JP4576329B2 - コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置 - Google Patents

コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4576329B2
JP4576329B2 JP2005365253A JP2005365253A JP4576329B2 JP 4576329 B2 JP4576329 B2 JP 4576329B2 JP 2005365253 A JP2005365253 A JP 2005365253A JP 2005365253 A JP2005365253 A JP 2005365253A JP 4576329 B2 JP4576329 B2 JP 4576329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
capacitor element
capacitor
vibration
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005365253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007173321A (ja
Inventor
弘 石山
礼斗史 鳴海
伸次 庖丁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005365253A priority Critical patent/JP4576329B2/ja
Publication of JP2007173321A publication Critical patent/JP2007173321A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4576329B2 publication Critical patent/JP4576329B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

本発明は、コンデンサ素子を内蔵してなるコンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置に関する。
金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子をケース内に複数配置すると共に、コンデンサ素子の隙間に樹脂からなるモールド材を充填してなるコンデンサモジュールがある(特許文献1、2参照)。
該コンデンサモジュールは、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車等に用いられるインバータ等の電力変換装置の構成部品として配設される。
そして、このコンデンサモジュールを車両のエンジンルーム等に搭載する際には、コンデンサモジュールを金属ケース内に固定した状態で、この金属ケースをエンジンルーム等の取付け部位にボルト等によって固定する。
しかしながら、上記コンデンサモジュールは、上記コンデンサ素子に電流を流したときに振動が起こり、この振動が上記金属ケースを介して車両等に伝播して、振動音を発生することがある。特に、コンデンサ素子に流す電流が大電流となったり、断続的に流れたりすることにより、上記振動が大きくなり、大きな振動音が発生するという問題がある。
特開2004−319799号公報 特開2001−52957号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、振動の発生、伝播を抑制したコンデンサモジュール及び電力変換装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの10%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュールにある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記コンデンサモジュールにおいては、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの10%以内となる高さ位置に設けてある。これにより、コンデンサ素子の振動に起因する内部モジュールの振動が外側ケースに伝播することを抑制することができる。その結果、コンデンサモジュール全体としての振動の発生を抑制することができ、外部への振動の伝播を抑制することができる。
この振動抑制効果については、以下のように考えることができる。
即ち、上記コンデンサ素子は金属化フィルムを巻回して構成されているが、このコンデンサ素子に電流を流すと蓄積される電荷によって、金属化フィルム間においてクーロン引力が発生する。そして、電流の大きさが変動したり断続電流が流れたりした場合には、このクーロン引力が時間と共に変化する。これにより、金属化フィルムの法線方向、即ちコンデンサ素子の巻回軸方向に直交する方向にコンデンサ素子が振動することとなる。
また、コンデンサ素子の周囲にはモールド材が充填されているため、巻回軸方向に直交する方向の振動は、巻回軸方向の振動にも変換される。また、周囲のモールド材も、コンデンサ素子の振動によって振動する。
ここで、コンデンサ素子が巻回軸方向を高さ方向として配置してある場合には、巻回軸方向の振動が高さ方向の振動となり、コンデンサ素子が巻回軸方向を水平方向として配置してある場合には、巻回軸方向と直交する方向の振動が高さ方向の振動となる。
そして、コンデンサ素子の高さ方向の両端部における振動は、互いに逆位相となる。それ故、コンデンサ素子の高さ方向の中心では、高さ方向の振動はなくなり、中心から遠ざかるにつれて、ある程度の位置までは振動の振幅が大きくなるものと考えられる。即ち、コンデンサ素子の高さ方向の振動については、コンデンサ素子等の剛性によって定まる一定の波長の定在波が生じる。この定在波の振幅が、上記中心においては0となり、中心から離れるに従って徐々に大きくなり、定在波の波長の4分の1の位置において、最大振幅となる。
