを備えた表示機器に関し、特に、バックライトユニットの大きさの最小化に関するものである。
液晶表示装置はパーソナルコンピュータ、液晶テレビ、電子手帳、携帯電話、その他装置の端末表示機器などに広く用いられてきている。この液晶表示装置の表示画像を明るく鮮明に映し出すためにバックライトユニットを液晶表示パネルの下面側に配設して用いられる。このバックライトユニットの従来の構造の一つとして図6、図7に示す構造のものがある。以下、図6、図7を用いて従来のバックライトユニットの構造を説明する。尚、図6は従来技術における液晶表示装置の要部断面図を示していて、図7は図6における光源の配設個数による導光板の大きさを説明する説明図を示している。
図6に示すバックライトユニット8は液晶表示パネル1の下面側に配設されて用いられ、バックライトユニット8と液晶表示パネル1とで液晶表示装置10を構成している。また、バックライトユニット8は、導光板2と、導光板2の一側面に配設したLEDなる光源3と、導光板2の上面側に配設した光拡散シート4と、この光拡散シート4上に設けた2枚の第1のプリズムシート5及び第2のプリズムシート6と、導光板2の下面側に設けた反射板7とから構成している。ここでの第1のプリズムシート5と第2のプリズムシート6は三角形のプリズムを直線状に平行に連ねて形成したストライプ状のプリズムシートで、第1のプリズムシート5と第2のプリズムシート6とはストライプ状のプリズムが互いに直交する状態で積層されて用いられている。
上記の構成を取るバックライトユニット8の働きは次のようになっている。LEDなる光源3から放射された光を導光板2の側面から導光板2内に取り入れ、導光板2の下面に設けた反射手段の働きを受けて導光板2の上面から拡散シート4に向かって出射する。光拡散シート4はその入射した光を拡散して均一な光量分布状態にして第1のプリズムシート5、並びに、第2のプリズムシート6に向けて放射する。第1のプリズムシート5、及び第2のプリズムシート6では拡散された光を垂直光にして液晶表示パネル1に向けて出射する。また、導光板2の下面に設けた反射手段を通り抜けて導光板2の下方に出射した光は反射板7によって反射され、再び導光板2内に入射する。このようにして、光源3の光の多くの光量を有効的に利用して液晶表示パネル1の表示画像を明るく照明する働きをなしている。
ここで、LEDなる光源3は導光板2の一側面に近接して配設している。図7の(a)は光源3が導光板2の側面中心部に1個配設しており、図7の(b)は光源3が導光板2の側面に2個配設している状態を示している。光源3にLEDを用いるが、LEDには光放射の指向特性を持っていることからその放射領域の角度は制限される。即ち、放射領域の角度を指向角と呼ぶと、LEDは制限された指向角を持つ。図7の(a)において、導光板2が大きいとその制限された指向角のために導光板2全体をカバーすることが出来ず、指向角から外れた領域は光が行き届かず輝度の低い暗影部2fが現れる。この暗影部2fは輝度の高い指向角の領域内と比べると輝度が著しく異なることから非常に見栄えが悪くなって見える。この暗影部2fを除いての有効的に利用できる幅Wを得るには導光板2の幅W1を広い幅にすることが必要とされる。一方、図7の(b)に示す如く、光源3を2個配設したものは、暗影部2fを除いての有効的に利用できる幅Wを得るには導光板2の幅を僅かに広くした幅W2で済む。即ち、光源3を1個配設したときの導光板2の幅W1>光源3を2個配設したときの導光板2の幅W2の関係になる。導光板2の幅を大きくしないで暗影部2fを小さい面積にして輝度の明るい領域を広くするには光源3の個数を増やす必要がある。
しかしながら、光源3を導光板2の一側面に配設する構造は、導光板2の大きさに応じてLEDなる光源3の個数を増やすことが求められることから光源3の数が増え、部品コストのアップをきたす。また、光源3を導光板2の側面に配設することから、光源3の配設スペースも必要とし、バックライトユニットの全体の大きさが大きくなってしまう。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、輝度を下げずに光源の数を少なくし、更に、バックライトユニットの大きさを最小化にすることを目的とするものである。
