JP4595637B2 - 車両用制御装置および車両用制御装置に用いるプログラム - Google Patents

車両用制御装置および車両用制御装置に用いるプログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両用制御装置および車両用制御装置に用いるプログラムに関するものであり、WakeUpシステムのような通信開始時期の異なる複数の通信機器を有するネットワークの通信機器として用いて好適である。
現在の車両には、エンジンコントロールモジュール(以下、ECMという)、燃料ポンプ、オルタネータ、トランスミッションECU等、車両の各部を制御するための車両用制御装置が複数取り付けられている。そして、それらの車両用制御装置間では、車両制御のためのデータ通信が行われるようになっている。
しかし、これら複数の車両用制御装置間の起動タイミングは、必ずしも一致していない。例えば、車両が車両用制御装置A、および車両用制御装置Aにデータを送信する車両用制御装置Bを搭載しており、車両用制御装置Aが車両用制御装置Bよりも早く起動するようになっているという構成がありうる。このような構成においては、車両用制御装置Aが起動しており、かつ車両用制御装置Bが未起動であるような時間帯があるので、以下のような問題が発生する可能性がある。
すなわち、上記のような時間帯において、車両用制御装置Aが、車両用制御装置Bからデータを受信しているものとして、車両用制御装置Bから受信するデータを格納するためのバッファの値を、車両制御用のデータとして用いてしまい、その結果不適切な制御を行ってしまう可能性がある。また、上記のような時間帯において、車両用制御装置Aが、車両用制御装置Bから受信するデータを格納するためのバッファの値を、異常検出のための判定材料としてしまい、その結果、異常ではなく単に車両用制御装置Bの起動が遅いだけであるにも関わらず、車両用制御装置B(または車両用制御装置Bとの通信)に異常が発生したと判定してしまう可能性がある。
このような問題は、WakeUpシステムのように、車両内に、車両の主電源がオンとなる前に起動する車両用制御装置と、主電源オン後に起動する車両用制御装置とがある場合に顕著になる。
本発明は上記問題点に鑑み、車両に搭載され、自身よりも起動タイミングが遅い他の車両用制御装置からデータを受信するようになっている車両用制御装置が、自身が起動して当該他の車両用制御装置が未起動である期間に、当該他の車両用制御装置からデータを受けないことに起因して不適切な動作をしてしまう可能性を低減することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の特徴は、起動タイミングが遅れる他の車両用制御装置(2)(以下、第2車両用制御装置と記す)と通信を行うための通信回路(11)と、その通信回路が第2車両用制御装置から受信したデータを記憶するための記憶媒体(11a)とを備えた車両用制御装置(1)が、自身の起動後かつその第2車両用制御装置が起動する前の期間において、当該記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止する制御回路(13)を備えることである。
このようになっていることで、車両用制御装置は、自身が起動して第2車両用制御装置が未起動である期間に、その第2車両用制御装置からのデータを記憶するための記憶媒体に記録されている、実際の受信データではないデータを用いた処理を禁止される。したがって、このとき、第2車両用制御装置からデータを受けないことに起因して、不適切な動作をしてしまう可能性が低減する。
ここで、車両用制御装置の起動後であり、第2車両用制御装置が起動する前の期間としては、当該車両用制御装置の起動後かつ車両の主電源がオンとなる前の期間であるとしてもよい。このようにすることで、WakeUpシステムのような、車両の主電源のオンの前に起動する車両用制御装置と、主電源のオン時に起動する車両用制御装置を有するシステムに、本発明を適用することができる。
またこの場合、主電源のオン時よりも起動が遅れる車両用制御装置があることを考慮し、制御回路が、車両の主電源がオンとなってから基準時間内の期間において、記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止するようになっていてもよい。
