JP3208689U - 高断熱高気密住宅の換気及び空調構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】各部屋の気温の均一性を向上させることができる高断熱高気密住宅の換気及び空調構造を提供する。【解決手段】外壁構造体5が通気層11を層間に有する多層構造をなし、通気層11は、床下50から小屋裏53に通じている。床下と小屋裏には、空調装置29、23がそれぞれ設置される。小屋裏から床下へ通じるダクト25が設けられ、ダクトには小屋裏から床下へ空気を送る送風機27が設けられる。1階居室51の床面には、床下から1階居室に通じる通気路31が開口している。床下には換気装置41が設けられ、換気装置には、1階及び2階居室51、52の床面33、37に開口するダクト43が連結されている。換気装置41は、ダクト43を通じて各居室の空気を吸引して外部に排出するとともに、外部の空気を吸引して床下に吹き出し、かつ双方の空気の間で熱交換を行う。【選択図】図1
Description
本考案は、高断熱高気密住宅の換気及び空調構造に関し、特に、各部屋の気温の均一性を高める技術に関する。
従来、この種の技術として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の技術は、ストーブが主流の暖房は局所的であって各部屋に温度差を生じ、一方、従来のセントラルヒーティングシステムは、全室を一定温度に保つことはできるものの、施工費が高価である、等の問題点を解決するものとして、床下へ新鮮な空気を強制的に取り入れ、床下に設置した暖めたコンクリートにより新鮮な空気を暖めて、1階及び2階の各居室の床に設けられた暖気グリル(吹き出し口)及び2階居室上部に設けられた吹き出し口に送り込む、という構成を採っている。また、床下から1階天井空間への通気経路、及び1階天井空間から2階居室の上部の吹き出し口への通気経路として、1階及び2階それぞれの間仕切り壁の中に形成された縦空気通路が採用されている。特許文献1に記載の従来技術は、それにより、高断熱高気密住宅において、新鮮な空気を各室に送り込む換気を実現するとともに、各部屋の温度差を少なくした暖房を、低施工費で実現しようとしている。
しかし、この従来技術は、室内と屋外との間の壁をなす外壁構造体を、二層構造(二重構造)として、その層間に通気層が形成されているものの、この通気層を流れるのは外気であり、暖められた空気ではない。従って、暖房を要する寒期には、暖められた室内の空気が壁により冷却を受けることとなり、その分、室内の気温の均一性が保たれ難い、という問題点があった。
本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもので、各部屋の気温の均一性を向上させる、高断熱高気密住宅の換気及び空調構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本考案のうち第1の態様によるものは、外壁構造体が通気層を層間に有する多層構造をなし、床下が基礎断熱構造をなし、小屋裏が屋根断熱構造をなす高断熱高気密住宅の換気及び空調構造であって、前記外壁構造体の前記通気層は、前記床下から前記小屋裏に通じている。そして、前記高断熱高気密住宅の換気及び空調構造は、前記小屋裏に設けられ、暖房と冷房のうち少なくとも冷房機能を有し、前記小屋裏に空気を吹き出す小屋裏空調装置と、前記小屋裏から前記床下へ通じる第1ダクトと、前記第1ダクトに連結しており、当該第1ダクトを通じて前記小屋裏から前記床下へ空気を送る送風機と、を有している。前記高断熱高気密住宅の換気及び空調構造は、さらに、1階の居室の床面に開口し、前記床下から当該1階の居室に通じる通気路と、前記床下に設けられ、熱交換機能を有する換気装置と、1階及び2階の居室の床面に開口し、当該1階及び2階の居室から前記換気装置へ通じる第2ダクトと、を備えている。そして、前記換気装置は、前記第2ダクトを通じて各居室の空気を吸引して外部に排出するとともに、外部の空気を吸引して前記床下に吹き出し、かつ双方の空気の間で熱交換を行うものである。