上記の課題を解決するための手段として、本発明のバックライトユニットは、表示パネルの下面側に備えられて、矩形の導光板と光源を有するバックライトユニットにおいて、前記導光板の辺中央部から角部の間に前記光源を配設するL字形の切欠部を少なくとも1個設け、前記切欠部の前記光源の光の入光面を前記角部を通る対角線方向に向くように傾斜させて形成し、前記切欠部の位置を前記角部に近い位置に配設したときの前記入光面の傾斜角が前記辺中央部に近い位置に配設したときの前記傾斜角に比べて大きくし、前記切欠部の位置が前記導光板の辺中央部から角部に近づくに従って前記入光面の傾斜角が順次大きくなるようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明のバックライトユニットは前記切欠部を前記導光板の角部に1個と前記導光板の辺中央部から角部の間に少なくとも1個設け、前記切欠部の位置を前記角部の位置に配設したときの前記入光面の傾斜角が前記辺中央部に近い位置に配設したときの前記傾斜角に比べて大きくし、前記導光板の辺中央部から角部に近づくに従って前記傾斜した入光面の傾斜角が順次大きくなるようにしたことを特徴とするものである。
また、本発明のバックライトユニットは、前記光源前記切欠部に埋め込んで配設されていることを特徴とするものである。
また、本発明のバックライトユニットの特徴は、前記光源はLEDであることを特徴とするものである。
また、本発明の表示機器は、表示パネルの下面側にバックライトユニットを備えた表示機器において、前記バックライトユニット上記の本発明のいずれかに記載の特徴を有するバックライトユニットを用いていることを特徴とするものである。

発明の効果として、本発明のバックライトユニットの構成は、導光板の辺中央部から角部の間に切欠部を設けて、その切欠部に光源を配設する。また、切欠部における光の入光面を角部を通る対角線の方向に向くようにして傾斜を持たせ、その傾斜角を角部に近づくに従って大きくなる構成を取る。この様な構成にすると、放射光に指向特性を持つ光源を用いる場合に、光の入光面に傾斜を持たせて角部を通る対角線の方向に向くようにすると、導光板の広い領域が光源の指向角(指向領域内の角度を云う)内に納まるようになり、また、入光面の傾斜の角度を辺中央部から角部に近づくに従って大きくなるようにすると、入光面は絶えず対角線の方向を向くようになり、光源の指向角の中に導光板の広い領域が納まるようになる。この構成は、光源を導光板の角の方向にズラした位置に傾けて配置し、導光板の斜め方向から導光板全体を照明する構成を取っている。放射光に指向特性を持つ光源を用いたときは、導光板の斜め方向から導光板全体を照明する構成にすると光源の指向角内に導光板の広い領域を納めることができる。このことにより、指向角の範囲から外れての暗影部が現れる面積が非常に小さくなり、少ない個数の光源で導光板の広い領域を照明して使用できる有効領域を広くすることができる。
また、切欠部はL字形の切欠け形状にすると、加工性が容易で導光板の製作が容易にできる。
また、角部に設ける切欠部は角部を切り落とした形状又はL字形の切欠け形状を取る。何れも加工性が容易なことから、導光板の製作が容易にできる。また、角部を切り落とした形状は角部に広いスペースが得られることから、光源の位置の調整などに利便性が生まれる。
また、光源を切欠部に埋め込むような形で配設することにより、導光板の大きさの中に光源も収納される構造となるので、バックライトユニットそのものを導光板の大きさと同じ大きさにすることができて、小型化されたコンパクトなバックライトユニットに纏めることができる。そして、運搬上や組立上で、ユニットの外形に凹凸がないので取扱い易さが生まれてくる。
また、光源にLEDを用いることにより、小型であり、コスト的にも安いことからバックライトユニットを小型に纏めることができると共に製造コストの低減が図れる。また、低い電圧で駆動できることから電力消費量の削減と長寿命化が図れる。
