JP4621412B2 - 内燃機関の制御方法及び内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御方法及び内燃機関の制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
従来技術
本発明は、内燃機関を制御する方法及び内燃機関を制御する装置に関する。
【0002】
制御のために中央制御ユニット及び周辺制御ユニットが設けられている。中央制御ユニットは要求信号を周辺制御ユニットに伝送する。周辺制御ユニットはこの要求信号に基づいて負荷に制御信号を印加する。負荷は例えば、内燃機関への燃料調量を制御するインジェクタである。
【0003】
殊に有利には、周辺制御ユニットは要求信号及び/又は別の信号を妥当性について検査する。これによって制御の確実性を顕著に高めることができる。さらに、中央制御ユニットは単に簡潔に構成された要求信号のみを供給し、この要求信号は単に噴射の開始及び終了を規定する。この場合周辺制御ユニットはこの要求信号を、インジェクタの制御のために必要である所定の電流プロフィール及び電圧プロフィールに変換する。さらには、周辺制御ユニットはインジェクタ及び出力段の監視を実施する。さらに、周辺制御ユニットを使用することにより、インジェクトの別個の適合が可能である。しかしながら他方では、中央制御ユニットを全体的に種々のインジェクタに対して使用することができる。これによってコストを大幅に節約することになり、何故ならば中央制御ユニットは大量に製造することができ、異なるインジェクタの適合を周辺制御ユニットにおいて行うからである。
【0004】
DE198 21 561から電磁負荷を監視するための方法及び装置が公知である。この刊行物では、ブースタコンデンサを流れる、ないしブースタコンデンサに印加される電圧及び/又は電流が妥当性について監視される。
【0005】
さらにはDE195 39 071から、少なくとも1つの負荷を制御するための方法及び装置が公知である。この刊行物では負荷が少なくとも2つのグループに分割される。ここでは、費用がかかり繁雑な構成素子が、1つのグループに対してそれぞれ1つしか設けられていない。
【0006】
図面
本発明を以下図面に示した実施例に基づき説明する。
【0007】
図1は、本発明による装置のブロック図である。図2は、周辺制御ユニットのブロック図である。図3は、信号がプロットされている種々の時間ブロックである。図4は、本発明による構成を明瞭にするためのフローチャートである。
【0008】
実施例の説明
本発明は有利には内燃機関、殊に自己着火式の内燃機関に使用される。この内燃機関では燃料調量がインジェクタによって制御され、このインジェクタは電磁弁または圧電アクチュエータを用いて動作される。これらのインジェクタないしこれらの弁またはアクチュエータを以下では負荷と称する。
【0009】
図1には本発明による装置の実質的な素子が図示されている。中央制御ユニットは参照記号100で示されている。この中央制御ユニット100には種々のセンサの信号が供給される。これらのセンサは1つには、ドライバの要求に関する信号FPを供給する第1のセンサ110、カムシャフトの回転に関する信号NWを供給する第2のセンサ120及びクランクシャフトの位置に関する信号KWを供給する第3のセンサ130である。センサ120及び/又はセンサ130として、例えばインクリメントホイールまたはセグメントホイールを走査するセンサが使用される。これらのセンサは一定の角度間隔を有するパルスを供給する。
【0010】
中央制御ユニットは周辺制御ユニット150に種々の要求信号A1からA8を印加する。要求信号の個数は有利には制御すべき負荷の個数に対応する。さらに中央制御ユニット100は、クランクシャフトの位置に関する信号KWを周辺制御ユニット150に転送する。有利には、要求信号A1からA8はそれぞれ線路を介して伝送される。さらに中央制御ユニット100、周辺制御ユニット150及び図示していない別のユニットは、例えばCANバスとして構成されている通信系によって接続されている。
【0011】
周辺制御ユニット150は他方では線路によって負荷161から168と接続されている。これらの負荷にはそれぞれ制御信号S1からS8が印加される。図示した実施例は、8つのシリンダを有する内燃機関である。しかしながら本発明による構成を、これとは異なる個数のシリンダを有する内燃機関にも使用することができる。
