JP4579272B2 - 項目選択装置、画面表示された項目の選択方法、並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents

項目選択装置、画面表示された項目の選択方法、並びにプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目からユーザの操作により任意の項目を選択するための画面の制御に関するものである。
コンピュータ装置においては、表示装置に表示された複数の項目からユーザの操作により所望の項目を選択し、選択した項目に応じてその後の処理を行うということが多くなっている。例えば、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目を含むメニュー画面を表示装置に表示させ、メニュー画面中の複数の項目のうちからのユーザによる入力装置の操作で項目の選択が確定したときに、当該項目に割り当てられた処理にジャンプして実行するような場合である。
マウスやタッチパネルのようなポインティングデバイスを入力装置として利用できるコンピュータ装置では、例えば、各項目に対応するアイコン等のオブジェクトを並べてメニュー画面内に表示し、任意のオブジェクトをマウスクリック或いはスタイラスでタッチすることができるようにすることで、ユーザが直感的な操作で所望の項目を選択できるようになっているものがある。また、例えば、項目と項目との間にある何らかの関係を表現しようとするならば、各項目に対応したオブジェクトを2次元に配置するのではなく、3次元に配置したメニュー画面を利用した方が、ユーザが直感的に各項目を捉えることができ、また、メニュー画面から項目を選択する場合における興趣も増すようになる。
しかしながら、利用できる入力装置の種類が限られる携帯電話機や携帯ゲーム機の場合、例えば、このように各項目に対応したオブジェクトを並べただけのメニュー画面から所望の項目に応じた処理を実行させるために、方向入力に応じてオブジェクト(機能ボタン)間でカーソルを移動させ、確定入力によってカーソルの付されているオブジェクトで選択を確定するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−131119号号公報
特許文献1の手法では、現在カーソルが付されているオブジェクトから離れた位置にユーザの所望のオブジェクトが表示されていると、ユーザは、入力装置からの入力を何度も行わなければならなくなるため、直感的に所望の項目を選択することが難しい。また、入力装置からの入力を何度も行っているうちにカーソルの付されているオブジェクトを見失ってしまうと、まず、カーソルの付されているオブジェクトを探すことから始めなくてはならないため、直感的に操作を行うのに非常な妨げとなる。
また、特許文献1のような手法を、各項目に対応したオブジェクトを3次元配置したメニュー画面や、3次元配置でなくても疑似3次元表示のように各項目に対応するオブジェクトを規則的に配置していなければ、方向入力に応じてカーソルがどのように移動していくかがユーザにとって分かりにくいものとなる。このため、入力装置を操作しているうちにカーソルの付されているオブジェクトを見失い易くなってしまう。すると、ますます直感的な操作性の実現が難しくなる。このように従来のマウスやタッチパネルのようなポインティングデバイスを入力装置として利用できない携帯電話機や携帯ゲーム機では、項目同士の関係が分かり易い3次元的な表示で、且つユーザが直感的に操作できるメニュー画面を実現することが難しかった。
本発明は、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目から所望の項目をユーザの直感的な操作感で選択することのできる項目選択画面を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる項目選択装置は、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目からユーザの操作により任意の項目を選択するための項目選択装置であって、前記複数の項目と、ユーザによる項目の選択に応じて表示形態の変化するユーザキャラクタと、該ユーザキャラクタ以外の他キャラクタとをそれぞれ所定の位置に配置するとともに、該ユーザキャラクタから何れかの項目への方向を示す選択方向線が含まれる項目選択画面を表示する表示手段と、ユーザの操作により、前記表示手段に表示されている複数の項目から所望の項目を選択するための指示を入力する選択指示入力手段と、前記選択指示入力手段から入力された指示に応じて、前記複数の項目のうちの何れかの項目を順次選択する項目選択手段と、ユーザの操作により、前記項目選択手段により選択されている項目で、項目の選択を確定するための指示を入力する確定指示入力手段と、前記確定指示入力手段からの指示が入力されたときに、前記項目選択手段により選択されている項目に割り当てられた処理に移行する選択項目移行手段と、前記項目選択手段により選択されている項目に応じて前記ユーザキャラクタの表示形態を変化させるとともに、該ユーザキャラクタから前記項目選択手段により選択されている項目への方向に前記選択方向線の方向を変化させる項目選択画面制御手段とを備え、前記表示手段は、前記ユーザキャラクタの目と、前記他キャラクタの目とが表示されるように前記項目選択画面を表示し、前記項目選択画面制御手段は、前記ユーザキャラクタの目からの視線を前記項目選択手段により選択されている項目を向くように変化させるとともに、該項目選択手段により前記複数の項目のうちの特定項目が選択されているとき、前記他キャラクタの目からの視線も該特定項目を向くように変化させることを特徴とする。
上記項目選択装置において表示手段に表示される項目選択画面では、ユーザの操作により選択可能な複数の項目の他に、ユーザキャラクタと、該ユーザキャラクタ以外の他キャラクタと、ユーザキャラクタから何れかの項目への方向を示す選択方向線とが配置されている。この項目選択画面において、ユーザが自らの操作により選択指示入力手段から所望の項目を選択するための指示を入力すると、該入力された指示に応じて項目選択画面に配置されている複数の項目のうちから何れかの項目が順次項目選択手段により選択されていく。
ここで、項目選択手段により新たな項目が選択されると、該新たに選択された項目に応じてユーザキャラクタの表示形態と、他キャラクタの表示形態とが変化するとともに、該選択された項目への方向に選択方向線の方向も変化することになる。これにより、ユーザは、ユーザキャラクタの表示形態と選択方向線の方向の変化によって現在選択されている項目を捉えることができるので、現在選択されている項目を見失うことが防止され、直感的な操作で所望の項目を選択することが妨げられることがない。また、項目選択手段により選択されている項目に応じてユーザキャラクタの目の表示形態が変化され、ユーザキャラクタの目からの視線を示すように表示されることによって、ユーザは、自分の分身とも言えるユーザキャラクタが自分自身の操作で選択している項目を見ているような印象を持つことができ、直感的に項目の選択を捉えることができる。
さらに、他キャラクタの目からの視線の変化によっても現在選択されている項目を捉えることができるので、現在選択されている項目を見失うことがいっそう防止される。また、ユーザは、自分の分身とも言えるユーザキャラクタの見ている項目に対して、他人(他キャラクタ)も注目しているという印象を持つことができ、臨場感が高まるものとなる。
ここで、上記項目選択装置が、オンラインゲームを提供するサーバ装置とネットワークを介して情報を送受信するとともに、前記項目選択画面を前記サーバ装置から受信するものである場合には、前記表示手段は、前記オンラインゲームにおける他の参加者を前記他キャラクタとして示すとともに、該オンラインゲームで対戦中の他の参加者が対戦中である旨を示す対戦中表示を前記複数の項目のうちに含む項目選択画面を表示し、前記選択項目制御手段は、前記対戦中表示が前記項目選択手段により選択されている状態で前記確定指示手段からの指示が入力されたときに、該対戦中表示に対応した他の参加者が行っているゲームを前記表示手段に表示させる処理に移行するものとすることができる。
