JP4604958B2 - 画像形成方法、画像形成装置 - Google Patents
画像形成方法、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4604958B2 JP4604958B2 JP2005308144A JP2005308144A JP4604958B2 JP 4604958 B2 JP4604958 B2 JP 4604958B2 JP 2005308144 A JP2005308144 A JP 2005308144A JP 2005308144 A JP2005308144 A JP 2005308144A JP 4604958 B2 JP4604958 B2 JP 4604958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing
- image
- image forming
- organic
- developing sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
Description
また、最近、ワーム状ムラと言われる微細なムラ故障が問題となっている。このワーム状ムラの原因はあまり判明されていないが、感光体と現像スリーブの相対速度が速く、現像剤の磁気ブラシと感光体間の摩擦帯電が強くなることにより発生するものと考えられている。このため、パラレル現像方式より、カウンター現像方式の方が、ワーム状ムラが発生しやすい傾向にあり、特に高温高湿下で目立つようになる。また、ワーム状ムラは現像バイアスの周波数と相関性があり、周波数を高くすると、ワーム状ムラは少なくなる。ところが、周波数を高くすると、画像の鮮鋭性が低下する傾向にあり、ワーム状ムラの軽減と画像の鮮鋭性の両方を満足すことは困難である。
すなわち、カウンター現像方式を適正にすることにより、カブリの発生や画像先端部の濃度不良の問題をある程度改善できたが、ワーム状ムラと言われる微細なムラ故障防止と鮮鋭性向上の両立を図る事は出来なかった。そこで、本発明者らが鋭意検討を行った結果、カウンター現像方式において、本発明の中間層を用いることにより上記両立を達成し、更に、カブリの発生や画像先端部の濃度不良の問題を改善することができることを見出した。ワーム状ムラと言われる微細なムラ故障防止と鮮鋭性向上の両立を可能にすることができた理由については定かではないが、本発明の硬化樹脂含有の中間層中のN型半導性粒子径に関連するブロッキング能が、特に高温高湿下であたかも現像バイアス周波数を上げたと同じ作用があるものと推測している。
1.有機感光体上に静電潜像を形成し、円筒状の現像スリーブにトナーを含有する現像剤による現像ブラシを形成し、該現像ブラシを有機感光体に接触させて、該静電潜像をトナー画像に顕像化する画像形成方法において、前記有機感光体は導電性支持体上に中間層を介して感光層を有し、該中間層は硬化樹脂中に数平均一次粒径5〜500nmのN型半導性粒子を含有し且つ膜厚が6μmより大きく30μm以下であり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像ギャップ(Dsd)が0.2〜0.6mmであり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像領域における磁気ブラシの食い込み深さ(Bsd)が0.0〜0.8mmであり、前記有機感光体の表面電位V0と現像スリーブに付加される現像バイアスの直流成分Vdcの差│V0−Vdc│が100〜300V、該現像バイアスの直流成分Vdcが−300V〜−650V、該現像バイアスの交流成分Vacが0.5〜1.5kV、周波数3〜9kHz且つDuty45〜70%、矩形波であり、前記現像スリーブと有機感光体の周速比(Vs/Vopc)が1.2〜3.0であり、該有機感光体の回転方向に対し、現像スリーブをカウンター方向に回転させながら静電潜像をトナー画像に顕像化することを特徴とする画像形成方法。
2.前記N型半導性粒子が酸化チタン粒子であることを特徴とする前記1に記載の画像形成方法。
3.前記N型半導性粒子が酸化亜鉛粒子であることを特徴とする前記1に記載の画像形成方法。
4.前記N型半導性粒子が表面処理されていることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の画像形成方法。
5.前記硬化樹脂がメラミン樹脂であることを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の画像形成方法。
6.前記有機感光体が、中間層上に少なくとも電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に設けた積層型有機感光体であることを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の画像形成方法。
7.前記電荷発生層に電荷発生物質としてフタロシアニン顔料を含有することを特徴とする前記6に記載の画像形成方法。
8.前記フタロシアニン顔料がチタニルフタロシアニン顔料又はガリウムフタロシアニン顔料であることを特徴とする前記7に記載の画像形成方法。
9.有機感光体上に静電潜像を形成し、円筒状の現像スリーブにトナーを含有する現像剤による現像ブラシを形成し、該現像ブラシを有機感光体に接触させて、該静電潜像をトナー画像に顕像化する現像手段及び有機感光体に形成されたトナー画像を転写媒体に転写する転写手段を有する画像形成ユニットを複数配列して設け、該複数の画像形成ユニット毎に着色を変えたトナーを用いて有機感光体上に各色トナー画像を形成し、該各色トナー画像を有機感光体から転写媒体に転写してカラー画像を形成する画像形成方法において、前記有機感光体は導電性支持体上に中間層を介して感光層を有し、該中間層は硬化樹脂中に数平均一次粒径5〜500nmのN型半導性粒子を含有し且つ膜厚が6μmより大きく30μm以下であり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像ギャップ(Dsd)が0.2〜0.6mmであり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像領域における磁気ブラシの食い込み深さ(Bsd)が0.0〜0.8mmであり、前記有機感光体の表面電位V0と現像スリーブに付加される現像バイアスの直流成分Vdcの差│V0−Vdc│が100〜300V、該現像バイアスの直流成分Vdcが−300V〜−650V、該現像バイアスの交流成分Vacが0.5〜1.5kV、周波数3〜9kHz且つDuty45〜70%、矩形波であり、前記現像スリーブと有機感光体の周速比(Vs/Vopc)が1.2〜3.0であり、該有機感光体の回転方向に対し、現像スリーブをカウンター方向に回転させながら静電潜像をトナー画像に顕像化することを特徴とする画像形成方法。
10.前記1〜9のいずれか1項に記載の画像形成方法を用いたことを特徴とする画像形成装置。
本発明の感光体に用いられる導電性支持体としてはシート状の導電性支持体でもよいが、円筒状の導電性支持体がより好ましく用いられる。
本発明においては導電性支持体と感光層の間に、中間層を設ける。該中間層にはN型半導性粒子を含有する。該N型半導性粒子とは、主たる電荷キャリアが電子である粒子を意味する。即ち、主たる電荷キャリアが電子であることから、該N型半導性粒子を絶縁性バインダーに含有させた中間層は、導電性支持体からのホール注入を効率的にブロックし、また、感光層からの電子に対しては輸送性を示す性質を有するものを云う。
(上式中、Siはケイ素原子、Rは該ケイ素原子に炭素が直接結合した形の有機基を表し、Xは加水分解性基を表し、nは0〜3の整数を表す。)
上式で表される有機ケイ素化合物において、Rで示されるケイ素に炭素が直接結合した形の有機基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル等のアルキル基、フェニル、トリル、ナフチル、ビフェニル等のアリール基、γ−グリシドキシプロピル、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル等の含エポキシ基、γ−アクリロキシプロピル、γ−メタアクリロキシプロピルの含(メタ)アクリロイル基、γ−ヒドロキシプロピル、2,3−ジヒドロキシプロピルオキシプロピル等の含水酸基、ビニル、プロペニル等の含ビニル基、γ−メルカプトプロピル等の含メルカプト基、γ−アミノプロピル、N−β(アミノエチル)−γ−アミノプロピル等の含アミノ基、γ−クロロプロピル、1,1,1−トリフロオロプロピル、ノナフルオロヘキシル、パーフルオロオクチルエチル等の含ハロゲン基、その他ニトロ、シアノ置換アルキル基を挙げられる。また、Xの加水分解性基としてはメトキシ、エトキシ等のアルコキシ基、ハロゲン基、アシルオキシ基が挙げられる。
電荷発生層(CGL)
電荷発生層は、電荷発生物質(CGM)を主成分とする層であって、必要に応じてバインダー樹脂を用いることもある。
電荷輸送層は、帯電電荷を保持させ、かつ、露光により電荷発生層で発生分離した電荷を移動させて保持していた帯電電荷と結合させることを目的とする層である。帯電電荷を保持させる目的を達成するためには、電気抵抗が高いことが要求される。また、保持していた帯電電荷で高い表面電位を得る目的を達成するためには、誘電率が小さく、かつ、電荷移動性が良いことが要求される。
以下に、一般式(1)の化合物の具体例を示す。
(1)現像ギャップ(Dsd):0.2〜0.6mm
Dsdを0.2〜0.6mmにすると、強い現像電界のなかで現像が行われ、磁性キャリアの現像スリーブへの拘束力が大きくなり、磁性キャリアが感光体に移行して付着することを防止できる。また、現像ギャップでの現像電界が高くなるので、エッジ効果が低減し、現像能力が向上する。従って、横ライン像の細りや後端部白抜け(後端部現像不良)などの発生を防止し、ベタ画像の現像性を向上することが出来る。
(2)磁気ブラシの食い込み深さ(Bsd):0.0〜0.8mm、尚、磁気ブラシの食い込み深さ(Bsd)=現像ブラシ高さ(h)−現像ギャップ(Dsd)