それ故、振幅の小さい上記中心付近の位置に、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部を配置すれば、該固定部の振動を小さくすることができ、外側ケースへの振動の伝播を抑制することができる。そして、中心から多少ずれた位置でも、その位置のコンデンサ素子の振幅は小さいため、中心から多少ずれた位置に固定部を設けても、外側ケースへの振動伝播を抑制することができる。その振動伝播の抑制効果が大きいのが、後述するごとく、上記の「コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離がコンデンサ素子の高さの10%以内となる高さ位置」となる。
それ故、かかる位置に上記固定部を設けることにより、コンデンサモジュールの振動の発生、伝播を抑制することができ、振動音の発生を抑制することができる。
以上のごとく、本発明によれば、振動の発生、伝播を抑制したコンデンサモジュールを提供することができる。
第2の発明は、金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
上記コンデンサ素子に流れる電流の基本周波数の振動による定在波の波長をλとしたとき、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記波長λの5%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュールにある(請求項3)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記コンデンサモジュールにおいては、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記波長λの5%以内となる高さ位置に設けてある。これにより、コンデンサ素子の振動に起因する内部モジュールの振動が外側ケースに伝播することを抑制することができる。その結果、コンデンサモジュール全体としての振動の発生を抑制することができ、外部への振動の伝播を抑制することができる。
この振動抑制効果については、上記第1の発明の場合と同様に考えることができ、その効果が大きいのが、上記波長λを基準とすると、上記の「コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が波長λの5%以内となる高さ位置」に固定部を設ける場合となる。
それ故、かかる位置に上記固定部を設けることにより、コンデンサモジュールの振動の発生、伝播を抑制することができ、振動音の発生を抑制することができる。
以上のごとく、本発明によれば、振動の発生、伝播を抑制したコンデンサモジュールを提供することができる。
第3の発明は、金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部の周囲には、他の部位よりも重量の大きい重量増加部を設けてあり、
上記固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの10%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュールにある(請求項4)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記コンデンサモジュールにおいては、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部の周囲に、上記重量増加部を設けてある。これにより、上記内部モジュールにおいて発生した振動を上記重量増加部において減衰させ、コンデンサモジュールの振動を抑制することができる。
即ち、上記コンデンサモジュールにおける振動の原因は、内部モジュールにおけるコンデンサ素子の振動にある。そのため、内部モジュールの振動は、内部モジュールと外側ケースとの間の固定部を通じて外側ケースに伝播し、外側ケースから外部に伝播することとなる。それ故、この伝播経路である内部モジュールと外側ケースとの間に上記重量増加部を配置して、該重量増加部において振動を減衰させることにより、コンデンサモジュールの振動の発生、伝播を抑制することができ、振動音の発生を抑制することができる。
以上のごとく、本発明によれば、振動の発生、伝播を抑制したコンデンサモジュールを提供することができる。
第4の発明は、金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部の周囲には、他の部位よりも重量の大きい重量増加部を設けてあり、
上記コンデンサ素子に流れる電流の基本周波数の振動による定在波の波長をλとしたとき、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記波長λの5%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュール(請求項6)。
の発明は、上記第1〜第4のいずれかの発明のコンデンサモジュールを有することを特徴とする電力変換装置にある(請求項)。
本発明によれば、振動の発生、伝播を抑制した電力変換装置を提供することができる。
第1〜第4のいずれかの発明において、上記コンデンサ素子は、巻回軸方向を高さ方向として配置してもよいし、巻回軸方向を水平方向として配置してもよい。
また、上記コンデンサ素子を構成する上記金属化フィルムは、例えば、樹脂フィルム(誘電体)の表面に金属層を蒸着してなる。上記樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)などからなる樹脂フィルムが挙げられる。また、金属層の金属としては、アルミニウム、亜鉛、これらの合金などが挙げられる。
また、上記第1の発明(請求項1)において、上記固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの3%以内となる高さ位置に設けてあることが好ましい(請求項2)。
