JP4594913B2 - 画像転送装置、方法およびプログラム - Google Patents

画像転送装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

この発明は、ネットワークを介して接続された端末装置に画像情報を転送する画像転送装置、方法およびプログラムに関するものである。
一般に、PC(Personal Computer)などのように画像を表示する機能を有する計算機は、ディスプレイに表示するグラフィックデータ(画像データ)を保持するVRAM(Video Random Access Memory)などのフレームバッファを備えている。フレームバッファはX−Y座標に対応したメモリ領域であり、ラスタスキャン方式に従った順序でリニアに並んだアドレスを有する。LCD(Liquid Crystal Display)コントローラやCRT(Cathode Ray Tube)コントローラは、ラスタスキャンに合わせてフレームバッファから画像データを取得してモニタに表示する。
このように、従来の計算機のグラフィックデバイスのフレームバッファは、計算機に接続されたモニタに表示するときに有利となるように、画面表示のラスタ方向に線形に画面データを配置する構成となっている。
一方、仮想計算機サーバ上で動作しているアプリケーション等の表示画面を端末装置上に表示するシステムや、他の端末装置を遠隔操作するシステムなどが開発されており、このようなシステムでも、互換性を確保するために従来と同じ構造のフレームバッファが利用されている。なお、このようなシステムでは、フレームバッファから取得した画像データを外部装置に転送する必要がある。
例えば、特許文献1では、ローカル端末からリモート端末を遠隔操作するリモート操作システムに関する技術が提案されている。具体的には、特許文献1は、セキュリティ向上、省電力化を目的として、リモート操作中に操作対象となるリモート端末の画面を省電力モードとするとともに、操作元の端末側でのパスフレーズの入力でリモート端末のロック状態を解除する方法を開示している。
一般に、特許文献1を含む従来の技術では、デスクトップ画面の更新でフレームバッファに書き込まれるべきデータと遠隔操作用端末に転送されるべきデータを判断し、更新された部分の画像データのみを転送する。このようにして、ハイスペックなグラフィック機能を有する計算機における通信負荷の増大に対処している。また、通信負荷を軽減するために転送時に画像圧縮を行う方法も知られている。
特開2003−85135号公報
しかしながら、画像圧縮を行う場合、圧縮の画像ブロックとフレームバッファの構造が一致していないため、圧縮の作業用メモリへ圧縮方式に見合った形へ画像の切り出しを行う必要があり、画像データの送信側で余分な処理負荷が発生するという問題があった。
例えば、JPEG(Joint Photographic Expert Group)形式で圧縮する場合、圧縮の画像ブロックは8×8画素のブロックであるのに対し、フレームバッファは上述のようにリニアにアドレッシングされた構造を有する。このため、フレームバッファから圧縮対象となる8×8画素の領域を切出して圧縮の作業用メモリへコピーする必要が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画面の更新部分の切り出しと画像の圧縮を効率化することにより、転送の負荷を軽減することができる画像転送装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して接続された端末装置に画像情報を転送する画像転送装置であって、前記端末装置に表示する画面の前記画像情報を記憶可能な画像記憶部と、前記画面に含まれる予め定められた大きさの矩形領域であるブロックのそれぞれについて、前記ブロック内の水平または垂直の方向である第1方向に隣接する各画素を含むラインに対し、前記ライン内の画素間で前記第1方向に連続し、かつ、隣接するライン間で連続し、かつ、前記第1方向に対して垂直の方向である第2方向に隣接する前記ブロック間で連続する前記画像記憶部のアドレスを算出するアドレス算出部と、算出した前記アドレスに基づいて前記画像情報を前記画像記憶部に保存する保存部と、前記ブロックごとに前記画像情報を前記画像記憶部から読み出し、読み出した前記画像情報を圧縮する圧縮部と、圧縮した前記画像情報を前記端末装置に転送する転送部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記装置を実行することができる方法およびプログラムである。
