JP4583689B2 - デジタル−アナログ・コンバータ - Google Patents

デジタル−アナログ・コンバータ Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、多ビット・デジタル入力(multibit digital input)をアナログ出力信号へ変換するデジタル−アナログ・コンバータに係り、そのコンバータは、単極性(one polarity)のほぼ等しい変換要素(conversion elements)のセットと、多ビット・デジタル入力に応答して前記変換要素のセットから、出力端子へ接続するための多数の信号変換要素(signal-conversion elements)を、選択するための選択ロジック変換要素とを含み、その選択ロジックは動的要素マッチング・アルゴリズム(dynamic element matching algorithm)を実行するのに適している。この種類のデジタル−アナログ・コンバータは、例えば、1995年12月に発行されたanalog and digital signal processing,Vol.42,No.12,pp.753-762:IEEE Transactions on Circuits and Systems-IIにおけるR.T.Baird および T.S.Fiezによる“Linearity Enhancement of Multibit Delta Sigma A/D and D/A Converters Using Data Weighted Averaging”の記事によって公知である。
【0002】
オーディオや計測器への適用において、低周波、高い解像度(resolution)および高い線形性を有する変換が望まれ、オーバ・サンプリングをし、ノイズ整形をするA/DおよびD/Aコンバータは従来の構造に取って代わった。これらのコンバータにおいて、単ビットA/DおよびD/Aは本質的に非常に良い線形性を有するものとして使用され得る。この本質的な線形性は、現代のIC処理が一般的に高周波装置として最適化される傾向になるに従い、現代のIC処理においてこれらのコンバータを実行するのに非常に適合させるが、比較的大きな構造上の変換および耐性(tolerances)の合わせ込みを要する。
【0003】
単ビットコンバータによって発生する量子化ノイズ(quantization noise)は、これらのオーバ・サンプリングおよびノイズ整形コンバータに所望の周波数帯域の外側に位置されるにもかかわらず、たった1つのビットが変換に使用されている場合でも、量子化ノイズの総量は非常に大きくなる。地震(geoseismic)計測や高解像度のオーディオのような、非常に高い解像度の変換が必要とされるコンバータにおいては、これらの単ビットコンバータによって生じる量子化ノイズが大きくなりすぎてしまうことがある。また、ビデオ信号のコンバータのような非常に大きなバンド帯域に用いられるコンバータにおいては、これらの単ビットコンバータによって生じる量子化ノイズは、入力信号の比較的大きなバンド帯域のためにこの型のコンバータにおけるオーバ・サンプリング率(oversampling ratio)が制限されるので、大きくなりすぎてしまうことがある。さらに、信号が次の電子回路またはアクチュエータによって処理される前に、バンド外の量子化ノイズ(out-of-band quantization)は頻繁に除去されなければならない。バンド外の量子化ノイズが非常に大きいときには、この動作に必要とされるアナログ・フィルタが非常に多くの電力を消費し、半導体装置に非常に費用がかかる。これらの場合において、多ビットコンバータを使用することは、単ビットコンバータよりも好ましい。多ビット量子化器の量子化ノイズレベルは、単ビット量子化器のそれよりも本質的に低い(システムの理論的な信号対ノイズ比は約6dB/bitだけ改善する)。さらに、多ビットコンバータは、サンプル・クロック・ジッタ(sample-clock jitter)やインタシンボル干渉(intersymbol interference)に対する感度をより小さくすることにも優位性を有する。
【0004】