この場合には、コンデンサ素子の振動に起因する内部モジュールの振動が外側ケースに伝播することを一層抑制することができる。即ち、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの3%以内となる高さ位置は、内部モジュールの振動が一層小さくなる位置である。そのため、かかる位置に固定部を設けることにより、外側ケースへの振動の伝播を一層抑制することができる。
その結果、コンデンサモジュール全体としての振動の発生を一層抑制することができ、外部への振動の伝播を一層抑制することができる。
次に、第3の発明(請求項4)又は第4の発明(請求項6)において、上記重量増加部は、他の部位よりも比重が大きいことが好ましい。
この場合には、上記重量増加部の体積を比較的小さくすることができる。これにより、コンデンサモジュールのコンパクト化、省スペース化を阻害することなく、上記重量増加部を形成することができる。
また、上記重量増加部は、他の部位よりも比重の大きい部品をインサートすることによって構成することもできる。
この場合にも、上記重量増加部の体積を比較的小さくすることができ、コンデンサモジュールのコンパクト化、省スペース化を阻害することなく、上記重量増加部を形成することができる。
また、上記重量増加部は、上記固定部の周囲に他の部位よりも比重の大きい部品を貼設することによって構成することもできる。
この場合には、上記重量増加部を容易に形成することができる。
第3の発明(請求項4)においては、上記固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの10%以内となる高さ位置に設けてある。
これにより、振動の発生、伝播を一層抑制したコンデンサモジュールを提供することができる。
また、上記固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの3%以内となる高さ位置に設けてあることが好ましい(請求項)。
この場合には、更に、振動の発生、伝播を一層抑制したコンデンサモジュールを提供することができる。
第4の発明(請求項6)においては、上記コンデンサ素子に流れる電流の基本周波数の振動による定在波の波長をλとしたとき、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記波長λの5%以内となる高さ位置に設けてある。
これにより、振動の発生、伝播を一層抑制したコンデンサモジュールを提供することができる。
次に、上記第の発明(請求項)において、上記電力変換装置としては、例えば、DC−DCコンバータやインバータ等がある。また、上記電力変換装置は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いることができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかるコンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置につき、図1〜図8を用いて説明する。
本例のコンデンサモジュール1は、図1〜図3に示すごとく、金属化フィルム211を巻回して構成されたコンデンサ素子21(図6)とその周囲に充填されたモールド材22とを内側ケース23の内部に配置してなる内部モジュール2(図4)と、該内部モジュール2を内側に収納する外側ケース3(図5)とを互いに固定してなる。
そして、図1に示すごとく、内部モジュール2と外側ケース3との固定部4は、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの10%以内となる高さ位置に設けてある。なお、この固定部4の配設位置は、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの3%以内となる高さ位置であることがより好ましく、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cであることが最も好ましい。
上記コンデンサ素子21は、図6に示すごとく、樹脂フィルム(誘電体)の表面に金属層を蒸着してなる金属化フィルム211を巻回した後、巻回軸方向に平行な2つの平面によってプレスして構成されている。そして、コンデンサ素子21は、図4に示すごとく、巻回軸方向を高さ方向として配置して、内側ケース23の内部に複数並列配置してある。
また、コンデンサ素子21を構成する上記金属化フィルム211は、樹脂フィルム(誘電体)の表面に金属層を蒸着してなる。樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)などからなる樹脂フィルムが挙げられる。また、金属層の金属としては、アルミニウム、亜鉛、これらの合金などが挙げられる。
また、コンデンサ素子21の巻回軸方向の両端面には、メタリコン金属が溶射されており、該メタリコン金属がコンデンサ素子21の電極となる。そして、図1、図4に示すごとく、コンデンサ素子21の上端面および下端面には、複数のコンデンサ素子21の電極に接続される一対のバスプレート24が配設され、上記内側ケース23の内部において、上記モールド材22によって、コンデンサ素子21と共にモールドされている。そして、各バスプレート24には、それぞれ外部接続用電極25が接続されている。
上記モールド材22は、例えば、エポキシ系やウレタン系の樹脂からなる。また、上記内側ケース23は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等からなる。
また、上記外側ケース3は、例えばアルミニウム等の金属によって構成されている。
そして、上記内側ケース22は、側面における高さ方向の略中央位置に、固定用突起部231を複数設けてなる。この固定用突起部231を設けた位置が、上記固定部4の位置であり、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの10%以内となる高さ位置である。
