JP4582116B2 - 入力装置、制御装置、制御システム、制御方法及びそのプログラム - Google Patents

入力装置、制御装置、制御システム、制御方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、GUI(Graphical User Interface)を操作するための空間操作型の入力装置、その操作情報に応じてGUIを制御する制御装置、これらの装置を含む制御システム、制御方法及びそのプログラムに関する。
PC(Personal Computer)で普及しているGUIのコントローラとして、主にマウスやタッチパッド等のポインティングデバイスが用いられている。GUIは、従来のPCのHI(Human Interface)にとどまらず、例えばテレビを画像媒体としてリビングルーム等で使用されるAV機器やゲーム機のインターフェースとして使用され始めている。このようなGUIのコントローラとして、ユーザが空間で操作することができるポインティングデバイスが多種提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、2軸の角速度ジャイロスコープ、つまり2つの角速度センサを備えた入力装置が開示されている。この角速度センサは、振動型の角速度センサである。例えば共振周波数で圧電振動する振動体に回転角速度が加えられると、振動体の振動方向に直交する方向にコリオリ力が生じる。このコリオリ力は、角速度に比例するので、コリオリ力が検出されることで、回転角速度が検出される。特許文献1の入力装置は、角速度センサにより直交する2軸の回りの角速度を検出し、その角速度に応じて、表示手段により表示されるカーソル等の位置情報としてのコマンド信号を生成し、これを制御機器に送信する。
特許文献2には、3つ(3軸)の加速度センサ及び3つ(3軸)の角速度センサ(ジャイロ)を備えたペン型入力装置が開示されている。このペン型入力装置は、それぞれ3つの加速度センサ及び角速度センサにより得られる信号に基いて種々の演算を行い、ペン型入力装置の姿勢角を算出している。
加速度センサは、ユーザの入力装置の操作時の加速度だけでなく、重力加速度を検出する。入力装置に働く重力と、入力装置が動くときの入力装置の慣性力とは同じ物理量であるので、入力装置にはその区別が付かない。例えばユーザが入力装置を勢いよく水平に動かした時、その慣性力と重力との合成力が重力方向(下方向)であると誤認識される。上記特許文献2のペン型入力装置では、3軸の回転角速度、3軸方向の加速度が検出され、すなわち、6自由度すべての量が検出されるので、このような慣性力と重力の問題が解決される。
特開2001−56743号公報(段落[0030]、[0031]、図3) 特許第3748483号公報(段落[0033]、[0041]、図1)
特許文献2のペン型入力装置では、3つの加速度センサ及び3つの角速度センサが用いられるので、構成が複雑であり、また、計算量が多くなるので遅延時間が発生するおそれがある。そのため、ユーザの操作タイミングと画面上のGUIの動作タイミングに時間的ずれが生じ、ユーザに違和感を与える。また、計算量が多くなると、消費電力も多くなる。例えば電池が内蔵されるタイプの入力装置にとっては消費電力の問題は重要である。
加速度センサを備える入力装置は、その加速度センサの出力信号を積分することで速度情報を得ている。したがって、原理的に積分誤差が発生するので、GUIがユーザの入力装置の操作とは異なる動作をしてしまうといった問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、計算量を少なくすることができる入力装置、制御装置、制御システム、制御方法及びそのプログラムを提供することにある。
本発明の別の目的は、上記のように計算量を少なくすることができる上に、加速度センサの出力から速度値を算出するときの積分誤差、または重力の影響等の問題を解決することができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る入力装置は、第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、前記第1の方向とは異なる第2の方向の第2の加速度を検出する第2の加速度センサと、前記第1の方向に沿う第1の軸の周りの第1の角速度を検出する第1の角速度センサと、前記第2の方向に沿う第2の軸の周りの第2の角速度を検出する第2の角速度センサと、前記第1の加速度値、前記第2の加速度値、前記第1の角速度値及び前記第2の角速度値に基き、前記第1の方向の第1の速度値及び前記第2の方向の第2の速度値を算出し、前記第1の速度値及び前記第2の速度値の情報を出力する速度情報出力手段とを具備する。
人間が自然に入力装置を操作する場合、腕の付け根の回転、肘の回転及び手首の回転のうち少なくとも1つによって操作する。したがって、加速度が発生すれば、その加速度同じ方向の角加速度も必然的に発生すると考える。また、速度についても同様であり、速度が発生すれば、必然的にそれと同じ方向の角速度が発生する。すなわち、加速度と角加速度には相関関係があり、また、速度と角速度には相関関係がある。すなわち、本発明では、加速度センサ及び角速度センサのうちいずれか一方を他方の補助的なセンサとして用いることができる。その結果、本発明では、異なる2軸の加速度センサ及び異なる2軸の角速度センサである合計4つのセンサで足り、従来のように3軸の加速度センサ及び3軸の角速度センサが設けられる場合に比べ、センサの数を減らすことができる。また、上記相関関係により、計算量を減らすことができ、遅延を防止することができる。また、計算量が減ることにより消費電力を減らすことができる。
基本的な原理として、加速度値を積分することで速度値を得ることができる。しかし、本発明では、その速度値の算出において角速度値が用いられるので、速度情報出力手段により適切な演算処理が行われることにより、積分誤差、重力の影響等を少なくすることができる。具体的には、速度情報出力手段は、以下の各発明のような処理を行う。
本発明において、前記速度情報出力手段は、前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の速度値を算出する。これにより、第1の加速度センサへの重力の影響を抑えることができる。
同様に、前記速度情報出力手段は、前記第2の加速度値と、重力加速度の前記第2の方向の成分値である第2の基準加速度値との差を第2の補正加速度値として算出し、前記第2の補正加速度値に基き前記第2の速度値を算出するようにしてもよい。
本発明において、入力装置は、前記第2の角速度値に応じて前記第1の速度値を補正する速度補正手段をさらに具備する。実際にユーザにより入力装置が用いられる場合を考えると、速度(第1の速度)は、その速度の方向と同じ方向の角速度(第2の角速度)に従属するものとみなすことができる。すなわち、ユーザが入力装置を操作する場合、ある一方向に角速度が発生すれば、その一方向に速度が発生しているとみなすことができる。このような考え方により、第2の角速度値に基き、第1の速度値を補正することができる。これにより、積分誤差を抑えることができる。
同様に、入力装置は、前記第1の角速度値に応じて前記第2の速度値を補正する手段をさらに具備してもよい。
本発明において、前記速度補正手段は、前記第2の角速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の速度値をゼロとする。この場合、前記速度補正手段は、前記第1の角速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第2の速度値をゼロとしてもよい。また、このように、第1の速度値の補正及び第2の速度値の補正が個別に行われることにより、例えば第1の軸及び第2の軸のうち一方の角速度値のみが所定の閾値より小さくなれば、その補正が行われることになる。したがって、速度補正手段は、実用的に十分短い時間間隔で第1または第2の速度値をゼロにリセットすることができる。これにより、積分誤差、第1(第2)の加速度センサへの重力の影響、温度ドリフトによるDCオフセットの影響を受けにくくなる。
本発明において、入力装置は、前記第2の角速度値に基き前記第2の軸の周りの第2の角加速度値を算出する角加速度算出手段と、前記第2の角加速度値に応じて前記第1の基準加速度値を更新するか否かを判定する判定手段とをさらに具備する。実際にユーザにより入力装置が用いられる場合を考えると、加速度(第1の加速度)は、その加速度の方向と同じ方向の角加速度(第2の角加速度)に従属するものとみなすことができる。したがって、第2の角加速度値に基き、第1の加速度値を校正することができ、つまり、この場合、第1の基準加速度値を更新することで第1の加速度値を校正することができる。これにより、重力の影響、DCオフセットの影響を抑えることができる。
