JP4593250B2 - 負荷駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等の負荷を駆動制御する負荷駆動制御装置に関するものである。
モータ等の負荷を駆動制御する負荷駆動制御装置として、例えば、下記特許文献1に開示される「モータ駆動システムの過負荷保護装置」がある。この種の負荷駆動制御装置では、通常、モータ等の負荷を駆動する駆動回路に、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という。)等の制御装置を備えた駆動制御部を設けることによって、当該制御装置により、例えば、モータ等の負荷に供給する電力を制御したり、またモータやそれを駆動するトランジスタ等の発熱状態を監視してモータやトランジスタ等の破損を防止している。なお、トランジスタ等は、例えば、モータのロックによる過剰な負荷が発生したり、モータやトランジスタの冷却が充分に行われなかった場合に予定外に発熱し得る。
これに対し、マイコン等の制御装置を備えることのない、比較的廉価な駆動回路を備えた負荷駆動制御装置がある。例えば、図8に示す車両用の空気調和装置100では、主に、モータM等の負荷RLに駆動電力を供給可能なトランジスタTrと、このトランジスタTrによる駆動電力の供給状態に従い上昇し得るトランジスタTrまたは負荷RLの温度が所定温度以上の場合、トランジスタTrによる駆動電力の供給を制限し得るサーミスタThと、により構成される駆動回路部110を備え、この駆動回路部110は、これとは別個に構成されるエアコンECU120によって制御されている。なお「ECU」とは、電子制御ユニット(Electronic Control Unit)のことである。
即ち、送風ユニット100Aに、送風ファンのモータMとこのモータMを駆動する駆動回路部110とを備え、制御ユニット100Bに、エアコンECU120とこのエアコンECU120に制御される操作パネル130とを備える。これにより、送風ユニット100Aの構成を簡素にする一方で、制御ユニット100BのエアコンECU120に駆動回路部110も制御させることで、駆動回路部110にマイコン等を搭載する必要をなくしてその分、廉価な構成を可能にしている。
具体的には、送風ユニット100Aの駆動回路部110は、バッテリBatt から供給される駆動電力をモータMに供給可能に端子Ta、Tbを介して、トランジスタTrのドレイン−ソースをモータMとアースとの間に接続するとともに、エアコンECU120から出力される制御電圧を端子Tdを介してサーミスタTh経由でトランジスタTrのゲートに印加可能に接続する。また、モータMの負側の印加電圧VM(-) を抵抗Rcを介して端子TcからエアコンECU120に出力可能に構成している。なお、トランジスタTrのドレイン−ゲート間に接続されているコンデンサCは、トランジスタTrの異常発振を防止するためのものである。また、トランジスタTrのゲートとアースとの間に接続されている抵抗Rdは、サーミスタThの抵抗値が大きくなった場合におけるトランジスタTrのゲート電圧をトランジスタTrがオフ状態になり得る程度に低く設定するものである。
一方、制御ユニット100BのエアコンECU120は、CPUやメモリ装置等を中心に、コンパレータとして機能するオペアンプOPや抵抗Ra,Rb等により構成されており、CPUに内蔵される入出力インタフェースを介して制御ユニット100Bの操作パネル130に、またCPUに内蔵されるD/Aコンバータを介してオペアンプOPの反転入力端子に、それぞれ接続されている。また、抵抗Ra、Rbは、抵抗Rcを介して送風ユニット100Aから入力されるモータMの印加電圧VM(-) を分圧可能に直列接続されるとともに、当該分圧をオペアンプOPの非反転入力端子に入力可能にしている。
これにより、操作パネル130の入力装置から入力される設定情報や温度情報に基づいて現在の温度設定状態や車室内の温度等を操作パネル130の表示装置に出力したり、車室内の温度が設定温度になるまで必要な風量で送風ファンのモータM(負荷RL)が回転するようにオペアンプOPに目標指令電圧相当を出力する。するとオペアンプOPでは、モータMの印加電圧VM(-) がCPUから入力される目標指令電圧相当を維持するようにトランジスタTrのゲートに印加される制御電圧を増減させる制御を行うため、モータMの駆動制御が可能となる。
