JP4614672B2 - ディジタル放送受信広告情報出力装置 - Google Patents

ディジタル放送受信広告情報出力装置 Download PDF

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この発明は、ディジタル放送を受信して広告情報を利用者に提示することができるディジタル放送受信広告情報出力装置に関する。
衛星や地上波を用いたディジタル放送を受信するディジタル放送受信装置は、専用のアンテナや地上波用アンテナを通して受け取った複数の放送波のなかから任意の放送波をチューナによって選択し、この選択した放送波に含まれる複数のチャンネルのなかから任意のチャンネルをデマルチプレクス処理によって選択し、この選択したチャンネルのディジタル信号を取り出し、これをデコードすることによって映像・音声信号を出力する。
ところで、従来のテレビ放送におけるコマーシャル(CM)は、全ての視聴者に同一のものを提示するマスコミュニケーション的なものでり、一部、地方放送局にて地方版のコマーシャルの挿入が行われているに過ぎない。すなわち、視聴者の生活圏に密着した地域的なコマーシャルを連続的に提示するといったことは実現されていない。また、視聴者の居住地の近辺に存在する店舗において突発的にタイムサービスなどを行うにしても、そのことをタイムリーにテレビ放送を通じて視聴者に知らせるといったことも実現されていない。
この発明は、上記の事情に鑑み、視聴者が現在位置する場所においてその場所に対応した地域的なコマーシャルを視聴者に提示することを可能にしたディジタル放送受信広告情報出力装置を提供することを目的とする。
この発明のディジタル放送受信広告情報出力装置は、ディジタル放送波を受信する受信手段と、映像及び/又は音声を出力する映像・音声出力手段と、ディジタル放送波に載せられている広告情報及び広告地域情報を取り出す手段と、現在位置情報を出力する手段と、現在位置情報と広告地域情報との対比によって広告情報を選択する選択手段と、選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給する制御手段と、広告情報が存在する旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段とを備え、前記制御手段は利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給するように構成されたことを特徴とする。
上記構成において、当該装置は各家庭等において固定的に設置され、現在位置情報は、例えば利用者によって装置に入力される。放送事業者側では、広告情報及びこれに対応付けた広告地域情報をディジタル放送波に載せて送信を行う。例えば、大阪市に存在する店舗の広告であれば、「大阪市」を示す広告地域情報を付加して送信を行う。当該装置は、現在位置情報と広告地域情報との対比によって広告情報を選択して映像・音声出力を行うので、視聴者が現在位置する場所においてその場所に対応した地域的なコマーシャルが提示されることになる。そして、広告情報が存在する旨のメッセージが出力され、利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報が出力されることになる。すなわち、利用者の意思に基づいて広告情報の映像・音声出力が行われる。
また、この発明のディジタル放送受信広告情報出力装置は、ディジタル放送波を受信する第1の受信手段と、映像及び/又は音声を出力する映像・音声出力手段と、ディジタル放送波に載せられている広告情報及び広告地域情報を取り出す手段と、現在位置を特定するのに必要な情報が載せられた送信波を受信する第2の受信手段と、前記送信波に載せられている情報に基づいて現在位置情報を出力する手段と、現在位置情報と広告地域情報との対比によって広告情報を選択する選択手段と、選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給する制御手段と、広告情報が存在する旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段とを備え、前記制御手段は利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給するように構成されたことを特徴とする。
上記構成においては、現在位置情報は、例えば、GPS(Global Positioning System)における衛星や街角に設けられたビーコン送信機からの送信波に基づいて取得される。放送事業者側では、広告情報及びこれに対応付けた広告地域情報をディジタル放送波に載せて送信を行う。例えば、○○町に存在する店舗の広告であれば、「○○町」を示す広告地域情報を付加して送信を行う。受信装置は、広告地域情報と第2の受信手段により取得した現在位置情報との対比によって広告情報を選択して映像・音声出力を行うので、当該装置がバスや自家用車や鉄道車両などの移動体車内に載せられて移動する場合や、携帯型の装置として利用者と共に移動する場合でも、その移動の地においてその場所に対応した地域的なコマーシャルが提示されることになる。そして、広告情報が存在する旨のメッセージが出力され、利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報が出力されることになる。すなわち、利用者の意思に基づいて広告情報の映像・音声出力が行われる。