この構成によれば、暑い時期であっても、小屋裏の空気は小屋裏空調装置により冷却されて、涼しい温度に保たれる。この小屋裏の空気は、送風機により第1ダクトを通じて床下へ送られる。床下の空気のうちの一部は、外壁構造体の通気層を通り小屋裏へ戻り、他の一部は、1階の居室に通じる通気路を通じて、1階の居室に流れ込む。このように、1階の居室は、床下の空気が直接に流れ込むだけでなく、外壁構造体の通気層を流れる空気と床下の空気によって囲まれる。また、2階の居室は、外壁構造体の通気層を流れる空気と小屋裏の空気に囲まれる。床下の空気と通気層を流れる空気も、小屋裏を通るように循環するものであるから、暑い時期であっても、1階及び2階の居室は、涼しい空気に囲まれることとなる。このため、屋内全体が涼しく保たれるとともに、その気温の均一性が向上する。また、各室に空調装置を設けることを要しない。1階及び2階の居室の空気は、第2ダクトを通じて換気装置により吸引され、外部へ排出されるとともに、床下には、換気装置により吸引された外気が流れ込む。このため、住宅が高気密性であるにも関わらず、屋内の換気が行われる。換気装置を通じて床下に流れ込む外気は、外部へ排出される1階及び2階の居室の空気と、熱交換がなされるので、小屋裏空調装置の負荷が軽減される。なお、外壁構造体について「多層構造」とは、2層以上の構造である趣旨である。
本考案のうち第2の態様によるものは、第1の態様による高断熱高気密住宅の換気及び空調構造であって、前記床下に設けられ、暖房と冷房のうち少なくとも暖房機能を有し、前記床下に空気を吹き出す床下空調装置を、さらに備えている。
この構成によれば、寒い時期であっても床下の空気は、床下空調装置により加熱されて、暖かい温度に保たれる。床下の空気は、外壁構造体の通気層、小屋裏、第1ダクトを通じて循環する。このため、寒い時期であっても、1階及び2階の居室は、暖かい空気に囲まれることとなる。それにより、屋内全体が暖かく保たれるとともに、その気温の均一性が向上する。換気装置が熱交換機能を有するので、小屋裏空調装置と同様に、床下空調装置の負荷が軽減される。
本考案のうち第3の態様によるものは、第2の態様による高断熱高気密住宅の換気及び空調構造であって、屋内外の熱貫流値(U値)が0.7W/m2以下であり、屋内の気密度(C値)が0.5cm2/m2以下であり、前記小屋裏及び床下空調装置の各々は、暖房及び冷房の双方の機能を有しており、かつ各々が、床面積1m2当たり0.2〜1KWの暖房及び冷房能力を有している。
この構成によれば、住宅の断熱性及び気密性が十分に高いため、換気装置の熱交換の能力を、従来技術の範囲内で90%程度の高い値に設定することにより、小屋裏及び床下空調装置の能力を、0.2〜1KW/m2に抑えることが可能である。
本考案のうち第4の態様によるものは、第1から第3のいずれかの態様による高断熱高気密住宅の換気及び空調構造であって、前記第1ダクトを通じて前記小屋裏から前記床下へ送られる空気の送風量が、前記換気装置の送風量の1〜3倍である。
この構成によれば、第1ダクトを通じて小屋裏から床下へ空気を送る送風機のパワーを無駄にすることなく、屋内の気温の均一性を良好に保つことができる。
以上のように本考案によれば、各部屋の気温の均一性を向上させる、高断熱高気密住宅の換気及び空調構造が実現する。
図1は、本考案の一実施の形態による、高断熱高気密住宅の換気及び空調構造を例示する概略垂直断面図である。図1において、矢印は空気の流れを表している。この高断熱高気密住宅の換気及び空調構造101は、高断熱高気密性の二階建て住宅に適用されており、主要な屋内空間として、床下50、1以上の1階居室51、1以上の2階居室52、及び小屋裏53を有している。基礎1は、コンクリートにより、いわゆる「べた基礎」の形態に形成され、その内側の面に断熱材3が配設された基礎断熱構造をなしている。図1に例示する基礎断熱構造は、断熱材3が外周部に沿って、断面「L字状」に形成された一般的な形態である。寒冷地等において、断熱効果を高めるためには、断熱材3が基礎1の底面全体をも覆うように形成されていても良い。
屋外と屋内との間の壁をなす外壁構造体5は、図2の概略水平断面図に例示するように、外側と内側との二重の壁体7,9を有する二層構造をなしており、外側の壁体7と内側の壁体9との間に通気層11が形成されている。通気層11は、通し柱13及び間柱(まばしら)15によって、分割されている。また、外側の壁体7の内側には、断熱材17が配設されている。図1に戻って、通気層11は、床下50から小屋裏53に通じるように形成されている。
屋根19の内側すなわち底面にも、断熱材21が配設されている。すなわち、小屋裏53には、屋根断熱構造が採用されている。断熱材21は、例えば、垂木(たるき)の間に敷き詰める形態で配設される。断熱材3、17及び21の材料は、例えばグラスウール、あるいはEPS(発泡ウレタン)などである。
小屋裏53には、空調装置23が設置される。空調装置23は、例えば市販の家庭用壁掛け型エアコンディショナーであり、冷房と暖房のうちの少なくとも冷房機能を有するものである。空調装置23は、小屋裏53の空気を吸気して、内蔵するフィン(図示略)により冷却し、冷却された空気を小屋裏53に吹き出す。フィンは、屋外に設置される外部装置(図示略)により冷却される。空調装置23が暖房機能をも有するときには、同様にフィンによって小屋裏53の空気を加熱し、吹き出すことも可能である。
