JP2008300194A - 中空式面照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置を大型化することなく、照明光の高輝度化、かつ、高均斉度化が可能な中空式面照明装置を提供する。
【解決手段】ユニットケース1の底面側に光反射面部材2を配置し、ユニットケースの表側に発光面部材3を配置し、光反射面部材と発光面部材とで挟まれる空間を中空導光領域10とし、配線基板に多数個のLEDを列設実装したLED光源5を中空導光領域に隣接して配置し、LED光源からの光をその光軸がユニットケースの発光面部材の面に平行になるように集光するLEDコリメータ9をLED光源の出射部に配置した構成の中空式面照明装置であって、光反射面部材2は中央部が盛上る山形とし、稜線の両側の低部上面それぞれにLEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部21を設けたもの。
【選択図】図2
【解決手段】ユニットケース1の底面側に光反射面部材2を配置し、ユニットケースの表側に発光面部材3を配置し、光反射面部材と発光面部材とで挟まれる空間を中空導光領域10とし、配線基板に多数個のLEDを列設実装したLED光源5を中空導光領域に隣接して配置し、LED光源からの光をその光軸がユニットケースの発光面部材の面に平行になるように集光するLEDコリメータ9をLED光源の出射部に配置した構成の中空式面照明装置であって、光反射面部材2は中央部が盛上る山形とし、稜線の両側の低部上面それぞれにLEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部21を設けたもの。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば液晶表示装置のバックライトユニットのように発光面から均一な輝度分布の照明光を出射する中空式面照明装置に関する。
近年、液晶表示装置用バックライトユニットの光源として、冷陰極放電灯からLEDに代替される動きが進んでいる。これは、LEDには有害物質である水銀が含まれず、環境調和型の光源として適していること、また最近の大幅な発光効率の向上により消費電力が大幅に低減できることによるところが大きい。LEDを光源として備えるバックライトユニットは、これまで携帯電話機やモバイル端末のように概ね小型機器に対する用途が中心であったが、最近では20インチ型以上の液晶モニタや液晶テレビ等、大型の液晶表示装置にも採用の動きが進んでいる。
大型液晶表示装置の場合、そのバックライトユニットには高輝度であることが求められる。そのため、小型のバックライトユニットで一般的に採用されている、導光板の側部に点光源(LED)を複数配置して発光させ、導光板に側面から導光して拡散、反射させ、導光板の表側の面発光部から出射させる導光板サイドライト方式は大型液晶表示装置のバックライトとしては採用されていない。
大型液晶表示装置用のバックライトユニットとしては、特開2005−316337号公報(特許文献1)に記載されているように、面発光部の直下にLED光源を配置した直下型のバックライトユニットが一般的になっている。
このような直下型のバックライトユニットでは、光源がLEDであるため、配列した多数のLEDと面発光部との距離が近接しすぎると輝度むら、色むらとして認識され、それが照らす液晶の表示品質を悪化させてしまう。この現象は、高輝度を実現するために、1個当りの電力が1Wクラス以上の高出力LEDを光源とした場合にいっそう顕著に現われる。反面、輝度むら、色むらを低減させるためにLEDと面発光部(拡散板)との距離を遠ざけることは、装置全体の厚みを増加させることにつながり、近年の薄型化の傾向に反して好ましくない。
薄型でかつ大型化が可能な中空式サイドライト方式のバックライトユニットとして、特開平8−171806号公報(特許文献2)に記載されたものが知られている。特許文献2に記載のものは、ハウジングに、一側方に射光部をもつ長尺な光源と、この光源の光射出方向前方側底部に拡がり、該光源から遠ざかる部位を上向きに傾斜させた乱反射層と、この乱反射層で乱反射した光を上面に向かって導く空気層と、ハウジングの上面に設ける光拡散層と、光源の射光部に近接配置する長尺な凸レンズ体とを備えた構成である。この従来のバックライトユニットでは、長尺の凸レンズ体の集光特性により長尺な光源からの光が乱反射層の1箇所に線状に集光しがちであり、発光面全体で均一な輝度を得ることが、特に大面積のバックライトユニットでは難しい問題点がある。