本発明によれば、画面の更新部分の切り出しと画像の圧縮を効率化することにより、転送の負荷を軽減することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像転送装置、方法およびプログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかる画像転送装置は、表示する画面に含まれる各画素を圧縮処理の単位に合わせたブロックに分割し、分割したブロック内で線形にアドレッシングされるように各画素の座標をフレームバッファのアドレスに変換するものである。また、分割したブロック単位で圧縮処理を実行することにより、フレームバッファから圧縮のための作業用メモリへのコピー処理を不要とするものである。
以下では、端末装置に対して各種処理を提供するために仮想的な計算機環境を作成し、当該計算機環境で実行された処理の結果を表示するための画像情報を端末装置に提供する仮想計算機サーバに適用した例について説明する。なお、適用可能な装置はこのような仮想計算機サーバに限られるものではなく、フレームバッファに格納した画面の画像情報を圧縮して転送する装置であればあらゆる装置に適用できる。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像転送装置100を含むネットワーク構成の概要を示すブロック図である。同図に示すように、画像転送装置100は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク300を介して、ユーザが操作を行う端末装置200と接続されている。
端末装置200は、画像転送装置100から転送された画像情報を自装置内のディスプレイなどの表示装置に表示する機能を有する。また、端末装置200は、画像転送装置100から転送された画面の更新部分のみの画像情報を受信し、受信した画像情報によって更新部分のみを表示する機能を有することを前提とする。
画像転送装置100は、画像転送装置100を動作させる基盤となるホストOS110と、アプリケーション120と、ゲストOS130と、仮想表示部140と、バックエンド仮想表示部150とを備えている。
ゲストOS130は、端末装置200に対応する仮想的な計算機環境を動作させるOSであり、ホストOS110上で動作する。アプリケーション120は、ゲストOS130上で動作する各種処理を提供するプログラムである。
仮想表示部140は、ゲストOS130が生成する画像情報を出力するための仮想的な表示装置であり、後述するように画像情報を記憶するフレームバッファ142を含んでいる。バックエンド仮想表示部150は、画像表示に関する共通処理を実行するものであり、ホストOS110上で動作する。
次に、画像転送装置100の各構成部の詳細な機能について説明する。図2は、第1の実施の形態にかかる画像転送装置100の構成を示すブロック図である。
ゲストOS130は、画像表示に関する機能として、グラフィックライブラリ131を備えている。なお、ゲストOS130は、画像表示に関する機能以外にも、仮想的な計算機環境を動作するために必要なあらゆる機能を備えている。
グラフィックライブラリ131は、レンダラ132と、アドレス算出部133とを備えている。
レンダラ132は、アプリケーション120などから指定された描画命令に従い、各種画像処理を行ってその結果である画像情報を出力するものである。例えば、レンダラ132は、ある領域を拡大・縮小する描画命令を受けた場合、描画命令に含まれる座標情報などから拡大・縮小する領域を特定し、当該領域に対して拡大・縮小を行った結果である領域の座標情報などを含む画像情報を出力する。なお、座標情報とは、例えば、1024×768ピクセルの画面の場合、画面左上を(0、0)、画面右下を(1023、767)とするような座標系で表された情報をいう。このように、第1の実施の形態では、画面右方向をX座標方向、画面下方向をY座標方向としたX−Y座標によって画面上の画素の座標情報を表す。
アドレス算出部133は、レンダラ132が出力した画像情報を入力し、画像情報の座標情報をフレームバッファ142(後述)のアドレスに変換する処理を行うものである。第1の実施の形態では、アドレス算出部133は、端末装置200に表示する表示画面に含まれる画素を、JPEGで圧縮するときの単位である8×8画素のブロック(圧縮ブロック)に分割し、分割したブロック内で連続するようなアドレスを算出する。
具体的には、アドレス算出部133は、従来の算出式である以下の(1)式に代わり、以下の(2)式に従って、座標情報(X、Y)をフレームバッファ142のアドレスaddrに変換する。なお、OFFSETとは、画像情報の格納を開始する開始アドレスまでのオフセットの値を表す。
addr=OFFSET+(X)+(Y×X)・・(1)
addr=OFFSET+(8×Y×(X/8)+(X%8))+(8×Y)・・(2)