また、制御回路が、車両用制御装置の起動後に通信回路が第2車両用制御装置からデータを受信するまでの期間において、記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止するようになっていてもよい。
また、制御回路が禁止する、記憶媒体に記憶されたデータを用いた処理としては、異常検出処理であってもよい。このようになっていることで、車両用制御装置は、自身が起動して第2車両用制御装置が未起動である期間に、第2車両用制御装置からデータを受けないことに起因して、異常であるという検出をしてしまう可能性が低減する。
また、第2車両用制御装置が、データ送信要求を受信することに基づき、そのデータ送信要求元にデータを送信するようになっている場合は、車両用制御装置は、起動後であり、かつ他の車両用制御装置が起動する前の期間において、通信回路が第2車両用制御装置にデータ送信要求を送信することを禁止するようになっていてもよい。このようにすることで、無駄なデータ送信要求の送信を減らすことができる。
また、本発明の特徴は、起動タイミングが遅れる他の車両用制御装置(2)と通信を行うための通信回路(11)と、当該通信回路が当該他の車両用制御装置から受信したデータを記憶するための記憶媒体(11a)と、制御回路(13)と、を備えた車両制御装置(1)の当該制御回路を、当該車両制御装置の起動後かつ当該他の車両用制御装置が起動する前の期間であることを判定する期間判定手段、および、当該期間判定手段の判定に基づいて、当該記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止する禁止手段として、機能させるプログラムとして、捉えることもできる。
なお、上記特許請求の範囲における括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成要素等との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用制御システムの一部を示す。この車両用制御システムにおいては、エンジンの制御を行うための電子制御装置であるエンジンコントロールモジュール(以下、ECMという)1が、オルタネータ2およびメータ3と、LIN(Local Interconnect Network)によって接続されている。LINに接続する電子機器は、マスタまたはスレーブとして機能し、スレーブは、マスタからデータ送信要求を受信することで、要求されたデータをその送信元のマスタに送信するようになっている。本実施形態においては、ECM1がマスタで、オルタネータ2、メータ3がスレーブとなっている。そして、オルタネータ2は、ECM1からデータ送信要求を受けたことに基づいて、現在の供給電圧値および供給電流値等のデータを、ECM1に送信する。また、メータ3は、ECM1からデータ送信要求を受けたことに基づいて、車速および走行距離等のデータを、ECM1に送信する。
また、ECM1は、ドアの開閉の検出を行うドアユニット4およびイグニッションキースイッチ5と接続されている。ドアユニット4は、ドアが開いたことを検出してから一定期間持続的にオンとなり、その後持続的にオフとなる信号(以下、Wake信号という)を、ECM1に出力するようになっている。
また、ECM1は、クランク角センサ、冷却水温センサ等のセンサ6からの検出信号を受け、またインジェクタ、フューエルポンプ、イグナイタ等のアクチュエータ7に制御信号を出力するようになっている。また、ECM1は、CAN(Controller Area Network)ネットワークを介して、ブレーキECU、トランスミッションECU等の電子制御装置と、車両制御のためのデータ交換を行っている。
このようなECM1は、シリアルコミュニケーションインターフェース(以下、SCIという)11、CANドライバ12、および制御回路13を有している。SCI11は、制御回路13から受けたデータを、LINの通信プロトコルに適合するように加工し、この加工したデータを適切なタイミングでオルタネータ2またはメータ3に出力する。また、SCI11は、バッファ11aおよび受信フラグ11bというデータ記憶媒体を有する。そしてSCI11は、オルタネータ2、メータ3が送信したデータを、LINを介して受信すると、この受信したデータをバッファ11aに記録し、受信フラグ11bをオンにする。またSCI11は、11a中のデータを制御回路13が読み出すことに基づいて、当該受信フラグ11bをオフにする。なお、バッファ11aおよび受信フラグ11bは、受信するデータの種類毎に1組あってもよいし、オルタネータ2用に1組、メータ3用に1組あってもよい。
