JP4583194B2 - 赤外線検知器 - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線検知器に関し、特に、量子ドットを複数の埋め込み層で埋め込んだ量子ドット構造体を用い、量子ドット構造体に赤外線が吸収されたときの電子遷移を利用して赤外線を検知する赤外線検知器に関する。
従来、赤外線検知器には、赤外線を吸収してキャリアを放出する量子井戸層を、そこから放出されたキャリアを受けるバリア層で埋め込んだ量子井戸構造体を用いた量子井戸型赤外線検知器(Quantum Well Infrared Photodetector、QWIP)が利用されていた。
近年では、量子井戸構造体に比べてより感度を高めることのできる量子ドット構造体を赤外線検知器に用いる試みもなされている。このような量子ドット型赤外線検知器(Quantum Dot Infrared Photodetector、QDIP)は、赤外線を吸収してキャリアを放出する量子ドットを、キャップ層とバリア層とで埋め込んだ量子ドット構造体を用いる。QDIPでは、赤外線を吸収して量子ドットからキャリアが放出された後、他の量子ドットにそのキャリアが捕獲されるまでの時間が長く、量子ドットのキャリア数変動に対する電流量変動が大きくなる。これは、光伝導ゲインが大きいことを表し、単位フォトン数に対する感度が高いことを表している。
ここで、キャリア数変動には、ノイズ成分としてのキャリア数変動も含まれ、例えば、次のような式で定義される。
S=Iphoto=eΦηg ・・・(1)
N=(4eIphotogB)0.5=2eg(ΦηB)0.5 ・・・(2)
式(1)、(2)において、S及びIphotoは信号値、eは電荷量、Φは単位フォトン数、ηはフォトンからキャリアへの変換効率、gは光伝導ゲイン、Nはノイズ信号値、Bは周波数である。
しかし、目標となる赤外線以外の要素、例えば背景光等によってキャリア数変動が常に起こっている状況では、ノイズ成分としてのキャリア数変動に対する電流量変動も大きい。式(1)、(2)から明らかなように、光伝導ゲインgが大きくなると、信号値Sだけでなくてノイズ信号値Nも大きくなる。
このノイズ信号値Nを小さくするため、量子ドットから放出されたキャリアを受けるバリア層において、量子ドットに極めて近い位置にバリア層より電子エネルギポテンシャルが低いキャップ層を形成している。このキャップ層は、電子エネルギポテンシャルの低いキャリアを捕獲し、量子ドットにキャリアを再充電している。つまり、キャップ層は、量子ドットから放出されたキャリアを捕獲し、光伝導ゲインgを小さくしている。ここで、キャリアが十分に捕獲されると光伝導ゲインgが小さくなって感度が低くなってしまうので、通常は量子ドット構造体を約5回から10回繰り返し積層することによって赤外線吸収量を増加させて感度を高めるようにしている。
ところで、GaAs基板やGaAs層上に、InAsの量子ドットを散在させ、この上に、キャップ層とするInGaAs、バリア層とするGaAsを順にエピタキシャル成長させ、これを繰り返し積層することにより、量子ドット構造体の積層構造を形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平8−88345号公報
しかし、特許文献1によって開示された量子ドット構造体のように、InAsの量子ドットを埋め込むキャップ層及びバリア層にそれぞれInGaAs及びGaAsを用いた場合には、両者の格子定数の差が比較的大きいため、キャップ層とバリア層との間の格子不整合が大きくなる。量子ドット構造体にこのような大きな格子不整合が存在すると、これを積層したときに結晶欠陥が発生しやすくなるという問題点があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、量子ドット構造体をより多く繰り返し積層可能な赤外線検知器を提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために、図1に例示するように、赤外線を検知する赤外線検知器において、AlGaAsのバリア層と、前記バリア層の上方に配置された量子ドットと、前記量子ドットを埋め込むGaAsのキャップ層と、を有する量子ドット構造体を備える赤外線検知器が提供される。
このような赤外線検知器によれば、キャップ層1bにGaAsを用いてバリア層1cにAlGaAsを用い、格子定数の類似する材料を用いる。それにより、キャップ1b及びバリア層1cの間の格子不整合が小さくなるので、量子ドット構造体を積層した場合でも結晶欠陥の発生が抑えられる。
