JP4580953B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置に関し、特に、観察者が特別な眼鏡を装着することなく立体視することができる画像表示装置に関する。
従来、表示画像が立体的に見えるようにした所謂3D方式の画像表示装置が開発されており、例えば、眼鏡を使用することなく立体表示が見える方式として、パララックスバリア方式やレンティキュラー方式、あるいは立体視認可能範囲を広げ、且つ通常の平面画像も表示可能な方式(例えば、特許文献1参照。)等による画像表示装置がある。
特開平8−262370号公報(第2頁,第3図)
この3D方式の画像表示装置は、両眼の視差を利用して立体的に見えるようにするため、複数の偏光板を備え、発光素子からの光を左右両側で異なる方向に複数回偏光している。そして、この画像表示装置は、左眼用の発光素子と右眼用の発光素子とが並設され、また、発光素子から左眼用光源と右眼用光源とを得るため、点状光源の光路上に右眼用の偏光フィルタと左眼用の偏光フィルタとを並べて設けている。
ところが、発光素子から出射した光は広がりを持つため、右眼用の偏光フィルタと左眼用の偏光フィルタとの境界部付近においては、各光源に対応する偏光フィルタで偏光を特定しきれない。すなわち、発光素子と偏光フィルタとの間で発光素子からの光が拡がってしまい、右眼用に偏光される光と、左眼用に偏光される光とが区分けすることができない。したがって、右眼用の発光素子からの光が左眼用の画像を呈示したり、左眼用の発光素子からの光が右眼用の画像を呈示したりして、一方の観察眼に呈示する画像が他方の観察眼に漏れる所謂クロストークの原因となり、立体画像観察の障害になっていた。
また、左眼用偏光フィルタと右眼用偏光フィルタとのいずれを透過するかによって、光源が左眼用光源として作用するか、右眼用光源として作用するかが決まるため、右眼用の偏光フィルタと左眼用の偏光フィルタとの境界部がずれることによって好適な観察位置も左右方向にずれてしまう。このことは、観察者に無理な姿勢を強いることにもなり、好適な観察条件とはいえない。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、所謂画像のクロストークを抑制するとともに、好適な立体画像の観察条件を成立し易い画像表示装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、後方から照射された光を透過可能な液晶表示パネルと、
特定の偏光方向の光と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光とを、前記液晶表示パネルに照射する光源と、
前記液晶表示パネルと前記光源との間に配置され、前記特定の偏光方向の光を透過する第1領域と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光を透過する第2領域とが、縦方向に繰り返して設けられたフィルタと、を備え、
前記光源は、偏光方向が特定されない光を発光素子から放射する長尺な発光源と、前記偏光方向が特定されない光を、前記特定の偏光方向の光と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光とに変換して出力する偏光手段と、異なる偏光方向の光を左右各々の眼に到達する向きに屈折させて前記液晶表示パネルに照射する光学手段と、を含んで構成された画像表示装置において、
前記偏光手段は、前記発光源と同方向に長尺な透光性板材であって、長手方向一側に位置する左眼用の第1偏光フィルタと長手方向他側に位置する右眼用の第2偏光フィルタとで互いに偏光方向を異ならせた偏光板からなり、
前記発光源は、前記偏光板を装着して保持する偏光板保持枠を備え、
前記偏光板保持枠は、
装着した偏光板により塞がれる偏光開口と、前記偏光開口を幅方向に横切る状態で偏光開口に架設された偏光板支持桟とを備え、
前記第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界が前記偏光板支持桟に重なる位置に配置して偏光板を偏光板保持枠に装着し、前記偏光板支持桟により、発光素子が放射する光を第1偏光フィルタへ入射する光と、第2偏光フィルタへ入射する光とに区分けしたことを特徴とする画像表示装置である。
請求項2に記載のものは、前記発光源は、線状に配置された複数の点状発光素子から構成されて線状に発光する線状発光源であり、
前記偏光板支持桟は、前記点状発光素子のうち、隣り合う点状発光素子の光軸の間に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置である。
請求項3に記載のものは、前記偏光板保持枠は、偏光開口周辺に偏光板を押さえる複数の偏光板押さえを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置である。
請求項4に記載のものは、前記第1偏光フィルタおよび第2偏光フィルタは、偏光素子と偏光基材とを積層した状態で延伸して形成され、
前記偏光板は、第1偏光フィルタおよび第2偏光フィルタを、それぞれの延伸軸方向が前記第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界に対して偏光板の長手方向に略対称となる状態で設け、
前記偏光板保持枠は、前記偏光板支持押さえを少なくとも偏光板の長手方向両側部と中央部とを押さえる位置に、前記偏光板支持桟に対して偏光板の長手方向に略対称となる状態で配置したことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置である。
請求項5に記載のものは、前記偏光板保持枠は、偏光開口の長手方向の両端から上向きに突設した偏光板ストッパーを備え、
該偏光板ストッパーは、偏光板保持枠の偏光板装着面に対して鈍角をなす状態で偏光板の長手方向の両端部に当接することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示装置である。
以上説明したように、本発明によれば、次の効果を奏する。
