JP4622234B2 - 自動変速制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、変速機を、車両が失速しない範囲で最も低燃費で走行可能なギア段へと自動変速する自動変速制御装置に関するものである。
変速機を自動的に変速する自動変速制御装置において、変速機のギア段を、車両が失速しない範囲で最も低燃費で走行可能なギア段へと変速する低燃費モードと称される変速制御を実行するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この変速制御の概略を図6を用いて説明する。
図中横軸がエンジン回転速度であり、縦軸が正味平均有効圧力Pme(エンジントルクに相当)である。図中実線Aで示す線図はエンジンの等燃費線図であり、同一ライン上であれば燃料消費率SFCが同じであることを意味している。また、この等燃費線図Aにおいて、内側のラインに近づくほど燃費が向上し、逆に外側のラインに近づくほど燃費が悪化する。点線Bで示すラインは、エンジンの最大トルク線図である。
低燃費モードでは、車両の運転状態に基づいて、現在の運転状態を維持するために最低限必要な馬力(つまり現在の状態で定常走行するために必要な出力)を決定し、その等馬力線図Cを作成する。定常走行に必要な馬力は、走行条件(路面の勾配など)やアクセル開度、つまりエンジン負荷に応じて変化する。
今、変速機のギア段がN段で、エンジン回転速度がR(N)で走行しているとする。すると、まず、現ギア段Nで現在の運転状態を維持するために最低限必要なトルクT(N)が算出され、そのトルクT(N)とエンジン回転速度R(N)とに基づいて等馬力線図Cが作成される。なお、図6において、エンジン回転速度R及びエンジントルクTの括弧内の記号は対応するギア段を示している。
次に、現在のエンジン回転速度R(N)と変速機の各ギア段のギア比とに基づいて、変速機の各ギア段毎に変速後の仮想エンジン回転速度を決定し、その仮想エンジン回転速度と等馬力線図Cとに基づいて、各ギア段毎に、変速後、現在の運転状態を維持するために必要となるトルクを決定する。つまり、図6において、変速機を現ギア段Nから1段シフトアップした後の仮想エンジン回転速度がR(N+1)であり、N+1段で現在の運転状態を維持するために必要なトルクはT(N+1)である。また、変速機を現ギア段Nから2段シフトアップした後の仮想エンジン回転速度がR(N+2)であり、N+2段で現在の運転状態を維持するために必要なトルクはT(N+2)である。なお、図中では、現ギア段N〜N+2段までしか示されていないが、変速機の全てのギア段において、変速後の仮想エンジン回転速度Rと必要トルクTとが決定される。
次に、変速後の必要トルクTが、エンジンの最大トルク線図B以下であるギア段のみを選択可能なギア段として決定する。これは、変速後の必要トルクTがエンジンの最大トルクよりも大きければ、変速後に車両が失速してしまうからである。そして、選択可能なギア段のなかで、最も低燃費で走行可能なギア段を目標ギア段として選定し、変速機をその目標ギア段へ変速する。
図6の例では、選択可能なギア段として、現ギア段Nと、現ギアよりも一つ高いギア段N+1が決定され、両者の燃費が比較される。ここでは、現ギア段NよりもN+1段の方が燃費が良いので、変速機がN+1段にシフトアップされることになる。
実開昭60−67243号公報
ところで、このようにエンジン回転速度等に基づいて目標ギア段を選定する自動変速制御装置では、変速機の変速を行うためにクラッチが断されている間は、目標ギア段の選定を行うことができない。なぜなら、クラッチが断されている場合、エンジンと車輪とが分断されているため、エンジン回転速度と、車両の走行状態(車速など)とが対応していないからである。
そこで、本出願人は、クラッチが断されている間(変速機の変速中)には新たな目標ギア段の選定を禁止することを考案した。
しかしながら、クラッチが断されている間新たな目標ギア段の選定を禁止すると、以下のような問題が生じる可能性があることが分かった。
図7を用いてこれを説明する。
今、変速機のギア段がN段で走行中であり、等馬力線図Cに基づいて現ギア段NからN+1段への変速指示が出されたとする。
