JP4605058B2 - 電子楽器およびその制御方法を実現するためのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークを介して接続されたサーバから各種サービスの提供を受ける電子楽器およびその制御方法を実現するためのプログラムに関する。
通信ネットワークを介して接続されたサーバから各種サービスの提供を受ける電子楽器は、従来から知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、文字入力をする際に、ユーザが予め選択した言語を用いて容易に文字情報を入力するようにした電子楽器も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005−266302号公報 特開2002−258840号公報
しかし、上記従来の電子楽器のうち、前者では、そのユーザが理解可能な言語がどの言語であるかに拘わらず、サーバからの各種サービスは一律の言語で提供されていた。たとえば、アクセスするサーバが日本にあれば、この電子楽器は、そのサーバから日本語で各種サービスの提供を受け、アクセスするサーバがアメリカにあれば、この電子楽器は、そのサーバから英語で各種サービスの提供を受けていた。したがって、楽曲データをサーバからダウンロードする場合に、英語圏のユーザが、この電子楽器を用いて、日本国内のサーバにアクセスすると、その楽曲データの曲名が日本語で表示されたり、電子楽器の表示能力によっては(つまり、日本語の文字を表示できないような機種である場合)、その楽曲データの曲名が表示できなかったりした。
また、上記従来の電子楽器のうち、後者では、サーバと連動していないので、サーバから所定の言語で各種サービスの提供を受けることはできなかった。
本発明は、この点に着目してなされたものであり、ユーザの意図する言語で、サーバから各種サービスの提供を受けることが可能となる電子楽器およびその制御方法を実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の電子楽器は、通信ネットワークを介してサーバに接続する接続手段と、該接続手段によって接続されたサーバに、自然言語で表示される応答データを要求する要求メッセージを送信する送信手段と、該送信手段によって送信された要求メッセージに応じて、前記サーバが前記通信ネットワークを介して送信した、自然言語で表示される応答データを受信する受信手段とを有し、前記送信手段は、前記要求メッセージに、複数種類の自然言語に優先順位を付けて前記自然言語の種類を指定する言語指定情報を付加し、前記応答データは、前記サーバが送信可能な自然言語の種類のうち、前記要求メッセージに付加された複数種類の自然言語の優先順位にて最上位の自然言語で表示されるものであることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記優先順位を決定する決定手段をさらに有することを特徴とする。
また、好ましくは、前記受信手段によって受信された応答データには、言語情報が含まれ、該言語情報に応じて表示態様を変更して、前記受信された応答データに含まれる表示情報を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項に記載のプログラムは、請求項1と同様の技術的思想によって実現できる。
請求項1またはに記載の発明によれば、接続手段によって接続されたサーバに、自然言語で表示される応答データを要求する要求メッセージを送信するときに、その要求メッセージに、複数種類の自然言語に優先順位を付けて前記自然言語の種類を指定する言語指定情報が付加されるので、サーバは、応答データを送信する相手の電子楽器が要求する自然言語が優先順位付きで分かり、自身が送信可能な自然言語のうち、前記優先順位にて最上位の自然言語で表示される応答データを送信しようとする。これにより、ユーザの意図する言語で、サーバから各種サービスの提供を受けることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子楽器の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態の電子楽器は、音高情報を入力するための鍵盤を含む演奏操作子1と、各種情報を入力するための複数のスイッチやホイール、ジョイスティックを含む設定操作子2と、演奏操作子1の操作状態を検出する検出回路3と、設定操作子2の操作状態を検出する検出回路4と、工場設定を行うときに使用するDIP(Dual Inline