第1の角速度値についても、同様に第1の角加速度値が算出され、これに応じて第2の基準加速度値が更新されてもよい。
本発明において、入力装置は、前記第2の角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する更新手段をさらに具備する。
同様に、前記更新手段は、前記第1の角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第2の基準加速度値を更新するようにしてもよい。上記と同様に、第1の基準加速度値の更新及び第2の基準加速度値の更新が個別に行われることにより、更新手段はは、実用的に十分短い時間間隔で第1または第2の基準加速度値を補正することができる。これにより、入力装置は、重力の影響、DCオフセットの影響を受けにくくなる。
本発明において、入力装置は、前記第2の角速度値に基き前記第2の軸の周りの第2の角加速度値を算出する角加速度算出手段をさらに具備し、前記速度情報出力手段は、前記第1の加速度値と前記第2の角加速度値の相関を表す相関特性を用いて、前記第1の速度値を算出する。実際にユーザが入力装置を操作する場合、第1の加速度の信号と第2の角加速度の信号は、類似したプロファイルになる。しかし、加速度信号に重力の影響が増えるほど、そのプロファイルは乖離していく。このような相関特性を利用して、速度情報出力手段が第1(または第2)の速度値を算出することで、入力装置は、重力の影響を受けない現実的な速度値を得ることができる。
同様に、入力装置は、第1の角速度値に基き第1の軸の周りの第1の角加速度を算出する角加速度算出手段をさらに具備し、前記速度情報出力手段は、第2の加速度値と第1の角加速度値の相関を表す相関特性を用いて、第2の速度値を算出するようにしてもよい。
あるいは、速度情報出力手段は、上記第1(第2)の補正加速度値と第2(第1)の角加速度値の相関を表す相関特性を用いて、前記第1(第2)の速度値を算出することも可能である。以下、同様である。
上記の発明では、第1の角速度値と第2の角加速度値の相関特性が用いられたが、これに限られず、第1(第2)の速度値と第2(第1)の角速度値の相関特性が用いられてもよい。以下、同様である。
本発明において、前記速度情報出力手段は、前記相関特性として、前記第1の加速度値及び前記第2の角加速度値を用いた相関係数または相関関数を、それぞれ重み係数または重み関数として前記第1の加速度値に乗じることで、前記第1の速度値を算出する。第2の加速度値及び第1の角加速度値についても同様としてもよい。
本発明において、前記速度情報出力手段は、前記相関特性として、前記第1の加速度と前記第2の角加速度との比率を用いて前記第1の速度値を算出する。これにより、計算量を抑えることができる。第2の加速度値及び第1の角加速度値についても同様としてもよい。例えば、速度情報出力手段は、[第1の加速度/第2の角加速度]の絶対値が閾値以上であるか否かを基準として、第1の速度値を更新するか否かすることができる。これによりさらに計算量を抑えることができる。あるいは、上記したように第1の基準加速度値を更新する形態の場合、速度情報出力手段は、[第1の加速度/第2の角加速度]の絶対値が閾値以上である場合に、前回の第1の速度値をそのまま用いて、これを今回の第1の速度値とするようにしてもよい。
本発明において、前記速度情報出力手段は、少なくとも前記算出された第1の速度値を記憶し更新する更新手段を有し、前記更新手段は、前記第1の加速度値及び前記第2の角加速度値のそれぞれの符号が一致しているか否かを判定し、前記符号が一致していない場合、前記第1の速度値を更新しない。すなわち、前回の第1の速度値を今回の第1の速度値としてもよい。例えば、入力装置に急激な姿勢変化が起こった場合、あるいは、入力装置が等速移動している時間が極端に短い場合、入力装置にかかる慣性力(加速度)の反対方向の加速度の出力が発生する可能性がある。この場合に、本発明のように、それぞれの符号が比較されることで、そのような問題を解決することができる。第2の加速度値及び第1の角加速度値についても同様としてもよい。
本発明に係る制御装置は、第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、前記第1の方向とは異なる第2の方向の第2の加速度を検出する第2の加速度センサと、前記第1の方向に沿う第1の軸の周りの第1の角速度を検出する第1の角速度センサと、前記第2の方向に沿う第2の軸の周りの第2の角速度を検出する第2の角速度センサとを有する入力装置から出力された入力情報に応じて、画面上に表示されるUIを制御する制御装置であって、前記第1の加速度値、前記第2の加速度値、前記第1の角速度値及び前記第2の角速度値の情報を、前記入力情報として受信する受信手段と、前記受信された入力情報に基き、前記第1の方向の第1の速度値及び前記第2の方向の第2の速度値を算出することで、前記UIの前記画面上の座標情報を生成する座標情報生成手段とを具備する。
本発明において、「第1の方向の〜する制御装置であって、」という前提部分は、本発明の内容を明確化するために記載されたものであり、本発明者等が当該前提部分を公知の技術として意図しているわけではない。以下、同様である。
本発明に係る制御システムは、入力情報を出力する入力装置と、前記入力装置から出力された入力情報に応じて、画面上に表示されるUIを制御する制御装置とを備える制御システムであって、前記入力装置は、第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、前記第1の方向とは異なる第2の方向の第2の加速度を検出する第2の加速度センサと、前記第1の方向に沿う第1の軸の周りの第1の角速度を検出する第1の角速度センサと、前記第2の方向に沿う第2の軸の周りの第2の角速度を検出する第2の角速度センサと、前記第1の加速度値、前記第2の加速度値、前記第1の角速度値及び前記第2の角速度値に基き、前記第1の方向の第1の速度値及び前記第2の方向の第2の速度値を算出し、第1の速度値及び第2の速度値の情報を前記入力情報として出力する速度情報出力手段とを有し、前記制御装置は、前記入力情報を受信する受信手段と、前記受信された入力情報に応じた、前記UIの前記画面上の座標情報を生成する座標情報生成手段とを有する。
本発明の他の観点に係る制御システムは、入力情報を出力する入力装置と、前記入力装置から出力された入力情報に応じて、画面上に表示されるUIを制御する制御装置とを備える制御システムであって、前記入力装置は、第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、前記第1の方向とは異なる第2の方向の第2の加速度を検出する第2の加速度センサと、前記第1の方向に沿う第1の軸の周りの第1の角速度を検出する第1の角速度センサと、前記第2の方向に沿う第2の軸の周りの第2の角速度を検出する第2の角速度センサと、前記第1の加速度値、前記第2の加速度値、前記第1の角速度値及び前記第2の角速度値の情報を前記入力情報として出力する出力手段とを有し、前記制御装置は、前記入力情報を受信する受信手段と、前記受信された入力情報に基き、前記第1の方向の第1の速度値及び前記第2の方向の第2の速度値を算出することで、前記第1の速度値及び第2の速度値に応じた、前記UIの前記画面上の座標情報を生成する座標情報生成手段とを有する。
本発明に係る制御方法は、画面上のUIを制御する制御方法であって、第1の方向の第1の加速度を検出し、前記第1の方向とは異なる第2の方向の第2の加速度を検出し、前記第1の方向に沿う第1の軸の周りの第1の角速度を検出し、前記第2の方向に沿う第2の軸の周りの第2の角速度を検出し、前記第1の加速度値、前記第2の加速度値、前記第1の角速度値及び前記第2の角速度値に基き、前記第1の方向の第1の速度値及び前記第2の方向の第2の速度値を算出し、前記第1の速度値及び前記第2の速度値に応じた、前記UIの前記画面上の座標情報を生成する。
以上のように、本発明によれば、計算量を少なくすることができ、消費電力を抑えることができる。加速度センサの積分誤差、または重力の影響等を少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る制御システムを示す図である。制御システム100は、表示装置5、制御装置40及び入力装置1を含む。