すると、クラッチが断されて変速機の変速操作が行われるのであるが、この間に路面の登り勾配が上昇したり、ドライバがブレーキを踏むなどして車速が低減する場合がある。そうなると、変速指示が出された時点(クラッチが断される前)におけるN+1段での仮想エンジン回転速度R(N+1)よりも、実際に変速機がN+1段に変速された後(クラッチが接続された後)のエンジン回転速度R’(N+1)が低くなってしまう。
この結果、図に示すように、変速後のエンジンの最大トルクETmax(N+1)が、現在の運転状態を維持するために最低限必要なトルクT(N+1)を下回ってしまう可能性があり、その場合、車両が失速してしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、変速機の変速中であっても適切な目標ギア段の選定ができる自動変速制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、少なくともエンジン回転速度に基づいて目標ギア段を選定し、変速機をその目標ギア段へと自動変速する変速制御手段と、変速機の変速に伴ってクラッチを断接制御するクラッチ制御手段と、変速機の変速時以外はアクセルペダル開度に基づいてエンジン出力を制御し、変速時には、上記クラッチ制御手段により上記クラッチが断されるよりも前に、アクセルペダル開度とは無関係な制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御に移行し、上記変速機の変速操作が完了してから上記制御アクセル開度を上記アクセルペダル開度に近づけるように上昇させていき、上記クラッチが接された後に上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度とが一致して上記アクセルペダル開度に基づくエンジン出力制御へと戻るエンジン制御手段とを備え、上記変速制御手段は、上記エンジン制御手段が上記制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御を実行している期間内に、上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度との差が所定値以上のときは、上記変速機のアウトプットシャフト回転速度に基づいて現在の目標ギア段における変速後の仮想エンジン回転速度を算出するとともに上記現在の目標ギア段に変速した後車両が失速しないために最低限必要なトルクと、上記仮想エンジン回転速度におけるエンジンの最大トルクとを決定し、上記最大トルクが上記必要トルクを下回ったときには、新たな目標ギア段として上記現在の目標ギア段よりも低いギア段を選定するものである。
また、上記変速制御手段は、上記最大トルクが上記必要トルク以上のときには、上記新たな目標ギア段の選定を禁止し、その一方で、上記最大トルクが上記必要トルクを下回ったときには、上記新たな目標ギア段の選定禁止を解除し、新たな目標ギア段として上記現在の目標ギア段よりも低いギア段を選定するようにしても良い。
上記目的を達成するために本発明は、少なくともエンジン回転速度に基づいて目標ギア段を選定し、変速機をその目標ギア段へと自動変速する変速制御手段と、変速機の変速に伴ってクラッチを断接制御するクラッチ制御手段と、変速機の変速時以外はアクセルペダル開度に基づいてエンジン出力を制御し、変速時には、上記クラッチ制御手段により上記クラッチが断されるよりも前に、アクセルペダル開度とは無関係な制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御に移行し、上記変速機の変速操作が完了してから上記制御アクセル開度を上記アクセルペダル開度に近づけるように上昇させていき、上記クラッチが接された後に上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度とが一致して上記アクセルペダル開度に基づくエンジン出力制御へと戻るエンジン制御手段とを備え、上記変速制御手段は、上記エンジン制御手段が上記制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御を実行している期間内に、上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度との差が所定値以上のときは、上記変速機のアウトプットシャフト回転速度に基づいて現在の目標ギア段における変速後の仮想エンジン回転速度を算出し、その仮想エンジン回転速度が所定の下限値以下である場合、新たな目標ギア段として上記現在の目標ギア段よりも低いギア段を選定するものである。