ディジタル放送波から取り出された広告情報及び広告地域情報を記憶する記憶手段を備え、前記選択手段は現在位置情報と広告地域情報との対比によって前記記憶手段に記憶されている広告情報を選択し得るように構成してもよい。これによれば、例えば、深夜に纏めて放送される広告情報を取得して記憶しておき、昼間において広告情報が放送されていなくても、記憶しておいた広告情報を映像・音声出力するといったことが可能となる。
また、この発明のディジタル放送受信広告情報出力装置は、ディジタル放送波を受信する第1の受信手段と、映像及び/又は音声を出力する映像・音声出力手段と、広告情報及び広告地域情報を記憶している記憶手段と、現在位置を特定するのに必要な情報が載せられた送信波を受信する第2の受信手段と、前記送信波に載せられている情報に基づいて現在位置情報を出力する手段と、現在位置情報と広告地域情報との対比によって広告情報を選択する選択手段と、選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給する制御手段と、広告情報が存在する旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段とを備え、前記制御手段は利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給するように構成されたことを特徴とする。
上記の構成においては、現在位置情報は、例えば、GPSにおける衛星や街角に設けられたビーコン送信機からの送信波に基づいて取得される。記憶手段には広告情報及びこれに対応付けた広告地域情報が格納されている。例えば、○○町に存在する店舗の広告であれば、「○○町」を示す広告地域情報が対応付けられて記憶されている。受信装置は、広告地域情報と第2の受信手段により取得した現在位置情報との対比によって広告情報を選択して映像・音声出力を行うので、当該装置がバスや自家用車や鉄道車両などの移動体車内に載せられて移動する場合や、携帯型の装置として利用者と共に移動する場合でも、その移動の地においてその場所に対応した地域的なコマーシャルが提示されることになる。そして、広告情報が存在する旨のメッセージが出力され、利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報が出力されることになる。すなわち、利用者の意思に基づいて広告情報の映像・音声出力が行われる。
以上説明したように、この発明のディジタル放送受信広告情報出力装置によれば、視聴者が現在位置する場所においてその場所に対応した地域的なコマーシャルをディジタル放送波によって、或いは予め記憶しておいた広告情報に基づいて視聴者に提示することができる。そして、広告情報が存在する旨のメッセージが出力され、利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報が出力されるので、利用者の意思に基づいて広告情報の映像・音声出力が行われることになる。
(実施形態1)
以下、この発明の実施形態を図1に基づいて説明するが、ここではユーザが地上波ディジタル放送を視聴する場合を例示している。図1は地上波ディジタル放送を受信するこの実施形態のディジタル放送受信広告情報出力装置30を示したブロック図である。
図1において、アンテナ1は地上波放送局から送られてくるディジタル放送信号を受信する。
チューナ2は、映像・音声データを含む高周波ディジタル変調信号のなかから特定周波数の信号を取り出す。また、チューナ2は、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路などを備えることにより、選択したディジタル変調信号を復調してトランスポート・ストリームを出力する。
デマルチプレクサ(DEMUX)3は、チューナ2から受け取ったトランスポート・ストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group2)のビデオトランスポートパケット、オーディオトランスポートパケット、及びPSI(Program Specific Information)に分離する。デマルチプレクサ3は、ビデオトランスポートパケットとオーディオトランスポートパケットをAVデコーダ4に供給し、PSIに含まれるサービス情報(SI:Service Information)などをシステムコントローラ13に供給する。なお、前述のごとく、トランスポート・ストリームには複数のチャンネルが多重化されており、このなかから任意のチャンネルを選択するための処理は、前記PSIから任意のチャンネルがトランスポート・ストリーム中でどのパケットIDで多重化されているかといったデータを取り出すことで可能となる。また、ディジタル放送波にはメインチャンネルだけでなく、サブチャンネルが多重されており、CPU11からデマルチプレクサ3にサブチャンネルを選択するようDEMUX制御信号が供給されると、サブチャンネルにおけるビデオトランスポートパケットやオーディオトランスポートパケットが出力される。更に、ディジタル放送波には静止画、文字情報、音声情報を提供するデータ放送も多重されている。番組放送においては、随所にコマーシャル(CM)が挿入されているが、このコマーシャルとは別の広告情報をサブチャンネルやデータ放送に組み入れることが可能である。勿論、広告情報専門のチャンネルを設けることも可能である。前記SIには広告情報が例えばどのサブチャンネルに存在するかを示す情報、及びどの地域において放送されるべきかを示す広告地域情報(例えば、緯経度情報)を挿入しておく。なお、広告情報の送出側(放送事業者側)では、予め依頼を受けている広告情報を順次送出するだけでなく、突発的な広告依頼に対応できる体制を整えておけば、或る店舗が突発的にタイムサービスなどを行う場合に、そのことを伝える広告情報をタイムリーに放送波に載せることができる。
