JP4611495B2 - 丸刃式切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアルミニウム箔や銅箔等のような金属箔やプラスチックフィルム、あるいは金属箔やプラスチックフィルム等に他の物質を塗布あるいはコーティングした複合材等の原反を多数の帯状部材にスリットするための丸刃式切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の丸刃式切断装置としては、本出願人等が先に出願し、特開平10−64527号公報により公開された切断装置が知られている。
この従来技術では、第1丸刃と第2丸刃によって被切断帯を切断するときに、切断後の帯状部材が第1丸刃の側面と隣の第1丸刃の側面との間、あるいは第2丸刃の側面と隣の第2丸刃の側面との間に挟まれている範囲を過ぎるまで、その帯状部材をそれぞれ第2丸刃とその第2丸刃と上下に相対峙している弾性リングによって、あるいは第1丸刃とその第1丸刃と上下に相対峙している弾性リングによって挟み続けるようにすることを目的として、第1丸刃、あるいは第2丸刃に隣接して設けられている弾性リングの外径をそれぞれ第1丸刃、あるいは第2丸刃の外径寸法より大きく構成した切断装置であり、それによって、被切断帯から切断された帯状部材には波打ち現象が起こらず、帯状部材は無理なく2枚の第1丸刃の両側面間から、あるいは2枚の第2丸刃の両側面間から脱出することができる。その結果、切断された帯状部材にはフレアーが発生したり、ナイフマークが付いたりすることがなくなるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術では、第1丸刃と第2丸刃による切断開始点から2枚の第1丸刃の側面間からの脱出点まで、あるいは切断開始点から2枚の第2丸刃の側面間からの脱出点までの範囲において適度な加圧力が得られ、その後、帯状部材が丸刃の側面間から安定して排出されるようにするために、各弾性リングの材質としてはゴム硬度が5〜30度程度の軟らかい材質、例えば発泡ゴム等を用いることが最適とされている。
【0004】
そして、弾性リングをこのように軟らかい材質で形成することにより、例えば切断条件を変えるために第1丸刃と第2丸刃の軸間距離を変更して第1丸刃と第2丸刃の刃先のラップ量を変更する場合においてもラップ量の変更程度の数値範囲での寸法の違いであれば弾性リングの加圧力はほとんど変わらないという利点はあるが、その反面、このようにゴム硬度が低い材質からなる弾性リングの場合にはその弾性リングの外径等を少しだけ加工しようとするときには困難が伴う。特に径で1mm以下というような加工量の少ない研削修理等は極めて困難な作業となってしまう。
【0005】
そのために、弾性リングを製作するときには外径の寸法管理にかなりの注意を払う必要があった。また、丸刃の研削修理によってその丸刃の外径が小さくなった場合でも、その丸刃に隣接する弾性リングを研削修理することなしに元の外径寸法のままで組み込んでしまうことが多くなり、その結果、図9に示すように弾性リング3が丸刃6によって押し込まれて変形している外周部と自由な外周部との間に生じる段差Aが大きくなり過ぎて切断された帯状部材Fは折り曲げられる状態となり、特に帯状部材Fが腰の弱い材質である場合には丸刃6の背側のエッジによってナイフマークや擦り疵が付いてしまい帯状部材は不良品となってしまうという大きな問題が生じていた。