また、上記変速制御手段は、上記仮想エンジン回転速度が上記下限値以下である場合、上記変速機のアウトプットシャフト回転速度に基づいて、上記変速機の各ギア段に対して変速後の仮想エンジン回転速度を決定し、その仮想エンジン回転速度が所定の上限値を超えないギア段のなかで最も低いギア段を上記新たなギア段として選定するようにしても良い。
また、上記変速制御手段は、上記変速機を車両が失速しない範囲で最も低燃費で走行可能なギア段へと自動変速するようにしても良い。
本発明によれば、変速機の変速中であっても適切な目標ギア段の選定ができるという優れた効果を発揮するものである。
(実施例1)
以下、本発明の好適な一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施例に係る車両の自動変速制御装置の概略図である。
本実施例の自動変速制御装置はディーゼルエンジン1にクラッチ2を介して連結された多段変速機3(ここでは前進12段変速機)を自動変速制御するものである。
エンジン1はエンジン制御手段(ECU)6によって制御される。ECU6は基本的には、エンジン1の回転速度を検出するエンジン回転センサ7と、アクセルペダル5の開度を検出するアクセル開度センサ8との出力から実際のエンジン回転速度及びアクセル開度(エンジン負荷)を読取り、主にこれらに基づいて燃料噴射量及び燃料噴射時期(エンジン出力)を制御する。後ほど詳述するが、ECU6は、変速機3の変速中は、アクセル開度センサ8によって検知される実際のアクセルペダル開度とは無関係に、ECU6自らが加工した制御アクセル開度に基づいて燃料噴射量及び時期を制御する。
クラッチ2及び変速機3は、TMCU9によって自動制御される。つまり、本実施例のTMCU9は、「特許請求の範囲」における変速制御手段と、クラッチ制御手段としての機能を有している。ECU6とTMCU9とは互いにバスケーブル等を介して接続され、相互に連絡可能になっている。
クラッチ2にはクラッチアクチュエータ10が設けられ、TMCU9はこのクラッチアクチュエータ10に信号を出力し、クラッチアクチュエータ10を介してクラッチ2を断接制御する。なお、本実施例では、クラッチ2はクラッチペダル11によるマニュアル断接も可能となっている。クラッチ2には、クラッチプレート(図示せず)の位置(以下クラッチ位置という)を検出するためのクラッチストロークセンサ14が設けられ、クラッチストロークセンサ14の検出値はECU6及びTMCU9に送信される。
また、変速機3にはギアシフトユニット(GSU)12が設けられ、TMCU9はこのGSU12に信号を出力し、GSU12を介して変速機3を変速制御する。変速機3には、そのギアポジションを検出するためのギアポジションセンサ23が設けられ、ギアポジションセンサ23の検出値はTMCU9に送信される。また、変速機3には、そのアウトプットシャフト(図示せず)の回転速度を検出するためのアウトプットシャフトセンサ28が設けられ、アウトプットシャフトセンサ28の検出値はTMCU9に送信される。
TMCU9は、「背景技術」の欄で説明したような低燃費モードと称される変速制御を実行する。詳しくは上述したので省略するが、基本的には、エンジン回転センサ7により検出される実際のエンジン回転速度等に基づいて変速機3の各ギア段毎に変速後の仮想エンジン回転速度及び必要トルクを算出し、車両が失速しない範囲(必要トルクがエンジンの最大トルクを越えない範囲)で最も低燃費で走行可能なギア段を目標ギア段として選定し、変速機3をその目標ギア段へと自動変速するものである。
変速機3を変速する際には、TMCU9はまずクラッチアクチュエータ10に信号を出力してクラッチ2を断し、次いでGSU12に信号を出力して変速機3の変速操作(ギア抜き、ギアイン)を実行し、変速操作が完了したならば、クラッチ2を接続する。なお、本実施例では、変速機3はシフトチェンジ手段29によるマニュアル変速もできるようになっている。
ECU6は、TMCU9により変速機3の変速操作が行われる際に、クラッチ断接によるショックを低減させるべく、エンジン出力低減制御なるものを実行する。
これを、図2を用いて説明する。
図中、横軸は時間であり、縦軸は、上段がクラッチ位置、下段がECU6が燃料噴射量及び時期の決定に用いるアクセル開度である。なお、図2は、変速機3の変速前後でアクセルペダル5の開度が変化しない例を示している。