仮想表示部140は、保存部141と、フレームバッファ142と、更新テーブル143とを備えている。
保存部141は、アドレス算出部133が算出したアドレスに従い、レンダラ132が出力した画像情報を、フレームバッファ142の該当するアドレスに保存するものである。また、保存部141は、保存する画像情報に対応する画素の座標情報を更新テーブル143に保存する。座標情報はレンダラ132が出力した画像情報から取得する。
フレームバッファ142は、端末装置200に表示する画面の1画面分の画像情報を記憶する記憶部である。フレームバッファ142には、アドレス算出部133が算出したアドレスに従って保存部141により画像情報が保存される。
ここで、フレームバッファ142のアドレス配置の詳細について説明する。まず、従来の計算機で一般に用いられているフレームバッファのアドレス配置について説明する。図3は、従来の計算機で用いられているフレームバッファのアドレス配置の一例を示す説明図である。
同図は、1024×768ピクセルの画面で1ピクセルあたりのデータ量を1メモリワードであるとした場合のアドレス配置例を示している。同図に示すように、従来のフレームバッファは、画面の左上を基点として水平方向に連続したアドレス配置となっている。
図4は、従来のフレームバッファのアドレスの順序を示した模式図である。同図に示すように、従来のフレームバッファでは、モニタなどの表示部へ出力することを考慮し、ラスタスキャン方向に線形にアドレスが配置されている。
次に、第1の実施の形態における画像転送装置100で用いるフレームバッファ142のアドレス配置について説明する。図5は、第1の実施の形態における画像転送装置100で用いるフレームバッファ142のアドレス配置の一例を示す説明図である。
同図に示すように、第1の実施の形態では、JPEGの圧縮ブロックに合わせて、X座標方向の8ピクセルで折り返すようにアドレスを線形に配置する。また、各圧縮ブロックは、Y座標方向に隣接するように配置する。
図6は、第1の実施の形態のフレームバッファ142のアドレスの順序を示した模式図である。同図に示すように、第1の実施の形態のフレームバッファ142では、X座標方向の8ピクセルごとに画面に含まれる画素が分割され、分割された領域内ではラスタスキャン方式従った順序で線形にアドレスが配置されている。
なお、上記説明では圧縮方式としてJPEGを例に説明したが、画像の圧縮方式はJPEGに限られるものではない。したがって圧縮ブロックの単位も8×8画素に限られるものではない。すなわち、利用する圧縮方式に対応する大きさのブロック単位で分割し、利用する圧縮方式が採用するアドレス順序でブロック内の画素に対応するフレームバッファ142のアドレスを配置するように構成することができる。例えば、Y座標方向に連続したアドレスを付与し、所定の画素数に達した場合に隣接する列の画素についてさらにY座標方向に連続したアドレスを付与するような順序でアドレスを配置するように構成してもよい。
図2に戻り、更新テーブル143は、保存する画像情報に対応する画素の座標情報を記憶するものである。更新テーブル143は、後述する検出部151が、更新された画素を含むブロックを検出するときに参照される。
図7は、更新テーブル143のデータ構造の一例を示す説明図である。同図に示すように、更新テーブル143は、保存する画像情報を含む矩形の開始座標と終了座標とを対応づけて格納している。
なお、フレームバッファ142および更新テーブル143は、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、光ディスク、メモリカードなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
バックエンド仮想表示部150は、検出部151と、圧縮部152と、転送部153とを備えている。
検出部151は、更新テーブル143に記憶された座標情報を用いて、更新された画像情報、すなわち、保存部141によりフレームバッファ142に保存された画像情報を含む圧縮ブロックを検出するものである。具体的には、検出部151は、更新テーブル143に記憶された開始座標と終了座標とに含まれる各座標について、アドレス算出部133と同様の方法によりアドレス変換したアドレスを算出し、算出したアドレスを含む圧縮ブロックを検出する。
このとき、検出部151は、Y座標方向の任意のアドレスから開始する圧縮ブロックを検出する。すなわち、図6に示すように、X座標方向には圧縮ブロックは8の倍数を単位として区切らなければ圧縮ブロック内のアドレスが連続しないのに対し、Y座標方向ではいずれのアドレスから区切っても圧縮ブロック内のアドレスが連続する。これにより、圧縮した画像情報生成のための画面情報の取り出し方法に柔軟性を持たせることができる。
