JP4610830B2 - カレンダー装置及びカレンダー装置のロールを固定する固定構造 - Google Patents

カレンダー装置及びカレンダー装置のロールを固定する固定構造 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、ペーパー又はボードの移動するウェブの表面処理のための特許請求の範囲の請求項1の前段部分に記載のカレンダー装置に関するものである。
【0002】
更に、本発明は、カレンダーロールを相互に取り付けるのに好適な構造に関するものである。
【0003】
異なるタイプのカレンダー装置を使用して製造したペーパー又はボードのシートの滑らかさ及び表面のプロファイルを改善することが行われる。現行のカレンダータイプの一つとして、シート移送経路に沿って順次動作する少なくとも2個のカレンダーニップを有するソフトニップのカレンダー装置があり、各ニップは互いに回転し合うよう取り付けたソフト(柔らかい)ロール及びハード(硬い)ロールとにより形成している。最近のソフトロールはポリマー被覆した表面を有し、ハードロールは鋳鉄で形成した加熱可能なロールであるのが一般的である。異なるタイプのロールの取付は、垂直方向に交互に積み上げて順次のニップを形成し、これにより、移動するウェブの片側は、ソフトロール、ハードロールと交互に接触し、表面処理後にはシートの両側はできるだけ同質になる。カレンダーロール、特に、ソフトロールは使用中摩耗を受けるため定期的に交換する必要がある。最近では、異なる2個のロール交換技術が使用されている。一つの構成としては、支持ハウジングを有する古いロールを上方のホイストによって作業位置から上昇させるものがある。この場合、上側ロールを常に取り外してから下側ロールを交換するか、又はロール積層体を垂直平面に対して傾けて上側ロールの下側における下側ロールの通常位置から下側ロールを側方に斜めに持ち上げることができるようにする。更に、垂直方向に整列するロール積層体においては、まず下側ロールを上側ロールの下側から側方にずらして下側ロールの取外しを行なうことができる。このタイプの構造においては、カレンダー積層体のフレームは、少なくとも下側ロールを取り外す方向が開放していなければならない。
【0004】
この構造は、上側ロールを取り外した後にしか下側ロールを取り外すことができないので、ロール交換作業は極めて不便であり、特に、上側ロールが加熱可能なロールである場合(2個のニップを有する場合には不可避である)、加熱媒体循環のための接続のようなロール接続部をロールの取外し中に分離しなければならない。ロールを側方にシフトするロール交換方法の場合、いずれかのロールを移動するのに十分な自由空間を確保しておかねばならない。このようなロール交換のための作業空間はカレンダー装置の周囲により大きい占有空間をとる必要がある。最近の抄紙機におけるロール直径は大型化しており、ロール交換のための上方空間もロールにつき2mもの大きさとなり、またカレンダー装置は少なくとも2個のカレンダーニップを常に有するため、側方の占有空間の必要性も2ニップカレンダー装置にとっては4mもの大きさとなる。この種のロール取付は、旧式のカレンダー装置をリプレースするためソフトニップカレンダー装置を装着しなければならない再構築作業においては不可能となる。装置の再構築中、抄紙機の種々のユニットの再配置を必要とし、装置の長さを増大させ、コストが高くつく。更に、新規な工場のプロジェクトの場合、全長がより大きい装置は、大きな占有空間をとるため、他の要因におけるよりもコスト増の要因となっている。大きな側方ロール交換空間の他の欠点としては、ウェブがロール交換空間上に開放された状態でひきづられて移動しなければならない欠点があり、これは装置の交換部分には補助装備を設けることができないためである。長い間開放された環境でひきずられるウェブは、ウェブ破断の危険性を増大させ、またウェブの尾端部の通過を複雑にする。
【0005】
カレンダーニップの下側ロールの交換は、下側ロールから上側ロールを上昇させて引き離し、次に下側ロールを支持ハウジングとともにロール移送キャリッジによって側方に移動することによって行ない、このときロールを交換することができる。この構成は、ロールの周囲に必要な大きな側方空間によって妨げられ、ロール取り扱い装置の2重セットを必要とし、このリフトは少なくとも2個の移送キャリッジで行なう必要があり、このことにより構造をコスト高にする。