そこで、本発明は弾性リングの外径寸法が隣接する丸刃の外径寸法との比較において適正な寸法差の範囲をある程度越えている場合であっても、帯状部材の切り口に不具合を生じさせることがないようにした弾性リングを備えた丸刃式切断装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために本発明の請求項1に係る発明は、第1丸刃と第1スペーサとが装着されている第1回転軸と、第2丸刃と第2スペーサとが装着されている第2回転軸と、前記第1スペーサの外周部端部に設けられたリング状段部に装着され、前記第2丸刃の外周面に対向し前記第1丸刃の側面に当接している第1弾性リングと、前記第2スペーサの外周部端部に設けられたリング状段部に装着され、前記第1丸刃の外周面に対向し前記第2丸刃の側面に当接している第2弾性リングと、を備え、前記第1弾性リングの外径が前記第1丸刃の外径寸法より大きい寸法とさ、前記第2弾性リングの外径が前記第2丸刃の外径寸法より大きい寸法とされ、前記第1丸刃の刃先側面と前記第2丸刃の刃先側面を当接させた軸線方向の位置を切断位置とし、前記第1回転軸と前記第2回転軸を回転させて切断位置で帯状部材を切断する丸刃式切断装置において、前記第1弾性リングと前記第2弾性リングのうちの少なくとも一方の弾性リングの外周面の円周方向の全周にV字状の傾斜面を有するまたは前記弾性リングの前記切断位置側とは反対側の側面に面取り状の斜面を形成したことを特徴とする丸刃式切断装置である。
【0007】
このような構成とすることにより、弾性リングの外周面に設けられた溝は丸刃によって押し込まれて変形する弾性体の逃げ場となるので、弾性体による過大な反発力を吸収してくれる。また弾性リングの外周面に溝が存在することにより丸刃と上下に相対峙することのない内側の外周部分の反発力も弱められることにもなるので帯状部材が極端に折り曲げられるようなことはなくなる。
【0010】
本発明の請求項2に係る発明は、前述した前記V字状の傾斜面を有する溝または前記面取り状の斜面が形成された前記弾性リングの、前記第1丸刃及び又は前記第2丸刃の側面が当接する位置から前記溝または前記斜面までの外周面の幅寸法を、前記第1丸刃及び又は前記第2丸刃によって押し潰されたときに、前記第1丸刃及び又は前記第2丸刃の幅寸法以下とした丸刃式切断装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1乃至図7を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る丸刃式切断装置の基本となる実施の形態を示している。図において、第1回転軸1と第2回転軸2は左右両側に設けられている軸受け手段(図示せず)によって平行に支持されており、別に設けられている駆動手段(図示せず)によってそれぞれ切断方向の回転が与えられるようになっている。
【0013】
第1回転軸1の中央部には、外周部両側端部にリング状の溝が設けられ、そのリング状の溝に第1弾性リング3が組み込まれている第1スペーサ11が装着されており、その第1スペーサ11の両側には環状の第1丸刃5が隣接して装着されている。そして、第1スペーサ11とその両側に装着されている2個の第1丸刃5とによって第1丸刃ブロック31が構成され、この第1丸刃ブロック31の両側にはそれぞれ第1端部スペーサ21が装着されている。また、第1スペーサ11のリング状の溝に組み込まれている第1弾性リング3の外径寸法は第1丸刃5の外径寸法より大きく構成されている。そして、これらの第1丸刃ブロック31と第1端部スペーサ21とは、第1回転軸1の一方の端部近傍に設けられていてストッパーの役割りをするフランジ部1aと他方の端部近傍に設けられた締め付け手段1bとによって第1回転軸1に固定されている。
【0014】
次に第2回転軸2の中央部には、外周部両側端部にリング状の溝が設けられ、そのリング状の溝に薄丸刃からなる第2丸刃6とその第2丸刃6の内側に皿ばね9とが重ねて組み込まれている刃物ホルダー10が装着されており、これらの刃物ホルダー10と第2丸刃6と皿ばね9とによって第2丸刃ブロック32が構成されている。また、この第2丸刃ブロック32の両側には、外周部の片側端部にリング状の溝が設けられ、そのリング状の溝に第2弾性リング4が組み込まれている第2端部スペーサ22が第2弾性リング4を第2丸刃ブロック32側に向けた状態で装着されている。また、第2端部スペーサ22のリング状の溝に組み込まれている第2弾性リング4の外径寸法は第2丸刃6の外径寸法より大きく構成されている。そして、これらの第2丸刃ブロック32と第2端部スペーサ22とは、第2回転軸2の一方の端部近傍に設けられていてストッパーの役割りをするフランジ部2aと他方の端部近傍に設けられた締め付け手段2bとによって第2回転軸2に固定されている。