図2は、入力装置1を示す斜視図である。入力装置1は、ユーザが持つことができる程度の大きさとされている。入力装置1は、筐体10、筐体10の上部に設けられた例えば2つのボタン11、12、回転式のホイールボタン13等の操作部を備えている。筐体10の上部の中央よりに設けられたボタン11は、例えばPCで用いられる入力デバイスとしてのマウスの左ボタンの機能を有し、ボタン11に隣接するボタン12は右ボタンの機能を有する。
例えば、ボタン11を長押して入力装置1を移動させることにより「ドラッグアンドドロップ」、ボタン11のダブルクリックによりファイルを開く操作、ホイールボタン13により画面3のスクロール操作が行われるようにしてもよい。ボタン11、12、ホイールボタン13の配置、発行されるコマンドの内容等は、適宜変更可能である。
図3は、入力装置1の内部の構成を模式的に示す図である。図4は、入力装置1の電気的な構成を示すブロック図である。
入力装置1は、センサユニット17、制御ユニット30、バッテリー14を備えている。
図8は、センサユニット17を示す斜視図である。センサユニット17は、互いに異なる角度、例えば直交する2軸(X軸及びY軸)に沿った加速度を検出する加速度センサユニット16を有する。すなわち、加速度センサユニット16は、第1の加速度センサ161及び第2の加速度センサ162の2つセンサを含む。また、センサユニット17は、その直交する2軸の周りの角加速度を検出する角速度センサユニット15を有する。すなわち、角速度センサユニット15は、角速度センサ151及び152の2つのセンサを含む。これらの加速度センサユニット16及び角速度センサユニット15はパッケージングされ、回路基板25上に搭載されている。
第1、第2の角速度センサ151、152としては、角速度に比例したコリオリ力を検出する振動型のジャイロセンサが用いられる。第1、第2の加速度センサ161、162としては、ピエゾ抵抗型、圧電型、静電容量型等、どのようなタイプのセンサであってもよい。
図2及び図3の説明では、便宜上、筐体10の長手方向をZ’方向とし、筐体10の厚さ方向をX’方向とし、筐体10の幅方向をY’方向とする。この場合、上記センサユニット17は、回路基板25の、加速度センサユニット16及び角速度センサユニット15を搭載する面がX’−Y’平面に実質的に平行となるように、筐体10に内蔵され、上記したように、両センサユニット16、15はX軸及びY軸の2軸に関する物理量を検出する。以降では、入力デバイス1とともに動く座標系、つまり、入力デバイス1に固定された座標系をX’軸、Y’軸、Z’軸で表す。一方、地球上で静止した座標系、つまり慣性座標系をX軸、Y軸、Z軸で表す。また、以降の説明では、入力装置1の動きに関し、X’軸の周りの回転の方向をピッチ方向、Y’軸の周りの回転の方向をヨー方向、Z’軸の周りの回転の方向をロール方向という場合もある。
制御ユニット30は、メイン基板18、メイン基板18上にマウントされたMPU19(Micro Processing Unit)(あるいはCPU)、水晶発振器20、送信機21、メイン基板18上にプリントされたアンテナ22を含む。
MPU19は、必要な揮発性及び不揮発性メモリを内蔵している。MPU19は、センサユニット17による検出信号、操作部による操作信号等を入力し、これらの入力信号に応じた所定の制御信号を生成するため、各種の演算処理等を行う。
送信機21は、MPU19で生成された制御信号(入力情報)をRF無線信号として、アンテナ22を介して制御装置40に送信する。
水晶発振器20は、クロックを生成し、これをMPU19に供給する。バッテリー14としては、乾電池または充電式電池等が用いられる。
制御装置40はコンピュータであり、MPU35(あるいはCPU)、RAM36、ROM37、ビデオRAM41、アンテナ39及び受信機38等を含む。
受信機38は、入力装置1から送信された制御信号を、アンテナ39を介して受信する。MPU35は、その制御信号を解析し、各種の演算処理を行う。これにより、表示装置5の画面3上に表示されたUIを制御する表示制御信号が生成される。ビデオRAM41は、その表示制御信号に応じて生成される、表示装置5に表示される画面データを格納する。
制御装置40は、入力装置1に専用の機器であってもよいが、PC等であってもよい。制御装置40は、PCに限られず、表示装置5と一体となったコンピュータであってもよいし、オーディオ/ビジュアル機器、プロジェクタ、ゲーム機器、またはカーナビゲーション機器等であってもよい。
表示装置5は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等が挙げられるが、これらに限られない。あるいは、表示装置5は、テレビジョン放送等を受信できるディスプレイと一体となった装置でもよい。
図5は、表示装置5に表示される画面3の例を示す図である。画面3上には、アイコン4やポインタ2等のUIが表示されている。アイコンとは、コンピュータ上のプログラムの機能、実行コマンド、またはファイルの内容等が画面3上で画像化されたものである。なお、画面3上の水平方向をX軸方向とし、垂直方向をY軸方向とする。以降の説明の理解を容易にするため、特に明示がない限り、入力装置1で操作される対象となるUIがポインタ2(いわゆるカーソル)であるとして説明する。
図6は、ユーザが入力装置1を握った様子を示す図である。図6に示すように、入力装置1は、上記ボタン11、12、13のほか、例えばテレビ等を操作するリモートコントローラに設けられるような各種の操作ボタンや電源スイッチ等の操作部を備えていてもよい。このようにユーザが入力装置1を握った状態で、入力装置1を空中で移動させ、あるいは操作部を操作することにより、その入力情報が制御装置40に出力され、制御装置40によりUIが制御される。
次に、入力装置1の動かし方及びこれによる画面3上のポインタ2の動きの典型的な例を説明する。図7はその説明図である。
図7(A)、(B)に示すように、ユーザが入力装置1を握った状態で、入力装置1のボタン11、12が配置されている側を表示装置5側に向ける。ユーザは、親指を上にし子指を下にした状態、いわば握手する状態で入力装置1を握る。この状態で、センサユニット17の回路基板25(図8参照)は、表示装置5の画面3に対して平行に近くなり、センサユニット17の検出軸である2軸が、画面3上の水平軸(X軸)及び垂直軸(Y軸)に対応するようになる。以下、このような図7(A)、(B)に示す入力装置1の姿勢を基本姿勢という。
図7(A)に示すように、基本姿勢の状態で、ユーザが手首や腕を上下方向、つまりピッチ方向に振る。このとき、第2の加速度センサ162は、Y軸方向の加速度(第2の加速度)を検出し、角速度センサ151は、X軸の周りの角速度を検出する。これらの検出値に基き、制御装置40は、ポインタ2がY軸方向に移動するようにそのポインタ2の表示を制御する。
一方、図7(B)に示すように、基本姿勢の状態で、ユーザが手首や腕を左右方向、つまりヨー方向に振る。このとき、第1の加速度センサ161は、X軸方向の加速度(第1の加速度)を検出し、角速度センサ152は、Y軸の周りの角速度を検出する。これらの検出値に基き、制御装置40は、ポインタ2がX軸方向に移動するようにそのポインタ2の表示を制御する。
後で詳述するが、一実施の形態では、入力装置1のMPU19が、内部の不揮発性メモリに格納されたプログラムに従い、センサユニット17で検出された各検出値に基きヨー及びピッチ方向の速度値を算出する。この場合、主として入力装置1のMPU19が、速度情報出力手段として機能する。ここで、ポインタ2の移動の制御のためには、原則的に、加速度センサユニット16が検出する2軸の加速度値の積分値(速度)のディメンジョンが用いられる。そして、この速度のディメンジョンの入力情報が制御装置40に送られる。
他の実施の形態では、入力装置1は、センサユニット17で検出された物理量が入力情報として制御装置40に送られる。この場合、制御装置40のMPU35は、ROM37に格納されたプログラムに従い、受信した入力情報に基きヨー及びピッチ方向の速度値を算出し、この速度値に応じてポインタ2を移動させるように表示する(図14参照)。
制御装置40は、単位時間当りのヨー方向の変位を、画面3上のX軸上でのポインタ2の変位量に変換し、単位時間当りのピッチ方向の変位を、画面3上のY軸上でのポインタ2の変位量に変換することにより、ポインタ2を移動させる。典型的には、制御装置40のMPU35は、所定のクロック数ごとに供給されてくる速度値について、(n−1)回目に供給された速度値に、n回目に供給された速度値を加算する。これにより、当該n回目に供給された速度値が、ポインタ2の変位量に相当し、ポインタ2の画面3上の座標情報が生成される。この場合、主として制御装置40のMPU35が、座標情報生成手段として機能する。
