JP4606956B2 - ステージ装置 - Google Patents

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Description

本発明はステージ装置に係り、特に対象物を保持する保持プレートのZ軸回りの回動位置を精密に位置決めするよう構成されたステージ装置に関する。
半導体装置製造の分野においては、様々なタイプのステージ装置が使用されている。例えば、電子ビーム露光装置に採用されるウエハ搭載用のステージ装置には、ウエハの搬送やチップ間移動時に動作する粗動ステージ装置と、数nm〜10nm程度の位置決めを行う微動ステージ装置とを組み合わせた構成が多く採用されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のステージ装置では、対象物としてのウエハが搬送されて保持プレートに保持されると、露光装置に対するウエハの位置を高精度に位置決めするため、保持プレートをZ軸回りのθz方向に回動させてウエハの位置を調整する調整工程を行なうように構成されている。そのため、保持プレートの下方に延在する回転軸がボールベアリングにより回転可能に支持されている。また、ウエハの位置決めは、例えば、ウエハの周縁部分に設けられた位置合わせ用のマーカの位置が基準位置になるように保持プレートを微小角度回動させることにより行なわれる。
特開平7−115057号公報
上記ステージ装置においては、保持プレートを回動させて搭載されたウエハのθz方向の位置調整を行なう際に、ウエハが位置決めされた位置に正確に停止することが重要となる。しかしながら、上記保持プレートの位置がずれないように回転軸を制動するブレーキ機構を設けた構成とした場合、重量増大及び装置全体の大型化を招くことになる。
さらに、上記のように保持プレートの回転軸をボールベアリングにより回転可能に支持する構成では、内輪と外輪との間に介在する金属球(ボール)がヘルツ接触する軸受け構造であるので、金属球が接触した部分が弾性変形して接触圧力を発生させるため、限られたスペースでの高剛性化には限界があり、振動や熱変形などによる外乱の影響を受けやすく、より精密な位置決めを行なう際の軸受け精度が十分に得られないという問題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決したステージ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
請求項1記載の発明は、水平方向に移動するXYテーブルと、
該XYテーブルを駆動するXYテーブル駆動手段と、
前記XYテーブル上に設けられ、対象物を保持する保持プレートと、
該保持プレートの回転軸を鉛直方向のZ軸回りに回動可能に支持する軸受と、
前記保持プレートをZ軸回りに回動させる保持プレート駆動手段と、を有するステージ装置において、
前記保持プレート駆動手段により回動位置を調整された前記保持プレートを吸着する吸着手段と、
前記保持プレートと前記回転軸との間に設けられ、前記軸受にスラスト方向の付勢力を付与する付勢部材と、
前記保持プレートのスラスト方向の動きを拘束して前記保持プレートの揺動を規制すると共に、前記保持プレートのZ軸回りの回動を許容する揺動規制手段と、
を備え、
前記揺動規制手段は、
前記XYテーブルの上面に固定された下部環状部材と、
前記保持プレートの下面に固定された上部環状部材と、を有し、
前記下部環状部材の上面と前記上部環状部材の下面とを面接触させ、前記下部環状部材が前記上部環状部材を保持する前記吸着手段を兼ねることを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記吸着手段が、静電チャックであることを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記吸着手段が、真空チャックあるいは電磁チャックであることを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記付勢部材が、前記保持プレートの下面と前記回転軸との間に挿入された板ばねであり、半径方向に延在してスラスト方向の付勢力を付与する複数の押圧部が放射状に配置されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記付勢部材が、高さ調整用シムにより付勢力を調整されることを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記XYテーブル駆動手段は、前記XYステージをX方向に移動させるX方向駆動手段と、前記XYステージをY方向に移動させるY方向駆動手段と、前記XYステージをZ軸回りに回動させるθz方向駆動手段と、を有することを特徴とする。

