JP4587142B2 - 施解錠機構 - Google Patents

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Description

この発明は、新規な施解錠機構(以下単に施解錠機構という)に係り、特に、手が不自由で、シリンダ錠の鍵孔に差し込んだ合鍵を回せない人でも施解錠が可能な施解錠機構に関する。
本願に係る施解錠機構は、本出願人が知る限り全く新規な機構であり、これに関連する特許文献或いは非特許文献は勿論、背景技術も皆無であると認識している。
但し、本出願人は、先に、後記特許文献1を以て、本願に関連する施解錠機構を提案している。
特許文献1を以て提案された施解錠機構は、外側スライダに担持されたシリンダ錠の鍵孔に合鍵を挿し込み、合鍵を回さずにこれをその侭上げ下げするものである。
これに対し、本願発明は、シリンダ錠の鍵孔に合鍵を挿し込むまでは特許文献1に記載の発明と同じであるが、その後扉面に垂直な平面内でシリンダ錠を揺動させる点が異なっている。
特願2005−040829
周知のように、扉や引戸、或いはロッカーの扉を開けるときには、装着されたシリンダ錠の内筒に合鍵を差し込んで、その合鍵と共にシリンダ錠の内筒を所定の方向に所定の角度回すことが必要である。
それは、従来からの施解錠機構は、例えば扉を扉枠に錠止し或いは係止するデッドボルトやラッチボルトを、回転する内筒の内端に装着したテールピースや所謂ダルマカムを介して錠箱から出し入れするように構成されているからである。
しかしながら、手が不自由で、合鍵をシリンダ錠の鍵孔に差し込むことはできても、これを回せない(腕を捩ることができない)人は大勢居り、このように手が不自由な人にとって、従来の施解錠機構を備えた錠前は使用できない、という不都合がある。
そこで、この発明は、合鍵を鍵孔に差し込むことができれば、これを回さなくても扉等を開け閉めできる施解錠機構を提供し、以て上記した不都合を解消することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、扉の外面に装着された外側ガイドブロックと、この外側ガイドブロックに、扉面に平行で水平な揺動軸の回りを揺動可能に支持、案内された揺動ブロックと、回動軸線が扉面に垂直な平面内にあるようにして、かつ内筒のキーガイドを固定された態様で揺動ブロックに担持されたシリンダ錠と、このシリンダ錠の外筒の外周部側面に植設された制御ピンと、この制御ピンと対向する外側ガイドブロックの案内溝において扉面に垂直な方向に延在して開口し、上記制御ピンと係合する、横断面形状が鼓形の固定スリットと、扉の内面に装着された内側ガイドブロックと、この内側ガイドブロックに上下方向に移動可能に支持、案内されたスライダと、内端に扉に埋設された錠箱のダルマと係合するサムターン軸を形成し、回動軸線を扉面に垂直にして、かつ回動可能に内側ガイドブロックに支承された内側伝動軸と、この内側伝動軸に装着された内側ピニオンと、この内側ピニオンと噛み合い係合し、上下方向に延在する関係位置で内側スライダに固定された内側ラックとを有し、上記揺動ブロックの内端部に突設された駆動部材、及び内側スライダの室外側の外面に突設された受部材を夫々錠箱と干渉しない位置関係で扉内空間に臨ませると共に、駆動部材と受部材とを上下方向に遊動可能に係合させ、シリンダ錠の鍵孔に合鍵を挿入することにより内筒と外筒の係合を解いて揺動ブロックの揺動を可能にし、更に、合鍵を上下方向に傾けることにより、駆動部材を介して内側スライダを上下動させ、この内側スライダの上下動を内側ラックと内側ピニオンとの係合を介して回転運動に変換し、内側伝動軸に伝達するようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、扉の外面に装着された