上記速度値を算出するときの、加速度値の積分についても、この変位量の算出方法と同様とすればよい。
次に、加速度センサユニット16への重力の影響について説明する。図9及び図10は、その説明のための図である。図9は、入力装置1をZ方向で見た図であり、図10は、入力装置1をX方向で見た図である。
図9(A)では、入力装置1が基本姿勢とされ、静止しているとする。このとき、第1の加速度センサ161の出力は実質的に0であり、第2の加速度センサ162の出力は、重力加速度G分の出力とされている。しかし、例えば図9(B)に示すように、入力装置1がロール方向に傾いた状態では、第1、第2の加速度センサ161、162は、重力加速度Gのそれぞれの傾き成分の加速度値を検出する。
この場合、特に、入力装置1が実際にX軸方向には動いていないにも関わらず、第1の加速度センサ161はX軸方向の加速度を検出することになる。この図9(B)に示す状態は、図9(C)のように入力装置1が基本姿勢にあるときに、加速度センサユニット16が破線の矢印で示すような慣性力Ix、Iyを受けた状態と等価であり、加速度センサユニット16にとって区別が付かない。その結果、加速度センサユニット16は、矢印Fで示すような左に斜め下方向の加速度が入力装置1に加わったと判断し、入力装置1の実際の動きとは違った検出信号を出力する。しかも、重力加速度Gは常に加速度センサユニット16に作用するため、積分値は増大し、ポインタ2を斜め下方に変位させる量は加速度的に増大してしまう。図9(A)から図9(B)に状態が移行した場合、本来、画面3上のポインタ2が動かないようにすることが、ユーザの直感に合った操作と言える。
例えば、図10(A)に示すような入力装置1の基本姿勢の状態から、図10(B)に示すような、入力装置1がピッチ方向で回転して傾いたときも、上記と同様のことが言える。このような場合、入力装置1が基本姿勢にあるときの第2の加速度センサ162が検出する重力加速度Gが減少するので、図10(C)に示すように、入力装置1は、上のピッチ方向の慣性力Iと区別が付かない。
以上のような加速度センサユニット16への重力の影響を極力減らすために、本実施の形態に係る入力装置1は、角速度センサユニット15で検出された角速度値を用いて、入力装置1の速度値を算出する。以下、この動作について説明する。図11は、その動作を示すフローチャートである。
入力装置1に電源が投入される。例えば、ユーザが入力装置1または制御装置40に設けられた電源スイッチ等を入れることにより、入力装置1に電源が投入される。電源が投入されると、加速度センサユニット16から2軸の加速度信号(第1、第2の加速度値ax、ay)が出力され(ステップ101a)、これがMPU19に供給される。この加速度信号は、電源が投入された時点での入力装置1の姿勢(以下、初期姿勢という)に対応する信号である。
初期姿勢は、上記基本姿勢になることも考えられる。しかし、X軸方向に重力加速度のすべての量が検出される姿勢、すなわち第1の加速度センサ161の出力が重力加速度分の加速度値を検出し、第2の加速度センサ162の出力が0である場合もある。もちろん初期姿勢は、図9(B)に示したように傾いた姿勢であることも考えられる。
入力装置1のMPU19は、所定のクロック数ごとにこの加速度センサユニット16からの加速度信号(ax、ay)を取得する。MPU19は、2回目以降の加速度信号(ax、ay)を取得すると、重力の影響を除去するために、次のような演算を行う。すなわちMPU19は、下記の式(1)、(2)のように、今回の加速度値ax、ayから、前回のそれぞれX軸及びY軸方向で検出された重力加速度成分(1回目のax(=arefx)、ay(=arefy))を差し引き、それぞれ第1の補正加速度値acorx、第2の補正加速度値acoryを生成する(ステップ102a)。
acorx =ax−arefx・・・(1)
acory =ay−arefy・・・(2)。
arefx、arefyを、以降、それぞれX軸及びY軸の基準加速度値(第1の基準加速度値、第2の基準加速度値)という。電源が投入されてから最初にステップ102aの計算をするとき、arefx、arefyは電源投入直後に検出された加速度信号ax、ayとなる。
MPU19は、式(3)、(4)に示すように、第1、第2の補正加速度値acorx、acoryを加算していく、つまり積分演算により、それぞれ第1の速度値Vx、第2の速度値Vyを算出する(ステップ115)。
Vx(t) =Vx(t-1)+acorx・・・(3)
Vy(t) =Vy(t-1)+acory・・・(4)
Vx(t)、Vy(t)は今回の速度値を表し、Vx(t-1)、Vy(t-1)は前回の速度値を表している。
一方、上記したように、入力装置1に電源が投入されると、角速度センサユニット15から2軸の角速度信号(角速度値ωx、ωy)が出力され(ステップ101b)、これがMPU19に供給される。MPU19は、これを取得すると、微分演算により、それぞれの角加速度値(角加速度値Δωx 、Δωy)を算出する(ステップ102b)。
MPU19は、上記Δωx、Δωyの絶対値|Δωy|、|Δωx|がそれぞれ閾値Th1より小さいか否かを判定する(ステップ103、ステップ106)。|Δωy|≧Th1の場合、MPU19は、第1の基準加速度値arefxをそのまま用い、これを更新しない(ステップ104)。同様に、|Δωx|≧Th1の場合、MPU19は、第2の基準加速度値arefyをそのまま用い、これを更新しない(ステップ107)。
閾値Th1は、0に近い値が設定される。閾値Th1は、ユーザが意識的に入力装置1を静止させているにも関わらず、ユーザの手ぶれやDCオフセット等により検出されてしまう角速度値が考慮される。こうすることで、ユーザが意識的に入力装置1を静止させた場合に、当該手ぶれやDCオフセットによりポインタ2が動いて表示されてしまうことを防止できる。
以上のように処理するのは以下の理由による。
図12は、入力装置1を操作するユーザを上から見た図である。ユーザが自然に入力装置1を操作する場合、腕の付け根の回転、肘の回転及び手首の回転のうち少なくとも1つによって操作する。したがって、加速度が発生すれば、角加速度も発生すると考える。すなわち、加速度は、その加速度の方向と同じ方向の角加速度に従属するものとみなすことができる。したがって、MPU19は、角加速度値|Δωy|を監視することで、それと同じ方向である第1の基準加速度値arefxを更新するか否かを判定し、式(1)から結果的に第1の補正加速度値acorxを校正するか否かを判定することができる。角加速度値|Δωx|についても同様である。
さらに詳しく説明すると、角加速度値|Δωy|が閾値Th1以上であるときは、MPU19は、入力装置1がヨー方向に動いていると判定する。この場合、MPU19は、第1の基準加速度値arefxを更新せず、結果的に、第1の補正加速度値acorxを校正せず、そのacorxに基き、式(3)の積分演算を続ける。
また、角加速度値|Δωx|が閾値Th1以上であるときは、MPU19は、入力装置1がピッチ方向に動いていると判定する。この場合、MPU19は、第2の基準加速度値arefyを更新せず、結果的に、第2の補正加速度値acoryを校正せず、そのacoryに基き、式(4)の積分演算を続ける。
一方、ステップ103において、角加速度値|Δωy|が閾値Th1より小さいときは、MPU19は、入力装置1がヨー方向では静止していると判定する。この場合、MPU19は、第1の基準加速度値arefxを今回の(最新の)検出値axに更新することで、式(1)により、第1の補正加速度値acorxを校正する(ステップ105)。最新の検出値axとは、つまり、入力装置1がほぼ静止している状態での検出値であるので、これは重力加速度による成分値となる。
同様に、ステップ106において、角加速度値|Δωx|が閾値Th1より小さいときは、MPU19は、入力装置1がピッチ方向では静止していると判定する。この場合、MPU19は、第2の基準加速度値arefyを今回の(最新の)検出値ayに更新することで、式(2)により、第2の補正加速度値acoryを校正する(ステップ108)。
なお、本実施の形態では、ヨー方向及びピッチ方向の両方向について閾値を同じ値Th1としたが、両方向で異なる閾値が用いられてもよい。
上記では、角加速度値Δωx、Δωyが監視されたが、さらにMPU19は、角速度値ωx、ωyを監視することで、式(3)、(4)で算出された速度値を補正することも可能である。図12の考え方により、速度が発生すれば、角速度も発生すると考え、速度は、その速度の方向と同じ方向の角速度に従属するものとみなすことができる。