他方、中空式サイドライト方式のバックライトユニットとして、特開2006−106212号公報(特許文献3)に記載されたものも知られている。しかしながら、この特許文献3に記載のものは、光源のLED個数が少なく、バックライトユニットとして必要な白色光を大面積に発光させることが困難という問題点がある。
特開2005−316337号公報
特開平8−171806号公報
特開2006−106212号公報
本発明は、上記のような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、サイドライト方式の中空式面照明装置であって、装置を大型化することなく、照明光の高輝度化、かつ、高均斉度化が可能な中空式面照明装置を提供することを目的とする。
尚、本願において、「サイドライト方式」とは、発光面の背部側方の光源から発光面に平行な方向に光を出射し、この光を屈折、反射、拡散させて発光面に導光する照明方式をいう。
本発明の1つの特徴は、中空のユニットケースの底面側に光反射面部材を配置し、前記ユニットケースの前記光反射面部材と対向する表側に発光面部材を配置し、前記ユニットケースにおける前記光反射面部材と発光面部材とで挟まれる空間を中空導光領域とし、配線基板に多数個のLEDを列設実装して成るLED光源を前記中空導光領域の両側それぞれに隣接して、当該中空導光領域に出射するように配置し、前記LED光源からの光をその光軸が前記ユニットケースの発光面部材の面に平行になるように集光するLEDコリメータを前記LED光源各々の出射部に前記LEDの配列と平行に配置した構成の中空式面照明装置であって、前記光反射面部材は、前記ユニットケースの底面中央で前記LEDの列に平行な線に沿って盛上り、その稜線の両側に遠ざかるほど漸次低くなる山形とし、前記稜線の両側の低部上面それぞれに前記LEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部を設けた中空式面照明装置である。
本発明の別の特徴は、中空のユニットケースの底面側に光反射面部材を配置し、前記ユニットケースの前記光反射面部材と対向する表側に発光面部材を配置し、前記ユニットケースにおける前記光反射面部材と発光面部材とで挟まれる空間を中空導光領域とし、配線基板に多数個のLEDを列設実装して成るLED光源を前記中空導光領域の片側に隣接して、当該中空導光領域に出射するように配置し、前記LED光源からの光をその光軸が前記ユニットケースの発光面部材の面に平行になるように集光するLEDコリメータを前記LED光源の出射部に前記LEDの配列と平行に配置した構成の中空式面照明装置であって、前記光反射面部材は、前記LEDコリメータ側が低く、当該LEDコリメータから離れるに従い漸次高くなる片スロープ形をなし、前記LEDコリメータ側の低部上面に前記LEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部を設けた中空式面照明装置である。
本発明によれば、LED光源の出射側にLEDコリメータを配置することでLED光源の光を効率良く、かつ平行度の高い光としてユニットケース内の中空導光領域に導入し、面発光部の全体からむらなく出射させることができ、高輝度で、かつ均斉度も高い照明光を出射できる。
また、本発明によれば、光反射面部材を山形とし、その稜線の両側の低部上面それぞれにLEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部を設けたので、LEDコリメータの出射部直下に入光する光を光反射面部材のより遠方側に反射させることができ、その結果として面発光部の全体から高輝度でかつ均斉度も高い照明光を出射でき、大型液晶表示装置のバックライトユニットとしても採用できるサイドライト方式の中空式面照明装置を実現できる。