ところで、図8に示すように、送風ユニット100Aの駆動回路部110には、サーミスタThが設けられている。このサーミスタThは、前述したように、オペアンプOPの出力を受ける端子TdとトランジスタTrのゲートとの間に直列に介在し、また機械的には、図9に示すように、トランジスタTrのパッケージに接触可能にアッセンブリされている。なお、この図9には、駆動回路部110の断面図が図示されており、ハウジング110a内に収容されたプリント基板110bにトランジスタTrやサーミスタTh等がアッセンブリされている様子、トランジスタTrがヒートシンクHsにネジSkにより取付固定されている様子や、ハウジング110aと一体に成形されているコネクタCN内に、端子Ta,Tb,Tc,Tdが設けられている様子等が示されている。
このように、負荷の駆動回路を比較的廉価に構成する場合には、一般に、負荷(モータM)に駆動電力を供給するトランジスタ(Tr)や負荷自体の温度をサーミスタ(Th)により検出することによって、トランジスタ(Tr)による駆動電力の供給を検出温度の上昇に伴い制限し得るように構成する。これにより、マイコンのような制御装置を駆動回路(駆動回路部110)に持たせることなく、簡易にトランジスタ(Tr)や負荷(モータM)の保護を可能にしている。
特開2003−143750号公報(図1、図7)
しかしながら、図8および図9に示すように、負荷駆動制御装置における負荷の駆動回路を比較的廉価に構成しようとすると、サーミスタThによりトランジスタTrのゲート電圧を制御するといった簡易な温度保障回路を構成せざるを得ない一方で、そのサーミスタThは、図9に示すように発熱対象となるトランジスタTrのパッケージに接触可能にアッセンブリしたとしても、熱源となるトランジスタTrの半導体チップ自体は当該パッケージの内部に収容されている。そのため、トランジスタTrのチップから発生した熱がサーミスタThに伝達されるまでには必ず熱時定数によるタイムラグが発生してしまう。また、サーミスタThは、外気に直接接触していることから、トランジスタTrのパッケージ内部に収容されたそのチップに比べると、暖まり難く冷めやすい。
これらの要因から、サーミスタThによりトランジスタTrのゲート電圧を制御するといった簡易な温度保障回路では、サーミスタThによる制御によってトランジスタTrのオンオフを繰り返すうちに、例えば図10に示すように、発熱温度が徐々に上昇してやがてトランジスタTrの動作保証温度Tgを超えてしまう場合が生じ得るという技術的な課題がある(図10に示す一点鎖線楕円α内)。なお、図10では、例えば、モータMに過剰な負荷がかかった状態(以下「過負荷状態」という)でトランジスタTrの温度が上昇し、サーミスタThによるゲート電圧の制御によりトランジスタTrがオンオフを繰り返すうちに、トランジスタTrのチップ温度が階段状に上昇していく様子を示している。このときエアコンECU120では、サーミスタThによる温度情報を把握していないため、モータMの負荷状態にかかわらず駆動回路部110に対して制御指令として出力指令を出力し続けている。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、比較的廉価な構成で、駆動電力の供給状態に従い温度上昇し得るトランジスタを当該温度から保護し得る負荷駆動制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1の負荷駆動制御装置では、負荷[RL]に駆動電力を供給可能なトランジスタ[Tr]、および、前記トランジスタ[Tr]による前記駆動電力の供給状態に従い上昇し得る前記トランジスタ[Tr]または前記負荷[RL]の温度が所定温度以上の場合、前記トランジスタ[Tr]による前記駆動電力の供給を制限し得るサーミスタ[Th]、を含んで構成される駆動部[21、31、41]と、前記駆動電力が前記負荷に供給されているか否かを示す電力供給情報を取得し得る電力供給情報取得手段[22a、32a、Rd、42a、Th]と、前記駆動部[21、31、41]と別個に設けられ、前記負荷[RL]以外の制御対象[23]について制御を行い得るとともに、前記電力供給情報に基づいて前記トランジスタ[Tr]による前記駆動電力の供給を制御可能な制御信号を前記トランジスタ[Tr]に出力し得る制御部[22、32、42]と、前記負荷に対する印加電圧または供給電流の目標値を変更する目標値変更部[23]と、を備え、前記制御部[22、32、42]は、前記電力供給情報に基づいて、前記駆動電力が前記負荷[RL]に供給されていない時間[t]が所定時間[Y]として前記負荷の応答遅れ時間の最大値を超えていると判断した回数[N]をカウントし[S104]、この回数[N]が、前記トランジスタの温度が前記所定温度以上で前記トランジスタの動作保証温度以下になる所定数[X]以上になった場合[S109:Yes]、前記トランジスタ[Tr]による前記駆動電力の供給を中止し[S110]、前記目標値変更部[23]により前記目標値が変更された場合にカウンタをクリアすることを技術的特徴とする。