しかしながら、多ビットコンバータの動的な範囲の改善は厳密な線形性に対するコストの問題のみをもたらす。変換要素の値が正確に等しくないとき、量子化レベルは正確には等距離でなく、コンバータは非線形になり、出力信号における深刻な高調波歪(harmonic distortion)が生じる。
【0005】
例えば、R.J.van de Plasscheの米国特許3.982.172および4.703.310から、動的要素のマッチングの技術によって多ビットコンバータの線形性を改善することは当業界において広く知られている。これらの技術はアナログの正確性に依存せず、従って、しばしば現代のIC処理においてより好ましい場合がある。もちろん、デジタル入力信号のある値を変換するために対応する数の変換要素が選択されても、動的要素のマッチングの技術は、各変換のために同じ変換要素が選択されるということを回避するように努める。従って、動的要素のマッチングは、入力信号からの変換要素のミスマッチング・エラーと関係なくなり、それによって、非線形の歪、即ち、アナログ出力信号における比較的高い高調波の発生を減少させる。いくつかの特定の種類の動的要素のマッチングは、入力信号からミスマッチング・エラーと無関係にするだけでなく、さらに、変換要素の不等性(inequality)によって引き起こされる所望の周波数バンド外のノイズをも整形する。この後者のカテゴリーに属する動的要素のマッチングの単純かつ好適な方法は、上述した記事に記述されているデータ重み付け平均(Data Weighted Averaging(DWA))アルゴリズムである。このアルゴリズムにおいて、各変換には、次のKユニット要素が使用される。Kは選択された要素の数である。このようにして、ミスマッチによって引き起こされるエラーは可能な限り速く平均化され、このように、ミスマッチエラーは一次形状によって高周波エラーになる。
【0006】
コンバータの量子化ノイズが多ビット入力信号を使用することによって減少し、かつ線形性のエラーが動的要素マッチングを使用することによって最小限に抑えられたとき、電子部品のノイズがしばしば顕著になる。本発明の目的は、上述した記事と比較して、この観点において改善されたデジタル−アナログ・コンバータを提供することであり、したがって、本発明によるデジタル−アナログ・コンバータは、コンバータが、第1に述べた変換要素のセットによって得られた出力信号の動作(excursion)と反対の出力信号の動作のためのほぼ等しい逆極性変換要素の第2のセットと、デジタル入力信号に応答して変換要素の前記第2のセットから前記出力端子に接続するために第2の数の信号変換要素を選択するための第2の変換要素選択ロジックとをさらに備え、第2の選択ロジックもまた動的要素マッチング・アルゴリズムを行うのに適している、ということによって特徴付けられている。このコンバータのノイズ低減は主に次のことに基づく。即ち、コンバータがゼロに近い値を与えなければならないときには、総てまたはほとんどの要素は、アナログ出力を与えるために2つのセットのそれぞれに選択されることがない。選択された要素の寄与は比較的小さいので、全スケールの出力信号に比較したとき、このコンバータの出力におけるノイズはずっと小さくし得る。従って、そのようなコンバータの動的範囲は、多くの他のコンバータの動的範囲よりもずっと大きくし得る。
【0007】
双セットデジタル−アナログ・コンバータは、例えば、米国特許5.0689.0259により本質的に公知であることは明らかである。しかしながら、本明細書に示されているデジタル−アナログ・コンバータは、動的要素マッチング・アルゴリズムの使用も、ほぼ等しく選択できる変換要素の使用も示していない。
【0008】
上述されたデジタル−アナログ・コンバータと、2つのセットの変換要素とを、1つは正の信号動作のために、1つは負の信号動作のために有する場合には、動的要素マッチング・アルゴリズムによる線形エラーの形状は、正および負の両方の信号動作のためにたった一つのセットの変換要素のコンバータを有する場合よりも効率が悪い。このことによって、このセットの要素は出力信号に寄与するためにいずれも選択されないので、負の信号動作が行われたときに、要素の“正”のセットに適用される動的要素マッチング・アルゴリズムが停止する。また、同様に、正の信号動作が行われたときに、要素の”負”のセットのための動的要素マッチング・アルゴリズムが停止する。