外側ガイドブロックと、この外側ガイドブロックに、扉面に平行で水平な揺動軸の回りを揺動可能に支持、案内された揺動ブロックと、回動軸線が扉面に垂直な平面内にあるようにして、かつ内筒のキーガイドを固定された態様で揺動ブロックに担持されたシリンダ錠と、このシリンダ錠の外筒の外周部側面に植設された制御ピンと、この制御ピンと対向する外側ガイドブロックの案内溝において扉面に垂直な方向に延在して開口し、上記制御ピンと係合する、横断面形状が鼓形の固定スリットと、扉の内面に装着された内側ガイドブロックと、この内側ガイドブロックに上下方向に移動可能に支持、案内されたスライダと、内端に扉に埋設された錠箱のダルマと係合するサムターン軸を形成し、回動軸線を扉面に垂直にして、かつ回動可能に内側ガイドブロックに支承された内側伝動軸と、この内側伝動軸に装着された内側ピニオンと、この内側ピニオンと噛み合い係合し、上下方向に延在する関係位置で内側スライダに固定された内側ラックとを有し、外側ガイドブロック及び内側ガイドブロックの摺動部に、接合面を分割面として、全体の形状が円弧状で横断面が半円を合せた形の、両端が閉じたばね収納溝を形成すると共に、これにばね部材を弾装し、一方、上記揺動ブロックの内端部に突設された駆動部材、及び内側スライダの室外側の外面に突設された受部材を夫々錠箱と干渉しない位置関係で扉内空間に臨ませると共に、駆動部材と受部材とを上下方向に遊動可能に係合させ、シリンダ錠の鍵孔に合鍵を挿入することにより内筒と外筒の係合を解いて揺動ブロックの揺動を可能にし、更に、合鍵を上下方向に傾けることにより、駆動部材を介して内側スライダを上下動させ、この内側スライダの上下動を内側ラックと内側ピニオンとの係合を介して回転運動に変換し、内側伝動軸に伝達するようにしたことを特徴とする。
上記のように構成されたこの出願による発明は、請求項1及び請求項2に記載された何れの発明も、合鍵をシリンダ錠の鍵孔に挿し込んでこれを上下方向に傾けることにより、腕を捩らなくても施解錠操作が可能である、という所期の効果を奏する。

また、請求項2に記載の発明は、上記した所期の効果の他、施解錠機構が一般にそうであるように、施錠方向又は解錠方向へ揺動操作後、揺動ブロックを合鍵挿入角度位置に戻すことが自動的に行われるので使い勝手が良い。
更にまた、合鍵を挿入しない限りシリンダ錠の内筒と外筒との係合が解けず、したがって施解錠操作ができないので、シリンダ錠の本来の機能を損うことがない、など種々の効果を奏する。
シリンダ錠を担持した揺動ブロックと、錠箱内の錠止機構を駆動する内側伝動軸とをラックとピニオンで連結し、シリンダ錠の内筒を揺動ブロックに固定するようにすると共に、外筒に植設した制御ピンを、外側ガイドフロックに形成された固定スリット係合させたので、合鍵をシリンダ錠の鍵孔に挿し込まない限り外側スライダを不動にし、また、合鍵を鍵孔に挿し込んだ後は、揺動ブロックを揺動可能にし、これに突設された駆動部材及び内側スライダに設けられた受部材の係合を介して、内側スライダを上下に移動可能にして、手が不自由な人でも施解錠ができるようにした。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
なお、説明の都合上、請求項2に記載の発明について説明する。ちなみに、請求項1に記載の発明は、請求項2に記載の発明から揺動ブロックの自動復帰機能を省略したものである。
図1において符号1は外側ガイドブロックを示し、この外側ガイドブロック1は扉2の外面に固定して装着されている。
この外側ガイドブロック1は、図2乃至図4に示すように、縦長のブロック体で、その幅方向における中央部に、次に述べる揺動ブロックを扉面に垂直な平面内で揺動可能に案内する外側ガイド溝3(図2及び図4参照)が形成されている。