なお、[ ]内の数字等は、[発明を実施するための最良の形態]の欄で説明する符号に対応し得るものである(以下同じ)。
特許請求の範囲に記載の請求項2の負荷駆動制御装置では、請求項1記載の負荷駆動制御装置において、前記電力供給情報は、前記負荷[RL]に対する印加電圧[VM(-)]であることを技術的特徴とする。
特許請求の範囲に記載の請求項3の負荷駆動制御装置では、請求項1記載の負荷駆動制御装置において、前記電力供給情報は、前記負荷[RL]に対する供給電流[IM]であることを技術的特徴とする。
特許請求の範囲に記載の請求項4の負荷駆動制御装置では、請求項1記載の負荷駆動制御装置において、前記電力供給情報は、前記負荷[RL]または前記トランジスタ[Tr]の温度であることを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、制御部[22、32、42]は、電力供給情報に基づいて、駆動電力が負荷[RL]に供給されていない時間[t]が所定時間[Y]として負荷の応答遅れ時間の最大値を超えていると判断した回数[N]をカウントしている[S104]。これにより、駆動電力が負荷[RL]に供給されていない時間[t]が所定時間[Y]以下の場合には、カウントされないので[S103:No]、負荷[RL]の応答遅れ等を除外して正確に回数[N]をカウントすることができる。
そして、この回数[N]が、トランジスタの温度が所定温度以上でトランジスタの動作保証温度以下になる所定数[X]以上になった場合[S109:Yes]、トランジスタ[Tr]による駆動電力の供給を中止する[S110]。即ち、トランジスタ[Tr]または負荷[RL]の温度が所定温度以上になりトランジスタ[Tr]による駆動電力の供給をサーミスタ[Th]により制限されている時間が[t]、所定時間[Y]と所定数[X]との積により得られる積算時間(Y×X)に達していることになるので、負荷[RL]に異常が発生したと判断してトランジスタ[Tr]による駆動電力の供給を中止する[S110]。
これにより、駆動部[21、31、41]が、負荷[RL]に駆動電力を供給可能なトランジスタ[Tr]、および、トランジスタ[Tr]による駆動電力の供給状態に従い上昇し得るトランジスタ[Tr]の温度が所定温度以上の場合、トランジスタ[Tr]による駆動電力の供給を制限し得るサーミスタ[Th]を含んで構成される、比較的廉価なものであっても、負荷[RL]以外の制御対象[23]について制御を行い得る制御部[22、32、42]によって負荷[RL]に異常が発生したと判断される場合には[S109:Yes]、トランジスタ[Tr]による駆動電力の供給を中止するように制御部[22、32、42]が駆動部[21、31、41]を制御する[S110]。したがって、比較的廉価な構成で、駆動電力の供給状態に従い温度上昇し得るトランジスタ[Tr]を当該温度から保護することができる。
また、制御部[22、32、42]は、目標値変更部[23]により負荷に対する印加電圧または供給電流の目標値が変更された場合にカウンタをクリアする
請求項2の発明では、電力供給情報は、負荷[RL]に対する印加電圧[VM(-)]であることから、当該印加電圧[VM(-)]を検出可能な電力供給情報取得手段[22a]により電力供給情報を取得することができる。
請求項3の発明では、電力供給情報は、負荷[RL]に対する供給電流[IM]であることから、当該供給電流[IM]を検出可能な電力供給情報取得手段[32a、Rd]により電力供給情報を取得することができる。
請求項4の発明では、電力供給情報は、負荷[RL]またはトランジスタ[Tr]の温度であることから、当該温度に関する情報を検出可能な電力供給情報取得手段[42a、Th]により電力供給情報を取得することができる。