この場合、項目選択画面に表示されている他キャラクタに対応する参加者同士がオンラインゲームで対戦中であれば、対戦中表示が前記複数の項目に含まれる項目として表示される。そして、他の参加者同士の対戦を閲覧したい場合に、ユーザは、この対戦中表示を選択すればよいので、他の参加者同士のオンラインゲームでの対戦を閲覧することを、直感的に指示することができるようになる。
上記項目選択装置において、
前記表示手段は、前記複数の項目のうちの所定の項目について該所定の項目として項目キャラクタを配置した項目選択画面を表示するものであってもよい。この場合において、
前記項目選択画面制御手段は、前記項目選択手段により前記所定の項目が選択されているときに、前記項目キャラクタの表示形態をさらに変化させるものとすることができる。
この場合、ユーザは、項目キャラクタの配置されている所定の項目が選択されているときには、ユーザキャラクタの表示形態と選択方向線の方向に加えて、項目キャラクタの表示形態の変化によっても現在所定の項目が選択されていることを捉えることができる。また、これによって現在選択されている項目を見失うことがいっそう防止される。
ここで、上記項目選択装置が、オンラインゲームを提供するサーバ装置とネットワークを介して情報を送受信するとともに、前記項目選択画面を前記サーバ装置から受信するものである場合には、前記表示手段は、前記オンラインゲームでの対戦を待機している参加待機者に対応する項目キャラクタを前記所定の項目として配置した項目選択画面を表示し、前記項目選択画面移行手段は、前記項目選択手段により前記参加待機者の項目キャラクタが選択されたときに、所定の対戦可能表示を付した項目選択画面を前記表示手段に表示させるものとすることができる。
この場合には、ユーザは、項目キャラクタを分身であると考えてオンラインゲームの対戦相手となる他のユーザを直感的に捉えて、探し出すことができるようになる。また、オンラインゲームの対戦相手となり得る参加待機者の分身とも言える項目キャラクタの配置されている所定の項目が選択されているときに所定の対戦可能表示が付されることで、ユーザは、さらに参加待機者のうちから実際にオンラインゲームで対戦する他のユーザを容易に探し出すことができるようになる。
上記項目選択装置において、
前記表示手段は、前記項目選択画面において前記ユーザキャラクタから前記項目選択手段により選択されている項目までの矢印を前記選択方向線として表示するものとすることができる。
この場合には、ユーザは、選択方向線の矢印が示す方向に従って現在選択されている項目を捉えることができるので、現在選択されている項目が非常に分かり易くなり、選択されている項目を見失うことがいっそう防止される。特にユーザキャラクタの目が表示されている場合には、選択方向線の矢印の方向が視線の方向を示すことができ、ユーザは、自分の分身とも言えるユーザキャラクタが現在選択されている項目を見ているような印象を持つことができ、臨場感が高まる。
上記項目選択装置において、前記選択指示入力手段は、前記複数の項目から所望の項目を選択するための指示として所定の方向を示す指示を入力可能な指示方向入力手段によって構成されたものであってもよい。この場合において、前記項目選択手段は、前記方向入力手段から入力された方向を示す指示に応じて前記複数の項目を順次選択するものとすることができる。
ここで、前記指示方向入力手段は、2以下の方向を示す指示を入力であってもよい。この場合において、前記選択指示入力手段は、2以下の方向だけを入力可能な方向入力手段から構成されるものとしても、3以上の方向を入力可能な方向入力手段のうちの2以下の方向を所望の項目を選択するための指示の入力に用いるものであってもよい。
このように選択指示入力手段が所定の方向を示す指示を入力可能な指示方向入力手段によって構成される場合には、マウスやタッチパネルのような座標位置入力手段と違って、項目選択画面上で各項目が配置されている表示手段上での位置をユーザが入力することができない。つまり、このような構成の選択指示入力手段では、座標位置入力手段を用いた場合よりも直接的且つ直感的な入力が困難となる。しかし、本発明にかかる項目選択装置では、ユーザキャラクタの表示形態と選択方向線の方向の変化によって現在選択されている項目をユーザが直感的に捉えることができるので、結果として指示の入力操作も十分に直感的に行うことができるようになる。
さらに、選択指示入力手段から入力できる方向が2以下に限られていると、ユーザには、選択指示入力手段から入力した指示が示す方向と、項目選択画面に配置されている複数の項目で該入力した指示に従って選択される項目との関係が分かりにくくなってしまう(入力できる方向が2以下ではなくても分かりにくいが、2以下だと非常に分かりにくくなる)。この場合でも、ユーザキャラクタの表示形態の変化と選択方向線の方向の変化によって、ユーザは、現在選択されている項目を確実に把握することができるようになる。
上記項目選択装置において、前記表示手段は、前記複数の項目と前記ユーザキャラクタと前記選択方向線とを2次元空間に配置した項目選択画面を表示するものとすることができる。
このように複数の項目が2次元空間に配置された項目選択画面であっても、ユーザキャラクタの表示形態の変化と選択方向線の方向の変化によって、ユーザは、十分に直感的に各項目を捉えて直感的な操作で所望の項目を選択することができるようになる。
上記項目選択装置は、例えば、携帯電話機によって構成されたものとすることができる。
携帯電話機は、マウスやタッチパネルのようなポインティングデバイスを入力装置として装備してなく、また、これらを外部接続することもできないものがほとんどであり、入力装置からの入力に制約が課せられている。処理手段(CPU)の処理能力や記憶手段(主記憶装置、補助記憶装置)の記憶容量、さらには表示手段の解像度が限られており、3次元表示を行うのにも制約が生じている。このため、本発明は、携帯電話機をプラットフォームとして実現する場合に、とりわけ大きな効果を発揮するものとなる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる画面表示された項目の選択方法は、表示装置上に表示され、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目からユーザの入力装置の操作により任意の項目を選択するための方法であって、前記複数の項目と、ユーザによる項目の選択に応じて表示形態の変化するユーザキャラクタと、該ユーザキャラクタ以外の他キャラクタとをそれぞれ所定の位置に配置するとともに、該ユーザキャラクタから何れかの項目への方向を示す選択方向線が含まれる項目選択画面を前記表示装置に表示するステップと、ユーザの操作に従って、前記表示装置に表示されている複数の項目から所望の項目を選択するための選択指示を前記入力装置から入力するステップと、前記入力された選択指示に応じて、前記複数の項目のうちの何れかの項目を順次選択し、該項目が選択されている旨を前記表示装置に表示するステップと、ユーザの操作に従って、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目で、項目の選択を確定するための確定指示を前記入力装置から入力するステップと、前記確定指示が入力されたときに、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目に割り当てられた処理に、処理装置の実行する処理を移行させるステップとを含み、前記項目が選択されている旨を表示するステップは、前記選択指示に従って選択した項目に応じて前記表示装置に表示されている前記ユーザキャラクタの表示形態を変化させるステップと、前記ユーザキャラクタから前記選択指示に従って選択した項目への方向に前記表示装置に表示されている前記選択方向線の方向を変化させるステップとを含み、前記項目選択画面を前記表示装置に表示するステップは、前記ユーザキャラクタの目と、前記他キャラクタの目とが表示されるように前記項目選択画面を表示し、前記ユーザキャラクタの表示形態と、前記他キャラクタの表示形態とを変化させるステップは、前記ユーザキャラクタの目からの視線を前記選択指示に従って選択した項目を向くように変化させるとともに、該項目選択手段により前記複数の項目のうちの特定項目が