この外側ガイド溝3に、扉面に平行で水平な揺動軸8(図1及び図3参照)を中心にして、揺動ブロック4が扉面に垂直な平面内で揺動可能に案内されている。ちなみに、図示の実施例における揺動ブロック4は、厚肉蒲鉾形のブロック体である。
この揺動ブロック4の内面には、図1及び図4に示すように、シリンダ保持筒5が一体的に結合されており、このシリンダ保持筒5内に、ピンタンブラー錠、ディスクタンブラー錠、レバータンブラー錠、或いは磁石タンブラー錠等のシリンダ錠6が回動軸線を扉面2に垂直にして収納されている。
ちなみに、揺動ブロック4に外力が作用しない常態においては、シリンダ錠6はその回動軸線9を扉面に垂直にしているが、後述するように揺動するときには、図1に示す角度位置を限度として扉面に垂直な平面内で揺動する。
上記シリンダ錠6は、その内筒の一部であるキーガイド7を揺動ブロック4に固定された状態で、或いは、キーガイド7を揺動ブロック4に形成された開口に固く嵌め込んだ状態で、揺動ブロック4に装着されている。
なお、上記外側ガイドブロック1及び揺動ブロック4の摺動部の一方には、接合面11(図6参照参照)或いは前記外側ガイド溝3を分割面として、全体の形状が円弧状で横断面が半円を合せた形の、両端が閉じたばね収納溝10(図5参照)が形成されており、このばね収納溝10中に圧縮コイルばねとしてのばね部材12が弾装されている。
上記した構成により、揺動ブロック4に外力が作用しない常態では、揺動ブロック4は、ばね部材が最大限伸張した状態、すなわち図1に示すように前記回動軸線9が水平な角度位置を弾性的に、かつ準安定的にとる。
しかしながら、後述するように合鍵を介して揺動ブロック4を図1で時計方向或いは反時計方向に押動すると、揺動ブロック4はばね部材12を押し縮めつつ揺動するが、手を離すと、ばね部材12の弾力により図1に示す常態位置に復帰する。
また、図1、図3及び図4に示すように、シリンダ錠6のキーガイド7の近傍における外周部側面には、換言すれば、図示の常態における側面には、断面円形でシリンダ錠の半径方向に延伸する制御ピン13が植設されている。
この制御ピン13は、図面を簡明にするため付番しないシリンダ保持筒5の切欠き部を挿通して外方に突出している。
そして、この制御ピン13の先端部は、この制御ピンと対向する外側ガイドブロックの案内溝3(図4参照)において、扉面に垂直な方向に延在して開口し、横断面形状が鼓形(図3参照)の固定スリット14(図4参照)と係合している。
なお、この固定スリット14の横断面形状を鼓形としたのは、後述する揺動ブロック4の揺動時、制御ピン13と固定スリット14とが抉らないようにするためである。
一方、図1及び図4に示すように、シリンダ保持筒5の内端には横断面矩形の棒状の駆動部材15が一体的に突設されている。
なお、上記シリンダ保持筒5及び駆動部材15は、扉2内の錠箱16(図1参照)と干渉しない位置に設けるものとする。
他方、図1、図7及び図8に示すように、扉2の内面に内側ガイドブロック17が装着されており、この内側ガイドブロック17には内側スライダ18が上下方向に移動可能に支持、案内されている。
この内側スライダ18の室内側には手指で内側スライダ18を上げ下げするための横長の摘み19が、外側には、上面21及び下面22(図8参照)を有する角筒状の受部材23が夫々突設されている。
なお、上記受部材23も、扉2内の錠箱16と干渉しないようにその形成位置が定められているものとする。
一方、図1及び図9に示すように、錠箱16と内側ガイドブロック17とを連結するように筒状の伝動軸カバー24が設けられている。
そして、この伝動軸カバー24内には、内端に錠箱内のダルマ等の施解錠部材と係合するサムターン軸25を形成し、外端に内側ピニオン26を形成した内側伝動軸27が、回動軸線を扉面に垂直にして回動自在に支承されている。