動的要素マッチング・アルゴリズムが一時的に停止すると、長い間の時間がミスマッチエラーの間、結果としてアルゴリズムがもはや高周波域にミスマッチエラーを形成せず、低周波エラーが次に所望の周波数帯域内にノイズ信号として現れるまでの間に経過してしまう。本発明の他の目的は、双変換セットコンバータにおけるこれらの低周波エラーを回避すること、並びに、本発明によるデジタル−アナログ・コンバータは、第1に言及した選択ロジックが追加的に前記第1に言及した変換要素のセットから、出力端子へ接続するための多くの超過の変換要素を選択し、第2の選択ロジックが追加的に、第2の変換要素のセットから、出力端子へ接続するための多くの超過の変換要素を選択することによって、さらに特徴付けられることである。基本的に、超過の変換要素を選択することは、動的要素マッチング・アルゴリズムがそれらの動作を継続することによって行われ、それによって、低周波ミスマッチエラーの発生を防止することができる。
【0009】
正の信号動作の間における超過の変換要素の数は、負の信号動作の間における超過の変換要素の数と異なる場合がある。超過の要素の数はサンプルごとで異なることすらあり得る。しかしながら、このデジタル−アナログ・コンバータの好適な実施の形態においては、超過の変換要素の数は一定であり、正および負の両方の信号動作の間1に等しい。小さな信号が変換されなければならない場合に、ほんの少数の変換要素がコンバータの出力へ接続されるので、この選択が良い動的要素のマッチングおよび良い温度ノイズ性能(thermal noise performance)を可能にする。超過の要素が1よりも大きい場合には、より大きなノイズが出力に追加される。しかし、いくつかの場合には、超過の変換要素の数が1よりも大きくなるように選択することが動的要素マッチング・アルゴリズムの性能にとって好ましい場合がある。
【0010】
本明細書において、“信号変換要素”という語はそれらの変換要素と同義であり、動的要素マッチング・アルゴリズムの一時的停止を回避するために選択される“超過の変換要素”とは対照的にアナログ出力信号を構成するために選択される。
【0011】
本発明による双セットデジタル−アナログ・コンバータにおいて、正の信号動作は変換要素の“正”のセットによって行われ、負の信号動作は変換要素の“負”のセットによって行われる。一のセットにおいて変換要素の平均値が他のセットにおける要素の平均値に正確には等しくはならない場合には、その回路は対称でなく、出力信号内に規則的な(even order)高調波歪を生じる結果になる。一のセットが動的要素マッチング・アルゴリズムによって処理される間に、変換要素の相違によってミスマッチエラーが生じる双セットデジタル−アナログ・コンバータにおいて、この追加的な問題は、要素のセット数を増加させることなしに異なるアナログ出力を、デジタル−アナログ・コンバータ内にもたらすことで解決することができ、したがって、本発明によるデジタル−アナログ・コンバータはさらに、第1に言及した選択ロジックがさらに変換要素の第2のセットを制御し、それによって、同時に第1のセットから第1に言及した出力端子へ第1に述べた数の信号変換要素を接続し、同数の信号変換要素は第2の出力端子へ接続するための変換要素の第2のセットから選択されこと、並びに、第2の選択ロジックがさらに変換要素の第1に言及したセットを制御し、それによって、同時に第2のセットから第1に言及した出力端子へ第2の数の信号変換要素を接続し、第1のセットから等しい数の信号変換要素が第2の出力端子へ接続するように選択されることによって特徴付けられる。
【0012】
この差動出力デジタル−アナログ・コンバータにおいて、変換要素のそれぞれのセットが正および負の両方の信号動作の間に動作するという事実にもかかわらず、動的要素マッチング・アルゴリズムの効果の無さが依然として存在する。これは、信号変換要素が他の出力端子へ接続するように選択されたときに、特定の出力端子へ向かって信号変換要素を選択することが停止されるからである。この問題を克服するために、本発明による双セット差動出力アナログ−デジタル・コンバータはさらに、第1に言及した選択ロジックがさらに選択され、変換要素の前記第1に言及したセットから、第1に言及した出力端子へ接続するために第1の数の超過の変換要素をさらに選択すること、第1に言及した選択ロジックが、変換要素の前記第2のセットから、第2の出力端子へ接続するために第2の数の超過の変換要素をさらに選択すること、第2の選択ロジックが、変換要素の前記第2のセットから、第1に言及した出力端子へ接続するための第3の数の超過の変換要素をさらに選択すること、第2の選択ロジックが、前記第1に言及した変換要素のセットから、第2の出力端子へ接続するための第4の数の超過の変換要素をさらに選択すること、および、第1の数の超過の変換要素と第2の数の超過の変換要素との合計が第3の数の超過の変換要素と第4の数の超過の変換要素との合計と等しいことによって特徴付けられている。