すなわち、請求項1の発明によれば、前記偏光手段は、前記発光源と同方向に長尺な透光性板材であって、長手方向一側に位置する左眼用の第1偏光フィルタと長手方向他側に位置する右眼用の第2偏光フィルタとで互いに偏光方向を異ならせた偏光板からなり、前記発光源は、前記偏光板を装着して保持する偏光板保持枠を備え、前記偏光板保持枠は、装着した偏光板により塞がれる偏光開口と、前記偏光開口を幅方向に横切る状態で偏光開口に架設された偏光板支持桟とを備え、前記第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界が前記偏光板支持桟に重なる位置に配置して偏光板を偏光板保持枠に装着し、前記偏光板支持桟により、発光素子が放射する光を第1偏光フィルタへ入射する光と、第2偏光フィルタへ入射する光とに区分けしたので、偏光板支持桟の一側に位置する発光素子からの光が他側に位置する偏光開口へ進行するのを防ぐことができる。したがって、一方の観察眼に呈示する画像が他方の観察眼に漏れる所謂クロストークを抑制して、立体表示に適した条件を容易に成立させようとすることができる。
請求項2の発明によれば、前記発光源は、線状に配置された複数の点状発光素子から構成されて線状に発光する線状発光源であるので、点状発光素子を、液晶表示パネルへの光の照射に好適な位置に無理なく配列して、鮮明な立体画像を表示可能な画像表示装置を実現することができる。しかも、隣り合う点状発光素子の光の融合を促進させて、液晶表示パネルを透過する光の明るさのムラをなくすようにすることができる。
さらに、前記偏光板支持桟は、前記点状発光素子のうち、隣り合う点状発光素子の光軸の間に設けられたので、偏光板への光の入射を邪魔し難い偏光板支持桟を設けることができる。したがって、表示部上に偏光板支持桟の影が現れるのを抑えて鮮明な立体画像を表示することができる。
請求項3の発明によれば、前記偏光板保持枠は、偏光開口周辺に偏光板を押さえる複数の偏光板押さえを備えたので、偏光板が変形するのを防ぎ、立体表示に適正な偏光を維持することができる。したがって、立体画像の乱れを抑えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、前記第1偏光フィルタおよび第2偏光フィルタは、偏光素子と偏光基材とを積層した状態で延伸して形成され、前記偏光板は、第1偏光フィルタおよび第2偏光フィルタを、それぞれの延伸軸方向が前記第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界に対して偏光板の長手方向に略対称となる状態で設け、前記偏光板保持枠は、前記偏光板支持押さえを少なくとも偏光板の長手方向両側部と中央部とを押さえる位置に、前記偏光板支持桟に対して偏光板の長手方向に略対称となる状態で配置したので、偏光板を境界に対して略対称状態で変形させて、偏光板押さえから受ける力をつり合せることができる。したがって、第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界を偏光板支持桟からずれ難くして、異なる偏光の出射割合を維持することができる。このことから、立体表示において好適な観察位置を安定させて、良好な観察条件を維持することができる。
請求項5に記載の発明によれば、前記偏光板保持枠は、偏光開口の長手方向の両端から上向きに突設した偏光板ストッパーを備え、該偏光板ストッパーは、偏光板保持枠の偏光板装着面に対して鈍角をなす状態で偏光板の長手方向の両端部に当接するので、偏光板が発光素子の熱により長手方向に膨張しても、偏光板の端部を上方向にガイドして逃がすことができる。したがって、偏光板が撓んでしまったり、第1偏光フィルタと第2偏光フィルタの境界と偏光板支持桟とがずれてしまったりするのを防いで、立体表示に好適な偏光を維持することができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機に画像表示装置を備えた例を挙げて本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
パチンコ遊技機の遊技盤1は、図1に示すように、合板やプラスチック等からなる矩形状の遊技盤本体2の表面に、装飾模様が印刷された装飾用のセルシート4を貼付し、該セルシート4の上からガイドレール5や遊技領域区画部材6等を止着することで略円形状の遊技領域7を区画形成している。そして、遊技盤1は、該遊技領域7内において、略中央からガイドレール5とは反対側(図中右側)に亘ってセンターケース8を配設し、該センターケース8には、遊技領域7の略中央に位置するように画像表示装置(可変表示装置)9を前面に備えている。また、遊技盤1は、画像表示装置9の下方にチューリップタイプの始動入賞具(入賞具の一つ)10を配設し、該始動入賞具10の下方に、画像表示装置9の作動結果によって遊技球を受け入れない第1状態と受け入れ易い第2状態とに変換可能な特別変動入賞装置(大入賞口)11を配設している。さらに、遊技盤1は、この他に、一般入賞具(入賞具の一つ)12、遊技球の流下方向を変える風車13や障害釘(図示せず)、発光により各種の装飾表示を行うランプ・LED14、及び入賞せずに流下した遊技球を回収するアウト口15を設けている。なお、画像表示装置9に関しては、後で詳細に説明する。
センターケース8は、図2に示すように、中央部分に矩形の開口窓部18を開設した装置である。このセンターケース8は、遊技盤1の表面に取り付ける取付基板19を備え、該取付基板19の上部に波飛沫を模した鎧部20を前方へ突設し、該鎧部20のガイドレール5側(図中左側)の傾斜端部から下方に縦長の側辺部21を延設し、該側辺部21とは反対側(図中右側)には、浮世絵の人物画を立体化した装飾部22を取付基板19から前方に突出した状態で取り付け、側辺部21の下端と装飾部22の下端とを接続する状態で底部23を配設し、鎧部20、側辺部21、装飾部22、および底部23に囲まれた箇所に開口窓部18を開設し、該開口窓部18に画像表示装置9を後方から臨ませて概略構成されている。なお、鎧部20の前面および装飾部22の前面は、取付基板19から略同じ距離だけ前方に位置して、略同一平面上にある。
また、センターケース8は、装飾部22の後ろ側に、遊技球をセンターケース8の上面から底部23へ流下させる遊技球誘導路(ワープ流路)25を備えて、センターケース8の上方を流下する遊技球を底部23に案内できるように構成されている。
そして、センターケース8の底部23は、前側に遊技球が転動可能な波面状のステージ26と、該ステージ26の後上方に軸着されて、左右に揺動可能な波状の副ステージ27とを備えている。さらに、底部23は、ステージ26の略中央に左右へ揺動可能な流下案内部材28を軸着し、この流下案内部材28に上方から前方へ貫通する遊技球通路(球通路)を備えて、ステージ26の中央周辺まで転動してきた遊技球が底部23の略中央から落下して真下の始動入賞具10に入賞し得るように構成されている。そして、センターケース8は、このような副ステージ27および流下案内部材28を互い違いに左右へ揺動させて、底部23上に載った遊技球を複雑に転動させることができる。
さらに、センターケース8は、装飾部22の上部から右部に亘って遊技領域区画部材6との間に遊技球が1個ずつ流下可能な遊技球流下路30を形成している。また、この装飾部22は、遊技球流下路30の前方に透明部材からなる流下路カバー部材31を備え、この流下路カバー部材31の先端を遊技領域区画部材6から離間して間隙部32を形成し、該間隙部32から遊技球流下路30の底部33を臨ませている。
次に、画像表示装置9の具体的構造について説明する。
なお、この画像表示装置9は、図3に示すように、透明な画像表示装置用ケース36内に図示しない制御基板とともに収納されて、画像表示ユニット37を構成している。そして、遊技盤1は、このような画像表示ユニット37をセンターケース8の後方から取り付けて、画像表示装置9の前面を画像表示装置用ケース36に保護された状態で開口窓部18から臨ませている。
画像表示装置9は、図4および図7等に示すように、樹脂により成形された筐体40と、該筐体40の前面に設けられた表示部41と、複数の発光素子42を並設した状態で筐体40内に収納した発光ユニット43(本発明の発光源、線状発光源に相当)と、発光ユニット43からの光を表示部41へ反射する反射鏡44と、発光素子42からの光を観察者の左右いずれかの眼に届くような光に、例えば略平行光に屈折させるフレネルレンズ45(本発明の光学手段に相当)とにより概略構成されている。そして、この画像表示装置9は、発光ユニット43と、この発光ユニット43に設けられた偏光フィルタ70(後述)と、フレネルレンズ45とを含んで光源39を構成して、表示部41の液晶表示パネル56(後述)に特定の偏光方向の光と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光とを照射できるようになっている(図14参照。後で詳細に説明する。)。
筐体40は、図5に示すように、前面を開口し、後上面を後方に下り傾斜させたリアケース46と、該リアケース46の左右両側および上側の開口縁に沿って取り付けられる額縁状のフロントフレーム47と、該フロントフレーム47の下方であってリアケース46の開口下側を塞ぐ状態で取り付けられるフロントカバー48とにより構成されている。そして、筐体40は、当該筐体40の前面、すなわちフロントフレーム47に大きな矩形状の開口部49を開設し、この開口部49の前側を塞ぐ状態でディフューザ50および表示部41を取り付け、このディフューザ50および表示部41の周縁を額縁状の表示部保持枠51で前方から止着している。
この表示部41は、後述する発光ユニット43からの光を透過可能な部材であり、発光ユニット43からの光の入射側、すなわち画像表示装置9の後ろ側(図中右側)から微細位相差板54(本発明のフィルタの一部に相当)、第1偏光シート55(本発明のフィルタの一部に相当)、液晶表示パネル56、および第2偏光シート57を順に重合した状態で備えている。すなわち、微細位相差板54および第1偏光シート55は、液晶表示パネル56と光源39との間に配置されている。そして、微細位相差板54は、偏光特性が互いに異なる第1領域54aおよび第2領域54bを交互に有しており、液晶表示パネル56の水平走査線と略同じ繰り返しピッチで上下方向に並べている。なお、第1領域54aと、第1偏光シート55のうち第1領域54aに対向する部分とは、後述の発光ユニット43から出射される光を照射すると、特定方向に偏光された光を透過する。また、第2領域54bと、第1偏光シート55のうち第2領域54bに対向する部分とは、発光ユニット43から出射される光を照射すると、上記特定の偏光方向の光と直交する偏光方向を有する光を透過する。また、液晶表示パネル56は、後方から照射された光を透過可能な部材であり、微細位相差板54の第1領域54aに対応する走査線上に左眼用画像を表示し、第2領域54bに対応する走査線上に右眼用画像を表示する。すなわち、液晶表示パネル56は、左眼用画像と右眼用画像とを1走査線ずつ交互に上下方向へ並べて表示するように構成されている(図6参照)。
また、筐体40は、開口部49の後ろ側を塞ぐ状態でフレネルレンズ45(本発明の光学手段に相当)を取り付け、このフレネルレンズ45の周縁をレンズホルダ61で後方から止着している。なお、フレネルレンズ45は、焦点が後方に位置する状態で取り付けられており、後方から入射した光を平行光に変換して、言い換えると、異なる偏光方向の光を左右各々の目に到達する向きに屈折させて、前方の表示部41、すなわち液晶表示パネル56に照射するように配設されている(図8参照)。
反射鏡44は、後述する発光ユニット43からの光を表示部41へ反射させるための鏡であり、筐体40の内側上部の傾斜した壁部40aに沿って、後方に下り傾斜した状態で取り付けられている。この反射鏡44は、発光ユニット43の発光素子42から照射された光の大部分(約90%〜95%)を反射光として表示部41へ反射し、発光ユニット43の発光素子42から照射された光の一部(約10%〜5%)を透過光として裏側に透過できるように構成された表面反射鏡である。また、この反射鏡44が設けられた筐体40、すなわちリアケース46は、反射鏡44の裏側に位置する壁部40aに、反射鏡44からの透過光が視認可能な確認窓63を開設して、発光ユニット43内の発光素子42の点灯チェックを容易に行うことができるように構成されている。
次に発光ユニット43について説明する。
発光ユニット43は、液晶表示パネル56へ光を照射するためのユニットである。発光ユニット43は、発光素子42を反射鏡44に対向させた状態でリアケース46の内側下部、すなわちフロントカバー48の後方に備えられている。