磁気ブラシ食い込み深さを0.0〜0.8mmにすることにより、現像部での現像剤への圧接が軽減され、現像スリーブ120と現像ブレード122との間隙からの現像剤のすり抜けが防止される。また、磁気ブラシの不均一当接によって生ずる孤立ドット画像の現像不良やハーフトーン画像のざらつき感の増加を防止出来る。磁気ブラシ食い込み深さが0以下、すなわち、非接触状態では濃度の低下が起きやすいし、0.8mmより大きいと、ニップ部から現像剤が溢れ、均一な画像形成が期待できない。
(3)現像スリーブと感光体の周速比(Vs/Vopc):1.2〜3.0
感光体に対する現像スリーブの周速比を1.2〜3.0にすることにより、高い現像性を得ることができる。周速比を上げすぎると、感光体に対する現像スリーブ上の磁気ブラシの接触頻度が多くなり過ぎ、潜感光体に対する磁気ブラシの当たり具合、すなわち機械的力が極端に大きくなり過ぎ、磁気ブラシからキャリアが脱落しやすくなり、感光体にキャリアが付着しやすくなり、その結果、感光体上のトナー像に磁気ブラシの刷毛目が生ずる。また逆に周速比を下げすぎると、感光体に対する磁気ブラシの接触機会が減りすぎて、現像性が低下することになる。従って、周速比が1.2よりも小さいと濃度が低くなり、3.0より大きいとトナーの飛散、キャリアの付着あるいは現像スリーブの耐久性に問題が出てくる。これに対し、周速比を上記範囲にすることにより、刷毛目を防止することができる。更には現像能力が極端に高くなり過ぎてエッジ効果が強調されるのを防止する作用も有する。
(4)現像バイアス条件
感光体の表面電位V0と現像スリーブに付加される現像バイアスの直流成分Vdcの差│V0−Vdc│が100〜300V、該現像バイアスの直流成分Vdcが−300V〜−650V、該現像バイアスの交流成分Vacが0.5〜1.5kV、周波数3〜9kHz且つDuty45〜70%(矩形波での現像側の時間比率)、矩形波とすることが好ましい。すなわち、現像スリーブの外径がφ30mm以下、感光体の外径がφ60mm以下と小型の二成分現像装置においては、現像スリーブを小径にしたことにより現像ニップ幅が小さくなり、現像能力が低下するが、上記現像バイアス条件により、この現像能力の低下を改善できる。
〈中間層用塗布液1〉(UCL−1)
酸化亜鉛粒子(数平均一次粒径:50nmの酸化亜鉛100部に対してカップリング剤N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシランを10部並びにトルエン200部を混合し、撹拌しながら2時間還流、その後トルエンを留去し、135℃で2時間熱処理したもの) 33部
メラミン樹脂(ユーバン20SE−60) 6部
n−ブチルアルコ−ル 25部
ブチラール樹脂:PVB(BM−1、積水化学社製) 5部
シリコーンボール(トスパール120、東芝シリコーン社製) 3部
レベリング剤(シリコーンオイルSH29PA、東レダウコーニングシリコーン社製)
0.01部
上記組成物を調製し、サンドミルにて2時間の分散処理を行い、中間層用塗布液1を得た。さらに、浸漬塗布法により、直径30mm、肉厚1mmの円筒状アルミニウム基体の外周面に上記の塗布液を塗布し、150℃、30分の乾燥硬化を行って膜厚7μmの中間層を形成した。
電荷発生物質:塩化ガリウムフタロシアニン(CuKα線を用いたX線回折スペクトルのブラッグ角度(2θ±0.2°)が少なくとも7.4°,16.6°,25.5°,28.3°の位置に回折ピークを有する) 15部
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂(VMCH、日本ユニカー社製) 10部
n−ブチルアルコール 300部
上記組成物を調製し、サンドミルにて4時間分散し、電荷発生層用塗布液1を得た。この塗布液を中間層上に浸漬塗布し、乾燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
〈電荷輸送層用塗布液1〉
電荷輸送物質(CT1−27) 4部
ビスフェノールZポリカーボネート樹脂(分子量:4万) 6部
クロルベンゼン 80部
上記組成物を調製し、電荷輸送層用塗布液を得た。この塗布液を電荷発生層上に塗布し、130℃、40分の乾燥を行って膜厚25μmの電荷輸送層を形成し、感光体1を得た。
中間層膜厚を20μmに変更し、電荷輸送物質をCT1−27からCT1−7に変更した以外は感光体1と同様にして、感光体2を作製した。
中間層膜厚を15μmに変更し、電荷輸送物質をCT1−27からCT1−21に変更した以外は感光体1と同様にして、感光体3を作製した。
中間層膜厚を30μmに変更し、電荷輸送物質をCT1−27からCT1−51に変更した以外は感光体1と同様にして、感光体4を作製した。
〈中間層用塗布液2〉(UCL−2)
酸化チタン(数平均一次粒径:50nmの酸化チタン100部をトルエン500部と撹拌混合し、カップリング剤γ−メタクリロプロピルトリメトキシシラン15部を添加して5時間撹拌。120℃で2時間熱処理(焼き付け)を行った。さらに190℃で2時間熱処理を行い、被覆処理が施されたもの) 35部
