JP4614195B2 - カメラのレンズバリア装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、フイルム使用の写真撮影カメラ、電子スチルカメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラなどのカメラに備えて撮影レンズを保護するレンズバリア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮影レンズを保護するために、撮影時には撮影レンズの前側を開放し、撮影停止時には撮影レンズの前側を閉成するレンズバリア装置を備えたカメラが多い。
【0003】
そして、この種のレンズバリア装置は、一枚のバリア羽根または複数のバリア羽根を備えたバリア構成となっている。
また、カメラ形態によってカメラ本体に直接にバリア羽根を備えたもの、或いは、レンズ鏡胴の前側にバリア羽根を備えたレンズバリア装置がある。
【0004】
図6、図7は、4枚のバリア羽根を有するレンズバリア装置の従来例を示す。
このレンズバリア装置は、上方に開放動作する上側のバリア羽根11a、11bと、下方に開放動作する下側のバリア羽根12a、12bとを備えている。
【0005】
そして、上側のバリア羽根11aは、操作部13の押動操作に連動して右旋回する連動レバ−14によって駆動され、図7に示すように、支軸15を支点に旋回して開放位置に移動する。
【0006】
バリア羽根11bは、バリア羽根11aの先端部に支軸16によって回動自在に取付けられており、バリア羽根11aの旋回にしたがって図7に示すように上方向に移動して開放動作するが、このバリア羽根11bの摺動ピン17がガイド孔18を進むことから、支軸16と摺動ピン17によって決まる移動姿勢となる。
【0007】
下側のバリア羽根12a、12bも同様であって、操作部13を押動操作すると、連動レバ−19に駆動されるバリア羽根12aが支軸20を支点に旋回して開放位置に移り、また、バリア羽根12aの先端部に支軸21によって連結されたバリア羽根12bがガイド孔22を進む摺動ピン23と支軸21で決まる移動姿勢で開放位置に移る。
【0008】
操作部13は、クリック機構によってバリア羽根を開放させた押動位置で位置規制され、バリア羽根の開放状態を保持する。
【0009】
また、操作部13を引っ張り操作して後退させると、支軸16、21に係架されたばね24のばね力で、上側のバリア羽根11a、11bと下側のバリア羽根12a、12bとが戻り移動し、図6に示すように閉成位置に移る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
バリア羽根は撮影レンズの前側を全体的に覆う羽根面積が必要となるため、バリア羽根の枚数を少なくするほどバリア羽根の羽根面積を大きくしなければならない。
【0011】
例えば、一枚のバリア羽根で構成した場合は、羽根面積が広いバリア羽根が必要となり、4枚のバリア羽根で構成する場合は、羽根面積の狭いバリア羽根を使用することができる。
【0012】
一方、羽根面積の広いバリア羽根は撮影レンズ前面を開放させるために大きく移動変位させる必要があり、開放動作の退避移動距離(撮影レンズの前面を全閉した位置から全開させる位置までの距離)が長くなるが、羽根面積の狭いバリア羽根はその退避移動距離を短くすることができる。
【0013】
この結果、羽根面積の広い一枚または二枚のバリア羽根を備えたレンズバリア装置は構成が簡単となると言う有利さがある反面、バリア羽根の退避移動距離が長くなるため、それだけ広い組込みスペ−スが必要となる。
例えば、レンズ鏡胴の前面部にレンズバリア装置を備えれば、レンズ鏡胴径を大きくしなければならない。
【0014】
また、羽根面積の狭い複数のバリア羽根を備えるレンズバリア装置、例えば、従来例として示した図6、図7のレンズバリア装置は、バリア羽根11a、11b、12a、12bの退避移動距離が短いので、組込みスペ−スの点で有利であるが、構成が複雑化すると言う問題がある。
【0015】