そして、発光ユニット43は、図7に示すように、前後に分割可能な発光ユニットケース65(ケース蓋65aおよびケース本体65b)の中に横長な発光基板66を収納し、該発光基板66上に複数のLED(例えば、白色LED)等の発光素子(点状発光素子)42を、発光基板66の長手方向に沿って並設して線状に発光する線状発光源の発光部分を形成している。また発光ユニット43は、発光素子42上にプリズム列68を備え、発光ユニットケース65の上方には、発光素子42の並設方向に長尺な偏光フィルタ70(本発明の偏光手段、偏光板に相当)を、偏光フィルタ保持枠71(本発明の偏光板保持枠に相当)に装着した状態で保持している。
発光基板66は、図8に示すように、フレネルレンズ45の中心までの光路長が等距離となる仮想円弧線Aを仮定し、この仮想円弧線Aに近似した仮想折れ線L上に沿う状態で折曲している。したがって、この発光基板66上の発光素子42は、上記した仮想折れ線L上に整列し、この発光素子42からの光の光軸がフレネルレンズ45の中心近傍に位置するように構成されている。なお、本実施形態では、発光基板66は、途中から3つに折曲して、直線状に並設された発光素子42の列を3つ直列する状態で設けている。
また、発光基板66は、線状発光源の発光部分を形成する複数の発光素子42を所定の配列ピッチで並設して、隣り合う発光素子42間に隙間72を設けている。このように隙間72を設けた状態で発光素子42を並設することで、一つの発光素子42の発光により発生した熱を他の発光素子42に伝達し難くしている。また、この隙間72に、冷却空気を流すことができ、発光素子42を効率よく冷却することができる。なお、発光素子42の冷却機構については、後で詳細に説明する。
さらに、発光基板66は、立体画像の観察者の方向を向く発光素子42、すなわち当該発光基板66の中央部分に配設された10個の中央発光素子42aの配列ピッチを、立体画像の観察者の左右各側方を向く発光素子42、すなわち中央発光素子42aの左右外側に配設された発光素子42の配列ピッチよりも狭くなるように配置している。これは、発光素子42の位置と立体表示を見る遊技者の位置との関係に起因する。すなわち、中央発光素子42aは、光軸が立体視認可能位置(本実施形態では、画像表示装置9の正面位置)における遊技者の眼の近傍を通って、表示部41の立体表示に大きく寄与している(図14参照)。したがって、この発光ユニット43は、中央発光素子42aの配置を密にして当該発光ユニット43の中央部からの光量を大きくして、遊技者が立体視認可能位置で受ける光、すなわち表示部41の立体画像を明るく表示するように構成されている。なお、中央発光素子42aの左右外側に位置する発光素子42は、立体視認可能位置よりも左右外側に光を照射して、画像表示装置9の視野角を広げる機能を担っている。
また、発光素子42は、後述する偏光フィルタ70および偏光フィルタ保持枠71の左右方向の中心に対して左右対称となる状態で整列して、当該発光素子42全体の右半部と左半部とで、光の光量および光度が略同等になるように構成されている。
プリズム列68は、発光素子42から入射した光を絞って好適に液晶表示パネル56に出射するためのものである。このプリズム列68は、図7および図9に示すように、平板部74を発光基板66および発光素子42の列と略平行に配設し、この平板部74の表面に後述するプリズム76の光の出射面75を形成している。また、プリズム列68は、平板部74の裏面から各発光素子42に向かって複数のプリズム76を櫛歯状に突設(一体成形)して光路を構成し、各プリズム76の先端面を光の入射面77として発光素子42に当接している(図10参照)。すなわち、このプリズム列68は、プリズム76を発光素子42毎に備え、発光素子42に対して入射面77を一対一に設けている。そして、プリズム列68は、プリズム76の側面がベジエ曲線から形成される曲面で構成されており、入射面77から入射した光をプリズム76の側面で全反射して、出射面75以外から当該プリズム列68の外部に透過しないようになっている。このようにして、プリズム列68は、プリズム76の側面部(すなわち光路の補正部)により光を発光素子42近傍で周囲に拡がるのを規制して、光の光路を、光度を高めるように補正し、途中で弱めることなく出射面75から出射することができる。
そして、本実施形態のプリズム列68は、発光基板66の折曲部分に対応する箇所から右側プリズム列68R、中央プリズム列68C、左側プリズム列68Lの3つに分割されている。そのうち、中央プリズム列68Cのプリズム76は、対応する発光素子42の位置によって当該プリズム76の出射面75側端の断面積が異なるように形成されている。具体的には、図11に示すように、中央発光素子42aに対応する中央10個のプリズム76(中央プリズム76a)を基準形状とすると、中央プリズム76aの左右外側に3つずつ設けられたプリズム76(第1外側プリズム76b)は、中央プリズム76aよりも出射面75側端の断面積が大きい。さらに、第1外側プリズム76bの左右外側に2つずつ設けられたプリズム76(第2外側プリズム76c)は、第1外側プリズム76bよりも出射面75側端の断面積が大きい。すなわち、中央プリズム列68Cは、プリズム76の出射面75側端の断面積を中央プリズム76aから左右外側の第2外側プリズム76cまで段階的に大きくしている。
また、右側プリズム列68Rおよび左側プリズム列68Lのプリズム76は、第2外側プリズム76cと同じ形状を呈している。
このように構成されたプリズム列68は、中央部分からの光を絞って光度を強くし、左右外側に寄るに連れて光の絞りを徐々に緩めて照射範囲を次第に広くすることができる。したがって、遊技者が眼の位置を視野角の広角側から立体視認可能位置に移動しても、表示部41の明るさが急激に変わるように見えるのを防いで、違和感のない画像表示を実現することができる。
また、プリズム列68は、後述する偏光フィルタ70および偏光フィルタ保持枠71の左右方向の中心に対して左右対称となる状態で形成されている。したがって、このプリズム列68は、左右対称の発光素子42の列から発生した光を当該プリズム列68の右半部と左半部とで、光の光量および光度が略同等になる状態で出射できるように構成されている。