固定用突起部231は、内側ケース22の本体部と一体成形されている。また、固定用突起部231には、ボルト42を挿通するためのボルト挿通孔232が上下方向に穿設されている。
また、図1、図5に示すごとく、上記外側ケース3は、内側ケース22における固定用突起部231に対応する位置に、固定用受け部31を形成してなる。該固定用受け部31は、ボルト42を螺合するネジ孔311が上下方向に形成されている。
また、外側ケース3は、コンデンサモジュール1を車両のエンジンルーム等における取付け部位に固定するための外部取付部32を有する。
そして、図1〜図3に示すごとく、外側ケース3に内部モジュール2を収納し、内部モジュール2の固定用突起部231を外側ケース3の固定用受け部31に載置する。この状態において、ボルト42を固定用突起部231のボルト挿通孔232に挿通すると共に固定用受け部31のネジ孔311に螺合させる。これにより、内部モジュール2と外側ケース3とを締結固定する。そして、この締結固定部分が上記固定部4となる。また、この固定部4は、本例においては6箇所に形成されている。また、本例においては、固定部4の高さ位置とは、上記固定用突起部231の中心の高さ位置をいうものとする。
また、上記コンデンサモジュール1は、電力変換装置の構成要素として組み込まれる。即ち、電力変換装置は、電力変換回路の一部を構成する主回路部と、該主回路部を制御する制御回路部と、上記主回路部によって変換される電力が出入するパワー配線部とを有する。そして、パワー配線部に入力される断続電流を平滑な直流電流とする平滑コンデンサとして、コンデンサモジュール1が組み込まれる。
なお、外側ケース23が上記電力変換装置のケースの一部となる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記コンデンサモジュール1においては、上記内部モジュール2と上記外側ケース3との固定部4は、上記コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離が上記コンデンサ素子21の高さHの10%以内となる高さ位置に設けてある。これにより、コンデンサ素子21の振動に起因する内部モジュール2の振動が外側ケース3に伝播することを抑制することができる。その結果、コンデンサモジュール1全体としての振動の発生を抑制することができ、外部への振動の伝播を抑制することができる。
この振動抑制効果については、以下のように考えることができる。
即ち、図6に示すごとく、上記コンデンサ素子21は金属化フィルム211を巻回して構成されているが、このコンデンサ素子21に電流を流すと蓄積される電荷によって、金属化フィルム211間においてクーロン引力が発生する。そして、電流の大きさが変動したり断続電流が流れたりした場合には、このクーロン引力が時間と共に変化する。これにより、金属化フィルム211の法線方向(図6の矢印Xの方向)、即ちコンデンサ素子21の巻回軸方向(図6の矢印Zの方向)に直交する方向にコンデンサ素子21が振動することとなる。
また、図1、図4に示すごとく、コンデンサ素子21の周囲にはモールド材22が充填されているため、巻回軸方向(図6の矢印X)に直交する方向の振動は、巻回軸方向(図6の矢印Z)の振動にも変換される。また、周囲のモールド材22も、コンデンサ素子21の振動によって振動する。
ここで、コンデンサ素子21が巻回軸方向を高さ方向として配置してあるため、巻回軸方向の振動が高さ方向の振動となる。
そして、図7に示すごとく、コンデンサ素子21の高さ方向の両端部における振動は、互いに逆位相となる。同図において、曲線Aと曲線Bは、それぞれコンデンサ素子21の上端部と下端部の振動を表す。
それ故、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cでは、高さ方向の振動はなくなり、中心Cから遠ざかるにつれて、ある程度の位置までは振動の振幅が大きくなるものと考えられる。即ち、コンデンサ素子21の高さ方向の振動については、図8に示すごとく、コンデンサ素子21等の剛性によって定まる一定の波長λの定在波Wが生じる。この定在波Wの振幅が、上記中心Cにおいては0となり、中心Cから離れるに従って徐々に大きくなり、定在波Wの波長λの4分の1の位置において、最大振幅となる。
それ故、振幅の小さい上記中心C付近の位置に、内部モジュール2と外側ケース3との固定部4を配置すれば、該固定部4の振動を小さくすることができ、外側ケース3への振動の伝播を抑制することができる。そして、中心Cから多少ずれた位置でも、その位置のコンデンサ素子21の振幅は小さいため、中心Cから多少ずれた位置に固定部4を設けても、外側ケース3への振動伝播を抑制することができる。その振動伝播の抑制効果が大きいのが、後述の実施例2に示すごとく、上記の「コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの10%以内となる高さ位置」に固定部4を設ける場合となる。
それ故、かかる位置に上記固定部4を設けることにより、コンデンサモジュール1の振動の発生、伝播を抑制することができ、振動音の発生を抑制することができる。
また、固定部4は、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの3%以内となる高さ位置に設けることにより、コンデンサ素子21の振動に起因する内部モジュール2の振動が外側ケース3に伝播することを一層抑制することができる。即ち、上記中心Cからの距離が上記高さHの3%以内となる高さ位置は、内部モジュール2の振動が一層小さくなる位置である。そのため、かかる位置に固定部4を設けることにより、外側ケース3への振動の伝播を一層抑制することができる。
また、このように、振動の発生、伝播を抑制したコンデンサモジュール1を用いて電力変換装置を構成することにより、振動の発生、伝播を抑制した電力変換装置を得ることができる。