【0015】
また第1回転軸1の中央部に装着されている第1スペーサ11の幅と第2回転軸2に装着されている刃物ホルダー10の幅とはそれぞれ被切断帯の切断幅とほぼ同じ寸法とされており、第1回転軸1に装着されている第1丸刃5の第1スペーサ11側の刃先側面と、第2回転軸2に装着されている刃物ホルダー10に組み込まれている第2丸刃6の刃先側面とが左右均等に当接するように第1スペーサ11の軸心方向の中心面と刃物ホルダー10の軸心方向の中心面とが同一面となるように第1回転軸1と第2回転軸2は軸芯方向で相対的に調整されている。また、第1丸刃5の刃先と第2丸刃6の刃先とは所定の量だけ上下にオーバーラップするように第1回転軸1と第2回転軸2との軸間距離が調整されており皿ばね9の付勢力によって第1丸刃5の刃先側面と第2丸刃6の刃先側面とが所定の側圧で接触している。
【0016】
このような状態において、第1回転軸1と第2回転軸2をそれぞれ切断方向に回転させ、第1回転軸1と第2回転軸2との間に被切断帯を通してやれば、被切断帯は第1丸刃5と第2丸刃6によって所定の幅に切断される。このとき、第1弾性リング3の外径が第1丸刃5の外径より大きい寸法とされているので、図2に示すように第1弾性リング3の切断点付近での外周面は被切断帯を間に挟んで第2丸刃6の外周面によって押し潰されて変形している。同様に、第2弾性リング4の外径が第2丸刃6の外径より大きい寸法とされているので第2弾性リング4の切断点付近での外周面も被切断帯を間に挟んで第1丸刃5の外周面によって押し潰されて変形している。
【0017】
ここで、第1弾性リング3の外周面には円周方向の全周にV字状の傾斜面を有する溝8がリング状に設けられているので、図3に示すようにそのV字状の傾斜面を有する溝8の両側に存在する頂き部(外周面)8c、8dの反発力は図9に示したような溝が存在しない従来の弾性リング3の外周面に比べて幅が狭くなった分だけ弱くなると共に、その溝部分が弾性体の変形部の逃げ場となるので、従来例として示した図9のように、弾性リング3の外径寸法と丸刃5の外径寸法との差が適正な寸法範囲をある程度越えてしまった場合でも、図2に示すように第1弾性リング3の外周面は変形し易いので帯状部材には極端な曲げ作用が働くことはなくなる。
【0018】
また、このとき、図3に示すように、このV字状の傾斜面を有する溝8の左右の頂上8a、8bのうちの第1丸刃5に隣接している側の頂上8aから第1弾性リング3の外側(第1丸刃隣接側)側面までの頂き部8cの幅寸法Wを、この頂き部8cが相対峙する第2丸刃6によって押し潰されて変形するときの幅Yがその相対峙している第2丸刃6の幅寸法Tに近い値、より好ましくは第2丸刃6の幅寸法Tにマイナスしてほぼ等しい幅寸法Wとしておくことによって、更にこの略V形の溝8を設ける効果が増大する。尚、図1に示した丸刃式切断装置の場合には、1条取りする切断装置の例であり、左右の幅の狭い帯状部材はトリミング端材として処分される。また、本実施の形態においては第1弾性リング3の外周面にのみV字状の傾斜面を有する溝8を設けたものについて記述したが、第2端部スペーサ22に装着されている第2弾性リング4の外周面にもV字状の傾斜面を有する溝8を設けてもよい。
【0019】
図4に示す丸刃式切断装置は、図1に示した本発明に係る丸刃式切断装置の実施の形態においては、刃物ホルダー10と、薄丸刃からなる2個の第2丸刃6と、2個の皿ばね9とによって構成されていた第2丸刃ブロック32を、2個の環状の第2丸刃7とその2個の第2丸刃7の間に設けられた第2スペーサ12とによって構成した本発明に係る丸刃式切断装置の実施の形態を示したものである。この場合にも第1弾性リング3の外周面の円周方向の全周にV字状の傾斜面を有する溝8がリング状に設けられている。
【0020】