偏光フィルタ70は、発光素子42からの光を左眼用と右眼用とで異なる方向に偏光する透光性板材であり、発光素子42からフレネルレンズ45までの光路上であって、発光ユニット(線状発光源)43の光の出射側に備えられている。偏光フィルタ70は、図12に示すように、横長で透明なベースフィルム80の表面に、長手方向一側(図中右側)には左眼用偏光部を形成する第1偏光フィルタ81を、長手方向他側(図中左側)には右眼用偏光部を形成する第2偏光フィルタ82をそれぞれ備えて一体化している。具体的には、この偏光フィルタ70は、ベースフィルム80の左右方向(長手方向)の略中央に第1偏光フィルタ81と第2偏光フィルタ82との境界(突合せ部)Bが位置する状態で各偏光フィルタ81,82を透明な接着剤等を介して貼付している。なお、偏光フィルタ70は、第1偏光フィルタ81と第2偏光フィルタ82とで透過する光の偏光方向が互いに異なる。具体的には、偏光フィルタ70は、第1偏光フィルタ81と第2偏光フィルタ82との偏光方向を90度ずらして、発光素子42から放射される光、すなわち偏光方向が特定されない光を、特定の偏光方向の光と、この特定の偏光方向と直交する偏光方向の光とに変換して出力する(透過する)ように設定されている。
また、第1偏光フィルタ81および第2偏光フィルタ82は、偏光素子(例えばヨウ素や二色性染料)と偏光基材(例えばポリビニルアルコール)の積層を延伸軸方向へ延伸することにより形成されたフィルム材であり、延伸軸方向と同じ偏光方向へ光を偏光させることができる。この第1偏光フィルタ81および第2偏光フィルタ82は、図12(a)に示すように、偏光フィルタ70の長手方向の中心、すなわち境界Bに対して延伸軸方向がそれぞれ+45度、および−45度となるように設けられている。すなわち、この偏光フィルタ70は、照射された光が+45度の偏光と−45度の偏光とに分けて出力され、これらの偏光の偏光方向が90度ずれるように設定されている。
また、偏光フィルタ70は、ベースフィルム80の各偏光フィルタ81,82とは反対側の表面(発光素子42側表面)に微細な凹凸の表面加工(例えば、シボ加工、アンチグレア処理加工)を施した表面加工部80a(光拡散手段の一種)を備えている(図12(c)参照)。すなわち、ベースフィルム80は、光拡散フィルムとして機能し、各発光素子42から個別に発光した光を入射すると同時に表面加工部80aにより拡散することができる。そして、ベースフィルム80は、隣り合う発光素子42からの光同士の拡散光を互いに融合させて、偏光フィルタ70の長手方向に連続した帯状(あるいは線状)の光を形成することができる。
偏光フィルタ70を保持する偏光フィルタ保持枠71は、図7および図9に示すように、偏光フィルタ70を装着する装着面85(本発明の偏光板装着面に相当)を円弧状に、詳しくは、フレネルレンズ45の中心から光路長が等距離となる位置を結んで形成される円弧と同じ曲率になるように形成している。また、偏光フィルタ保持枠71は、装着面85に、発光素子42の並設方向に長尺な偏光開口86を開設して下方にプリズム列68の出射面75を臨ませている。そして、偏光フィルタ保持枠71は、装着面85の上方であって偏光開口86の外側には、複数の偏光フィルタ押さえ87(本発明の偏光板押さえに相当)を、偏光開口86の長手方向の中心部(すなわち、後述の偏光フィルタ支持桟90)に対して略左右対称(偏光フィルタ70の長手方向に対称)となる状態で設けている。なお、この偏光フィルタ押さえ87は、偏光板の長手方向両側部と中央部とを押さえる位置に設けられており、装着面85との間に偏光フィルタ70の厚みと略同じ間隔を形成している。したがって、この偏光フィルタ押さえ87は、偏光フィルタ70のめくれ上がり等の変形を防ぎ、立体表示に適正な偏光を維持することができる。
また、偏光フィルタ保持枠71は、偏光開口86の長手方向の略中央に偏光フィルタ支持桟90(本発明の偏光板支持桟に相当)を、偏光開口86を幅方向に横切る状態で備えている。この偏光フィルタ支持桟90は、偏光フィルタ70とプリズム列68との間に位置し、下端縁をプリズム列68の出射面75の直前まで延設している(図10(a)参照)。すなわち、前後方向に長尺な平板状の偏光フィルタ支持桟90は、その上下幅を下端縁がプリズム列68の出射面75に近接するまで広く設定して作製されている。また、偏光フィルタ支持桟90は、偏光開口86の開口面積を左右に略等区画する状態で、発光素子42の列およびプリズム列68の左右対称軸S上に位置している。
このように構成された偏光フィルタ支持桟90は、境界Bが当該偏光フィルタ支持桟90に重なる位置に配置することで、発光素子42が放射する光をプリズム列68から第2偏光フィルタ82へ入射する光と、第1偏光フィルタ81へ入射する光とに区分けすることができる(図10(b)参照)。しかも、この偏光フィルタ支持桟90は、左側に位置する発光素子42からの光が右側に区画した偏光開口86の一部(右側開口86R)へ進行することを防ぐとともに、右側に位置する発光素子42からの光が左側に区画した偏光開口86の一部(左側開口86L)へ進行することを防いで、第2偏光フィルタ82へ入射する光と、第1偏光フィルタ81へ入射する光とを略同じ光量および光度で区分けすることができる。したがって、表示部41上の左眼用画像と右眼用画像とが略同じ明るさで表示させることができる。このように、偏光フィルタ支持桟90を設けることで、第2偏光フィルタ82を透過する光と第1偏光フィルタ81を透過する光との光量や光度の割合が設定し易く、立体表示に適した光の条件を成立させることができる。
また、偏光フィルタ支持桟90は、境界Bが重なることにより、境界遮光部としてこの境界Bの周辺に光が当たるのを防いでいる。したがって、この偏光フィルタ支持桟90は、この境界Bの周辺に発光素子42からの光が照射されるのを防ぎ、液晶表示パネル56に偏光方向が不安定な光、すなわちいずれの方向に偏光されるかが不明確な光が照射されるのを防ぐことができる。
そして、偏光フィルタ支持桟90は、下方に位置して隣り合う2つの中央発光素子42aの光軸C−Cの間に配置する状態で設けられている(図10(a)参照)。さらに、この偏光フィルタ支持桟90は、中央プリズム列68Cの隣り合う中央プリズム76aの先端間、すなわち隣り合う入射面77の間隔よりも狭い幅で形成されている。したがって、この偏光フィルタ支持桟90は、偏光フィルタ70への光の入射を邪魔し難くして、表示部41上に偏光フィルタ支持桟90の影が現れるのを抑えて鮮明な立体画像を表示させ易い。なお、本実施形態の偏光フィルタ支持桟90の幅は約1mmになっているが、第1偏光フィルタ81に入射する光と第2偏光フィルタ82に入射する光とを区分けできれば、さらに薄くてもよい。