選択されているとき、前記他キャラクタの目からの視線も該特定項目を向くように変化させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点にかかるプログラムは、表示装置上に表示され、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目からユーザの入力装置の操作により任意の項目を選択するための処理をコンピュータ装置に実行させるプログラムであって、前記複数の項目と、ユーザによる項目の選択に応じて表示形態の変化するユーザキャラクタと、該ユーザキャラクタ以外の他キャラクタとをそれぞれ所定の位置に配置するとともに、該ユーザキャラクタから何れかの項目への方向を示す選択方向線が含まれる項目選択画面を前記表示装置に表示するステップと、ユーザの操作に従って、前記表示装置に表示されている複数の項目から所望の項目を選択するための選択指示を前記入力装置から入力するステップと、前記入力された選択指示に応じて、前記複数の項目のうちの何れかの項目を順次選択し、該項目が選択されている旨を前記表示装置に表示するステップと、ユーザの操作に従って、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目で、項目の選択を確定するための確定指示を前記入力装置から入力するステップと、前記確定指示が入力されたときに、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目に割り当てられた処理に、前記コンピュータ装置が備える処理装置の実行する処理を移行させるステップとを前記コンピュータ装置に実行させ、前記項目が選択されている旨を表示するステップは、前記選択指示に従って選択した項目に応じて前記表示装置に表示されている前記ユーザキャラクタの表示形態を変化させるステップと、前記ユーザキャラクタから前記選択指示に従って選択した項目への方向に前記表示装置に表示されている前記選択方向線の方向を変化させるステップとを含み、前記項目選択画面を前記表示装置に表示するステップは、前記ユーザキャラクタの目と、前記他キャラクタの目とが表示されるように前記項目選択画面を表示し、前記ユーザキャラクタの表示形態と、前記他キャラクタの表示形態とを変化させるステップは、前記ユーザキャラクタの目からの視線を前記選択指示に従って選択した項目を向くように変化させるとともに、該項目選択手段により前記複数の項目のうちの特定項目が選択されているとき、前記他キャラクタの目からの視線も該特定項目を向くように変化させることを特徴とする。
上記第3の観点にかかるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができる。このコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記コンピュータ装置に着脱可能に構成され、上記コンピュータ装置とは別個に提供される記録媒体としてもよい。このコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記コンピュータ装置内に設けられ、上記コンピュータ装置と共に提供される固定ディスク装置などの記録媒体としてもよい。上記第3の観点にかかるプログラムは、ネットワーク上に存在するサーバ装置から、そのデータ信号を搬送波に重畳して、ネットワークを通じて上記コンピュータ装置に配信することもできる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、この実施の形態に適用されるネットワークシステムの構成を示す図である。図示するように、このネットワークシステムは、サーバ装置2と、サーバ装置2に携帯電話網及びインターネットを含むネットワーク3を介して互いに接続される複数の携帯電話機1(1−1〜1−n)とから構成される。
サーバ装置2は、複数の携帯電話機1のユーザの間でネットワークゲームを行う機能を提供する。携帯電話機1は、ネットワーク接続機能を含むコンピュータ装置としての機能を備えるものであり、サーバ装置2が提供するネットワークゲームを行うためには、ネットワーク3を介してサーバ装置2にアクセスし、後述する項目選択メニューを取得し、表示装置に表示させる必要がある。
項目選択メニューは、サーバ装置2が提供するネットワークゲームのサービスにおいて、ゲームの成績表を閲覧する、他のユーザ同士の対戦を閲覧する、或いは自己の対戦相手となる他のユーザを選択するといった処理項目を選択するためのメニューである。項目選択メニューにおいてユーザの選択した項目が確定されると、選択の確定された項目に応じてゲームの成績表が閲覧できたり、他のユーザ同士の対戦を閲覧できたり、他のユーザとゲームを行ったりすることができるようになる。
図2は、図1の携帯電話機1の構成を示すブロック図である。図示するように、携帯電話機1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、フラッシュメモリ14と、入力装置15と、表示装置16と、通信装置17とを備えている。携帯電話機1は、画像を撮影するカメラや、このほかにも通話を行うために必要な構成要素を備えているが、本発明とは直接関係がないため、図2において省略している。
CPU11は、RAM13のプログラム領域に記憶されたプログラムを実行し、ゲームの進行のために必要な処理を行う。ROM12は、CPU11のOSプログラム、携帯電話機1においてバンドルされているアプリケーションプログラムや、これらのプログラムで使用される固定的なデータ、或いはサンプルデータなどが予め記憶された記憶装置である。
携帯電話機1にバンドルされてROM12に予め格納されているアプリケーションプログラムには、サーバ装置2にアクセスして項目選択メニューを取得し、この項目選択メニューにおける項目の選択に従ってネットワークゲームを動作させるためのブラウザプログラムが含まれている。すなわち、後述する項目選択メニューや、項目選択メニューにおいて項目の選択を確定することでサーバ装置2から取得されるネットワークゲームの画面などは、ROM12に予め格納されているブラウザ上で動作して表示装置16に表示されるものである。
RAM13は、CPU11のメインメモリとして用いられる記憶装置である。RAM13の記憶内容は、携帯電話機1の電源をOFFすると消えてしまう。フラッシュメモリ14は、電気的に書き込み/消去が可能であるが、携帯電話機1の電源をOFFしても記憶内容の消えない記憶装置であり、CPU11の補助メモリとして用いられる記憶装置である。
入力装置15は、「1」〜「0」までの数字キー、「*」キー、「#」キー、方向キー、確定キーなどを含み、利用者の操作によって必要な情報をCPU11に入力する。入力装置15の方向キーは、4方向の入力を行うことができるが、左方向キー及び右方向キーは、ブラウザで表示ページを戻ること、進むことを指示するために用いられる。後述する項目選択メニューは、ブラウザ上で動作するが、左方向キー及び右方向キーがブラウザのページ操作のために用いられる。
後述する項目選択メニュー内での操作には、4つの方向キーのうちの上方向及び下方向のキーだけを用いることができる。つまり、上方向キーまたは下方向キーからの入力で、後述する項目選択メニューにおいて選択している項目を変更する。入力装置15の確定キーは、後述する項目選択メニューにおいて選択されている項目を確定し、当該項目に応じた処理の実行を指示するために用いられる。
表示装置16は、液晶表示装置などによって構成され、サーバ装置2にアクセスして取得した項目選択メニューや、項目選択メニューに従って選択を確定した項目に対応するネットワークゲームの画面や、ネットワークゲームの成績表などを表示する。通信装置17は、ネットワーク3を介してサーバ装置2と情報を送受信する。サーバ装置2との間で送受信される情報には、後述する項目選択メニューや、ネットワークゲームの画面などが含まれる。
なお、携帯電話機1は、SDカード等のメモリカードを装着してメモリ容量を増やしたり、通話用のイヤホンマイクを外部接続したりすることはでき、また、画像撮影用のカメラを備えてはいるが、上記した複数のキーからなる入力装置15の他には、マウスやタッチパネルのようなポインティングデバイスを備えておらず、このようなポインティングデバイスを外部接続できないものとなっている。
