JP4582152B2 - 撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに、詳細には、フォーカス制御を行なう撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
昨今の多くのスチルカメラやビデオカメラなどの撮像装置は、被写体に対するフォーカスを自動的に合わせるオートフォーカス(AF)機構を搭載している。例えば多くのカメラで用いられているコントラスト測定に基づくフォーカス制御は、レンズを介して取得された撮像データのコントラストの高低を判断してフォーカス位置を決定する。すなわちフォーカスレンズを動かしながら画像のコントラスト強度が最大となる位置を検出し、この位置を合焦位置とするものである。なお、フォーカスレンズを動かす範囲はスキャン範囲とよばれ、一般的に至近側〜無限遠側の範囲をスキャン範囲としてレンズ駆動が行なわれる。
さらに、撮影者により予め設定されたフォーカスプリセット位置にレンズを素早く移動させて撮影を可能としたフォーカスプリセット機能を持つカメラも多く利用されている。例えば、特許文献1(特開2004−294570号公報)、特許文献2(特開2006―64842号公報)に、プリセットフォーカス機能を有するカメラについて記載されている。また特許文献3(特開2004−53722号公報)は、複数のボタンにユーザが撮影したい被写体距離をプリセットできるカメラを開示している。
フォーカスプリセット機能を用いれば、予め設定された位置にレンズを素早く移動させて撮影を開始することが可能となり、オートフォーカス(AF)機能を利用する場合に比較して撮影開始のタイミングを早めることができる。
オートフォーカス(AF)を利用した撮影では、至近側〜無限遠側の範囲をスキャン範囲としてレンズ駆動が行なわれるため、フォーカス位置の決定までに時間を要するという問題がある。また、例えば、手前に金網があり、その奥に動物がいて、動物の撮影を行なおうとする場合、オートフォーカス処理において金網、動物の双方でコントラストのピークが検出されてしまい、金網にピントのあった写真が撮影されてしまう可能性がある。
このような問題を解決する構成として、特許文献4(特開2006−349744号公報)は、AFのスキャン範囲を制限し、複数の被写体を分離する方法を提案している。しかし、この手法を用いた場合、広角側のような被写界深度が深いズーム位置(焦点距離)では、複数の遠近被写体の分離がうまく行なわれず、目的とする被写体以外の被写体に合焦させて撮影を実行してしまう可能性が発生する。なお被写界深度は、1つの合焦位置(ピント位置)の前後に存在するピントの合った範囲のことであり、この範囲が広い状態を被写界深度が深いという。一般に光学ズームが広角側では、被写界深度が深く、望遠側では被写界深度が浅くなる。
特開2004−294570号公報 特開2006―64842号公報 特開2004−53722号公報 特開2006−349744号公報
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、プリセット位置前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置を決定するものにあって、短時間で正しくフォーカスレンズの設定位置を決定し得る撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
撮像装置であり、
プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置を決定する制御部を有し、
前記制御部は、
ズームレンズ位置が、予め設定した境界位置によって区分される広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、
ズームレンズの位置が望遠側にある場合、
D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
前記2つの値D1,D2の加算値:D1+D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
ズームレンズの位置が広角側にある場合、
前記D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定する
ことを特徴とする撮像装置にある。
また、本発明の第1の側面は、
撮像装置であり、
プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置を決定する制御部を有し、
前記制御部は、
D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
前記2つの値D1,D2のいずれか大きい値であるD、すなわち、
D=MAX(D1,D2)を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定する
ことを特徴とする撮像装置にある。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、前記AF評価値ピーク検出区間の前後にさらにAF評価値の推移判定のために予め設定された送り込み量を付加した区間を設定し、該設定した区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定することを特徴とする。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、前記AF評価値を撮像装置の取得画像内に設定した検波枠内のコントラストに基づいて算出することを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