本発明では、赤外線を吸収してキャリアを放出する量子ドットを、格子定数の類似するキャップ層及びバリア層によって埋め込むようにする。
このようにすると、量子ドット構造体を積層した場合でも結晶欠陥の発生が抑えられるようになるので、量子ドット構造体をより多く繰り返し積層可能になる。これにより、高感度の赤外線検知器が実現可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態の光吸収部の一例の要部断面模式図、図2は量子ドット構造体のエネルギ帯構造図である。
赤外線検知器は、複数の量子ドット構造体が積層された光吸収部1を有している。量子ドット構造体は、キャップ層1bが量子ドット1aの上面に接するようにして設けられ、これら量子ドット1a及びキャップ層1bがバリア層1cで埋め込まれた構成を有している。
ここで、量子ドット1aには、InAs、InGaAs、InAlAsまたはInGaAlAsが用いられる。キャップ層1bには、GaAsまたはAlGaAsが用いられる。バリア層1cには、AlGaAsが用いられる。ただし、バリア層1cには、キャップ層1bにAlGaAsが用いられる場合、バリア層1cのAsの組成がキャップ層1bのAlの組成よりも大きいAlGaAsが用いられる。
このような構成の光吸収部1は、まず、分子線エピタキシャル成長(Molecular Beam Epitaxy、MBE)法により、例えばGaAs基板上に、外部への電気的接続のために厚さ約5000Åのn型の下部コンタクト層を成長させた後、その上に例えば厚さ約300Å〜500ÅのAlGaAsを成長させてバリア層1cを形成する。次いで、例えば分子層単位で2ML〜3MLのInAsを通常よりも低温の約500℃で供給し、自己組織化現象を利用してInAsを島状に形成する。これにより、直径約200Å〜400Å、高さ約30Å〜50ÅのInAsの量子ドット1aが形成される。次いで、この量子ドット1aを上面から埋め込むように、例えば厚さ約30Å〜50ÅのGaAsを成長させ、キャップ層1bを形成する。次いで、このキャップ層1b上に、例えば厚さ約300Å〜500ÅのAlGaAsを成長させてバリア層1cを形成する。このようにしてバリア層1c、量子ドット1a及びキャップ層1bを繰り返し成長させることにより、下部コンタクト層の上に光吸収部1を形成する。光吸収部1の形成後は、さらにその上に外部への電気的接続用として厚さ約5000Åのn型の上部コンタクト層を成長させる。
ここで述べたようにキャップ層1bにGaAs、バリア層1cにAlGaAsを用いるほか、キャップ層1b及びバリア層1cに上記のような材料を用いた場合、両層の格子定数が類似するので、格子定数の差が従来のようにキャップ層及びバリア層にそれぞれInGaAs及びGaAsを用いた場合に比べて小さくなり、両層間の格子不整合が抑えられるようになる。
このようにして形成される光吸収部1の量子ドット構造体において、量子ドット1a、キャップ層1b及びバリア層1cの伝導帯のエネルギ準位は、図2に例示するように、それぞれ準位A、準位B及び準位Cである。このように、キャップ層1bは、電子エネルギポテンシャルが量子ドット1aよりも高く、バリア層1cは、電子エネルギポテンシャルがキャップ層1bよりも高い。
次に、図1の模式図の動作について説明する。
量子ドット1aから放出されたキャリアは、量子ドット1a、キャップ層1b及びバリア層1cの伝導帯を移動できるエネルギを得ると、上部と下部のコンタクト層間に与えられた電界に従って流れる。すなわち、赤外線の吸収によって量子ドット1aの価電子帯のキャリアが励起され、量子ドット1aの準位A、キャップ層1bの準位B、バリア層1cの準位Cを超えると、上部と下部のコンタクト層間に電流が流れるようになる。
その後、バリア層1cで、量子ドット1aから放出されたキャリアが、与えられた電界に従って電流が流れる。また、キャップ層1bにより、ノイズ成分としての量子ドット1aから放出されたキャリアが捕獲され、量子ドット1aにキャリアが再充電される。
赤外線検知器は、このような光吸収部1を1画素とし、例えば1枚のGaAs基板上に多数の光吸収部1を整列配置して構成される。各光吸収部1では、多くの赤外線が吸収されるとその分多くのキャリアが放出されるため、それを利用することにより、赤外線検知器では、対象物の温度に応じた画像が生成されるようになる。
このように、第1の実施の形態の赤外線検知器では、量子ドット構造体のキャップ層1b及びバリア層1cの間の格子不整合が小さくなるようにしたので、量子ドット構造体を積層して光吸収部1を形成したときに結晶欠陥が発生しにくい。量子ドット構造体を上記のような材料を用いて形成すれば、これを20回以上繰り返し積層することが可能になる。そして、それにより、1つの光吸収部1内すなわち1画素内に、より多くの量子ドット1aを存在させることが可能になるので、赤外線検知器の感度を高めることができるようになる。