AVデコーダ4は、ビデオトランスポートパケットに対してデコードを行うビデオデコーダ、及びオーディオトランスポートパケットに対してデコードを行うオーディオデコーダを備える。ビデオデコーダは、入力された可変長符号を復号して量子化係数や動きベクトルを求め、逆DCT変換や動きベクトルに基づく動き補償制御などを行う。オーディオデコーダは、入力された符号化信号を復号して音声データを生成する。デコードにより生成された映像データは映像処理回路5に出力され、音声データは音声処理回路6に出力される。なお、図示はしていないがデータ放送デコーダが設けられており、このデータ放送デコーダは、データ放送パケットをデコードして静止画の映像データ、音声データ、及び他の情報を生成する。
映像処理回路5は映像データに対してD/A変換を行い、例えばNTSCフォーマットのコンポジット信号に変換する。音声信号処理回路6は音声データに対してD/A変換を行い、右(R)音のアナログ信号および左(L)音のアナログ信号を生成する。映像出力回路7及び音声出力回路8は信号増幅器等を備えて成る。モニタ9は映像出力回路7から供給される映像信号に基づいて映像表示を行う。スピーカ10は音声出力回路8から供給される音声信号に基づいて音声出力を行う。
GPS(Global Positioning System)受信回路12は、アンテナ12aにて受信したGPS信号を増幅する増幅回路、検波回路、A/D変換器、データ復調回路などを備えて構成される。GPS受信回路12は復調データをCPU11に供給する。
ビーコン受信回路13は、アンテナ13aにて受信したビーコン信号を増幅する増幅回路、検波回路、データ復調回路などを備えて構成される。ビーコン受信回路13は復調データをCPU11に供給する。なお、ビーコン信号を送信する装置は、道路ぎわの建造物や電柱などに設置されている。
CPU11は、復調データに基づいて現在位置情報(例えば、緯経度情報)を算出する。現在位置情報算出のための演算処理プログラムは図示しない記憶部に格納されている。また、CPU11は、SIに含められている広告地域情報を取り出し、この広告地域情報と前記現在位置情報との対比を行う。例えば、両情報が緯経度情報である場合、現在緯経度を中心に所定範囲の円形領域内に前記広告地域情報の緯経度が存在するかを判断する。広告地域情報の緯経度が前記所定範囲内に存在する場合には、当該広告地域情報に対応する広告情報が例えばどのサブチャンネルに存在するかを判断し、このサブチャンネルの広告情報パケットを取り出してCMデータメモリ14に格納する。
また、CPU11は、AVデコーダ4からモード信号を入力している。このモード信号は、放送でCMが流れるときに変化するものである。CPU11は、前記モード信号に基づいてCMに切り換わったかどうかを判断し、CMに切り換わったと判断したときには、CMデータメモリ14から広告情報を読み出し、この広告情報をAVデコーダ4或いは図示しないデータ放送デコーダに供給し、当該広告情報の映像出力と音声出力の両方又は一方を行わせる。
以上説明したディジタル放送受信広告情報出力装置がバスや自家用車や鉄道車両などの移動体車内に載せられて移動する場合には、現在位置情報は刻々と変化していき、視聴者が現在位置する場所においてその場所に対応した地域的な広告情報が提示されることになる。なお、CMデータメモリ14を備えずに、現在出力中の放送でCMに切り換わったときに、現在放送中の広告情報を現在位置情報に基づいて選択して出力するといった処理を行うことも可能である。すなわち、広告地域情報と現在位置情報との対比によって選択された広告情報を、選択と同時に前記映像/音声出力する構成(モード)も採用できる。幾つかのモードを用意しておき、利用者に選択させることも可能である。また、CMに切り換わることを広告情報の出力タイミングとすることの他、ディジタル放送波に多重されたパイロット信号(出力指示信号)を受信したときを広告情報の出力タイミングとすることができる。或いは、ビーコンを必要時にのみ送信(例えば、タイムサービスの開始するときに送信)する場合であれば、ビーコン信号が出力タイミングを示す信号にもなる。また、サブチャンネルに広告情報を載せることに限らず、メインチャンネルの副音声に広告情報を載せたり、付加情報としてディジタル放送波に多重されているデータ放送に広告情報を載せ、これら広告情報を取り出せるようにしてもよい。また、CMデータメモリ14を備えた構成であれば、例えば、深夜に纏めて放送される広告情報を取得して記憶しておき、昼間において広告情報が放送されていなくても、記憶しておいた広告情報を映像・音声出力するといったことが可能となる。