まず、時刻t1よりも前では、ECU6はアクセル開度センサ8により検出される実際のアクセルペダル5の開度等に基づいて燃料噴射量及び時期(エンジン出力)を制御する。
そして、時刻t1にて、TMCU9から変速指示信号が出力されたとする。すると、この時刻t1から、ECU6は実際のアクセルペダル開度とは無関係な制御アクセル開度に基づいてエンジン出力を制御する。制御アクセル開度は、クラッチ断接によるショックを低減するために、エンジン出力を極小さい値(例えばアイドル時の出力)まで低減させるためのものである。つまり、制御アクセル開度は時刻t1ではアクセルペダル開度と同じであるが、その後徐々に減少し、設定値A1まで低下したならばその状態で維持される。
制御アクセル開度が所定の値A2まで落ち込んだ時刻t2にて、TMCU9はクラッチ2を断し、変速機3の変速操作を開始する。時刻t3にて変速機の変速操作が完了したならば、TMCU9はクラッチ2を接側に制御する。
時刻t4にて、クラッチ2が所定の位置K(例えば、クラッチ2の入力側から出力側にトルクが伝わり始める位置)まで接側に作動されたならば、ECU6は制御アクセル開度を実際のアクセルペダル開度に近づけるべく上昇させる。そして、時刻t6にて制御アクセル開度とアクセルペダル開度とが一致したならば、制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御を終了し、アクセルペダル開度に基づくエンジン出力制御へ戻る。
ところで、変速機3の変速制御中は、エンジン回転速度に基づく目標ギア段の選定を行うことができない。なぜなら、ECU6が制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御を実行するため、エンジン回転速度が実際のアクセルペダル開度と対応していないからである。また、クラッチ2が断されている間は、エンジン回転速度が車両の走行状態(車速など)と対応しておらず、これもエンジン回転速度に基づく目標ギア段の選定ができない理由となる。なお、ここで言う変速機3の変速制御中とは、ECU6がアクセルペダル開度とは無関係な制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御を行っている期間(図2における時刻t1〜t6)のことを意味し、その期間にはクラッチ2が断である期間が全て含まれる。
そこで、本実施例の自動変速制御装置は、変速機3の変速制御中であっても適切な目標ギア段の選定を可能とするために工夫がなされている。具体的には、変速機3の変速制御中は、変速機3のアウトプットシャフト回転速度(車速に対応)に基づいて仮想エンジン回転速度を算出し、その仮想エンジン回転速度に基づいて目標ギア段を選定する。こうすることにより、車両の運転状態(車速など)に見合った目標ギア段の選択が可能となる。
図3のフローチャートを用いて具体的な制御方法を説明する。このフローチャートは、TMCU9により所定期間毎に実行されるものである。
最初にこの制御内容の概要を説明すると、まず、変速機3を所定の目標ギア段へと変速する制御を実行しているとき(変速制御中)であって、ECU6における制御アクセル開度とアクセルペダル開度との差が所定値よりも大きい間は、基本的に新たな目標ギア段の選定を禁止する。しかしながら、その間、アウトプットシャフト回転速度とギア比とに基づいて、上記所定の目標ギア段における変速後の仮想エンジン回転速度と、その仮想エンジン回転速度におけるエンジン最大トルクを常に算出する。そして、エンジン最大トルクと、現在の運転状態を維持するために必要なトルクとを比較し、エンジン最大トルクが必要トルクを下回ったときには、上記新たな目標ギア段の選定禁止を解除し、新たな目標ギア段として上記所定の目標ギア段よりも1段低いギア段を選定する。
ステップS1〜S4は、新たな目標ギア段の選定禁止を実行するか否かを判定するためのステップである。
ステップS1では、TMCU9が選定する目標ギア段が、ギヤポジションセンサ23により検出される現在のギア段と異なるか否かを判定する。つまり、このステップS1では、変速指示が出力されたか否かを判定する。ステップS1でYESと判定されたということは、変速機3及びクラッチ2の状態が、図2における時刻t1〜t3の範囲、つまり、変速指示が出力されてから変速操作(ギア抜き、ギアイン)が完了するまでの間であることを意味している。