特に、図6、図7に示すレンズバリア装置の場合、バリア羽根11aの先端部にバリア羽根11bを連結し、バリア羽根12aの先端部にバリア羽根12bを連結する他に、これらの連結部の支軸16、21にばね24が係架されているために、バリア羽根開放の負荷荷重が大きくなり、軽快な動作のレンズバリア装置が期待できない。
【0016】
また、このレンズバリア装置は、開放動作によってバリア羽根11aと11bとが重なり、バリア羽根12aと12bとが重なる上に、さらに、連動レバ−14がバリア羽根11aに、連動レバ−19がバリア羽根12aに各々重なる構成であるため、光軸方向の装置幅が増大すると言う欠点がある。
【0017】
さらに、バリア羽根を閉成させると、バリア羽根11a、12aとバリア羽根11b、12bとの間に段差が生ずることから、この段差部に塵などが付着すると言う問題がある上、見栄えの点でも好ましくない。
【0018】
本発明は上記した実情にかんがみ、4つのバリア羽根を備え、これらのバリア羽根を一面で開閉させること、バリア羽根各々をバリア駆動部材のカムによって独立駆動して軽快に、かつ、確実に動作させることができるレンズバリア装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明では、第1の発明として、カメラの撮影準備操作により開放し、撮影停止操作により閉成するバリア羽根を有するカメラのレンズバリア装置において、リング状に形成したバリアベースの対称位置の一方位置に一方の2つのバリア羽根を軸支し、その他方位置に他方の2つのバリア羽根を軸支し、さらに、一方の2つのバリア羽根を相対方向に、他方の2つのバリア羽根を相対方向に開閉駆動して4つのバリア羽根各々を一面上で開閉させる構成としたバリア羽根機構と、上記一方の2つのバリア羽根と他方の2つのバリア羽根の各々に閉成勢力を与えるばね部材と、撮影準備操作に連動し、上記一方の2つのバリア羽根を相対方向に開放駆動するカムと他方の2つのバリア羽根を相対方向に開放駆動するカムとを備え、上記した4つのバリア羽根を上記ばね部材のばね勢力に抗して開放させるリング状のバリア駆動部材とより構成したことを特徴とするカメラのレンズバリア装置を提案する。
【0020】
このように構成したレンズバリア装置は、各バリア羽根が一面上で旋回して開閉動作すると共に、4つのバリア羽根各々がバリア駆動部材のカムによって独立に駆動されて開放動作し、また、ばね部材のばね力で閉成動作するため、バリア羽根各々を均等な駆動力で開閉させることができ、これより、バリア羽根が軽快、確実に動作するレンズバリア装置となる。
【0021】
第2の発明としては、上記した第1の発明のレンズバリア装置において、リング状に形成したバリア駆動部材の周囲部に形成したバヨネット爪をカメラ本体またはレンズ鏡胴の前部に回動自在に連結し、さらに、バリアベースをバリアカバーとしてその周囲部をカメラ本体またはレンズ鏡胴の前部にバヨネット手段で取付ける構成としたことを特徴とするカメラのレンズバリア装置を提案する。
【0022】
このように構成したレンズバリア装置は、バリア駆動部材とバリアベ−スの面上に取付け部所などを設ける必要がなく、これらの面上全体をバリア羽根の移動領域として利用することができる。
この結果、バリア羽根の移動領域が広くなり、一面で開閉させるバリア羽根機構として特に有利となる。
【0023】
第3の発明は、上記した第1の発明または第2の発明のレンズバリア装置において、バリア羽根各々を薄い金属板で形成したことを特徴とするカメラのレンズバリア装置を提案する。
【0024】
このレンズバリア装置は、薄い金属板からなる4つのバリア羽根が一面上で開閉する構成となることから、光軸方向の装置幅が短寸化されて組込みに極めて有利となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施形態について図面に沿って説明する。