圧縮部152は、検出部151により更新されたブロックとして検出された圧縮ブロック(更新ブロック)に対してJPEG方式による画像圧縮処理を行うものである。なお、圧縮部152による圧縮方法は、JPEG方式に限られるものではない。
転送部153は、圧縮部152が圧縮した画像情報(圧縮画像情報)を端末装置200に転送するものである。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかる画像転送装置100による画像転送処理について説明する。図8は、第1の実施の形態における画像転送処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、アプリケーション120が、実行した処理に関連する画面情報の更新などが発生した場合に、表示画面の描画を要求する描画命令を出力する(ステップS801)。次に、レンダラ132が、描画命令に応じて画像処理を行い、その結果である画像情報を生成する(ステップS802)。画像情報には、更新する領域に対応する開始座標と終了座標の情報が含まれる。
次に、アドレス算出部133が、圧縮ブロックを考慮したアドレッシングのフレームバッファ142に合わせて、更新する画素の座標情報をアドレス変換してアドレスを算出する(ステップS803)。
例えば、ディスプレイモードが1024×768ピクセルの場合、従来は以下の(3)式であったのに対し、第1の実施の形態では、アドレス算出部133は以下の(4)式によりアドレスを算出する。
addr=OFFSET+(X)+(Y<<10)・・(3)
addr=OFFSET+((X&0x3)<<11)×3+(X&0x3)+(y<<3)・・(4)
また、例えば、ディスプレイモードが1280×1024ピクセルの場合、従来は以下の(5)式であったのに対し、第1の実施の形態では、アドレス算出部133は以下の(6)式によりアドレスを算出する。
addr=OFFSET+(X)+(Y<<8)×5・・(5)
addr=OFFSET+((X&0x3)<<13)+(X&0x3)+(y<<3)・・(6)
なお、ディスプレイモードや、アドレス算出部133の演算能力により、実際の算出式の最適化の方式は異なる。
次に、保存部141は、算出されたアドレスに従い画像情報をフレームバッファ142に書き込む(ステップS804)。また、保存部141は、更新する領域に対応する座標情報(開始座標、終了座標)を更新テーブル143に保存する(ステップS805)。
次に、検出部151が、更新テーブル143に保存された座標情報に対応する圧縮ブロックを検出する(ステップS806)。次に、圧縮部152が、検出部151により検出された圧縮ブロックを圧縮する(ステップS807)。第1の実施の形態では、圧縮部152は、JPEG方式により圧縮ブロックに対応する画像情報の圧縮を行う。
次に、転送部153が、圧縮した画像情報をパケット化し、端末装置200に転送し(ステップS808)、画像転送処理を終了する。
なお、従来の方法では、フレームバッファが圧縮処理に対応したブロックごとに線形にアドレッシングされていないため、圧縮対象となる領域を検出した後、圧縮部内でフレームバッファから当該領域に対応する画像情報を作業用メモリにコピーして圧縮対象となる画像情報を切出す処理が、ステップS807の前に必要となる。
これに対し、第1の実施の形態では、フレームバッファ142が圧縮処理に対応したブロックに分割可能にアドレッシングされているため、このような圧縮ブロックの切出し処理が不要となる。
このように、第1の実施の形態にかかる画像転送装置では、表示する画面に含まれる各画素を圧縮処理の単位に合わせたブロックに分割し、分割したブロック内で線形にアドレッシングされるように各画素の座標をフレームバッファのアドレスに変換することができる。また、分割したブロック単位で圧縮処理を実行することにより、特に圧縮を専用ハードウェアで実現している場合に、圧縮ブロックの切り出しに伴う無駄なデータコピーを削減できる。これにより、画面の更新部分の切り出しと画像の圧縮を効率化し、転送の負荷を軽減することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態にかかる画像転送装置は、ブロックごとの更新された画素の有無を表す更新情報を含む更新テーブルを用いて更新されたブロックの検出を容易化するものである。
図9は、第2の実施の形態にかかる画像転送装置900の構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像転送装置900は、ホストOS110と、アプリケーション120と、ゲストOS130と、仮想表示部940と、バックエンド仮想表示部950とを備えている。
