JP4615833B2 - ストロボ発光装置及びこれを備える自動写真撮影装置 - Google Patents

ストロボ発光装置及びこれを備える自動写真撮影装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボランプに電力を供給して当該ストロボランプを発光させるストロボ発光装置及びこれを用いた自動写真撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、撮影ブース内の被写体を撮影し、その写真を提供する自動写真撮影装置が知られている。このような自動写真撮影装置においては、写真画像の質を向上させるとともに、特別の照明効果を伴う写真撮影を可能とすることが要求される。例えば、被写体に照射するストロボ光の光量や色温度を適宜調整することにより、肌をきれいに見せたり、ストロボ光の照射角度を変えることにより、写真に独特の陰影をつけたりすることが望まれる。
【0003】
また、ストロボ光による照明効果を多様化するために、撮影に使用されるストロボの数を増加させ、撮影ブース内の筐体面の他、天井及び背面等の適所にこれらストロボを設置することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動写真撮影装置の多くには、プロの写真家がフォトスタジオ等で使用する業務用ストロボが用いられている。業務用ストロボは、プロの写真家の要望に応えられる性能を目指して開発されているだけあって、光量や色温度の安定性に優れ、数十万回以上の発光に耐えることができる耐久性を有するなどの優れた特性を有している。しかし、業務用ストロボの駆動電源や制御回路においては、コンデンサなどの部品に特殊仕様品を使用する必要があり、このため、照明機器にかかるコストの上昇を招くという問題がある。しかも、画像に特別な照明効果を与えるために使用するストロボの数を増加させれば、そのコストは更に上昇してしまう。また、特殊仕様の部品が使用されるため、自動写真撮影装置の製造や、メンテナンス時における部品調達の面にも難点を有していた。
【0005】
また、自動写真撮影装置の中には、業務用ストロボではなく、民生用カメラなどに採用されている民生用ストロボが用いられているものもある。しかし、民生用ストロボの寿命は5000回程度と短いため、自動写真撮影装置のように写真撮影が頻繁に行われる装置では、ストロボ放電管の交換頻度が高くなり、そのためメンテナンス費用が割高になり、或いは、装置の稼働率を低下させることとなる問題を有していた。
【0006】
一方、上述のストロボの他に、いわゆる視覚効果用途向けストロボがある。このようなストロボは、ネオン管や高輝度発光ダイオードを利用した広告灯や電飾看板の内部又はその周囲に設けられ、閃光を発することにより人々の注目を引くことを意図して使用されているが、このような目的のため開発されたため、視覚効果用途向けのストロボを写真撮影に適するように使用することは全く考慮されてこなかった。しかし、この種のストロボは、その使用態様から数十万回以上の発光回数に耐えることができ、また、業務用ストロボと比較して極めて安価であるという特徴を有している。本発明者は、これらの点に注目し、そのような視覚効果用途向けのストロボをも安定して使用でき、特別の照明効果を奏することが可能なストロボ発光装置及びこれを備える自動写真撮影装置に係る発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明の目的は、特殊な部品を使用した高価なストロボを利用することなく、メンテナンス性に優れ、しかも、種々の照明効果を奏することが可能なストロボ発光装置及びこれを備える自動写真撮影装置を提供することにある。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−281441号公報
【0009】
【特許文献2】
特開2001−337386号公報
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のストロボ発光装置は、ストロボランプと、当該ストロボランプに供給する電力を充電するコンデンサと、前記コンデンサから前記ストロボランプへの放電をトリガする発光起動手段とを備える複数の発光部と、入力電源からの電圧を昇圧し、当該昇圧された電圧を前記コンデンサに印加する昇圧回路部と、前記複数の発光部のうち、一の発光部が備えるコンデンサに接続され、当該コンデンサの充電電圧に応じた第1の信号を出力する第1の手段と、前記第1の信号と所定の基準信号とを比較して、比較の結果に応じた第2の信号を出力する第2の手段と、前記第2の信号に基づいて前記入力電源から前記昇圧回路部への電力供給を制御する切替手段とを有して構成されている。