ブロック化イソシアネート(スミジュール3175、住友バイエルウレタン社製)
15部
ブチラール樹脂(BM−1、積水化学社製) 6部
メチルエチルケトン 44部
上記組成物を調製し、1mmφのガラスビーズを用いてサンドミルで2時間の分散処理を行い分散液を得た。さらに、得られた分散液に、触媒としてのジオクチルスズジラウレート0.005質量部、シリコーンオイル(SH29PA、東レダウコーニングシリコーン社製)0.01質量部を添加して中間層用塗布液2を得た。この塗布液をアルミニウム基体(直径30mm、肉厚1mm)の外周面に浸漬塗布法により塗布し、160℃で100分の乾燥硬化を行った。このようにして膜厚20μmの中間層を形成した。
〈電荷発生層用塗布液2〉(CGL−2)
電荷発生物質:チタニルフタロシアニン顔料(CuKα線を用いたX線回折スペクトルのブラッグ角度(2θ±0.2°)の27.3°位置に最大の回折ピークを有する)
15部
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂(VMCH、日本ユニカー社製) 10部
n−ブチルアルコール 300部
上記組成物を1mmφのガラスビーズを用いてサンドミルにて4時間分散し、電荷発生層用塗布液を得た。この塗布液を上記中間層上に浸漬塗布し、乾燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。この上に感光体1で用いた電荷輸送層用塗布液1を上記電荷発生層上に塗布し、130℃、40分の乾燥を行って膜厚25μmの電荷輸送層を形成し、目的の有機感光体を得た。感光体5とする。
〈中間層用塗布液3〉(UCL−3)
酸化チタン(数平均一次粒径:100nmの酸化チタン100部をトルエン500部と撹拌混合し、カップリング剤γ−メタクリロプロピルトリメトキシシラン15質量部を添加して5時間撹拌。120℃で2時間熱処理(焼き付け)を行った。さらに190℃で2時間熱処理を行い、被覆処理が施されたもの) 60部
フェノール樹脂(J325:大日本インキ社製) 15部
ブチラール樹脂(BM−1、積水化学社製) 15部
メタノール 20部
プロパノール 40部
上記組成物を調製し、1mmφのカラスビーズを用いてサンドミルで2時間分散処理を行い分散液を得た。さらに、得られた分散液に、触媒としてのジオクチルスズジラウレート0.005部、シリコーンオイル(SH29PA、東レダウコーニングシリコーン社製)0.01部を添加して、中間層用塗布液を得た。この塗布液を円筒状のアルミニウム基体(直径30mm、肉厚1mm)の外周面に浸漬塗布法により塗布し、160℃で100分の乾燥硬化を行った。このようにして膜厚20μmの中間層を形成した。
〈電荷発生層用塗布液3〉(CGL−3)
電荷発生物質:ヒドロキシガリウムフタロシアニン(Cu−Kα線を用いたX線回折スペクトルのブラッグ角度(2θ±0.2°)が少なくとも7.3°,16.0°,24.9°,28.0°の位置に回折ピークを有する) 15部
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂(VMCH、日本ユニカー社製) 10部
n−ブチルアルコール 300部
上記組成物を調製し、1mmφのガラスビーズを用いてサンドミルにて4時間分散し、電荷発生層用塗布液を得た。この塗布液を上記中間層上に浸漬塗布し、乾燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
この上に感光体1で用いた電荷輸送層用塗布液1を上記電荷発生層上に塗布し、130℃、40分の乾燥を行って膜厚25μmの電荷輸送層を形成し、感光体6を得た。
感光体1の(UCL−3)で用いた酸化チタンの平均数1次粒径100nmを15nmに変更し〈中間層用塗布液4〉(UCL−4)た以外は、感光体6と同様にして、感光体7を作製した。
中間層を下記の如く変更した以外は、感光体6と同様にして、感光体8を作製した。
〈中間層用塗布液5〉(UCL−5)
酸化チタン(数平均一次粒径8nmの酸化チタン100部をトルエン500部と撹拌混合し、カップリング剤γ−メタクリロプロピルトリメトキシシラン15部を添加して5時間撹拌。120℃で2時間熱処理(焼き付け)を行った。さらに190℃で2時間熱処理を行い、被覆処理が施されたもの) 60部
ブロック化イソシアネート(スミジュール3175、住友バイエルウレタン社製)
15部
ブチラール樹脂(BM−1、積水化学社製) 15部
メチルエチルケトン 85部
上記組成物を調製し、1mmφのカラスビーズを用いてサンドミルで2時間分散処理を行い分散液を得た。さらに、得られた分散液に、触媒としてのジオクチルスズジラウレート0.005質量部、シリコーンオイル(SH29PA、東レダウコーニングシリコーン社製)0.01質量部を添加して、中間層用塗布液を得た。この塗布液をアルミニウム基体(直径30mm、肉厚1mm)の外周面に浸漬塗布法により塗布し、160℃で100分の乾燥硬化を行った。このようにして膜厚20μmの中間層を形成した。