本発明によれば、保持プレート駆動手段により回動位置を調整された保持プレートを吸着する吸着手段と、保持プレートのスラスト方向の動きを拘束して保持プレートの揺動を規制すると共に、保持プレートのZ軸回りの回動を許容する揺動規制手段とを有するため、Z軸回りの回動位置を調整するときに保持プレートを安定した状態で回動させると共に揺動が防止され、Z軸回りの回動位置を調整したとき保持プレートを吸着して位置決めされた位置に保持することができ、保持プレートの誤差を低減してより高精度を要求される場合でも安定した調整動作が可能となる。
また、本発明によれば、揺動規制手段をXYテーブルの上面に固定された下部環状部材と、保持プレートの下面に固定された上部環状部材とを面接触させることにより、スラスト方向の位置を安定的にガイドすることが出来ると共に、スラスト方向の荷重が増大しても耐えうる強度を有するため、保持プレートの大型化にも対応しうる。また、吸着力が全周に亘り均等に作用しているので、両部材間の結合力が強力であり、XYテーブルが水平方向のどの方向に移動しても両部材間の相対変位による誤差発生を防止することが可能になる。
また、本発明によれば、吸着手段に静電チャックまたは真空チャックを用いることにより保持プレートを確実にXYテーブルに保持することができると共に、省スペース化にも対応するため、装置の薄型化及び小型化に寄与しうる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明になるステージ装置の一実施例を示す縦断面図である。図2は図1に示すステージ装置の平面図である。図1及び図2に示されるように、ステージ装置10は、例えば、半導体露光装置のチャンバ(図示せず)内に設置され、電子線またはX線を照射して所定のマスクパターンを転写されるウエハ12が載置される。このウエハ12は、円盤状に形成された基板からなり、搬送機構(図示せず)により自動的に搬送されて、ステージ装置10の最上段に位置するウエハ保持プレート14上に載置される。このウエハ保持プレート14は、ウエハ12を吸着する静電チャックが設けられており、位置決めを行なって露光処理が終了するまで、ウエハ12を吸着して所定の搭載位置に保持する。尚、ウエハ12を吸着する手段としては、真空チャックあるいは電磁チャックでも良い。
ここで、ステージ装置10の構成を説明する。ステージ装置10は、上記ウエハ保持プレート14と、ウエハ保持プレート14の回転軸16をZ軸回りに回動可能に支持する軸受18と、軸受18を介してウエハ保持プレート14を支持するXYテーブル20と、ウエハ保持プレート14をZ軸回りのθz方向に回動させるθz駆動アクチュエータ(保持プレート駆動手段)22とを有する。
XYテーブル20は、上面のY方向縁部にXレーザ干渉計(図示せず)から照射されたレーザ光を反射するためのXミラー30が設けられ、上面のX方向縁部にYレーザ干渉計(図示せず)から照射されたレーザ光を反射するためのYミラー32が設けられている。従って、XYテーブル20は、Xレーザ干渉計及びYレーザ干渉計によりXミラー30及びYミラー32の位置を計測されて中心位置が露光装置の光軸と一致するようにX方向位置及びY方向位置を調整される。
ウエハ保持プレート14は、ウエハ12より大径な円盤状に形成されており、上面にはウエハ12を吸着するチャック面が形成され、下面側には上部環状部材72を固定するための環状溝34と、軸受18を付勢する板バネ(付勢部材)36を取り付けるバネ取付部38とが設けられている。上部環状部材72は、ワッシャ35を介して環状溝34に固定される。
板バネ36は、ビス40及びバネ押さえ41により回転軸16の上面に締結される中心部36aと、中心部36aの外周より半径方向に延在する複数の腕部36bとを有する。腕部36bは、周方向に60度間隔で放射状に設けられており、その先端部分は、ビス42によりバネ取付部38に締結されている。従って、回転軸16は、板バネ36を介してウエハ保持プレート14に結合されており、放射状に設けられた複数の腕部36bが撓むことにより周方向にほぼ均等な付勢力を付与される。