【0013】
2つの選択ロジックの動的要素マッチング・アルゴリズムは、異なる速度で変換要素のセットを通じて実行され、刻々と両方の選択ロジックが同時に同じ変換要素を選択するようにスケジュールされるようにする。この問題は、例えば、選択ロジックの1つが他の選択ロジックによって選択されていない最初に隣り合う変換要素へその選択を変換することによって解決され得る。しかしながら、このような解決は、間違ったエラーを伴う変換要素が選択され、さらに実行することが困難であるので、動的要素マッチング・アルゴリズムの適切な動作の妨害になる。さらに、本発明の目的は、より簡単に、より良い方法でこの問題を解決することであり、したがって、本発明によるデジタル−アナログ・コンバータは、両方の選択ロジックによって同時に選択するように予定された任意の変換要素を同定するために、2つの選択ロジックの動作を互いに比較し、並びに、2つの選択ロジックのそれぞれによってこのような変換要素の選択をキャンセルする手段によって特徴付けられている。
【0014】
本発明のこれらのおよび他の特徴は添付図面を参照してさらに説明される。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1のデジタル−アナログ・コンバータは、第1の変換要素選択ロジック1および第2の変換要素選択ロジック2を備え、それらは両方とも多ビットデジタル入力信号Siによって制御される。入力信号Siはn+1ビットを有し、その1ビットはその信号の符号(正または負)を表し、残ったnビットは信号の大きさ(magnitude)を表す。その符号ビットは、符号ビットが1のときに選択ロジック1へn個の大きさビット(magnitude bit)を通過させるANDゲート3を制御する。さらに、符号ビットは、符号ビットがゼロのときに選択ロジック2へ大きさビットを通過させるANDゲート4およびインバータを制御する。選択ロジック1は、m個の選択可能な変換要素を含む第1のセット5へm本の複数のラインを介して接続され、それによって、m個の変換要素のそれぞれは、m本のラインのうちの1本によって制御される。m個の選択可能な変換要素を含む第2のセット6へm本のラインを介して接続される選択ロジック2においても同様のことが言える。そのセット5および6の変換要素は、(図1において示されているように)電流源として構成され、ここでは、セット5の電流源は電流の供給源であり、セット6の電流源は電流の流出源(sinking source)である。しかし、例えば、電圧源またはキャパシタンスを変換要素として使用することも可能である。
【0016】
セットごとの選択可能な変換要素の数mは少なくとも2−1に等しく、各選択ロジックの初期動作は、入力信号の大きさビットによって表されている量を、選択されたラインおよび選択された変換要素と同数へ変換することである。従って、入力信号によって表されている量が+K1であって、符号ビットが1でありかつ入力信号のn個の残りのビットは大きさK1であることを意味するとき、選択ロジック1はセット5のK1の電流源が選択されるようにそのm本の出力ラインのK1をhighにする。これらの選択された電流源の総電流K1は出力端子7へ供給される。図1において電流K1およびK2へ“+L”を加えることが図2(B)を参照して説明されていることは明らかである。それに相当するものとして、入力信号によって表されている値は−K2であって、符号ビットがゼロでありかつ残りの入力信号のn個の残りのビットは大きさK2を意味するとき、選択ロジック2はセット6のK2の電流源が選択されるようにその出力ラインのK2をhighにする。これらの選択された電流源の総電流K2は出力端子7から流出する。従って、出力端子7から送られる総アナログ出力電流は、K1−K2である。図1の実施の形態において、このアナログ出力電流は抵抗器を介してフィードバックされる演算増幅器へ供給する。この構成はアナログ出力電圧内へのアナログ出力電流を変化させる。セット5および6の選択されていない電源の電流がグランドへ排出されることに注意すべきである。代替的に、明らかに電源をonおよびoffにスイッチすることは、電流源のスイッチングをoffにすることが比較的急峻でないエッジで電源の電流の向きを変えることよりも実質的により大きな遅延を生じさせるので好ましくない。