また、この第1の実施の形態では、ノイズ成分としてのキャリアをキャップ層1bが捕獲するので、キャリア数変動に対する電流量変動を小さく抑えることが可能になる。
なお、この第1の実施の形態では、1種の材料でキャップ層1bを形成する場合を例にして述べたが、キャップ層1bを複数の材料を適当な準位で積層した構成にすれば、量子ドット1aから放出されたキャリアの捕獲量を微調整して赤外線検知器の感度を調整することも可能になる。
また、この第1の実施の形態では、キャップ層1bを量子ドット1aの上面に接するようにして設けた場合を例にして述べたが、量子ドット1aの下面に接するようにして設けてもよい。その場合も、赤外線の検出は上記同様にして行われる。
また、光吸収部1を構成する各層間に、キャリアを供給するためのn型のエピタキシャル層をさらに設けるようにしてもよい。
次に、第2の実施の形態について説明する。図3は、第2の実施の形態の光吸収部の一例の要部断面模式図である。
赤外線検知器は、複数の量子ドット構造体が積層された光吸収部2を有している。量子ドット構造体は、キャップ層2bが量子ドット2aの上面に接するようにして設けられ、これら量子ドット2a及びキャップ層2bがバリア層2cで埋め込まれた構成を有している。また、発生した電流を光吸収部2から取り出すための電流出口2d、光吸収部2にキャリアを充電するための電流入口2eを有している。また、複数のチャネルとしてのキャップ層を直列接続するビア2fを有している。
ここで、第1の実施の形態で利用される材料は、第2の実施の形態においても利用される。また、電流の発生原理は第1の実施の形態と同様であり、電流経路の方向は量子ドットを含んだキャップ層をチャネルとしてキャップ層と平行方向である。また、構成要素の名称が同一の場合、機能も同一である。また、量子ドット2a、キャップ層2b及びバリア層2cにおいて、エネルギ帯構造は第1の実施の形態と同様である。
このような構成の光吸収部2は、第1の実施の形態と同様の形成過程の後、SiCl4、Cl2、及び、Arのエッチングガスが使用され、約0.5Paの圧力が加えられ、約100Wの高周波電源が使用されるドライエッチングにより、電流出口2d、電流入口2e及びビア2fが形成される。
ここで述べたようにキャップ層2bにGaAs、バリア層2cにAlGaAsを用いるほか、キャップ層2b及びバリア層2cに上記のような材料を用いた場合、両層の格子定数が類似するので、格子定数の差が、従来のようにキャップ層及びバリア層にそれぞれInGaAs及びGaAsを用いた場合に比べて小さくなり、両層の間の格子不整合が抑えられるようになる。
次に、図3の模式図の動作について説明する。
量子ドット2aから放出されたキャリアは、量子ドット2a、キャップ層2b及びバリア層2cの伝導帯を移動できるエネルギを得ると、与えられた電界に従って流れる。すなわち、赤外線の吸収によって量子ドット2aの価電子帯のキャリアが励起され、量子ドット2aの準位A、キャップ層2bの準位B、バリア層2cの準位Cを超えると、電流が流れるようになる。
その後、キャップ層2bで、量子ドット2aから放出されたキャリアが、キャップ層と平行方向に与えられた電界に従って電流が流れる。
その後、電流出口2dにより、発生した電流が光吸収部2から取り出される。また、電流入口2eにより、光吸収部2にキャリアが充電される。
赤外線検知器は、このような光吸収部2を1画素とし、例えば1枚のGaAs基板上に多数の光吸収部2を整列配置して構成される。各光吸収部2では、多くの赤外線が吸収されるとその分多くのキャリアが放出されるため、それを利用することにより、赤外線検知器では、対象物の温度に応じた画像が生成されるようになる。
このように、第2の実施の形態の赤外線検知器では、量子ドット構造体のキャップ層2b及びバリア層2cの間の格子不整合が小さくなるようにしたので、量子ドット構造体を積層して光吸収部2を形成したときに結晶欠陥が発生しにくい。量子ドット構造体を上記のような材料を用いて形成すれば、これを20回以上繰り返し積層することが可能になる。そして、それにより、1つの光吸収部2内すなわち1画素内に、より多くの量子ドット2aを存在させることが可能になるので、赤外線検知器の感度を高めることができるようになる。また、光吸収部2のビア2f等の加工時において、光吸収部2に対するダメージが少ない。