【0006】
カレンダー装置の占有空間をウェブが走行する装置方向に減少する試みとして例えば、2個の順次のロールニップのカレンダーフレームを位置決めし、一方の側面が開放しているフレームを閉じた側面で背中合せにして行なう試みがなされたが、この場合、ウェブ走行順次のニップ間のウェブ走行が最も最小になる。この構成によれば、占有空間がより小さいレイアウトになるが、カレンダーフレームの両側の側面でロール交換作業を行なわなければならないという問題が生じ、他の任意の普通のカレンダー装置のようにロール交換用の頭上スペースが依然として使用である。
【0007】
本発明の目的は、上述の従来技術の問題点を解決することができる新規なタイプのカレンダー構造を得るにある。
【0008】
本発明は、順次のニップの下側ロール間の相互距離がニップの上側ロール間の相互距離よりも小さくなるよう2個の順次のカレンダーニップを配置し、ロール端部から見てニップのロールがV字状構成をなすようにすることによって上述の目的を達成している。
【0009】
この場合、カレンダーロールは、ロールの支持ハウジングを互いに連結する引張ロッドによって互いに連結することができ、これにより、ロールの補助装備に対する接続をロール積層体に適用して一体的な補助装備組立体を形成することができる。
【0010】
更に、本発明によるカレンダー装置は、特許請求の範囲の請求項1の特徴部分に記載されたことを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、大きな利点を提供する。
【0012】
本発明によれば、ソフトニップカレンダーのようなカレンダー装置又は複数個の個別のロールニップを有するカレンダー装置が装置の工程流れ方向の占有空間を大幅に減少することができる。
【0013】
更に、本発明によれば、下側ロールを簡単に交換することができる。カレンダー装置のフレームは極めて簡素化及び軽量化され、これは、ニップ力がフレームに伝達されないようロールの支持ハウジングを互いに連結するからである。この場合、カレンダーのフレームはロールニップから受ける大きな力から開放されるため、カレンダー装置の基礎にも大きな応力が加わらない。従って、本発明によるカレンダー装置は、例えば、より効率的なカレンダー装置によって製品の品質を向上するため装置を再構築する場合にも容易に適合できる。本発明によるカレンダー装置は、単独積層体のカレンダー装置にも適合することができ、従来のカレンダー構造のように2個の積層体カレンダー装置を分解してカレンダー構造を自由な周辺空間に押しやる必要がない。更に、開放した条件下のウェブのひきずりの長さも短くて済み、案内ロールの数を従来のカレンダー構造よりも少なくすることができる。ニップを形成する任意のロール対の支持ハウジングを、複雑でなくかつ精密に上側ロールに対する必要なロール固定力を付与する技術で互いに連結することができ、また、カレンダーニップ間で動作する補助装備付き装置のための移送及び支持手段を設け、下側ロールを交換する際にこのような補助装備付き装置を移動することができる。ロール及び補助装備手段の流体的、電気的、又は他の接続部をロール端部に集中させて包囲することができ、これにより、交換しているロールから分離する必要のない上方空間がとれる。カレンダー装置全体を一体ユニットとして設計することができ、この一体ユニットを顧客に輸送しかつ既存のカレンダー装置の交換として又は新規の機械類の設置の一部として現場で迅速に取り付けることができる。
【0014】
次に、添付図面につき本発明の実施例を説明する。
【0015】