以下、本発明の負荷駆動制御装置の実施形態について図を参照して説明する。以下説明する第1実施形態〜第3実施形態は、本発明の負荷駆動制御装置を車両用の空気調和装置に適用したもので、負荷RLとして送風ユニットのモータMを駆動制御するものである。
[第1実施形態]
図1に示すように、空気調和装置20は、送風ユニット20Aと制御ユニット20Bとからなり、それぞれ別体に構成されている。送風ユニット20Aは、駆動回路部21を備えている。この駆動回路部21は、[背景技術]の欄で図8を参照して説明した空気調和装置100を構成する送風ユニット100Aの駆動回路部110とほぼ同様に構成されており、またトランジスタTrとサーミスタThとの取付位置の関係も図9を参照した説明した駆動回路部110のものとほぼ同様に構成されている。なお、このサーミスタThは、負荷RLとしてのモータMの温度を検出可能に、例えば、モータMのハウジングに取り付けても良い。
駆動回路部21は、NチャネルMOS型のトランジスタTrによりモータMに印加されるモータ電圧VMを制御し得るもので、具体的には、モータMの一端子(マイナス側端子)が接続され得る端子TaにトランジスタTrのドレイン端子が接続され、アース端子が接続され得る端子TbにトランジスタTrのソース端子が接続され、制御電圧が印加され得る端子TdにサーミスタThを介してトランジスタTrのゲート端子が接続されている。この端子Tdとゲート端子との間に直列に接続されるサーミスタThは、温度の上昇に伴って抵抗値が増加し温度の下降に伴って抵抗値が減少する「正特性」を有する。
なお、モータMの他端子(プラス側端子)にはバッテリBatt のプラス端子が接続され、アース端子にはバッテリBatt のマイナス端子が接続されている。また、トランジスタTrのドレイン−ゲート間には、発振防止用のコンデンサCが接続されている。さらに、トランジスタTrのゲートとアースとの間に接続されている抵抗Rdは、サーミスタThの抵抗値が大きくなった場合におけるトランジスタTrのゲート電圧をトランジスタTrがオフ状態になり得る程度に低く設定するものである。またさらに、モータMのマイナス側端子の印加電圧VM(-) は、抵抗Rcを介して端子Tcから出力可能に構成されているため、次述する制御ユニット20BのエアコンECU22ではこの端子Tcから出力される電圧に基づいて印加電圧VM(-) を監視することが可能となる。このようにモータMのマイナス側端子の印加電圧VM(-) を制御するものをLoサイド駆動といい、図1に示す例とは逆に、モータMのプラス側端子の印加電圧VM(+) を制御するものをHiサイド駆動という。
制御ユニット20Bは、エアコンECU22と操作パネル23を備えている。エアコンECU22は、CPUやメモリ装置等を中心に、電圧検出部22aや出力ドライバ22b等により構成されており、CPUに内蔵される入出力インタフェースを介して操作パネル23がCPUに接続されている。一方、操作パネル23は、当該車両の乗員の操作により入力装置から入力される設定情報や、車室内に設けられた図略の温度センサから入力される温度情報をエアコンECU22のCPUに出力したり、エアコンECU22のCPUから入力される表示データに基づいて現在の温度設定状態や車室内の温度等を操作パネル23の表示装置に出力可能に構成されている。このようにエアコンECU22は、モータM以外の制御対象についても制御を行っている。
電圧検出部22aは、駆動回路部21の端子Tcから入力される印加電圧VM(-) に関する電圧情報(電力供給情報)を取得してCPUに出力し得る電力供給情報取得手段で、例えば、端子Tcから入力される電圧をアース電位との間で分圧可能な抵抗や、端子Tcから入力されるアナログ電圧を所定ビット数のディジタルデータに変換可能なA/Dコンバータにより実現されている。
一方、出力ドライバ22bは、後述するように、CPUから入力される目標電圧指令値に従いトランジスタTrに印加される制御電圧を駆動回路部21の端子Tdに出力し得るように構成されており、例えば、NPN型のバイポーラトランジスタにより実現されている。なお、出力ドライバ22bは、PNP型のバイポーラトランジスタや、N型やP型ののMOSトランジスタで構成しても良い。
次に、このように構成される制御ユニット20BのエアコンECU22により実行される異常判定処理等の流れを図2〜図4に基づいて説明する。なお、この異常判定処理は、具体的には、エアコンECU22の図略のメモリ装置に格納される異常判定プログラムをCPUが実行することにより処理されるもので、例えば、タイマ割込み等によって所定時間ごとに繰り返し実行されるものである。