詳しくは、角速度値の絶対値|ωy|が閾値Th2以上であるときは(ステップ109のNO)、MPU19は、入力装置1がヨー方向に動いていると判定する。この場合、MPU19は、第1の速度値Vxを補正しない(ステップ110)。角速度値の絶対値|ωx|についても同様である(ステップ112のNO、ステップ113)。
閾値Th2も、上記閾値Th1の設定と同様な趣旨で設定されればよい。
一方、角速度値の絶対値|ωy|が閾値Th2より小さいときは(ステップ109のYES)、MPU19は、入力装置1がヨー方向では静止していると判定する。この場合、MPU19は、第1の速度値Vxを補正し、例えばゼロにリセットされる(ステップ111)。角速度値の絶対値|ωx|についても同様である(ステップ112のYES、ステップ114)。
以上のようにMPU19は、両方向の速度値Vx、Vyを出力し、送信機21はこの速度値に関する入力情報を制御装置40に出力する(ステップ116)。
制御装置40のMPU35は、入力情報である速度値Vx、Vyを入力する(ステップ117)。MPU35は、下記の式(5)、(6)に示す、速度値Vx、Vyに応じた、ポインタ2の座標値X、Yを生成し(ステップ118)、画面3上のポインタ2が移動するように表示を制御する(ステップ119)。
X(t) =X(t-1)+Vx・・・(5)
Y(t) =Y(t-1)+Vy・・・(6)。
以上のように、入力装置1がほぼ静止したときには基準加速度値arefx、arefyが更新され、補正加速度値acorx、acoryが校正されるので、加速度センサユニット16への重力の影響を抑えることができる。また、基準加速度値arefx、arefyが更新されると、式(1)、(2)より加速度値acorx、acoryが補正されるため、DCレベルも補正され、DCオフセットの問題も解決される。さらに、入力装置1がほぼ静止したときには速度値もゼロリセットされるように補正されるので、積分誤差も抑えることができる。積分誤差が発生すると、ユーザが入力装置1の移動を停止させたにも関わらず、ポインタ2が画面3上で動く現象が起こる。
また、本実施の形態では、第1の基準加速度値arefx及び第2の基準加速度値arefyの更新が個別に行われることにより、例えばヨー及びピッチ方向のうち一方の角加速度値のみが閾値より小さくなれば、その校正が行われることになる。したがって、実用的に十分短い時間間隔で、第1の基準加速度値arefxまたは第2の基準加速度値arefyを更新することができる。第1の速度値Vx及び第2の速度値Vyの補正が個別に行われることについても同様のことが言える。図13は、このことをわかりやすく説明するための図である。
図13では、X軸及びY軸の平面で見た入力装置1の軌跡を示している。ヨー方向での角速度値ωyがほぼゼロ(閾値Th2より小さい)であれば、Vxがゼロリセットされる。ピッチ方向での角速度値ωxがほぼゼロ(閾値Th2より小さい)であれば、Vyがゼロリセットされる。
従来から、重力の影響を抑えるために、6つのセンサが設けられる入力装置1のほか、3軸の加速度センサにより重力ベクトルの単位時間当りの変化を検出することで、ロール及びピッチの角速度を認識し、これをXYの変位量とする装置もある。この装置は、Y軸方向は問題ないが、ユーザがロール方向に手首をひねる、あるいはねじることのみで、X軸方向でポインタ2を移動させる、といったタイプであるので、ユーザの直感にそぐわない。
図14は、上記した他の実施の形態を示すフローチャートである。このフローチャートでは、入力装置1がセンサユニット17から出力された2軸の加速度信号及び2軸の角速度信号を入力情報として制御装置40に出力する。制御装置40のMPU35は、ステップ204〜218において、図11で示したステップ102a及び102b〜115を実行する。詳細は、図11と同様であるので説明を省略する。
後述する図18〜21における処理についても同様に、制御装置が速度値が算出されるまでの処理を行うようにしてもよい。
次に、本発明のさらに別の実施の形態について説明する。以降では、加速度及び角加速度の相関特性を利用することで入力装置のピッチ、ロール回転に伴う重力加速度の影響を抑制することができる実施の形態について説明する。
図15(A)は角速度信号、図15(B)は角加速度信号、図15(C)は加速度信号、図15(D)は速度信号のシミュレーションをそれぞれ示すグラフであり、各グラフについて、横軸は時間である。図15(A)と図15(D)を比較するとグラフは類似し相関がある。同様に、図15(B)と図15(C)を比較するとグラフは類似し、相関がある。以降の各実施の形態は、このような相関を利用しようというものである。
これら相関特性を利用する各実施の形態は、上記した図11のステップ104〜116のフローが実行されることが前提で実行されてもよいし、そうでなく、そのフローが実行されずに実行されてもよい。以降の各実施の形態では、その後者の方で説明する。
(相関特性を利用する第1の実施の形態)
相関特性を利用する一実施の形態として、補正加速度値(acorx、acory)(または加速度値(ax、ay)でもよい。)と、角加速度値(Δωx、Δωy)との相関係数R2を利用して、速度値を算出する形態を説明する。(acorx、acory)及び(ax、ay)は同じ物理量であるので、以下では、(acorx、acory)が用いられる形態について説明する。また、X軸とY軸では計算方法は同じであるので、以降では、X軸の補正加速度値acorxに関してのみ説明する。
図18は、相関係数R2を利用する入力装置の動作を示すフローチャートである。なお、図11のフローと異なる点を中心に説明する。
図16(A)(図16(C)、図16(E)、図17(A)、図17(C))は、同じ線速度で、かつ異なる角速度で入力装置が動く場合のポインタの速度を示すシミュレーションのグラフである。横軸は時間である。パラメータは角速度である。図16(A)(図16(C)、図16(E)、図17(A)、図17(C))において、太線aは本来あるべき速度を示している。本来あるべき速度とは、速度と角速度との相関が最も高い理想的な速度の線を意味する。
図16(A)に示すように、ユーザが同じ速度で入力装置を動かしても、速度と角速度の相関がくずれるほど、各信号は、本来あるべき線aから乖離し、ユーザは直感とは異なる操作感を得る。図16(A)において、線bは、主に手首の回転によるものであり、本来の速度に対して角速度が大きく検出されている。線cは、主に腕の付け根の回転によるものであり、本来の速度に対して角速度が小さく検出されている。
また、図16(B)(図16(D)、図16(F)、図17(B)、図17(D))は、種々の重力成分の影響を受ける場合のポインタの速度を示すシミュレーションを表すグラフである。パラメータは加速度である。図16(B)において、入力装置に重力の影響が増えるほどacorxとΔωyの相関は小さくなり、また、各信号は、本来あるべき線(太線)(本来あるべき速度)dから乖離していく。本来あるべき線とは、重力の影響がなく、加速度と角加速度との相関が最も高い理想的な線を意味する。
第1の実施の形態では、例えば、下記の式(7)を用いてR2を求める(ステップ303)。
R2=[Σ(Δωy i−mΔωy・Δωy)(acorxi−macorx)]2 / [Σ(Δωy i−mΔωy・Δωy)2・Σ(acorxi−macorx)2]・・・(7)
Δωy、macorxは、それぞれΔωy、acorxの平均値である。式(7)に代入されるΔωy、acorxは、現在を起点とした過去の数〜数十サンプルとする。
次に、下記の式(8)、(9)に示すように、MPUは、重み係数(相関係数)R2、またはR2に応じた重み関数f(R2)をacorxに乗じてVxを算出する(ステップ304)。
Vx(t) =Vx(t-1)+Q・R2・acorx・・・(8)
Q:定数
または
Vx(t) =Vx(t-1)+f(R2)・acorx・・・(9)
f(R2)は基本的に単調増加する関数である。
図16(C)、(D)は、式(7)を利用した場合における、ポインタの速度をそれぞれ示すシミュレーションのグラフである。すべての線が理想に近くなっているのが分かる。
あるいは、別の例として、R2が閾値より小さい場合に、MPUは、
1)積分計算を省略する、
2)そのときの加速度値axを基準加速度値arefxとする(つまり、arefx→ax)、という方法もある。
なお、図15(A)〜(D)おいて、acorxとΔωyについてはR2=0.87、VxとωyについてはR2=0.99とした。