以下、携帯電話機1の表示装置16に表示される項目選択メニューについて説明する。図3は、ブラウザ上で動作して、携帯電話機1の表示装置16に表示される項目選択メニューの例を示す図である。図3に示す項目選択メニューにおいては、目101を含むユーザキャラクタ100と、視線方向矢印102と、成績表入り口110と、対戦中キャラクタ111、112と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116とが含まれている。
ユーザキャラクタ100は、携帯電話機1のユーザ自身を形象するものであり、ユーザによる入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの操作で表示形態を変化させる。視線方向矢印102は、ユーザキャラクタ100の目101の視線が向いている方向を形象するもので、ユーザによる入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの操作で方向を変化させる。
対戦中キャラクタ111、112及び非対戦中キャラクタ113、114は、サーバ装置2が提供するゲームに参加する(しようとしている)ユーザを形象するものである。現にゲームを行っているユーザに対応するキャラクタが対戦中キャラクタ111、112となり、対戦相手となるユーザが現れるのを待機しているユーザに対応するキャラクタが非対戦中キャラクタ113、114となる。
選択項目メニューにおいて、ユーザキャラクタ100、視線方向矢印102、成績表入り口110、対戦中キャラクタ111、112、非対戦中キャラクタ113、114、退室出口115、及び対戦表示マーク116は、視線方向矢印102以外は互いに重なり会うことがないように2次元空間に配置されており、表示装置16にそのままの2次元画像として表示されるものである。
視線方向矢印102は、後述するようにその方向が変化するために、ユーザキャラクタ100、成績表入り口110、対戦中キャラクタ111、112、非対戦中キャラクタ113、114、退室出口115、および/または対戦表示マーク116と重なり合うことがあるが、その場合には、視線方向矢印102を前面側に表示させる。対戦表示マーク116は、対戦中キャラクタ111に対応するユーザと対戦中キャラクタ112に対応するユーザとがゲームで対戦中であることを示すマークであり、対戦中キャラクタ111と対戦中キャラクタ112のお互いに見合う目線の中間位置に表示される。
また、ユーザは、項目選択メニューから所望の項目を選択し、他のユーザとネットワークゲームを行ったり、他人同士の対戦を閲覧したり、ゲームの成績表を閲覧したりするが、このために項目選択メニューから項目として選択できるのは、成績表入り口110と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116の5つである。ユーザキャラクタ100は、ユーザ自身を形象するものであるので、項目として選択することはできない。
対戦中キャラクタ111、112は、ユーザがこれに対応する他のユーザと現時点で対戦できないので、項目選択メニューから項目として選択することができないが、ユーザがこれに対応する他のユーザ同士の対戦を閲覧することができるため、その代わりとして対戦表示マーク116が項目選択メニューから項目として選択できるものとなっている。なお、対戦中キャラクタ111、112にもユーザキャラクタ100や非対戦中キャラクタ113、114と同様に目があるが、その目線は対戦中キャラクタ111、112同士で見合っている状態のままで変化することはない。
項目選択メニューにおいては、選択可能な項目(成績表入り口110と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116)のうちから何れか1つのみが選択状態とされる。図3では、成績表入り口110が選択状態となっている。選択状態とされる項目は、入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの入力があると、ユーザキャラクタ100の目の位置を中心位置として右回りまたは左回りで変化させられるものとなる。
例えば、図3の状態において入力装置15の上方向キーの入力があると、右回りで次の位置に表示されている退室出口115が新たに選択状態の項目とされる。一方、図3の状態において入力装置15の下方向キーの入力があると、左回りで次の位置に表示されている非対戦中キャラクタ113が新たに選択状態の項目とされる。
また、ユーザキャラクタ100は、選択状態となっている項目に目101の目線が向くように表示形態が変化させられ、視線方向矢印102については、起点(矢のない方)は常にユーザキャラクタ100の目101の先の位置に置かれるが、矢の方向は選択状態となっている項目に向けられる。さらに、ユーザキャラクタ100以外のキャラクタのうちの非対戦中キャラクタ113、114も、選択状態となっている項目に目線が向くように表示形態が変化させられる。対戦中キャラクタ111、112は、選択状態となっている項目に関わらずに、常に互いに見合っている状態で表示される。
非対戦中キャラクタ113、114は、それ自体が選択状態の項目となっているときには、目線がユーザキャラクタ100の方向を向き、両手を上げ、周囲に火花が散っているように表示形態が変化させられる。また、対戦中キャラクタ111、112は、これらに対応するユーザが対戦中であることを示す対戦表示マークが選択状態の項目となっているときには、両手を上げ、周囲に火花が散っているように表示形態が変化させられる。
なお、サーバ装置2の提供するネットワークゲームを現に行っている他のユーザが存在しない場合には、項目選択メニューにおいて対戦中キャラクタ111、112は存在せず、対戦表示マーク116も存在しないこととなる。また、サーバ装置2の提供するネットワークゲームで対戦相手を待っている他のユーザが存在しない場合には、項目選択メニューにおいて非対戦中キャラクタ113、114は存在しないこととなる。
以下、この実施の形態にかかるネットワークゲームにおける処理について説明する。サーバ装置2において実行される処理は、携帯電話機1に提供する項目選択メニューの形式以外は、従来の処理と変わりがない。また、項目選択メニューにおいて選択の確定した項目に応じてネットワークゲームを提供したりするための処理も、従来の処理と変わりがない。携帯電話機1において実行される処理も、項目選択メニューの表示、及び項目選択メニューからの項目の選択以外は、従来と変わりがない。以下では、携帯電話機1において、項目選択メニューが表示されているときに行われる処理について説明する。
図4は、この実施の形態にかかる携帯電話機1において、項目選択メニューが表示されているときに行われる処理を示すフローチャートである。項目選択メニューは、ブラウザ上で動作するものとなっているので、この処理は、項目選択メニューにおいてJava(登録商標)などの所定の記述言語で記述されたプログラムがブラウザプログラムとの共同により実行されることで行われる処理となっている。
また、この処理が実行される前提として、携帯電話機1においてブラウザプログラムが起動され、ユーザが入力装置15からの入力により項目選択メニューのURLを指定するなどして、サーバ装置2に項目選択メニューの送信要求を送信する。サーバ装置2では、現在ゲームの対戦を行っている他のプレイヤ、及び対戦を待っている他のプレイヤに応じて項目選択メニューを生成し、これを送信して携帯電話機1の表示装置16に表示させるものとなっている。
携帯電話機1において、表示装置16に項目選択メニューが表示されているときには、CPU11は、入力装置15の4つの方向キーのうちで上方向キーまたは下方向キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS101)。上方向キーの入力があった場合には、現在選択状態にある項目に対して右回りで次の位置に表示されている項目に、選択状態にある項目を切り替える。一方、下方向キーの入力があった場合には、現在選択状態にある項目に対して左回りで次の位置に表示されている項目に、選択状態にある項目を変更する(ステップS102)。