また、板バネ36と回転軸16の上面との間には、薄い金属板からなる高さ調整用シム44が挿入されている。板バネ36は、高さ調整用シム44の挿入枚数を変更することにより、腕部36bの撓み量が調整されるため、付勢力の大きさを調整される。
軸受18は、回転軸16のラジアル方向(半径方向)をガイドするボールベアリングからなり、回転軸16の外周とXYテーブル20の中央孔46との間に介在するように取り付けられており、内輪が回転軸16の外周に嵌合し、外輪が中央孔46の内周に嵌合している。そして、軸受18の内輪、外輪は、下端が回転軸16、中央孔46の段部に当接し、上端がビス47により締結された内輪押さえ48、外輪押さえ49に当接して保持されている。
また、軸受18は、外輪と内輪との間に金属球が転動可能に挿入されており、θz方向の位置を調整する際に外輪と内輪との周方向の相対変位を低摩擦でガイドするように構成されている。
従って、θz方向の位置を調整する際は、軸受18からの振動が外乱として作用しない程度に低減されており、θz方向の位置調整をより精密に行なうことができる。
θz駆動アクチュエータ22は、例えば、超音波モータなどからなり、駆動軸22aをθz方向に微小移動させるように構成されており、XYテーブル20の下面に固定されたブラケット50に支持されている。そして、θz駆動アクチュエータ22の駆動軸22aは、鉛直方向に延在しており、XYテーブル20の穴52を貫通してXYテーブル20の上面側に突出している。尚、θz駆動アクチュエータ22としては、ボールねじを用いた構成としても良い。
さらに、θz駆動アクチュエータ22の駆動軸22aは、ウエハ保持プレート14の下面に固定された連結部材54の穴54aに挿入されている。また、駆動軸22aは、側方から螺入されたロックピン56により押圧されて穴54aの内壁に押圧保持されている。従って、θz駆動アクチュエータ22は、駆動軸22aをθz方向の駆動することによりウエハ保持プレート14をθz方向に回動させて、ウエハ保持プレート14上に搭載されたウエハ12のθz方向の位置を微調整する。このθz駆動アクチュエータ22によるθz方向のウエハ位置決めは、後述するようにチルト機構80及びXYテーブル駆動機構90によるXYテーブル20のX,Y,Z,θx,θy,θz方向の各位置を調整した後に行なわれる。
また、ウエハ保持プレート14上に搭載されたウエハ12の位置決めは、例えば、ウエハ12の周縁部分に設けられた位置合わせ用のマーカの位置が基準位置と一致するようにウエハ保持プレート14を微小角度回動させることにより行なわれる。
ステージ装置10は、回動位置を調整されたウエハ保持プレート14を吸着する静電チャック(吸着手段)60と、ウエハ保持プレート14のスラスト方向(Z軸方向)の動きを拘束してウエハ保持プレート14のθx軸方向、θy軸方向の揺動を規制すると共に、ウエハ保持プレート14のZ軸回りの回動を許容する揺動規制部(揺動規制手段)62とを有する。
揺動規制部62は、XYテーブル20の上面に固定された下部環状部材70と、ウエハ保持プレート14の下面に固定された上部環状部材72とを互いに対向するように配置したものである。そして、下部環状部材70の上面と上部環状部材72の下面とは、互いに面接触した状態に組み合わされることにより、ウエハ保持プレート14のスラスト方向の動きを拘束してウエハ保持プレート14の揺動を規制すると共に、ウエハ保持プレート14のθz方向の回動を許容するように機能する。
下部環状部材70及び上部環状部材72は、縦断面形状が平板状に形成され、且つ上方からみると環状(リング状)に形成されている。また、下部環状部材70及び上部環状部材72は、導電性セラミックスにより形成されており、上下面が平面研磨加工されている。
さらに、下部環状部材70及び上部環状部材72は、内周及び外周の半径寸法が同じであり、全周に亘り面接触する構成であり、ウエハ保持プレート14の荷重がスラスト方向の拘束力として揺動規制部62の全周に作用する。従って、ウエハ保持プレート14をθz方向に回動させる際は、下部環状部材70と上部環状部材72との接触面同士が摺動することになり、スラスト方向の傾きを規制されると共に、摺動に伴う摩擦が制動力として作用する。
また、下部環状部材70及び上部環状部材72は、全周に亘り面接触するため、スラスト方向の位置を安定的にガイドすることが出来ると共に、スラスト方向の荷重が増大しても耐えうる強度を有する。そのため、ウエハ12が大径化されて保持プレート14を大型化する場合にも対応しうる。さらに、ウエハ保持プレート14を回動させてθz方向の位置を調整する際の慣性力による誤差の発生を抑制することができる。