また、量子ドット構造体を積層して各チャネルを直列に接続して電流経路を長くでき、ノイズ成分としてのキャリアを量子ドット2aが捕獲しやすくなるので、ノイズ成分としてのキャリア数変動に対する電流量変動は小さい。
また、光吸収部2に対して溝を設けられる。図4は、第2の実施の形態の光吸収部の一例の要部平面模式図である。ここで、光吸収部2に溝2g、2hを設け、電流経路を迂回させて電流経路を長くしている。このようにすると、電流経路が長くでき、ノイズ成分としてのキャリアを量子ドット2aが捕獲しやすくなるので、ノイズ成分としてのキャリア数変動に対する電流量変動は小さい。
なお、この第2の実施の形態では、1種の材料でキャップ層2bを形成する場合を例にして述べたが、キャップ層2bを複数の材料を適当な準位で積層した構成にすれば、量子ドット2aから放出されたキャリアの捕獲量を微調整して赤外線検知器の感度を調整することも可能になる。
また、この第2の実施の形態では、キャップ層2bを量子ドット2aの上面に接するようにして設けた場合を例にして述べたが、量子ドット2aの下面に接するようにして設けてもよい。その場合も、赤外線の検出は上記同様にして行われる。
また、光吸収部2を構成する各層間に、キャリアを供給するためのn型のエピタキシャル層をさらに設けるようにしてもよい。
(付記1) 赤外線を検知する赤外線検知器において、
赤外線を吸収してキャリアを放出する量子ドットが、格子定数の類似する複数の埋め込み層によって埋め込まれた量子ドット構造体を有する光吸収部を備えることを特徴とする赤外線検知器。
(付記2) 前記複数の埋め込み層のうち、電子エネルギポテンシャルが前記量子ドットよりも高い一の埋め込み層が前記量子ドットの上面または下面に接して設けられ、電子エネルギポテンシャルが前記一の埋め込み層よりも高い他の埋め込み層によって前記量子ドットと前記一の埋め込み層とが埋め込まれることを特徴とする付記1記載の赤外線検知器。
(付記3) 前記一の埋め込み層は、前記一の埋め込み層以外の前記複数の埋め込み層の厚さの和より、薄いことを特徴とする付記2記載の赤外線検知器。
(付記4) 前記量子ドットがInAs、InGaAs、InAlAsまたはInGaAlAsで形成され、前記一の埋め込み層がGaAsまたはAlGaAsで形成され、前記他の埋め込み層がAlGaAsで形成されることを特徴とする付記2記載の赤外線検知器。
(付記5) 前記他の埋め込み層は、前記一の埋め込み層がAlGaAsで形成される場合、前記他の埋め込み層のAsの組成が前記一の埋め込み層のAlの組成よりも大きいAlGaAsで形成されることを特徴とする付記4記載の赤外線検知器。
(付記6) 前記光吸収部は、複数の前記量子ドット構造体が積層されて構成されることを特徴とする付記1記載の赤外線検知器。
(付記7) 前記量子ドット構造体の積層数が20層以上可能であることを特徴とする付記6記載の赤外線検知器。
(付記8) 前記光吸収部は、前記一の埋め込み層が形成されている面に対して平行方向の電流経路を有することを特徴とする付記2記載の赤外線検知器。
(付記9) 前記光吸収部が複数の前記量子ドット構造体が積層されて構成される場合、前記各電流経路が直列に接続されることを特徴とする付記8記載の赤外線検知器。
(付記10) 前記量子ドット構造体の一部を除去することにより、前記電流経路を長くしたことを特徴とする付記8記載の赤外線検知器。
第1の実施の形態の光吸収部の一例の要部断面模式図である。 量子ドット構造体のエネルギ帯構造図である。 第2の実施の形態の光吸収部の一例の要部断面模式図である。 第2の実施の形態の光吸収部の一例の要部平面模式図である。
符号の説明
1 光吸収部
1a 量子ドット
1b キャップ層
1c バリア層

Claims (5)

  1. AlGaAsのバリア層と、
    前記バリア層の上方に配置された量子ドットと、
    前記量子ドットを埋め込むGaAsのキャップ層と、
    を有する量子ドット構造体を備えることを特徴とする赤外線検知器。
  2. 前記キャップ層の電子エネルギポテンシャルが前記量子ドットよりも高く、
    前記バリア層の電子エネルギポテンシャルが前記キャップ層よりも高いことを特徴とする請求項1記載の赤外線検知器。
  3. 前記キャップ層は、前記バリア層の厚さより薄いことを特徴とする請求項2記載の赤外線検知器。
  4. 数の前記量子ドット構造体が積層されて構成されることを特徴とする請求項1記載の赤外線検知器。
  5. 前記量子ドット構造体の積層数が20層以上可能であることを特徴とする請求項4記載の赤外線検知器。
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