図1につき説明すると、図1に示すカレンダー構成は、互いに連結したロール11〜14の支持ハウジング3〜6を有し、ロールニップ1,2は個別のフレームを有する。ウェブ15は、例えば、繰り出し機9から第1のロールニップに進入し、先ずニップ1から案内/拡開ロール8を経て第2ニップ2に移動する。このカレンダー装置の下流域には測定装置及び案内ロールのセットを配置し、ウェブ15を巻き取り機のような次の処理工程に通過する。各ロールニップ1,2の下側ロール12,14のための支持ハウジング3,6にはそれぞれ、ロール交換キャリッジ7を配置し、ロール交換は、先ず、支持ハウジング3,4及び5,6をそれぞれ互いに取り外し、次いで、上側支持ハウジングを上方に上昇させかつ下側ハウジングをロール交換キャリッジ7に降下させ、この後上側ロールの下側からこの下側ハウジングを抜き出し、カレンダー装置の脇でロールを交換することができる。この従来の実施例では、工程流れ方向に見て、カレンダー装置の長さは8300mmであり、ほとんど短くすることはできない。これは、即ち、カレンダーニップ1,2間、並びにこれらカレンダーニップの前後にそれぞれ案内又は拡開ロールが必須であるからである。
【0016】
図2の実施例においては、C型フレーム16,17カレンダーニップ1,2のそれぞれのC型フレーム16,17を、背中合わせに配置し、下側ロール12,14のそれぞれの支持ハウジング3,6を液圧シリンダ18に取り付けて支持しており、従って、ハウジングはロール交換中に下方に降下され、次いでフレーム16,17から逸脱する方向に移動することができる。ロール12,14が極めて大きい直径である限りは、フレームの両脇における作業空間を2mにも達する広いものにして、カレンダーロールを妨げなくリフトできるようにしなければならない。このような構成にしなくとも、基準寸法の8400mmよりも短くすることができる。更に、ニップ力はロールニップのオープンフレームに加わるため、フレームは極めて堅固で重量のあるものになってしまう。
【0017】
図3の実施例においては、フレーム19,20は同一方向を向いている。この構成は、占有空間的に見て最もムダの多い構成であり、従って、多くの場合、このタイプのカレンダー装置の基準寸法は9700mmを越えることになり、図面からも明らかなように短くすることはほとんどできない。この実施例では、上述の実施例の基準寸法を越える基準寸法であるため、実際に必要な作業空間は、ロール直径のような装置の基本寸法によって最終的に決まる。
【0018】
図4には、本発明による実施の形態を示す。この構成においては、カレンダーロール11〜14の支持ハウジング3〜6を軽量フレーム21,22に取り付ける。更に、支持ハウジング3〜6相互は、ニップ力がカレンダーニップ1,2のフレーム21,22伝わらないように互いに連結する。各カレンダーニップ1,2のロール11,12及び13,14は、それぞれ互いに側方にずらして配置し、重なり合うロールの長手方向軸線が同一の垂直平面に存在しないようにする。カレンダーフレーム21,22は向き合わせに配置し、ロールニップの下側ロールの長手方向軸線間の距離がニップの上側ロール間の長手方向軸線間の距離よりも小さくなるようにし、カレンダー装置をロール端部側からみたとき、各ロールの対における上側ロールと下側ロールの中心を通過する順次の2個のラインがV字状の角度をなすようロールを配置する。この配置によれば、下側ロール交換のための作業領域を互いに対向するカレンダーニップ1,2間に適合させることができ、従って、必要に応じて2個の個別のロール交換領域を設けることができる。図示の実施例では、各カレンダーニップをソフト(柔らかい)ロール11,14と、これら各ソフトロールとニップを形成する加熱可能なハード(硬い)ロール12,13により構成する。
【0019】
ロール交換のためには、本発明によるカレンダーには幾つかの補助手段を設ける。上側ロール11,13の支持ハウジング4,5を案内24に取り付け、この案内24をフレーム21,22に固定し、この案内に沿って支持ハウジングが下側ローラ12,14の支持ハウジング3,6の上方の重ね合わせ位置から上方に摺動して上昇することができるようにする。案内24は他の同様の案内手段で代用することができることは勿論である。カレンダーニップ間に介在するユニットとして、例えば、ロール、スチームボックス、測定装置、又は他のあり得る統合的な補助装備付き組立体23に組み込み、この組立体23は、上側ロール支持ハウジング5に対して、キー連結によって整列させかつボルトによって所定位置に固定することにより取り付けることができるようにするとよい。