さらに、本発明によれば、光反射面部材を片スロープ形とし、その低部上面にLEDコリメータから出て当該低部上面にLEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部を設けたので、LEDコリメータの出射部直下に入光する光を光反射面部材のより遠方側に反射させることができ、その結果として面発光部の全体から高輝度でかつ均斉度も高い照明光を出射できる片側入射型のサイドライト方式の中空式面照明装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)図1、図2は本発明の1つの実施の形態の中空式面照明装置としての液晶表示装置用のバックライトユニットを示している。このバックライトユニットは両側入射タイプであり、矩形のユニットケース1の底面中央で1つの辺に平行な線に沿い、山形に盛上り、その稜線の両側に遠ざかるほど漸次低くなる山形の光反射面部材2が配置してある。このユニットケース1の発光面である表側開口面に発光面部材3が配置してある。そして、ユニットケース1に発光面部材3側からフロントフレーム4を被せ、ユニットケート1と一体化することで本実施の形態のバックライトユニットが組み上げられている。ユニットケース1内の、光反射面部材2と発光面部材3とで挟む空間部分は、中空導光領域10となっている。
光反射面部材2は、金属あるいは樹脂の機材に高反射性、かつ拡散反射性を有する材料、例えば白色PETフィルムや白色インクを積層させ、かつ、発光面部材3での輝度分布が均一になるように、発光面部材3との距離を変化させる形状にしてある。光拡散反射性を有する材料としては、上記の他に、鏡面反射性を持つ高反射アルミニウム等に光透過性拡散材をコーティングしたものでもよい。山形の光反射面部材2の両側の低部それぞれに、狭角散乱特性を備えた狭角散乱部材21が貼り付け、あるいは光反射面部材2の一部として設けてある。
この狭角散乱部材21は、他の部分よりも散乱特性が低く、反射特性が高い光学特性を有することでその反射成分の散乱分布特性が他の部分よりも狭角分布になるものである。後述するコリメータ9から中空導光領域10となる空間内に放射された光のうちコリメータ9の近傍部分のものは、光源からの距離が近いため、入射して反射する光の量の比率として遠くへ届く反射光の量よりも近くへ反射する反射光の量の方が比率が大きい。近くへ反射する光の量が多いとその部分が明るくなりすぎる。そこでこの部分のみ反射率を下げるか面に当たった光が拡散あるいは散乱しにくいように狭拡散にすることでコリメータ9の近傍部分で反射する光の比率を下げ、光反射面部材2の全体として反射光の分布を均一にできる。一般的に幾らかの角度(入射角)で反射面に当たった光は、反射面が完全な鏡面であれば入射した光の殆どが入射角と同じ角度で反対方向へ放射されるが、反射面の表面或いは透明層の内部に光を乱反射させるような表面構造や細かい反射部材が有ると、入射角に関係なく反射面で光が散乱或いは拡散する。この現象を解消し、できる限り入射角と略等しい角度で反対側に放射する光の比率を高めるのが狭角散乱部材である。
狭角分布特性とするには、光反射面部材2を白色PETシートや白色インクで形成している場合には、図2、図5に示すようにその上面に鏡面反射特性を持つアルミニウム箔、銀蒸着シートあるいは高反射多層膜フィルム21を積層することで実現する。また、反射面部材2を鏡面反射性を持つ高反射アルミニウム等に光透過性拡散材をコーティングしたもので形成している場合には、該当部分だけ光透過性拡散材のコーティング層を削除することで実現する。
発光面部材3は、少なくとも光透過拡散板3Aに対して、さらに拡散シート3B,3C、レンズシート3D等の光学シートを重ねて構成したものであり、中空導光領域10を通り、山形の光反射部材2に当たって反射して来た光を均一に拡散、出射させることで、発光面での輝度むらをなくし、均斉度を高くする働きをする。
ユニットケース1は、アルミニウム合金等の高熱伝導性の金属で形成されている。このユニットケース1における光反射面部材2の稜線に平行な両側面それぞれに、LED光源5が配置してある。
このLED光源5は、ユニットケース1の該当側面に収容できる幅を持つ細長い配線基板6上に多数個のLED7を一列若しくは複数列に列設実装したものである。配線基板6は光熱伝導性のアルミ系、同系合金などの金属や、窒化アルミニウム等のセラミックにより形成してあり、高熱伝導性のユニットケース1の側壁にねじ止め、接着その他の手段で固定している。尚、この配線基板6とユニットケース1の側壁との間には高熱伝導性の両面テープ、シートあるいはグリースを介在させるのが好ましい。LED光源5上に実装されるLED7には、所望の白色色度に合成させるための数量比で配置した赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色LEDを用いる。あるいは、青色LEDと黄色蛍光体とを組み合わせた白色LEDパッケージを用いる。