【0011】
本発明によれば、昇圧回路部により入力電源の電圧が所定の電圧値まで昇圧され、所定の電圧値で複数の発光部が備える各コンデンサが充電される。この充電電圧に応じた第1の信号が第1の手段から第2の手段に提供される。第2の手段では、第1の信号と基準信号とが比較されて、比較の結果に応じた第2の信号が出力される。この第2の信号に基づいて、昇圧回路部への入力電力が制御される。各コンデンサに充電された電荷は、発光起動部の動作に応答してストロボランプにおいて放電される。
【0012】
かかる構成によりコンデンサの充電電圧を一定に維持することが可能となり、安価な視覚効果用途向けのストロボランプを使用した場合であっても、その発光特性を安定化することができ、従って、より多様な照明効果を得るために、使用するストロボランプの数を増加させることが容易となる。
【0013】
また本発明は、複数の発光部のうち、一の発光部が備えるコンデンサの充電電圧に基づいて、昇圧回路部への入力電力を制御し、もって、複数の発光部のコンデンサの充電電圧を制御するものである。従って、装置の部品点数を減少させ、制御の容易化を達成することが可能である。
【0014】
ここで、それぞれの発光部が備えるコンデンサやストロボランプに同一規格のものを使用し、各発光部が備えるコンデンサへの給電を単一の昇圧回路部から並列に行うものとすることで、各発光部からの発光特性を均一なものとすることが可能である。
【0015】
しかしながら、単一の昇圧回路部から複数のコンデンサに給電を行う場合には、それだけ昇圧回路部に使用されるコンデンサ等に容量の大きいものを使用することが必要となるなど、要求される充電容量や充電速度との関係で昇圧回路部に使用する部品の市場における調達が困難となる場合がある。
【0016】
従って、本発明のストロボ発光装置は、複数の発光部のそれぞれに対応して、それぞれ一の昇圧回路部を備えるものとすることが好ましく、これにより、昇圧回路部に使用するコンデンサなどの部品として、市場において調達容易なものを使用することが可能となる。
【0017】
なお、この場合は、各発光部が備えるコンデンサ、ストロボランプ、及び、昇圧回路部にそれぞれ同一の規格のものを使用することで、各発光部の光量や色温度の均一化を容易に達成することができる。また、各昇圧回路部を、対応する発光部に組み込んで構成すれば、ストロボ発光装置の組み立て作業の簡略化を図ることができる。
【0018】
また、本発明の切替手段はサイリスタを含み、第2の信号に応じて該サイリスタがON/OFF動作することにより、昇圧回路部への電力供給が制御されるものとすることが可能であり、これにより、制御の容易化を図ることが可能である。
【0019】
なお本発明のストロボ発光装置においては、それぞれの発光部の発光起動手段を別個に制御するよう構成することで、個々の発光部を独立に制御することが可能である。
【0020】
また、本発明のストロボ発光装置は、前記複数の発光部と昇圧回路部が第1のユニットに組み込まれ、前記第1の手段、第2の手段、及び、切替手段が前記第1のユニットとは別の第2のユニットに組み込まれ、前記昇圧回路部と前記切替手段とが給電ケーブルで接続されたものとすることが可能である。
【0021】
この場合、第1、第2のユニットを接続する給電ケーブルには昇圧回路部により昇圧される前の電圧が印加されるため、より定格電圧の低いケーブルにより両ユニットを接続することが可能となり、装置の安全性の向上、及び、自動写真撮影装置へのストロボ発光装置の組み込み作業の容易化が達成される。
【0022】
更に、本発明のストロボ発光装置は、前記第1のユニットを複数有することにより、より多様なストロボ照明を実現することが可能である。
【0023】
更に、本発明のストロボ発光装置において、所定の基準信号を提供するとともに、この基準信号の電圧値を変化させる第3の手段を更に備えることが好ましく、これにより、発光部からの光量の調整が可能となる。
【0024】
本発明の他の側面にかかる自動写真撮影装置は、被写体を収容するスペースを備える撮影ブースと、該撮影ブース内の被写体を撮影する撮影手段と、上記のストロボ発光装置とを備えて構成することができる。
【0025】