図2に示すように、まず異常判定処理では、ステップS101によりモータMが通電状態であるか否かの判断処理が行われる。即ち、送風ユニット20Aの駆動回路部21から電圧検出部22aを介して入力される印加電圧VM(-) に関する電圧情報(電力供給情報)に基づいて、印加電圧VM(-) がモータMに供給、つまり通電されているか否かを判断する。そして、モータMが通電状態であると判断されない場合には(S101:No)、ステップS102によりタイマtを加算する処理を行う。一方、ステップS101によりモータMが通電状態であると判断された場合には(S101:Yes)、正常であるので、続くステップS103に処理を移行する。
なお、このステップS102によるタイマtは、CPUから目標電圧指令値が出力されているにもかかわらず、モータMの印加電圧VM(-) として予定とする電圧を検出されない期間、つまりモータMの慣性による応答の遅れ(負荷応答の遅れ)や、サーミスタThによりトランジスタTrがオフ状態(遮断状態)に制御されてエアコンECU22による制御の不能(以下、これらを「負荷応答の遅れ等」という。)の期間を計時するものである。
次のステップS103では、タイマtが所定時間Yを超えているか否かを判断する処理が行われる。この所定時間Yは、モータMに通電されている場合(S101:Yes)において負荷応答の遅れが予定以上に遅れているか否かを判断するための基準値で、負荷RLの応答性を考慮した値、例えば、負荷RLについて予想される応答の遅れ(負荷応答の遅れ)時間の最大値が設定される。これにより、前回、モータMに通電されていない場合に(S101:No)、タイマtによりカウントされた時間が所定時間Yを超えているか否か、つまりタイマtにより計測した遅れ時間が予定している負荷応答の遅れ時間以上に遅れて今回、モータMの回転が始まっているか否かを判断することが可能となる。
即ち、今回のモータMの回転が、モータMの慣性による応答遅れの後に開始されたものか(S103:No)、またはサーミスタThの温度が低下しトランジスタTrのゲート電圧が上昇したことによってトランジスタTrがオン状態(通電状態)に移行したことにより開始されたものか(S103:Yes)を判断することができる。そして、サーミスタThによるトランジスタTrのオン制御による場合には(S103:Yes)、ステップS104に処理を移行してカウンタNにフラグBの値を加算する処理を行う。
これにより、タイマtによりカウントされた時間が所定時間Y以下の場合には、カウントされないので(S103:No)、例えば、モータM特有の慣性による負荷応答の遅れやその他ノイズ等によるタイマtのカウントを排除することが可能となる。このステップS104による処理の後は、ステップS105に処理を移行する。
一方、ステップS103によりタイマtが所定時間Yを超えていると判断されない場合には、ステップS105に処理を移行する。なお、カウンタNは、異常回数を数えるもので、またフラグBは負荷応答の遅れ等があるか否かを示すものである。フラグBは、負荷応答の遅れ等がない場合に「0」がセットされ、負荷応答の遅れ等がある場合に「1」がセットされるため、ステップS104では、カウンタNに対して、応答遅れがある場合にフラグBの値「1」が加算され、応答遅れがない場合にはフラグBの値「0」が加算される(つまり加算なし)。ステップS104の後は、ステップS105に処理を移行する。
ステップS105では、タイマtおよびフラグBをそれぞれゼロクリアする処理が行われる。つまり、ステップS103等による処理を行った場合には、原則として正常な通電がモータMに対して行われているので、このステップS105により応答性のタイマtや負荷応答の遅れ等の発生時にセットされるフラグBをそれぞれクリアする。
続くステップS107では、タイマtがゼロであるか否を判断する処理が行われる。即ち、応答性を判断するタイマtの値がゼロでない場合には(S107:No)、負荷応答の遅れ等が発生していることになるので、ステップS108に処理を移行して応答遅れ等の発生時のフラグBに「1」をセットしさらにステップS109に進む。一方、タイマtの値がゼロの場合には(S107:Yes)、負荷応答の遅れは発生していないため、続くステップS109に処理を移行する。