以上の効果を持つバックライトユニットを表示機器に用いることにより、光源の数が少なくなって経済的であり、小型でコンパクトに纏まったバックライトユニットにより表示パネルとの組み合わせた表示機器も小型化が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。最初に、本発明の第1実施形態に係るバックライトユニットを図1〜図3を用いて説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態に係るバックライトユニットを備えた表示装置の側面図を示している。また、図2は図1におけるバックライトユニットの導光板と光源との配置を示した平面図、図3は図2におけるA部の拡大図を示している。
図1より、表示装置20は表示パネル11の下面側にバックライトユニット18を備えて、表示機器の表示装置として用いられる。表示パネル11は液晶を上下の透明基板に封入した液晶表示パネルからなっている。バックライトユニット18は、導光板12と、導光板の角部の近くに配設したLEDなる光源13と、導光板12の上面側に配設した光拡散シート14と、この光拡散シート14上に設けた2枚の第1のプリズムシート15及び第2のプリズムシート16と、導光板12の下面側に設けた反射板17とから構成している。ここでの第1のプリズムシート15と第2のプリズムシート16は三角形のプリズムを直線状に平行に連ねて形成したストライプ状のプリズムシートで、第1のプリズムシート15と第2のプリズムシート16とはストライプ状のプリズムが互いに直交する状態に配置されて積層されて用いられている。
導光板12は、図2に示すように、隅の角部12eの近くにL字形の形状に切り取った切欠部12aが設けてあり、この切欠部12aの所にLEDなる光源13が埋め込むような状態で配設されている。ここで、斜線で示した12fは見栄えの悪い暗影部を示しており、光源13のLEDが指向特性を持っていることから、光放射の指向角(指向領域内の角度を云う)の領域から外れて光が行き届かなくて輝度が低く、暗くなる部分を指している。輝度の高い指向角の領域内と比べると輝度が低く、暗いが故に見栄えが悪くなって見える。また、一点鎖線で示した所の12cは光源13を配設する側の導光板12の辺中央部を指している。また、二点鎖線で示した12dは角部12eと結んだ対角線を指している。
第1実施形態における切欠部12aは角部12eに非常に近い位置に設けてある。図3に示すように、この切欠部12aは切欠による辺12g1と辺12g2とからなるL字形の切欠け形状を取っている。そして、辺12g1が光源13の光の入光面になっている。辺12g1の入光面から入射した光は、図示はしていないが、導光板12の下面に設けたサーキュラープリズムなどの反射手段を介して導光板12の奥深くまで導かれ、そして導光板12の上面から光拡散シート14に向かって出射されるようになっている。
光源13の光の入光面となる辺12g1は角部12eと結ぶ対角線12dの方向に向くように、傾斜角θを持って傾斜させて設けられる。この対角線12dの位置は導光板12の一番長い距離を持ち、広い面積を持つ部分に当たるので、この一番広い部分を大きく照明するために入光面を対角線12dの方向に向くように設けている。このような構成を取ると、1個の光源で導光板の広い領域を照明することができるようになる。
本第1実施形態においては、切欠部12aを角部12eに近い位置に設けたが、本発明においては、切欠部12aは辺中央部12cから角部12eとの間に設けるようにする。そして、受光面が対角線12dの方向に向くように傾斜を付けて形成する。切欠部12aが辺中央部12cに近い位置にあっては傾斜角θを小さくし、切欠部12aが角部12eにあっては傾斜角θを大きくする。このようにすると、対角線12dの領域が光源13の指向角の領域に十分収まり、導光板12の広い領域が照明できるようになる。
このような構成を取ることにより、図2に示すように、斜線で示した暗影部12fの領域が非常に小さくなり、輝度の明るい有効領域が非常に広く取れる。従って、導光板12をさほど大きくする必要もなくなり、小さくすることができる。
また、導光板12が小さくでき、光源13を切欠部12aに埋め込むような形で配設することから光源13を含めた大きさは小さくできる。このことは、バックライトユニット18自体を小型に纏めることができる。従って、本発明のバックライトユニット18を備えた表示機器にあっては、小型にコンパクトに纏められた表示装置20が得られ、明るく照明された表示を見ることができる。また、表示機器の小型化も可能になる。また、使用する光源13の数も少なくなることからコスト低減の効果も生む。