【0012】
周辺制御ユニット150は、中央制御ユニット100によって制御可能なスイッチング手段170を介して供給電圧Ubatと接続されている。
【0013】
動作状態、周辺条件及び/又はドライバの要求を特徴付ける種々の量に基づいて、中央制御ユニット100は要求信号A1からA8を決定する。これらの要求信号は燃料調量の開始、終了したがって持続時間を決定する。相応に構成された負荷ではこれらの信号を直接的に、負荷例えば磁石弁に電流を流すためのスイッチング手段を制御するために使用することができる。ここで、所定の電流経過及び/又は所定の電圧経過を正確に制御するために必要とされる負荷が使用される場合には問題が生じる。
【0014】
高速切り替え型の磁石弁が頻繁に使用され、この磁石弁には最初に、ブースタ電圧とも称される高められた電圧が印加される。さらなる経過においては電流は保持電流に調整される。この電流経過は有利には別個の出力段構成素子または出力段回路を用いて実現される。この出力段構成素子が中央制御ユニットに統合される場合には、各インジェクタタイプに対して異なる中央制御ユニットを製造しなければならない。これに対して出力段が構造的にインジェクタと分離されて配置される場合には、中央制御ユニットと出力段との間のデータ伝送に誤りが生じる可能性がある。
【0015】
したがって本発明によれば、共通の要求信号を別個の制御信号に変換し、同時に、例えば要求信号の診断を行う周辺制御ユニット150が設けられている。診断結果は有利にはCANバスを介して中央制御ユニット100に返送される。殊に有利には、誤りが相応に検出された場合には中央制御ユニットはスイッチング手段170を作動させることにより、周辺制御ユニットしたがって負荷も停止させることができる。
【0016】
要求信号A1からA8を監視する以外にも、インジェクタ及び/又は出力段構成素子の相応の配線の診断も可能である。
【0017】
殊に有利には、周辺制御ユニットは90°の位相ずれを惹起させる。このことは所定のシリンダに対する制御信号は、妥当化が終了している場合、すなわち要求信号が完全に存在する場合に初めてトリガされることを意味している。これによって、誤りがある場合には相応の負荷及び/又は全ての負荷の制御を停止することができる。
【0018】
図2には周辺制御ユニットが詳細に図示されている。図1で既に説明した素子は、図2において対応する参照記号で表されている。周辺制御ユニット150は実質的に、信号KWが供給される第1の監視部210と、要求信号A1からA8が供給される第2の監視部220と、制御計算部230と、制御信号S1からS8を供給する出力段240とを包含する。出力段を構造的に周辺制御ユニット150から分離させて配置する構成も可能である。
【0019】
制御計算部230には第1の監視部及び第2の監視部から信号が印加され、またこの制御計算部230は信号を出力段240に供給する。出力段240は信号を第2の監視部220に伝送する。さらに、第1の監視部と第2の監視部は信号を交換する。第2の監視部220はCANバスに信号を印加する。
【0020】
図3には種々の信号が時間に関してプロットされている。部分図3aには、負荷の第1のグループに対してクランクシャフトの種々の角度領域が表されており、図3bには一例として許容される要求信号が表されている。部分図3cには、負荷の第2のグループに対してクランクシャフトの種々の角度領域が表されており、図3dには一例として許容される要求信号が表されている。図3eには、図3aの部分領域が示されており、図3dには図3bの部分領域がそれぞれ拡大されて示されている。
【0021】
図3aには、負荷の第1のグループに対して、角度領域が垂線でマーキングされている。相応の要求信号が部分図3bに示されている。点t1と点t3との間の角度領域は、要求信号A1が第1の負荷にとって許容される角度領域を表す。点t3と点t5との間の角度領域は、要求進号A3が第2の負荷にとって許容される角度領域を表す。点t5と点t7との間の角度領域は、要求信号A5が第3の負荷にとって許容される角度領域を表す。点t7と点t1との間の角度領域は、要求信号A7が第4の負荷にとって許容される角度領域を表す。2つの点の間のそれぞれの間隔は、図示した例では180°のクランクシャフト角度の角度領域を表す。ここではシリンダを8つ有する内燃機関の状態が示されている。これよりも少ない個数のシリンダを有する内燃機関では、角度領域を相応にして比較的大きく選定することができる。