この第1の実施の形態では、加速度値(補正加速度値)に注目して説明したが、図15(A)、(D)に示したように、角速度と速度との関係も同様に類似する。したがって、MPUは、角速度と速度に関する同様の相関係数を用いて速度値を算出してもよい。
(相関特性を利用する第2の実施の形態)
図19は、この実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。
MPUは、上記したR2の計算量が重いと考えられる場合、相関特性としてacorxとΔωyの比を用いた重み関数を用いる。例えば、MPUは、|acorx/Δωy|を用いて、式(10)の重み関数M(x)を算出する(ステップ403)。MPUは、この重み関数M(x)を用いて式(11)で示した速度値を算出する(ステップ404)。
M(x)=(N−|acorx/Δωy|)/P・・・(10)
N、P:定数
Vx(t) =Vx(t-1)+M(x)・acorx・・・(11)。
図16(E)、(F)は、式(10)を利用した場合における、ポインタの速度を示すシミュレーションのグラフである。
この第2の実施の形態では、加速度値(補正加速度値)に注目して説明したが、図15(A)、(D)に示したように、角速度と速度との関係も同様に類似する。したがって、MPUは、角速度と速度に関する比率|Vxy|を用いて速度値を算出してもよい。
(相関特性を利用する第3の実施の形態)
図20は、この実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。
加速度が小さい状態の時に、加速度センサユニットがピッチ、ロール変化により重力の影響を受けだすと、重力の影響を受けない慣性の測定値であるΔωyに対してacorxの比率が高くなる。そこで、MPUは、上記した|acorx/Δωy|が通常の腕の振りで発生しうるMAX値を超えて大きくなった時点で、測定されたacorxは誤差信号が過大とみなし、そのacorxについては式(11)の計算を行わず、前回の値を今回の値とする。
例えば、MPUは、|acorx/Δωy|<Th3(Th3は定数)の場合(ステップ503のYES)、式(11)において、M(x)=1(ステップ504)、それ以外でM(x)=0(ステップ505)として処理を実行することができる。
図17(A)、(B)は、式(11)利用した場合における、ポインタの速度を示すシミュレーションのグラフである。なお、図17(A)では、角速度が極端に小さい場合に、ポインタの速度が小さく表れ、速度値が補正されていない状態が表れている。このような場合、手振れ等のノイズと判断され、入力装置に設けられた別途の手ぶれ補正回路によりこのノイズがカットされるので問題ない。
この第3の実施の形態では、加速度値(補正加速度値)に注目して説明したが、図15(A)、(D)に示したように、角速度と速度との関係も同様に類似する。したがって、MPUは、角速度と速度に関して、同様の趣旨で、|Vxy|<Th4であるか否かの処理を用いて速度値を算出してもよい。
(相関特性を利用する第4の実施の形態)
図21は、この実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。
上記相関特性を利用する第3の実施の形態において、|acorx/Δωy|<Th3の場合(ステップ603のYES)、そのまま速度値を算出し(ステップ604)、それ以外で、そのときの加速度値axが基準加速度値arefxとされて(ステップ605)、速度値が算出される。
図17(C)、(D)は、図21に示したフローでの処理における、ポインタの速度を示すシミュレーションのグラフである。
この第4の実施の形態では、加速度値(補正加速度値)に注目して説明したが、図15(A)、(D)に示したように、角速度と速度との関係も同様に類似する。したがって、MPUは、角速度と速度に関して、同様の趣旨で、|Vxy|<Th4である場合に、そのまま速度値を算出し、それ以外では前回の速度値を今回の速度値としてもよい。
以上の相関特性を利用する第1〜4の実施の形態のように、加速度値と角加速度の相関特性が用いられることで、図16(B)に示したような重力の影響を抑制することができる。特に、第2〜4の実施の形態では、計算量を少なくすることができ有用である。しかし、ハードウェアの性能が上がるほど、第1の実施の形態の活用度も増え、この場合最も誤差を少なくすることができる。
また、速度値と角速度値の相関特性が用いられることで、ユーザが入力装置をX軸またはY軸の周りで回転させる角速度の大きさとポインタの移動速度との操作感の違いを吸収することができる。
(相関特性を利用する第5の実施の形態)
入力装置に急激な姿勢変化が起こったり、入力装置の速度プロファイル中に等速の領域が少なかったりすると(図23参照)、入力装置にかかる慣性力(加速度)と反対方向の加速度出力が発生することもあり、上記第1〜4の実施の形態でも、若干量が吸収しきれない場合がある。例えば、図16(F)、図17(D)、図22(A)に示すように、ポインタが減速していく段階で、速度がゼロになる直前では、速度が負になり、ポインタが逆方向に動く可能性もある。
図23で示すシミュレーションは、等速部分がほとんどない例、つまり入力装置の短距離移動の例を示している。速度プロファイルの変曲点(下に凸→上に凸)で加速度の符号が変わるが、重力の影響によって、本来あるべき線(太線)aと線bでは、そのタイミングが違っている(線bでは、そのタイミングが遅くなっている)。その結果、Δωyとacorxの符号を比較しない例(線d)はプロファイルに乱れが生じる。)
このような問題を解決するために、MPUは、Δωyとacorxの符号を比較し、符号が逆転していたら、そのacorxを用いず、前回の速度値を今回の速度値とする。これにより、図22(B)に示すように、速度がゼロとなる直前から速度値をゼロとして、ユーザの直感に合致した操作感を得ることができる。図23の例では、線cがΔωyとacorxの符号を比較した場合を表しており、線cが本来あるべき線に近づいているのが分かる。
この第5の実施の形態では、加速度値(補正加速度値)に注目して説明したが、図15(A)、(D)に示したように、角速度と速度との関係も同様に類似する。したがって、MPUは、角速度と速度に関して、同様の趣旨で、Vxとωyの符号を比較して、符号が一致する場合そのまま速度値を算出し、それ以外では、速度値をゼロにリセットしてもよい。
次に、入力装置の他の実施の形態について説明する。
図24は、その入力装置51を示す斜視図である。図25は、その入力装置51のホイールボタン13側から見た側面図である。これ以降の説明では、図2等に示した実施の形態に係る入力装置が含む部材や機能等について同様のものは説明を簡略または省略し、異なる点を中心に説明する。
入力装置51の筐体50は、その筐体50の表面の所定の位置に設けられた球面の一部または二次曲面の一部50aを有する。以下、球面の一部または二次曲面の一部(50a)を便宜的に「下部曲面」(50a)という。
下部曲面50aが配置される位置は、例えば、ボタン11、12とはほぼ反対側の位置であり、ユーザが入力装置51を握ったときに、子指が他の指より最もその下部曲面50aの位置に近くなるような位置である。あるいは、ある一方向(Z’軸方向とする。)の長い筐体50において、筐体50のそのZ’軸方向の長さの中心からZ’軸の正の側にセンサユニット17が配置される場合、下部曲面50aはZ’軸の負の側に配置された位置となる。
球面の一部とは、典型的には、実質的に半球面が挙げられるが必ずしも半分である必要はない。二次曲面とは、2次元で描かれる円錐曲線(二次曲線)を3次元まで拡張されたときの曲面をいう。二次曲面として、例えば楕円面、楕円放物面、または双曲面等がある。
このような入力装置51の筐体50の形状により、ユーザは、入力装置51の下部曲面50aを、テーブル、椅子、床、ユーザの膝や太もも等の当接対象物49に当てた状態で、下部曲面50aを支点として入力装置51を操作しやすくなる。つまり、入力装置51の下部曲面50aを当接対象物49に当てた状態でも、ユーザは入力装置51をあらゆる角度に傾けることを容易に行うことができるので、ポインタをアイコンに合わせる等の細かい操作を行うことができるようになる。図26は、ユーザが入力装置51の下部曲面50aを膝に当てて操作する様子を示す図である。
あるいは、本実施形態では、手ぶれ補正回路では抑制できない手の震え等による誤操作を防止したり、ユーザが入力装置51を空中で持ち上げ続けて操作する場合のユーザの疲労を予防することができる。
図27は、本発明のさらに別の実施の形態に係る入力装置を示す斜視図である。