代案として、補助装備付き組立体を下側ロール支持ハウジングに取り付けることもできる。図4及び図5に示す実施例においては、組立体は、1個のみのロールを有する。この組立体は、電気的接続部、流体的接続部及び圧縮空気接続部を有する任意の必要な補助装備を具えるよう統合させることができ、ロール交換中ずっと、カレンダーニップ間で下側ロールの下方に下降することができる寸法にする。統合的補助装備付き組立体23は、図4に示すようにカレンダーフレーム22に適合する固定手段上に載置するよう降下したり、又は代案として、図5に示すようにフロア上に載置することができる。
【0020】
このカレンダー装置の実施例においては、上側ロール11,13の交換は、下側ロール支持ハウジングの上方の作業位置から上側ロールを上昇させるためのリフトを使用することによって簡単に行なうことができる。下側ロールの交換は、支持ハウジング相互を分離し、上側ロール11,13を案内24に沿って上方に持ち上げることによって行なう。次に、下側ロール12,14の支持ハウジング3,6をフレーム21,22から取り外し、このときロールはリフトによって、カレンダーニップ1,2間のリフト領域から移送する。下側ロールを持ち上げるのに先立って、好適には、支持ハウジングを取り外す前に、補助装備付き組立体23を取外し、下側ロールの移送経路の邪魔にならないように下降させる。新しいロールの据え付けは逆の順序で行なうこと勿論である。迅速なロール交換を確実に行なうためには、補助装備付き組立体23は、ユニットを脇に移動しなければならないとき外す必要がないようにするという寸法決めルールを課して上側ロール11,13及び補助装備付き組立体23を連結することが重要である。
【0021】
図6には、ロール交換作業に関連する詳細部分及びカレンダーフレーム及びその支持ハウジングの構造を示す。この実施例では、フレーム22はボックス断面形状の構造であり、フレームのくびれプレートでU字状断面を形成し、このU字状断面の側面が上側支持ハウジング5の移動のための案内面24として作用するようにする。図面において、上側支持ハウジング5はロール交換中に上方位置に上昇した状態を示す。支持ハウジング5はフレーム22に対してフレームに形成した孔内に嵌合するピン36によって支持する。
【0022】
下側ロールは以下のようにして交換する。先ず、ニップの前方に位置する補助装備付き組立体23は支持ハウジング5,6から離脱し、連結を分解する必要なしに下側ロールの下方に下降させ、このとき、支持ハウジング5,6を互いに分離することができる。上側ロールはフレーム22に形成した案内面24により得られる案内の下に上方に上昇させて例えば、ピン36を手作業で又はアクチュエータ手段によってフレーム22の上方部分及び支持ハウジング5の上方部分に形成した孔内に押し込むことにより所定位置にロックする。この結果、上側ロールは支持ハウジングに支持したピンによって休止状態に保持され、支持ハウジング5の下側端縁はフレーム22に対して傾斜する。上側ロールの連結は、ロール交換中に連結を分解する必要なしにロック位置にロールを上昇しておくことができるよう設計すべきである。この後、下側ロール支持ハウジング6並びにロールと機械的駆動軸の連結はフレーム22から離脱させる。下側ロールの前方に例えば、クリーニングドクターのような補助装置が存在する場合、この補助装置は、ロール交換移送経路の邪魔にならないよう、手作業で又は動力アクチュエータによって脇に回転させる。この後、支持ハウジング6とともに下側ロールを、ロールニップ間の領域から上昇することができる。新しいロールの設置は逆の手順で行なうこと勿論である。
【0023】
上述したように、本発明は、カレンダーロールの支持ハウジングを互いに連結したカレンダー装置の構造に関するものである。必要とされるニップ力並びにニップの開閉は、転向補償ロールに作用する機構によって行なうことができ、これにより、カレンダーフレームはニップ圧力の作用により生ずる反作用力の最小部分のみを受けることができる。迅速かつ信頼性の高いロール交換、及び特に、新しいロールの容易な設置を行なうためには、支持ハウジングの互いに連結は複雑でない設計にし、またニップ力が相当大きくかつ極めて精度の高いニップ力を生ずるよう設計すべきである。更に、支持ハウジングの正確なアライメントが得られるようにすべきである。