静電チャック60は、前述した下部環状部材70または上部環状部材72の何れか一方に電極を設けた構成である。本実施例では、上部環状部材72に電極を設けて静電チャックとして機能し、下部環状部材70が吸着される被吸着リングとして機能するように構成されている。そして、θz軸方向の位置決めが行なわれた後、上部環状部材72に埋設された内部電極に電圧を印加することにより、上部環状部材32が下部環状部材70を吸着してウエハ保持プレート14を固定するように構成されている。すなわち、本実施例の静電チャック60は、ウエハ保持プレート14を吸着する吸着手段と、ウエハ保持プレート14のスラスト方向の動きを拘束してウエハ保持プレート14のθx軸方向、θy軸方向の揺動を規制する揺動規制手段とを兼ねた構成となっている。
また、本実施例では、吸着手段に静電チャックを用いたため、ウエハ保持プレート14を確実にXYテーブル20に吸着させて保持することができると共に、省スペース化にも対応するため、装置の薄型化及び小型化に寄与しうる。
さらに、静電チャック60は、環状に形成された下部環状部材70と上部環状部材72とが全周に亘り面接触する構成であるので、XYテーブル20に対して外部から制動力を付与するブレーキ機構を別個に設ける場合よりも制動力の作用によってXYテーブル20を変形させることがなく、XYテーブル20がゆがむことによるウエハ保持プレート14の誤差が低減される。
また、XYテーブル20を粗動させる際には、ウエハ保持プレート14の加速、減速による水平方向の加速度が加えられることになる。しかしながら、本実施例の静電チャック60は、吸着力が全周に亘り均等に作用しているので、両部材間の結合力が強力であり、ウエハ保持プレート14とXYテーブル20とを一体化された状態で粗動動作させることができる。そのため、XYテーブル20が水平方向のどの方向に移動しても両部材間の相対変位による誤差発生を防止することが可能になる。
ステージ装置10は、XYテーブル20の上下方向位置を調整するチルト機構80と、XYテーブル20のX,Y,θz方向の位置を調整するXYテーブル駆動機構(XYテーブル駆動手段)90とを有する。
以下、図3乃至図11を参照して、チルト機構80及びXYテーブル駆動機構90について説明する。なお、ステージ装置10は、微動用ステージ装置であり、単独で使用することも可能であるが、通常は、粗動ステージ装置(図示せず)に搭載される。粗動ステージ装置は、X軸方向に可動のXテーブルとY軸方向に可動のYテーブルとを備え、例えばXテーブルがYテーブル上で可動であるように構成されている。勿論、YテーブルがXテーブル上で可動であるように構成されていても良い。本実施例のステージ装置10は、粗動ステージ装置におけるXテーブルあるいはYテーブルに搭載されるものとする。
ステージ装置10は、ベースプレート100の上に構築されたチルト機構80に上記XYステージ20が組み合わされて構成されている。
まず、チルト機構80について説明する。図3はチルト機構80を説明するための側面図である。図4はチルト機構80を説明するためY方向からみた側面図である。図5はチルト機構80を説明するためX方向からみた側面図である。図6はベースプレート100の上に配置されたチルト機構80を示す平面図である。尚、図3乃至図5では、XYテーブル20を図示してあるが、XYテーブル20上のウエハ保持プレート14の図示は省略してある。また、図6ではXYテーブル20及びチルトプレート201の図示を省略してある。
図3乃至図6に示されるように、チルト機構80は、XYテーブル20が搭載されるチルトプレート201を有する。このチルトプレート201は、ベースプレート100の上に互いに平行に延びるように配置された2本3組、計6本のピエゾアクチュエータ(ピエゾアクチュエータ素子)Z1−1,Z1−2,Z2−1,Z2−2,Z3−1,Z3−2と、後述するウエッジステージとによりベースプレート100に対して垂直方向(Z軸方向あるいは上下方向)に駆動される。以下では、ピエゾアクチュエータZ1−1,Z1−2の組み合わせをZ1軸、ピエゾアクチュエータZ2−1,Z2−2の組み合わせをZ2軸、ピエゾアクチュエータZ3−1,Z3−2の組み合わせをZ3軸と呼ぶ。
図7はチルト機構80を構成する3軸のうち1軸の構成を示す縦断面図である。図8はベースプレート100の上に配置されたチルト機構80を示す斜視図である。図9はベースプレート100の上に配置されたチルト機構80及びチルトプレート201を示す斜視図である。