次に、図5に示す丸刃式切断装置は、図1に示した本発明に係る丸刃式切断装置の実施の形態が1条取りの切断装置であるのに対し、被切断帯を複数条にスリットして多数の帯条部材を得ようとする多数条取りの丸刃式切断装置としたものである。図5において、第1回転軸1には、複数の第1丸刃ブロック31と、その複数の第1丸刃ブロック31、・・のそれぞれの間に設けられた第3スペーサ13とからなる第1丸刃列41と、その第1丸刃列41の両側に隣接して設けられている2個の第1端部スペーサ21とが装着されている。また、第2回転軸2には、第1回転軸1に装着されている第1丸刃ブロック31と同じ数の第2丸刃ブロック32と、その複数の第2丸刃ブロック32、・・のそれぞれの間に設けられた第4スペーサ14とからなる第2丸刃列42と、その第2丸刃列42の両側に隣接して設けられている2個の第2端部スペーサ22とが装着されている。
【0021】
また、第1回転軸1に装着されている第3スペーサ13の幅は、その第3スペーサ13の幅とその第3スペーサ13の両側に隣接している2個の第1丸刃5、5の幅とを合わせた寸法が被切断帯の切断幅とほぼ同じ寸法となるような幅寸法とされ、第2回転軸2に装着されている第4スペーサ14の幅は、第1スペーサ11及び刃物ホルダー10と同様に被切断帯の切断幅とほぼ同じ寸法とされており、第3スペーサ13の軸心方向の中心面と第4スペーサ14の軸心方向の中心面とは同一面とされている。
【0022】
そして、第4スペーサ14の外周部両側端部には第2弾性リング4を装着するリング状段部が設けられており、そのリング状段部には第2弾性リング4が装着されている。この第2弾性リング4の外周面の円周方向の全周にV字状の傾斜面を有する溝8がリング状に設けられている。このとき、図6に示すように、このV字状の傾斜面を有する溝8の左右の頂上8a、8bのうちの第2丸刃6に隣接している側の頂上8aから第2弾性リング4の第2丸刃隣接側側面までの頂き部8c(外周部)の幅寸法wを、この頂き部8cが相対峙する第1丸刃5によって押し潰されて変形するときの幅yがその相対峙している第1丸刃5の幅寸法に近い値になるような幅寸法wとされていることは前述した第1弾性リング3の場合と同様である。また、第2回転軸2に装着されている第2丸刃ブロック32をそれぞれ2個の環状の第2丸刃7とその2個の第2丸刃7、7の間に設けられた第4スペーサ14とによって構成することができることは図4に示した実施の形態の丸刃式切断装置と同様である。尚、V字状の傾斜面を有する溝とはV形の溝でもよく、またU形に近いV形の溝を含むことは当然である。また、例えば弾性リングの軸心と直角な面で、かつ弾性リングに設けられるV字状の傾斜面を有する溝の底部を通る面で2つ割りとしたような形状の弾性リングを2枚組み合わせることによってV字状の傾斜面を有する溝を備えた弾性リングとすることも可能である。
【0023】
さて、図1乃至図6に示した実施の形態における丸刃式切断装置では、第1弾性リング3及び第2弾性リング4がそれぞれ第1スペーサ11及び第4スペーサ14の外周部両側端部に設けられたリング状段部に別々に装着されている構成であったが、図7に示すようにスペーサの軸方向全長にわたって装着するようにしてもよく、切断幅が狭い切断装置の場合には特に有効となる。このとき、V字状の傾斜面を有する溝8は2列でもよく、また切断幅が狭い場合には1列とすることもできる。
【0024】
次に、図8に示した丸刃式切断装置は、被切断帯の腰の強さの度合いと、弾性リングの硬さ具合によっては弾性リング3の幅を狭くしても切断された帯状部材を何等の問題もなく欠陥を生じさせることなしに2枚の丸刃の両側面間から脱出させることができる場合も想定されることに基づいてなされたものであり、相対峙する丸刃の外周面によって潰されて変形する弾性リングの変形部の逃げ場としてV字状の傾斜面を有する溝の代わりに弾性リングの切断位置側とは反対側の側面に面取り状の斜面Sを形成した弾性リングを装着した丸刃式切断装置としたものである