さらに、偏光フィルタ保持枠71は、装着面85の長手方向(左右方向。すなわち偏光開口86の長手方向。)の両端から偏光フィルタストッパー91(本発明の偏光板ストッパーに相当)を上向きに突設し、該偏光フィルタストッパー91に偏光フィルタ70の端部をそれぞれ当接することにより、偏光フィルタ支持桟90と境界Bとがずれてしまうことを規制している。また、この偏光フィルタ保持枠71は、一方の偏光フィルタストッパー91の近傍の装着面85から突起92を突設し、偏光フィルタ70に形成された切欠部93をこの突起92に当接することで、偏光フィルタ70が左右あるいは表裏逆に装着されて第1偏光フィルタ81と第2偏光フィルタ82との位置が逆になってしまうのを防止している。
なお、偏光フィルタストッパー91は、装着面85に対して鈍角をなす状態で設けられている。したがって、偏光フィルタ70が発光素子42の熱により長手方向に膨張しても、偏光フィルタ70の端部を上方向にガイドして逃がすことができる。このようにして、偏光フィルタ70が撓んでしまったり、境界Bと偏光フィルタ支持桟90とがずれてしまったりするのを防いで、立体表示に好適な偏光を維持することができる。
このような構成の偏光フィルタ保持枠71を備えて、偏光フィルタ押さえ87と装着面85との隙間に偏光フィルタ70の周縁を挟み込みながら、偏光フィルタ70を偏光開口86を覆う方向にスライドさせれば、偏光フィルタ保持枠71は、偏光フィルタ70を装着することができる(図13参照)。すなわち、発光ユニット43は、偏光フィルタ70を保持することができる。また、偏光フィルタ保持枠71に装着された偏光フィルタ70の端部を偏光フィルタストッパー91よりも上方に撓ませてそのまま長手方向にスライドさせて引き出せば、偏光フィルタ70を偏光フィルタ保持枠71から取り外すことができる。このように、偏光フィルタ保持枠71は、表面加工部80aを備えた偏光フィルタ70を着脱可能な状態で設けることができる。
なお、前記したような延伸により作製された第1偏光フィルタ81および第2偏光フィルタ82は、前記した延伸軸方向、あるいは延伸軸方向と直交する方向に沿って湾曲変形する性質を有してしまうのだが、本実施形態の偏光フィルタ70および偏光フィルタ保持枠71は、この変形によって表示部41における立体表示が観察し難くならないような構成になっている。すなわち、第1偏光フィルタ81および第2偏光フィルタ82は、延伸軸方向が左右対称となるように設けられているので、偏光フィルタ70は、境界Bから左右対称に湾曲変形し得る。そして、この偏光フィルタ70が偏光フィルタ保持枠71に装着された状態で湾曲変形すると、偏光フィルタ70は、左右対称に配置された各偏光フィルタ押さえ87から左右対称の反力を受ける。したがって、この偏光フィルタ70は、偏光フィルタ押さえ87から受ける力がつり合うので、変形によって位置がずれ難い。このことから、偏光フィルタ70上の境界Bを偏光フィルタ支持桟90からずれ難くして、異なる偏光の出射割合を維持することができ、好適な観察位置を左右方向にずらすことなく好適な観察条件を維持することができる。
なお、発光ユニット43は、内部に冷却空気を流す構成を備えている。具体的には、発光ユニット43は、前側に位置するケース蓋65aの両側に吸気口96を、後ろ側に位置するケース本体65bの左右方向の中央部分に排気口97をそれぞれ開設し、吸気口96と排気口97とを発光ユニットケース65内空間を介して連通している。また、発光ユニット43は、吸気口96をフロントカバー48に開設された吸気スリット98と連通させ、排気口97をリアケース46の外側に設けられた排気ファン99に、ダクト100を介して連通させている。このような構成により発光ユニット43は、画像表示装置9の前方から空気を取り入れて、発光素子42の周辺にこの空気を強制対流させ、さらに排気ファン99から排気することで発光素子42を冷却できるようになっている。
次に、画像表示装置9の立体表示について説明する。
上記のような構成を有する画像表示装置9において、発光素子42から光を発すると、図14に示すように、この光は、偏光フィルタ70を透過するとともに放射状に広げられる。そして、放射状に広がった光のうち、偏光フィルタ70の第1偏光フィルタ(右側領域)81を透過した光(一点鎖線で光路の中心を示す)は、フレネルレンズ45により観察者の左右いずれかの眼に届くように屈折して(例えば、平行光となるように屈折して)進行方向を変えられる。そして、フレネルレンズ45から出射された光のうち、微細位相差板54の第1領域54aに入射した光は、偏光軸が90度回転した状態で透過する。この第1領域54aから出射した光は、第1偏光シート55、液晶表示パネル56、第2偏光シート57を略垂直(やや右側から左側)に透過して左眼に至る。このようにして、液晶表示パネル56の表示素子に表示された画像のうち、第1領域54aに対応する位置に表示された左眼用画像が左眼に到達する。
なお、微細位相差板54の第1領域54aと交互に並んで配置されている第2領域54bは、透過する光の偏光軸を変化させない。したがって、偏光フィルタ70の第1偏光フィルタ81を透過しても、第2領域54bから出射した光は、上記の第1領域54aからの光に対して偏光方向が90度ずれているので、第1偏光シート55を透過しない。このことより、液晶表示パネル56の表示素子に表示された画像のうち、第2領域54bに対応する位置に表示された右眼用画像は、左眼に到達しない。
一方、偏光フィルタ70の第2偏光フィルタ(左側領域)82を透過した光(破線で光路の中心を示す)は、フレネルレンズ45により観察者の左右いずれかの眼に届くように、例えば平行光となるように進行方向を変えられる。そして、フレネルレンズ45から出射された光のうち、微細位相差板54の第2領域54bに入射した光は、偏光フィルタ70の第2偏光フィルタ82と同一の偏光方向の光を透過する。この第2領域54bから出射した光は、第1偏光シート55、液晶表示パネル56、第2偏光シート57を略垂直(やや左側から右側)に透過して右眼に至る。このようにして、液晶表示パネル56の表示素子に表示された画像のうち、第2領域54bに対応する位置に表示された右眼用画像が右眼に到達する。