この自動写真撮影装置は、上記のストロボ発光装置を備えるため、安価な視覚効果用途向けの発光部を使用して安定した光量制御を行うことが可能となる。よって、このような発光部を多数使用することが可能となり、その結果、装置の高額化を招くことなく撮影効果の多様化を達成することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態としてのストロボ発光装置、及び、これを備える自動写真撮影装置について説明する。
【0027】
図1は、本発明の実施形態に係る自動写真撮影装置の外観斜視図である。図示の通り、自動写真撮影装置10は、筐体30と、筐体30に隣接して設けられた撮影ブース20とを備えて構成される。筐体30は、筐体30の略中央部中程及びその上部に設置されたCCDカメラ31、32と、ストロボ撮影のためのストロボ光を提供するストロボユニット36とを備える。
【0028】
ストロボユニット36は、キセノンランプが組み込まれた複数個のストロボ発光部を含み、その前面には白色透明なパネルが設けられている。よって、このパネルを通してストロボ発光部からの光が被写体に照射される。
【0029】
本発明に使用されるストロボ発光部は、写真撮影のための業務用ストロボ装置や民生用ストロボ装置に使用されるものでなく、宣伝広告用の電飾看板等とともに使用されるタイプのものである。
【0030】
各ストロボユニット36は、このようなストロボ発光部を2個から20個、好ましくは3個から6個有することができる。本実施形態の自動写真撮影装置10においては、ストロボユニット36に4個のストロボ発光部が使用されている。また、ストロボユニット36は、筐体30に設けられる後述の調光ユニット61により、電力の供給を受けるとともに、そのストロボランプの発光が制御される。
【0031】
筐体30は、CCDカメラ31、32により撮影される映像をリアルタイムで表示できるディスプレイ33、34と、撮影された映像を表示し、或いは撮影モードの指定や画像の編集など、各種の入力を行うためのタッチパネル式モニタ及び入力ペンよりなる入力装置35とを備え、さらに、利用者に対する案内や効果音等を再生するためのスピーカ37、利用料金を受け入れるためのコイン投入口38、印刷された写真プリントを排出する写真排出口39等を備えている。
【0032】
また、筺体30に隣接して設けられる撮影ブース20は、遮光性の板またはシートで形成された天井面21、背面22、及び、カーテン25により開閉可能な開口24が設けられた側面23を備えており、撮影ブース20内には図示されないスポットライトやRGBライトなどの照明手段が設けられている。
【0033】
図2は、本発明において自動写真撮影装置10が備えるストロボ発光装置60の全体構成を示す図であり、図3はストロボ発光装置60が備える調光ユニット61の構成を示す図である。
【0034】
図2を参照すると、ストロボ発光装置60は、充電制御部62および発光制御部63を備える調光ユニット61と、複数のストロボ発光部64−1〜64−4を備えるストロボユニット36との2つの別体のユニットから構成されている。
【0035】
ストロボユニット36内に配置される各ストロボ発光部64−1〜64−4は、それぞれ、充電制御部62から給電ケーブル70を介して並列に供給される電圧を昇圧する昇圧回路部68、昇圧回路部68からの電力を充電するコンデンサ67、発光制御部63からのパルス電圧に応答して動作するトリガトランス66、および、コンデンサ67に蓄積された電荷を放電して発光するストロボランプ65を備えている。
【0036】
ここで、ストロボ発光部64−1〜64−4には、いわゆる視覚効果向けとして販売されている同一仕様の既製品が使用されており、それぞれが備えるストロボランプ65、コンデンサ67、昇圧回路部68は、すべて同一規格、同一特性のものが使用されている。但し、ストロボ発光部64−1〜64−4のうち、一のストロボ発光部(図示の例では64−1)が備えるコンデンサ67には、その一端の電圧を検出する信号線69が接続されており、各ストロボ発光部64−1〜64−4が備えるコンデンサ67の充電電圧制御は、後述の通り、当該信号線69からの検出電圧に基づいて行われる。
【0037】
また、ストロボ発光部64−1〜64−4が備える各コンデンサ67には汎用のコンデンサを使用することができ、これにより、業務用ストロボ装置を使用する場合に比べ、部品の確保が容易であり、その費用も低廉であるといったメンテナンス上の利点が提供される。
【0038】
また、昇圧回路部68は、低コスト及び省スペースの観点から、例えば、トランスを使用しない回路により構成されると好ましい。
【0039】