CANドライバ12は、は、制御回路13から受けたデータを、CANの通信プロトコルに適合するように加工し、この加工したデータをCANに出力する。また、CANドライバ12は、他の装置からCANに出力されたデータを受信し、それを制御回路13が認識できる形式に変換して制御回路13に出力する。
制御回路13は、CPU13a、RAM13b、ROM13c、EEPROM13d、および図示しないI/O等を有し、CPU13aにROM13c中に記憶されたプログラムを実行させることで、ドアユニット4、イグニッションキースイッチ5、センサ6、SCI11、CANドライバ12からの信号やデータに基づく作動を行い、その作動において、オルタネータ2、メータ3、CANドライバ12、アクチュエータ7にデータや制御信号を出力する。
なお、ECM1は、制御回路13に入力されるドアユニット4からのWake信号が、オフからオンになった時点で、起動するようになっている。
また、オルタネータ2はイグニッションキースイッチ5がオンになったときに起動するようになっており、メータ3はECM1と同様ドアユニット4のWake信号がオフからオンになった時点で起動するようになっている。なお、以下ではイグニッションキースイッチ5がオンであることをIGオンであると記し、イグニッションキースイッチ5がオフであることをIGオフであると記す。
ここで、図2に、Wake信号の変化21、イグニッションキースイッチ5から送信される、IGオン、IGオフを示すIG信号の変化22、およびECM1の作動、非作動の変化23の、それぞれのタイミングを示す。この図に示す通り、Wake信号21は、車両のドアが開いたときにオンとなり、それと同時にECM1が起動する。また、Wake信号21は、一定期間経過後にオフとなる。この一定期間は、ドアが開いてドライバーが車内に乗り込んでから、IGオンとなるまでの平均的な期間よりも長い期間、例えば5分程度である。したがって、通常は、Wake信号21がオンとなっているうちに、IGオンのタイミングが訪れ、そのタイミングにおいてIG信号22がオンとなる。
このように、車両用制御システムは、IGオンの前のドアオープン時に起動する車両用制御装置(具体的にはECM1、メータ3)と、IGオン時に起動する車両用制御装置(具体的にはオルタネータ2)を有することになる。このようなシステムを、WakeUpシステムという。このように、WakeUpシステムで、車両用制御装置の起動タイミングをずらすのは、IGオン前に起動していた方が都合の良い車両用制御装置があるからである。例えば、ECM1を早めに起動することでフューエルポンプの燃圧を出来るだけ上げておき、IGオン時の始動性や燃料エミッションを良好にすることができる。
ここで、ドアオープン時からIGオンになる時までの期間(以下、非通信期間という)においては、ECM1が起動しているにもかかわらず、オルタネータ2は未起動である。したがって、この期間に、ECM1からオルタネータ2にデータ送信要求を送信しても、オルタネータ2はデータを送信することはない。したがって、この非通信期間においては、バッファ11aのオルタネータ2からのデータを格納する部分には、受信データとは異なる値が格納されていることになる。この値は、場合によっては受信データとしては全く不適切な値となる可能性がある。
本実施形態のCPU13aは、このような非通信期間において、バッファ11aの不適切な値を用いた処理を行うことを禁止するため、起動直後から繰り返し(例えば0.1秒周期で)、図3および図4にそれぞれフローチャートとして示す、プログラム200およびプログラム300を実行するようになっている。なおCPU13aは、ECM1の起動時には、プログラム200およびプログラム300の実行に先立ち、初期化処理を行い、この初期化処理において、CPU13aは、RAM13b中の各種変数を、初期値にセットする。
そしてCPU13aは、プログラム200の実行において、まずステップ205で、現在ドアユニット4からのWake信号21がオンであるか否かを判定する。なお、以下では、Wake信号21がオンであることを、WakeUp制御中であるという。WakeUp制御中である場合、続いてステップ210を実行し、WakeUp制御中でない場合、続いてステップ240を実行する。