ステップS2では、クラッチストロークセンサ14により検出されるクラッチ位置が、予め定められた第一設定値よりも断側であるか否かを判定する。本実施例では、第一設定値は、図2において、制御アクセル開度をアクセルペダル開度に近づけ始める時刻t4におけるクラッチ位置Kと同じに設定される。ステップS2でYESと判定されたということは、クラッチ2の状態が、図2における時刻t2〜t4の範囲、つまり、クラッチが断されてから第一設定値(K)まで接側に作動されるまでの間であることを意味している。ステップS2は、クラッチ2が、エンジン回転速度に基づく目標ギア段の適切な選定を行える状態であるか否かを判定するためのものである。
ステップS3では、ECU6における制御アクセル開度と実際のアクセルペダル開度との差の絶対値ΔAを算出する。変速時以外、つまり、実際のアクセルペダル開度に基づいてエンジン出力を制御している場合、上記差ΔAはゼロとされる。
ステップS4では、ステップS3で算出した、制御アクセル開度とアクセルペダル開度との差ΔAが予め定められた第二設定値以上であるか否かを判定する。本実施例では第二設定値は5%である。ステップS4でYESと判定されたということは、ECU6の状態が、図2における時刻t1’〜t5までの範囲、つまり、制御アクセル開度が減小してアクセルペダル開度との差が5%以上となった時刻t1’から、制御アクセル開度が上昇してアクセルペダル開度との差が5%となる時刻t5までの間であることを意味している。
そして、これらステップS1,S2,S4において全てNOと判定された場合は、エンジン回転速度に基づいて適切な目標ギア段の選定を行うことが可能であると判断し、ステップS5に進んで新たな目標ギア段の選定を許可する。
なお、ステップS4において、制御アクセル開度とアクセルペダル開度との差ΔAが5%よりも小さい場合に、エンジン回転速度に基づく新たな目標ギア段の選定を許可するようにしたのは、制御アクセル開度とアクセルペダル開度との差が小さければ、実際のエンジン回転速度とアクセルペダル開度に対応するエンジン回転速度との差が小さいので、極端に不適切なギア段が目標ギア段として選定されることはないと考えられるからである。勿論、第二設定値をゼロとして、ECU6が完全にアクセルペダル開度に基づくエンジン出力制御に移行するまでは、エンジン回転速度に基づく新たな目標ギア段の選定を許可しないようにしても良い。
ステップS1,S2,S4の何れか一つでもYESと判定された場合、基本的には新たな目標ギア段の選定が禁止される(ステップS9)。
しかしながら、上述したように、ステップS1,S2,S4でYESと判定されている間、常にアウトプットシャフト回転速度に基づいて変速後の仮想エンジン回転速度を算出し、現在の車両の走行状態に対して、現在変速しようとしている目標ギア段が適切であるかを判定する。そして、現在の目標ギア段が適切でないと判定された場合は、新たな目標ギア段の選定禁止を解除すると共に、新たな目標ギア段として現在の目標ギア段よりも1段低いギア段を選定する。ステップS6〜S8,S10がその具体的な制御内容である。
ステップS6では、アウトプットシャフト回転速度とギア比とに基づいて現在の目標ギア段における変速後の仮想エンジン回転速度を算出し、その仮想エンジン回転速度とエンジンの最大トルク線図(図6の点線B参照)とに基づいて、変速後の仮想エンジン最大トルクを決定する。変速制御中であっても車速は変化する可能性があり、車速の変化に伴ってアウトプットシャフト回転速度が変化する。その結果、現在の目標ギア段における変速後のエンジン回転速度及びエンジン最大トルクが変化する。ステップS6では、この変速後エンジン回転速度及びエンジン最大トルクの変化を常に読み取るのである。
次に、ステップS7では、現在の目標ギア段に変速した後、現在の運転状態を維持するために必要なトルクを読み取る。この必要トルクは、現在の目標ギア段の選定に用いた値を用いる。例えば、図6を用いて説明すると、今、変速機3がN段で走行中であるとすると、N段におけるエンジン回転速度R(N)と必要トルクT(N)とに基づいてN+1段での仮想エンジン回転速度R(N+1)と必要トルクT(N+1)とが決定され、その結果、目標ギア段としてN+1段が選定され、その後、変速制御が行われるのであるが、ステップS7における必要トルクは、このときの必要トルクT(N+1)を意味する。