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、弾性リングの外径寸法が隣接する丸刃の外径寸法との比較において適正な寸法差の範囲を越えてしまった場合であっても、帯状部材の切り口に不具合が生じることのない丸刃式切断装置が得られる。また、弾性リングの円周方向の全周にV字状の傾斜面を有するまたは前記弾性リングの切断位置側とは反対側の側面に面取り状の斜面を形としたことにより、幅の狭い外周部の反発力は弱いものとなるが、溝または斜面の底に近い根元部分は外周面の頂き部よりも広くなっているので弾性リング先端部分の溝または斜面側への横倒れが防止され、その結果丸刃と弾性リングとの間に隙間ができることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の丸刃式切断装置の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明に係る丸刃式切断装置の切断点付近における弾性リングの状態を示す断面図である。
【図3】本発明に係る丸刃式切断装置の切断点付近における弾性リングの状態の詳細を説明するための拡大断面図である。
【図4】本発明の丸刃式切断装置の別の実施の形態を示す図である。
【図5】本発明の丸刃式切断装置の別の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明に係る丸刃式切断装置の切断点付近における弾性リングの状態を示す断面図である。
【図7】弾性リングの別の装着手段を示す断面図である。
【図8】弾性リングの内側に面取り状の斜面を形成した弾性リングを装着した丸刃式切断装置の概略を示す断面図である。
【図9】従来の切断装置の切断点付近における弾性リングの状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 第1回転軸
2 第2回転軸
3 第1弾性リング
4 第2弾性リング
5 第1丸刃
6 第2丸刃
7 第2丸刃
8 略V形の溝
9 皿ばね
10 刃物ホルダー
11 第1スペーサ
12 第2スペーサ
13 第3スペーサ
14 第4スペーサ
21 第1端部スペーサ
22 第2端部スペーサ
31 第1丸刃ブロック
32 第2丸刃ブロック
41 第1丸刃列
42 第2丸刃列

Claims (2)

  1. 第1丸刃と第1スペーサとが装着されている第1回転軸と、
    第2丸刃と第2スペーサとが装着されている第2回転軸と、
    前記第1スペーサの外周部端部に設けられたリング状段部に装着され、前記第2丸刃の外周面に対向し前記第1丸刃の側面に当接している第1弾性リングと、
    前記第2スペーサの外周部端部に設けられたリング状段部に装着され、前記第1丸刃の外周面に対向し前記第2丸刃の側面に当接している第2弾性リングと、を備え、
    前記第1弾性リングの外径が前記第1丸刃の外径寸法より大きい寸法とさ
    前記第2弾性リングの外径が前記第2丸刃の外径寸法より大きい寸法とされ、
    前記第1丸刃の刃先側面と前記第2丸刃の刃先側面を当接させた軸線方向の位置を切断位置とし、
    前記第1回転軸と前記第2回転軸を回転させて切断位置で帯状部材を切断する丸刃式切断装置において、
    前記第1弾性リングと前記第2弾性リングのうちの少なくとも一方の弾性リングの外周面の円周方向の全周にV字状の傾斜面を有するまたは前記弾性リングの前記切断位置側とは反対側の側面に面取り状の斜面を形成したことを特徴とする丸刃式切断装置。
  2. 前記V字状の傾斜面を有する溝または前記面取り状の斜面が形成された前記弾性リングの、前記第1丸刃及び又は前記第2丸刃の側面が当接する位置から前記溝または前記斜面までの外周面の幅寸法を、前記第1丸刃及び又は前記第2丸刃によって押し潰されたときに、前記第1丸刃及び又は前記第2丸刃の幅寸法以下としたことを特徴とする請求項1に記載の丸刃式切断装置。
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