感光体8の(UCL−5)に用いた酸化チタンの数平均1次粒径を8nmから400nmに変更した〈中間層用塗布液6〉(UCL−6)以外は感光体8と同様にして、感光体9を作製した。
中間層を以下のような〈中間層用塗布液7〉(UCL−7)に変更した以外は、感光体1と同様にして、感光体10を作製した。
アルコール可溶性ポリアミド樹脂(東レ(株)製CM−8000、ナイロン6/66/610/12共重合体) 40部
メタノール 500部
ブタノール 125部
からなる溶液に50℃加熱しながら溶解して、得られた液を下引き層用塗工液として、これを用いてφ30×340mmアルミニウムドラム上に塗布し、90℃で20分乾燥して、膜厚10μmの中間層を作製した。
中間層の膜厚を5μmに変更した以外は、感光体1と同様にして感光体11を作製した。
中間層の膜厚を35μmに変更した以外は、感光体1と同様に、感光体12を作製した。
感光体1の(UCL−1)で用いた酸化亜鉛の数平均1次粒径を50nmから4nmに変更し〈中間層用塗布液8〉(UCL−8)、中間層膜厚を7μmから20μmに変更した以外は、感光体1と同様にして感光体13を作製した。
感光体13の(UCL−8)で用いた酸化亜鉛の数平均1次粒径を4nmから600nmに変更した〈中間層用塗布液9〉(UCL−9)以外は、感光体13と同様にして感光体14を作製した。
得られた感光体を市販のフルカラー複合機8050(コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)社製)改造機(カウンター現像方式及び下記プロセス条件に改造)に搭載し、画像評価を行った。白地部、べた黒部、及びレッド、グリーン、ブルーのソリッド画像部、文字画像部を有するオリジナル画像を用いて、A4紙に複写し評価した。詳しくは、スタート時及び5000枚毎に、文複写画像を計30万枚印刷して評価した。評価項目と評価基準を以下に示す。
カウンター現像方式のプロセス条件としては以下の条件を用いて評価を行なった。
磁気ブラシ食い込み深さ(Bsd);0.30mm
現像ギャップ(Dsd);0.28mm
現像バイアスの交流成分(Vac);1.0KVp−p
現像スリーブと感光体の周速比(Vs/Vopc);2.0
現像バイアスの直流成分(Vdc);−500V
感光体の表面電位V0と現像バイアスの直流成分Vdcの差(|V0−Vdc|);200V
周波数;3KHz及び9KHz
Duty;50%の矩形波
現像方式:反転現像
画像評価に当たっては高温高湿(30℃、80RH%)下にてプリントを行った。
画像ムラ(先端簿濃度低下)
30万枚時のハーフトーン画像を作製して評価した。
スタート時、30万枚目について濃度計「RD−918」(マクベス社製)を使用し、画像濃度についてはA4紙の反射濃度を0.000とした相対濃度で測定した。
◎:べた黒の画像が1.30以上(非常に良好)
○:べた黒の画像が1.00以上(実用上問題ないレベル)
×:べた黒の画像が1.00未満(実用上問題あり)
カブリ
スタート時、30万枚目について濃度計「RD−918」(マクベス社製)を使用し、カブリ濃度についてはA4紙の反射濃度を0.000とした相対濃度で測定した。
◎:0.010未満(非常に良好)
○:0.010以上0.020未満(実用上問題ないレベル)
×:0.020以上(実用上問題あり)
色再現性
1枚目の画像および100枚目の画像のY、M、C各トナーにおける二次色(レッド、ブルー、グリーン)のソリッド画像部の色を「MacbethColor−Eye7000」により測定し、CMC(2:1)色差式を用いて各ソリッド画像の1枚目と100枚目の色差を算出した。
×:色差が3より大の(実用上問題あり実用不可)
ワーム状ムラ
1万枚時のハーフトーン画像をルーペ(×20)にて観察、ワーム状ムラの有無を観察し、評価した。
1万枚時の文字潰れで評価した。3ポイント、5ポイントの文字画像を形成し、下記の判断基準で評価した。
○:3ポイントは一部判読不能、5ポイントは明瞭であり、容易に判読可能
×:3ポイントは殆ど判読不能、5ポイントも一部あるいは全部が判読不能
結果を表2に示す。
感光体1〜感光体9の作製において、電荷輸送物質CT1−27をCT2−2へ、CT1−7をCT2−11へ、CT1−21をCT2−17へ、CT1−51をCT2−9へ変更した以外は同様にして感光体21〜29を作製した。
評価1で行なった評価を感光体1〜14について、感光体と現像スリーブの進行方向を平行に進行させるパラレル現像方式で評価した。その結果、評価1の実施例と比較例の差が明瞭に現れず、且つ全実施例及び比較例で、カウンター現像方式の場合に比し、画像濃度が低下した電子写真画像が得られた。
12 軸
13 一次帯電手段
14 露光光
15 現像手段
16 転写手段
17 転写材
18 定着手段
19 クリーニング手段
20 前露光手段
21 プロセスカートリッジ容器
22 案内手段
101 有機感光体
102 現像装置
110 現像容器
118 補給口
120 現像スリーブ
121 磁石
122 現像ブレード
123 第一搬送部材
124 第二搬送部材