図1はレンズバリア装置を示す分解斜視図で、31はカメラ本体に固定する枠板、32はレンズ鏡胴、33は化粧リング、34はコイルばね35によって回動力を与えるバリア駆動リング、36は羽根押え板、37、38は一方の第1、第2バリア羽根、39、40は他方の第1、第2バリア羽根、41、42はバリア羽根に閉成勢力を与えるばね、43はバリアベ−スとしてのバリアカバ−、44はバリアカバ−43の回転止め、45は化粧銘板を示す。
【0026】
枠板31のカム板31aに形成した傾斜カム31bには、バリア駆動リング34の連動カム34aが対接し、この連動カム34aが傾斜カム31bを摺動することでバリア駆動リング34を回動させる。
【0027】
レンズ鏡胴32は、撮影停止操作でカメラ本体に収納され、また、撮影準備操作で収納位置から繰り出されて撮影可能位置に進出する構成となっている。
【0028】
このレンズ鏡胴32は、撮影レンズ32aを備える他に、バリア駆動リング34のバヨネット爪34bを回動自在に係止させるバヨネット係止部32bと、バリアカバ−43のバヨネット爪43aを係止させるバヨネット係止部32cとを有している。
【0029】
つまり、バリア駆動リング34をレンズ鏡胴32にバヨネット手段によって回動自在に取付け、また、バリアカバ−43をバヨネット手段によって固定的にレンズ鏡胴32に取付けるようにしてある。
【0030】
その他、このレンズ鏡胴32の周囲部には光軸方向に形成した孔部を設け、枠板31のカム板31aをこの孔部を通してレンズ鏡胴32の前側周囲に形成した切欠部に突出させるようになっている。
【0031】
バリア駆動リング34は、このリング34とレンズ鏡胴32との間に係架したコイルばね35により右回動勢力を受ける。
すなわち、レンズ鏡胴32が収納位置に繰り入れられると、このバリア駆動リング34も共に後退移動し、連動カム34aが傾斜カム31bを滑り落ちることから左回動し、これに伴なってコイルばね35のばね力が蓄えられる。
【0032】
また、レンズ鏡胴32が収納位置から繰り出される場合は、バリア駆動リング34も前進し、その連動カム34aが傾斜カム31bを摺動しながら昇るため、このバリア駆動リング34がコイルばね35のばね力を受けて右回動する。
【0033】
さらに、このバリア駆動リング34は4枚のバリア羽根を駆動するもので、その対称位置にはバリア駆動用のカム46、47が設けてある。
【0034】
一方の第1バリア羽根37と第2バリア羽根38はそれらの一端部を同一の支軸48によってバリアカバ−43に旋回自在に軸支し、また、この支軸48に設けた一つのばね41によってこれら第1、第2バリア羽根37、38に閉成勢力を与える構成となっている。(図2参照)
【0035】
他方の第1バリア羽根39と第2バリア羽根40についても同様に、同一の支軸49によってバリアカバ−43に旋回自在に軸支し、また、この支軸49に設けた一つのばね42によって閉成勢力を与えるようになっている。(図2参照)
【0036】
また、一方の第1、第2バリア羽根37、38に設けた駆動ピン50、51(図2参照)が羽根押え板36の切欠き36aを通ってバリア駆動リング34のカム46に対接するようになっており、他方の第1、第2バリア羽根39、40に設けた駆動ピン52、53(図2参照)が羽根押え板36の切欠き36bを通ってバリア駆動リング34のカム47に対接するようになっている。
【0037】
羽根押え板36は、バリア駆動リング34とバリア羽根の間に設け、この押え板36に形成した線状の凸条部36cによってバリア羽根の動作を円滑化させるものである。
【0038】
上記構成のレンズバリア装置は、バリア駆動リング34をバヨネット手段でレンズ鏡胴32に組付け、バリア羽根と羽根押え36を取付けたバリアカバ−43をバヨネット手段によってレンズ鏡胴32に組付ける。
なお、このとき化粧リング33をレンズ鏡胴32の外部に嵌合させておく。
そして、バリアカバ−43の回転止め44を組付けた後に、化粧銘板45をバリアカバ−43の前面に貼付する。
【0039】
次に、上記したレンズバリア装置の動作について図2〜図5を参照して説明する。
図2はバリア羽根の閉成状態を示す要部構成図であり、この図ではバリア駆動リング34、バリア羽根37〜40、バリア羽根駆動部を示し、レンズ鏡胴32、羽根押え板36、バリアカバ−43などについては省略してある。