上記内側ピニオン26は、上下方向に延在し、内側スライダ18に固定された(図9参照)内側ラック28と噛み合い係合している。
なお、図9に示すように、上記伝動軸カバー24の外端は内側ガイドブロックに形成された雌ねじと螺合しており、扉厚の大小に対応してサムターン軸25の位置を調節できるようにしてあるが、そのことは本発明と関係がないので、更に詳細な説明は省略する。
上記のように構成された請求項2に記載の発明の一実施例による施解錠機構は、扉外面におけるシリンダ錠の鍵孔に合鍵を挿入していない場合、或いは、合鍵ではない異鍵を挿入したときには、シリンダ錠の内筒と外筒とはタンブラーを介して相互に一体的に連結された状態にあるから、前記制御ピン13と揺動ブロック4とは一体であり、したがって揺動ブロックは動かない。
一方、図1に示す状態を解錠状態として、室外側から施錠のためにシリンダ錠の鍵孔に合鍵29を挿入すると、シリンダ錠の内筒と外筒との係合が解ける。
そのため、外筒が内筒に対し相対的に回動可能となり、次に述べるように、揺動ブロック4が揺動可能になる。
それは、揺動ブロック4を図1で例えば反時計方向に回動させるということは、揺動ブロック4全体をその回動軸線9を扉面に垂直にした状態で所定量上昇させ、しかる後、揺動軸9を図1に示す状態に整合させるということに他ならない。
この前半の上昇過程において、シリンダ錠の外筒と内筒とが相対回動可能でなければ、図3においてシリンダ保持筒5は上昇できないが、鍵孔に合鍵が差し込まれているときには、固定スリット14内で制御ピン13を傾けつつ、シリンダ保持筒5は外側ガイド溝3(図4参照)中を上昇できる。
そして、後半の揺動軸整合過程において、制御ピン13はその中心軸線回りを僅かの角度回動するようにして、揺動ブロック4は全体として外方に移動しつつ傾動する。すなわち、揺動ブロックは合鍵挿入時には揺動可能である。
そして、合鍵を回さずその侭押し上げると、駆動部材15によって内側スライダ18が下降し(図示せず)、それに伴って内側ラック28(図9参照)も下降するので、内側ピニオン26と一体の内側伝動軸27及びサムターン軸25が施錠方向に回動し、例えばデッドボルトが錠箱から突出して施錠される。
施錠後合鍵を自由にすると、前記ばね部材12の弾力によって揺動ブロック4は図1に示す位置に復帰するが、駆動部材15が受部材23内で遊動するので、内側スライダ18は図11に示す施錠位置に残り、錠箱の施錠状態は変らない。
ちなみに、上記駆動部材の15の上下方向の遊動距離は、内側伝動軸27を施解錠させるに足る回動量に対応させて設定するものとする。
なお、請求項1に記載の発明においては揺動ブロック及び外側ガイドブロック間のばね部材12が無いので、一旦揺動ブロックを傾動させて施錠した後、図10に示す状態位置にまて戻す必要があるが、そのことは施解錠操作には支障が無い。
また、施錠状態から解錠するには、図1に示す角度位置にある揺動ブロック4を時計方向に傾動させてから手を離せばよい。
更にまた、室内側から施解錠するには、前記摘み19を手指で上下させるだけで、外側スライダとは無関係に施解錠操作ができることは従来のサムターンと同様である。
請求項2に記載の発明の一実施例による施解錠機構の断面図で、解錠状態を示す。 その外側の正面図で、施錠状態を示す。 その裏面図で、解錠状態を示す。 その水平面による断面図。 ばね部材の装着状態を説明するための線図。 ばね部材の装着状態を説明するための図4と同様の断面図。 施解錠機構の内側の正面図で、解錠状態を示す。 その裏面図。 内側ガイドブロックの水平面による断面図で、解錠状態を示す。
符号の説明
1 外側ガイドブロック
2 扉
3 外側ガイド溝
4 揺動ブロック
5 シリンダ保持筒
6 シリンダ錠
7 キーガイド
11 接合面
12 ばね部材
13 制御ピン
14 固定スリット
15 駆動部材
16 錠箱