ステップ210では、イグニッションキースイッチ5からのIG信号に基づいて、現在IGオンであるか否かを判定する。IGオンであれば続いてステップ225を実行し、IGオンでなければ続いてステップ215を実行する。
ステップ215では、受信信号り込み禁止処理を実行する。具体的には、RAM13b中に割り当てた受信信号り込み禁止フラグをオンにする。続いてステップ220では、ダイアグ検出禁止処理を実行する、具体的には、RAM13b中に割り当てたダイアグ検出禁止フラグをオンにする。ステップ220の後、プログラム200の1回分の実行が終了する。
ステップ225では、スレーブ、すなわちオルタネータ2が起動しているか否かを判定する。オルタネータ2は、IGオンによって電力供給が開始するようにはなっているが、実質的な起動タイミング、すなわち通信可能となるタイミングは、IGオンよりも若干(例えば3秒)遅れることになる。オルタネータ2が起動しているか否かの判定は、具体的には、IGオンとなってから基準時間が経過しているか否かで判定してもよいし、SCI11がオルタネータ2からデータを受信したか否かで判定してもよい。
IGオンとなってから基準時間が経過しているか否かでオルタネータ2の起動を判定する場合、この基準時間は、あらかじめROM13cに記憶された一定値(例えば5秒)であってもよいし、各種条件に基づいて変動する値であってもよいし、一定の範囲内でランダムに決まる値であってもよい。ただし、この基準時間は、オルタネータ2の起動タイミングがIGオンから通常遅れる時間よりも長くすることが望ましい。
SCI11がオルタネータ2からデータを受信したか否かでオルタネータ2の起動を判定する場合は、受信フラグ11bの値を用いる。すなわち、ステップ225を実行する度に、SCI11を用いてオルタネータ2にデータ送信要求を送信し、さらに、ステップ225を実行する度に、オルタネータ2に対応する受信フラグ11bがオンとなったか否かを判定する。オルタネータ2が起動してデータ送信要求に応じることができるようになれば、SCI11がデータを受信して対応する受信フラグ11bがオンとなる。なお、対応する受信フラグ11bが一度オンとなって以降は、再度IGオフになるまでは、その受信フラグ11bが変化するとしないとに関わらず、常にスレーブが起動していると判定する。
ステップ225でスレーブが起動していると判定した場合、続いてステップ230を実行し、スレーブが起動していないと判定した場合、続いてステップ215を実行する。
ステップ230では、受信信号り込み許可処理を実行する。具体的には、上述の受信信号り込み禁止フラグをオフにする。続いてステップ235では、ダイアグ検出許可処理を実行する、具体的には、上述のダイアグ検出禁止フラグをオフにする。ステップ235の後、プログラム200の1回分の実行が終了する。
ステップ240では、イグニッションキースイッチ5からのIG信号に基づいて、現在IGオンであるか否かを判定する。IGオンであれば続いてステップ230を実行し、IGオンでなければ続いてステップ245を実行する。
ステップ245では、ステップ215と同等の処理で、受信信号り込み禁止処理を実行する。続いてステップ250では、ステップ220と同等の処理で、ダイアグ検出禁止処理を実行する。ステップ250の後、プログラム200の1回分の実行が終了する。
このような処理をCPU13aに実現させるためのプログラム200の他に、CPU13aはオルタネータ2から受信したデータやセンサ6からの検出データに基づいて、エンジン点火時期、燃料噴射時期、フューエルポンプ制御内容等の演算を行い、その演算結果に基づいてアクチュエータ7を制御するための複数の制御用プログラムを、それぞれ繰り返し実行するようになっている。
そして、この制御用プログラムの実行においては、上述の受信信号り込み禁止フラグがオフかオンかで、バッファ11a中のオルタネータ2からのデータ格納用の領域(以下、オルタネータ用領域という)に記録されたデータの不使用、使用を切り替える。
オルタネータ用領域のデータを使用する場合は、具体的には、制御用プログラムの実行において、SCI11を用いてオルタネータ2にデータ送信要求を送信し、その後、バッファ11aのオルタネータ2用領域のデータを、RAM13bに設けたオルタネータ2のデータ用の変数に上書きし、その上書きされた変数を、制御内容の演算に用いる。
オルタネータ用領域のデータの不使用の具体的方法としては、(1)オルタネータ用領域のデータに代わる代替値を用いて制御処理を実行する方法、および、(2)制御処理自体を実行しない方法がある。
(1)の方法においては、代替値としては、例えば、起動時に初期化されたRAM13bの変数値を用いる。この初期値は、現実のオルタネータ2の送信データではないものの、オルタネータ2の正常時の送信データと同じような値としてあらかじめ設定しておけば、演算結果が非常に不適切なものとなる可能性が低くなる。また、代替値を、他のセンサ6やCANから受信した値から推測した、オルタネータ2の電圧、電流値等としてもよい。
また、(2)の方法においては、オルタネータ用領域の値をRAM13bに上書きしてもしなくてもよい。また、制御処理自体を実行しない方法としても、演算もアクチュエータ7の制御を実行しない方法であってもよいし、演算は行うがアクチュエータの制御も実行しない方法であってもよい。すなわち、制御に係る何らかの処理を行わないことで、最終的にアクチュエータ7がオルタネータ用領域の値に基づいて作動しないようになれば足りる。
また、CPU13aは、オルタネータ2やオルタネータ2との通信に故障があるか否かを判断し、その判断結果をEEPROM13d、または、CANを介して通信する診断用コンピュータに出力するためのダイアグノースプログラムを、繰り返し実行するようになっている。
そして、このダイアグノースプログラムの実行においては、上述のダイアグ検出禁止フラグがオフかオンかで、バッファ11a中オルタネータ用領域に記録されたデータの故障検出への不使用、使用を切り替える。
オルタネータ用領域のデータを故障検出に使用する場合は、具体的には、ダイアグノースプログラムの実行において、SCI11を用いてオルタネータ2にデータ送信要求を送信し、その後、バッファ11aのオルタネータ用領域のデータを、RAM13bに設けたオルタネータ2のデータ用の変数に上書きし、その上書きされた変数を用いて、各種故障の有無を判定する。
オルタネータ用領域のデータの不使用の具体的方法としては、故障であるか否かの判定を行わない方法であってもよいし、バッファ11aのオルタネータ用領域のデータに代えてRAM13bの初期値を用いて故障の有無の判定を行う方法でもよいし、バッファ11aのオルタネータ用領域のデータを用いて故障の有無の判定を行うが、その判定結果を出力しない方法でもよい。すなわち、故障診断に係る何らかの処理を行わないことで、最終的に、オルタネータ用領域の値に基づいた故障の判断結果が出力されないようになっていれば足りる。
このようなプログラム200等をCPU13aが実行することで、ECM1は、
(1)WakeUp制御中においては(ステップ205参照)、
(1−1)IGオフであれば(ステップ210参照)バッファ11a中のオルタネータ2からのデータのための領域の値を用いた処理(具体的にはエンジン制御処理、異常診断処理)を禁止し(ステップ215、220参照)、
(1−2)IGオンであっても(ステップ210参照)、スレーブ起動前であれば(ステップ225参照)、バッファ11a中のオルタネータ2からのデータのための領域の値を用いた処理を禁止し(ステップ215、220参照)、
(1−3)IGオンであり(ステップ210参照)、かつスレーブ起動後である場合は(ステップ225参照)、バッファ11a中のオルタネータ2からのデータのための領域の値を用いた処理の禁止を解除する(ステップ230、235参照)。
このようになっているので、ECM1は、自身が起動してオルタネータ2が未起動である期間(場合(1−1)の期間に相当する)には、オルタネータ2からのデータを記憶するための記憶媒体に記録されている、実際の受信データではないデータを用いた処理を禁止される。したがって、このとき、オルタネータ2からデータを受けないことに起因して、受信データでないデータに基づくエンジン制御を行ってしまったり、オルタネータ2またはオルタネータ2との通信が故障していると判定してしまったりする可能性が低減する。
また、ECM1は、IGオンとなって以後も、オルタネータ2が起動するまでの期間(場合(1−2)の期間に相当する)は、オルタネータ2からのデータを記憶するための記憶媒体に記録されている、実際の受信データではないデータを用いた処理を禁止する。このようになっているので、オルタネータ2がIGオンから遅れて起動する場合でも、その遅れの期間に、受信データでないデータに基づく不適切な処理をしてしまう可能性が低減する。
また、ECM1は、(2)WakeUp制御後においては(ステップ205参照)、
(2−1)IGオン中であれば(ステップ240参照)、すなわち通常の走行時等においては、バッファ11a中のオルタネータ2からのデータのための領域の値を用いた処理の禁止を解除し(ステップ230、235参照)、
(2−2)IGオフ後であれば(ステップ240参照)、すなわちECM1が依然起動中でオルタネータ2が作動停止している期間には、バッファ11a中のオルタネータ2からのデータのための領域の値を用いた処理(具体的にはエンジン制御処理、異常診断処理)を禁止する(ステップ245、250参照)。
またCPU13aは、図4に示すプログラム300の実行において、まずステップ305で、プログラム200のステップ205と同等の処理で、現在WakeUp制御中であるか否かを判定し、WakeUp制御中である場合、続いてステップ310を実行し、WakeUp制御中でない場合、続いてステップ340を実行する。
ステップ310では、現在IGオンであるか否かを判定し、IGオンであれば続いてステップ325を実行し、IGオンでなければ続いてステップ320を実行する。
ステップ320では、送信禁止処理を実行する。具体的には、RAM13b中に割り当てた送信禁止フラグをオンにする。ステップ320の後、プログラム300の1回分の実行が終了する。
ステップ325では、ステップ225と同等の処理で、スレーブが起動しているか否かを判定し、スレーブが起動していると判定した場合、続いてステップ330を実行し、スレーブが起動していないと判定した場合、続いてステップ320を実行する。
ステップ330では、送信許可処理を実行する。具体的には、上述の送信禁止フラグをオフにする。ステップ335の後、プログラム300の1回分の実行が終了する。
ステップ340では、現在IGオンであるか否かを判定し、IGオンであれば続いてステップ330を実行し、IGオンでなければ続いてステップ350を実行する。
ステップ350では、ステップ320と同等の処理で、送信禁止処理を実行する。ステップ350の後、プログラム300の1回分の実行が終了する。
また、CPU13aは、上述の複数の制御用プログラムおよびダイアグノースプログラムの実行において、SCI11を用いてオルタネータ2にデータ送信要求を送信するか否かを、送信禁止フラグがオフかオンかによって切り替える。このようになっていることで、送信禁止フラグがオンの場合、ECM1からオルタネータ2にデータ送信要求が送信されなくなる。
このようなプログラム300をCPU13aが実行することで、ECM1は、
(3)WakeUp制御中においては(ステップ305参照)、
(3−1)IGオフであれば(ステップ310参照)、オルタネータ2へのデータ送信要求の送信を禁止し(ステップ320参照)、
(3−2)IGオンであっても(ステップ310参照)、スレーブ起動前であれば(ステップ325参照)、オルタネータ2へのデータ送信要求の送信を禁止し(ステップ320参照)、
(3−3)IGオンであり(ステップ310参照)、かつスレーブ起動後である場合は(ステップ325参照)、オルタネータ2へのデータ送信要求の送信の禁止を解除する(ステップ330参照)。
このようになっているので、ECM1は、自身が起動してオルタネータ2が未起動である期間(場合(3−1)の期間に相当する)には、オルタネータ2へのデータ送信要求の送信を禁止される。このようにすることで、相手に受信されることのない無駄なデータ送信要求を送信することがなくなる。
また、ECM1は、IGオンとなって以後も、オルタネータ2が起動するまでの期間(場合(3−2)の期間に相当する)は、オルタネータ2へのデータ送信要求の送信を禁止される。このようにすることで、オルタネータ2がIGオンから遅れて起動する場合でも、相手に受信されることのない無駄なデータ送信要求を送信することがなくなる。
また、ECM1は、(4)WakeUp制御後においては(ステップ305参照)、
(4−1)IGオン中であれば(ステップ340参照)、すなわち通常の走行時等においては、オルタネータ2へのデータ送信要求の送信の禁止を解除し(ステップ330参照)、
(4−2)IGオフ後であれば(ステップ340参照)、すなわちECM1が依然起動中でオルタネータ2が作動停止している期間には、オルタネータ2へのデータ送信要求の送信を禁止する(ステップ350参照)。
なお、上記の実施形態において、ECM1が車両用制御装置に相当し、オルタネータ2が他の車両用制御装置に相当し、SCI11のバッファ11a以外の部分が通信回路に相当し、バッファ11aが記憶媒体に相当する。また、CPU13aが、プログラム200のステップ205、210、225を実行することで、期間判定手段として機能し、ステップ215、220、230、235を実行することで、禁止手段として機能する。また、CPU13aが、プログラム300のステップ305、310、325を実行することで、期間判定手段として機能し、ステップ320、330を実行することで、禁止手段として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、車両用制御装置の例として、上記実施形態ではECM1を用いてるが、車両用制御装置は、エンジンを制御するものに限らない。
また、ECM1とオルタネータ2、すなわち、起動時間の異なる2つの制御装置は、LINによって接続されている必要はなく、CAN等、他のいかなる通信回線によって接続されていても構わない。
また、本発明を適用する対象としては、WakeUpシステムに限らず、通信する2つの車両用制御装置間の起動タイミングが異なるようなシステムであれば足りる。
また、上記実施形態においては、ECM1は、自身の起動後オルタネータ2が起動するまでの期間において、バッファ11aのオルタネータ用領域のデータを故障診断に使用することを禁止しているが、故障診断のみならず、データに異常があったときに安全な代替値を用いて制御を行わせるフェールセーフ処理において、バッファ11aのオルタネータ用領域のデータの異常の有無を検出することを禁止するようになっていてもよい。すなわち、ECM1は、自身の起動後オルタネータ2が起動するまでの期間において、オルタネータ用領域のデータの異常の有無の検出を禁止するようになっていれば足りる。
また、ECM1は、自身の起動後オルタネータ2が起動するまでの期間において、必ずしもオルタネータ用領域のデータを用いるすべての処理を禁止する必要はない。例えば、オルタネータ2からデータを受けていないときに、オルタネータ用領域のデータを用いることが、ECM1の正常な作動に対して致命的になるような処理においてのみ、オルタネータ用領域のデータを用いることを禁止するようになっていてもよい。
また、プログラム200のステップ225およびプログラム300のステップ325の処理においては、オルタネータ2が起動しているか否かの判定は、具体的には、IGオンとなってから基準時間が経過するタイミング、および、または、SCI11がオルタネータ2からデータを受信するタイミングのうち、早い方のタイミングが訪れるまでは、オルタネータ2が起動していないと判定し、そのタイミングが訪れて以降は、オルタネータ2が起動していると判定するようになっていてもよい。
また、Wake信号21がオンか否かだけで、ECM1の起動後オルタネータ2が起動する前の期間であるか否かを判定するようになっていてもよい。また、オルタネータ2に対応する受信フラグ11bが最初にオンになったか否かのみで、ECM1の起動後オルタネータ2が起動する前の期間であるか否かを判定するようになっていてもよい。また、IGオンになったか否かのみで、ECM1の起動後オルタネータ2が起動する前の期間であるか否かを判定してもよい。
また、ECM1は、ECM1の起動後オルタネータ2が起動する前の期間の全期間に渡って、オルタネータ用領域のデータを用いる処理を禁止する必要はなく、その一部の期間においてのみ、オルタネータ用領域のデータを用いる処理を禁止するようになっていてもよい。
また、上記の実施形態においては、車両の主電源オンとして、IGオンが例示されているが、車両の主電源オンとしては、ACCオンであってもよい。
本発明の実施形態に係るECM1、オルタネータ2等のハードウェア図である。 ドアユニット信号21、IG信号22およびECM電源23のタイミング図である。 CPU13aが実行するプログラム200のフローチャートである。 CPU13aが実行するプログラム300のフローチャートである。
符号の説明
1…エンジンコントロールモジュール、2…オルタネータ、3…メータ、
4…ドアユニット、5…イグニッションキースイッチ、6…センサ、
7…アクチュエータ、11…シリアルコミュニケーションインターフェース、
11a…バッファ、11b…受信フラグ、12…CANドライバ、13…制御回路、
13a…CPU、13b…RAM、13c…ROM、13d…EEPROM、
21…Wake信号、22…IG信号、23…ECM作動、
200、300…プログラム。