図3に戻り、ステップS8では、ステップS7で決定した必要トルクがステップS6で決定したエンジン最大トルクよりも大きいか否かを判定する。必要トルクがエンジン最大トルク以下であれば、変速終了後に車両が失速するおそれはないので、ステップS9に進み新たな目標ギア段の選定を禁止する。従って、変速機3は当初目標ギア段に変速される。
これに対して、ステップS8で、必要トルクがエンジン最大トルクよりも大きいと判定された場合、ステップS10に進み、新たな目標ギア段として、現在の目標ギア段よりも1段低いギア段が選定される。従って、変速機3は当初目標ギア段−1段へと変速されることになる。例えば、当初目標ギア段が変速前の走行ギア段よりも1段高いギア段である場合は、変速機3は結果として変速制御前のギア段に維持されることになる。また、当初目標ギア段が変速前の走行ギア段よりも2段高いギア段である場合は、変速機3が1段シフトアップされることになる。なお、前回このフローを実行した時点で新たな目標ギア段の選定が禁止された場合、ステップS10にてその禁止が解除され、新たなギア段として1段低いギア段が選定されることになる。
ところで、ステップS8で、必要トルクがエンジン最大トルクよりも大きいと判定されたということは、変速制御中に車速が低減して変速後のエンジン最大トルクが必要トルクを下回ったことを意味している。つまり、変速指示が出された時点では、当然、仮想エンジン最大トルクが必要トルクよりも大きいギア段が選定されるのであるが、そのギア段への変速制御中に車速が低下すると、変速後の仮想エンジン最大トルクが低下して必要トルクを下回る場合がある。こうなると、変速操作を続行してクラッチ2が接続されると、車両の運転状態に対してエンジントルクが不足し、車両が失速する。本実施例では、そのような場合、目標ギア段を1段低いギア段へと変更するので、トルク不足を回避できる。
このように、実施例1の自動変速制御装置によれば、変速機3が何れかのギア段に変速中である場合には、変速機3のアウトプットシャフト回転速度に基づいて仮想エンジン回転速度を算出し、その仮想エンジン回転速度に基づいて目標ギア段の選定を行うため、変速機3の変速中であっても車両の運転状態(車速)に見合った適切な目標ギア段の選定が可能となる。
なお、上記実施例では、変速後の仮想エンジン最大トルクが必要トルクを下回ったときに、新たな目標ギア段として当初の目標ギア段よりも1段低いギア段を選定するとしたが、必ずしも1段低いギアとする必要はない。例えば、当初の目標ギア段よりも低いギア段の中で最も低燃費で走行可能なギア段を新たな目標ギア段として選定するようにしても良い。
(実施例2)
次に、図4のフローチャートを用いて本発明の第2の実施例を説明する。
この実施例は、変速機3の変速制御中は、変速機3のアウトプットシャフト回転速度に基づいて仮想エンジン回転速度を算出し、その仮想エンジン回転速度が予め定められた下限値以下である場合、変速後に車両が失速する可能性ありと判断し、新たな目標ギア段として当初目標ギア段よりも低いギア段を選定するものである。
図中、ステップS101,S102,S103,S104,S105については、図3に示したステップS1,S2,S3,S4,S5と同一の内容であるのでここでは説明を省略する。
上記実施例1と同様に、ステップS101,S102,S104の何れか一つでもYESと判定された場合、基本的には新たな目標ギア段の選定が禁止される(ステップS108)。
しかしながら、上述したように、ステップS101,S102,S104でYESと判定されている間、常にアウトプットシャフト回転速度に基づいて変速後の仮想エンジン回転速度を算出し、その値が下限値以下であるかを判定する。そして、仮想エンジン回転速度が下限値以下となった場合、新たな目標ギア段の選定禁止を解除し、新たな目標ギア段として現在の目標ギア段よりも低いギア段を選定する。ステップS106,S107,S109がその具体的な制御内容である。
ステップS106では、アウトプットシャフト回転速度とギア比とに基づいて現在の目標ギア段における変速後の仮想エンジン回転速度を算出する。