入力装置61の筐体60は、図24、図25で示した入力装置61と同様に、球面の一部でなる下部曲面60aを有する。入力装置61の筐体60の最大長さの方向(Z’軸方向)に垂直な平面であって、下部曲面60aに接する平面(以下、便宜的に下端平面55という。)は、角速度センサユニット15の検出軸であるX軸及びY軸(図8参照)が作る平面(X−Y平面)と実質的に平行な平面となっている。
このような入力装置61の構成により、ユーザが下部曲面60aを下端平面55に当てて操作する場合に、入力装置61に加えられる角速度がそのまま角速度センサユニット15に入力される。したがって、角速度センサユニット15からの検出信号から検出値を得る過程での計算量を減らすことができる。
図28は、本発明のさらに別の実施の形態に係る入力装置を示す正面図である。図29は、その入力装置を示す側面図である。
入力装置71の筐体70の下部曲面70aは、例えば球面の一部とされている。この下部曲面70aは、図24、図27で示した入力装置51、61の下部曲面50a、60aより曲率半径が大きく設定されている。角速度センサユニット15は、その角速度センサユニット15の検出軸であるX軸及びY軸で構成されるX−Y平面に含まれる直線が、X軸方向及びY軸方向で見て、上記球面を通る仮想的に描かれた円56の接線に相当するような位置に配置されている。このような条件を満たす限り、角速度センサユニット15のX−Y平面が、入力装置71の長手方向に対して傾くように(図28参照)、角速度センサユニット15が筐体70に対して配置されてもよい。
これにより、ユーザが下部曲面70aを当接対象物49に当てて入力装置71を操作する場合に発生する角速度のベクトル方向と、角速度センサユニット15の検出方向が一致するので、リニアな入力が可能となる。
図30は、本発明のさらに別の実施の形態に係る入力装置を示す正面図である。
この入力装置81の筐体80の下部曲面80aである球面の曲率半径は、例えば図27に示したものと同じ、または近く設定されている。角速度センサユニット15は、該角速度センサユニット15の中心点である2つのX軸及びY軸の交点を通りそのX軸及びY軸に直交する仮想的な直線が、下部曲面80aを含む第1の球62の中心点Oを通る。このような構成により、下部曲面80aを含む第1の球62と、角速度センサユニット15のX−Y平面に含まれる直線が接線となる第2の球63が同心となる。したがって、入力装置81は、図28で示した入力装置71の効果と同様の効果を奏する。
なお、以上説明した球面の一部または二次曲面の一部を備える入力装置51、61、71、または81について、ユーザが必ずしも下部曲面50a、60a、70a、または80aを当接対象物49に当てて操作しなければならないわけではなく、空中で操作してももちろんかまわない。
本発明に係る実施の形態は、以上説明した実施の形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
図11では入力装置1が大部分の演算を実行し、図14では制御装置40が大部分の演算を実行した。しかし、入力装置1及び制御装置40が、適宜分担して演算を実行するようにしてもよい。図18〜図21でも同様である。
図18(または、図19、図20、図21)の処理と、図11に示す処理の一部が合成された処理が実行されてもよい。例えば、図18のステップ303が実行された上で、ステップ109〜114が実行される形態が考えられる。
本発明の一実施の形態に係る制御システムを示す図である。 入力装置を示す斜視図である。 入力装置の内部の構成を模式的に示す図である。 入力装置の電気的な構成を示すブロック図である。 表示装置に表示される画面の例を示す図である。 ユーザが入力装置を握った様子を示す図である。 入力装置の動かし方及びこれによる画面上のポインタの動きの典型的な例を説明するための図である。 センサユニットを示す斜視図である。 加速度センサユニットへの重力の影響を説明するための図である。 加速度センサユニットへの重力の影響を説明するため他の図である。 角速度センサユニットで検出された角速度値に基き、入力装置の速度値が算出されるときの動作を示すフローチャートである。 入力装置を操作するユーザを上から見た図である。 X軸及びY軸の平面で見た入力装置の軌跡の例を示している。 上記した他の実施の形態を示すフローチャートである。 (A)は角速度信号、(B)は角加速度信号、(C)は加速度信号、(D)は速度信号のシミュレーションをそれぞれ示すグラフである。 異なる角速度ごと、あるいは異なる加速度ごとのポインタの速度を示すシミュレーションのグラフである。 異なる角速度ごと、あるいは異なる加速度ごとのポインタの速度を示すシミュレーションの他のグラフである。 相関特性を利用する第1の実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 相関特性を利用する第2の実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 相関特性を利用する第3の実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 相関特性を利用する第4の実施の形態に係る入力装置の動作を示すフローチャートである。 (A)は、ポインタが減速していく段階で、速度がゼロになる直前にポインタが負の方向になる場合の速度のシミュレーションである。(B)は、それが改善された例を示す速度のシミュレーションである。 等速部分がほとんどない例、つまり入力装置の短距離移動の例を示す速度のシミュレーションである。 本発明の他の実施の形態に係る入力装置を示す斜視図である。 図24に示す入力装置の回転式のボタン側から見た側面図である。 ユーザが入力装置の下部曲面を膝に当てて操作する様子を示す図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る入力装置を示す斜視図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る入力装置を示す正面図である。 図28に示す入力装置を示す側面図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る入力装置を示す正面図である。
符号の説明
acorx…第1の補正加速度値
acory…第2の補正加速度値
Vx…第1の速度値
Vy…第2の速度値
Δωx 、Δω y …角加速度値
Th1、Th2、Th3…閾値
arefx…第1の基準加速度値
arefy…第2の基準加速度値
ax…第1の加速度値
ay…第2の加速度値
X、Y…座標値
1、51、61、71、81…入力装置
2…ポインタ(UI)
3…画面
15…角速度センサユニット
16…加速度センサユニット
17…センサユニット
40…制御装置
100…制御システム
151、152…角速度センサ
161…第1の加速度センサ
162…第2の加速度センサ

Claims (13)

  1. 第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿う軸の周りの角速度を検出する第1の角速度センサと、
    前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の方向の第1の速度値を算出する速度情報出力手段と
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出する角加速度算出手段と、
    前記角加速度値に応じて前記第1の基準加速度値を更新するか否かを判定する判定手段と、
    前記角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する更新手段と
    を具備する入力装置。
  2. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の速度値をゼロとする補正を実行する速度補正手段をさらに具備する入力装置。
  3. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出する角加速度算出手段をさらに具備し、
    前記速度情報出力手段は、
    前記第1の加速度値と前記角加速度値の相関を表す相関特性を用いて、前記第1の速度値を算出する入力装置。
  4. 請求項に記載の入力装置であって、
    前記速度情報出力手段は、
    前記相関特性として、前記第1の加速度値及び前記角加速度値を用いた相関係数または相関関数を、それぞれ重み係数または重み関数として前記第1の加速度値に乗じることで、前記第1の速度値を算出する入力装置。
  5. 請求項に記載の入力装置であって、