なお、微細位相差板54の第2領域54bと交互に並んで配置されている第1領域54aは、上記したとおり、透過する光の偏光軸を90度回転させるように構成されている。したがって、偏光フィルタ70の第2偏光フィルタ82を透過しても、第1領域54aから出射した光は、上記の第2領域54bからの光に対して偏光方向が90度ずれているので、第1偏光シート55を透過しない。このことより、液晶表示パネル56の表示素子に表示された画像のうち、第1領域54aに対応する位置に表示された左眼用画像は右眼に到達しない。
そして、画像表示装置9においては、液晶表示パネル56の右眼用画像と左眼用画像とを左右にずらして両眼視差を発生させ、そのずれ量を加減することで立体画像を表示することができる。
具体的には、図15(a)に示すように、右眼用画像と左眼用画像との左右のずれがない状態であれば、画像表示装置9は、両眼視差を発生させない画像、すなわち二次元平面画像を表示し、この画像を表示画面上に出現させる。
また、図15(b)に示すように、右眼用画像と左眼用画像とに左右のずれx1があれば、画像表示装置9は、両眼視差を発生させる画像、すなわち三次元立体画像を表示する。さらに、右眼用画像が右眼とは反対側(図中左側)に、左眼用画像が左眼とは反対側(図中右側)にそれぞれ位置する状態では、画像表示装置9は、この画像を表示画面よりもy1だけ手前側の位置に出現させて、飛び出すような立体感のある画像を表示することができる。
そして、図15(c)に示すように、右眼用画像と左眼用画像とに左右のずれx2があり、右眼用画像が右側に、左眼用画像が左側に位置する状態であれば、画像表示装置9は、両眼視差を発生させる画像、すなわち三次元立体画像を表示し、この画像を表示画面よりもy2だけ奥側の位置に出現させて、引き下がるような立体感のある画像を表示することができる。
さらに、画像表示装置9は、複数の発光素子42からの光を偏光フィルタ保持枠71の偏光フィルタ支持桟90によって第1偏光フィルタ81へ入射する光と、第2偏光フィルタ82へ入射する光とに区分けして、表示部41上の左眼用画像と右眼用画像とがクロストークを生じないようにすることができる。また、左眼用画像と右眼用画像とを略同じ明るさで表示させているので、表示部41を透過する光の明るさのムラをなくすようにすることができる。したがって、画像表示装置9における立体画像を鮮明な状態で見ることができるようになる。
なお、上記実施形態では、発光源として、点状発光素子42を折れ線状に並設することで、線状の光を発生する線状発光源を適用したが、本発明はこれに限らず、冷陰極管(CCFL)等の単一発光素子により線状発光源を形成してもよい。
また、上記した実施形態では、発光ユニット43は、仮想折れ線L上に発光素子42を配列した状態で備えていたが、本発明は、これに限定されない。例えば、発光ユニットは、フレネルレンズの中心までの光路長が略等距離となる仮想円弧線上に発光素子を配列してもよい。すなわち、発光基板は、フレネルレンズの中心までの光路長が等距離となる仮想円弧線上に沿う状態で湾曲してもよい(いずれも図示せず)。このように、仮想円弧線上に発光素子を配列した状態で発光ユニットを構成することで、発光素子の光を一層効率よく表示部41に照射できる。
そして、本発明を適用しない画像表示装置では、右眼用の発光素子からの光が左眼用の画像を呈示したり、左眼用の発光素子からの光が右眼用の画像を呈示したりして、一方の観察眼に呈示する画像が他方の観察眼に漏れる所謂クロストークが発生してしまい、このような画像表示装置を遊技機に備えると、遊技の興趣を損なう虞があるが、本発明を適用した画像表示装置を備えることで、立体画像表示の所謂クロストークを抑制することができるので、遊技の興趣を損ない難い遊技機を提供することができる。
すなわち、遊技領域が形成された遊技盤上に、左右眼の視差作用によって立体視可能な画像を表示する画像表示装置を備えた遊技機において、
前記画像表示装置は、
後方から照射された光を透過可能な液晶表示パネルと、
特定の偏光方向の光と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向との光とを、前記液晶パネルに照射する光源と、
前記液晶表示パネルと前記光源との間に配置され、前記特定の偏光方向の光を透過する第1領域と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光を透過する第2領域とが、縦方向に繰り返して設けられたフィルタと、を備え、
前記光源は、偏光方向が特定されない光を発光素子から放射する長尺な発光源と、前記偏光方向が特定されない光を、前記特定の偏光方向の光と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光とに変換して出力する偏光手段と、異なる偏光方向の光を左右各々の眼に到達する向きに屈折させて前記液晶表示パネルに照射する光学手段と、を含んで構成し、
前記偏光手段は、前記発光源と同方向に長尺な透光性板材であって、長手方向一側に位置する左眼用の第1偏光フィルタと、長手方向他側に位置する右眼用の第2偏光フィルタとで互いに偏光方向を異ならせた偏光板からなり、
前記発光源は、前記偏光板を装着して保持する偏光板保持枠を備え、
前記偏光板保持枠は、
装着した偏光板により塞がれる偏光開口と、前記偏光開口を幅方向に横切る状態で偏光開口に架設された偏光板支持桟とを備え、
前記第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界が前記偏光板支持桟に重なる位置に配置して偏光板を偏光板保持枠に装着し、前記偏光板支持桟により、発光素子が放射する光を第1偏光フィルタへ入射する光と、第2偏光フィルタへ入射する光とに区分けしたことを特徴とする遊技機を提供して、遊技の興趣を損ない難くすることができる。