第2の実施の形態では、仮想表示部940およびバックエンド仮想表示部950の機能が第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる画像転送装置100の構成を表すブロック図である図2と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
仮想表示部940は、保存部941と、フレームバッファ142と、更新テーブル943とを備えている。フレームバッファ142の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
更新テーブル943は、圧縮ブロックごとに、圧縮ブロック内の画素が更新されたか否かを表す更新情報を記憶するものである。図10は、更新テーブル943のデータ構造の一例を示す説明図である。
同図に示すように、更新テーブル943は、圧縮ブロックごとに、更新された画素が存在する場合に1、更新された画素が存在しない場合に0となるようなビットマップ形式で更新情報を保存している。
保存部941は、レンダラ132が出力した画像情報をフレームバッファ142の該当するアドレスに保存するとともに、保存する画像情報に対応する画素を含む圧縮ブロックについて、当該圧縮ブロックの更新情報を1に設定するものである。
バックエンド仮想表示部950は、検出部951と、圧縮部152と、転送部153とを備えている。圧縮部152および転送部153の構成および機能は、第1の実施の形態にかかる画像転送装置100の構成を表すブロック図である図2と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
検出部951は、更新テーブル943に保存された更新情報を参照して、更新された画素を含む圧縮ブロックを検出するものである。具体的には、検出部951は、更新情報が1である圧縮ブロックを、更新された画素を含む圧縮ブロックとして検出する。
次に、このように構成された第2の実施の形態にかかる画像転送装置900による画像転送処理について説明する。図11は、第2の実施の形態における画像転送処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS1101からステップS1104までの、画像情報生成処理、画像情報保存処理は、第1の実施の形態にかかる画像転送装置100におけるステップS801からステップS804までと同様の処理なので、その説明を省略する。
画像情報をフレームバッファ142に保存した後、保存部941は、保存した画像情報に対応する各画素について、更新した画素を含む圧縮ブロックの更新情報を1に設定し、更新テーブル943に保存する(ステップS1105)。
次に、検出部951は、更新情報が1である圧縮ブロックを、更新テーブル943から検出する(ステップS1106)。
ステップS1107からステップS1108までの、画像圧縮処理、圧縮画像転送処理は、第1の実施の形態にかかる画像転送装置100におけるステップS807からステップS808までと同様の処理なので、その説明を省略する。
このように、第2の実施の形態にかかる画像転送装置では、フレームバッファへの画像情報書込みとともに、更新された画素を含むブロックの情報を含む更新テーブルを作成し、作成した更新テーブルを用いて更新されたブロックの検出を行うことができる。これにより、座標情報から圧縮ブロックを求める代わりに、ビットマップの確認という軽量な処理で更新部分の検出が実行可能になる。
また、第1の実施の形態では、更新部分を含む領域に該当するすべての圧縮ブロックを圧縮していたが、第2の実施の形態では、当該領域内であっても更新された画素が含まれない圧縮ブロックであれば、更新情報が0のままであり、当該圧縮ブロックは圧縮の対象にならない。すなわち、更新されていないブロックを圧縮する無駄を排除することができる。
図12は、第1または第2の実施の形態にかかる画像転送装置のハードウェア構成を示す説明図である。
第1または第2の実施の形態にかかる画像転送装置は、CPU(Central Processing Unit)51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、HDD(Hard Disk Drive)、CD(Compact Disc)ドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置と、各部を接続するバス61を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