    前記速度情報出力手段は、
    前記相関特性として、前記第1の加速度と前記角加速度との比率を用いて前記第1の速度値を算出する入力装置。
  6. 請求項に記載の入力装置であって、
    前記速度情報出力手段は、少なくとも前記算出された第1の速度値を記憶し更新する更新手段を有し、
    前記更新手段は、前記第1の加速度値及び前記角加速度値のそれぞれの符号が一致しているか否かを判定し、前記符号が一致していない場合、前記第1の速度値を更新しない入力装置。
  7. 請求項1に記載の入力装置であって、
    前記第2の方向の第2の加速度を検出する第2の加速度センサと、
    前記第1の方向に沿う軸の周りの角速度を検出する第2の角速度センサとをさらに具備し、
    前記速度情報出力手段は、前記第2の加速度値と、重力加速度の前記第2の方向の成分値である第2の基準加速度値との差を第2の補正加速度値として算出し、前記第2の補正加速度値に基き、前記第2の方向の第2の速度値を算出し、
    前記角加速度算出手段は、前記第1の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第1の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出する角加速度算出手段と、
    前記判定手段は、前記第1の方向に沿う軸の周りの角加速度値に応じて前記第2の基準加速度値を更新するか否かを判定し、
    前記更新手段は、前記第1の方向に沿う軸の周りの角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第2の基準加速度値を更新する入力装置。
  8. 第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿う軸の周りの角速度を検出する第1の角速度センサとを有する入力装置から出力された入力情報に応じて、画面上に表示されるUIを制御する制御装置であって、
    前記第1の加速度値及び前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値の情報を、前記入力情報として受信する受信手段と、
    前記受信された入力情報に基き、前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の方向の第1の速度値を算出することで、前記UIの前記画面上の座標情報を生成する座標情報生成手段と
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出する角加速度算出手段と、
    前記角加速度値に応じて前記第1の基準加速度値を更新するか否かを判定する判定手段と、
    前記角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する更新手段と
    を具備する制御装置。
  9. 入力情報を出力する入力装置と、前記入力装置から出力された入力情報に応じて、画面上に表示されるUIを制御する制御装置とを備える制御システムであって、
    前記入力装置は、
    第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿う軸の周りの角速度を検出する第1の角速度センサと、
    前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の方向の第1の速度値を算出し、前記算出された第1の速度値を前記入力情報として出力する速度情報出力手段と
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出する角加速度算出手段と、
    前記角加速度値に応じて前記第1の基準加速度値を更新するか否かを判定する判定手段と、
    前記角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する更新手段とを有し、
    前記制御装置は、
    前記入力情報を受信する受信手段と、
    前記受信された入力情報に応じた、前記UIの前記画面上の座標情報を生成する座標情報生成手段とを有す
    御システム。
  10. 入力情報を出力する入力装置と、前記入力装置から出力された入力情報に応じて、画面上に表示されるUIを制御する制御装置とを備える制御システムであって、
    前記入力装置は、
    第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿う軸の周りの角速度を検出する第1の角速度センサと、
    前記第1の加速度値及び前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値の情報を前記入力情報として出力する出力手段とを有し、
    前記制御装置は、
    前記入力情報を受信する受信手段と、
    前記受信された入力情報に基き、前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の方向の第1の速度値を算出することで、前記第1の速度値に応じた、前記UIの前記画面上の座標情報を生成する座標情報生成手段と、
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出する角加速度算出手段と、
    前記角加速度値に応じて前記第1の基準加速度値を更新するか否かを判定する判定手段と、
    前記角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する更新手段とを有す
    御システム。
  11. 入力装置の動きに応じて画面上のUIを制御する制御方法であって、
    前記入力装置の第1の方向の第1の加速度を検出し、
    前記入力装置の、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿う軸の周りの角速度を検出し、
    前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の速度値を算出し、
    前記第1の速度値に応じた、前記UIの前記画面上の座標情報を生成し、
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出し、
    前記角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する
    御方法。
  12. 第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿う軸の周りの角速度を検出する第の角速度センサとを有する入力装置のプログラムであって、
    前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の方向の第1の速度値を算出し、
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出し、
    前記角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する
    ことを前記入力装置に実行させるプログラム。
  13. 第1の方向の第1の加速度を検出する第1の加速度センサと、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿う軸の周りの角速度を検出する第1の角速度センサとを有する入力装置から出力された入力情報に応じて、画面上に表示されるUIを制御する制御装置のプログラムであって、
    前記第1の加速度値及び前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値の情報を、前記入力情報として受信し、
    前記受信された入力情報に基き、前記第1の加速度値と、重力加速度の前記第1の方向の成分値である第1の基準加速度値との差を第1の補正加速度値として算出し、前記第1の補正加速度値に基き前記第1の方向の第1の速度値を算出することで、前記UIの前記画面上の座標情報を生成し、
    前記第2の方向に沿う軸の周りの角速度値に基き、前記第2の方向に沿う軸の周りの角加速度値を算出し、
    前記角加速度値の絶対値が閾値より小さい場合に、前記第1の基準加速度値を更新する
    ことを前記制御装置に実行させるプログラム。
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