適度な温度に調整された小屋裏53の空気は、小屋裏53から床下50に通じるダクト25により、床下50へ送られる。ダクト25には、送風機27が連結されており、送風機27により、小屋裏53から床下50へ空気が送られる。ダクト25は、図2に例示するように例えばパイプであり、例えば、壁や天井裏等に沿って配設可能なように適宜に屈曲させることのできる、柔軟なアルミパイプである。ダクト25は、例えば、クローゼット内など、居住者の目に触れにくい場所に配設され、さらに壁体28により覆われる。送風機27は、例えば電動のシロッコファンであり、図1の例では、ダクト25の吸気側、すなわち小屋裏53側の開口部に設けられている。ダクト25及び送風機27は、部屋数に応じて、数を加減するのが望ましい。
床下50には、別の空調装置29が設置されている。空調装置29は、空調装置23と同様に例えば市販の家庭用壁掛け型エアコンディショナーであり、冷房と暖房のうちの少なくとも暖房機能を有するものである。空調装置29は、床下50の空気を吸気して加熱し、床下50に吹き出す。空調装置23が冷房機能をも有するときには、床下50の空気を冷却し、吹き出すことも可能である。
床下50と1階居室51との間には、通気路31が形成されている。通気路31の上端は、1階居室51の床面33に開口しており、その開口部には、ガラリ35が設けられている。
床下50には、さらに、換気装置41が設置されている。換気装置41は、屋内と屋外との間で換気を行う装置である。換気装置41には、ダクト43が連結されている。ダクト43は、1階居室51の床面33及び2階居室52の床面37に開口している。ダクト43のこれら開口部には、ガラリ39、40が設けられる。ダクト43は、例えばダクト25と同様のパイプであり、図2に例示するように、ダクト25と同様に配設される。換気装置41には、さらに、屋外の空気を取り込むための吸気管45、及び屋外に空気を排出するための排気管47が連結されている。吸気管45及び排気管47は、基礎1の屋外面に開口している。これら吸気管45及び排気管47の屋外開口部には、ガラリ(図示略)が設けられる。換気装置41は、ダクト43を通じて居室51、53の空気を吸引し、排気管47を通じて屋外へ排出するとともに、吸気管45を通じて吸引した屋外の空気を、床下50に吹き出す。換気装置41は熱交換機能を有しており、屋外に排出する屋内の空気と、床下50に吹き出す屋外の空気との間で熱交換を行う。熱交換の能力は、従来技術の範囲内で90%に設定することが可能である。
高断熱高気密住宅の換気及び空調構造101は、以上のように構成されるので、以下のように動作する。暑い時期には、小屋裏53の空気は、空調装置23により冷却される。冷却された小屋裏53の空気は、送風機27によりダクト25を通じて床下へ送られる。床下50の空気のうちの一部は、外壁構造体5の通気層11を通り小屋裏53へ戻り、他の一部は、1階居室51に通じる通気路31を通じて、1階居室51に流れ込む。このように、1階居室51は、床下50の空気が直接に流れ込むだけでなく、外壁構造体5の通気層11を流れる空気と床下50の空気によって囲まれる。また、2階居室52は、外壁構造体5の通気層11を流れる空気と小屋裏53の空気に囲まれる。床下50の空気と通気層11を流れる空気も、小屋裏53を通るように循環するものであるから、暑い時期であっても、1階居室51及び2階居室52はともに、冷却された空気に囲まれることとなる。このため、屋内全体が涼しく保たれるとともに、その気温の均一性が向上する。また、各室に空調装置を個別に設けることを要しない。床下50に設置された空調装置29が冷房機能を有する場合には、屋内の空気は、小屋裏53と床下50との双方において冷却されるので、各々の冷却能力を軽減することができる。
1階居室51及び2階居室52の空気は、ダクト43を通じて換気装置41により吸引され、外部へ排出されるとともに、床下50には、換気装置41を通じて外気が流れ込む。このため、住宅が高気密性であるにも関わらず、屋内の換気が行われる。換気装置41を通じて床下50に流れ込む外気は、外部へ排出される1階居室51及び2階居室52の空気と、熱交換がなされるので、空調装置23の負荷が軽減され、空調装置29も冷房機能を有する場合には、空調装置29の負荷も合わせて軽減される。
寒い時期には、床下50の空気は、空調装置29によって加熱される。また、空調装置23が暖房機能をも有する場合には、小屋裏53の空気も空調装置23によって加熱される。従って、上記したところと同様の理由により、寒い時期であっても、1階居室51及び2階居室52はともに、加熱された空気に囲まれることとなる。このため、屋内全体が暖かく保たれるとともに、その気温の均一性が向上する。換気装置41が熱交換機能を有するので、空調装置29の負荷が軽減され、空調装置23も暖房機能を有する場合には、空調装置23の負荷も合わせて軽減される。