図7乃至図9を参照して、Z3軸について構造及び動作の詳細を説明する。ベースプレート100にピエゾ固定ブロック223が設置されている。ピエゾアクチュエータZ3−2は、ピエゾ固定ブロック223に一端を固定され、ピエゾベース224を介してピエゾアクチュエータZ3−1と連結されている。これによりピエゾアクチュエータZ3−2の駆動ストロークとピエゾアクチュエータZ3−1の駆動ストロークとが加算されるようにし、加算された駆動ストロークでウエッジステージ225を駆動する。
ウエッジステージというのは、周知のように、水平方向の運動を垂直方向の運動に変換するためのものである。本例では、ウエッジステージ225は、45度の直交変換機構を備え、2本のピエゾアクチュエータZ3−1,Z2−2による水平変位入力とウエッジステージ225の垂直変位出力とが1対1になるように構成されている。直交変換機構は、45度の傾斜面を上面側に有する傾斜ブロック225−1と、45度の傾斜面を下面側に有する傾斜ブロック225−2とを組み合わせた構成である。傾斜ブロック225−1は、傾斜ブロック225−2をガイドするためのガイド部を有する。傾斜ブロック225−2は、その傾斜面がガイド部によってガイドされた状態で傾斜ブロック225−1の傾斜面に沿ってスライド可能である。これにより、傾斜ブロック225−1が水平方向に変位すると、傾斜ブロック225−2はそれに伴ってスライドして垂直方向に変位する。
このようなウエッジステージ225により、その垂直運動部に固定されたチルトヒンジ226がZ軸方向に駆動される。そして、チルトヒンジ226の先に固定されたチルトプレート201をZ軸方向に駆動する。なお、チルトプレート201は中央に開口201a(図9参照)を有する。開口201a内にXYプレート301(図4参照)が組み合わされる。XYプレート301にはXYテーブル20(図7参照)が固定される。
Z1軸、Z2軸もZ3軸と同様の構成を有する。つまり、Z1軸はピエゾ固定ブロック203、ピエゾベース204、ウエッジステージ205を有し、Z2軸はピエゾ固定ブロック213、ピエゾベース214、ウエッジステージ215を有する。特に、Z1軸のウエッジステージ205、Z2軸のウエッジステージ215、Z3軸のウエッジステージ225は、それぞれ同一円周上(図4に一点鎖線で示す)に配置されている。
特に、本実施例では、ウエッジステージ205、215、225は、正三角形の頂点に対応する位置、つまり120度の角度間隔をおいて配置されている。これらの3軸の垂直運動部は同一方向に変位可能である。これによってチルトプレート201はZ軸方向の並進運動をし、差動的な動作、つまり各軸の変位量に差を与えるとチルトプレート201はθx軸方向、θy軸方向の回転運動をする。
ここで、θx軸方向の回転運動はX軸回りの回転運動を意味し、θy軸方向の回転運動はY軸回りの回転運動を意味することは言うまでも無い。また、後述されるθz軸方向の回転運動はZ軸回りの回転運動を意味する。
Z軸方向の位置は、ここでは静電容量センサにより計測される。静電容量センサは、チルトプレート201の上方にある、最終可動部であるXYテーブル20とベースプレート100との間に配置されている。以下では、Z1軸用の静電容量センサをZ1センサ207、Z2軸用の静電容量センサをZ2センサ217、Z3軸用の静電容量センサをZ3センサ227と呼ぶ。各センサ207、217、227は、それぞれウエッジステージ205、215、225に隣接した位置に設置されている。静電容量センサの測定原理は周知であるが、簡単に言えば、Z軸方向の微小変位を静電容量の変化として検出できるようにしたものである。
本実施例では、これらZ1センサ207、Z2センサ217、Z3センサ227により最終可動部であるXYテーブル20の高さを計測し、計測結果に基いてXYテーブル20の位置制御(フルクローズド制御)が行われる。
通常、チルトステージでは、ベースプレート100からのチルトプレート201の高さ位置を計測し、計測結果に基いて位置制御(セミクローズド制御)が行われる。しかし、この方式ではXYステージが移動した際のZ軸方向の位置誤差を計測することができない。これは、XYテーブル20のZ軸方向、θx軸方向、θy軸方向の位置を制御することができないことを意味する。しかしながら、本形態によるZ軸方向位置計測系の配置は、XYテーブル20のZ軸方向、θx軸方向、θy軸方向の位置制御を可能にする。