次に、CPU11は、ユーザキャラクタ100の目101の表示態様を新たに選択状態とされた項目に目線が向くように変化させるとともに、視線方向矢印102の方向も新たに選択項目とされた項目に向くように変化させて、表示装置16に表示させる(ステップS103)。CPU11は、さらに非対戦中キャラクタ113、114の表示態様も、その目線が新たに選択状態とされた項目に向くように変化させて、表示装置16に表示させる。対戦中キャラクタ111、112の表示態様は、ここでは変化させない。なお、項目選択メニューにおいて非対戦中キャラクタ113、114が存在していない場合には、ここでは何も行わない(ステップS104)。
CPU11は、次に、新たに選択状態とされた項目が非対戦中キャラクタ113、114の何れかであるかどうかを判定する(ステップS105)。非対戦中キャラクタ113、114の何れかであった場合には、CPU11は、選択状態にある項目としての非対戦中キャラクタ113または114の表示形態を、その目線がユーザキャラクタ100を向き、周囲に火花が散り、手を上げている状態に変化させ、表示装置16に表示させる(ステップS106)。そして、ステップS101の処理に戻る。
新たに選択状態とされた項目が非対戦中キャラクタ113、114でない場合には、CPU11は、新たに選択状態とされた項目が対戦表示マーク116であるかどうかを判定する(ステップS107)。対戦表示マーク116であった場合には、CPU11は、当該対戦表示マーク116に対応する対戦中キャラクタ111及び112の表示形態を、周囲に火花が散り、手を上げている状態に変化させ、表示装置16に表示させる(ステップS108)。そして、ステップS101の処理に戻る。新たに選択状態とされた項目が対戦表示マーク116でもなければ、そのままステップS101の処理に戻る。
ステップS101で上方向キーまたは下方向キーの入力がなかった場合には、CPU11は、入力装置15の確定キーの入力があったかどうかを判定する(ステップS109)。確定キーの入力もなかった場合には、そのままステップS101の処理に戻り、CPU11は、上方向キーまたは下方向キー、若しくは確定キーの入力があるのを待機する。なお、入力装置15の左方向キーまたは右方向キーの入力があった場合には、このフローチャートの処理ではなく、ブラウザの機能として表示ページを戻る/進む処理が行われる。それ以外のキーの操作は、項目選択メニューが表示されているときには無視される。
確定キーの入力があった場合には、CPU11は、現在選択状態にある項目が退室出口115であるかどうかを判定する(ステップS110)。現在選択状態にある項目が退出出口115であった場合には、ここで、このフローチャートの処理を終了する。
現在選択状態にある項目が退室出口115でない場合には、CPU11は、選択状態にある項目に応じた画面のダウンロード要求をサーバ装置2に送信する(ステップS111)。そして、CPU11は、通信装置17にサーバ装置2から送られてくる画面の情報をダウンロードしてRAM13に一時記憶させる処理を行いながら(ステップS112)、ダウンロードの完了を待機する(ステップS113)。ダウンロードを完了すると、ダウロードした画面に応じた処理に移行して、このフローチャートの処理を終了する。
以下、携帯電話機1に項目選択メニューが表示されているときにおいて、入力装置15からの入力に応じた項目選択メニューの表示態様の変化について、具体例に基づいて詳細に説明する。図5(a)〜(e)は、入力装置15からの入力に応じて項目選択メニューの表示態様が変化する様子の具体例を示す図である。
これらの項目選択メニューでは、図3の項目選択メニューと同じように、ユーザキャラクタ100と、視線方向矢印102と、成績表入り口110と、対戦中キャラクタ111、112と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116とが含まれている。また、初期状態における項目選択メニューでは、図5(a)に示すように、成績表入り口114が選択状態の項目とされている。
この状態で入力装置15の下方向キーの入力が行われると、図5(b)に示すように、非対戦中キャラクタ113が新たに選択状態の項目とされる。このとき、ユーザキャラクタ100の目101の目線方向が選択状態の項目である非対戦中キャラクタ113を向き、視線方向矢印102の矢も非対戦中キャラクタ113を向く。また、選択状態の項目となっていない非対戦中キャラクタ114の目線も選択状態の項目である非対戦中キャラクタ113を向く。さらに、選択状態の項目となった非対戦中キャラクタ113は、目線をユーザキャラクタ100に向け、両手を上げ、周囲に火花が散るように表示形態を変化させるが、対応するユーザ同士が対戦中である対戦中キャラクタ111、112は、表示形態を変化させない。
図5(b)の状態で入力装置15の確定キーの入力が行われると、非対戦中キャラクタ113の項目としての選択が確定される。これにより、携帯電話機1からサーバ装置2に非対戦中キャラクタ113に対応するユーザとゲームを行うようにする要求が送信され、この要求に応答して、図5(c)に示すように、非対戦中キャラクタ113に対応するユーザとゲームを行うための画面が表示装置16に表示される。
また、図5(b)の状態で入力装置15の下方向キーの入力が行われると、図5(d)に示すように、対戦表示マーク116が新たに選択状態の項目とされる。このとき、ユーザキャラクタ100の目101の目線方向が選択状態の項目である対戦表示マーク116を向き、視線方向矢印102の矢も対戦表示マーク116を向く。また、選択状態の項目となっていない非対戦中キャラクタ113、114の目線も選択状態の項目である対戦表示マーク116を向く。さらに、選択状態の項目となった対戦表示マーク116が対戦中を示している対戦中キャラクタ111、112は、両手を上げ、周囲に火花が散るように表示形態を変化させる。
以上説明したように、この実施の形態にかかるネットワークシステムでは、携帯電話機1のユーザは、サーバ装置2が提供するネットワークゲームのサービスを利用するときには、まず、携帯電話機1からサーバ装置2にアクセスして項目選択メニューを取得し、表示装置16に表示させる必要がある。
この項目選択メニューから選択することが可能な項目としては、ゲームの成績表を閲覧するための成績表入り口110と、ゲームの参加を待機している他のユーザを形象した非対戦中キャラクタ113、114と、ゲームから退室するための退室出口115と、既にゲームで対戦を行っている(すなわち、ユーザがこれから対戦できない)他のユーザを形象した対戦中キャラクタ111、112についての対戦表示マーク116とがあり、上下左右に規則的とは言えない状態で配置されている。また、項目選択メニューには、ユーザ自身を形象し、少なくとも目101が表示されるユーザキャラクタ100と、その視線の方向を示す視線方向矢印102とが配置されている。
この項目選択メニューが表示されている状態において、ユーザが入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの入力を行うと、選択可能な項目(成績表入り口110、非対戦中キャラクタ113、114、退室出口115、対戦表示マーク116)のうちから何れかの項目が順次選択されていく。そして、ユーザが入力装置15の確定キーの入力を行うと、選択状態にある項目に応じた処理が行われるものとなっている。
ここで、入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの入力により選択状態にある項目が変化していくと、それに応じてユーザキャラクタ100の目101の目線の方向と、視線方向矢印102の指し示す方向とが変化していく。これにより、ユーザは、ユーザキャラクタ100の目線と視線方向矢印102の指し示す方向とを見れば、選択可能な項目のうちから現時点でどの項目が選択状態にあるかを容易に捉えることができるので、選択状態にある項目がどれであるかを見失ってしまうことが防止され、所望の項目を選択する際に直感的な操作を行うことが妨げられない。また、視線方向矢印101は、単なる線ではなく、矢印であることによって、現在選択状態にある項目がいっそう分かり易くなり、ユーザが選択状態にある項目がどれであるかを見失ってしまうことが防止される。