【0022】
これに応じて図3c及び図3dには、負荷の第2のグループの角度領域及び要求信号が図示されている。点火の順序が相前後する負荷はそれぞれ異なる負荷グループに割り当てられている。
【0023】
図3には、8つのシリンダを有する内燃機関の特別な実施形態が図示されている。この実施形態では負荷は2つのグループに分けられており、同一グループの2つのシリンダの角度領域は直に隣接して続いている。異なるグループの2つのシリンダの角度領域はオーバラップしても良い。角度領域は、同一グループの2つのシリンダの角度領域間に間隙が残存するように選定することもできる。このことは要求信号が許容されない角度領域が存在することを意味している。角度領域は要求に応じて任意に設定することができる。
【0024】
各要求信号に対して1つの角度領域が設定されていることが重要である。要求信号がこの角度領域内で生じる場合には、その信号が妥当なものとして検出される。個々の要求信号の角度領域をオーバラップさせ、ある間隔をもたせ、また接するようにしても良い。
【0025】
図3a及び図3bには、8つのシリンダを有する内燃機関の状態が示されている。これよりも少ない個数のシリンダを有する内燃機関では角度領域は相応に大きい。
【0026】
ここで部分図3aから3dでは、1つの部分噴射しか用いない簡単な構成を図示しているだけである。別の構成、例えば排ガス後処理システムが装備されている内燃機関では、さらに別の部分噴射を行うことができる。このことは、t1とt3の間の角度領域の拡大図及び相応の要求信号を示す、部分図3e及び3fに示唆されている。ここでは噴射が、点11と点12の間のパイロット噴射と、点13と点14の間のメイン噴射とに分けられている。
【0027】
第1の監視部210は要求信号A1からA8の妥当化をクランクシャフト信号KWを用いて行う。要求信号がクランクシャフトの所定の角度領域外にある場合には誤りが検出される。図3に示したように、例えば第1の要求信号に対する許容角度領域は時点t1及びt3によって規定される。本発明によれば、要求信号が対応する角度領域において開始及び/又は終了するか否かについて検査が行われる。
【0028】
択一的な実施形態では、クランクシャフト信号の代わりにカムシャフト信号も処理することができる。
【0029】
対応する要求信号がこの角度領域内にあれば、要求信号は妥当なものとして検出される。相応のシリンダ個数ではこの角度領域はオーバラップしても良い。これは例えば、図3に示したように、8つのシリンダを有する内燃機関の場合である。
【0030】
さらには規則的な要求信号は、燃料調量の持続時間が所定の長さである場合、すなわち時点t13とt14の間の間隔が第1の閾値よりも大きい、ないし第2の閾値よりも小さい場合にのみ検出される。信号が閾値よりも短い場合には、要求信号は過度に短い、または信号は妨害パルスに起因する。要求信号が過度に長い場合には、連続的な噴射に起因する。相応の誤りが第2の監視部220によって検出される。
【0031】
第1または第2の監視部が相応の誤りを検出すると、この誤りがCANバスを介して中央制御ユニットに伝送される。この中央制御ユニットは相応の措置を講じ、例えば非常運転モードが開始される、ないし周辺制御ユニットが遮断されしたがって出力段が不活動になる。
【0032】
要求信号A1からA8及びクランクシャフト信号KWに基づいて、制御計算部230は負荷を適切に制御するために、必要とされる電流プロフィール及び/又は電圧プロフィールを計算する。この信号は出力段240に到達する。出力段として例えば、従来技術か公知であるような装置を使用することができる。有利には、少なくとも1つのハイサイドスイッチ及び少なくとも1つのローサイドスイッチを有する出力段が使用される。有利には、全ての負荷または負荷の1つのグループのための共通のハイサイドスイッチが使用される。ハイサイドスイッチ及びローサイドスイッチを相応に制御することによって、負荷における相応の電流/電圧プロフィールが得られる。
【0033】
動作サイクル、すなわちエンジン回転はクランクシャフトの2回転である。このことは、周辺制御ユニットはクランクシャフトの2回転のうちのいずれの回転であるかを直接は検出できないことを意味している。このことは例えば、周辺ユニットは、t1とt3との間の角度領域であるのか、t5とt7との間の角度領域であるのかを一義的に検出しないことを意味している。このために同期が必要である。