チルトステージの案内系は、各ウエッジステージ205、215、225に取り付けられたチルトヒンジ206、216、226と、ベースプレート100とチルトプレート201との間に取り付けられたZ軸方向にのみ変位可能な板バネ208、218、228(図6、図9参照)により構成される。これらの板バネ208、218、228により、ウエッジステージのガイド部のみでは実現不可能な、チルトプレート201のXY平面内の運動を拘束する高剛性案内系が構成される。なお、板バネ208、218、228は、それぞれベースプレート100に設けられたバネ取付け部208−1、218−1、228−1を介して設置されている。
図10はXYプレート301に組み込まれたXYテーブル駆動機構90を示す斜視図である。
次に、図3乃至図5及び図10を参照して、XYテーブル駆動機構90について説明する。XYテーブル20は、XYプレート301に固定されている。XYプレート301は、チルトプレート201の中央部の開口201aに組み込まれている。XYプレート301は、チルトプレート201と共にZ軸方向、θx軸方向、θy軸方向に変位可能であるが、チルトプレート201とは独立してX軸方向、Y軸方向、及びθz軸方向に変位可能にされている。つまり、XYプレート301は、X軸方向についてはX軸方向に互いに平行に延びる2つのX1ピエゾアクチュエータ302、X2ピエゾアクチュエータ303で駆動される。
X1ピエゾアクチュエータ302、X2ピエゾアクチュエータ303は一定間隔をおいて設けられ、それぞれ一端側がチルトプレート201に固定され、他端がXYプレート301に連結されている。一方、XYプレート301は、Y軸方向についてはY軸方向に延びる1つのYピエゾアクチュエータ304で駆動される。Yピエゾアクチュエータ304も一端側がチルトプレート201に固定され、他端がXYプレート301に連結されている。上記X1ピエゾアクチュエータ302、X2ピエゾアクチュエータ303、Yピエゾアクチュエータ304によりXYテーブル駆動機構90が構成されている。
XYテーブル駆動機構90の案内系(伝達機構)は、以下の通りである。図4に示されるように、XY平面内の案内系においては、X1ピエゾアクチュエータ302の一端に固定されたX1ヒンジ312がチルトプレート201に固定され、X1ピエゾアクチュエータ302の他端に固定されたX1ヒンジ311がXYプレート301に連結されている。同様に、X2ピエゾアクチュエータ303の一端に固定されたX2ヒンジ314がチルトプレート201に固定され、X2ピエゾアクチュエータ303の他端に固定されたX2ヒンジ313がXYプレート301に連結されている。一方、Yピエゾアクチュエータ304の一端に固定されたYヒンジ316がチルトプレート201に固定され、Yピエゾアクチュエータ304の他端に固定されたYヒンジ315がXYプレート301に連結されている。
Z軸方向の案内系はXYプレート301とチルトプレート201との間に設置された3つの主リンクヒンジ321、322、323と2つの副リンクヒンジ324、325により実現される。図7を参照して、これらのリンクヒンジの1つ、例えば主リンクヒンジ321について説明する。
チルトプレート201に下方に垂直に延びるようにリンクヒンジブロック321−1が設けられている。このリンクヒンジブロック321−1にはそこから上方に延びてXYプレート301に連結されたヒンジ321−2が設けられている。ヒンジ321−2は、周知の球関節継ぎ手を有し、XYプレート301をXY平面内では変位可能であるが、Z軸方向には高い剛性を呈するように支持している。主リンクヒンジ322、323、副リンクヒンジ324、325もまったく同じ構造を持つ。なお、図10にはリンクヒンジブロック322−1とヒンジ322−2とから成る主リンクヒンジ322が示されている。
3つの主リンクヒンジ321、322、323は、図4に示されるように、上方からみると三角形、ここでは二等辺三角形の頂点に対応する位置に設置され、2つの副リンクヒンジ324、325は主リンクヒンジ321の両側に設置されている。主リンクヒンジ321〜323と副リンクヒンジ324、325は、XYプレート301のXY平面内での変位を自在にする機能を有すると共に、Z軸方向には大きな剛性を持つ。これにより、従来の微動ステージ装置に比較して大幅に剛性が向上する。
ここで、XYテーブル駆動機構90の動作について説明する。X1ピエゾアクチュエータ302とX2ピエゾアクチュエータ303が同じX軸方向に作動すると、XYプレート301はX軸方向の並進運動をする。X1ピエゾアクチュエータ302とX2ピエゾアクチュエータ303が差動的に動作、つまり変位量に差が生じるように動作させると、XYプレート301はθz軸方向の動作をする。一方、Yピエゾアクチュエータ304が作動すると、XYプレート301がY軸方向に並進運動する。