撮像装置において実行する撮像装置制御方法であり、
制御部が、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置を決定するフォーカス制御ステップを有し、
前記フォーカス制御ステップは、
ズームレンズ位置が、予め設定した境界位置によって区分される広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、
ズームレンズの位置が望遠側にある場合、
D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
前記2つの値D1,D2の加算値:D1+D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
ズームレンズの位置が広角側にある場合、
前記D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
ことを特徴とする撮像装置制御方法にある。
また、本発明の第2の側面は、
撮像装置において実行する撮像装置制御方法であり、
制御部が、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置の決定を行うフォーカス制御ステップを有し、
前記フォーカス制御ステップは、
D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
前記2つの値D1,D2のいずれか大きい値であるD、すなわち、
D=MAX(D1,D2)を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
ことを特徴とする撮像装置制御方法にある。
さらに、本発明の第3の側面は、
撮像装置においてフォーカス制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
制御部に、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置の決定を行わせるフォーカス制御ステップを有し、
前記フォーカス制御ステップは、
ズームレンズ位置が、予め設定した境界位置によって区分される広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、
ズームレンズの位置が望遠側にある場合、
D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
前記2つの値D1,D2の加算値:D1+D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
ズームレンズの位置が広角側にある場合、
前記D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
ことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
また、本発明の第3の側面は、
撮像装置においてフォーカス制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
制御部に、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置の決定を行わせるフォーカス制御ステップを有し、
前記フォーカス制御ステップは、
D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
前記2つの値D1,D2のいずれか大きい値であるD、すなわち、
D=MAX(D1,D2)を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
ことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例の構成では、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズのプリセット位置の前後にフォーカスレンズの移動範囲であるスキャン範囲を設定する際、ズームレンズの設定状態に応じて異なるスキャン範囲を設定し、設定したスキャン範囲でAF評価値を取得してフォーカス位置を決定する。例えば、ズームレンズが広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、広角側にある場合と望遠側にある場合とで異なるスキャン範囲の設定を行なってフォーカス位置を決定する構成とした。本構成により、ズーム位置に応じた最適なスキャン区間の設定が可能となり、目的とする被写体に対する正確かつ高速なフォーカス設定が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の撮像装置、および撮像装置制御方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、図1、図2を参照して、本発明の撮像装置の一構成例について説明する。図1は、本発明の一実施例に係る撮像装置10の外観を示す図である。図1(a)は、撮像装置10の上面図、(b)は正面図、(c)は背面図である。(a)上面図のレンズ部分は断面図として示してある。撮像装置10は、電源スイッチ11、画像取り込みタイミングを設定するトリガ手段、すなわちシャッターとして機能するレリーズスイッチ12、撮像装置によって撮影される画像(スルー画像)や操作情報などを表示するモニタ13、撮像素子(CCD)としてのイメージャ14、ズーム制御を行うためのズームボタン15、各種の操作情報を入力する操作ボタン16、撮像装置によって撮影される画像(スルー画像)を確認するためのビューファインダ17、フォーカス調整において駆動されるフォーカスレンズ18、ズーム調整に際して駆動されるズームレンズ19、撮影モードを設定するためのモードダイアル20、フォーカスレンズ18を駆動するためのフォーカスレンズモータ(M1)21、ズームレンズ19を駆動するためのズームレンズモータ(M2)22を有する。