なお、図2に示すストロボ発光装置60は、それぞれのストロボ発光部64−1〜64−4がそれぞれ一の昇圧回路部68を備えているため、昇圧回路部68に内蔵されるコンデンサとして市場での調達が容易な小容量のコンデンサが使用できる利点を有するが、かかる不都合を生じない場合には、複数のストロボ発光部64−1〜64−4を単一の昇圧回路部68に並列に接続する構成とすることで、部品点数の低減を図ることも可能である。
【0040】
次いで、図3を参照しながら充電制御部62の構成を説明する。充電制御部62は、アッテネータ62a、ビット調光インターフェイス(I/F)62b、D/A変換器62c、比較器62d、及び切替器62eを有する。アッテネータ62aは、信号線69により検出される電圧を降圧して比較器62dに提供する。D/A変換器62cは、制御手段40(図4)から供給される調光制御ビット信号をビット調光インターフェイス62bを介して受信し、この信号をD/A変換して所定のアナログ信号(基準信号)を出力する。比較器62dは、アッテネータ62aからの信号と、D/A変換器62cからのアナログ信号とを比較し、比較の結果に応じた信号を出力する。切替器62eは、比較器62dからの信号に基づいてON/OFF動作を行って、AC電源(100(V))からストロボユニット36への電力供給を制御する。
【0041】
ここで、ストロボユニット36への給電は給電ケーブル70により行われるが、給電ケーブル70には昇圧回路部68により昇圧される前の電圧(AC100V)が印加されるために、定格電圧の低い給電ケーブル70の使用が可能となり、安全性が向上するとともに、配線の引き回しが容易となるという利点を得ることができる。
【0042】
図4は、本実施の形態に係る自動写真撮影装置10のシステム構成を示す説明図である。
【0043】
図示されるように制御手段40は、バス41により相互に接続されるCPU42、CPUを制御する基本プログラムを格納するROM43、CPU42の作業用データや、一時データを記録するRAM44、及び、インターフェース(I/F)45を備えている。
【0044】
インターフェース45にはハードディスク46、CD−ROMドライブ47に加え、制御手段40のコントロールに従って、CCDカメラ31、32による撮影を制御するのためのカメラ駆動装置50、スポットライトやRGBライトなどの照明装置を制御するための照明制御装置51、ハードディスク46に記録された音響データをスピーカ37から出力させるための音響制御装置52、コイン投入口38に投入された硬貨の検出を行うコイン処理部53、CCDカメラ31、32により撮影された画像を印刷するプリンタ54、更には、トリガトランス66にトリガ信号を送ってストロボランプの発光を制御するストロボ制御部55などの外部機器が接続されており、CPU42とこれら各機器との間における信号の授受が可能とされている。
【0045】
以下、図2〜図4を参照しながら本実施の形態に係るストロボ発光装置60の動作を説明する。
【0046】
自動写真撮影装置10の制御手段40から、ビット調光インターフェイス62bを介して、D/A変換器62cに調光制御ビット信号が供給されると、D/A変換器62cより所定の電圧(基準電圧)が出力される。一方、ストロボ発光部64−1のコンデンサ67の充電電圧は、ストロボランプの発光直後には、低下状態にあるため、アッテネータ62aからの出力電圧は基準電圧よりも低い状態となっている。この場合、比較器62dの出力は「1」の状態となり、これにより、切替器62eは「ON」に制御され、AC電源から各ストロボ発光部64−1〜64−4の昇圧回路部68に並列に電力供給が行われる。昇圧回路部68は、AC電源からの電圧を所定の電圧まで昇圧するとともに直流に変換する。
【0047】
これにより、コンデンサ67が所定の電圧に充電される。この場合、各ストロボ発光部64−1〜64−4は、充電制御部62から並列の制御を受けるため、それぞれが備えるコンデンサ67や昇圧回路部68に共通の規格の部品を使用することで、各コンデンサ67の充電状態を常に等しいものとすることができる。
【0048】
各ストロボ発光部64−1〜64−4のコンデンサ67が所定の電圧まで充電され、アッテネータ62aからの出力電圧が基準電圧よりも上昇した場合、比較器62dは「0」の状態へ反転する。これにより、切替器62eは「OFF」に制御され、AC電源から各昇圧回路部68への電力の提供が停止し、これにより、コンデンサ67の充電が停止する。
【0049】
さらに、自動写真撮影装置10がある一定の期間アイドル状態となった場合、コンデンサ67からの自然放電により、その充電電圧が低下することとなるが、この場合にはアッテネータ62aからの出力電圧が基準電圧よりも低い状態となり、上記と同様のプロセスにより充電が再開され、これにより、各コンデンサ67の充電状態が一定に保たれる。