【0017】
本明細書の発明の詳細な説明の導入部分において既に記述したように、双セットデジタル−アナログ・コンバータの主な利点は、変換されるべき信号が低い値のときに、即ち、ノイズが最も顕著なときの信号値のときに、これらの選択された電源によって助長される相応する少量のノイズを有するほんの少ない総量の電流源が選択されることである。例えば、入力値が+1であるとき、セット5のたった1つの電流源が選択され、入力値が−1であるとき、セット6のたった1つの電流源が選択される。
【0018】
2つの選択ロジック1および2のそれぞれが、電流源の間におけるミスマッチによって起きる信号の非線形の歪を減少させ、ノイズを整形し、所望の周波数帯域の外側の周波数を高める目的のために、動的要素マッチング・アルゴリズムを実行する。簡単、効果的かつ広く知られている動的要素マッチング・アルゴリズムは、“データ重み付け平均(DWA)”と呼ばれているが、図1の実施の形態において使用され、図2(A)の選択スキーム、特に入力信号シーケンス3、4、2、5、4、−3、−4、−6、−1に示される。この図面において、左の列は、“正”のセット5における電流源の選択スキームを示し、右の列は、“負”のセット6における電流源の選択スキームを示す。選択された電流源にはブロックが描かれており、選択されていない電流源は空白によって表現されている。図示するとおり、選択された変換要素の数は変換されるべき入力信号の大きさに対応する。しかしながら、第1の電流源において各変換を再開する代わりに、次に、各変換は最初の変換の間に選択された最後の電流源の隣りの電流源において開始される。変換の間に電源の行における最後の電流源が選択された場合、その変換は、周期的な順列の仕方で、最初の電源に続く。図2(A)において、12個の変換要素が示されているが、実際には、セットごとの互いの変換要素の数、即ち、31個使用され得る。
【0019】
確実に、総ての変換要素が等しい期間選択され、変換要素ができるだけ同じ頻度で選択されるので、通常、“データ重み付け平均”は、変換要素を選択するための適切なアルゴリズムである。しかし、このアルゴリズムを図1のデュアル変換セット構成(dual conversion-set arrangement)において適用することには問題が生じる。これは、負の信号動作(符号ビット=0)の間に、“正”のセット5において選択されるべき変換要素の数がゼロ(K1=0)であり、その結果、変換要素のこのセットのためのデータ重み付けアルゴリズムが停止してしまうという事実のためである。このことは、ミスマッチノイズが高周波へ整形されず、所望の信号周波数が存在するより低周波帯域において残るので、その停止の最初において依然として存在するミスマッチエラーは停止が終了する前には補正されない。もちろん同じ影響は、“負”のセット6において“データ重み付け平均”アルゴリズムの一時的な停止のために正の信号動作の間に起きる。その結果、所望の周波数帯域におけるミスマッチノイズは、通常、単一の変換セットシステムにおいて使用される“データ重み付け平均”アルゴリズムの場合よりもずっと高くなる。
【0020】
この問題の解決は、各変換のための正の信号動作の間に、K1の電源の変わりに、K1+Lの電流源が“正”のセット5において選択され、Lの電流源が“負”のセット6において選択されるということにある。同様のことが、各変換のための負の信号動作の間に、K2 の電源の変わりに、K2+Lの電流源が“負”のセット6から選択され、Lの電流源が“正”のセット5から選択されるということにも言える。言い換えれば、K1が負の信号動作の間にゼロになり、K2が正の信号動作の間にゼロになる場合に、セット5においてK1+Lの電源が選択され、セット6においてK2+Lの電源が選択される。デジタル−アナログ・コンバータの出力は依然としてK1−K2であるが、Lの超過の電源のために、“正”のセットの動的要素マッチンクアルゴリズムが負の信号動作の間に継続され、“負”のセットのアルゴリズムが正の信号動作の間に継続され、それによって、低周波マッチングエラーを防止する。