そして、ステップS107では、ステップS106で算出した仮想エンジン回転速度が予め定められた下限値(ここでは700rpm)以下であるか否かを判定する。この下限値は、車両が失速していると見なせるようなエンジン回転速度であり、エンジン特性などに基づいて適宜設定される。従って、ステップS107で、仮想エンジン回転速度が下限値以下であると判定された場合、ステップS109に進み、後述する新目標ギア段選定ルーチンを実行する。なお、ステップS107で、仮想エンジン回転速度が下限値より大きいと判定された場合は、ステップS108に進み新たな目標ギア段の選定を禁止する。従って、変速機3は当初の目標ギア段に変速される。
図5を用いて、新目標ギア段選定ルーチンを説明する。
この制御が初めて実行されたときは、まず、ステップS201で、発進段+1段をN段として決定する。発進段は、TMCU9が記憶しているものであり、常に同じ段であっても良いし、車両の状態(総重量)などに応じて変化するものであっても良い。TMCU9は、常に最新の発進ギア段を記憶する。そして、この発進段+1段〜最高速ギア段にかけて最適なギア段を探すのであるが、ここで、発進段が目標ギア段の対象から外されているのは、変速制御中であるということは車両が走行中であり、発進段に変速する必要はまずないと考えられるからである。
次に、ステップS202に進み、ステップS201で決定したN段が最高速ギア段以上であるか否かを判定する。この制御が初めて実行された場合、通常、N段<最高速ギア段である。
ステップS202でNOと判定された場合、ステップS203に進み、アウトプットシャフト回転速度とギア比とに基づいて、N段における変速後仮想エンジン回転速度を算出する。
そして、ステップS204に進み、ステップS203で決定した仮想エンジン回転速度が、予め定められた上限値(ここでは1500rpm)以下であるか否かを判定する。この上限値は、燃費の悪化や変速後に直ちにシフトアップされてしまうなどの不具合をまねくおそれがある値であり、エンジン特性などに基づいて適宜設定される。
ステップS204で、N段における変速後仮想エンジン回転速度が上限値以下であると判定された場合、ステップS205に進み、新たな目標ギア段としてN段を選定する。
一方、ステップS204で、変速後仮想エンジン回転速度が上限値よりも大きいと判定された場合、ステップS206に進み、一つ高いギア段を新たなN段とする(N=N+1)。そして、新たなN段における仮想エンジン回転速度を決定し(ステップS203)、その仮想エンジン回転速度が上限値以下であるかを判定し(ステップS204)、上限値以下であればそのギア段を新たな目標ギア段として選定する(ステップS205)。
このように、変速後の仮想エンジン回転速度が上限値以下となるギア段を、発進段+1段から順次高速段側に探していき、最初に上限値以下となったギア段を新たな目標ギア段として選定する。つまり、仮想エンジン回転速度が上限値を超えないギア段のなかで最も低いギア段を新たな目標ギア段として選定するのである。なお、仮想エンジン回転速度が上限値以下となるギア段が得られないまま、ステップS202でN段≧最高速ギア段であると判定された場合、ステップS201に戻り、再び発進段+1段から適切な目標ギア段の探索を始めることになる。
このように、実施例2の自動変速制御装置によれば、変速機3のアウトプットシャフト回転速度に基づいて、変速後のエンジン回転速度が適切な範囲(下限値よりも大きく、かつ上限値以下)となるギア段を目標ギア段として選定することができるため、変速制御中であっても適切な目標ギア段の選定が可能となる。
なお、本発明は上述した実施例に限定はされない。
例えば、TMCU9は常に低燃費モードに従って変速を行うものに限定はされない。例えば、通常時は、エンジン回転速度とアクセル開度とに基づいて各ギア段の範囲を定めたマップに従って変速機3を変速し、所定の条件が成立したとき(例えば、ドライバが低燃費モードの開始スイッチをONしたときなど)にのみ低燃費モードに従った変速制御を行うものでも良い。
本発明の実施例に係る自動変速制御装置の概略図である。 変速時のエンジン出力低減制御を説明するグラフである。 実施例1の制御内容を示すフローチャートである。 実施例2の制御内容を示すフローチャートである。 実施例2の制御内容を示すフローチャートである。 低燃費モードによる変速制御を説明するための図である。 変速中に車速が低減した状態を説明するための図である。
符号の説明
1 エンジン
2 クラッチ
3 変速機
6 ECU(エンジン制御手段)
7 エンジン回転センサ