【0050】
写真撮影が行われる際には、自動写真撮影装置10の制御手段から、CCDカメラ31、32へレリース信号が送信されるとともに、発光制御部63へトリガ信号が送信される。トリガ信号を受信した発光制御部63は、トリガトランス66にパルス電圧を供給し、これにより、ストロボランプ65から閃光が照射され、その後、上記の充電プロセスが再開される。このような動作により、撮影ブース20内の被写体の写真が撮影される。
【0051】
なお、D/A変換器62cは、制御手段から供給される調光制御ビット信号に応じて出力される基準電圧を可変とするよう構成することが可能であり、これにより、コンデンサ67の充電電圧を調整可能とすることができる。
【0052】
図5は、本発明の他の実施形態に係る自動写真撮影装置11の外観斜視図であり、図6は、当該自動写真撮影装置11の筺体に隣接して設けられた撮影ブース20の内部を示す斜視概観図である。
【0053】
なお、図5、6において図1と同一の要素については、共通の符号が使用されている。
【0054】
図5に示されるように、自動写真撮影装置11の筺体30は、自動写真撮影装置10の場合と同様のストロボユニット36aに加え、筺体30下部にストロボユニット36bを備えている点を除いて、自動写真撮影装置10と同一の要素を備えている。ストロボユニット36bも、ストロボユニット36aと同様に複数のストロボランプを備え、その前面に白色透明のパネルが設けられている。
【0055】
また、図6に示されるように、撮影ブース20は、遮光性の板またはシートから構成される天井面21、背面22、及び側面23を備え、撮影ブース20の天井面21には、スポットライト26、RGBライト27とともに、ストロボユニット36cが設けられている。このストロボユニット36cもまたストロボユニット36a、36bと同様に複数のストロボランプを備え、その前面に白色透明のパネルを有する。
【0056】
自動写真撮影装置11のシステム構成は、図4に示される自動写真撮影装置10のシステム構成と実質的に同一であり、ストロボユニット36a〜36cは、制御手段40により制御され、やはり撮影ブース20の天井面21近傍に設けられたスポットライト26やRGBライト27と協働して、種々の照明効果が実現される。すなわち、順光、逆光、斜光などの基本的なライティングをはじめ、クラブやコンサート会場風の特殊なライティングなど、多種多様な照明効果を実現可能とされている。
【0057】
図7は、自動写真撮影装置11が備えるストロボ発光装置80を示す回路構成図であり、図8はストロボ発光装置80が備える調光ユニット81の構成を示す図である。
【0058】
図7を参照すると、ストロボ発光装置80は、充電制御部82と発光制御部83を備える調光ユニット81と、3つのストロボユニット36a〜36cとから構成されている。
【0059】
それぞれのストロボユニット36a〜36cは、自動写真撮影装置10におけるストロボユニット36と実質的に同一であり、それぞれが、ストロボ発光部64−1〜64−4と同等のストロボ発光部84a−1〜84a−4等を備えており、各ストロボユニット36a〜36cにおける一のストロボ発光部(84a―1、84b―1、84c―1)が備えるコンデンサの一端の電圧を検出する信号線89a〜89cが引き出されている。
【0060】
また、充電制御部から引き出された給電ケーブル90a〜90cは、それぞれ、ストロボユニット36a〜36cが備える各昇圧回路部(図示せず)に並列に接続されている。
【0061】
充電制御部82は、図8に示されるように、3つのアッテネータ82a−1〜82a―3、ビット調光インターフェイス(I/F)82b、D/A変換器82c、比較器82d、及び3つの切替器82e−1〜82e−3を有し、更に、図示されないCPUにより制御されるマルチプレクサ82f、及び、ラッチ82g−1〜82g−3を備えている。
【0062】
上記充電制御部82において、信号線89a〜89c上の信号電圧は、それぞれアッテネータ82a−1〜82a―3により降圧されてマルチプレクサ82fの3つの入力端子に入力される。マルチプレクサ82fは、CPUの制御の下、上記3つの入力端子のいずれか一つを選択的に比較器82dに接続するものである。
【0063】
また、ラッチ82g−1〜82g−3は、CPUからの制御信号を受信した時点における比較器82dの信号状態を、次の制御信号を受信する時点まで保持する役割を有している。
【0064】