【0021】
当然、パラメータLは変化させることができるが、好ましくは、Lは1に等しい。選択された電源の数が低い信号値において依然として低いときに、このことが良好な動的要素マッチングおよび良好な熱的ノイズ性能を可能とするからである。
【0022】
図2(B)は、L=1のときおよび図2(A)と同様に入力値が同じシーケンスのときにおける変換要素の2つのセットの選択スキーム示す。各セットにおける変換要素の総数は、そのセットが入力信号の最高値を変換することができるために、Lだけ増加されなければならない。
【0023】
図3のデジタル−アナログ・コンバータにおいて、図1におけるブロックと同じ機能を有するブロックが同じ参照番号を有す。よって、さらに説明をするようなことはしない。図3のコンバータは変換要素11からなる第1のセットおよび第2のセット12を備える。第1のセット11からなる変換要素は選択ロジック1によって再度選択されるが、それらは同時に選択ロジック2によっても選択される。従って、選択ロジック1が(図1の構成において実行されたものと同様の)その動的要素マッチングアルゴリズムに従ってセット11のK1の要素を選択する間に、選択ロジック2は選択ロジック2の動的要素マッチングアルゴリズムによるセット11のK2の要素を選択する。(図3においてL1、L2、L3およびL4で参照される要素は次の段落において説明する。)選択ロジック1によって選択されたK1の電源の電流は第1の出力端子13の方向へ向かい、選択ロジック2によって選択されるK2の電源の電流は第2の出力端子14の方向へ向かう。同様に、セット12の変換要素は選択ロジック1および選択ロジック2の両方によって選択される。選択ロジック2によって選択されるK2の電源の電流は第1の出力端子13から流出し、選択ロジック1によって選択されるK1の電源の電流は第2の出力端子14から流出される。結果的に、第1の出力端子は電流K1−K2の電流を送り、第2の出力端子はK2−K1の電流を送り、それによって、現実の出力信号の差2(K1−K2)は、2つの言及した出力端子の間から得られる。
【0024】
図1の構成のように、図3の構成においても、動的要素マッチングアルゴリズムが一時的に整形動作を停止してしまうことを防止することは重要であり、それゆえに、超過の変換要素がこの構成において選択される。これらの超過の要素の数は等しくなる必要性はない。図3において示されるように、セット11において、K1+L1の選択要素は出力端子13への接続のために選択され、K2+L4の選択要素は出力端子14への接続のために選択される。同様に、セット12においては、K2+L3の選択要素は出力端子13への接続のために選択され、K1+L2の選択要素は出力端子14への接続のために選択される。超過の変換要素が出力信号の差を助長させることを回避するために、L1+L2=L3+L4であることが必要である。また、超過の変換要素が出力信号の共通モード(common mode)を助長することを回避するために、さらにL1+L4=L3+ L2であることが好ましい。その2つの条件は互いにL1=L3かつL2=L4であることを意味する。図1を参照してすでにその理由を述べたとおり、超過の変換要素の総数を1に等しくすることが好ましい。
【0025】
選択ロジック1または2からm本のラインのそれぞれが、1つのセット内のm個の変換要素の1つを選択する。これは、図3の構成において各変換要素の選択が2つのラインによって、一方は選択ロジック1から、他方は選択ロジック2から、制御されることを意味する。各変換要素は、セット11の各要素は選択ロジック1のアルゴリズムによって選択されることができこの場合においてそれは出力端子13へ接続される、若しくは、セット11の各要素は選択ロジック2のアルゴリズムによって選択されることができこの場合においてそれは出力端子14へ接続される、若しくは、セット11の各要素は2つのアルゴリズムのいずれにも選択されることができずこの場合においてその電流はグランドへ排出されるという3つの場面のうちの1つになりうる。
