JP4586522B2 - チューナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は例えばBSデジタル衛星放送受信機等に用いて好適なチューナ装置に関する。
近年の半導体技術の進歩は目覚ましく、数GHz帯周波数を処理する小型の高周波集積回路素子が多数開発されている。この開発された小型の高周波集積回路素子のうちに高周波アンプ、ミキサーのみならず電子同調型PLL(フェーズロックループ)発振器(高周波発振器)まで内蔵した例えばBSデジタル衛星放送受信機等に適用できるチューナ装置に使用できるものがある。
ところで、この小型の高周波集積回路素子においては、回路の集積化と高周波動作の兼ね合いで非常に大きな発熱をする。
そこで、この小型の高周波集積回路素子を用いてチューナ装置を構成したときには排熱構造が必要である。
従来、排熱構造を設けたチューナ装置として、図7、図8に示す如くチューナ装置の金属シールドケース1内に配した回路基板2に実装された集積回路素子3の発熱を放熱するのに、一側金属ケースカバー1aに回路基板2に実装された集積回路素子3に対応して切り込みにより舌片4を設け、この舌片4を集積回路素子3の上面に押接し、この集積回路素子3の発熱を金属の舌片4を介して一側金属ケースカバー1aにより放熱するようにしたものが提案されている(特許文献1)。
特開2001−244689号公報
ところで、高周波発振器を内蔵した高周波集積回路素子を実装したチューナ装置に特許文献1に示す如き排熱構造を適用したときには、一側金属シールドケース1aの舌片4は金属であり、この舌片4がこの高周波集積回路素子の上面側に内蔵した高周波発振器を構成するインダクタンスと誘導結合あるいは容量結合して、インダクタンス値を変化させる要因になり、発振周波数の範囲の移動、Q値の減少による位相ノイズの増加等を生じ高周波特性を悪化する不都合があった。
更に、この金属シールドケース内に例えば上述高周波集積回路素子を例えば2個互にシールドして設け、例えば2個のチューナを並設するようにしたときには、この舌片4に誘起される高周波発振電力の輻射が互に影響し高周波特性を悪化する不都合があった。
本発明は、斯る点に鑑み、高周波特性を良好に維持すると共に良好に排熱することができるようにすることを目的とする。
本発明のチューナ装置は、高周波発振器を内蔵した高周波集積回路素子が実装されたチューナ装置であって、金属シールドケースと、前記金属シールドケース内に固定され、一方の面に前記高周波集積回路素子を実装するプリント配線基板であって、前記高周波集積回路素子が実装される位置に、前記プリント配線基板の前記一方の面から他方の面に貫通して設けられ、前記高周波集積回路素子の実装面積より小さな孔面積を有する貫通孔を備えるプリント配線基板と、前記貫通孔を貫通して、前記プリント配線基板の前記他方の面に設けられ、前記金属シールドケースに接する放熱シートと、を備える。
本発明によればプリント配線基板の貫通孔を貫通して放熱シートを設け、高周波集積回路素子の熱をこのプリント配線基板の他側のこの放熱シートより金属シールドケースに伝導し放熱するので良好に排熱を行なうことができる。
また、本発明によれば、高周波集積回路素子の高周波信号の影響の少ないサブストレート側に放熱シートを当接し、高周波集積回路素子の熱をプリント配線基板の他側の放熱シートより金属シールドケースに伝導し放熱するので、この高周波集積回路素子の高周波発振器用のインダクタンスが放熱シートと誘導結合あるいは容量結合することがなく、高周波輻射も受けないので、高周波特性を良好に維持できる。
以下、図面を参照して本発明チューナ装置を実施するための最良の形態の例につき説明する。本例はBSデジタル衛星放送を2チャンネル同時に受信できるようにした2個のチューナを設けたチューナ装置である。
本例によるチューナ装置の外観を図2に示し、図2Aは上面図、図2Bは下面図、図2Cは側面図である。図2において、10は金属シールドケースで、10aはこの金属シールドケース10の上ケースで、この上ケース10aには所定の通気孔10bが設けられている。10cはこの金属シールドケース10の下ケースである。
またこの図2において、11はアンテナよりの例えばBSデジタル衛星放送信号の1〜2GHzの高周波信号の入力端子、12は入出力ピンを示す。この金属シールドケース10内の上ケース10a及び下ケース10cの中間位置に所定の配線が施されたプリント配線基板13を固定する。
図3Aは、本例によるチューナ装置の図3Bに示す如き上ケース10aを取り除いた状態を示す平面図を示し、本例においては入力端子11に続く、第1のシールド室14aのプリント配線基板13の一側面上に分配器15を実装する。
この第1のシールド室14aに続いて左右並列に互にシールドした第2及び第3のシールド室14b及び14cを設け、この第2及び第3のシールド室14b及び14c内のプリント配線基板13の一側面に夫々BSデジタル衛星放送受信用の高周波発振器を内蔵した高周波集積回路素子16及び17を実装する。この場合分配器15よりのBSデジタル衛星放送信号を夫々高周波集積回路素子16及び17に供給する。この高周波集積回路素子16及び17は例えばダイレクトコンバージョン方式のチューナを構成している。
この第2及び第3のシールド室14b及び14cに続いて、第4のシールド室14dを設け、この第4のシールド室14d内のプリント配線基板13の一側面に周知の復調用の集積回路素子18を実装し、この復調用の集積回路素子18に高周波集積回路素子16の出力信号を供給する。
また、この第4のシールド室14dに続いて、最後のシールド室である第5のシールド室14eを設け、この第5のシールド室14e内のプリント配線基板13の一側面に周知の復調用の集積回路素子19を実装し、この復調用の集積回路素子19に高周波集積回路素子17の出力信号を供給する如くする。