以下、図7、8を参照しつつ、自動写真撮影装置11の動作を説明する。
【0065】
D/A変換器82cは、制御手段40から供給される調光制御ビット信号をビット調光インターフェイス82bを介して受信し、この信号をD/A変換して所定のアナログ信号(基準信号)を出力する。
【0066】
一方、CPUは、マルチプレクサ82fを、例えば1m秒毎に切り替えて、アッテネータ82a−1〜82a―3からの出力を順次比較器82dに接続する。
【0067】
比較器82dは、アッテネータ82a〜82cからの信号と、D/A変換器82cからのアナログ信号とを比較し、比較の結果に応じてON/OFF信号を出力する。
【0068】
また、ラッチ82g−1〜82g−3はそれぞれ、CPUから受信する制御信号に応じて、上記ON/OFF信号を保持してこれを切替器82e−1〜82e-3に伝達し、切替器82e−1〜82e-3は、ラッチ82g−1〜82g−3からの信号に基づいてON/OFF動作を行ってAC電源(100(V))から各ストロボユニット36a〜36cの昇圧回路部への電力供給を制御する。
【0069】
ここで、CPUによるマルチプレクサ82fの制御とラッチ82g−1〜82g−3の制御は同期して行われ、信号線89aからの信号電圧が比較器82dに切り替えられたタイミングでラッチ82g−1への制御信号の送信が行われ、同様に、信号線89b、89cからの信号電圧が比較器82dに切り替えられたタイミングにおいてラッチ89g−2、89g−3への制御信号の送信が行われる。
【0070】
従って、一のアッテネータ(82a―1)からの電圧が比較器82dに印加された状態で出力されるON/OFF信号は、他のアッテネータ(82f―2、82f−3)からの電圧が比較器82dに印加されている間も対応するラッチ(82g−1)によって切替器(82e-1)に継続的に印加されることとなり、ビット調光I/F82b、D/A変換器82c、比較器82dを増数することなく、3つのストロボユニットの各コンデンサを同時に、調光制御ビット信号に応じた所定の電圧値に制御することが可能となる。
【0071】
写真撮影が行われる際には、制御手段40から、CCDカメラ31、32へレリース信号が送信されるとともに、発光制御部83へトリガ信号が送信される。トリガ信号を受信した発光制御部83は、各ストロボユニット36a〜36cが備える各ストロボ発光部のトリガトランスにパルス電圧を供給し、これにより、各ストロボ発光部のストロボランプから閃光が照射され、その後、上記の充電プロセスが再開される。このような動作により、撮影ブース20内の被写体の写真が撮影される。
【0072】
以上、本発明の一実施形態に係るストロボ発光装置、及び、これを備える自動写真撮影装置について説明したが、本発明はこれに限られることなく、種々の変形が可能である。
【0073】
例えば、上記した実施形態では、ストロボ発光部が4個のストロボランプを有する例を示したが、ストロボランプの数を増減することが可能である。この場合、調光ユニットや昇圧回路部の構成を変更することなく、ストロボランプの数を増減することが可能であり、このようにしても、各ストロボランプのコンデンサが十分に充電されるため、各ストロボランプの発光特性には何ら悪影響を与えることはない。
【0074】
また、上記した実施形態では、単一の発光制御部からのパルス電圧が、各発光部が備えるトリガトランスに並列に送信される場合につき説明したが、複数のパルス電圧を送信しうる発光制御部を使用し、あるいは、複数の発光制御部を使用することで、ストロボユニット毎、或いは、発光部毎に発光タイミングを各別に制御することも可能である。
【0075】
また、本実施の形態における自動写真撮影装置10では、単一のストロボユニットを筺体正面に設け、あるいは、自動写真撮影装置11では、2つのストロボユニットを筐体に、1つのストロボユニットを撮影ブースの天井面に設けるようにしたが、本発明は、ストロボ発光ユニットの個数やその設置場所に限定を有するものではない。
【0076】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、一のコンデンサの充電電圧に応じた第1の信号が第1の手段から第2の手段に供給され、第2の手段が第1の信号と基準信号との比較に基づいて第2の信号を出力して昇圧回路部への電力供給の制御が行われるため、少ない部品点数で、複数のコンデンサの充電電圧の制御を行うことが可能となり、低廉で多様な照明効果を実現できるストロボ発光装置、及び、これを備える自動写真撮影装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態による自動写真撮影装置の外観斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態におけるストロボ発光装置の全体構成を示す説明図である。