また、ユーザキャラクタ100の目101の目線、及び視線方向矢印102の方向は、入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの入力というユーザ自身の操作に従って変化させられるものとなっている。このようにユーザキャラクタ100が自分の分身のように項目選択メニューに表示され、ユーザ自身の操作によって目101の目線及び視線方向矢印101の方向が選択状態にある項目を示すように表示されることによって、ユーザは、選択状態にある項目を目で追っていくような印象を持つことができ、臨場感が高まるとともに、自らの操作によって複数の項目から所望の項目を選択することを直感的に捉えることができるようになる。
また、項目選択メニューには、ユーザキャラクタ100の他に対戦中キャラクタ111、112と非対戦中キャラクタ113、114とが含まれているが、そのうちの非対戦中キャラクタ113、114の目線の方向は、入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの入力により選択状態にある項目が変化していくと、それに応じて変化していく。これにより、ユーザは、非対戦中キャラクタ113、114の目線によっても選択状態にある項目を捉えることができるので、選択状態にある項目がどれであるかを見失ってしまうことがいっそう防止される。
また、ユーザは、自分の分身とも言えるユーザキャラクタ100が見ている項目(つまり、選択状態にある項目)に対して、他のユーザの分身とも言える非対戦中キャラクタ113、114が注目しているという印象を持つことができ、項目選択メニューにおける項目の選択においてさらに臨場感が高まるものとなる。
また、非対戦中キャラクタ113、114は、これ自体が項目選択メニューにおいて選択可能な項目となっている。非対戦中キャラクタ113、114が項目として選択状態にあると、その目線がユーザキャラクタ100を向き、両手を上げ、周囲に火花が散るという表示形態の変化が現れる。これにより、ユーザは、非対戦中キャラクタ113、114がそれ自体で選択状態にある項目となっていることを容易に捉えることができるので、選択状態にある項目がどれであるかを見失ってしまうことがいっそう防止される。
さらに、非対戦中キャラクタ113、114は、オンラインゲームの対戦を待機している他のユーザを形象するものであるが、これを他のユーザと捉えてオンラインゲームの対戦相手を直感的に探し出すことができるようになる。また、非対戦中キャラクタ113、114の目線がユーザキャラクタ100を向き、両手を上げ、周囲に火花が散るという表示形態の変化があることによって、ユーザの対戦できない対戦中キャラクタ111、112との区別が容易に付き、オンラインゲームの対戦相手を容易に探すことができるようになる。しかも、このようにして対戦相手を探し出すことによって、臨場感がいっそう高まるものとなる。
また、項目選択メニューは、サーバ装置2の提供するネットワークゲームのサービス状態を示すものでもあるため、既にオンラインゲームの対戦を行っていてユーザが新たに対戦することのできない他のユーザを形象する対戦中キャラクタ111、112も含まれている。もっとも、対戦中キャラクタ111、112は、入力装置15の操作によって選択される項目となり得ない。また、対戦中キャラクタ111、112は、選択状態にある項目に関わらずに目線を変えることがなく、また、両者の目線の間には対戦表示マーク116が付されている。これにより、ユーザは、対戦中キャラクタ111、112に対応する他のユーザとは対戦できないことが容易に識別できる。
対戦中キャラクタ111、112は、携帯電話機1のユーザの対戦相手とはなり得ずに項目として選択されることはないものの、これらに対応する他のユーザ同士によるオンラインゲームの対戦を閲覧することはできる。対戦表示マーク116は、この他のユーザ同士の対戦を閲覧するために項目として選択することができるので、ユーザは、他のユーザ同士の対戦の閲覧も直感的に指示することができるようになる。
さらに、入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの入力に応じて対戦表示マーク116が項目として選択されているときには、当該対戦表示マーク116に対応した対戦中キャラクタ111、112が両手を上げ、その周囲に火花が散るものとなっている。このため、携帯電話機1のユーザは、どのユーザ同士がオンラインゲームの対戦中であるかを直感的に捉えることができるようになる。
ところで、この実施の形態にかかるネットワークシステムでは、上記した項目選択メニューに従って複数の項目から所望の項目を選択する処理を行うプラットフォームは、携帯電話機1である。携帯電話機1は、マウスやタッチパネルのような表示装置16における座標位置を入力するポインティングデバイスを備えておらず、また、このようなポインティングデバイスを外部接続することもできない。項目選択メニューにおける項目の選択は、何れかのキーからの入力により行うしかないが、そのための入力を行うキーとして方向キーが割り当てられている。方向キーにしても、左方向キー及び右方向キーはブラウザのページ操作のために割り当てられているので、項目の選択のために用いることができるのは上方向キーと下方向キーの2つだけである。
携帯電話機1は、マウスやタッチパネルのようなポインティングデバイスを備えていないので、表示装置16に表示されている項目選択メニューにおいて選択可能な項目が配置されている位置を直接入力することができない。つまり、方向キーでは、ポインティングデバイスよりも直接的且つ直感的な入力が困難となる。しかし、この実施の形態の項目選択メニューでは、方向キーの入力によって項目を選択するものとしても、ユーザキャラクタ100の表示形態や視線方向矢印102の方向、さらには非対戦中キャラクタ113、114の表示形態の変化などによっても選択状態にある項目をユーザが直感的に捉えることができるようになるため、結果として項目の選択のための入力も十分に直感的に行えるようになる。
さらに、方向キーの4方向全てを項目の選択のための入力に割り当てられたとしても、入力した方向とこれに応じて選択される項目との関係が分かり易いとは言えないのに、上方向キーと下方向キーしか項目の選択のための入力に割り当てられていないので、入力した方向とこれに応じて選択される項目との関係がさらに分かりにくくなってしまう。これでも、ユーザキャラクタ100の表示形態や視線方向矢印102の方向、さらには非対戦中キャラクタ113、114の表示形態の変化などによって、ユーザは、現在選択状態にある項目を確実に把握することができるようになる。
また、上記した項目選択メニューは、ユーザキャラクタ100と、視線方向矢印102と、成績表入り口110と、対戦中キャラクタ111、112と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116とを2次元配置したものであり、このうちで成績表入り口110と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116とが選択可能な項目となっているものである。このように選択可能な複数の項目が3次元配置ではなく、2次元配置しかされていないにしても、ユーザは、ユーザキャラクタ100の表示形態や視線方向矢印102の方向、さらには非対戦中キャラクタ113、114の表示形態の変化などによって、十分に直感的に各項目を捉えて直感的な操作で所望の項目を選択することのできる。
プラットフォームが携帯電話機1であることにより、CPU11の処理能力や、RAM13、フラッシュメモリ14の記憶容量、さらには表示装置16の解像度に制約があることから、ユーザが選択可能な項目を3次元配置した項目選択メニューを生成して表示させることが困難であっても、十分に直感的に各項目を捉えて直感的な操作で所望の項目を選択することのできる項目選択メニューを提供することが可能になっている。
本発明は、上記の実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