128 スクリュー羽根
130 板状突起
140 隔壁
N1 現像磁極
N2 第二現像磁極
S1 汲み上げ磁極
S2 第三搬送磁極
S3 第一搬送磁極
P 現像剤落下位置
Q 汲み上げ位置
Claims (10)
- 有機感光体上に静電潜像を形成し、円筒状の現像スリーブにトナーを含有する現像剤による現像ブラシを形成し、該現像ブラシを有機感光体に接触させて、該静電潜像をトナー画像に顕像化する画像形成方法において、前記有機感光体は導電性支持体上に中間層を介して感光層を有し、該中間層は硬化樹脂中に数平均一次粒径5〜500nmのN型半導性粒子を含有し且つ膜厚が6μmより大きく30μm以下であり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像ギャップ(Dsd)が0.2〜0.6mmであり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像領域における磁気ブラシの食い込み深さ(Bsd)が0.0〜0.8mmであり、前記有機感光体の表面電位V0と現像スリーブに付加される現像バイアスの直流成分Vdcの差│V0−Vdc│が100〜300V、該現像バイアスの直流成分Vdcが−300V〜−650V、該現像バイアスの交流成分Vacが0.5〜1.5kV、周波数3〜9kHz且つDuty45〜70%、矩形波であり、前記現像スリーブと有機感光体の周速比(Vs/Vopc)が1.2〜3.0であり、該有機感光体の回転方向に対し、現像スリーブをカウンター方向に回転させながら静電潜像をトナー画像に顕像化することを特徴とする画像形成方法。
- 前記N型半導性粒子が酸化チタン粒子であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 前記N型半導性粒子が酸化亜鉛粒子であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 前記N型半導性粒子が表面処理されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記硬化樹脂がメラミン樹脂であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記有機感光体が、中間層上に少なくとも電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に設けた積層型有機感光体であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成方法。
- 前記電荷発生層に電荷発生物質としてフタロシアニン顔料を含有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成方法。
- 前記フタロシアニン顔料がチタニルフタロシアニン顔料又はガリウムフタロシアニン顔料であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成方法。
- 有機感光体上に静電潜像を形成し、円筒状の現像スリーブにトナーを含有する現像剤による現像ブラシを形成し、該現像ブラシを有機感光体に接触させて、該静電潜像をトナー画像に顕像化する現像手段及び有機感光体に形成されたトナー画像を転写媒体に転写する転写手段を有する画像形成ユニットを複数配列して設け、該複数の画像形成ユニット毎に着色を変えたトナーを用いて有機感光体上に各色トナー画像を形成し、該各色トナー画像を有機感光体から転写媒体に転写してカラー画像を形成する画像形成方法において、前記有機感光体は導電性支持体上に中間層を介して感光層を有し、該中間層は硬化樹脂中に数平均一次粒径5〜500nmのN型半導性粒子を含有し且つ膜厚が6μmより大きく30μm以下であり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像ギャップ(Dsd)が0.2〜0.6mmであり、前記有機感光体と現像スリーブ間の現像領域における磁気ブラシの食い込み深さ(Bsd)が0.0〜0.8mmであり、前記有機感光体の表面電位V0と現像スリーブに付加される現像バイアスの直流成分Vdcの差│V0−Vdc│が100〜300V、該現像バイアスの直流成分Vdcが−300V〜−650V、該現像バイアスの交流成分Vacが0.5〜1.5kV、周波数3〜9kHz且つDuty45〜70%、矩形波であり、前記現像スリーブと有機感光体の周速比(Vs/Vopc)が1.2〜3.0であり、該有機感光体の回転方向に対し、現像スリーブをカウンター方向に回転させながら静電潜像をトナー画像に顕像化することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成方法を用いたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005308144A JP4604958B2 (ja) | 2004-10-27 | 2005-10-24 | 画像形成方法、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004312094 | 2004-10-27 | ||