この図3Aの回路構成は図4に示す如くである。この図4に示す回路構成は周知のものであり、その詳細説明は省略する。この図4において、16a,17aは高周波発振器である。
本例においては、図1及び図5Aに示す如く、プリント配線基板13の高周波集積回路素子16及び17の実装部に対応する部分に一側から他側に抜けるこの高周波集積回路素子16,17の形状よりは小さい所定大きさの貫通孔20及び21を夫々形成する。
また本例においては、この貫通孔20及び21を貫通して例えば放熱シリコンゴムシートより成る放熱シート22を設ける。また本例においては図1、図5Bに示す如く、金属シールドケース10の下ケース10cの内側にこのプリント配線基板13の他側の放熱シート22,22に対応する部分にこの放熱シート22,22に接触する厚さの例えば放熱シリコンゴムより成る所定大きさの放熱シート23,23を接着して固定する。
この場合、高周波集積回路素子16及び17の熱は放熱シート22,22及び放熱シート23,23を介して金属シールドケース10の下ケース10cに伝導し放熱する。このチューナ装置はその他は従来同様に構成する。
本例は上述の如く構成されているので、プリント配線基板13の貫通孔20,21を貫通して放熱シート22,22を設け、高周波集積回路素子16,17の熱をこのプリント配線基板13の他側のこの放熱シート22,22より放熱シート23,23を介して金属シールドケース10の下ケース10cに伝導し放熱するので良好に排熱を行なうことができる。
また、本例によれば、高周波集積回路素子16,17の高周波信号の影響の少ないサブストレート側に放熱シート22,22を当接し、高周波集積回路素子16,17の熱をプリント配線基板13の他側の放熱シート22,22より放熱シート23,23を介して金属シールドケース10の下ケース10cに伝導し放熱するので、この高周波集積回路素子16,17の高周波発振器用のインダクタンスが放熱シートと誘導結合あるいは容量結合することがなく、高周波輻射も受けないので、高周波特性を良好に維持できる。
また、本例の如く高周波集積回路素子16及び17を並列に設けるようにしても、誘導結合あるいは容量結合がないので互の高周波信号の輻射による不都合を生ずることがない。
図6A及びBは夫々本発明を実施するための最良の形態の他の例を示す。この図6A及びBにつき説明するに図1に対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
上述例においては高周波集積回路素子16,17よりのプリント配線板13の他側の放熱シート22,22よりの熱を放熱シート23,23を介して金属シールドケース10の下ケース10cに伝導し放熱するようにしたが、図6Aにおいては下ケース10cに凹部10d,10dを形成し、この凹部10d,10dの底部がこの放熱シート22,22に当接するようにしたものである。
この図6A例においても、上述例同様の作用効果が得られることは容易に理解できよう。
また図6Bにおいては、下ケース10cにプリント配線基板13の他側の放熱シート22,22に対応して切り込みにより舌片10e,10eを設け、この舌片10e,10eをこの放熱シート22,22に押接するようにしたものである。
この図6B例においても上述例作用効果が得られることは容易に理解できよう。
尚、上述例は、本発明をBSデジタル衛星放送を受信するチューナ装置に適用した例につき述べたが、UHF/VHFの地上放送等その他の放送を受信するチューナ装置に適用できることは勿論である。
また上述例では同一のチューナを2個設けた例につき述べたが異種のチューナであっても良く、また2個に限らず、1個又は3個以上であっても良いことは勿論である。
また、本発明は上述例に限ることなく本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採り得ることは勿論である。
本発明チューナ装置を実施するための最良の形態の例を示す断面図である。 本発明によるチューナ装置を示し、Aは上面図、Bは下面図、Cは側面図である。 本発明の要部の例を示す平面図である。 チューナ装置の例の回路構成図である。 本発明の要部の例を示す平面図である。 本発明を実施するための最良の形態の他の例を示す断面図である。 従来のチューナ装置の要部の例を示す斜視図である。 従来のチューナ装置の例を示す斜視図である。
符号の説明
10‥‥金属シールドケース、10a‥‥上ケース、10b‥‥通気孔、10c‥‥下ケース、10d‥‥凹部、10e‥‥舌片、11‥‥入力端子、13‥‥プリント配線基板、14a,14b,14c,14d,14e‥‥シールド室、15‥‥分配器、16,17‥‥高周波集積回路素子、18,19‥‥復調用集積回路素子、20,21‥‥貫通孔、22,23‥‥放熱シート

Claims (2)

  1. 高周波発振器を内蔵した高周波集積回路素子が実装されたチューナ装置であって、
    金属シールドケースと、
    前記金属シールドケース内に固定され、一方の面に前記高周波集積回路素子を実装するプリント配線基板であって、前記高周波集積回路素子が実装される位置に、前記プリント配線基板の前記一方の面から他方の面に貫通して設けられ、前記高周波集積回路素子の実装面積より小さな孔面積を有する貫通孔を備えるプリント配線基板と、
    前記貫通孔を貫通して、前記プリント配線基板の前記他方の面に設けられ、前記金属シールドケースに接する放熱シートと、
    を備える
    チューナ装置。
  2. 前記プリント配線基板の前記一方の面に、前記高周波集積回路素子を互いにシールドして複数設け
    請求項1記載のチューナ装置。
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