上記の実施の形態では、項目選択メニューにおいて、ユーザキャラクタ100以外のキャラクタとしてはオンラインゲームの対戦中であるユーザを形象する対戦中キャラクタ111、112と、オンラインゲームの対戦を待機しているユーザを形象する非対戦中キャラクタ113、114とが含まれていた。もっとも、オンラインゲームの対戦とは無関係で、選択可能な項目ともならない他のキャラクタが含まれていてもよい。この他のキャラクタの目線などの表示形態も、ユーザの入力装置15の上方向キーまたは下方向キーの操作によって選択されている項目に応じて変化させるものとすることができる。
上記の実施の形態では、項目選択メニューは、ユーザキャラクタ100と、視線方向矢印102と、成績表入り口110と、対戦中キャラクタ111、112と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116とを2次元配置したものであった。もっとも、これらの項目を3次元配置し、透視変換により表示装置16に表示させるものであってもよい。また、選択可能な項目である成績表入り口110と、非対戦中キャラクタ113、114と、退室出口115と、対戦表示マーク116だけが3次元配置されたものであってもよい。もっとも、上記の実施の形態の項目選択メニューは、選択可能な項目が2次元配置されたもものであっても十分に直感的な操作が可能になることで、顕著な効果が現れることは言うまでもない。
上記の実施の形態では、項目選択メニューは、サーバ装置2が提供するオンラインゲームのサービス(成績表の閲覧、他のユーザとの対戦、他のユーザ同士の対戦の閲覧)において、ユーザが所望するサービスを指定するために項目を選択し、確定させるものとしていた。もっとも、上記した項目選択メニューのような形式は、サーバ装置2が提供するサービスの選択のためのメニューに限られるものではなく、ゲームにおけるプレイヤキャラクタ(ユーザキャラクタ100に対応させる)のコマンドを選択するためのメニューに適用してもよい。このゲームは、オンラインゲームではなく、スタンドアローン型のゲームであってもよい。
上記の実施の形態では、ネットワーク接続機能及びコンピュータ装置としての機能を備える携帯電話機1において、図3、図5に示すような項目選択メニューを表示装置16に表示させる場合を例として説明した。しかしながら、システム上の制約は少ないので、このようなユーザインターフェイスを利用する要請は小さいものの、パーソナルコンピュータやゲーム専用機などの携帯電話機以外のコンピュータ装置において、上記のような項目選択メニューを表示装置に表示させる場合にも本発明を適用することができる。
上記の実施の形態では、図3、図5に示すような項目選択メニューは、ROM12に予め格納されたブラウザ上で動作するものとしており、項目選択メニューの表示を制御するための図のフローチャートに示す処理を実現するプログラムは、該項目選択メニュー中に所定の記述言語で記述されていた。つまり、携帯電話機1に項目選択メニューをサーバ装置2から送信して取得されるということは、項目選択メニューの表示を制御するプログラムを送信して取得されるということであった。
もっとも、図3、図5に示すような項目選択メニューは、ブラウザを介さずに独立して動作するものとすることもでき、この場合には、項目選択メニューを動作させるための図4の処理を実現するプログラムも、予めROM12に格納されて携帯電話機1とともに配布されるものとしてもよい。また、これらのプログラムを格納する記録媒体は、ROM12に限るものではなく、例えば、携帯電話機1がSDカードなどのメモリカードを装着するカードスロットを備える場合には、メモリカードに格納して提供することができる
さらに、携帯電話機1以外のパーソナルコンピュータやゲーム専用機などの情報処理装置が本発明の適用されるプラットフォームとして適用される場合には、プラットフォームとなる情報処理装置の形態に応じて、光and/or磁気ディスク装置(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROMなど)を適用することもできる。固定ディスク装置を備える情報処理装置をプラットフォームとする場合には、これらのプログラムは、固定ディスク装置に予め格納して配布してもよい。
また、項目処理メニューがブラウザとは独立して動作するものである場合においても、その表示を制御するためのプログラムは、ネットワーク3上に存在するサーバ装置(項目選択メニューにおいて選択の確定された項目に応じてネットワークゲームのサービスを提供するサーバ装置2と同じでもよい)が有する固定ディスク装置に格納しておき、ネットワーク3を介して配信するものとしてもよい。
本発明の実施の形態にかかるネットワークシステムを示すブロック図である。 図1の携帯電話機の構成を示すブロック図である。 図2の表示装置に表示される項目選択メニューの例を示す図である。 本発明の実施の形態において、項目選択メニューが表示されているときに携帯電話機において行われる処理を示すフローチャートである。 入力装置からの入力に応じた項目選択メニューの表示態様の具体例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 サーバ装置
3 ネットワーク
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 フラッシュメモリ
15 入力装置
16 表示装置
17 通信装置
100 ユーザキャラクタ
101 目
102 視線方向矢印
110 成績表入り口
111、112 対戦中キャラクタ
113、114 非対戦中キャラクタ
115 退室出口
116 対戦表示マーク

Claims (13)

  1. 各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目からユーザの操作により任意の項目を選択するための項目選択装置であって、
    前記複数の項目と、ユーザによる項目の選択に応じて表示形態の変化するユーザキャラクタと、該ユーザキャラクタ以外の他キャラクタとをそれぞれ所定の位置に配置するとともに、該ユーザキャラクタから何れかの項目への方向を示す選択方向線が含まれる項目選択画面を表示する表示手段と、
    ユーザの操作により、前記表示手段に表示されている複数の項目から所望の項目を選択するための指示を入力する選択指示入力手段と、
    前記選択指示入力手段から入力された指示に応じて、前記複数の項目のうちの何れかの項目を順次選択する項目選択手段と、
    ユーザの操作により、前記項目選択手段により選択されている項目で、項目の選択を確定するための指示を入力する確定指示入力手段と、
    前記確定指示入力手段からの指示が入力されたときに、前記項目選択手段により選択されている項目に割り当てられた処理に移行する選択項目移行手段と、
    前記項目選択手段により選択されている項目に応じて前記ユーザキャラクタの表示形態を変化させるとともに、該ユーザキャラクタから前記項目選択手段により選択されている項目への方向に前記選択方向線の方向を変化させる項目選択画面制御手段とを備え、
    前記表示手段は、前記ユーザキャラクタの目と、前記他キャラクタの目とが表示されるように前記項目選択画面を表示し、
    前記項目選択画面制御手段は、前記ユーザキャラクタの目からの視線を前記項目選択手段により選択されている項目を向くように変化させるとともに、該項目選択手段により前記複数の項目のうちの特定項目が選択されているとき、前記他キャラクタの目からの視線も該特定項目を向くように変化させる
    ことを特徴とする項目選択装置。
  2. 前記項目選択手段は、前記他キャラクタを前記特定項目でない項目として選択し、
    前記項目選択画面制御手段は、前記項目選択手段により前記他キャラクタが選択されているとき、該他キャラクタの目からの視線をユーザキャラクタを向くように変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の項目選択装置。
  3. 前記項目選択装置は、オンラインゲームを提供するサーバ装置とネットワークを介して情報を送受信するとともに、前記項目選択画面を前記サーバ装置から受信し、