【図3】図3は、本発明の実施形態における充電制御部の構成を示す説明図である。
【図4】図4は、本発明の実施形態による自動写真撮影装置のシステム構成を示す説明図である。
【図5】図5は、本発明の他の実施形態による自動写真撮影装置の外観斜視図である。
【図6】図5は、本発明の他の実施形態における撮影ブースの斜視概観図である。
【図7】図7は、本発明の他の実施形態におけるストロボ発光装置の全体構成を示す説明図である。
【図8】図8は、本発明の他の実施形態における充電制御部の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動写真撮影装置
11 自動写真撮影装置
20 撮影ブース
21 天井面
22 背面
23 側面
24 開口
25 カーテン
26 スポットライト
27 RGBライト
30 筐体
31、32 CCDカメラ
33、34 ディスプレイ
35 入力装置
36、36a、36b、36c ストロボユニット
37 スピーカ
38 コイン投入口
39 写真排出口
40 制御手段
41 バス
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 インターフェース
46 ハードディスク
47 CD−ROMドライブ
50 カメラ駆動装置
51 照明制御装置
52 音響制御装置
53 コイン処理部
54 プリンタ
55 ストロボ制御部
60 ストロボ発光装置
61 調光ユニット
62 充電制御部
62a アッテネータ
62b ビット調光インターフェイス
62c D/A変換器
62d 比較器
62e 切替器
63 発光制御部
64 ストロボ発光部
65 ストロボランプ
66 トリガトランス
67 コンデンサ
68 昇圧回路部
69 信号線
70 給電ケーブル
80 ストロボ発光装置
81 調光ユニット
82 充電制御部
82a−1〜82a―3 アッテネータ
82b ビット調光インターフェイス
82c D/A変換器
82d 比較器
82e−1〜82e−3 切替器
82f マルチプレクサ
82g−1〜82g−3 ラッチ
83 発光制御部
84a―1〜84c−4 ストロボ発光部
89a〜89c 信号線
90a〜90c 給電ケーブル

Claims (4)

  1. 発光ダイオード又はネオン管のストロボランプと、当該ストロボランプに供給する電力を充電するコンデンサと、前記コンデンサから前記ストロボランプへの放電をトリガする発光起動手段とを備える複数の発光部と、
    入力電源からの電圧を昇圧し、当該昇圧された電圧を前記コンデンサに印加する昇圧回路部と、
    前記複数の発光部のうち、一の発光部が備えるコンデンサに接続され、当該コンデンサの充電電圧に応じた第1の信号を出力する第1の手段と、
    前記第1の信号と所定の基準信号とを比較して、比較の結果に応じた第2の信号を出力する第2の手段と、
    前記第2の信号に基づいて前記入力電源から前記昇圧回路部への電力供給を制御する切替手段とを有するストロボ発光装置であって、
    前記複数の発光部のそれぞれに対応して複数の昇圧回路部を有し、前記複数の昇圧回路部のそれぞれが、前記入力電源に並列に接続されており、前記入力電源からの電圧を昇圧し、当該昇圧された電圧を、対応する発光部に印加し、
    前記複数の発光部、及び、昇圧回路部が第1のユニットに組み込まれ、前記第1の手段、第2の手段、及び、切替手段が前記第1のユニットとは別の第2のユニットに組み込まれており、前記昇圧回路部と前記切替手段とが給電ケーブルで接続されている、
    ことを特徴とするストロボ発光装置
  2. 前記第1のユニットを複数有することを特徴とする請求項に記載のストロボ発光装置。
  3. 前記所定の基準信号を提供するとともに、該基準信号の電圧値を変化させる第3の手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のストロボ発光装置。
  4. 被写体を収容するスペースを備える撮影ブースと、
    該撮影ブース内の被写体を撮影する撮影手段と、
    請求項1〜のいずれか一項に記載のストロボ発光装置とを備える自動写真撮影装置。
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