【0024】
図7には、支持ハウジング3,4の信頼性の高い一つの相互連結方法を示す。この実施例においては、支持ハウジングに平面的な又は楔状のクランプ面27を設け、クランプ面27と補完関係の平面的な又は楔状のクランプ28を有するクランプ部材25によって支持ハウジングが互いにクランプされる。クランプ部材はC字状であり、C字状形状の内面にクランプ面を有するものとする。クランプ部材のクランプ面と支持ハウジングの対応の突起部分との間の楔接触は、互いに対向のクランプ面の双方又は一方のみを楔形状にすることによって生ぜしめることができる。クランプ部材25は支持ハウジングの幅全体にわたる幅を有する構成にし、これにより、張力ボルト26によってクランプ部材は支持ハウジングの側面に圧着し、この張力ボルト26は支持ハウジングの両側側面に位置するクランプ部材相互を連結しかつクランプ部材25を支持ハウジングのクランプ突起部分の側面27に押し付ける。図示の実施例では張力ボルト26は支持ハウジングの側面に配置し、また挿入を容易にするため、上側支持ハウジング4にボルト支持案内29を設け、このボルト支持案内29にボルトを挿通する。張力ボルトを所定トルクで締付るとき、支持ハウジングは所定の力で互いに押し付け合わされる。この取付方法は迅速かつ信頼性が高く、しかも従来のボルトを使用した取付技術よりも装置の工程流れの方向の空間が少なくて済む。図示の取付方法によれば、本発明によるカレンダー装置のロール交換を極めて迅速に行なうことができるようになり、従って、この取付構成は下側支持ハウジング3のカレンダーフレームに対する連結にも使用すると好適である。
【0025】
図9には支持ハウジング3,4の取付方法の他の実施例を示す。この実施例では、支持ハウジング3,4にドリル穿孔した取付孔35に引張ロッド30を挿入し、各引張ロッドの中心孔には電気的加熱素子を適合させる。引張ロッドの下端には下側支持ハウジング3にドリル穿孔した取付孔35の端縁に衝合しうる鍔状突起31を有する。引張ロッド30の上端には、上側支持ハウジング4にドリル穿孔した取付孔35の端縁に衝合するロックピース32を収容することができる環状窪み33を設ける。引張ロッド30は、更に、倒立状態にして挿入することもできること勿論である。このとき、支持ハウジングの取付は、引張ロッド30を加熱素子34によって加熱した後に重ね合わせた支持ハウジング3,4にドリル穿孔した取付孔35内に引張ロッド30を挿入することによって行い、このことにより、鍔状突起31の基端端縁から環状窪み33の末端端縁までの距離が熱膨張し、ロックピースを上側支持ハウジング4にドリル穿孔した取付孔35の端縁と環状窪み33の末端端縁との間に挿入することができる。換言すれば、取付操作の初期段階ではロックピースの基端端縁から引張ロッドの鍔状突起の基端端縁までの距離は支持ハウジング3,4にドリル穿孔した取付孔35の外側表面間の距離よりも大きい状態に維持される。ロックピース32は、例えば、ボルト又は他の普通のロック部材で結合することができるスプリットリングとすることもできる。ロックピース32を環状窪み33に強固に取り付けた後、加熱素子34を消勢又は引張ロッドの中心孔から抜き出し、これによりロッドは収縮して支持ハウジングを互いに引き寄せ合いうことが開始する。カレンダー装置の外部環境温度では収縮した引張ロッドのロック部分の基端端縁間の距離を規定する目標長さが引張ロッドを収容するようドリル穿孔した取付孔の外側表面間の距離よりも短くなるようにすべきである。極めて暖かい条件下では、外部環境温度は40゜〜50゜Cもの温度に上昇し、一方、寒冷地の工場の機械類ホールにおける外部環境温度は、限りなく0゜Cに近いものとなる。概して、作業環境の外部温度は10゜〜30゜Cである。
【0026】