Package)スイッチ5と、装置全体の制御を司るCPU6と、該CPU6が実行する制御プログラムや、各種テーブルデータ等を記憶するROM7と、楽曲データ、各種入力情報および演算結果等を一時的に記憶するRAM8と、タイマ割込み処理における割込み時間や各種時間を計時するタイマ9と、各種情報等を表示する、たとえば液晶ディスプレイ(LCD)および発光ダイオード(LED)等を備えた表示装置10と、言語設定を含む各種設定を記憶する不揮発性メモリ11と、前記制御プログラムを含む各種アプリケーションプログラムや各種楽曲データ、各種データ等を記憶する外部記憶装置12と、外部からのMIDIメッセージを入力したり、MIDIメッセージを外部に出力したりするMIDIインターフェース(I/F)13と、通信ネットワーク101を介して、たとえばサーバコンピュータ(以下、「サーバ」と略して言う)102とデータの送受信を行う通信インターフェース(I/F)14と、演奏操作子1から入力された演奏データや予め設定された楽曲データ等をオーディオ信号に変換する音源回路15と、該音源回路15からのオーディオ信号に各種効果を付与するための効果回路16と、該効果回路16からのオーディオ信号を音響に変換する、たとえば、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17とにより構成されている。
上記構成要素3〜16は、バス18を介して相互に接続され、CPU6にはタイマ9が接続され、MIDII/F13には他のMIDI機器100が接続され、通信I/F14には通信ネットワーク101が接続され、音源回路15には効果回路16が接続され、効果回路16にはサウンドシステム17が接続されている。ここで、通信I/F14および通信ネットワーク101は、有線方式のものに限らず、無線方式のものであってもよい。また、両方式のものを備えていてもよい。
DIPスイッチ5は、複数の小スイッチからなるスイッチであり、図4を用いて後述するように、本実施の形態の電子楽器の電源をオフにした状態で、この複数のスイッチのオン/オフパターンを所定のパターンに設定した後、本実施の形態の電子楽器の電源をオンすると、本実施の形態の電子楽器は、設定されたオン/オフパターンに応じた工場出荷状態に初期設定される。
不揮発性メモリ11としては、たとえば、NV(Non Volatile)RAMや電源バックアップされたRAM、フラッシュメモリ等を挙げることができる。不揮発性メモリ11には、本実施の形態の電子楽器の電源をオフしたときでも、保持しておくべき設定が記憶される。この種の設定には、現在の言語設定やユーザIDなどが含まれる。なお、本実施の形態の電子楽器は、多言語の文字を表示できるように構成され、ユーザ設定や工場設定により、その中のいずれか1つの言語が選択設定されると、その言語の文字が表示される。本実施の形態の電子楽器が対応可能な言語の情報は、前記ROM7に記憶されている。そして、対応可能な言語のうち、現在どの言語が設定されているかという情報、つまり現在の言語設定が、不揮発性メモリ11に記憶される。
外部記憶装置12としては、たとえば、フレキシブルディスクドライブ(FDD)、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROMドライブおよび光磁気ディスク(MO)ドライブ等を挙げることができる。そして、外部記憶装置12には、前述のように、CPU6が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM7に制御プログラムが記憶されていない場合には、この外部記憶装置12に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM8に読み込むことにより、ROM7に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU6にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
なお、本発明は、上述の構成から分かるように、電子鍵盤楽器に適用されているが、その実施形態は、鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。
以上のように構成された電子楽器が実行する制御処理を、まず図2を参照してその概要を説明し、次に図3〜図6を参照して詳細に説明する。
図2は、言語設定モードが選択されたときに、表示装置10上に表示された言語設定画面の一例を示す図であり、同図には、設定操作子2に含まれる複数の操作子2a〜2gも記載されている。
ユーザが、左/右移動スイッチ2e,2fまたはダイヤルスイッチ2gのいずれかを操作する度に、本実施の形態の電子楽器が対応可能な言語が切り替わって表示される。図2(a)は、対応可能な言語として英語が選択されたときの言語設定画面10aを示し、この言語設定画面10aで、左/右移動スイッチ2e,2fまたはダイヤルスイッチ2gのいずれかが操作されると、言語設定画面10aは、図2(b)に示すように、日本語の言語設定画面10a′に切り替わる。言語設定画面10aおよび10a′中、カッコ([ ])で囲まれた項目は、その項目に隣接するスイッチ、図示例では、スイッチ2cで設定可能であることを意味する。たとえば、図2(a)の言語設定画面10aで、スイッチ2cが操作されると、現在の言語設定が「ENGLISH」に決定され、この決定された言語設定で、前記不揮発性メモリ11の現在の言語設定が更新される(書き替えられる)。