17 内側ガイドブロック
18 内側スライダ
19 摘み
21 上面
22 下面
23 受部材
25 サムターン軸
26 内側ピニオン
27 内側伝動軸
28 内側ラック
29 合鍵

Claims (2)

  1. 扉の外面に装着された外側ガイドブロックと、この外側ガイドブロックに、扉面に平行で水平な揺動軸の回りを揺動可能に支持、案内された揺動ブロックと、回動軸線が扉面に垂直な平面内にあるようにして、かつ内筒のキーガイドを固定された態様で揺動ブロックに担持されたシリンダ錠と、このシリンダ錠の外筒の外周部側面に植設された制御ピンと、この制御ピンと対向する外側ガイドブロックの案内溝において扉面に垂直な方向に延在して開口し、上記制御ピンと係合する、横断面形状が鼓形の固定スリットと、扉の内面に装着された内側ガイドブロックと、この内側ガイドブロックに上下方向に移動可能に支持、案内されたスライダと、内端に扉に埋設された錠箱のダルマと係合するサムターン軸を形成し、回動軸線を扉面に垂直にして、かつ回動可能に内側ガイドブロックに支承された内側伝動軸と、この内側伝動軸に装着された内側ピニオンと、この内側ピニオンと噛み合い係合し、上下方向に延在する関係位置で内側スライダに固定された内側ラックとを有し、上記揺動ブロックの内端部に突設された駆動部材、及び内側スライダの室外側の外面に突設された受部材を夫々錠箱と干渉しない位置関係で扉内空間に臨ませると共に、駆動部材と受部材とを上下方向に遊動可能に係合させ、シリンダ錠の鍵孔に合鍵を挿入することにより内筒と外筒の係合を解いて揺動ブロックの揺動を可能にし、更に、合鍵を上下方向に傾けることにより、駆動部材を介して内側スライダを上下動させ、この内側スライダの上下動を内側ラックと内側ピニオンとの係合を介して回転運動に変換し、内側伝動軸に伝達するようにしたことを特徴とする施解錠機構。
  2. 扉の外面に装着された外側ガイドブロックと、この外側ガイドブロックに、扉面に平行で水平な揺動軸の回りを揺動可能に支持、案内された揺動ブロックと、回動軸線が扉面に垂直な平面内にあるようにして、かつ内筒のキーガイドを固定された態様で揺動ブロックに担持されたシリンダ錠と、このシリンダ錠の外筒の外周部側面に植設された制御ピンと、この制御ピンと対向する外側ガイドブロックの案内溝において扉面に垂直な方向に延在して開口し、上記制御ピンと係合する、横断面形状が鼓形の固定スリットと、扉の内面に装着された内側ガイドブロックと、この内側ガイドブロックに上下方向に移動可能に支持、案内されたスライダと、内端に扉に埋設された錠箱のダルマと係合するサムターン軸を形成し、回動軸線を扉面に垂直にして、かつ回動可能に内側ガイドブロックに支承された内側伝動軸と、この内側伝動軸に装着された内側ピニオンと、この内側ピニオンと噛み合い係合し、上下方向に延在する関係位置で内側スライダに固定された内側ラックとを有し、外側ガイドブロック及び内側ガイドブロックの摺動部に、接合面を分割面として、全体の形状が円弧状で横断面が半円を合せた形の、両端が閉じたばね収納溝を形成すると共に、これにばね部材を弾装し、一方、上記揺動ブロックの内端部に突設された駆動部材、及び内側スライダの室外側の外面に突設された受部材を夫々錠箱と干渉しない位置関係で扉内空間に臨ませると共に、駆動部材と受部材とを上下方向に遊動可能に係合させ、シリンダ錠の鍵孔に合鍵を挿入することにより内筒と外筒の係合を解いて揺動ブロックの揺動を可能にし、更に、合鍵を上下方向に傾けることにより、駆動部材を介して内側スライダを上下動させ、この内側スライダの上下動を内側ラックと内側ピニオンとの係合を介して回転運動に変換し、内側伝動軸に伝達するようにしたことを特徴とする施解錠機構。
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