被写体画像は、ビューファインダ17およびモニタ13に表示される。ビューファインダ17およびモニタ13は例えばLCDによって構成され、レンズを介する被写体画像が動画像として映し出される。この動画像はスルー画と呼ばれる。ユーザは、ビューファインダ17またはモニタ13を確認して、撮影する目標被写体を確認して、シャッターとしてのレリーズスイッチ12を押すことで画像の記録処理が実行されることになる。
図2を参照して本発明の撮像装置100の内部構成について説明する。本発明の撮像装置は、オートフォーカス機能を持つ撮像装置である。フォーカスレンズ101、ズームレンズ102を介する入射光は、例えばCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子103に入力し、撮像素子103において光電変換される。光電変換データは、アナログ信号処理部104に入力され、アナログ信号処理部104においてノイズ除去等の処理がなされ、A/D変換部105においてデジタル信号に変換される。A/D変換部105においてデジタル変換されたデータは、例えばフラッシュメモリなどによって構成される記録デバイス115に記録される。さらに、モニタ117、ビューファインダ(EVF)116に表示される。モニタ117、ビューファインダ(EVF)116には撮影の有無に関わらず、レンズを介する画像がスルー画として表示される。
操作部118は、図1を参照して説明したカメラ本体にあるレリーズスイッチ12、ズームボタン15、各種の操作情報を入力する操作ボタン16、撮影モードを設定するためのモードダイアル20等を含む操作部である。制御部110は、CPUを有し、撮像装置の実行する各種の処理の制御を予めメモリ(ROM)120などに格納されたプログラムに従って実行する。メモリ(EEPROM)119は不揮発性メモリであり、画像データ、各種の補助情報、プログラムなどが格納される。メモリ(ROM)120は、制御部(CPU)110が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。メモリ(RAM)121は、制御部(CPU)110において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。
モータドライバ112は、フォーカスレンズ101に対応して設定されたフォーカスレンズ駆動モータ113、ズームレンズ102に対応して設定されたズームレンズ駆動モータ114を駆動する。垂直ドライバ107は、撮像素子(CCD)103を駆動する。タイミングジェネレータ106は、撮像素子103およびアナログ信号処理部104の処理タイミングの制御信号を生成して、これらの各処理部の処理タイミングを制御する。
次に、本発明の撮像装置において実行するオートフォーカス(AF)制御処理の一例としてコントラスト測定に基づくオートフォーカス処理について、図3を参照して説明する。コントラスト測定に基づくフォーカス制御は、レンズを介して取得された撮像データのコントラストの高低を判断してフォーカス位置を決定する手法である。
ビデオカメラやスチルカメラにおいて取得される画像のコントラストの大小情報を用いてフォーカス制御を行う。例えば、撮像画像の特定領域をフォーカス制御用の信号取得領域(空間周波数抽出エリア)として設定する。この領域は検波枠(測距枠)と呼ばれる。例えば撮影画像の複数の小領域を検波枠として設定した処理が行なわれる。検波枠領域のコントラストが高いほどフォーカスが合っており、コントラストが低いとフォーカスがずれていると判定し、コントラストをより高くする位置にレンズを駆動してフォーカス位置を判別する。
具体的には、特定領域である検波枠の高周波成分を抽出して、抽出した高周波成分の積分データを生成し、生成した高周波成分積分データに基づいてコントラストの高低を判定する方法が適用される。すなわち、フォーカスレンズを複数の位置へと動かしながら複数枚の画像を取得し、各画像の輝度信号に対しハイパスフィルタに代表されるフィルタ処理をすることにより、各画像のコントラスト強度を示すAF評価値を得る。このとき、あるフォーカス位置でピントが合った被写体が存在する場合、フォーカスレンズ位置に対するAF評価値は図3のような曲線を描く。この曲線のピーク位置P1、すなわち画像のコントラスト値が最大となる位置が合焦位置である。この方式では、デジタルカメラの撮像素子であるイメージャに写った画像の情報のみをもとに合焦動作を行うことができ、撮像光学系の他に測距光学系を持つ必要がないことから、デジタルカメラにおいて広く利用されている。
しかし、至近側〜無限遠側の範囲をスキャン範囲としてレンズ駆動を行なうオートフォーカス機能を利用した場合、フォーカス位置の決定に時間を要するという問題がある。本発明の撮像装置では、撮影者により予め設定されるフォーカスプリセット位置を含む限定範囲内でフォーカスレンズを移動させてAF評価値を取得する。この限定された短いスキャン区間でのAF評価値のピーク位置検出を行なうことで、高速かつ正確なフォーカスポイント、すなわち合焦位置の検出を実現する。
