JP4594633B2 - 温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路 - Google Patents

温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路 Download PDF

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本発明は、各種電子回路の動作の安全を確保するため、所定温度以上となったときに回路動作を強制的に中断させるための熱遮断回路に関し、特に熱遮断動作の安定を図るための構成に関する。
図4には、従来の熱遮断回路として、CMOS集積回路に組み込むことができ、かつ精度の高い熱遮断温度を設定できるものの構成(例えば特開平10−270647号公報)が示されている。この熱遮断回路は、大別すると、熱遮断出力部1と、カレントミラー部2及び電流発生部3を有する電流源4とから構成され、上記熱遮断出力部1は、NMOSトランジスタM1,M2、PNPバイポーラトランジスタQ1,Q2及び第1抵抗(値)R1からなり、上記カレントミラー部2は、PMOSトランジスタM3,M4,M5,M6からなり、上記電流発生部3は、NMOSトランジスタM7,M8、PNPバイポーラトランジスタQ3及び第2抵抗(値)R2からなる。
このような熱遮断回路において、上記のNMOSトランジスタM1とM2のそれぞれのサイズを同じとし、上記のPMOSトランジスタM3〜M6のそれぞれのサイズを同じとし、NMOSトランジスタM7とM8のサイズを同じとした場合の動作を説明する。対象回路の温度が、次の数式1の所定の温度以下となるとき、上記NMOSトランジスタM1のゲートソース間電圧をVgs1とし、他方のトランジスタM2のゲートソース間電圧をVgs2とすると、Vgs1<Vgs2となり、トランジスタM1は非導通状態であるため出力電圧Voは所定の高電圧を出力し、熱遮断解除(回路動作通常)状態であることを示す。
[数1]
=(Rl/R2)×(q×Vbe)/(K×lnN)
但し、qは単位電荷、VbeはPNPバイポーラトランジスタQ3のベースエミッタ間電圧、Kはボルツマン定数、lnは自然対数記号、NはPNPバイポーラトランジスタQ2のエミッタ面積を1とした場合のPNPバイポーラトランジスタQ1のエミッタ面積の倍率(Q1の面積/Q2の面積)である(以下の数式でも同様となる)。
回路温度の上昇に伴い、上記のVgs1とVgs2の差が小さくなり、数式1で示す温度Tまで上昇すると、Vgs1=Vgs2となる。このとき、NMOSトランジスタM1が導通して出力電圧Voは所定の低電圧を出力し、熱遮断(回路動作中断)状態であることを示す。そして、図5の回路は、上記数式1から分かるように、抵抗R1とR2の比とPNPバイポーラトランジスタQ1のPNPバイポーラトランジスタQ2に対するエミッタ面積比Nを適宜に選択することにより、所望の熱遮断温度を設定することができる。また、これらの熱遮断温度を決めるパラメータは、集積回路製造プロセスにより高精度に製造できるので、正確な熱遮断温度を設定することが可能となる。
特開平10−270647号公報
しかしながら、上記従来の熱遮断回路では、回路温度が上昇した場合の熱遮断温度とこの熱遮断温度から下降した場合の熱遮断解除温度が上記数式1で表される温度Tに等しくなっているため、回路温度がTまで上昇して熱遮断状態に切り替わった後、その温度が下降し始めると、直に温度Tまで下がり熱遮断解除状態に切り替わる。一方、熱遮断解除状態に切り替わった後、回路温度が上昇し始めると直に温度Tまで上がって熱遮断状態に切り替わる。このような熱遮断と熱遮断解除が短い周期で繰り返されると、動作が不安定となって対象となる回路が確実に遮断されない場合があり、この場合には、半動作状態の維持の結果、電力出力回路で負荷を破壊してしまう可能性がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、CMOS集積回路を利用した高精度の回路において、熱遮断温度と熱遮断解除温度とに差、即ちヒステリシスを持たせることにより、安定した動作を確保することができる温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路は、遮断及びその解除のための電圧を出力する出力トランジスタ、及びこの出力トランジスタに接続された第1抵抗を有する熱遮断出力部と、電流発生用の第2抵抗を有し、上記熱遮断出力部に電流を流す電流源とを備え、上記第1抵抗と上記第2抵抗の比により熱遮断温度を設定する熱遮断回路において、上記熱遮断出力部の出力電圧を増幅する増幅部と、並列接続された第3抵抗及びMOSトランジスタスイッチを上記第2抵抗に対し直列に接続したヒステリシス部と、を設け上記ヒステリシス部のMOSトランジスタスイッチのゲートに上記増幅部の出力を接続し、この増幅部の出力により上記MOSトランジスタスイッチを開閉することにより、熱遮断とその解除の検出温度にヒステリシスを持たせたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、熱遮断及びその解除のための電圧を出力する出力トランジスタ、及びこの出力トランジスタに接続された第1抵抗を有する熱遮断出力部と、電流発生用の第2抵抗を有し、上記熱遮断出力部に電流を流す電流源とを備え、上記第1抵抗と上記第2抵抗の比により熱遮断温度を設定する熱遮断回路において、上記熱遮断出力部の出力電圧を増幅する増幅部と、直列接続された第4抵抗及びMOSトランジスタスイッチを上記第1抵抗に対し並列に接続したヒステリシス部と、を設け、上記ヒステリシス部のMOSトランジスタスイッチのゲートに上記増幅部の出力を接続し、この増幅部の出力により上記MOSトランジスタスイッチを開閉することにより、熱遮断とその解除の検出温度にヒステリシスを持たせたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記熱遮断出力部の出力トランジスタは、2つのMOSトランジスタのゲート同士を接続し、かつ一方のMOSトランジスタをダイオード接続してなることを特徴とする。
上記の構成によれば、ヒステリシス部によって、電流源(電流発生部では第2抵抗R2のみの場合とこの第2抵抗R2に第3抵抗R3を直列接続した場合とが切り替えられ、これによって上記数式1の熱遮断温度Tに対し、次の数式2の熱遮断解除温度Tが設定される。
[数2]
={Rl/(R2+R3)}×(q×Vbe)/(K×lnN)
この数式2から分かるように、熱遮断解除温度Tは、上記数式1で求められる熱遮断温度Tよりも低くなり(T>T)、ヒステリシスを持った異なる温度で熱遮断(回路動作中断)と熱遮断解除(回路動作復帰)の動作が良好に行われることになる。即ち、温度検出部からは、所定の温度Tを検出したとき所定の低電圧が熱遮断信号として出力され、熱遮断状態に移行後、Tよりも低い温度Tに達したとき所定の高電圧が熱遮断解除信号として出力される。
また、請求項の場合は、ヒステリシス部によって、熱遮断出力部では第1抵抗R1のみの場合とこの第1抵抗R1に第4抵抗R4を並列接続した場合とが切り替えられ、これによって上記数式1の熱遮断温度Tに対し、次の数式3の熱遮断解除温度Tが設定される。
[数3]
=[{R1×R4/(R1+R4)}/R2]×(q×Vbe)/(K×lnN)
この場合も、上記数式3から分かるように、熱遮断解除温度Tは上記数式1で求められる熱遮断温度Tよりも低くなり(T>T)、ヒステリシスを持った異なる温度で熱遮断と熱遮断解除の動作が良好に行われる。
本発明によれば、熱遮断温度と熱遮断解除温度とに差のあるヒステリシス特性が設定されるので、熱遮断とその解除の安定した動作を確保することができ、またCMOS集積回路で構成することができる精度の高い熱遮断回路を得ることが可能となる。
図1には、本発明の実施例に係る熱遮断回路の概略構成が示されており、図示されるように、回路の温度が検出温度になったとき、熱遮断及びその解除のための所定の電圧を出力する温度検出部14、この温度検出部14の出力電圧を増幅する増幅部15(25)、及びこの増幅部15(25)の出力に基づき、上記温度検出部14内の抵抗値を変更して検出温度(T,T,T)を切り替えるヒステリシス部16(26)が設けられる。このヒステリシス部16(26)としては、実施例1のように、温度検出部14内の電流発生部の第2抵抗に関する抵抗値を切り替える構成、実施例2のように、温度検出部14内の熱遮断出力部の第1抵抗に関する抵抗値を切り替える構成を採用することができる。
には、実施例1に係る熱遮断回路の構成が示されており、この実施例1の基本的な構成は、図の回路と同様となる。即ち、温度検出部14は、熱遮断出力部1と、カレントミラー部2及び電流発生部3を有する電流源4とから構成され、上記熱遮断出力部1は、NMOSトランジスタM1,M2、PNPバイポーラトランジスタQ1,Q2及び第1抵抗(値)R1からなり、上記カレントミラー部2は、PMOSトランジスタM3〜M6からなり、上記電流発生部3は、NMOSのトランジスタM7,M8、PNPバイポーラトランジスタQ3及び第2抵抗(値)R2からなる。
そして、上記熱遮断出力部1の出力電圧Voを入力するように増幅部15が接続され、この増幅部15は2段の反転増幅器X1,X2から構成される。また、この増幅部15の出力(VX2)をゲートに入力するNMOSトランジスタスイッチM9と第3抵抗(値)R3を並列接続したヒステリシス部16が設けられ、このヒステリシス部16は、電流発生部3の電流発生用の第2抵抗R2とグランド線の間(M8とR2の間でもよい)に直列に接続される。これにより、ヒステリシス部16では、NMOSトランジスタスイッチM9が第2抵抗R2に対する第3抵抗R3の直列接続の切替えを行うことになる。