また、ディジタル放送波に載せられた広告情報を格納するCMデータメモリ14とは別に、ディジタル放送波以外の送信波や有線を用いたデータ転送にて受け取った広告情報及び広告地域情報を記憶する店舗データメモリ15を備え、この店舗データメモリ15から広告情報を選択して出力するようにしてもよい。バスや電車などの公共的車両に当該装置を搭載する場合には、店舗データメモリ15を備えるのがよいであろう。一方、自家用車に搭載するディジタル放送受信広告情報出力装置においては、店舗データメモリ15は不要であろう。また、GPS受信回路12とビーコン受信回路13の両方を備える構成を示したが、いずれか一方を備える構成でもよい。また、図1の構成では、未デコード状態の広告情報をCMデータメモリ14に格納しており、このCMデータメモリ14から読み出した未デコード状態の広告情報をAVデコーダ4(又は図示しないデータ放送デコーダ)に供給するようにしたが、デコード済みの広告情報をCMデータメモリ14に格納する構成とすれば、このCMデータメモリ14から読み出したデコード状態の広告情報を直接に映像処理回路5又は音声処理回路6に供給することができる。また、図1の構成において、広告情報と共にこれに対応する広告地域情報もCMデータメモリ14に記憶するようにしてもよいものである。広告情報を取得した後でも現在位置情報は刻々と変化しており、CMに切り換わった際には前記所定範囲内から外れてしまっている場合がある。広告情報を読み出す際に、この読み出し時の現在位置情報と記憶しておいた広告地域情報とを対比し、前記所定範囲から外れてしまっている場合には、当該広告情報の出力は行わないよう処理してもよいものである。
図2はディジタル放送受信広告情報出力装置の他の例を示したブロック図である。図2の構成は、図1の構成に加えて、リモコン送信機16、リモコン受光器17、OSD(オンスクリーンディスプレイ)表示回路18、加算器19、及び音声合成回路20を備えている。この図2のディジタル放送受信広告情報出力装置は、自家用車に搭載するのがよいであろう。また、カーナビゲーションシステムと融合させた装置としてもよい。
OSD表示回路18は、CPU11から出力指示された文字情報に基づくビットマップデータを加算器19に出力する。加算器19は前記ビットマップデータを映像信号に組み込む処理を行う。上記OSD表示回路12により、CPU11が受け取ったSIに基づくEPG(Electronic Program Guide)画面表示が実現される他、操作ガイド画面、及び広告情報が存在することを利用者に知らせるためのメッセージ表示(例えば、「広告情報を出力できます」といった文字表示)も行えることになる。
音声合成回路20は、例えば、「広告情報を出力できます」といった音声データを圧縮格納しているメモリを有しており、CPU11からの指令に従って前記音声データをメモリから読み出して伸長し、この伸長した音声ディジタル信号を音声処理回路6に供給するようになっている。
リモコン送信機16は、当該ディジタル放送受信広告情報出力装置30に指令を送出するための送信機である。このリモコン送信機16に設けられた図示しないキーを操作すると、そのキーに対応した指令を意味する信号光(リモコン信号)が図示しない発光部から送出される。リモコン受光器17は、前記信号光を受光し、これを電気信号に変換してCPU11に与える。
図2の構成においても、図1の構成と同様、地域に対応した広告情報が存在する場合に、放送に付随しているCMに代えて前記広告情報を自動的に出力することもできるが、このような自動出力は行わずに、まず、広告情報が存在することを利用者に知らせるためのメッセージ出力を行うこととしている。すわなち、地域に対応した広告情報がディジタル放送波に存在する場合には、CPU11はOSD表示回路12を用い、例えば「広告情報を出力できます」といった文字メッセージをモニタ9の表示画面に重ねて、或いは画面の一部を用いて表示させる処理を行う。また、これに代えて或いはこれに加えて、音声合成回路20を用い、「広告情報を出力できます」といった音声メッセージをスピーカ10から出力させる処理を行う。
上記メッセージを見て或いは聞いて利用者がリモコン送信機16を操作して広告情報の出力を装置30に対して指示すると、CPU11は番組の映像/音声出力を停止し、CMデータメモリ14から読み出した広告情報の映像/音声出力を行う。或いは、番組の映像に重ねて広告情報を表示したり、番組の音声のみを出力停止して、広告情報の音声出力を行うことになる。
メッセージ表示は、文字メッセージに限らず、所定のマークが画面隅などに間欠的に表示されるといったものでもよい。また、OSD表示回路12を用いず、LED等の発光手段を明滅させ、この明滅を利用者に広告情報の存在を知らせるメッセージとするようにしてもよい。
図1及び図2の構成では、装置30が(移動体車両が)単に所定範囲の広告圏内に入ったときに広告情報を選択するようにしたが、移動体車両の現在位置に加えて進行方向なども考慮して広告情報を選択するようにしてもよい。
図3はディジタル放送受信広告情報出力装置の他の例を示したブロック図である。図3の構成は、図2の構成において、GPS受信回路12及びビーコン受信回路13に代えて、現在位置記憶部21を備えた構成である。この図3は、家庭等に置かれるディジタル放送受信広告情報出力装置を想定している。