図1、図2を参照して説明したように、撮像装置には、ズーム制御によって移動するズームレンズとフォーカス制御に際して移動するフォーカスレンズがあるが、ズームレンズの位置に対して、フォーカスの合うフォーカスレンズの位置とは対応関係がある。この対応関係について図4を参照して説明する。
図4は、横軸がズームレンズの位置(ワイド端〜テレ端)、縦軸がフォーカスレンズの位置(無限側〜至近側)として、複数の異なる被写体距離(0.5m,1.0m,3.0m,7.0m,∞)ごとにフォーカスが合う、すなわち合焦ポイントとなるフォーカスレンズ位置の軌跡を示した図である。このグラフに描かれる曲線はカムカーブと呼ばれる。
例えば、ユーザが、フォーカスプリセット機能を用いて、被写体までの距離を設定して、ズームレンズを操作した場合、この曲線(カムカーブ)に沿ってフォーカスレンズを移動させることでフォーカスレンズをフォーカス位置に設定することが可能となる。
フォーカスプリセット機能を利用する場合、撮像装置のモニタには、図5に示すような操作画面が表示される。図5に示すように、被写体距離として選択可能な候補として、0.5m,1.0m,3.0m,7.0m,∞が表示され、ユーザはこれらの距離候補から被写体までの距離を選択することができる。ユーザは、さらにズーム制御によりズームレンズの操作を行なうことが可能である。
例えばユーザが、被写体距離として0.5mの距離を選択してズーム制御を行なった場合、図4に示す曲線(0.5m)に従ってフォーカスレンズの位置を設定すれば、ユーザの設定した被写体距離(0.5m)にフォーカスのあった画像を撮影することが可能となる。例えばズームレンズ位置を図4に示す(A)の位置に設定したとき、フォーカスレンズの位置は(B)に設定される。この位置が0.5mの位置に被写体をおいたときの合焦位置となる。ユーザが、被写体距離として1.0mを選択してズーム制御を行なった場合、図4に示す曲線(1.0m)に従ってフォーカスレンズの位置が決定されることになる。
このカムカーブを利用すれば、ユーザの推定した被写体距離が正しければピントのあった画像の撮影が可能である。しかし、ユーザの推定距離と、実際の距離との差が存在し、また、図5に示すように、被写体距離として選択可能な候補は限られている(0.5m,1.0m,3.0m,7.0m,∞)ため、必ずしも正確な合焦ポイントでの撮影が可能となるものではない。
本発明の撮像装置では、ユーザの設定したフォーカスプリセット位置を含む前後の範囲に限定的なAF評価値ピーク検出区間を設定し、このAF評価値ピーク検出区間を含む限定範囲でフォーカスレンズを移動させてAF評価値のピークを検出することで、正確な合焦位置、すなわちフォーカスレンズの設定位置を決定する。
このAF評価値ピーク検出区間の設定処理、およびフォーカスレンズの移動範囲に対応するAFスキャン範囲について図6、図7を参照して説明する。本発明の一実施例に係る撮像装置では、ズーム状態、すなわちズームレンズの設定に応じて異なるAF評価値ピーク検出区間を設定する。
具体的には、例えば図6に示すように
(a)望遠側(テレ端側)、
(b)広角側(ワイド端側)、
これらの2種類に区分して、それぞれの状態に応じて異なるAF評価値ピーク検出区間を設定する。
(a)望遠側(テレ端側)、(b)広角側(ワイド端側)は、図7に示すように、ズームレンズの位置によって区分される。ズームレンズの設定位置を予め設定した境界位置(Z2)によって2分割し、図7に示すZ1〜Z2の位置にズームレンズが設定されている場合は(b)広角側(ワイド端側)、図7に示すZ2〜Z3の位置にズームレンズが設定されている場合は(a)望遠側(テレ端側)とする。境界位置(Z2)は例えば倍率=3倍のズームレンズ位置など、撮像装置に応じて適切な値に設定される。
図6に戻り、AF評価値ピーク検出区間の設定処理例について説明する。図6に示す(a)望遠側(テレ端側)、(b)広角側(ワイド端側)の各々に示す中心位置(Xm)は、フォーカスプリセット機能によって設定されるフォーカスレンズ位置である。すなわち、ユーザが被写体までの距離を推定し、図5を参照して説明した設定画面に基づいて距離選択を行なった結果として設定されるフォーカスレンズ位置である。
このフォーカスレンズ位置(Xm)は、図4に示す曲線(カムカーブ)上の位置となる。すなわち、先に図4を参照して説明したように、ユーザの選択した被写体距離と、ユーザの操作したズーム制御によるズームレンズの位置に応じて決定されるフォーカスレンズ位置となる。
本発明の撮像装置では、このフォーカスレンズのプリセット位置(Xm)を中心として、前後にAF評価値ピーク検出区間(p1〜p2)を設定する。図6に示すように、
(a)望遠側(テレ端側)においては、
D1=(プリセット位置[Xm]の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
これらの2つの値D1,D2の加算値:D1+D2
をXmの前後に設定してAF評価値ピーク検出区間(p1〜p2)を設定する。AF評価値ピーク検出区間(p1〜p2)は、D1=隣接カムカーブとの距離×(1/2)によって決定される区間(c1〜c2)に姿勢差を考慮した区間を加算した区間である。
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)とは、撮像装置の傾きを考慮して予め設定される値であり、例えば1つの合焦位置(ピント位置)の前後に存在するピントの合った範囲である焦点深度を適用して、
D2=姿勢差=(1/4〜1)×(焦点深度)の範囲内の値として設定する。
例えばD2=0.5×焦点深度
とした設定が適用できる。なお、先に説明したように、一般に光学ズームが広角側では、被写界深度が深く、望遠側では被写界深度が浅くなり、D2の値もズームレンズ位置に応じて異なる値としてよい。