引張ロッドにより加わる連結力は、収縮するロッドで生ずる力が容易に計算できる限り所望の値に容易に制御できる。引張ロッドは、熱膨張係数が精密に知られているスチールにより形成するとよい。ロッドは強度の十分高い他の任意の材料により形成してもよいことは勿論であり、この場合、上述のロック部材31,32,33はロッド端部に設けたねじに適合するねじ付きナットで代用することができ、又は代案として、ロッドをこのロッドの長手方向軸線の方向に正確に位置決めすることができる他のロック手段も使用することができる。加熱素子を使用する代わりに、他の方法、例えば、オーブン、又は加熱浴槽で加熱してもよいが、この技術はロッドが冷却しない間に迅速に据え付ける必要がある。電気的加熱素子は固定式又は着脱式で取り付けることができる。
【0027】
上述の実施例の他に、異なる変更例も特許請求の範囲から逸脱することなく考えられる。上述したところは、カレンダータイプとして柔らかいニップのカレンダーについて説明したが、2個のロールによって生ずる少なくとも2個のカレンダーニップを有するすべてのカレンダーにも本発明を適用することができる。傾斜したロールの積層体間の角度、即ち、隣接のロール積層体間のV字状配置は変化させることができるが、下側スチールを上側ロールの下側から妨げられることなく確実に取り出すことができる角度よりも必要以上に角度を小さくしてはならない。ロール積層体間の必要傾斜角度は、ロール及び支持ハウジングの外径のような要因によって決定される。代表的には、上側ロールと下側ロールの中心を通過するラインが垂直ラインに対して15゜の角度をなすようにする。カレンダーニップの数は2以上とすることができ、この場合、2個のカレンダーニップよりなるニップ対はそれぞれ2個のロール交換空間を必要とし、従って、カレンダーニップの数が増加するにつれてロール交換空間の数も増大する。単独のニップ組立体におけるロールの数はより大きい数でもよく、この場合、代表的な構成としては積層体に3個のロールを使用する。カレンダーの支持ハウジングは、上述の実施例とは異なる固定手段を使用して取り付ける。
【0028】
本発明による引張ロッド構成は、更に、単独ニップのカレンダー装置にも適用することができる。このようなタイプのカレンダー装置は、例えば、低光沢用カレンダー装置があり、この場合も、ロールの周辺装置は、上述したように、補助装備付き組立体に組み込むと有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のカレンダー構成を示す説明図である。
【図2】 他の従来のカレンダー構成を示す説明図である。
【図3】 第3の従来のカレンダー構成を示す説明図である。
【図4】 本発明によるカレンダー構成の実施例の線図的説明図である。
【図5】 図4のカレンダー装置の実施例におけるロール交換作業の説明図である。
【図6】 下側ロールが既に取外されたときの図4のカレンダー装置のロール交換作業の説明図である。
【図7】 カレンダー支持ハウジングの一つの取付技術の側面図である。
【図8】 図7の構成の平面図である。
【図9】 カレンダー支持ハウジングの他の取付技術の説明図である。

Claims (10)

  1. 少なくとも2個のカレンダーニップ(1,2)であって、各カレンダーニップ(1,2)はそれぞれ2個の積層するロールの対によって形成され、順次のニップで下側ロール(12,14)の長手方向軸線間の距離が対応の上側ロール(11,13)間の距離よりも小さくなるようにし、ロール(11〜14)の配置は、カレンダー装置をロール端部側から見たとき、各ロールの対における上側ロールと下側ロールの中心を通過する順次の2個のラインがV字状の角度をなすようにした、該カレンダーニップ(1,2)と、
    前記カレンダーニップ(1,2)を形成するようロール(11〜14)をロール対に積層させる支持ハウジング(3〜6)と、
    を具えたカレンダー装置において、該カレンダー装置は、さらに、
    前記ロール対の支持ハウジング(3,4;4,5)相互を互いに連結する連結手段(31,32)
    を具え、また
    前記V字状の前記ロール(11〜14)の配置が、ロール交換のためのニップ間作業領域を生ずるようにした
    ことを特徴とするカレンダー装置。
  2. 前記カレンダーニップ(1,2)の各々が、少なくとも1個の柔らかいロール(11,14)及び少なくとも1個の加熱可能な硬いロール(12,13)を有するものとした請求項1記載のカレンダー装置。