【0034】
同期のために以下のことが行われる。第1のステップでは、許容される要求信号が存在するか否かが検査される。有利には全ての検査が行われる。要求信号が許容角度領域内にあることが検出されると同期が行われる。要求信号が許容角度領域内にないことが検出されると、要求信号は360°位相がずらされた角度領域において妥当なものであるか否かが検査される。妥当である場合には新たな同期が行われる。要求信号がこの角度領域においても同様に許容されない場合には、誤りが検出される。
【0035】
通常の場合、出力段は同様に誤り監視を行う。負荷を流れる電流及び/又は負荷または出力段の構成素子において降下する電圧値を監視することができる。例えば、いわゆるブースタコンデンサにおける電圧を監視することが従来技術より公知である。このブースタコンデンサはスイッチオン過程時に必要とされる高められた電圧を供給し、この電圧は通常の場合供給電圧よりも高いものである。出力段が相応の誤りを検出すると、この誤りが同様に第2の監視部に通知され、この第2の監視部からCANバスを介して中央制御ユニットに転送される。
【0036】
信号を監視及び妥当化を行うための構成が、フローチャートに基づき図4に示されている。第1のステップ400では、2つの要求信号A1〜A8が同時に生じているか否かが検査される。例えは、2つの要求信号の開始及び/又は終了が同時にまたはほぼ同時に発生するか否かが検査される。
【0037】
肯定である場合には、このことは2つの要求信号が同時に存在することを意味し、判定ステップ410において特殊動作状態にあるか否かが検査される。この特殊動作状態では、2つのシリンダに同時に調量を行うことができる。このことは例えば8つのシリンダを有する内燃機関において、排ガス後処理のためにポスト噴射が行われる場合である。そのような特殊動作状態では、2つの要求信号がそれぞれ許容角度領域内または許容期間内で生じる場合、同時に発生した2つの要求信号には誤りは存在しない。
【0038】
そのような特殊動作状態が存在しない場合には、ステップ420でプログラムは終了する。ステップ420では誤りが検出され、相応の信号がCANバスを介して送出される。2つの要求信号A1〜A8が同時に生じる場合には、これは中央制御ユニットと周辺制御ユニットとの間の2つの線路間の短絡に起因している可能性がある。
【0039】
そのような同時の噴射が生じ得ない内燃機関では、ステップ410を省略することができる。この場合には、判定ステップ400において同時の噴射が検出されると、ステップ420に直接スキップし誤りが検出される。
【0040】
判定ステップ400で信号A1〜A8が同時に生じていないことが検出されると、判定ステップ430では、要求信号が許容角度領域内で生じているか否かが検査される。このことは、所定のシリンダの要求信号が対応する角度領域内にあるか否かを検査することを意味している。したがって、第1のシリンダに対する要求信号は例えば点t1とt3の間で生じていなければならない。
【0041】
条件が充足されていない場合には、すなわち要求信号がクランクシャフトまたはカムシャフトの所定の角度領域外及び/又は所定の期間外で生じている場合には、プログラムがステップ420で終了する。全ての条件が充足される場合には判定ステップ440が行われる。
【0042】
判定ステップ440は、要求信号の継続時間が過度に長いかまたは過度に短いか否かを検査する。肯定の場合、すなわち要求信号が過度に長いまたは過度に短い場合には、ステップ420でプログラムが終了する。要求信号の持続時間が要求される条件を充足する場合にはステップ450が行われる。この判定ステップでは噴射の持続時間が妥当なものであるか否かを検査する。通常の場合要求信号は1つのセグメントよりも顕著に短い。
【0043】
判定ステップ450では、2つの要求信号の間隔が所定の基準を満たすか否かが検査される。例えば2つの要求信号の間隔は閾値よりも大きくなければならず、この閾値よりも大きくない場合には、同様にステップ420でプログラムは終了する。肯定の場合、すなわち要求信号間の間隔が妥当なものである場合には、ステップ460が行われる。有利には2つの部分噴射の間隔が妥当性について検査される。このことは、点t12とt13の間隔が許容される値をとるか否かについて検査されることを意味している。
【0044】