図6(a)に示すように、
D1=(プリセット位置[Xm]の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
これらD1,D2の加算値によって設定されるAF評価値ピーク検出区間(p1〜p2)の前後に、さらに送りこみ量を設定した区間を、フォーカスレンズを移動させるAFスキャン範囲(s1〜s2)として設定する。AF評価値のピーク検出のためには、ピーク形成しているか否かを判別することが必要であり、送りこみ量はAF評価値の推移判定のために設定される。フォーカスレンズは、AFスキャン範囲(s1〜s2)において移動され、先に図3を参照して説明したコントラスト測定に基づくAF評価値の検出が実行され、AF評価値のピークが検出された場合には、その位置をフォーカスポイント(合焦位置)として設定する処理が行なわれることになる。
図7を参照して、(a)望遠側(テレ端側)におけるAFスキャン範囲(s1〜s2)の設定例について説明する。
図7に示すXm,c1,c2,s1,s2の各ポイントは、図6(a)に示すXm,c1,c2,s1,s2の各ポイントに対応する。図7には、一例として、ユーザの選択した被写体距離が1.0mであった場合の処理例を示している。
図7に示すXmが、フォーカスプリセット機能によって設定されるフォーカスレンズ位置である。すなわち、ユーザが被写体までの距離を推定し、図5を参照して説明した設定画面に基づいて距離選択を行なった結果として設定されるフォーカスレンズ位置である。
ユーザによるフォーカスレンズ位置(Xm)を中心として、前後に、
D1=隣接カムカーブとの距離×(1/2)によって決定される区間(c1〜c2)が設定され、さらに姿勢差を考慮した区間を加算してAF評価値ピーク検出区間(p1〜p2)が設定され、さらに送りこみ量を設定した区間がフォーカスレンズを移動させるAFスキャン範囲(s1〜s2)として設定される。
なお、例えば図7に示す0.5mのカムカーブや∞の端部のカムカーブにユーザによるフォーカスレンズ位置(Xm)が設定されている場合は、一方に、D1=隣接カムカーブとの距離×(1/2)が設定できないが、この場合は、D1=隣接カムカーブとの距離×(1/2)が設定された方向と同一の距離を他方に設定する構成とする。
次に、(b)広角側(ワイド端側)にズームレンズが設定された場合の処理例について図6(b)を参照して説明する。
この場合は、図6(b)に示すように、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
をXmの前後に設定してAF評価値ピーク検出区間(p3〜p4)を設定する。
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)は、先に説明したように撮像装置の傾きを考慮して予め設定される値であり、例えば1つの合焦位置(ピント位置)の前後に存在するピントの合った範囲である焦点深度を適用して、
D2=姿勢差=(1/4〜1)×(焦点深度)の範囲内の値として設定する。
例えばD2=0.5×焦点深度
とした設定が適用できる。なお、先に説明したように、一般に光学ズームが広角側では、被写界深度が深く、望遠側では被写界深度が浅くなり、D2の値もズームレンズ位置に応じて異なる値としてよい。
図6(b)に示すように、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
によって設定されるAF評価値ピーク検出区間(p3〜p4)の前後に、さらに送りこみ量を設定した区間を、フォーカスレンズを移動させるAFスキャン範囲(s3〜s4)として設定する。前述したようにAF評価値のピーク検出のためには、ピーク形成しているか否かを判別することが必要であり、送りこみ量はAF評価値の推移判定のために設定される。フォーカスレンズは、AFスキャン範囲(s3〜s4)において移動され、先に図3を参照して説明したコントラスト測定に基づくAF評価値の検出が実行され、AF評価値のピークが検出された場合には、その位置をフォーカスポイント(合焦位置)として設定する処理が行なわれることになる。
上記実施例では、ズーム設定が、
(a)望遠側(テレ端側)にある場合は、
AF評価値ピーク検出区間を、図6(a)に示すように、
D1=(プリセット位置[Xm]の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
これらD1,D2の加算値によって設定する構成とし、
(b)広角側(ワイド端側)にある場合は、
AF評価値ピーク検出区間を、図6(b)に示すように、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
によって設定する構成とした例を説明した。
この他の設定例として、例えば、図8に示すように、
AF評価値ピーク検出区間を、すべてのズーム設定領域において、
D1=(プリセット位置[Xm]の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
のいずれかの大きな値として設定する。すなわち、
D=MAX(D1,D2)
として、D1=隣接カムカーブとの距離×(1/2)、D2=姿勢差のいずれかの大きな値(D)を求め、このDをフォーカスプリセット機能によって設定されるフォーカスレンズ位置[Xm]の両サイドに設定したAF評価値ピーク検出区間(px〜py)を設定し、さらに送り込み量を追加してAFスキャン範囲(sx〜sy)とする構成としてもよい。