JP2005308144A JP4604958B2 (ja) | 2004-10-27 | 2005-10-24 | 画像形成方法、画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006154771A JP2006154771A (ja) | 2006-06-15 |
JP4604958B2 true JP4604958B2 (ja) | 2011-01-05 |
Family
ID=36633078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005308144A Expired - Fee Related JP4604958B2 (ja) | 2004-10-27 | 2005-10-24 | 画像形成方法、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4604958B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5277716B2 (ja) * | 2008-05-14 | 2013-08-28 | 株式会社リコー | 電子写真感光体及び電子写真装置 |
JP2013097221A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 有機感光体および画像形成装置 |
US9063448B2 (en) * | 2012-08-06 | 2015-06-23 | Konica Minolta, Inc. | Electrophotographic photoconductor and image forming apparatus |
JP6544994B2 (ja) * | 2014-07-09 | 2019-07-17 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置および電子写真感光体の製造方法 |
JP7060921B2 (ja) * | 2017-04-18 | 2022-04-27 | キヤノン株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001013737A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-19 | Canon Inc | 電子写真装置 |
JP2002214847A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-07-31 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP2003091086A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP2003149845A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
JP2003241518A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2004101799A (ja) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2004240057A (ja) * | 2003-02-04 | 2004-08-26 | Fuji Denki Gazo Device Kk | 電子写真用感光体 |
-
2005
- 2005-10-24 JP JP2005308144A patent/JP4604958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001013737A (ja) * | 1999-06-30 | 2001-01-19 | Canon Inc | 電子写真装置 |
JP2002214847A (ja) * | 2001-01-18 | 2002-07-31 | Canon Inc | 画像形成方法 |
JP2003091086A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP2003149845A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