9 TMCU(変速制御手段、クラッチ制御手段)
28 アウトプットシャフトセンサ

Claims (5)

  1. 少なくともエンジン回転速度に基づいて目標ギア段を選定し、変速機をその目標ギア段へと自動変速する変速制御手段と、変速機の変速に伴ってクラッチを断接制御するクラッチ制御手段と、変速機の変速時以外はアクセルペダル開度に基づいてエンジン出力を制御し、変速時には、上記クラッチ制御手段により上記クラッチが断されるよりも前に、アクセルペダル開度とは無関係な制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御に移行し、上記変速機の変速操作が完了してから上記制御アクセル開度を上記アクセルペダル開度に近づけるように上昇させていき、上記クラッチが接された後に上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度とが一致して上記アクセルペダル開度に基づくエンジン出力制御へと戻るエンジン制御手段とを備え、
    上記変速制御手段は、上記エンジン制御手段が上記制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御を実行している期間内に、上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度との差が所定値以上のときは、上記変速機のアウトプットシャフト回転速度に基づいて現在の目標ギア段における変速後の仮想エンジン回転速度を算出するとともに上記現在の目標ギア段に変速した後車両が失速しないために最低限必要なトルクと、上記仮想エンジン回転速度におけるエンジンの最大トルクとを決定し、上記最大トルクが上記必要トルクを下回ったときには、新たな目標ギア段として上記現在の目標ギア段よりも低いギア段を選定することを特徴とする自動変速制御装置。
  2. 上記変速制御手段は、上記最大トルクが上記必要トルク以上のときには、上記新たな目標ギア段の選定を禁止し、その一方で、上記最大トルクが上記必要トルクを下回ったときには、上記新たな目標ギア段の選定禁止を解除し、新たな目標ギア段として上記現在の目標ギア段よりも低いギア段を選定する請求項1記載の自動変速制御装置。
  3. 少なくともエンジン回転速度に基づいて目標ギア段を選定し、変速機をその目標ギア段へと自動変速する変速制御手段と、変速機の変速に伴ってクラッチを断接制御するクラッチ制御手段と、変速機の変速時以外はアクセルペダル開度に基づいてエンジン出力を制御し、変速時には、上記クラッチ制御手段により上記クラッチが断されるよりも前に、アクセルペダル開度とは無関係な制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御に移行し、上記変速機の変速操作が完了してから上記制御アクセル開度を上記アクセルペダル開度に近づけるように上昇させていき、上記クラッチが接された後に上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度とが一致して上記アクセルペダル開度に基づくエンジン出力制御へと戻るエンジン制御手段とを備え、
    上記変速制御手段は、上記エンジン制御手段が上記制御アクセル開度に基づくエンジン出力制御を実行している期間内に、上記制御アクセル開度と上記アクセルペダル開度との差が所定値以上のときは、上記変速機のアウトプットシャフト回転速度に基づいて現在の目標ギア段における変速後の仮想エンジン回転速度を算出し、その仮想エンジン回転速度が所定の下限値以下である場合、新たな目標ギア段として上記現在の目標ギア段よりも低いギア段を選定することを特徴とする自動変速制御装置。
  4. 記変速制御手段は、上記仮想エンジン回転速度が上記下限値以下である場合、上記変速機のアウトプットシャフト回転速度に基づいて、上記変速機の各ギア段に対して変速後の仮想エンジン回転速度を決定し、その仮想エンジン回転速度が所定の上限値を超えないギア段のなかで最も低いギア段を上記新たなギア段として選定する請求項3記載の自動変速制御装置。
  5. 上記変速制御手段は、上記変速機を車両が失速しない範囲で最も低燃費で走行可能なギア段へと自動変速する請求項1〜いずれかに記載の自動変速制御装置。
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