LED光源5の出射側、つまり、中空導光領域10に面する側に、LED7の列を覆う形状の凹溝8が形成された細長いLEDコリメータ9が配置してある。このLEDコリメータ9は、LED光源5のLED7からの光を中空導光領域10の厚さ方向に集光させてこの中空導光領域10に入光させるための部材であり、例えば、アクリルやポリカーボネートのような透明樹脂、あるいはガラスで形成されている。
図3、図4に詳しく示してあるように、LEDコリメータ9のLED7の列に面する入射部側に凹溝8が形成されている。この凹溝8の溝壁面は、LED7の光軸に近い角度の放射光を体内に導光する凸形状の入射面InAと、LED7の光軸から離れた角度の放射光を体内に導光する平面形状の入射面InB1,InB2となっている。LEDコリメータ9の図において下側と上側に位置する側面は、体内の光を全反射する全反射面TIR1,TIR2となっている。LEDコリメータ9の出射部は、入射面InAからの入射光に対応する凸形状の出射面ExAと、入射面InB1,InB2から入射した後、全反射面TIR1,TIR2で全反射した光に対応する凹曲面形状の出射面ExB1,ExB2となっている。
LED7の列からLEDコリメータ9に入り、LEDコリメータ9から中空導光領域10に出射する光RYA,RYB1,RYB2は、形状を最適化した反射面部材2の反射面で発光面部材3の方向へ反射され、この発光面部材3の発光面から高輝度で、かつ輝度むらのない状態で出射される。このLEDコリメータ9の存在によって、LED7から広角度に放射される光を光利用効率80%以上の高効率かつ狭角度で集光し、中空導光領域10における反射損失を最低限に抑える。
また、図5に示すように、反射面部材2の低部においてLEDコリメータ9に近い位置に設けた狭角散乱部材21は、LED光源5からLEDコリメータ9を経て中空導光領域10に入射する光のうち、この部分に入射する光をより遠方側に効果的に反射することで、中空導光領域10に光を広く分散させ、発光面部材3の全体にわたり輝度を均斉化することができる。
図6(a)は、本実施の形態のバックライトユニット30における発光面の相対する2側面それぞれに設けられた一対のLED光源5による光源ラインに直角な方向(LED配列方向に直角あるいはLEDの光軸方向に平行な方向)を輝度分布測定ライン31とし、図6(c)はその輝度分布測定ライン31上における一対のLED光源5による光源ライン間の輝度分布Aを示している。そして、図6(b)は狭角散乱部材21を配置しない場合の面発光部材3での輝度分布特性Bを示している。尚、LED光源5はこの場合、図6(a)のバックライトユニット30において上下それぞれの長辺の位置に相対向するように設置されている。この輝度分布特性A,Bから明らかなように、狭角散乱部材21が存在しなければ輝度が高くなりがちな発光面部材3の周辺部の輝度を抑えることができ、面発光部材3の輝度の均斉度を向上させることができる。
(第2の実施の形態)図7を用いて、本発明の第2の実施の形態の片側入射タイプのバックライトユニットについて説明する。図1、図2に示した第1の実施の形態では、光反射面部材2は中央を稜線とする山形とし、LED光源5はユニットケース1における光反射面部材2の両側低部に隣接する側面部それぞれに設置したバックライトユニットを示したが、本実施の形態のバックライトユニットは、片スロープの反射面部材2Aを使用し、1つのLED光源5をユニットケース11における反射面部材2Aの低部に隣接する側面部に設置した構成である。尚、図7において、図1、図2における符号と共通するものは同一の要素を示している。
本実施の形態にあっても、片スロープ形の光反射部材21のLEDコリメータ9の近くの低部に狭角散乱部材21を設置している。これにより、LED光源5からLEDコリメータ9を経て中空導光領域10に入射する光のうち、この部分に入射する光L1を中空導光領域10内のより遠方側に効果的に反射し、この結果として、発光面部材3の輝度の均斉度を向上させることができる。
(第3の実施の形態)図8、図9を用いて、本発明の第3の実施の形態のバックライトユニットについて説明する。本実施の形態のバックライトユニットは、発光面部材3’を透明板3A’と、光学シート群3B〜3Dにて構成したことを特徴とする。尚、本実施の形態における他の構成は、図1、図2に示した第1の実施の形態と共通であり、したがって、以下、共通する要素には共通の符号を用いて説明する。