【0026】
しかしながら、両方のアルゴリズムが同じ変換要素を同時に選択するときに問題が起きる。このようなことが簡単に起きるということは図2(B)の選択スキームにおいてみうけられる。このスキームにおいて、第1の変換の間に第1の要素は両方のアルゴリズムによって選択され、同じく、4番目の変換の間に4番目の要素が、7番目の変換の間に1番目の要素が選択される。これらの場合において、その2つのアルゴリズムは出力端子13および14の両方へ同時にその電源のエラーに加わる必要があり、即ち、そのエラーは、同時に出力の差へ加えられ、出力の差から引かれる。従って、両方のアルゴリズムの選択がキャンセルされたときに、平均化において生じるエラーは無く、動的要素マッチングアルゴリズムの総ての良い特徴が維持される。
【0027】
図4は、L1=L2=L3=L4=1であり、図2(A)および図2(B)と同様の入力信号シーケンスである図3の構成に用いされる選択スキームを表している。この図4において、選択要素はブロックが描かれ、本質的に選択されない要素は空白であり、そして、選択がキャンセルされた要素は影が描かれている。
【0028】
図1のデュアル変換セット構造において、正の信号動作は、変換要素の“正”のセットによって行われ、負の信号動作は、変換要素の“負”のセットによって行われる。2つのセットのそれぞれにおける変換要素の平均値が正確には等しくないとき、その回路は対称ではなく、結果的にアナログ出力信号において規則的な高調波歪を生じる。この歪は、動的要素マッチングアルゴリズムを使用することによっては対処できず、変換要素のセットのそれぞれは正および負の進行動作の両方の変換を処理するので、図3の差動出力コンバータにおいて効果的にキャンセルされる。4つの数の超過の変換要素は総てLに等しく、I+diはセット11の電源の平均電流値でありかつI−diはセット12の電源の平均電流であるときに(これらは動的要素マッチングアルゴリズムによって処理されるので、1つのセットの電源の間の相違は考慮しなくて良い)、端子13へ供給される電流は、(i+di)(K1+L)であり、端子13から流出する電流は(i−di)(K2+L)であり、従って、結果として、出力端子13によって送られる電流は、
(i+di)(K1+L)−(i−di)(K2+L)=i(K1−K2)+di(K1+K2+2L)
である。
【0029】
さらに、端子14へ供給される電流は、(i+di)(K2+L)であり、端子14から流出する電流は(i−di)(K1+L)であり、従って、結果として、出力端子14によって送られる電流は、
(i+di)(K2+L)−(i−di)(K1+L)=i(K2−K1)+di(K1+K2+2L)
である。
【0030】
2つの出力電流の差によって、di非対称エラー(di-asymmetry errors)とは関係のない出力信号の差2i(K1−K2)が得られる。2つの出力電流の和によって、2di(K1+K2+2L)が得られ、di非対称エラーが出力信号の共通モードにおいて現れていることを示す。
【0031】
多くの動的要素マッチングアルゴリズムにおける場合のように、本明細書に記述されている動的要素マッチングアルゴリズムの性能は、変換要素の選択がデジタル入力信号のサンプリング期間ごとに1回以上(好適にはサンプリング期間ごとに整数回)実行された場合に、明らかに改善され得る。変換周期が増加するにつれ、選択された変換要素の循環もずっと速くなり、それによって、ミスマッチエラーは依然と高周波域に整形される。図5は、2倍のサンプリング周期である変換周期で、図2かつ図4において使用されたのと同じ入力信号シーケンスでの、図3の構成に用いられる変換要素選択スキームを示す。
【0032】
本発明による特徴および有利点、即ち、非線形の歪の減少、ミスマッチノイズの形状の改善、信号の対称性の改善がデータ重み付け平均化アルゴリズムによって図示されているだけであるが、それらは、他の種のノイズ整形する動的要素マッチングアルゴリズムによっても保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるデジタル−アナログ・コンバータの第1の実施の形態の図。
【図2】 図1に示す実施の形態の動作における変換要素の選択を図示した概略図。