図4に示されるように、XYプレート301のX軸方向の位置は、チルトプレート201とXYプレート301との間に配置された2つの静電容量センサ326、327(以下、「X1センサ、X2センサ」と呼ぶ)で計測される。XYプレート301のY軸方向の位置はチルトプレート201とXYプレート301との間に配置された1つの静電容量センサ328(以下、「Yセンサ」と呼ぶ)で計測される。これらX1センサ326、X2センサ327、Yセンサ328により計測されるXY平面内の位置情報に基づいてXYテーブル2−2のセミクローズド位置制御が行われる。
本実施例では、前述したように、XYテーブル20が搭載されたXYプレート301は、XYテーブル駆動機構90によりX軸方向、Y軸方向、θz軸方向に移動可能である。また、チルト機構80により3点の高さ位置を調整されるチルトプレート201は、Z軸方向、θx軸方向、θy軸方向に変位可能である。しかも、XYプレート301は、チルトプレート201と共に変位可能であると共に、チルトプレート201とは独立してX軸方向、Y軸方向、θz軸方向に変位可能である。このことにより、XYテーブル20は6自由度(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向、θx軸方向、θy軸方向、θz軸方向)の運動が可能である。従って、チルトプレート201及びXYプレート301が上記チルト機構80、XYテーブル駆動機構90によって上記6軸の位置を調整されることで、XYプレート301に固定されたXYテーブル20を介してウエハ保持プレート14上に保持されたウエハ12の6軸方向の位置調整が可能になる。
なお、XYステージ20の位置計測(X軸方向、Y軸方向、θz軸方向)は、XYテーブル20に取り付けた、Y軸方向に延在するXミラー30(図1、図3参照)及びX軸方向に延在するYミラー32(図1、図5参照)とレーザ干渉計(図示せず)とにより行われる。この位置計測により得られた位置情報を基に、6自由度(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向、θx軸方向、θy軸方向、θz軸方向)のフルクローズド制御が行われる。
図11はステージ装置の変形例を示す縦断面図である。図11に示されるように、変形例のステージ装置400では、上記静電チャック60の代わりに真空チャック410を用いた構成になっている。この真空チャック410は、外部に設置された真空発生装置420から負圧を導入されてウエハ保持プレート14に作用する大気圧との圧力差によりウエハ保持プレート14を吸着するものである。
真空発生装置420からの真空管路430は、XYステージ20の上面に形成された環状凹部440に連通されている。環状凹部440を閉塞するように固定された下部環状部材70には、Z軸方向に貫通する複数の貫通穴70aが設けられている。
真空発生装置420において、内蔵されたバルブが切り替わって環状凹部440の空気が吸引されて負圧が導入されると、貫通穴70aを介して下部環状部材70に対向する上部環状部材72に対して負圧を作用させる。これにより、上部環状部材72は、チャンバ内の気圧と環状凹部440の負圧との圧力差による吸着力で全周に亘り下部環状部材70に吸着されて強固に保持される。
また、真空発生装置420において、内蔵されたバルブが切り替わって環状凹部440へ空気が供給されて大気圧に戻されると、ウエハ保持プレート14に対する吸着力が無くなり、ウエハ保持プレート14の保持が解除される。
尚、この変形例のステージ装置400が設置されるチャンバ内は、真空ではなく空気または気体が充填されていることが条件となる。
上記実施例では、半導体露光装置のチャンバ内に設置されるステージ装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、半導体露光装置以外の加工装置や検査装置などに組み合わせて使用されるステージ装置にも本発明を適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、保持プレートに保持される対象物をウエハとして説明したが、これに限らず、対象物としては、より精密な位置決め精度が要求される精密加工品(例えば、液晶ガラス基板など)を保持する構成の装置にも本発明を適用できるのは勿論である。