なお、図示した二点鎖線43bはバリアカバ−43に設けてある光通過孔を示す。
【0040】
既に述べたように、レンズ鏡胴32がカメラ本体に収納されることにより、バリア駆動リング34の連動カム34aがカム板31aの傾斜カム31bを滑り落ちるため、バリア駆動リング34がコイルばね35のばね力を蓄えるようにして左回動する。
【0041】
バリア駆動リング34が左回動し、カム46、47が旋回することにより、一方の第1、第2バリア羽根37、38の駆動ピン50、51と、他方の第1、第2バリア羽根39、40の駆動ピン52、53との旋回動が許容されるようになり、一方の第1、第2バリア羽根37、38がばね41のばね力を受けて旋回し、他方の第1、第2バリア羽根39、40がばね42のばね力を受けて旋回し、図2に示すバリア閉成状態となる。
【0042】
図3は一方の第1、第2バリア羽根37、38の駆動部を示した図2の部分拡大図である。
図示するように、バリア駆動リング34に設けたカム46は直線カム部46aと曲線カム部46bとを有しており、直線カム部46aにより駆動ピン50を、曲線カム部46bにより駆動ピン51を駆動する構成となっている。
【0043】
なお、カム46については、バリア駆動リング34に形成した凹面部とリング面との段形壁を直線カム部46a、曲線カム部46bとして形成し、上記駆動ピン50、51をその凹面部内に突入させてある。
【0044】
したがって、バリア駆動リング34が左回動すると、直線カム部46aが駆動ピン50より離れる方向に移動し、また、駆動ピン51が曲線カム部46bを滑り落ちることから、一方の第1、第2バリア羽根37、38がばね41のばね力で旋回し、図2に示すように、バリア閉成動作となる。
【0045】
他方のカム47は上記したカム46と同構成となっており、駆動ピン52が直線カム部47aにより、駆動ピン53が曲線カム部47bにより各々駆動される。
したがって、バリア駆動リング34が左回動することで、直線カム部47aが駆動ピン52から離れる方向に移動し、駆動ピン53が曲線カム部47bを滑り落ちることから、他方の第1、第2バリア羽根39、40がばね42のばね力で旋回し、図2に示すように閉成動作する。
【0046】
一方、レンズ鏡胴32が収納位置から繰り出されると、既に述べたように、バリア駆動リング34の連動カム34aがカム板31aの傾斜カム31bを摺動しながら昇り、コイルばね35のばね力を受けて右回動する。
【0047】
これより、バリア駆動リング34のカム46、47とが駆動ピン50、51と52、53とを駆動してバリア羽根を図4に示すように開放する。
具体的には、バリア駆動リング34が右回動すると、図5に拡大して示したように、カム46の直線カム部46aが駆動ピン50を押し回し、また、駆動ピン51が曲線カム部46bを昇りながら旋回する。
【0048】
したがって、一方の第1、第2バリア羽根37、38がばね41のばね力に抗して旋回し、バリア開放位置に移る。
なお、図5は図4上の部分的な拡大図である。
他方側のカム47も同様に動作し、直線カム部47aによって駆動ピン52が押し回され、駆動ピン53が曲線カム部47bを昇るように旋回するため、他方の第1、第2バリア羽根39、40が旋回し、バリア開放位置に移る。
【0049】
このように、レンズ鏡胴32を繰り出すことで、バリア駆動リング34が右回動し、一方の第1、第2バリア羽根37、38と他方の第1、第2バリア羽根39、40とが光通過孔43bを全体的に開放させ、撮影可能となる。
【0050】
バリア羽根がこのように開放した状態でレンズ鏡胴32をカメラ本体に収納させると、バリア駆動リング34が図4において左回動し、上記したようにカム46、47の直線カム部46a、47aが駆動ピン50、51より離れるように移動し、曲線カム部46b、47bが駆動ピン52、53を滑り落ちるように移動することから、一方の第1、第2バリア羽根37、38がばね41のばね力で閉成旋回し、他方の第1、第2バリア羽根39、40がばね42のばね力で閉成旋回して図2に示すバリア閉成状態となる。