このバックライトユニットは、矩形のユニットケース1の底面中央で1つの辺に平行な線に沿って盛上り、その稜線の両側に遠ざかるほど漸次低くなる山形の光反射面部材2が配置してある。このユニットケース1の発光面である表側開口面に発光面部材3が配置してある。そして、ユニットケース1に発光面部材3側からフロントフレーム4を被せ、ユニットケート1と一体化することで本実施の形態のバックライトユニットが組み上げられている。ユニットケース1内の、光反射面部材2と発光面部材3’とで挟む空間部分は、中空導光領域10となっている。尚、本実施の形態においても、光反射面部材2に第1の実施の形態のように狭角拡散部材21を設けているが、この狭角拡散部材21は必要でない場合には設けなくてもよい。
本実施の形態の特徴である発光面部材3’は、透明板3A’に対して、さらに出射光を均一に拡散させるための拡散シート3B,3C、集光させるためのレンズシート3D等の光学シートを重ねて構成したものであり、中空導光領域10を通り、山形の光反射部材2に当たって反射して来た光を均一に拡散、出射させることで、発光面での輝度むらをなくし、均斉度を高くする働きをする。
発光面部材3’における透明板3A’は、アクリルやポリカーボネートのような透明樹脂、あるいはガラスなどで形成し、90%以上の光透過率を持ち、かつ、表面が平滑な透明板である。
本実施の形態によれば、このような透明板3A’を用いたことにより、LED光源5からの出射光が光源近傍の面発光部に達した場合にもこの光透過拡散板3Aの表面反射効果によってLED光源5側から遠方の方向へ導くことができ、面発光部のサイズを大型化する場合や装置全体を薄型化する場合にも、LED光源5から離れた領域での光量を不足させず、結果として面発光部の輝度均斉度を高くすることができる。
尚、本実施の形態の特徴である発光面部材3’の構成は、第2の実施の形態のような片側入射タイプのバックライトユニットにおける発光面部材3として採用することもできる。
1 ユニットケース
2 反射面部材
3,3’ 発光面部材
3A 光透過拡散板
3A’ 透明板
4 フロントフレーム
5 LED光源
6 配線基板
7 LED
9 LEDコリメータ
10 中空導光領域
2 反射面部材
3,3’ 発光面部材
3A 光透過拡散板
3A’ 透明板
4 フロントフレーム
5 LED光源
6 配線基板
7 LED
9 LEDコリメータ
10 中空導光領域
Claims (3)
- 中空のユニットケースの底面側に光反射面部材を配置し、
前記ユニットケースの前記光反射面部材と対向する表側に発光面部材を配置し、
前記ユニットケースにおける前記光反射面部材と発光面部材とで挟まれる空間を中空導光領域とし、
配線基板に多数個のLEDを列設実装して成るLED光源を前記中空導光領域の両側それぞれに隣接して、当該中空導光領域に出射するように配置し、
前記LED光源からの光をその光軸が前記ユニットケースの発光面部材の面に平行になるように集光するLEDコリメータを前記LED光源各々の出射部に前記LEDの配列と平行に配置した構成の中空式面照明装置であって、
前記光反射面部材は、前記ユニットケースの底面中央で前記LEDの列に平行な線に沿って盛上り、その稜線の両側に遠ざかるほど漸次低くなる山形とし、前記稜線の両側の低部上面それぞれに前記LEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部を設けたことを特徴とする中空式面照明装置。 - 中空のユニットケースの底面側に光反射面部材を配置し、
前記ユニットケースの前記光反射面部材と対向する表側に発光面部材を配置し、
前記ユニットケースにおける前記光反射面部材と発光面部材とで挟まれる空間を中空導光領域とし、
配線基板に多数個のLEDを列設実装して成るLED光源を前記中空導光領域の片側に隣接して、当該中空導光領域に出射するように配置し、
前記LED光源からの光をその光軸が前記ユニットケースの発光面部材の面に平行になるように集光するLEDコリメータを前記LED光源の出射部に前記LEDの配列と平行に配置した構成の中空式面照明装置であって、
前記光反射面部材は、前記LEDコリメータ側が低く、当該LEDコリメータから離れるに従い漸次高くなる片スロープ形をなし、前記LEDコリメータ側の低部上面に前記LEDコリメータから出て当該低部上面に他の部分よりも散乱特性が低い狭角散乱部を設けたことを特徴とする中空式面照明装置。 - 前記発光面部材は、前記光反射面部材に対向する裏面側が平滑面にされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中空式面照明装置。
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