殊に有利には、部分噴射の回数がカウントされる。監視のために求められたこの部分噴射の回数と、中央制御ユニットから伝送される部分噴射の数とが比較される。このために、中央制御ユニットまたは周辺制御ユニットが相応の数をCANバスを介して伝送することが必要である。
【0045】
ステップ460では、出力段によって測定及び/又は検知される電流値及び/又は電圧値が妥当な値をとるか否かが検査される。否定の場合には、プログラムがステップ420で同様に終了する。肯定の場合にはステップ470において誤りのない動作が検出される。択一的に、出力段240が誤り監視を行い、相応の誤りが存在する場合には信号を監視部に伝送することもできる。この構成では判定ステップ460は、出力段240からの相応の誤り信号が存在するか否かだけを検査する。
【0046】
図4では、種々の検査が時間的に相前後して行われる。検査の順序をこれとは異なるように選定することができる。判定が並列して処理される場合には殊に有利である。
【0047】
許容角度領域についての検査、すなわち判定ステップ430が最後の判定ステップとして行われる構成は殊に有利である。判定ステップ430において要求信号が許容角度領域内にないことが検出されると、360°位相がずらされた角度領域においてこの要求信号が妥当なものであるか否かが検査される。肯定の場合には新たな同期が行われる。要求信号がこの角度領域でも同様に許容されない場合には誤りが検出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置のブロック図である。
【図2】 周辺制御ユニットのブロック図である。
【図3】 種々の時間ブロックにプロットされた信号である。
【図4】 本発明による構成を明瞭にするためのフローチャートである。

Claims (6)

  1. 中央制御ユニット及び周辺制御ユニット及び少なくとも2つの負荷を備えた内燃機関を制御する方法であって、
    前記中央制御ユニットは、前記負荷各々の燃料調量の開始及び終了を決定する、第1の要求信号及び少なくとも1つの第2の要求信号を該周辺制御ユニットに伝送し、前記周辺制御ユニットは前記負荷に制御信号を印加し、
    該周辺制御ユニットは前記第1の要求信号及び前記少なくとも1つの第2の要求信号の内の少なくとも1つを妥当性について検査する、内燃機関を制御する方法において、
    前記第1の要求信号の開始と前記少なくとも1つの第2の要求信号の開始、または、前記第1の要求信号の終了と前記少なくとも1つの第2の要求信号の終了が同時またはほぼ同時に生じる場合に誤りを検出することを特徴とする、内燃機関を制御する方法。
  2. 前記第1の要求信号及び前記少なくとも1つの第2の要求信号のうちの1つがクランクシャフトまたはカムシャフトの所定の角度領域外及び/又は所定の期間外で生じる場合に誤りを検出する、請求項記載の方法。
  3. 前記第1の要求信号及び前記少なくとも1つの第2の要求信号の継続時間が過度に長いか過度に短い場合に誤りを検出する、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記第1の要求信号と前記少なくとも1つの第2の要求信号の間隔が閾値よりも小さい場合に誤りを検出する、請求項1からのいずれか1項記載の方法。
  5. 電流値及び電圧値が出力段の領域において妥当でない値をとる場合に誤りを検出する、請求項1からのいずれか1項記載の方法。
  6. 中央制御ユニット及び周辺制御ユニット及び少なくとも2つの負荷を備えた内燃機関を制御する装置であって、
    前記中央制御ユニットは、前記負荷各々の燃料調量の開始及び終了を決定する、第1の要求信号及び少なくとも1つの第2の要求信号を該周辺制御ユニットに伝送し、前記周辺制御ユニットは前記負荷に制御信号を印加し、
    該周辺制御ユニットは前記第1の要求信号及び前記少なくとも1つの第2の要求信号の内の少なくとも1つを妥当性について検査する、内燃機関を制御する装置において、
    前記第1の要求信号の開始と前記少なくとも1つの第2の要求信号の開始、または、前記第1の要求信号の終了と前記少なくとも1つの第2の要求信号の終了が同時またはほぼ同時に生じる場合に誤りを検出する手段が設けられていることを特徴とする、内燃機関を制御する装置。
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