このような形状を取る導光板12は透明なポリカーボネイトなどの樹脂を用いて切欠部12aを設けた状態で射出成形方法で形成する。切欠部12aの辺12g1、12g2は鏡面に形成した金型からの転写によって光沢面に仕上げられる。切欠部12aはL字形の形状を取っているので成形性も容易である。また、図示はしていないが、導光板12の下面にはサーキュラープリズムなどの反射手段が設けられるが、これも金型からの転写方法によって成形される。尚、導光板12に用いる樹脂はポリカーボネイト樹脂に限らず、耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐薬品性に優れた樹脂を用いることができる。例えば、そのような樹脂としてポリイミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、アクリル樹脂などを挙げることができる。
光源13にはLEDを用いる。小型であり、輝度も高く、コストも安い。また、低電圧駆動することから電力消費量も小さくて済む。バックライトユニットの小型化に効果を発揮すると共に長寿命を図ることができる。
光拡散シート14は、シリカ粒子などの光拡散粒子を分散した樹脂シート、表面に微小な凹凸を設けた樹脂シートなどを用いる。光を透過すると共に光の拡散機能を果たす。
第1のプリズムシート15と第2のプリズムシート16は三角形のプリズムを直線状に平行に連ねて形成したストライプ状のプリズムシートである。第1のプリズムシート15と第2のプリズムシート16とはストライプ状のプリズムが互いに直交する状態で積層して用いているもので、同一部材からなっている。光拡散シート14によって均一状態に拡散した光を垂直光にして輝度を高める働きをなしている。
反射板17は導光板12を透過した光を反射して再び導光板12内に光を戻す働きをなす。反射率の高いAl金属板や反射率の高いAg、Ni、Cr、Pdなどの金属メッキを施した金属板、Al、Agなどの金属蒸着膜を施したシート、Al箔などを設けたシート、白色色調を持った樹脂板などが反射板として用いることができる。
尚、第1実施形態でのバックライトユニット18は導光板12、LEDなる光源13、光拡散シート14、第1のプリズムシート15、第2のプリズムシート16、反射板17とで構成したものであるが、本発明のバックライトユニットは特にこの構成に限るものではない。例えば、2枚用いたプリズムシートを1枚減らし、1枚のプリズムシートで構成することもできる。また、プリズムシートを全く用いないで構成することもできる。また、反射板17に代えて反射手段を有してこれらの構成部品を保持して収納する収納ケースを用いてバックライトユニットを構成しても良いものである。
次に、本発明の第2実施形態に係るバックライトユニットを図4を用いて説明する。図4は本発明の第2実施形態に係るバックライトユニットの導光板と光源との配置を示した平面図を示している。
図4において、導光板22の辺中央部22cと角部22eとの間に2箇所の切欠部を設けている。1箇所は辺中央部22cの図中左側の近くにL字形状の切欠部22a1があり、もう1箇所は角部22eの所に角部22eを切り落としての切欠部22a2がある。そして、その2箇所の切欠部22a1、22a2の所に光源23のLEDを少し埋め込む形で配設してある。辺22g1は切欠部22a1における光源23からの放射光の入光面であり、辺22g2は切欠部22a2における光源23からの放射光の入光面をなしている。この2つの入光面はこの導光板22の角部22eを通る対角線22dに向く方向で傾斜を持って設けられており、辺22g1のなす入光面の傾斜角θは小さく、辺22g2のなす入光面の傾斜角θは大きくなっている。導光板22のサイズが大きいために2個のLEDでもって導光板22の全体を明るく照明する構成を取っている。
上記の構成を取ることによって、導光板22の大きさが大きくなっても光源23の数は最小限の数の増加に留まり、暗影部22fの面積を小さく押さえて導光板22の広い領域を輝度の明るい有効領域として使用することができる。従って、導光板22の大きさを小さくすることができる。
なお、本第2実施形態においては、光源23を2個用いたもので示したが、導光板22の大きさに応じて適宜に個数を設定すると良い。