ステップS109では、異常回数を数えるカウンタNが所定回数X以上であるか否かを判断する処理が行われる。この所定回数Xは、駆動回路部21を含めた送風ユニット20Aが異常であるか否かを判断する基準値で、例えば3回に設定されている。ステップS109により、カウンタNが所定回数X以上であると判断される場合には(ステップS109:Yes)、サーミスタThによる制御によってトランジスタTrのオンオフを繰り返すうちに、例えば図10に示すように、発熱温度が徐々に上昇してやがてトランジスタTrの動作保証温度Tgを超えてしまう場合が生じ得るので(図10に示す一点鎖線楕円α内)、ステップS110に処理を移行してモータMへの駆動電力の供給を中止する処理を行う。具体的には、CPUから出力ドライバ22bに対して出力される目標電圧指令値をゼロにする。
一方、カウンタNが所定回数X以上であると判断されない場合には(ステップS109:No)、駆動電力がモータMに正常に供給されているので、ステップS110には移行することなく、一連の本異常判定処理を終了する。またステップS109の処理の後においれも、一連の本異常判定処理が終了する。なお、前述したように、本異常判定処理は、タイマ割込み等によって所定時間ごとに繰り返し実行されているので、タイマt、カウンタNおよびフラグBの値はそれぞれ保持されたまま再度ステップS101から上述した各処理が実行される。
これにより、図4に示すように、例えば、モータMがたとえ過負荷状態になっても、当該過負荷状態の期間において、トランジスタTrのチップ温度が上昇しサーミスタThによるトランジスタTrのオフ制御がされた回数(カウンタN)をカウントすることができるので(S104)、例えばこの図4の例ではこの回数(カウンタN)が3回以上になると(S109:Yes)、モータMへの駆動電力の供給を中止する(S110)。なお、サーミスタThがモータMのハウジングに取り付けられている場合には、カウンタNはモータMの温度が上昇しサーミスタThによるトランジスタTrのオフ制御がされた回数をカウントする。
ここで図4に示すタイマtの値t1、t2、t3は、いずれも所定時間Yよりも長く、また図4に示すトランジスタの制御状態は、エアコンECU22によるトランジスタTrの制御が可能な期間を「制御可能」もしくは「可能」と表現し、エアコンECU22によるトランジスタTrの制御が不可能な期間を「不能」と表現している。
このように第1実施形態に係る空気調和装置20では、エアコンECU22が印加電圧VM(-)に基づいて、駆動電力がモータMに供給されていない時間tが所定時間Yを超えていると判断した回数(カウンタN)をカウントし(S104)、この回数が所定数X以上になった場合(S109:Yes)、トランジスタTrによる駆動電力の供給を中止する(S110)。即ち、トランジスタTrまたはモータMの温度が所定温度以上になりトランジスタTrによる駆動電力の供給をサーミスタThにより制限されている時間tが、所定時間Yと所定数Xとの積により得られる積算時間(Y×X)に達していることになるので、モータMに異常が発生したと判断してトランジスタTrによる駆動電力の供給を中止する(S110)。
これにより、駆動回路部21が、モータMに駆動電力を供給可能なトランジスタTr、および、トランジスタTrの温度が所定温度以上の場合にトランジスタTrによる駆動電力の供給を制限し得るサーミスタThを含んで構成される、比較的廉価なものであっても、モータM以外の操作パネル23について制御を行い得るエアコンECU22によってモータMに異常が発生したと判断される場合には(S109:Yes)、トランジスタTrによる駆動電力の供給を中止するようにエアコンECU22が駆動回路部21を制御する(S110)。したがって、比較的廉価な構成で、駆動電力の供給状態に従い温度上昇し得るトランジスタTrを当該温度から保護することができる。
なお、図3に示す設定変更時処理は、操作パネル23からの入力により温度設定等が変更されたことによって、モータMに対する印加電圧の目標値が変更された場合に(ステップS201:Yes)、異常回数を数えるカウンタNをクリアする処理である。この設定変更時処理は、例えば、操作パネル23が操作されたことをトリガに発生するハードウェア割込により起動される。
[第2実施形態]
ここで、第2実施形態を図5に基づいて説明する。この第2実施形態に係る空気調和装置30も、前述した空気調和装置20とほぼ同様に、送風ユニット30Aと制御ユニット30Bとからなり、それぞれ別体に構成されている。