そして、本実施の形態の電子楽器が、前記サーバ102にアクセスして、各種サービスの提供を要求する際に、この要求とともに、現在の言語設定もサーバ102に送信される。これにより、サーバ102は、サービスを提供する相手側の電子楽器(本実施の形態の電子楽器)の現在の言語設定が分かるので、その言語に対応したサービスを相手側の電子楽器に提供することができる。
次に、この制御処理を詳細に説明する。
図3は、本実施の形態の電子楽器、特にCPU6が実行する言語設定処理の手順を示すフローチャートである。
本言語設定処理は、ユーザが、たとえば、前記設定操作子2中のモード切替スイッチ(図示せず)あるいは前記操作子2a〜2gを用いて、言語設定モードを選択したときに、起動される。
本言語設定処理が起動されると、まず、CPU6は、前記ROM7から、本実施の形態の電子楽器が対応可能な言語を取得する(ステップS1)。前述のように、本実施の形態の電子楽器は、多言語に対応するように構成されており、対応可能な言語の種類が、ROM7に記憶されているので、ステップS1では、その言語の種類に関する情報を取得する。なお、本実施の形態の電子楽器が対応可能な言語の種類として、日本語と英語の2種類としたが、これは説明の都合上に過ぎず、これよりも多くてもよい。
次に、CPU6は、前記不揮発性メモリ11から現在の言語設定を取得する(ステップS2)。言語設定の初期値は、工場出荷時になされる工場設定(図4参照)によって、設定されている。本実施の形態の電子楽器が工場から出荷されてから初めて、本言語設定処理が起動されたとすると、不揮発性メモリ11に記憶されている言語設定は、工場出荷時の初期値である。
次に、CPU6は、ステップS2で取得された、現在の言語設定を、まず表示装置10上に表示する。現在の言語設定として、日本語が設定されているとすると、表示装置10上には、図2の言語設定画面10a′が表示され、現在の言語設定として、英語が設定されているとすると、表示装置10上には、図2の言語設定画面10aが表示される。そして、この2種類の言語から、ユーザがいずれかの言語を選択する(ステップS3)と、つまり、言語設定画面10aまたは10a′のいずれかが表示された状態で、ユーザがスイッチ2cを操作すると、不揮発性メモリ11の言語設定は、選択された言語で書き替えられる(ステップS4)。
図4は、工場設定処理の手順を示すフローチャートである。
本工場設定処理は、前記DIPスイッチ5を所定のオン/オフパターンにした後、本実施の形態の電子楽器の電源をオンしたときに、起動される。
まず、CPU6は、DIPスイッチ5のオン/オフ状態を読み出し、読み出したオン/オフ状態(オン/オフパターン)に応じて言語を決定する(ステップS11)。
次に、CPU6は、決定された言語で、不揮発性メモリ11の言語設定を更新する(ステップS12)。
不揮発性メモリ11には、言語設定の他にも、様々な設定が記憶されるので、その設定を、前記DIPスイッチ5のオン/オフパターンに応じて決定されたもの(工場出荷時の設定状態)に書き替える(ステップS13)。なお、その他の設定としては、前述のように、ユーザIDがあるが、ユーザIDは、ユーザによって登録されるものであり、工場出荷時には登録されていないので、不揮発性メモリ11にユーザIDが登録されていた場合には、そのユーザIDは、本工場設定処理によって消去される。
このようにして、本工場設定処理では、DIPスイッチ5のオン/オフパターンを適宜変更することで、不揮発性メモリ11の設定内容を目的の工場出荷状態にすることができる。たとえば、工場設定の対象となる電子楽器の仕向地が、アメリカである場合には、本工場設定処理によって、不揮発性メモリ11の言語設定は英語に設定される。
図5は、本実施の形態の電子楽器、特にCPU6が実行する、サーバとの情報の送受信処理の手順を示すフローチャートである。
本情報の送受信処理は、ユーザが、たとえば前記設定操作子2を用いて、サーバ102から必要な情報を取得する指示を行ったときに、起動される。
まず、CPU6は、サーバ102からの提供内容(サーバ102から提供を受けるデータ内容)を決定する(ステップS21)。この提供内容の一例には、サーバ102が配信する楽曲データの曲名がある。本情報の送受信処理では、サーバ102から楽曲データの曲名の提供を受けて、表示装置10上に表示する例について説明する。
次に、CPU6は、前記図3のステップS1およびS2と同様にして、ROM7から、本実施の形態の電子楽器が対応可能な言語を取得する(ステップS22)とともに、不揮発性メモリ11から現在の言語設定を取得する(ステップS23)。