また、上記実施例では、上記ステージ装置10が微動ステージ装置として用いられる場合を一例として説明したが、上記ステージ装置10を粗動ステージ装置として用いる場合にも適用できるのは言うまでもない。
また、上記実施例では、リング状に形成された静電チャックが吸着手段と揺動規制手段とを兼ねる構成としてが、これに限らず、例えば、リング状に形成された揺動規制部と、複数の小型静電チャックを周方向に配置した構成としても良いのは言うまでもない。
本発明になるステージ装置の一実施例を示す縦断面図である。 図1に示すステージ装置の平面図である。 チルト機構80を説明するための側面図である。 チルト機構80を説明するためY方向からみた側面図である。 チルト機構80を説明するためX方向からみた側面図である。 ベースプレート100の上に配置されたチルト機構80を示す平面図である。 チルト機構80を構成する3軸のうち1軸の構成を示す縦断面図である。 ベースプレート100の上に配置されたチルト機構80を示す斜視図である。 ベースプレート100の上に配置されたチルト機構80及びチルトプレート201を示す斜視図である。 XYプレート301に組み込まれたXYテーブル駆動機構90を示す斜視図である。 本発明になるステージ装置の変形例を示す縦断面図である。
符号の説明
10,400 ステージ装置
14 ウエハ保持プレート
16 回転軸
18 軸受
20 XYテーブル
22 θz駆動アクチュエータ
36 板バネ
44 高さ調整用シム
60 静電チャック
62 揺動規制部
70 下部環状部材
72 上部環状部材
80 チルト機構
90 XYテーブル駆動機構
100 ベースプレート
201 チルトプレート
301 XYプレート
410 真空チャック
420 真空発生装置

Claims (6)

  1. 水平方向に移動するXYテーブルと、
    該XYテーブルを駆動するXYテーブル駆動手段と、
    前記XYテーブル上に設けられ、対象物を保持する保持プレートと、
    該保持プレートの回転軸を鉛直方向のZ軸回りに回動可能に支持する軸受と、
    前記保持プレートをZ軸回りに回動させる保持プレート駆動手段と、を有するステージ装置において、
    前記保持プレート駆動手段により回動位置を調整された前記保持プレートを吸着する吸着手段と、
    前記保持プレートと前記回転軸との間に設けられ、前記軸受にスラスト方向の付勢力を付与する付勢部材と、
    前記保持プレートのスラスト方向の動きを拘束して前記保持プレートの揺動を規制すると共に、前記保持プレートのZ軸回りの回動を許容する揺動規制手段と、
    を備え、
    前記揺動規制手段は、
    前記XYテーブルの上面に固定された下部環状部材と、
    前記保持プレートの下面に固定された上部環状部材と、を有し、
    前記下部環状部材の上面と前記上部環状部材の下面とを面接触させ、前記下部環状部材が前記上部環状部材を保持する前記吸着手段を兼ねることを特徴とするステージ装置。
  2. 前記吸着手段は、静電チャックであることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記吸着手段は、真空チャックあるいは電磁チャックであることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  4. 前記付勢部材は、前記保持プレートの下面と前記回転軸との間に挿入された板ばねであり、半径方向に延在してスラスト方向の付勢力を付与する複数の押圧部が放射状に配置されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のステージ装置。
  5. 前記付勢部材は、高さ調整用シムにより付勢力を調整されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のステージ装置。
  6. 前記XYテーブル駆動手段は、
    前記XYステージをX方向に移動させるX方向駆動手段と、
    前記XYステージをY方向に移動させるY方向駆動手段と、
    前記XYステージをZ軸回りに回動させるθz方向駆動手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のステージ装置。
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