また、本第2実施形態においては、角部22eの切欠部22a2は切り落とし形状の切欠部としたが、L字形の形状を取っても何ら支障はない。角部22eの切り落とし形状は光源23の位置調整の面で利便性が得られる。
この導光板22は、前述の第1実施形態で用いた導光板と同様に、ポリカーボネイト樹脂などの耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐薬品性に優れた樹脂を用いて射出成形方法によって形成する。2つの切欠部22a1、22a2も射出成形時に形成する。また、辺22g1、辺22g2の2つの入光面も金型からの転写によって光沢面に仕上げられる。光沢面であると、入光した光に光拡散を発生せずにして導光板22の奥深くまで光を導くことができる。また、図示はしていないが、導光板22の下面には光反射手段が設けられており、その反射手段によって導光板22の上面から光を出射したり、導光板22の奥の方に光を導くなどの働きがなされる。
第2実施形態のバックライトユニットは、図4で示した配置構造を取る導光板22とLEDなる光源23と、光拡散シート、第1のプリズムシート、第2のプリズムシート、反射板などで構成している。光拡散シート、第1のプリズムシート、第2のプリズムシート、反射板は前述の第1実施形態で用いた仕様のものと同じ仕様のものを用いているが、必ずしもこの構成に限るものではなく、例えば、2枚用いたプリズムシートを1枚減らし、1枚のプリズムシートで構成することもできる。また、プリズムシートを全く用いないで構成することもできる。また、反射板に代えて反射手段を有してこれらの構成部品を保持して収納する収納ケースを用いてバックライトユニットを構成しても良いものである。
次に、本発明の第3実施形態に係るバックライトユニットを図5を用いて説明する。図5は本発明の第3実施形態に係るバックライトユニットの導光板と光源との配置を示した平面図を示している。
第3実施形態に係るバックライトユニットの導光板と光源との配置関係は、図5に示すように、LEDなる光源33を導光板32に設けた切欠部32aの中に完全に埋め込んだ状態で配設した構成を取っている。従って、導光板32の大きさの中にLEDなる光源33が配設、収納されている。切欠部32aは角部32eにL字形の形状で設けられている。そして、そのL字形の形状の中にLEDなる光源33が導光板32の外にはみ出すことなく埋め込まれたような状態で配設してある。切欠部32aの辺32g1は光源33の光を入光する入光面になっており、この入光面は角部32eを通る対角線32dの方向を向いた状態に形成されている。
上記の構成を取った導光板32は、光源33を完全に埋め込んだ状態にしているので、図中での縦方向の幅は光源33が飛び出さない程度に大き目にする必要がある。しかしながら、バックライトユニット全体の大きさを導光板32の大きさと同じ大きさにすることができ、導光板32と同じ大きさでバックライトユニットをコンパクトに纏めることができる。バックライトユニットとして、外回りの形状に凹凸がなくなるので運搬上や組立上での取扱い利便性が生まれてくる。
第3実施例では、図5に示すように、光源を1個用いたものを示したが、導光板が大きく光源を2個、3個と必要とする場合においても、切欠部を深くして全ての光源を導光板の外にはみ出さないように配設する。
上記の形状を取る導光板32は、前述の第1実施形態、及び第2実施形態で用いた導光板と同様に、ポリカーボネイト樹脂などの耐熱性、耐湿性、耐衝撃性、耐薬品性に優れた樹脂を用いて射出成形方法によって形成する。切欠部32aも射出成形時に形成し、受光面となる辺32g1も金型からの転写方法でもって光沢面に仕上げている。また、図5に図示はしていないが、導光板32の下面には光反射手段を設けている。
第3実施形態のバックライトユニットは、図5で示した配置構造を取る導光板32とLEDなる光源33と、光拡散シート、第1のプリズムシート、第2のプリズムシート、反射板などで構成している。光拡散シート、第1のプリズムシート、第2のプリズムシート、反射板は前述の第1実施形態で用いた仕様のものと同じ仕様のものを用いているが、必ずしもこの構成に限るものではなく、例えば、2枚用いたプリズムシートを1枚減らし、1枚のプリズムシートで構成することもできる。また、プリズムシートを全く用いないで構成することもできる。また、反射板に代えて反射手段を有してこれらの構成部品を保持して収納する収納ケースを用いてバックライトユニットを構成しても良いものである。