以上のごとく、本例によれば、振動の発生、伝播を抑制したコンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図9に示すごとく、実施例1におけるコンデンサモジュール1に発生する定在波Wと、コンデンサ素子21における高さ位置hと振幅Dとの関係を測定した例である。
上記定在波Wの検出は、基本周波数10kHzの断続電流を流したときにコンデンサ素子21に生じる周波数10kHzの振動を検出することにより行った。上記コンデンサ素子21は、巻回軸方向の長さが約100mm、長径が約60mm、短径が約33mmである。
計測された定在波を図9の曲線Wに示す。同図に示すごとく、定在波Wは、コンデンサ素子21の高さ方向の中心C(巻回軸方向の中心)を中心として、コンデンサ素子21の高さH(巻回軸方向長さ)の約2倍の波長λを有する。
また、コンデンサ素子21の各部の振動の振幅を図9の曲線Dに示す。同図に示すごとく、コンデンサ素子21の高さ方向(巻回軸方向)の両端部付近において振幅Dが最大となり、高さ方向(巻回軸方向)の中心Cにおいて振幅Dが0となる。そして、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの10%以内(即ち中心Cからの距離が上記波長λの5%以内)となる高さ位置は、振幅Dが最大振幅の1/3以下となる。
また、コンデンサ素子21の各部の振動のエネルギーを図9の曲線Eに示す。振動のエネルギーEは振幅Dの2乗に比例する。
曲線Eに示すごとく、振動のエネルギーEは、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの10%となる高さ位置で、最大振幅時の1/10以下に減衰する。さらに上記中心Cからの距離が上記高さHの±3%の高さ位置で、最大振幅時の1/100以下に減衰する。
従って、本例の結果から、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの10%以内となる高さ位置、或いは、上記中心Cからの距離が上記波長λの5%以内となる高さ位置は、振動を大きく抑制されていることが分かる。また、特に、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの3%以内となる高さ位置は、振動を更に大きく抑制されていることが分かる。
それ故、かかる位置に内部モジュール2と外側ケース3との固定部4を設けることにより、内部モジュール2の振動を外側ケース3に伝播させることを抑制することができ、ひいては、コンデンサモジュール1の振動を抑制し、外部への振動の伝播を抑制することができることが分かる。
(実施例3)
本例は、図10に示すごとく、コンデンサ素子21を、その巻回軸方向を水平方向にして配置したコンデンサモジュール1の例である。
本例のコンデンサモジュール1においては、コンデンサ素子21の高さ方向は、コンデンサ素子21の巻回軸方向と直交する方向となる。
そして、内部モジュール2と外側ケース3との固定部4は、コンデンサ素子21の高さ方向の中心Cからの距離がコンデンサ素子21の高さHの10%以内となる高さ位置に設けてある。また、この固定部4の配設位置は、中心Cからの距離が高さHの3%以内となる高さ位置であることがより好ましく、中心Cそのものであることが最も好ましい。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、コンデンサ素子21の巻回軸方向と直交する方向の振動が高さ方向の振動となる。そして、この方向の振動についても、コンデンサ素子21の中心Cにおける振幅が0となり、両端部における振幅が大きくなる。そして、この方向についても、その振幅の変化や振動のエネルギーの変化の仕方は、巻回軸方向と同様であると考えることができる。
それ故、本例の場合にも、上記のような位置に固定部4を設けることにより、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例4)
本例は、図11に示すごとく、内部モジュール2と外側ケース3との固定部4の周囲に、他の部位よりも重量の大きい重量増加部41を設けたコンデンサモジュール1の例である。
即ち、本例においては、固定部4の一部を構成する外側ケース3の固定用受け部31の大きさを大きくすることにより、上記重量増加部41を構成してある。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、内部モジュール2において発生した振動を上記重量増加部41において減衰させ、コンデンサモジュール1の振動を抑制することができる。
即ち、コンデンサモジュール1における振動の原因は、内部モジュール2におけるコンデンサ素子21の振動にある。そのため、内部モジュール2の振動は、内部モジュール2と外側ケース3との間の固定部4を通じて外側ケース3に伝播し、外側ケース3から外部に伝播することとなる。それ故、この伝播経路である内部モジュール2と外側ケース3との間に上記重量増加部41を配置して、該重量増加部41において振動を減衰させることにより、コンデンサモジュール1の振動の発生、伝播を抑制することができ、振動音の発生を抑制することができる。
以上のごとく、本例によれば、振動の発生、伝播を抑制したコンデンサモジュールを提供することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例5)
本例は、図12に示すごとく、他の部位よりも比重の大きい部品をインサートすることによって重量増加部41を構成したコンデンサモジュール1の例である。
即ち、外側ケース3における固定用受け部31の内部に、鉄などからなる比重の大きい雌ネジ部材をインサートすることにより重量増加部41とする。この重量増加部41としての雌ネジ部材には、ネジ孔311が形成されている。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、重量増加部41の体積を比較的小さくすることができ、コンデンサモジュール1のコンパクト化、省スペース化を阻害することなく、重量増加部41を形成することができる。
その他、実施例2と同様の作用効果を有する。