実施例1は以上の構成からなり、上記温度検出部14の各トランジスタM1〜M8において、M1とM2のサイズを同一、M3〜M6のサイズを同一、M7とM8のサイズを同一とした場合、回路温度が熱遮断のための検出温度T以下ではVgs1(トランジスタM1のゲートソース間電圧)<Vgs2(トランジスタM2のゲートソース間電圧)となって、トランジスタM1が非導通状態であるため出力電圧Voは所定の高電圧となり、この検出温度Tを超えると、Vgs1=Vgs2となって、トランジスタM1が導通状態となるため出力電圧Voは所定の低電圧となる。
そして、この出力電圧Voは増幅部15で2段増幅され、増幅された電圧VX2がヒステリス部16へ供給される。即ち、ヒステリシス部16のトランジスタM9をNMOSトランジスタで構成する場合、論理的には増幅部15は不要であるが、温度Tを超えてからの温度に対する電圧Voの変化の傾きは小さく、コンピュータシミュレーションの結果によると、−330mV/℃程度の値である。そのため、例えば電源電圧12Vで回路を動作させた場合、温度Tを超えてから電圧Voが負側の電源電圧とほぼ等しい値になるまでに、およそ36℃(≒12/0.33)の温度上昇を要する。そこで、熱遮断回路の出力を正側の電源電圧にほぼ等しい高電圧と負側の電源電圧にほぼ等しい低電圧との2値で出力するため、温度検出部14の出力を増幅部15で電圧増幅する。この増幅部15の反転増幅器X1,X2は、例えばソース接地増幅回路等で構成することができる。
次に、ヒステリシス部16では、増幅部15の出力電圧VX2がNMOSトランジスタスイッチM9のゲートに入力されており、これによってNMOSトランジスタスイッチM9を開閉制御している。即ち、熱遮断のための検出温度T以下では、上述のように出力電圧Voは所定の高電圧を出力し(M1:非導通状態)、増幅部15の出力電圧VX2は、正側の電源電圧にほほ等しい値となる。このとき、NMOSトランジスタスイッチM9はオン状態であるため、第3抵抗R3の両端は短絡されている。従って、上記数式1の温度T=(Rl/R2)×(q×Vbe)/(K×lnN)を超えると、温度検出部14の出力(電圧Vo)には所定の低電圧が熱遮断信号(M1:導通状態)として出力される。これと同時に、増幅部15の出力は、負側の電源電圧にほぼ等しい値となり、NMOSトランジスタスイッチM9はオフ状態になる。
そうすると、電流発生部3の電流発生用の第2抵抗R2は、ヒステリシス部16の第3抵抗R3と直列接続された状態となり、熱遮断解除の検出温度が、上記Tよりも低い上記数式2の温度T={Rl/(R2+R3)}×(q×Vbe)/(K×lnN)に変わる。そして、熱遮断状態に移行後、回路温度が低下して検出温度Tになって、Vgs1<Vgs2となると、トランジスタM1が導通状態から非導通状態へ変わり、温度検出部14の出力(電圧Vo)には所定の高電圧が熱遮断解除信号として出力される。
以上のようにして、実施例1の熱遮断回路では、温度ヒステリシス特性が付加されることになり、このヒステリシスにおける熱遮断温度Tと熱遮断解除温度Tの差T−Tは、次の数式4のようになる。
[数4]
−T=(R1×R3)/{Rl/(R2+R3)}×(q×Vbe)/(K×lnN)
図3には、実施例2に係る熱遮断回路の構成が示されており、この実施例2は熱遮断出力部の第1抵抗に関する抵抗値を切り替えるもので、その基本的な構成は実施例1の回路と同様となる。図に示されるように、実施例2では、上記熱遮断出力部1の出力電圧Voを入力するように増幅部25が接続され、この増幅部25は反転増幅器X1から構成される。また、この増幅部25の出力(VX1)をゲートに入力するNMOSトランジスタスイッチM10と第4抵抗R4を直列接続したヒステリシス部26が設けられ、このヒステリシス部26は、熱遮断出力部1の熱遮断温度設定用の第1抵抗R1と並列に接続される。これにより、ヒステリシス部26では、NMOSトランジスタスイッチM10が第1抵抗R1に対する第4抵抗R4の並列接続の切替えを行うことになる。
実施例2は以上の構成からなり、上記増幅部25では温度検出部1の出力電圧Voが増幅され、正側の電源電圧にほぼ等しい高電圧と負側の電源電圧にほぼ等しい低電圧の2値が電圧VX1としてヒステリス部26へ供給される。このヒステリシス部26では、上記出力電圧VX1がNMOSトランジスタスイッチM10のゲートに入力されており、これによってNMOSトランジスタスイッチM10が開閉制御される。即ち、熱遮断のための検出温度T以下では、出力電圧Voは所定の高電圧を出力し(M1:非導通状態)、増幅部25の出力電圧VX1は、反転増幅器X1のみで構成されるので、負側の電源電圧にほほ等しい値となる。このとき、NMOSトランジスタスイッチM10はオフ状態であるため、ヒステリシス部26の両端は開放される。従って、上記温度Tを超えると、温度検出部14の出力(電圧Vo)には所定の低電圧が熱遮断信号(M1:導通状態)として出力される。これと同時に、増幅部25の出力は、正側の電源電圧にほぼ等しい値となり、NMOSトランジスタスイッチM10はオン状態になる。