本考案のさらに望ましい形態として、以下の形態を採ることが可能である。
(1) 屋内外の断熱性及び気密性を高めることにより、空調装置23及び29の能力を軽減することが可能である。例えば、空調装置23、29の各々が、冷房と暖房の双方の機能を有する場合に、屋内外の熱貫流値(U値)が、高断熱住宅では一般的となっている、0.7W/m2以下となるように断熱構造を設定し、屋内の気密度(C値)が、高気密住宅の中でも相当に優秀なレベルである0.5cm2/m2以下となるように、気密構造を設定し、換気装置41の熱交換の能力を、従来技術の範囲内で90%程度の高い値に設定することにより、空調装置23、29の各々の暖房及び冷房能力を、床面積1m2当たり0.2〜1KWに設定することが可能である。
(1) 屋内外の断熱性及び気密性を高めることにより、空調装置23及び29の能力を軽減することが可能である。例えば、空調装置23、29の各々が、冷房と暖房の双方の機能を有する場合に、屋内外の熱貫流値(U値)が、高断熱住宅では一般的となっている、0.7W/m2以下となるように断熱構造を設定し、屋内の気密度(C値)が、高気密住宅の中でも相当に優秀なレベルである0.5cm2/m2以下となるように、気密構造を設定し、換気装置41の熱交換の能力を、従来技術の範囲内で90%程度の高い値に設定することにより、空調装置23、29の各々の暖房及び冷房能力を、床面積1m2当たり0.2〜1KWに設定することが可能である。
(2) ダクト25を通じて小屋裏53から床下50へ送られる空気の送風量を、換気装置41の送風量の1〜3倍に設定することが、特に望ましい。ダクト25を通じて送られる空気の送風量が、換気装置41の送風量の1倍未満では、屋内の気温の均一性が悪くなり、3倍を超えると送風機27のパワーが無駄となる。ダクト25を通じて送られる空気の送風量を、換気装置41の送風量の1〜3倍の範囲に設定することにより、送風機27のパワーを無駄にすることなく、屋内の気温の均一性を良好に保つことができる。
1 基礎、 3 断熱材、 5 外壁構造体、 7,9 壁体、 11 通気層、 13 通し柱、 15 間柱(まばしら)、 17 断熱材、 19 屋根、 21 断熱材、 23 空調装置、 25 ダクト、 27 送風機、 28 壁体、 29 空調装置、 31 通気路、 33 床面、 35 ガラリ、 37 床面、 39 ガラリ、 40 ガラリ、 41 換気装置、 43 ダクト、 45 吸気管、 47 排気管、 50 床下 、 51 1階居室、 52 2階居室、 53 小屋裏、 101 高断熱高気密住宅の換気及び空調構造
Claims (4)
- 外壁構造体が通気層を層間に有する多層構造をなし、床下が基礎断熱構造をなし、小屋裏が屋根断熱構造をなす高断熱高気密住宅の換気及び空調構造であって、
前記外壁構造体の前記通気層は、前記床下から前記小屋裏に通じており、
前記高断熱高気密住宅の換気及び空調構造は、
前記小屋裏に設けられ、暖房と冷房のうち少なくとも冷房機能を有し、前記小屋裏に空気を吹き出す小屋裏空調装置と、
前記小屋裏から前記床下へ通じる第1ダクトと、
前記第1ダクトに連結しており、当該第1ダクトを通じて前記小屋裏から前記床下へ空気を送る送風機と、
1階の居室の床面に開口し、前記床下から当該1階の居室に通じる通気路と、
前記床下に設けられ、熱交換機能を有する換気装置と、
1階及び2階の居室の床面に開口し、当該1階及び2階の居室から前記換気装置へ通じる第2ダクトと、を備え、
前記換気装置は、前記第2ダクトを通じて各居室の空気を吸引して外部に排出するとともに、外部の空気を吸引して前記床下に吹き出し、かつ双方の空気の間で熱交換を行う、高断熱高気密住宅の換気及び空調構造。 - 前記床下に設けられ、暖房と冷房のうち少なくとも暖房機能を有し、前記床下に空気を吹き出す床下空調装置を、さらに備える、請求項1に記載の高断熱高気密住宅の換気及び空調構造。
- 屋内外の熱貫流値(U値)が0.7W/m2以下であり、屋内の気密度(C値)が0.5cm2/m2以下であり、前記小屋裏及び床下空調装置の各々は、暖房及び冷房の双方の機能を有しており、かつ各々が、床面積1m2当たり0.2〜1KWの暖房及び冷房能力を有する、請求項2に記載の高断熱高気密住宅の換気及び空調構造。
- 前記第1ダクトを通じて前記小屋裏から前記床下へ送られる空気の送風量が、前記換気装置の送風量の1〜3倍である、請求項1から3のいずれかに記載の高断熱高気密住宅の換気及び空調構造。
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