(実施例6)
本例は、図13に示すごとく、固定部4の周囲に他の部位よりも比重の大きい部品を貼設することによって重量増加部41を構成したコンデンサモジュール1の例である。
即ち、外側ケース3の固定用受け部31の外周に、鉄などの比重の大きい部品を貼設することにより重量増加部41とする。その他は、実施例1と同様である。
この場合には、上記重量増加部41を容易に形成することができる。その他、実施例2と同様の作用効果を有する。
上記実施例4〜6の態様は複合することもでき、これにより、振動抑制効果を増すことができる。また、重量増加部41の形成方法としては、上記に限られず、例えばボルト42の大きさや比重を大きくするなど、種々の方法がある。
また、上記実施例4〜6は、上記実施例1又は3に示したコンデンサモジュール1についても適用することができる。即ち、内部モジュール2と外側ケース3との固定部4を、実施例1又は3において示した高さ位置に設けると共に、固定部4の周囲に、実施例4〜5に示した重量増加部41を設けることもできる。これにより、一層の振動抑制効果を得ることができる。
(比較例)
本例は、図14に示すごとく、内部モジュール92と外側ケース93との固定部94を、コンデンサ素子921の高さ方向の中心Cから大きくずれた位置に設けたコンデンサモジュール9の例である。
即ち、上記固定部94を、コンデンサ素子921の上部付近の側方位置に形成してある。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、コンデンサ素子921に起因する振動の定在波の振幅が大きい位置に上記固定部94を配置することとなる。そのため、内部モジュール92の振動が、固定部94を通じて外側ケース93に伝播しやすい。その結果、コンデンサモジュール9に振動が発生し、振動が外部へも伝播しやすく、コンデンサ素子921に起因する振動音が発生しやすくなる。
実施例1における、コンデンサモジュールの断面図。 実施例1における、コンデンサモジュールの斜視図。 実施例1における、コンデンサモジュールの平面図。 実施例1における、内部モジュールの斜視図。 実施例1における、外側ケースの斜視図。 実施例1における、コンデンサ素子の斜視図。 実施例1における、コンデンサ素子の上下端部の振動を表す線図。 実施例1における、コンデンサモジュールに発生する定在波の説明図。 実施例2における、定在波、振幅、及び振動のエネルギーを示す線図。 実施例3における、コンデンサモジュールの断面図。 実施例4における、コンデンサモジュールの固定部付近の断面図。 実施例5における、コンデンサモジュールの固定部付近の断面図。 実施例6における、コンデンサモジュールの固定部付近の断面図。 比較例における、コンデンサモジュールの断面図。
符号の説明
1 コンデンサモジュール
2 内部モジュール
21 コンデンサ素子
22 モールド材
23 内側ケース
3 外側ケース
4 固定部

Claims (7)

  1. 金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
    上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの10%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュール。
  2. 請求項1において、上記固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの3%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュール。
  3. 金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
    上記コンデンサ素子に流れる電流の基本周波数の振動による定在波の波長をλとしたとき、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記波長λの5%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュール。
  4. 金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
    上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部の周囲には、他の部位よりも重量の大きい重量増加部を設けてあり、
    上記固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの10%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュール。
  5. 請求項4において、上記固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記コンデンサ素子の高さの3%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュール。
  6. 金属化フィルムを巻回して構成されたコンデンサ素子とその周囲に充填されたモールド材とを内側ケースの内部に配置してなる内部モジュールと、該内部モジュールを内側に収納する外側ケースとを互いに固定してなるコンデンサモジュールであって、
    上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部の周囲には、他の部位よりも重量の大きい重量増加部を設けてあり、
    上記コンデンサ素子に流れる電流の基本周波数の振動による定在波の波長をλとしたとき、上記内部モジュールと上記外側ケースとの固定部は、上記コンデンサ素子の高さ方向の中心からの距離が上記波長λの5%以内となる高さ位置に設けてあることを特徴とするコンデンサモジュール。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のコンデンサモジュールを有することを特徴とする電力変換装置。