【0051】
バリア羽根が閉成した図2の状態では、一方の第1バリア羽根37と他方の第1バリア羽根39の一側縁が対接し、また、一方の第2バリア羽根38が他方の第1バリア羽根39の他側縁に対接し、他方の第2バリア羽根40が一方の第1バリア羽根37の他側縁に対接する。
この結果、一方の第1、第2バリア羽根37、38と他方の第1、第2バリア羽根39、40とが一面上で閉成するレンズバリア装置となる。
【0052】
以上、レンズ鏡胴32を繰り出すタイプのカメラに実施した一例について説明したが、レンズ鏡胴が繰り出されないカメラについては、バリア駆動リング34を撮影準備操作と撮影停止操作に連動して回動させる構成とすることにより上記同様に実施することができる。
【0053】
【発明の効果】
上記した通り、本発明によれば、4枚のバリア羽根を備えてバリア羽根の退避移動距離を短くすると共に、バリア駆動リングのカムによってバリア羽根各々を独立に駆動させる構成としたことから、開口面積を大きくしてバリア羽根の退避移動距離を短くすることができ、また、バリア羽根の開閉動作が軽快で確実なレンズバリア装置となる。
【0054】
また、このレンズバリア装置は、バリア羽根が一面上で開閉動作するので、閉成状態においてバリア羽根の段差が生じないことから、バリア羽根の段差部に塵などが付着するようなことがなく、また、外観の見栄えの良いレンズバリア装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態として示したレンズバリア装置の分解斜視図である。
【図2】上記レンズバリア装置のバリア閉成状態を示した要部構成図である。
【図3】図2上の一部を拡大して示した部分図である。
【図4】バリア開放状態を示した図2同様の要部構成図である。
【図5】図3上の一部を拡大して示した部分図である。
【図6】従来例として示したレンズバリア装置のバリア閉成状態を示す簡略図である。
【図7】バリア開放状態を示す図6同様の簡略図である。
【符号の説明】
31 枠板
31a カム板
32 レンズ鏡胴
34 バリア駆動リング
34a 連動カム
35 コイルばね
37、38 一方の第1、第2バリア羽根
39、40 他方の第1、第2バリア羽根
41、42 ばね
43 バリアカバ−
46、47 カム
46a、47a 直線カム部
46b、47b 曲線カム部
50、51、52、53 駆動ピン
Claims (3)
- カメラの撮影準備操作により開放し、撮影停止操作により閉成するバリア羽根を有するカメラのレンズバリア装置において、
リング状に形成したバリアベースの対称位置の一方位置に一方の2つのバリア羽根を軸支し、その他方位置に他方の2つのバリア羽根を軸支し、さらに、一方の2つのバリア羽根を相対方向に、他方の2つのバリア羽根を相対方向に開閉駆動して4つのバリア羽根各々を一面上で開閉させる構成としたバリア羽根機構と、
上記一方の2つのバリア羽根と他方の2つのバリア羽根の各々に閉成勢力を与えるばね部材と、
撮影準備操作に連動し、上記一方の2つのバリア羽根を相対方向に開放駆動するカムと他方の2つのバリア羽根を相対方向に開放駆動するカムとを備え、上記した4つのバリア羽根を上記ばね部材のばね勢力に抗して開放させるリング状のバリア駆動部材とより構成したことを特徴とするカメラのレンズバリア装置。 - 請求項1に記載したカメラのレンズバリア装置において
リング状に形成したバリア駆動部材の周囲部に形成したバヨネット爪をカメラ本体またはレンズ鏡胴の前部に回動自在に連結し、さらに、バリアベースをバリアカバーとしてその周囲部をカメラ本体またはレンズ鏡胴の前部にバヨネット手段で取付ける構成としたことを特徴とするカメラのレンズバリア装置。 - 請求項1または2に記載したカメラのレンズバリア装置において、
バリア羽根各々を薄い金属板で形成したことを特徴とするカメラのレンズバリア装置。
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