次に、図9に示すフローチャートを参照して本発明の撮像装置において実行するフォーカス制御処理シーケンスについて説明する。図9に示すフローは図2に示す撮像装置100の制御部110の制御下で実行される。例えばメモリ120に格納されたフォーカス制御プログラムが制御部110において実行される。
まず、ステップS101において、AF評価値ピーク検出区間およびAFスキャン範囲の決定処理を実行する。このステップS101の処理の詳細シーケンスについて図10のフローを参照して説明する。
図10のフローは、図6、図7を参照して説明した処理に相当し、ズーム設定が、
(a)望遠側(テレ端側)にある場合は、
AF評価値ピーク検出区間を、図6(a)に示すように、
D1=(プリセット位置[Xm]の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
これらD1,D2の加算値によって設定する構成とし、
(b)広角側(ワイド端側)にある場合は、
AF評価値ピーク検出区間を、図6(b)に示すように、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
によって設定する構成とした例に対応する。
まず、ステップS201においてプリセットフォーカス位置[Xm]を取得する。このプリセットフォーカス位置[Xm]は、先に説明したようにユーザが被写体までの距離を推定し、図5を参照して説明した設定画面に基づいて距離選択を行なった結果として設定されるフォーカスレンズ位置であり、図4を参照して説明したカムカーブ上の点となる。
次に、ステップS202において、プリセットフォーカス位置[Xm]が、望遠側(テレ端側)にあるか、広角側(ワイド端側)にあるかが判定される。先に図7を参照して説明したように、ズームレンズの設定位置を予め設定した境界位置(Z2)によって2分割し、図7に示すZ1〜Z2の位置にズームレンズが設定されている場合は(b)至近側(ワイド端側)、図7に示すZ2〜Z3の位置にズームレンズが設定されている場合は(a)望遠側(テレ端側)とする。境界位置(Z2)は例えば倍率=3倍のズームレンズ位置など、撮像装置に応じて適切な値に設定される。
ステップS202において、プリセットフォーカス位置[Xm]が、望遠側(テレ端側)にあると判定した場合は、ステップS203に進む。ステップS203では、先に、図6(a)を参照して説明したように、
D1=(プリセット位置[Xm]の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
これらの2つの値D1,D2の加算値:D1+D2
をプリセットフォーカス位置[Xm]前後に設定してAF評価値ピーク検出区間(p1〜p2)を設定する。さらに、AF評価値ピーク検出区間(p1〜p2)の前後に、さらに送りこみ量を設定した区間を、フォーカスレンズを移動させるAFスキャン範囲(s1〜s2)として設定する。
一方、ステップS202において、プリセットフォーカス位置[Xm]が、広角側(ワイド端側)にあると判定した場合は、ステップS204に進む。ステップS204では、先に、図6(b)を参照して説明したように、
D2=(姿勢差を考慮した設定距離)、
この値D2をプリセットフォーカス位置[Xm]前後に設定してAF評価値ピーク検出区間(p3〜p4)を設定する。さらに、AF評価値ピーク検出区間(p3〜p4)の前後に、さらに送りこみ量を設定した区間を、フォーカスレンズを移動させるAFスキャン範囲(s3〜s4)として設定する。
これらの処理によって、図9のフローにおけるステップS101の処理、すなわち、AF評価値ピーク検出区間およびAFスキャン範囲の決定処理が完了する。その後、ステップS102において、決定したAFスキャン範囲でフォーカスレンズを移動させてAF評価値のピーク検出を行なう。この処理は、先に図3を参照して説明したコントラストに基づくAF評価値を取得する処理である。
なお、AF評価値の取得は、画像の一部に設定した検波枠内のコントラストに基づいて行なわれる。例えば図11に示すように画像301の内部に設定した複数の検波枠302の各々についてコントラストに基づくAF評価値が取得される。
ステップS103では、AF評価値の取得を行なったすべての検波枠において予め設定した規定コントラスト値を下回ったか否かを判定する。下回っている場合は、フォーカス位置として判定されるAF評価値が得られなかったものと判断して、ステップS107に進み、ユーザの設定した距離情報に基づいて設定されるプリセットフォーカス位置[Xm]にフォーカスレンズを移動させて処理を終了する。
一方、ステップS103において、AF評価値の取得を行なった検波枠において予め設定した規定コントラスト値を下回っていない検波枠が検出された場合は、ステップS104に進む。
ステップS104では、プリセットフォーカス設定位置[Xm]に最も近い位置にAF評価値ピークを持つ「検波枠」のAF評価値ピーク位置を「フォーカス位置」として取得する。次にステップS105において、取得したフォーカス位置が、ステップS101において設定したAF評価値ピーク検出範囲内にあるか否かを判定する。ない場合は、ステップS107に進み、ユーザの設定した距離情報に基づいて設定されるプリセットフォーカス位置[Xm]にフォーカスレンズを移動させて処理を終了する。
一方、ステップS105において、取得したフォーカス位置が、AF評価値ピーク検出範囲内にあると判定した場合は、ステップS106に進み、検出したAF評価値のピーク位置にフォーカスレンズを移動させて処理を終了する。