次に、CPU6は、前記ステップS21で決定された提供内容から、その提供を受けるためのメソッドを決定するとともに、前記取得された対応可能な言語および現在の言語設定から言語情報を決定し、これら決定されたメソッドおよび言語情報を含む要求ヘッダを生成する(ステップS24)。本実施の形態では、サーバ102とのデータの送受信は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いて行うようにしているので、クライアント(本実施の形態の電子楽器)からサーバ(サーバ102)にリクエストを送信するときには、HTTPメソッドと呼ばれる命令を使用する。したがって、ステップS24の処理中、メソッドの決定とは、複数種類のメソッドから、いずれのメソッドを使用するかの決定を意味する。また、本実施の形態では、要求ヘッダ内に記載する言語情報は、優先順位を付けて列挙される。具体的には、現在の言語設定を先頭に記載して、最優先とし、他の言語、つまり、前記ステップS22で取得された対応言語から、現在の言語設定の言語を除いた、残りの言語をそれより優先度を下げて列挙する。なお、残りの言語が複数種類ある場合(本実施の形態では、対応言語が2種類のみなので、この場合に該当しない)には、残りの言語にどのように優先順位を付けるかと言う問題があるが、たとえば、同じ優先度を付けて、サーバ102側にどれを優先するか任せるようにしたり、先頭に近いもの程優先度を高くしたりすればよい。なお、要求ヘッダ内に記載する言語情報は、ただ1つのみとし、現在の言語設定の言語を記載するようにしてもよい。
図6は、生成された要求ヘッダの一部の一例を示す図である。
同図に示すように、要求ヘッダには、メソッド、ホストおよび言語情報が含まれている。なお、要求ヘッダには、実際には、これ以外のデータも含まれているが、これ以外のデータは、本発明の特徴を説明する上で必要ないので、図示されていない。
本実施の形態では、サーバ102から楽曲データの曲名の提供を受けるため、メソッドのフィールドには、GETメソッドが記載され、GETメソッドでは、リソースとして、曲名(songname1)を指定し、その取得をホストに要求している。ホストのフィールドには、サーバ102のURL(uniform resource locator)が記載されている。さらに、言語情報のフィールドには、“Accept-Language: ja, en”が記載されている。ここで、“ja”は、日本語を示し、“en”は、英語を示している。そして、“ja”が先頭に記載され、“en”はその後に記載されているので、“ja”の方が、“en”より優先順位が高いことが示されている。したがって、サーバ102は、まず日本語で、要求されたサービスの提供をしようとし、日本語でサービスの提供ができない場合(たとえば、日本語の曲名がない場合)に、英語で、要求されたサービスの提供をする。もし、両方の言語でも、要求されたサービスの提供を行うことができない場合には、サーバ102は、優先順位の高い方(先頭)の言語、あるいはその言語に近い言語で、要求されたサービスの提供を行う。なお、サーバ102から提供を受けたいデータ内容を要求するものとして、要求ヘッダを生成するようにしたのは、GETメソッドを用いてのデータ要求は、ヘッダのみで行うことができ、ボディを必要としないからである。したがって、サーバ102から提供を受けたいデータの種類によっては、ヘッダだけでは不十分で、ボディも必要となることもあり得る。
このようにして生成した要求ヘッダを、CPU6は、前記通信I/F14および通信ネットワーク101を介して、上記ホストして指定されたサーバ102に送信する(ステップS25)。
サーバ102は、受信した要求ヘッダに応じた応答データ(本実施の形態では、日本語であることを示す言語情報(たとえば、SHIFT-JIS)と日本語で記載された曲名データ(たとえば、SHIFT-JISコードの文字列データ)を含むデータ)を、通信ネットワーク101を介して、本実施の形態の電子楽器に送信する。本実施の形態の電子楽器は、この応答データを受信し(ステップS26)、受信した応答データに含まれている言語情報を取り出して、表示態様を決定する(ステップS27)。ここで、表示態様の決定とは、現在の言語設定と異なった言語情報を含む応答データを受信し、本実施の形態の電子楽器が、その異なった言語情報の表示情報を表示できる場合(つまり、その異なった言語情報の言語が、本実施の形態の電子楽器が対応可能な言語の1つである場合)に、その異なった言語情報の言語で表示情報を表示するために、使用するフォントを対応するものに変更することなどを意味する。したがって、現在の言語設定の言語と同じ言語の言語情報を含む応答データを受信した場合には、「表示態様の決定」は通常、必要としない。なお、応答データに含まれる言語情報には、具体的には、ASCII,Latin-1(ISO8859-1),SHIFT-JIS,EUC-KR,UCS-2,UTF-8などがある。
そして、受信した応答データに含まれている表示情報(本実施の形態では、曲名データ)を取り出して、表示する(ステップS28)。
なお、本情報の送受信処理では、サーバ102から楽曲データの曲名の提供を受け、それを表示するようにしたが、提供された曲名を、表示せずに、前記不揮発性メモリ11に格納するようにしてもよいし、曲名とともに、楽曲データも提供を受け、曲名は表示し、楽曲データは自動再生するようにしてもよい。
このように、本実施の形態では、サーバに提供を要求する要求メッセージ(本実施の形態では、要求ヘッダであるが、ヘッダでないこともある)に、言語情報を付加するようにしたので、サーバから本実施の形態の電子楽器にサービスを提供してもらうときに、そのサービスの言語を指定することができ、これにより、本実施の形態の電子楽器の操作性が向上する。