そうすると、熱遮断出力部1の第1抵抗R1は、ヒステリシス部26の第4抵抗R4と並列接続された状態となり、熱遮断解除の検出温度が、上記Tよりも低い上記数式3の温度T=[{Rl×R4/(R1+R4)}/R2]×(q×Vbe)/(K×lnN)に変わる。そして、熱遮断状態に移行後、回路温度が低下し、検出温度Tとなって、Vgs1<Vgs2となると、NMOSトランジスタM1が導通状態から非導通状態へ変わり、温度検出部14の出力(電圧Vo)には所定の高電圧が熱遮断解除信号として出力される。
以上のようにして、実施例2の熱遮断回路でも、温度ヒステリシス特性が付加されることになり、このヒステリシスにおける熱遮断温度Tと熱遮断解除温度Tの幅T−Tは、次の数式5のようになる。
[数5]
−T=(R1)/{R2×(R1+R4)}×(q×Vbe)/(K×lnN)
なお、本発明は上記実施例1及び2の構成に限定されず、上記熱遮断回路1にて第1抵抗R1とは異なる構成の熱遮断温度設定用抵抗を用いる場合や、電流発生部3にて第2抵抗R2とは異なる構成の電流発生用抵抗を用いる場合でも、これらの抵抗値をヒステリシス部で切り替えることにより、熱遮断とその解除のための検出温度にヒステリシスを持たせることが可能である。
本発明の実施例に係る温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路の概略構成を示すブロック図である。 実施例1の熱遮断回路の構成を示す回路図である。 実施例2の熱遮断回路の構成を示す回路図である。 従来の熱遮断回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
1…熱遮断出力部、 2…カレントミラー部、
3…電流発生部、 4…電流源、
14…温度検出部、 15,25…増幅部、
16,26…ヒステリシス部、
M1,M2,M7,M8…NMOSトランジスタ、
M3〜M6…PMOSトランジスタ、
M9,M10…NMOSトランジスタスイッチ、
Q1〜Q3…PNPバイポーラトランジスタ、
R1〜R4…第1〜第4抵抗。

Claims (3)

  1. 遮断及びその解除のための電圧を出力する出力トランジスタ、及びこの出力トランジスタに接続された第1抵抗を有する熱遮断出力部と、
    電流発生用の第2抵抗を有し、上記熱遮断出力部に電流を流す電流源とを備え、
    上記第1抵抗と上記第2抵抗の比により熱遮断温度を設定する熱遮断回路において、
    上記熱遮断出力部の出力電圧を増幅する増幅部と、
    並列接続された第3抵抗及びMOSトランジスタスイッチを上記第2抵抗に対し直列に接続したヒステリシス部と、を設け
    上記ヒステリシス部のMOSトランジスタスイッチのゲートに上記増幅部の出力を接続し、この増幅部の出力により上記MOSトランジスタスイッチを開閉することにより、熱遮断とその解除の検出温度にヒステリシスを持たせたことを特徴とする温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路。
  2. 熱遮断及びその解除のための電圧を出力する出力トランジスタ、及びこの出力トランジスタに接続された第1抵抗を有する熱遮断出力部と、
    電流発生用の第2抵抗を有し、上記熱遮断出力部に電流を流す電流源とを備え、
    上記第1抵抗と上記第2抵抗の比により熱遮断温度を設定する熱遮断回路において、
    上記熱遮断出力部の出力電圧を増幅する増幅部と、
    直列接続された第4抵抗及びMOSトランジスタスイッチを上記第1抵抗に対し並列に接続したヒステリシス部と、を設け、
    上記ヒステリシス部のMOSトランジスタスイッチのゲートに上記増幅部の出力を接続し、この増幅部の出力により上記MOSトランジスタスイッチを開閉することにより、熱遮断とその解除の検出温度にヒステリシスを持たせたことを特徴とする温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路。
  3. 上記熱遮断出力部の出力トランジスタは、2つのMOSトランジスタのゲート同士を接続し、かつ一方のMOSトランジスタをダイオード接続してなることを特徴とする請求項1又は2記載の温度ヒステリシス機能付き熱遮断回路。
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