    前記表示手段は、前記オンラインゲームにおける他の参加者を前記他キャラクタとして示すとともに、該オンラインゲームで対戦中の他の参加者が対戦中である旨を示す対戦中表示を前記複数の項目のうちに含む項目選択画面を表示し、
    前記選択項目移行手段は、前記対戦中表示が前記項目選択手段により選択されている状態で前記確定指示手段からの指示が入力されたときに、該対戦中表示に対応した他の参加者が行っているゲームを前記表示手段に表示させる処理に移行する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の項目選択装置。
  4. 前記表示手段は、前記複数の項目のうちの所定の項目について該所定の項目として項目キャラクタを配置した項目選択画面を表示し、
    前記項目選択画面制御手段は、前記項目選択手段により前記所定の項目が選択されているときに、前記項目キャラクタの表示形態をさらに変化させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の項目選択装置。
  5. 前記項目選択装置は、オンラインゲームを提供するサーバ装置とネットワークを介して情報を送受信するとともに、前記項目選択画面を前記サーバ装置から受信し、
    前記表示手段は、前記オンラインゲームでの対戦を待機している参加待機者に対応する項目キャラクタを前記所定の項目として配置した項目選択画面を表示し、
    前記項目選択画面制御手段は、前記項目選択手段により前記参加待機者の項目キャラクタが選択されたときに、所定の対戦可能表示を付した項目選択画面を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項に記載の項目選択装置。
  6. 前記表示手段は、前記項目選択画面において前記ユーザキャラクタから前記項目選択手段により選択されている項目までの矢印を前記選択方向線として表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の項目選択装置。
  7. 前記選択指示入力手段は、前記複数の項目から所望の項目を選択するための指示として所定の方向を示す指示を入力可能な指示方向入力手段によって構成され、
    前記項目選択手段は、前記方向入力手段から入力された方向を示す指示に応じて前記複数の項目を順次選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の項目選択装置。
  8. 前記指示方向入力手段は、2以下の方向を示す指示を入力である
    ことを特徴とする請求項に記載の項目選択装置。
  9. 前記表示手段は、前記複数の項目と前記ユーザキャラクタと前記選択方向線とを2次元空間に配置した項目選択画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の項目選択装置。
  10. 前記項目選択装置は、携帯電話機によって構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の項目選択装置。
  11. 表示装置上に表示され、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目からユーザの入力装置の操作により任意の項目を選択するための方法であって、
    前記複数の項目と、ユーザによる項目の選択に応じて表示形態の変化するユーザキャラクタと、該ユーザキャラクタ以外の他キャラクタとをそれぞれ所定の位置に配置するとともに、該ユーザキャラクタから何れかの項目への方向を示す選択方向線が含まれる項目選択画面を前記表示装置に表示するステップと、
    ユーザの操作に従って、前記表示装置に表示されている複数の項目から所望の項目を選択するための選択指示を前記入力装置から入力するステップと、
    前記入力された選択指示に応じて、前記複数の項目のうちの何れかの項目を順次選択し、該項目が選択されている旨を前記表示装置に表示するステップと、
    ユーザの操作に従って、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目で、項目の選択を確定するための確定指示を前記入力装置から入力するステップと、
    前記確定指示が入力されたときに、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目に割り当てられた処理に、処理装置の実行する処理を移行させるステップとを含み、
    前記項目が選択されている旨を表示するステップは、
    前記選択指示に従って選択した項目に応じて前記表示装置に表示されている前記ユーザキャラクタの表示形態を変化させるステップと、
    前記ユーザキャラクタから前記選択指示に従って選択した項目への方向に前記表示装置に表示されている前記選択方向線の方向を変化させるステップとを含み、
    前記項目選択画面を前記表示装置に表示するステップは、前記ユーザキャラクタの目と、前記他キャラクタの目とが表示されるように前記項目選択画面を表示し、
    前記ユーザキャラクタの表示形態と、前記他キャラクタの表示形態とを変化させるステップは、前記ユーザキャラクタの目からの視線を前記選択指示に従って選択した項目を向くように変化させるとともに、該項目選択手段により前記複数の項目のうちの特定項目が選択されているとき、前記他キャラクタの目からの視線も該特定項目を向くように変化させる
    ことを特徴とする画面表示された項目の選択方法。
  12. 表示装置上に表示され、各々に固有の処理が割り当てられた複数の項目からユーザの入力装置の操作により任意の項目を選択するための処理をコンピュータ装置に実行させるプログラムであって、
    前記複数の項目と、ユーザによる項目の選択に応じて表示形態の変化するユーザキャラクタと、該ユーザキャラクタ以外の他キャラクタとをそれぞれ所定の位置に配置するとともに、該ユーザキャラクタから何れかの項目への方向を示す選択方向線が含まれる項目選択画面を前記表示装置に表示するステップと、
    ユーザの操作に従って、前記表示装置に表示されている複数の項目から所望の項目を選択するための選択指示を前記入力装置から入力するステップと、
    前記入力された選択指示に応じて、前記複数の項目のうちの何れかの項目を順次選択し、該項目が選択されている旨を前記表示装置に表示するステップと、
    ユーザの操作に従って、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目で、項目の選択を確定するための確定指示を前記入力装置から入力するステップと、
    前記確定指示が入力されたときに、前記表示装置に選択されている旨が表示されている項目に割り当てられた処理に、前記コンピュータ装置が備える処理装置の実行する処理を移行させるステップとを前記コンピュータ装置に実行させ、
    前記項目が選択されている旨を表示するステップは、
    前記選択指示に従って選択した項目に応じて前記表示装置に表示されている前記ユーザキャラクタの表示形態を変化させるステップと、
    前記ユーザキャラクタから前記選択指示に従って選択した項目への方向に前記表示装置に表示されている前記選択方向線の方向を変化させるステップとを含み、
    前記項目選択画面を前記表示装置に表示するステップは、前記ユーザキャラクタの目と、前記他キャラクタの目とが表示されるように前記項目選択画面を表示し、
    前記ユーザキャラクタの表示形態と、前記他キャラクタの表示形態とを変化させるステップは、前記ユーザキャラクタの目からの視線を前記選択指示に従って選択した項目を向くように変化させるとともに、該項目選択手段により前記複数の項目のうちの特定項目が選択されているとき、前記他キャラクタの目からの視線も該特定項目を向くように変化させる
    ことを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2007160749A 2007-06-18 2007-06-18 項目選択装置、画面表示された項目の選択方法、並びにプログラム及び記録媒体 Active JP4579272B2 (ja)

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