送風ユニット30Aは、駆動回路部31を備えており、この駆動回路部31のトランジスタTrは、そのソースが抵抗Reを介してアース接続用の端子Tbに接続されている点と、トランジスタTrのソース電圧を端子Teを介して出力し得る点とが、第1実施形態の駆動回路部21と異なる。この抵抗Reは、トランジスタTrのドレイン−ソース間にに流れるモータ電流IM(負荷に対する供給電流)を検出するための抵抗で、モータ電流IMを電圧に変換して端子Teから制御ユニット30BのエアコンECU32に出力し得るように構成されている。
一方、制御ユニット30Bは、第1実施形態の制御ユニット20Bとほぼ同様に、エアコンECU32と操作パネル23とから構成されている。エアコンECU32は、[背景技術]の欄で図8を参照して説明した空気調和装置100を構成する制御ユニット100BのエアコンECU120とほぼ同様に構成されており、駆動回路部31の端子Teから出力されるソース電圧(モータ電流IMの大きさに基づいて変動)を検出しCPUに出力可能な電圧検出部32aを備えている点が、図8に示すエアコンECU120と異なる。この電圧検出部32aは、例えば、端子Teから入力されるソース電圧をアース電位との間で分圧可能な抵抗や、端子Teから入力されるアナログ電圧を所定ビット数のディジタルデータに変換可能なA/Dコンバータにより実現されている。なお、操作パネル23は、第1実施形態で説明したものと実質的に同一に構成されている。
このように駆動回路部31およびエアコンECU32を構成することにより、トランジスタTrを流れるモータ電流IM(負荷に対する供給電流)を検出しその電流情報(電力供給情報)をCPUに入力することが可能になる。このため、この電流情報に基づいて、図2に示すステップS101によるモータMの通電判断を行う。即ち、モータ電流IMが流れている場合にはモータMは通電状態であると判断され(S101:Yes)、モータ電流IMが流れていない場合にはモータMは通電状態であると判断されない(S101:No)。これにより、モータMの印加電圧VM(-) に関する電圧情報(電力供給情報)を取得することなく、モータMのモータ電流IMに関する電流情報(電力供給情報)を取得しても図2に示す異常判定処理に基づく異常検出をすることができる。
[第3実施形態]
ここで、第3実施形態を図6および図7に基づいて説明する。この第3実施形態に係る空気調和装置40も、前述した空気調和装置20、30とほぼ同様に、送風ユニット40Aと制御ユニット40Bとからなり、それぞれ別体に構成されている。なお、図7に示すフローチャートは、図2に示す異常判定処理とほぼ同様で、図2のものと実質的に同一の処理ステップについては同一の符号を付してある。
送風ユニット40Aは、駆動回路部41を備えており、この駆動回路部41のトランジスタTrは、そのゲート電圧を端子Tfを介して出力し得る点が、第1実施形態の駆動回路部21と異なる。
一方、制御ユニット40Bは、第1実施形態の制御ユニット20Bとほぼ同様に、エアコンECU42と操作パネル23とから構成されている。エアコンECU42は、[背景技術]の欄で図8を参照して説明した空気調和装置100を構成する制御ユニット100BのエアコンECU120とほぼ同様に構成されており、駆動回路部41の端子Td、Tfから出力されるサーミスタThの両端電圧(サーミスタThの温度に基づいて変動)を検出しCPUに出力可能な電圧検出部42aを備えている点が、図8に示すエアコンECU120と異なる。この電圧検出部42aは、例えば、端子Td−Tf間の電圧を分圧可能な抵抗や、端子Td−Tf間のアナログ電圧を所定ビット数のディジタルデータに変換可能なA/Dコンバータにより実現されている。なお、操作パネル23は、第1実施形態で説明したものと実質的に同一に構成されている。
このように駆動回路部41およびエアコンECU42を構成することにより、トランジスタTrの温度を検出するサーミスタThの両端電圧を検出しそれに基づくトランジスタTrの温度情報(電力供給情報)をCPUに入力することが可能になる。このため、図7に示すように、この温度情報に基づいて、図2に示すステップS101によるモータMの通電判断に代えて、ステップS301によりトランジスタTrの温度が所定温度以上であるか否かを判断する。