第1または第2の実施の形態にかかる画像転送装置で実行される画像転送プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、第1または第2の実施の形態にかかる画像転送装置で実行される画像転送プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、第1または第2の実施の形態にかかる画像転送装置で実行される画像転送プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、第1または第2の実施の形態の画像転送プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第1または第2の実施の形態にかかる画像転送装置で実行される画像転送プログラムは、上述した各部(アドレス算出部、保存部、検出部、圧縮部、転送部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU51(プロセッサ)が上記記憶媒体から画像転送プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上述した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる画像転送装置、方法およびプログラムは、端末装置に表示する画面の画像情報を生成して端末装置に転送する仮想計算機サーバに適している。
第1の実施の形態にかかる画像転送装置を含むネットワーク構成の概要を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる画像転送装置の構成を示すブロック図である。 従来の計算機で用いられているフレームバッファのアドレス配置の一例を示す説明図である。 従来のフレームバッファのアドレスの順序を示した模式図である。 第1の実施の形態における画像転送装置で用いるフレームバッファのアドレス配置の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態のフレームバッファのアドレスの順序を示した模式図である。 更新テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 第1の実施の形態における画像転送処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる画像転送装置の構成を示すブロック図である。 更新テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態における画像転送処理の全体の流れを示すフローチャートである。 第1または第2の実施の形態にかかる画像転送装置のハードウェア構成を示す説明図である。
符号の説明
51 CPU
52 ROM
53 RAM
54 通信I/F
61 バス
100 画像転送装置
110 ホストOS
120 アプリケーション
130 ゲストOS
131 グラフィックライブラリ
132 レンダラ
133 アドレス算出部
140 仮想表示部
141 保存部
142 フレームバッファ
143 更新テーブル
150 バックエンド仮想表示部
151 検出部
152 圧縮部
153 転送部
200 端末装置
300 ネットワーク
900 画像転送装置
940 仮想表示部
941 保存部
943 更新テーブル
950 バックエンド仮想表示部
951 検出部

Claims (9)

  1. ネットワークを介して接続された端末装置に画像情報を転送する画像転送装置であって、
    前記端末装置に表示する画面の前記画像情報を記憶可能な画像記憶部と、
    前記画面に含まれる予め定められた大きさの矩形領域であるブロックのそれぞれについて、前記ブロック内の水平または垂直の方向である第1方向に隣接する各画素を含むラインに対し、前記ライン内の画素間で前記第1方向に連続し、かつ、隣接するライン間で連続し、かつ、前記第1方向に対して垂直の方向である第2方向に隣接する前記ブロック間で連続する前記画像記憶部のアドレスを算出するアドレス算出部と、
    算出した前記アドレスに基づいて前記画像情報を前記画像記憶部に保存する保存部と、
    前記ブロックごとに前記画像情報を前記画像記憶部から読み出し、読み出した前記画像情報を圧縮する圧縮部と、
    圧縮した前記画像情報を前記端末装置に転送する転送部と、
    を備えたことを特徴とする画像転送装置。
  2. 前記画像情報が変更された前記画面内の領域の前記画面における座標を示す座標情報を記憶可能な更新情報記憶部をさらに備え、
    前記保存部は、さらに前記画像情報が変更された前記領域の前記座標情報を前記更新情報記憶部に保存すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像転送装置。