このように本発明の撮像装置では、ズーム位置に応じてAF評価値を取得するためのフォーカスレンズの駆動範囲を異なる設定とし、まぎらわしいAF評価値のピークが混在して検出される状態を効果的に防止することが可能となり、ユーザの目的とする被写体に対して正確にかつ高速にフォーカスを合焦させることが可能となる。また、スキャン範囲が限定されることにより、高速なフォーカス設定が実現されるばかりでなくフォーカスレンズの駆動に伴う消費電力を削減することも可能となる。
なお、本発明はデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、カメラつき携帯電話など様々な機器に適用可能である。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例の構成では、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズのプリセット位置の前後にフォーカスレンズの移動範囲であるスキャン範囲を設定する際、ズームレンズの設定状態に応じて異なるスキャン範囲を設定し、設定したスキャン範囲でAF評価値を取得してフォーカス位置を決定する。例えば、ズームレンズが広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、広角側にある場合と望遠側にある場合とで異なるスキャン範囲の設定を行なってフォーカス位置を決定する構成とした。本構成により、ズーム位置に応じた最適なスキャン区間の設定が可能となり、目的とする被写体に対する正確かつ高速なフォーカス設定が可能となる。
本発明の撮像装置の外観構成例について説明する図である。 本発明の撮像装置のハードウェア構成例について説明する図である。 フォーカス制御における合焦動作として実行されるレンズ駆動、AF評価値取得処理例について説明する図である。 ズームレンズの位置とフォーカスの合うフォーカスレンズの位置との対応関係を示すカムカーブについて説明する図である。 フォーカスプリセット機能を利用する場合に、撮像装置のモニタに示される操作画面の例について説明する図である。 本発明におけるAF評価値ピーク検出区間、およびフォーカスレンズの移動範囲に対応するAFスキャン範囲の設定処理例について説明する図である。 本発明におけるAF評価値ピーク検出区間、およびフォーカスレンズの移動範囲に対応するAFスキャン範囲の設定処理例について説明する図である。 本発明におけるAF評価値ピーク検出区間、およびフォーカスレンズの移動範囲に対応するAFスキャン範囲の設定処理例について説明する図である。 本発明の撮像装置において実行する処理シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。 本発明の撮像装置において実行する処理シーケンスの一例について説明するフローチャートを示す図である。 検波枠の設定例について説明する図である。
符号の説明
10 撮像装置
11 電源スイッチ
12 レリーズスイッチ
13 モニタ
14 イメージャ
15 ズームボタン
16 操作ボタン
17 ビューファインダ
18 フォーカスレンズ
19 ズームレンズ
20 モードダイアル
21 フォーカスレンズモータ(M1)
22 ズームレンズモータ(M2)
100 撮像装置
101 フォーカスレンズ
102 ズームレンズ
103 撮像素子
104 アナログ信号処理部
105 A/D変換部
106 タイミングジェネレータ(TA)
107 垂直ドライバ
108 デジタル信号処理部
110 制御部
112 モータドライバ
113,114 モータ
115 記録デバイス
116 ビューファインダ(EVF)
117 モニタ
118 操作部
119 メモリ(EEPROM)
120 メモリ(ROM)
121 メモリ(RAM)
301 画像
302 検波枠

Claims (10)

  1. 撮像装置であり、
    プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置を決定する制御部を有し、
    前記制御部は、
    ズームレンズ位置が、予め設定した境界位置によって区分される広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、
    ズームレンズの位置が望遠側にある場合、
    D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
    D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
    前記2つの値D1,D2の加算値:D1+D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    ズームレンズの位置が広角側にある場合、
    前記D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御部は、
    前記AF評価値ピーク検出区間の前後にさらにAF評価値の推移判定のために予め設定された送り込み量を付加した区間を設定し、該設定した区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、
    前記AF評価値を撮像装置の取得画像内に設定した検波枠内のコントラストに基づいて算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 撮像装置において実行する撮像装置制御方法であり、
    制御部が、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置を決定するフォーカス制御ステップを有し、
    前記フォーカス制御ステップは、
    ズームレンズ位置が、予め設定した境界位置によって区分される広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、
    ズームレンズの位置が望遠側にある場合、
    D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
    D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
    前記2つの値D1,D2の加算値:D1+D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    ズームレンズの位置が広角側にある場合、
    前記D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
    ことを特徴とする撮像装置制御方法。
  5. 撮像装置においてフォーカス制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    制御部に、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置の決定を行わせるフォーカス制御ステップを有し、
    前記フォーカス制御ステップは、
    ズームレンズ位置が、予め設定した境界位置によって区分される広角側、望遠側のいずれに位置するかを判定し、
    ズームレンズの位置が望遠側にある場合、
    D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
    D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
    前記2つの値D1,D2の加算値:D1+D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    ズームレンズの位置が広角側にある場合、
    前記D2を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  6. 撮像装置であり、
    プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置を決定する制御部を有し、
    前記制御部は、
    D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
    D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
    前記2つの値D1,D2のいずれか大きい値であるD、すなわち、
    D=MAX(D1,D2)を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  7. 前記制御部は、
    前記AF評価値ピーク検出区間の前後にさらにAF評価値の推移判定のために予め設定された送り込み量を付加した区間を設定し、該設定した区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定する
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御部は、
    前記AF評価値を撮像装置の取得画像内に設定した検波枠内のコントラストに基づいて算出する
    ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  9. 撮像装置において実行する撮像装置制御方法であり、
    制御部が、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置の決定を行うフォーカス制御ステップを有し、
    前記フォーカス制御ステップは、
    D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
    D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
    前記2つの値D1,D2のいずれか大きい値であるD、すなわち、
    D=MAX(D1,D2)を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
    ことを特徴とする撮像装置制御方法。
  10. 撮像装置においてフォーカス制御を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    制御部に、プリセットフォーカス機能によって設定されるフォーカスレンズ位置であるプリセット位置の前後にフォーカスレンズを移動させてフォーカスレンズの設定位置の決定を行わせるフォーカス制御ステップを有し、
    前記フォーカス制御ステップは、
    D1=(前記プリセット位置の設定されるカムカーブと隣接カムカーブとの距離)×(1/2)、
    D2=(1/4〜1)×(焦点深度)
    前記2つの値D1,D2のいずれか大きい値であるD、すなわち、
    D=MAX(D1,D2)を、前記プリセット位置[Xm]の前後に設定してAF評価値ピーク検出区間を設定し、
    前記設定したAF評価値ピーク検出区間の範囲で前記フォーカスレンズの移動に伴うAF評価値を取得し、取得AF評価値に基づいてフォーカスレンズの設定位置を決定するステップを有する
    ことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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