なお、この所定温度は、サーミスタThによるゲート電圧の制御によってトランジスタTrをオフ状態(遮断状態)にし得るときの温度と同じに設定される。即ち、サーミスタThの両端電圧により検出されるトランジスタTrの温度が、サーミスタThによりオフ状態に制御され得る所定温度に達していない場合には、モータMは通電状態であると判断され(S301:No)、当該所定温度に達している場合には、モータMは通電状態であると判断されないので(S301:Yes)、モータMの印加電圧VM(-) に関する電圧情報(電力供給情報)を取得することなく、トランジスタTrの温度情報(電力供給情報)を取得しても図7に示すように異常判定処理に基づく異常検出をすることができる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和装置の構成概要を示すブロック図である。 第1実施形態に係るエアコンECUのCPUにより実行される異常判定処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係るエアコンECUのCPUにより実行される設定変更時処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態に係るエアコンECUによるトランジスタの通電制御の様子を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る空気調和装置の構成概要を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る空気調和装置の構成概要を示すブロック図である。 第3実施形態に係るエアコンECUのCPUにより実行される異常判定処理の流れを示すフローチャートである。 従来の空気調和装置の構成概要を示すブロック図である。 駆動回路部の機械的構成を示す断面図である。 従来の空気調和装置におけるトランジスタのチップ温度に対するサーミスタによるトランジスタの通電制御の様子を示す説明図である。
符号の説明
20、30、40…空気調和装置(負荷駆動制御装置)
20A、30A、40A…送風ユニット
20B、30B、40B…制御ユニット
21、31、41…駆動回路部(駆動部)
22、32、42…エアコンECU(制御部)
22a、32a、42a…電圧検出部
22b…出力ドライバ
23…操作パネル(負荷以外の制御対象、目標値変更部
Batt…バッテリ
C…コンデンサ
RL…負荷
M…モータ(負荷)
OP…オペアンプ
Ra、Rb、Rc、Rd、Re…抵抗
Th…サーミスタ
Tr…トランジスタ
IM…供給電流
VM(−)…印加電圧

Claims (4)

  1. 負荷に駆動電力を供給可能なトランジスタ、および、前記トランジスタによる前記駆動電力の供給状態に従い上昇し得る前記トランジスタの温度が所定温度以上の場合、前記トランジスタによる前記駆動電力の供給を制限し得るサーミスタ、を含んで構成される駆動部と、
    前記駆動電力が前記負荷に供給されているか否かを示す電力供給情報を取得し得る電力供給情報取得手段と、
    前記駆動部と別個に設けられ、前記負荷以外の制御対象について制御を行い得るとともに、前記電力供給情報に基づいて前記トランジスタによる前記駆動電力の供給を制御可能な制御信号を前記トランジスタに出力し得る制御部と、
    前記負荷に対する印加電圧または供給電流の目標値を変更する目標値変更部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記電力供給情報に基づいて、前記駆動電力が前記負荷に供給されていない時間が所定時間として前記負荷の応答遅れ時間の最大値を超えていると判断した回数をカウントし、この回数が、前記トランジスタの温度が前記所定温度以上で前記トランジスタの動作保証温度以下になる所定数以上になった場合、前記トランジスタによる前記駆動電力の供給を中止し、前記目標値変更部により前記目標値が変更された場合にカウンタをクリアすることを特徴とする負荷駆動制御装置。
  2. 前記電力供給情報は、前記負荷に対する印加電圧であることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動制御装置。
  3. 前記電力供給情報は、前記負荷に対する供給電流であることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動制御装置。
  4. 前記電力供給情報は、前記負荷または前記トランジスタの温度であることを特徴とする請求項1記載の負荷駆動制御装置。
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