以上、本発明のバックライトユニットについて第1実施形態から第3実施形態を用いて詳しく説明した。本発明のバックライトユニットを用いた表示機器にあっては、従来技術で説明したバックライトユニットと比較すると、使用する光源の数が非常に少なくて済み、コストメリットが得られる。また、導光板の大きさを小さく押さえられることからバックライトユニットそのものを小型化が可能になり、表示機器の表示装置を小型にしてコンパクトに纏められると云う効果を生む。また、導光板における輝度の高い領域を広く得られることから、有効的に使用できる領域も広く取れる。これにより、輝度の低い暗影部などが表示パネルに現れることがなくなり、輝度ムラのない全体的に輝度の高い明るい表示が得られる。
本発明の第1実施形態に係るバックライトユニットを備えた表示装置の側面図である。 図1におけるバックライトユニットの導光板と光源との配置を示した平面図である。 図2におけるA部の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るバックライトユニットの導光板と光源との配置を示した平面図である。 本発明の第3実施形態に係るバックライトユニットの導光板と光源との配置を示した平面図である。 従来技術における液晶表示装置の要部断面図である。 図6における光源の配設個数による導光板の大きさを説明する説明図である。
符号の説明
11 表示パネル
12、22、32 導光板
12a、22a1、22a2、32a 切欠部
12c、22c 辺中央部
12d、22d、32d 対角線
12e、22e、32e 角部
12f、22f 暗影部
12g1、12g2、22g1、22g2、32g1 辺
13、23、33 光源
14 光拡散シート
15 第1のプリズムシート
16 第2のプリズムシート
17 反射板
θ 傾斜角

Claims (5)

  1. 表示パネルの下面側に備えられて、矩形の導光板と光源を有するバックライトユニットにおいて、前記導光板の辺中央部から角部の間に前記光源を配設するL字形の切欠部を少なくとも1個設け、前記切欠部の前記光源の光の入光面を前記角部を通る対角線方向に向くように傾斜させて形成し、前記切欠部の位置を前記角部に近い位置に配設したときの前記入光面の傾斜角が前記辺中央部に近い位置に配設したときの前記傾斜角に比べて大きくし、前記切欠部の位置が前記導光板の辺中央部から角部に近づくに従って前記入光面の傾斜角が順次大きくなるようにしたことを特徴とするバックライトユニット。
  2. 前記切欠部を前記導光板の角部に1個と前記導光板の辺中央部から角部の間に少なくとも1個設け、前記切欠部の位置を前記角部の位置に配設したときの前記入光面の傾斜角が前記辺中央部に近い位置に配設したときの前記傾斜角に比べて大きくし、前記導光板の辺中央部から角部に近づくに従って前記傾斜した入光面の傾斜角が順次大きくなるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のバックライトユニット。
  3. 前記光源は前記切欠部に埋め込んで配設されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のバックライトユニット。
  4. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のバックライトユニット。
  5. 表示パネルの下面側にバックライトユニットを備えた表示機器において、前記バックライトユニットは前記請求項1乃至のいずれか1項に記載のバックライトユニットを用いていることを特徴とする表示機器。
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JPH11133425A (ja) * 1997-10-30 1999-05-21 Optrex Corp 液晶パネル用照明装置
JP2004177890A (ja) * 2002-11-29 2004-06-24 Optrex Corp 液晶表示素子用バックライト装置

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