また、言語情報として、優先順位を付けた複数の言語情報を付加するようにし、サーバは優先順位に従った言語でサービスを提供するので、提供を受けたサービスの文字化けは起こらず、これにより、本実施の形態の電子楽器の操作性がさらに向上する。
なお、本実施の形態では、工場設定によって設定された言語情報は、ユーザ設定(前記図3の言語設定処理)により、自由に変更できるようにしたが、これに限らず、工場設定によって設定された言語情報は、その後、ユーザによって自由に変更できないようにしてもよい。ただし、この場合でも、電子楽器が複数言語に対応しているときには、要求ヘッダに記載する言語情報は、本実施の形態と同様に、優先順位が付けられた複数の言語情報とし、これに応じて、サーバが、最優先でない言語(工場設定によって設定された言語情報の言語とは異なる言語)でサービスを提供してきたときには、その言語に応じた表示態様を決定し、この表示態様で、提供されたサービスを表示するようにすればよい。また、この場合、要求ヘッダに記載する言語情報は、工場設定によって設定された言語情報のみとしてもよい。
また、本実施の形態では、サーバとのデータの送受信は、HTTPを用いて行ったが、他のプロトコルを用いてもよい。ただし、HTTPを用いて、サービスを要求する際には、言語情報は、毎回サーバ側に送信されるので、サービスの途中で、電子楽器の言語設定を変更したとしても、サーバ側から提供されるサービスの言語は、電子楽器側の言語設定の変更に正しく追従できる。もちろん、他のプロトコルを採用したとしても、サービスを要求する際には、言語情報を毎回サーバ側に送信するようにすれば、HTTPを用いたときと同様に、サービスの途中における、電子楽器の言語設定の変更に、サーバ側も正しく追従できる。
なお、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードおよび該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態に係る電子楽器の概略構成を示すブロック図である。 言語設定モードが選択されたときに、図1中の表示装置上に表示された言語設定画面の一例を示す図である。 図1の電子楽器、特にCPUが実行する言語設定処理の手順を示すフローチャートである。 工場設定処理の手順を示すフローチャートである。 図1の電子楽器、特にCPUが実行する、サーバとの情報の送受信処理の手順を示すフローチャートである。 生成された要求ヘッダの一部の一例を示す図である。
符号の説明
6…CPU(送信手段、受信手段、決定手段、表示手段),10…表示装置(表示手段),14…通信I/F(接続手段、送信手段、受信手段),101…通信ネットワーク,102…サーバ

Claims (4)

  1. 通信ネットワークを介してサーバに接続する接続手段と、
    該接続手段によって接続されたサーバに、自然言語で表示される応答データを要求する要求メッセージを送信する送信手段と、
    該送信手段によって送信された要求メッセージに応じて、前記サーバが前記通信ネットワークを介して送信した、自然言語で表示される応答データを受信する受信手段と
    を有し、
    前記送信手段は、前記要求メッセージに、複数種類の自然言語に優先順位を付けて前記自然言語の種類を指定する言語指定情報を付加し、
    前記応答データは、前記サーバが送信可能な自然言語の種類のうち、前記要求メッセージに付加された複数種類の自然言語の優先順位にて最上位の自然言語で表示されるものである
    ことを特徴とする電子楽器。
  2. 前記優先順位を決定する決定手段をさらに有することを特徴とする請求項に記載の電子楽器。
  3. 前記受信手段によって受信された応答データには、言語情報が含まれ、該言語情報に応じて表示態様を変更して、前記受信された応答データに含まれる表示情報を表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器。
  4. 通信ネットワークを介して接続されたサーバに、自然言語で表示される応答データを要求する要求メッセージを送信する送信手順と、
    該送信手順によって送信された要求メッセージに応じて、前記サーバが前記通信ネットワークを介して送信した、自然言語で表示される応答データを受信する受信手順と
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記送信手順は、前記要求メッセージに、複数種類の自然言語に優先順位を付けて前記自然言語の種類を指定する言語指定情報を付加し、
    前記応答データは、前記サーバが送信可能な自然言語の種類のうち、前記要求メッセージに付加された複数種類の自然言語の優先順位にて最上位の自然言語で表示されるものである
    ことを特徴とするプログラム。
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