JP2003241518A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 現像装置、及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2004101799A (ja) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2004240057A (ja) * | 2003-02-04 | 2004-08-26 | Fuji Denki Gazo Device Kk | 電子写真用感光体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006154771A (ja) | 2006-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7177582B2 (en) | Image forming apparatus using electrophotography and process cartridge | |
US20100330472A1 (en) | Electrophotographic photoreceptor, image forming apparatus and process cartridge | |
JP4604958B2 (ja) | 画像形成方法、画像形成装置 | |
JP4497060B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2007108482A (ja) | 有機感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2006178415A (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2003307861A (ja) | 有機感光体、画像形成方法、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
US20050214045A1 (en) | Image forming apparatus and process cartridge | |
JP2005017580A (ja) | 有機感光体、プロセスカートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2005196106A (ja) | 感光体及びプロセスカートリッジ並びに画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP3818584B2 (ja) | 電子写真感光体、及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP2009186672A (ja) | 電子写真感光体及びそれを搭載する画像形成装置 | |
JPH06236061A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2006317557A (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP3952833B2 (ja) | 有機感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP4853272B2 (ja) | 有機感光体の表面保護層の分散液の製造方法、有機感光体、画像形成装置及び画像形成ユニット | |
JP4114578B2 (ja) | 有機感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2019139041A (ja) | 電子写真感光体及び電子写真画像形成装置 | |
JP2004347854A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2003280223A (ja) | 有機感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
US20160363886A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP4289142B2 (ja) | 電子写真感光体及びその製造方法、プロセスカートリッジ並びに画像形成装置 | |
JP2009288401A (ja) | 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体 | |
JP5049059B2 (ja) | 電子写真感光体、並びにこれを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2007011253A (ja) | 有機感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100615 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100810 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100907 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100920 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |