JP4595022B1 - 暖房システムの運転制御装置、暖房システム、及び建物 - Google Patents

暖房システムの運転制御装置、暖房システム、及び建物 Download PDF

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Abstract

【課題】居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を行うことができる暖房システムの運転制御装置を提供する。
【解決手段】建物1の床下空間4に放熱して間接的に床上空間5を暖房する床下暖房手段、及び床上空間5に直接放熱して暖房する床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機3を備えた暖房システムの運転制御装置であって、床上空間5内の温度を検知する温度センサー12と、エアコンディショナの屋内機3の床下暖房手段と床上暖房手段との放熱量を調整可能な制御手段としての中央制御装置11とを備えた構成とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物における暖房システムの運転制御装置、この運転制御装置を備えた暖房システム、及びこの暖房システムを備えた建物に関するものである。
従来から、建物の床下空間を利用した暖房システムが知られている(例えば、特許文献1,2などを参照)。
特開2006−313041号公報 特開2007−051859号公報
しかしながら、これら従来の暖房システムでは、いずれも、空調装置の吹出部が床下空間内にあるため、暖房運転時において、床上空間を均一にムラなく暖めるとともに、頭寒足熱の快適な環境を実現できるという床下暖房の長所は有するものの、床上空間を素早く暖める即効性を欠いていた。
また、これら従来の暖房システムでは、こうした構造上、床下空間に放熱して間接的に床上空間を暖房する床下暖房と床上空間に直接放熱して暖房する床上暖房とを、居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を行うことができなかった。
さらに、床上空間内に、この床上暖房を行う空調装置が別途あっても、床下暖房と床上暖房とを、居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を行う従来技術は見聞されない。
そこで、本発明は、居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を行うことができる暖房システムの運転制御装置、この運転制御装置を備えた暖房システム、及びこの暖房システムを備えた建物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の暖房システムの運転制御装置は、建物の床下空間に放熱して間接的に床上空間を暖房する床下暖房手段と、前記建物の前記床上空間に直接放熱して暖房する床上暖房手段とを備えた暖房システムの運転制御装置であって、前記床上空間内の温度を検知する温度センサーと、前記床下暖房手段と前記床上暖房手段との放熱量を調整可能な制御手段とを備えており、前記床上空間の目標温度値が前記制御手段に入力されると、前記制御手段は、前記温度センサーにより検知した前記床上空間の温度に基づいて、前記床下暖房手段と前記床上暖房手段とを、所定の放熱量に調整して稼動させて、前記床上空間が略前記目標温度値となる制御を行うことを特徴とする。
ここで、前記暖房システムにおける前記床下暖房手段と前記床上暖房手段との放熱量は、初めに前記床上暖房手段による放熱量を、前記床下暖房手段による放熱量より大きくし、徐々に上昇する前記温度センサーにより検知した前記床上空間の温度に基づいて、前記床上暖房手段による放熱量を小さくしていくとともに、前記床下暖房手段による放熱量を大きくしていく制御を行うとよい。
また、前記制御手段は、目標時刻を入力すると、該目標時刻において、前記床上空間が略前記目標温度値となる制御を行う。
また、前記床下暖房手段と前記床上暖房手段とは、共通のエアコンディショナの屋内機が備えているとよい。
また、前記制御手段は、目標時刻を入力すると、該目標時刻において、前記床上空間が略前記目標温度値となる制御を行うとよい。
本発明の暖房システムは、上記した暖房システムの運転制御装置を備えていることを特徴とする。
本発明の建物は、上記した暖房システムを備えていることを特徴とする。
このような本発明の暖房システムの運転制御装置は、建物の床下空間に放熱して間接的に床上空間を暖房する床下暖房手段と、建物の床上空間に直接放熱して暖房する床上暖房手段とを備えた暖房システムの運転制御装置であって、床上空間内の温度を検知する温度センサーと、床下暖房手段と床上暖房手段との放熱量を調整可能な制御手段とを備えている。
そして、床上空間の目標温度値が制御手段に入力されると、制御手段は、温度センサーにより検知した床上空間の温度に基づいて、床下暖房手段と床上暖房手段とを、所定の放熱量に調整して稼動させて、床上空間が略目標温度値となる制御を行う構成とされている。
このような構成なので、床上空間が目標温度値になるまでの間、無駄なエネルギー消費を抑えたうえで、居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を行うことができる。
ここで、暖房システムにおける床下暖房手段と床上暖房手段との放熱量は、初めに床上暖房手段による放熱量を、床下暖房手段による放熱量より大きくし、徐々に上昇する温度センサーにより検知した床上空間の温度に基づいて、床上暖房手段による放熱量を小さくしていくとともに、床下暖房手段による放熱量を大きくしていく制御を行う。このため、上記した時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を、より効率的に行うことができる。
また、制御手段は、目標時刻を入力すると、この目標時刻において、床上空間が略目標温度値となる制御を行う場合は、所望の目標時刻に、床上空間を、居住者にとって最適な環境とすることができる。
このような本発明の暖房システムは、本発明の暖房システムの運転制御装置を備えた構成とされているので、上記したように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御が行える暖房システムとすることができる。
このような本発明の建物は、本発明の暖房システムを備えた構成とされているので、上記したように、居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房が行える建物とすることができる。
実施例1の暖房システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例1の暖房システムの運転制御装置を説明するためのブロック図である。 実施例1の暖房システムにおいて、床下暖房を行った状態を示す説明図である。 実施例1の暖房システムにおいて、床上暖房を行った状態を示す説明図である。 実施例1の暖房システムにおいて、床上暖房及び床下暖房の両方を行った状態を示す説明図である。 実施例1の暖房システムの運転制御装置による運転制御などを実施したときのシミュレーションにおいて、時間と床上空間の温度及び床部の温度との関係を示すグラフである。 実施例1の暖房システムの運転制御装置による運転制御の具体例を示す流れ図である。 実施例2の暖房システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例2の暖房システムにおいて、暖房を行った状態を示す説明図である。 実施例3の暖房システムを備えた建物の概略構成を平面視で示す説明図である。 実施例4の暖房システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。 実施例5の暖房システムを備えた建物の概略構成を説明する説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に示す実施例1〜5に基づいて説明する。
先ず、実施例1の構成について説明する。
図1は、実施例1の暖房システムを備えた建物1の概略構成を示している。
まず、このような建物1は、基礎断熱として構築された基礎底盤コンクリート1bと、その側縁に立設された基礎側壁コンクリート1cと、さらにその上に立設された外壁部1dと、その外壁部1dの上端開口を塞ぐ天井部1eとから主に構成されている。
そして、この天井部1eと外壁部1dとに囲まれる空間は、床としての床部1aによって床下空間4と居室などの床上空間5とが区切られている。この床部1aは、特に床下空間4側からの床下暖房を考慮して、床下空間4と床上空間5との間の熱の伝達を許容し、断熱材が貼り付けられていない構成となっている。
また、側壁コンクリート1cの床下空間4側には、グラスウールなどの基礎断熱材10が貼り付けられており、床下空間4内の暖気の熱が屋外に極力漏れない断熱構造となっている。
そして、実施例1の暖房システムは、床下空間4に床下暖房手段及び床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機3が設置されている。
ここで、このエアコンディショナは、ヒートポンプ式であり、屋内機3は、屋外に設置された屋外機2と接続されている。
また、エアコンディショナの屋内機3の内部には、屋外機2に繋がっている熱媒循環管路21が接続されている。
さらに、このエアコンディショナの屋内機3は、吸込部31と床上用吹出部32と床下用吹出部33とを有している。
また、このエアコンディショナの屋内機3には、床上用吹出部32及び床下用吹出部33から空気を様々な強さで吹き出させることが可能なファン(図示せず)が内蔵されている。
さらに、床上用吹出部32と床下用吹出部33とには、電動ダンパーなどから成る開閉弁32a,33aがそれぞれ設けられている。
また、床部1aには、グリル付きの排気口6と2種類の給気口7,9とが設けられている。
ここで、給気口7は、ダクト82により、エアコンディショナの屋内機3の床上用吹出部32と接続されており、給気口7とは別の給気口9は、ダクトを介さず、床下空間4と直接連通している。
そして、エアコンディショナの屋内機3の吸込部31と排気口6との間がダクト81で接続されている。
また、床上空間5内には、温度センサー12と、所望の運転制御に設定するためのコントローラ13が設置されている。
さらに、このコントローラ13内には、制御手段としての中央制御装置11が内蔵されている。
この実施例1の暖房システム内には、運転制御装置が組み込まれており、この運転制御装置は、図2に示したように、床上空間5内に設置された温度センサー12と、コントローラ13内に内蔵された制御手段としての中央制御装置11とで主に構成されている。
ここで、温度センサー12は、有線又は無線で、中央制御装置11と接続されており、検知した床上空間5の温度のデータを、中央制御装置11へ送信可能とされている。
また、中央制御装置11は、有線又は無線で、エアコンディショナの屋内機3と接続されており、エアコンディショナの屋内機3の床下暖房手段と床上暖房手段との放熱量を調整可能とされている。
ここでの床下暖房手段とは、床下空間4に放熱して間接的に床上空間5を暖房するエアコンディショナの屋内機3の暖房性能のことをいう。
すなわち、エアコンディショナの屋内機3の床上用吹出部32の開閉弁32aを閉状態とし、床下用吹出部33の開閉弁33aは開状態とする。
そして、エアコンディショナの屋内機3を稼動させると、図3に示したように、床下空間4が即座に暖められ、その熱が主に床部1aを介して床上空間5へ伝達され、床上空間5が均一にムラなく暖まる所謂床下暖房が行われる。
また、ここでの床上暖房手段とは、床上空間5に直接放熱して暖房するエアコンディショナの屋内機3の暖房性能のことをいう。
すなわち、エアコンディショナの屋内機3の床上用吹出部32の開閉弁32aを開状態とし、床下用吹出部33の開閉弁33aは閉状態とする。
そして、エアコンディショナの屋内機3を稼動させると、図4に示したように、床上空間5のみで暖気が対流して、床上空間5が即座に暖まる所謂床上暖房が行われる。
さらに、エアコンディショナの屋内機3の床下暖房手段と床上暖房手段との双方を稼動させるには、エアコンディショナの屋内機3の床上用吹出部32の開閉弁32aを開状態とし、床下用吹出部33の開閉弁33aも開状態とする。
そして、エアコンディショナの屋内機3を稼動させると、図5に示したように、床上空間5のみで暖気が対流して床上空間5を即座に暖める床上暖房と、床下空間4の熱が主に床部1aを介して床上空間5へ伝達され、床上空間5を均一にムラなく暖める床下暖房とで、床上空間5が即座に且つ均一にムラなく暖まる。
この実施例1の暖房システムの運転制御装置は、床上空間5の目標時刻での目標温度値が制御手段としての中央制御装置11に入力されると、中央制御装置11は、目標時刻の所定時間前から、温度センサー12により検知した床上空間5の温度のデータに基づいて、床下暖房手段と床上暖房手段とを、所定の放熱量に調整して稼動させて、目標時刻には、床上空間5が略目標温度値となる制御を行う構成とされている。
ここで、実施例1の暖房システムにおける床下暖房手段と床上暖房手段との放熱量は、初めに床上暖房手段による放熱量を、床下暖房手段による放熱量より大きくし、徐々に上昇する温度センサー12により検知した床上空間5の温度のデータに基づいて、段階的に床上暖房手段による放熱量を小さくしていくとともに、床下暖房手段による放熱量を大きくしていく制御を行う。
次に、この実施例1の暖房システムの運転制御装置による運転制御の具体例について説明する。
ここで、LDK1室(約30m)で、Q値が約2.0W/mKの住宅において、東京の1月における標準的な外気温T0が約2℃を想定し、目標時刻を午前7時00分に設定し、目標温度値を22℃に設定して各運転制御についてシミュレーションを行ったところ、図6に示したグラフが得られた。
まず、この実施例1の暖房システムの運転制御装置による運転制御を行った場合について図7をもとに説明する。
まず、床上空間5内の温度のデータTが約11℃のところから、午前5時00分に、エアコンディショナの屋内機3の床上暖房手段による即効性を有する床上暖房のみを稼動させ、床下暖房手段による床下暖房は稼動させず、床上暖房手段による放熱量H1と床下暖房手段による放熱量H2との比率を、100:0とする(ステップS1)。
そして、床上空間5内の温度のデータTが20℃未満の間は、床上暖房手段による放熱量H1と床下暖房手段による放熱量H2との比率を、100:0としたステップS1の状態を維持し、温度のデータTが20℃以上になると、ステップ3の状態に移行させる(ステップS2)。
このステップS3では、エアコンディショナの屋内機3の床上暖房手段による放熱量H1と床下暖房手段による放熱量H2との比率を、70:30とする。
そして、床上空間5内の温度のデータTが21℃未満の間は、床上暖房手段による放熱量H1と床下暖房手段による放熱量H2との比率を、70:30としたステップS3の状態を維持し、温度のデータTが21℃以上になると、ステップS5の状態に移行させる(ステップS4)。
このステップS5では、エアコンディショナの屋内機3の床上暖房手段による放熱量H1と床下暖房手段による放熱量H2との比率を、30:70とする。
そして、床上空間5内の温度のデータTが22℃未満の間は、床上暖房手段による放熱量H1と床下暖房手段による放熱量H2との比率を、30:70としたステップS5の状態を維持し、温度のデータTが22℃以上になると、ステップS7の状態に移行させる(ステップS6)。
このステップS7では、エアコンディショナの屋内機3の床下暖房手段による床下暖房のみを稼動させ、床上暖房手段による即効性を有する床上暖房は稼動させず、床上暖房手段による放熱量H1と床下暖房手段による放熱量H2との比率を、0:100とする。
このようにすることで、図6に示したように、床上空間5内の温度T1は、午前6時00分には、20℃を超え、居住者にとって不快でない環境となり、午前6時20分には、21℃となり、床部1aの温度T2も同じ21℃となって、居住者にとって快適な環境となる。
そして、目標時刻の午前7時00分には、床上空間5内の温度T1は、目標温度値の22℃に達しているとともに、床部1aの温度T2はこれよりも上昇した温度となり、居住者にとって最も快適な頭寒足熱の環境となる。
これに対して、床上暖房手段による即効性を有する床上暖房のみを稼動させた場合、床上空間5内の温度T3は、午前6時10分には、目標温度値の22℃に達するものの、床部1aの温度T4は、目標時刻の午前7時00分になっても、これを下回っており、居住者にとって最も快適な頭寒足熱の環境とはならない。
また、床下暖房手段による床下暖房のみを稼動させた場合、目標時刻の午前7時00分には、床部1aの温度T6は、21℃に達しているものの、床上空間5内の温度T5は、15℃にしかなっておらず、居住者にとって不快な環境である。
すなわち、このシミュレーションの結果から、実施例1の暖房システムの運転制御装置による運転制御が居住者にとって最適な快適感を与える点で優れていることが確認できた。
次に、実施例1の作用効果について説明する。
このような実施例1の暖房システムの運転制御装置は、建物1の床下空間4に放熱して間接的に床上空間5を暖房する床下暖房手段、及び建物1の床上空間5に直接放熱して暖房する床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機3を備えた暖房システムの運転制御装置である。
この実施例1の暖房システムの運転制御装置は、床上空間5内の温度を検知する温度センサー12と、エアコンディショナの屋内機3の床下暖房手段と床上暖房手段との放熱量を調整可能な制御手段としての中央制御装置11とを備えている。
そして、床上空間5の目標温度値が中央制御装置11に入力されると、中央制御装置11は、温度センサー12により検知した床上空間5の温度のデータTに基づいて、床下暖房手段と床上暖房手段とを、所定の放熱量に調整して稼動させて、床上空間5が略目標温度値となる制御を行う構成とされている。
このような構成なので、床上空間5が目標温度値になるまでの間、無駄なエネルギー消費を抑えたうえで、居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を行うことができる。
ここで、実施例1の暖房システムにおける床下暖房手段と床上暖房手段との放熱量H1とH2とは、初めに床上暖房手段による放熱量H1を、床下暖房手段による放熱量H2より大きくする。
そして、徐々に上昇する温度センサー12により検知した床上空間5の温度のデータTに基づいて、段階的に床上暖房手段による放熱量H1を小さくしていくとともに、床下暖房手段による放熱量H2を大きくしていく制御を行う。
このため、上記した時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御を、より効率的に行うことができる。
また、制御手段としての中央制御装置11は、目標時刻を入力すると、この目標時刻において、床上空間5が略目標温度値となる制御を行う。
このため、所望の目標時刻に、床上空間5を、居住者にとって最適な環境とすることができる。
このような実施例1の暖房システムは、実施例1の暖房システムの運転制御装置を備えた構成とされているので、上記したように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房の運転制御が行える暖房システムとすることができる。
このような実施例1の建物1は、実施例1の暖房システムを備えた構成とされているので、上記したように、居住者に最適な快適感を与えるように、時間的及び空間的にバランスのとれた暖房が行える建物とすることができる。
次に、実施例2について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図8は、実施例2の暖房システムを備えた建物1Aの概略構成を示している。
この実施例2の建物1Aでは、中間壁1fと2階部分の床部1gとが設けられており、床上空間5が、1階部分の空間51と2階部分の空間52と吹き抜け空間53とに区画されていることが実施例1の建物1と主に異なる。
この実施例2の暖房システムでは、床下暖房手段及び床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機30に、電動ダンパーなどから成る開閉弁34aが設けられた2階用吹出部34が追加して設けられている。
また、2階部分の床部1gには、2つの給気口70,70が設けられており、これらの給気口70,70とエアコンディショナの屋内機30の2階用吹出部34との間が、中間壁1f内及び床部1g内を通ったダクト83で接続されている。
さらに、エアコンディショナの屋内機30には、床上用吹出部32及び床下用吹出部33並びに2階用吹出部34から空気を様々な強さで吹き出させることが可能なファン(図示せず)が内蔵されている。
また、2階部分の空間52には、所望の運転パターンに設定するためのコントローラ13Aが設けられている。
次に、実施例2の暖房システムの2階部分の空間52の暖房を行うときの運転制御について説明する。
2階部分の空間52を、暖房で暖めたいときは、エアコンディショナの屋内機30の2階用吹出部34の開閉弁34aを開状態とし、床下用吹出部33の開閉弁33aは閉状態とする。
そして、エアコンディショナの屋内機30を稼動させると、図9に示したように、2階部分の空間52から吹き抜け空間53へ中間壁1fに設けられたドア(図示せず)の隙間や階段(図示せず)などを介して暖気が対流して、2階部分の空間52が暖まる。
ここで、給気口70,70には、ガラリ(図示せず)が設けられており、好みに応じて、コントローラ13Aによる自動又は手動により、このガラリの傾斜を変化させて、風向きを変えたり、給気口70,70の片方を閉じたりすることもできる。
なお、1階部分の空間51の暖房を行うときの運転制御については、実施例1で説明したとおりである。
ここで、1階部分の空間51と吹き抜け空間53との間の空気の対流は、中間壁1fに設けられたドア(図示せず)の隙間などから十分に可能である。
すなわち、実施例2では、2階部分の空間52の暖房も行えることが、実施例1と異なり、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例3について説明する。
なお、実施例1,2で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図10は、実施例3の暖房システムを備えた建物1Bの概略構成を示している。
この実施例3の建物1Bでは、1階部分の空間51が、リビング・ダイニング・キッチンルームなどに用いられる第1の居室空間51Aと、ホールや廊下などに用いられる非居室空間51Bと、寝室や居間などに用いられる第2の居室空間51Cとから成る。
また、床下暖房手段及び床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機30Aは、吸込部31が4つ設けられており、第1の居室空間51Aと非居室空間51Bとの床部1aに2つずつ設けられた排気口6,・・・とダクト81を介してそれぞれ接続されている。
さらに、電動ダンパーなどから成る開閉弁32aが設けられた床上用吹出部32は、ダクト82に接続され、2分岐チャンバ321を介して、ダクト82A,82Aに接続され、さらに2分岐チャンバ322を介して、ダクト82B,・・・が第1の居室空間51Aの床部1aに4つ設けられた給気口7,・・・にそれぞれ接続されている。
また、電動ダンパーなどから成る開閉弁33aが設けられた床下用吹出部33は、ダクト84に接続され、2分岐チャンバ331を介して、ダクト84A,84Aがそれぞれ接続されている。
そして、一方のダクト84Aの先端には、分岐チャンバとしての6分岐チャンバ332が接続されており、この6分岐チャンバ332は、第1の居室空間51Aの略中央の下方の床下空間4に配設されている。
他方のダクト84Aの先端には、分岐チャンバとしての2分岐チャンバ333が接続されており、この2分岐チャンバ333は、非居室空間51Bの略中央、つまりは1階部分の空間51の略中央の下方の床下空間4に配設されている。
そのうえで、第1の居室空間51Aの床部1aには、2つのダクトを介さない別の給気口9が設けられており、非居室空間51Bと第2の居室空間51Cの床部1aには、1つのダクトを介さない別の給気口9がそれぞれ設けられている。
さらに、電動ダンパーなどから成る開閉弁34aが設けられた2階用吹出部34は、ダクト83が接続され、2分岐チャンバ341を介して、ダクト83A,83Aが接続され、さらに2分岐チャンバ342を介して、ダクト83B,・・・が接続されている。
そして、ダクト83B,・・・は、中間壁1f内を通して、図示を省略した2階部分の空間52の床部1gに設けられた給気口70,・・・に接続されている。
すなわち、人が多く集まるリビング・ダイニング・キッチンルームなどに用いられる第1の居室空間51Aでは、給気口7,・・・が設けられているため、エアコンディショナの屋内機30Aの床上暖房手段による即効性を有する暖房を効率的に行うことができる。
また、第1の居室空間51Aは、その略中央の下方の床下空間4に、床下用吹出部33から接続されている分岐チャンバとしての6分岐チャンバ332が設けられているので、床下空間4の多方向に暖気を吹き出すことができるため、エアコンディショナの屋内機30Aの床下暖房手段による床下暖房を効率的に行うこともできる。
さらに、床下用吹出部33から接続されている分岐チャンバとしての2分岐チャンバ333が、非居室空間51Bの略中央、つまりは1階部分の空間51の略中央の下方の床下空間4に設けられているとともに、ダクトを介さない別の給気口9が1階部分の空間51の外周部近傍に略均等に設けられているので、床下空間4の多方向に暖気を吹き出すことができるため、非居室空間51Bを含めた1階部分の空間51全体のエアコンディショナの屋内機30Aの床下暖房手段による床下暖房を効率的に行うことができる。
すなわち、居室空間51A,51Cと非居室空間51Bとの温度差を小さくし、ヒートショックを防止することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1,2と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例4について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図11は、実施例4の暖房システムを備えた建物1Cの概略構成を示している。
この実施例4の建物1Cでは、排気口6と床下暖房手段及び床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機3の吸込部31との間が、ダクト81で接続されていないことが実施例1の建物1と主に異なる。
このため、エアコンディショナの屋内機3の設置位置の自由度が向上するうえに、ダクト81を省略できる分、経済的に実施できる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
次に、実施例5について説明する。
なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
図12は、実施例5の暖房システムを備えた建物1Dの概略構成を示している。
この実施例5の建物1Dでは、床下暖房手段及び床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機3に床下用吸込部31Aが設けられており、床部1aには、ダクトを介さない別の給気口9が設けられていないことが実施例1の建物1と主に異なる。
すなわち、床上空間5を、エアコンディショナの屋内機3の床下暖房手段による床下暖房で暖めたいときは、暖気は、エアコンディショナの屋内機3の床下用吹出部33から吹出され、床下用吸込部31Aへ吸込まれる床下空間4内のみで対流するので、ダクトを介さない別の給気口9は不要となる。
このため、ダクトを介さない別の給気口9を設けないで済む分、床上空間5の意匠的外観を向上させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明を実施するための形態を実施例1〜5に基づいて詳述してきたが、具体的な構成は、これらの実施例1〜5に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施例1〜5では、床下暖房手段と床上暖房手段の双方の機能を備えたエアコンディショナの屋内機3,30,30Aを用いて実施したが、これに限定されず、床下暖房手段と床上暖房手段の機能を個別に有するものを用いて実施してもよい。
また、実施例1〜5では、床下暖房手段及び床上暖房手段としてのエアコンディショナの屋内機3,30,30Aを床下空間4に設置して実施したが、これに限定されず、床上空間5に設置して実施してもよい。
さらに、実施例1〜5では、エアコンディショナの屋内機3,30,30Aが、暖房のみを行えるものとして実施したが、これに限定されず、冷房も行えるようにして実施してもよい。
また、実施例1の暖房システムの運転制御装置による運転制御の具体例では、暖房システムの運転制御を行う判断の基準温度を3つ設定し、4段階の運転制御パターンで実施したが、これに限定されない。
さらに、実施例1の暖房システムの運転制御装置による運転制御では、段階的に床上暖房手段による放熱量H1に対する床下暖房手段による放熱量H2を大きくしていく制御を行って実施したが、これに限定されない。
すなわち、連続的に床上暖房手段による放熱量H1に対する床下暖房手段による放熱量H2を大きくしていく制御を行って実施してもよい。
また、実施例1〜5では、温度センサー12を、床上空間5内に設けて実施したが、これに限定されない。
例えば、実施例1〜4では、温度センサー12をダクト81内に設けて実施してもよい。
1 建物
1A 建物
1B 建物
1C 建物
1D 建物
1a 床部(床)
2 エアコンディショナの屋外機
3 エアコンディショナの屋内機(床下暖房手段及び床上暖房手段)
30 エアコンディショナの屋内機(床下暖房手段及び床上暖房手段)
30A エアコンディショナの屋内機(床下暖房手段及び床上暖房手段)
4 床下空間
5 床上空間
11 中央制御装置(制御手段)
12 温度センサー
T 温度のデータ
H1 床上暖房手段による放熱量
H2 床下暖房手段による放熱量

Claims (5)

  1. 建物の床下空間に放熱して間接的に床上空間を暖房する床下暖房手段と、前記建物の前記床上空間に直接放熱して暖房する床上暖房手段とを備えた暖房システムの運転制御装置であって、
    前記床上空間内の温度を検知する温度センサーと、前記床下暖房手段と前記床上暖房手段との放熱量を調整可能な制御手段とを備えており、
    前記床上空間の目標温度値が前記制御手段に入力されると、前記制御手段は、前記温度センサーにより検知した前記床上空間の温度に基づいて、前記床下暖房手段と前記床上暖房手段とを、所定の放熱量に調整して稼動させて、前記床上空間が略前記目標温度値となる制御を行うとともに、
    前記暖房システムにおける前記床下暖房手段と前記床上暖房手段との放熱量は、初めに前記床上暖房手段による放熱量を、前記床下暖房手段による放熱量より大きくし、徐々に上昇する前記温度センサーにより検知した前記床上空間の温度に基づいて、前記床上暖房手段による放熱量を小さくしていくとともに、前記床下暖房手段による放熱量を大きくしていく制御を行うことを特徴とする暖房システムの運転制御装置。
  2. 前記床下暖房手段と前記床上暖房手段とは、共通のエアコンディショナの屋内機が備えていることを特徴とする請求項1に記載の暖房システムの運転制御装置。
  3. 前記制御手段は、目標時刻を入力すると、該目標時刻において、前記床上空間が略前記目標温度値となる制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の暖房システムの運転制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の暖房システムの運転制御装置を備えていることを特徴とする暖房システム。
  5. 請求項4に記載の暖房システムを備えていることを特徴とする建物。
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