  3. 前記ロール(11〜14)を取り付けた前記支持ハウジング(3〜6)を有する少なくとも2個のフレーム(21,22)を有するカレンダー装置であって、前記下側ロール(12,14)の交換中に前記上側支持ハウジング(4,5)を通常の作業位置よりも高いレベルに支持するため前記フレームの少なくとも一方に取り付ける取付手段(24,36)を設けた請求項1記載のカレンダー装置。
  4. 少なくとも上側ロール(11,13)には、電気式、液圧式、又は圧縮空気式の連結装置であって、下側ロールを交換に必要な距離だけロールを垂直方向に移動することができ、かつ連結装置を分解する必要がないよう構成した連結装置を設けた請求項1又は3記載のカレンダー装置。
  5. 前記ロール間に介在して少なくとも1個のロールを交換するロール交換空間と、測定装置及び光沢仕上げしているウェブ(15)を取り扱うための装置を設けたユニットであって、前記カレンダーニップ間に介在するユニットを補助装備付きの組立体(23)に組み合せ、この組立体(23)をカレンダーフレームに着脱自在に取り付け、また組立体(23)を前記下側ロール(12,14)のレベルの下方に、組立体の接続部を分解することなく下降することができるよう前記組立体の接続部を設けた請求項4記載のカレンダー装置。
  6. 前記支持ハウジングを取り付ける取付手段を、ロック手段(31,32,33)を有する引張ロッド(30)により構成し、前記引張ロッドは、作業温度では、ロック手段の基端端縁間の距離が、2個の重なり合った支持ハウジング(3,4)にドリル穿孔した取付孔(35)の外側端面間の距離よりも短いものとなり、また前記ロック手段(31,32,33)の前記基端端縁間の距離が前記取付孔の外側端面間の距離よりも長くなるよう前記引張ロッドを加熱可能にした請求項1記載のカレンダー装置。
  7. 前記引張ロッドの本体にドリル穿孔した孔を設け、この孔に電気的加熱素子(34)を着脱自在に又は固定式に挿入した請求項6記載のカレンダー装置。
  8. 前記支持ハウジングを互いに連結する前記取付手段を、少なくとも2個のクランプピース(25)により構成し、これらクランプピース(25)にはそれぞれ2個のクランプ面(28)を設け、これらクランプ面(28)を、前記支持ハウジング(3,4)の外部表面に形成しかつ互いに離れて前記クランプ面(28)に補完し合う形状のクランプ面(27)の2個の対に対向させて互いに離して配置し、これら支持ハウジングのクランプ面(27)を互いに外向きに指向させ、かつクランプピース(25)のクランプ面(28)と組合せて楔形整合面を形成する形状にし、また前記クランプピースを前記支持ハウジングの前記クランプ面(27)に押し付ける少なくとも1個のボルト(26)設けた請求項1記載のカレンダー装置。
  9. 請求項1に記載のカレンダー装置の支持ハウジング(3,4)を互いに連結する固定構造において、
    前記支持ハウジングの本体にドリル穿孔した取付孔(35)と、
    ロック手段(31,32,33)を有する引張ロッド(30)と
    を具え、前記引張ロッドは、作業温度では、ロック手段の基端端縁間の距離が、2個の重なり合った支持ハウジング(3,4)にドリル穿孔した取付孔(35)の外側端面間の距離よりも短いものとなり、また前記ロック手段(31,32,33)の前記基端端縁間の距離が前記取付孔の外側端面間の距離よりも長くなるよう前記引張ロッド(30)を加熱可能にしたことを特徴とする固定構造。
  10. 前記ロール間に介在して少なくとも1個のロールを交換するロール交換空間と、光沢仕上げしているウェブ(15)を取り扱う測定装置及び他の装置とを含む介在ユニットと有するカレンダー装置に使用するための構造であって、前記カレンダーニップ間に介在するユニットを補助装備付きの組立体(23)に組み合せ、この組立体(23)をカレンダーフレームに着脱自在に取り付け、また組立体(23)を前記下側ロール(12,14)のレベルの下方に、組立体の接続部を分解することなく下降することができるよう前記組立体の接続部を設けた請求項9記載の固定構造。
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