【図3】 本発明によるデジタル−アナログ・コンバータの第2の実施の形態の図。
【図4】 図3に示す実施の形態の動作における変換要素の選択を図示した概略図。
【図5】 2倍のサンプリング周期である変換周期で、図2かつ図4において使用されたのと同じ入力信号シーケンスでの、図3の構成に用いられる変換要素選択スキームを示す図。

Claims (5)

  1. 多ビットデジタル入力信号をアナログ出力信号へ変換するためのデジタル−アナログ・コンバータであって、
    当該コンバータは、単極性のほぼ等しい変換要素の第1のセット、および前記多ビットデジタル入力信号に応答して、出力端子へ接続するための第1の数(K1)の信号変換要素を前記変換要素の第1のセットから選択する第1の変換要素選択ロジックを備え、前記第1の変換要素選択ロジックは動的要素マッチングアルゴリズムを実行するのに適合され、
    当該コンバータは、前記変換要素の第1のセットによって得られた前記出力信号動作とは反対の出力信号動作に用いられるほぼ等しい逆極性変換要素第2のセット、および、前記多ビットデジタル入力信号に応答して、前記出力端子へ接続するための第2の数(K2)の信号変換要素を前記逆極性変換要素の第2のセットから選択する第2の変換要素選択ロジックをさらに備え、前記第2の変換要素選択ロジックも動的要素マッチングアルゴリズムを実行するのに適合しており、
    前記第1の変換要素選択ロジックは、前記出力端子へ接続するための或る個数(L)の超過の変換要素を前記変換要素の前記第1のセットからさらに選択し、
    前記第2の変換要素選択ロジックは、前記アナログ出力端子へ接続するための等しい個数(L)の超過の変換要素を前記逆極性変換要素の第2のセットからさらに選択する、ことを特徴とするデジタル−アナログ・コンバータ。
  2. 前記第1の変換要素選択ロジックは、前記逆極性選択要素の第2のセットをさらに制御し、それによって、同時に、前記第1の数(K1)の信号変換要素を前記第1のセットから前記第1の出力端子へ接続し、等しい数の信号変換要素は第2の出力端子への接続のために前記逆極性変換要素の第2のセットから選択され、
    前記第2の変換要素選択ロジックは、前記選択要素の第1のセットをさらに制御し、それによって、同時に、前記第2の数(K2)の信号変換要素を前記第2のセットから前記第1の出力端子へ接続し、
    前記第1のセットからの等しい数の信号変換要素は第2の出力端子への接続のために選択されることを特徴とし、
    多ビットデジタル入力信号を差動アナログ出力信号へ変換する請求項1に記載のデジタル−アナログ・コンバータ。
  3. 前記第1の変換要素選択ロジックは、前記第1の出力端子への接続のために前記変換要素の第1のセットから第1の数(L1)の超過の変換要素をさらに選択し、
    前記第1の変換要素選択ロジックは、前記第2の出力端子への接続のために前記逆極性変換要素の第2のセットから第2の数(L2)の超過の変換要素をさらに選択し、
    前記第2の変換要素選択ロジックは、前記第1の出力端子への接続のために前記逆極性変換要素の第2のセットから第3の数(L3)の超過の変換要素をさらに選択し、
    前記第2の変換要素選択ロジックは、前記第2の出力端子への接続のために前記変換要素の第1のセットから第4の数(L4)の超過の変換要素をさらに選択し、
    超過の変換要素の第1の数(L1)と超過の変換要素の第2の数(L2)との和が超過の変換要素の第3の数(L3)と超過の変換要素の第4の数(L4)との和に等しいことを特徴とする請求項2に記載のデジタル−アナログ・コンバータ。
  4. 前記超過の変換要素の前記第1から前記第4の数のそれぞれが1に等しいことを特徴とする請求項1または3に記載のデジタル−アナログ・コンバータ。
  5. 前記第1および前記第2の変換要素選択ロジックの両方によって同時に選択されるように予定されたいずれかの変換要素を特定するため、および、前記第1および前記第2の変換要素選択ロジックの各々によるそのような変換要素の選択をキャンセルするために、前記第1および前記第2の変換要素選択ロジックの動作を互いに比較する手段によって特徴付けられた請求項3に記載のデジタル−アナログ・コンバータ。
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