Claims (9)

  1. 起動タイミングが遅れる他の車両用制御装置(2)と通信を行うための通信回路(11)と、
    前記通信回路が前記他の車両用制御装置から受信したデータを記憶するための記憶媒体(11a)と、
    起動後かつ車両の主電源がオンとなる前の期間において、前記記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止する制御回路(13)と、を備えた車両用制御装置。
  2. 前記制御回路は、起動後かつ前記他の車両用制御装置が起動する前の期間において、前記記憶媒体が記憶するデータを用いた異常検出処理を禁止することを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 起動タイミングが遅れる他の車両用制御装置(2)と通信を行うための通信回路(11)と、
    前記通信回路が前記他の車両用制御装置から受信したデータであって、前記他の車両用制御装置によって得られる量を示すデータを記憶するための記憶媒体(11a)と、
    記記憶媒体が記憶するデータを用いて異常検出処理を行う制御回路(13)と、を備え
    前記制御回路は、起動後かつ前記他の車両用制御装置が起動する前の期間において、前記他の車両用制御装置以外の装置から受信した値に基づいて前記量を推測して代替値とし、前記記憶媒体が記憶するデータに代えて前記代替値を用いて異常検出処理を行うことを特徴とする車両用制御装置。
  4. 前記制御回路は、起動後かつ車両の主電源がオンとなる前の期間において、前記記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止することを特徴とする請求項に記載の車両用制御装置。
  5. 前記制御回路は、車両の主電源がオンとなってから基準時間内の期間において、前記記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止することを特徴とする請求項1、2、4のいずれか1つに記載の車両用制御装置。
  6. 前記制御回路は、起動後かつ前記通信回路が前記他の車両用制御装置からデータを受信するまでの期間において、前記記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用制御装置。
  7. 前記他の車両用制御装置は、データ送信要求を受信することに基づき、そのデータ送信要求元にデータを送信し、
    前記制御回路は、起動後かつ前記他の車両用制御装置が起動する前の期間において、前記通信回路が前記他の車両用制御装置にデータ送信要求を送信することを禁止することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両制御装置。
  8. 起動タイミングが遅れる他の車両用制御装置(2)と通信を行うための通信回路(11)と、前記通信回路が前記他の車両用制御装置から受信したデータを記憶するための記憶媒体(11a)と、制御回路(13)と、を備えた車両制御装置(1)の前記制御回路を、
    前記車両制御装置の起動後かつ車両の主電源がオンとなる前の期間であることを判定する期間判定手段、および
    前記期間判定手段の判定に基づいて、前記記憶媒体が記憶するデータを用いた処理を禁止する禁止手段として、機能させるプログラム。
  9. 起動タイミングが遅れる他の車両用制御装置(2)と通信を行うための通信回路(11)と、前記通信回路が前記他の車両用制御装置から受信したデータであって、前記他の車両用制御装置によって得られる量を示すデータを記憶するための記憶媒体(11a)と、前記記憶媒体が記憶するデータを用いて異常検出処理を行う制御回路(13)と、を備えた車両制御装置(1)の前記制御回路を
    前記車両制御装置の起動後かつ前記他の車両用制御装置が起動する前の期間において、前記他の車両用制御装置以外の装置から受信した値に基づいて前記他の車両用制御装置の前記量を推測して代替値とする手段、
    前記車両制御装置の起動後かつ前記他の車両用制御装置が起動する前の期間であることを判定する期間判定手段、および
    前記期間判定手段の判定に基づいて、前記記憶媒体が記憶するデータに代えて前記代替値を用いて異常検出処理を行う手段として、機能させるプログラム。
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