また、上記した実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、立体画像を表示可能な画像表示装置を備えていれば、例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 センターケースの正面図である。 画像表示ユニットの斜視図である。 画像表示装置の斜視図である。 画像表示装置の分解斜視図である。 画像表示装置の光学系の構成図である。 発光ユニットの後方から見た分解斜視図である。 フレネルレンズの中心と発光基板との関係図である。 発光ユニットの背面断面図である。 (a)は発光ユニットの背面断面拡大図、(b)は偏光フィルタ支持桟周辺の背面断面拡大図である。 中央プリズムの底面図である。 (a)は偏光フィルタの平面図、(b)は第1偏光フィルタと右側偏光部との境界の拡大図、(c)はベースフィルムによる光の拡散の概略図である。 偏光フィルタ保持枠に偏光フィルタを取り付けた途中の説明図である。 画像表示装置の光学系の平面図である。 画像表示装置における立体画像の出現位置の説明図であり、(a)は表示面での出現位置の説明図、(b)は表示面よりも前方の出現位置の説明図、(c)は表示面よりも後方の出現位置の説明図である。
符号の説明
1 遊技盤
2 遊技盤本体
4 セルシート
5 ガイドレール
6 遊技領域区画部材
7 遊技領域
8 センターケース
9 画像表示装置
10 始動入賞具
11 特別変動入賞装置
12 一般入賞具
13 風車
14 ランプ・LED
15 アウト口
18 開口窓部
19 取付基板
20 鎧部
21 側辺部
22 装飾部
23 底部
25 遊技球誘導路
26 ステージ
27 副ステージ
28 流下案内部材
30 遊技球流下路
31 流下路カバー部材
32 間隙部
33 底部
36 画像表示装置用ケース
37 画像表示ユニット
39 光源
40 筐体
40a 壁部
41 表示部
42 発光素子
42a 中央発光素子
43 発光ユニット
44 反射鏡
46 リアケース
45 フレネルレンズ
47 フロントフレーム
48 フロントカバー
49 開口部
50 ディフューザ
51 表示部保持枠
54 微細位相差板
54a 第1領域
54b 第2領域
55 第1偏光シート
56 液晶表示パネル
57 第2偏光シート
60 フレネルレンズ
61 レンズホルダ
63 確認窓
65 発光ユニットケース
65a ケース蓋
65b ケース本体
66 発光基板
68 プリズム
68R 右側プリズム
68C 中央プリズム
68L 左側プリズム
70 偏光フィルタ
71 偏光フィルタ保持枠
74 平板部
75 出射面
76 プリズム
76a 中央プリズム
76b 第1外側プリズム
76c 第2外側プリズム
77 入射面
80 ベースフィルム
80a 凹凸表面
81 第1偏光フィルタ
82 第2偏光フィルタ
85 装着面
86 偏光開口
87 偏光フィルタ押さえ
90 偏光フィルタ支持桟
91 偏光フィルタストッパー
92 突起
93 切欠部
96 吸気口
97 排気口
98 吸気スリット
99 排気ファン
100 ダクト

Claims (5)

  1. 後方から照射された光を透過可能な液晶表示パネルと、
    特定の偏光方向の光と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光とを、前記液晶表示パネルに照射する光源と、
    前記液晶表示パネルと前記光源との間に配置され、前記特定の偏光方向の光を透過する第1領域と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光を透過する第2領域とが、縦方向に繰り返して設けられたフィルタと、を備え、
    前記光源は、偏光方向が特定されない光を発光素子から放射する長尺な発光源と、前記偏光方向が特定されない光を、前記特定の偏光方向の光と、前記特定の偏光方向と直交する偏光方向の光とに変換して出力する偏光手段と、異なる偏光方向の光を左右各々の眼に到達する向きに屈折させて前記液晶表示パネルに照射する光学手段と、を含んで構成された画像表示装置において、
    前記偏光手段は、前記発光源と同方向に長尺な透光性板材であって、長手方向一側に位置する左眼用の第1偏光フィルタと長手方向他側に位置する右眼用の第2偏光フィルタとで互いに偏光方向を異ならせた偏光板からなり、
    前記発光源は、前記偏光板を装着して保持する偏光板保持枠を備え、
    前記偏光板保持枠は、
    装着した偏光板により塞がれる偏光開口と、前記偏光開口を幅方向に横切る状態で偏光開口に架設された偏光板支持桟とを備え、
    前記第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界が前記偏光板支持桟に重なる位置に配置して偏光板を偏光板保持枠に装着し、前記偏光板支持桟により、発光素子が放射する光を第1偏光フィルタへ入射する光と、第2偏光フィルタへ入射する光とに区分けしたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記発光源は、線状に配置された複数の点状発光素子から構成されて線状に発光する線状発光源であり、
    前記偏光板支持桟は、前記点状発光素子のうち、隣り合う点状発光素子の光軸の間に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記偏光板保持枠は、偏光開口周辺に偏光板を押さえる複数の偏光板押さえを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記第1偏光フィルタおよび第2偏光フィルタは、偏光素子と偏光基材とを積層した状態で延伸して形成され、
    前記偏光板は、第1偏光フィルタおよび第2偏光フィルタを、それぞれの延伸軸方向が前記第1偏光フィルタと第2偏光フィルタとの境界に対して偏光板の長手方向に略対称となる状態で設け、
    前記偏光板保持枠は、前記偏光板支持押さえを少なくとも偏光板の長手方向両側部と中央部とを押さえる位置に、前記偏光板支持桟に対して偏光板の長手方向に略対称となる状態で配置したことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記偏光板保持枠は、偏光開口の長手方向の両端から上向きに突設した偏光板ストッパーを備え、
    該偏光板ストッパーは、偏光板保持枠の偏光板装着面に対して鈍角をなす状態で偏光板の長手方向の両端部に当接することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像表示装置。
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