現在位置記憶部21は、例えば、利用者が地域番号に基づいてオートチャンネル設定を行うときに、当該地域番号を現在位置情報として記憶するようにしてもよいし、利用者がリモコン送信機16を用いて入力した現在位置情報を記憶するようにしてもよい。現在位置情報は緯経度情報に限らず、市町村名情報を表す文字情報とすることもできる。また、市町村名情報の他、郵便番号や電話番号を現在位置情報として利用することもできる。ディジタル放送波に載せられている広告地域情報が市町村名や郵便番号などの場合、市町村名や郵便番号などである現在位置情報をそのままCPU11に与えることができる。一方、ディジタル放送波に載せられている広告地域情報が緯経度情報の場合、市町村名や郵便番号などと緯経度情報との対応テーブルを備えることで緯経度情報をCPU11に与えることができる。CPU11は、図1や図2の構成と同様、現在位置に対応した広告情報が存在する場合に、放送に付随しているCMに代えて前記広告情報を自動的に出力したり、広告情報が存在することを利用者に知らせるためのメッセージ出力を行った後、利用者の操作で広告情報を出力したりすることになる。
なお、以上の説明では、地上波ディジタル放送を視聴する場合を例に説明したが、これに限らず、BSディジタル放送などを視聴する場合にも適用することが可能である。
この発明の実施形態のディジタル放送受信広告情報出力装置を示したブロック図である。 ディジタル放送受信広告情報出力装置の他の例を示したブロック図である。 ディジタル放送受信広告情報出力装置の他の例を示したブロック図である。
符号の説明
1 アンテナ
2 チューナ
3 デマルチプレクサ(DEMUX)
4 AVデコーダ
5 映像処理回路
6 音声処理回路
11 CPU
12 GPS受信回路
13 ビーコン受信回路
14 CMデータメモリ
15 店舗データメモリ
16 リモコン送信機
18 OSD表示回路
20 音声合成回路

Claims (4)

  1. ディジタル放送波を受信する受信手段と、映像及び/又は音声を出力する映像・音声出力手段と、ディジタル放送波に載せられている広告情報及び広告地域情報を取り出す手段と、現在位置情報を出力する手段と、現在位置情報と広告地域情報との対比によって広告情報を選択する選択手段と、選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給する制御手段と、地域に対応した広告情報がディジタル放送波に存在する場合に広告情報が存在する旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段とを備え、前記制御手段は利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信広告情報出力装置。
  2. ディジタル放送波を受信する第1の受信手段と、映像及び/又は音声を出力する映像・音声出力手段と、ディジタル放送波に載せられている広告情報及び広告地域情報を取り出す手段と、現在位置を特定するのに必要な情報が載せられた送信波を受信する第2の受信手段と、前記送信波に載せられている情報に基づいて現在位置情報を出力する手段と、現在位置情報と広告地域情報との対比によって広告情報を選択する選択手段と、選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給する制御手段と、地域に対応した広告情報がディジタル放送波に存在する場合に広告情報が存在する旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段とを備え、前記制御手段は利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信広告情報出力装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のディジタル放送受信広告情報出力装置において、ディジタル放送波から取り出された広告情報及び広告地域情報を記憶する記憶手段を備え、前記選択手段は現在位置情報と広告地域情報との対比によって前記記憶手段に記憶されている広告情報を選択し得るように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信広告情報出力装置。
  4. ディジタル放送波を受信する第1の受信手段と、映像及び/又は音声を出力する映像・音声出力手段と、広告情報及び広告地域情報を記憶している記憶手段と、現在位置を特定するのに必要な情報が載せられた送信波を受信する第2の受信手段と、前記送信波に載せられている情報に基づいて現在位置情報を出力する手段と、現在位置情報と広告地域情報との対比によって広告情報を選択する選択手段と、選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給する制御手段と、地域に対応した広告情報がディジタル放送波に存在する場合に広告情報が存在する旨のメッセージを出力するメッセージ出力手段とを備え、前記制御手段は利用者によって広告出力操作がなされたときに選択された広告情報を前記映像・音声出力手段に供給するように構成されたことを特徴とするディジタル放送受信広告情報出力装置。
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