  3. 前記更新情報記憶部に記憶された前記座標情報に基づいて、前記ブロックうち、前記画像情報が変更された前記領域が含まれる前記ブロックを検出する検出部をさらに備え、
    前記圧縮部は、検出された前記ブロックに対応する前記画像情報を前記画像記憶部から読み出し、読み出した前記画像情報を前記ブロックごとに圧縮すること、
    を特徴とする請求項2に記載の画像転送装置。
  4. 前記アドレス算出部は、前記ブロック内の各画素の前記座標情報から前記ブロック内の各画素に対する前記画像記憶部の連続するアドレスを算出し、
    前記検出部は、前記更新情報記憶部に記憶された前記座標情報に対応する前記アドレスを算出し、算出した前記アドレスを含む前記ブロックを、前記画像情報が変更された前記領域が含まれる前記ブロックとして検出すること、
    を特徴とする請求項3に記載の画像転送装置。
  5. 前記ブロックごとに前記画像情報が変更された画素が含まれているか否かを表す更新情報を記憶可能な更新情報記憶部をさらに備え、
    前記保存部は、前記画像情報が変更された画素を含む前記ブロックに対して、前記画像情報が変更された画素が含まれていることを表す前記更新情報を前記更新情報記憶部に保存すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像転送装置。
  6. 前記画像情報が変更された画素が含まれていることを表す前記更新情報が保存された前記ブロックを前記更新情報記憶部から取得することにより、前記画像情報が変更された画素が含まれている前記ブロックを検出する検出部をさらに備え、
    前記圧縮部は、検出された前記ブロックに対応する前記画像情報を前記画像記憶部から読み出し、読み出した前記画像情報を前記ブロックごとに圧縮すること、
    を特徴とする請求項5に記載の画像転送装置。
  7. 前記アドレス算出部は、前記画面に含まれる8画素×8画素の矩形領域である前記ブロックのそれぞれについて、前記ブロック内の各画素に対して、前記画像記憶部の連続するアドレスを算出し、
    前記圧縮部は、読み出した前記画像情報をJPEG(Joint Photographic Expert Group)方式で圧縮すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像転送装置。
  8. ネットワークを介して接続された端末装置に画像情報を転送する画像転送装置における画像転送方法であって、
    前記画像転送装置は、前記端末装置に表示する画面の前記画像情報を記憶可能な画像記憶部を備え、
    アドレス算出部、前記画面に含まれる予め定められた大きさの矩形領域であるブロックのそれぞれについて、前記ブロック内の水平または垂直の方向である第1方向に隣接する各画素を含むラインに対し、前記ライン内の画素間で前記第1方向に連続し、かつ、隣接するライン間で連続し、かつ、前記第1方向に対して垂直の方向である第2方向に隣接する前記ブロック間で連続する前記画像記憶部のアドレスを算出するアドレス算出ステップと、
    保存部、算出した前記アドレスに基づいて前記画像情報を前記画像記憶部に保存する保存ステップと、
    圧縮部、前記ブロックごとに前記画像情報を前記画像記憶部から読み出し、読み出した前記画像情報を圧縮する圧縮ステップと、
    転送部、圧縮した前記画像情報を前記端末装置に転送する転送ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像転送方法。
  9. ネットワークを介して接続された端末装置に画像情報を転送する画像転送装置における画像転送プログラムであって、
    前記画像転送装置は、前記端末装置に表示する画面の前記画像情報を記憶可能な画像記憶部を備え、
    前記画面に含まれる予め定められた大きさの矩形領域であるブロックのそれぞれについて、前記ブロック内の水平または垂直の方向である第1方向に隣接する各画素を含むラインに対し、前記ライン内の画素間で前記第1方向に連続し、かつ、隣接するライン間で連続し、かつ、前記第1方向に対して垂直の方向である第2方向に隣接する前記ブロック間で連続する前記画像記憶部のアドレスを算出するアドレス算出手順と、
    算出した前記アドレスに基づいて前記画像情報を前記画像記憶部に保存する保存手順と、
    前記ブロックごとに前記画像情報を前記画像記憶部から読み出し、読み出した前記画像情報を圧縮する圧縮手順と、
    圧縮した前記画像情報を前記端末装置に転送する転送手順と、
    をコンピュータに実行させる画像転送プログラム。
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