JP2005365253A 2005-12-19 2005-12-19 コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置 Active JP4576329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365253A JP4576329B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005365253A JP4576329B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010063537A Division JP4997307B2 (ja) 2010-03-19 2010-03-19 コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007173321A JP2007173321A (ja) 2007-07-05
JP4576329B2 true JP4576329B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=38299514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005365253A Active JP4576329B2 (ja) 2005-12-19 2005-12-19 コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4576329B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4894427B2 (ja) * 2006-09-19 2012-03-14 パナソニック株式会社 ケースモールド型コンデンサ
JP4983217B2 (ja) * 2006-11-17 2012-07-25 パナソニック株式会社 ケースモールド型コンデンサ
JP5186939B2 (ja) * 2008-02-08 2013-04-24 パナソニック株式会社 ケースモールド型コンデンサ
JP5488149B2 (ja) * 2010-04-09 2014-05-14 Jsr株式会社 蓄電デバイス、デバイスモジュール、及び製造方法
JP2013077832A (ja) * 2012-12-17 2013-04-25 Panasonic Corp ケースモールド型コンデンサ
JP6516817B1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-22 三菱電機株式会社 電力変換装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001085266A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Marcon Electronics Co Ltd 同軸型コンデンサ及びその製造方法
JP2005332879A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Toyota Motor Corp 電子ユニット

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001085266A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Marcon Electronics Co Ltd 同軸型コンデンサ及びその製造方法
JP2005332879A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Toyota Motor Corp 電子ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007173321A (ja) 2007-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4576329B2 (ja) コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置
JP4894427B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
JP4983217B2 (ja) ケースモールド型コンデンサ
US10715031B2 (en) Power converter
JP6125985B2 (ja) バスバー
JP6332450B2 (ja) 動力ユニット
JP5734364B2 (ja) 電力変換装置
JP2010273422A (ja) 電力変換装置
JP4992767B2 (ja) コンデンサ装置。
JP4840084B2 (ja) 電圧変換装置およびこの電圧変換装置を備えた車両
JP5888185B2 (ja) コンデンサ装置
JP5277932B2 (ja) 電磁機器
JP2010219259A (ja) コンデンサモジュール
JP4997307B2 (ja) コンデンサモジュール及びこれを用いた電力変換装置
CN116390393A (zh) 降低或消除噪声与振动问题的模块与装设其的电子设备
JP4311317B2 (ja) 電力変換装置
JP5131137B2 (ja) コンデンサ単素子、及びコンデンサモジュール、並びにこれを用いた電力変換装置
JP6567079B2 (ja) 電子機器
JPWO2018100852A1 (ja) コンデンサ
JP2019041482A (ja) 電力変換装置
CN114583901B (zh) 机电一体单元
JP2008159602A (ja) 電圧変換装置およびこの電圧変換装置を備えた車両
JP2008108873A (ja) リアクトル装置及び電圧変換装置
JP2009303292A (ja) 電動車両用パワーコントロールユニット
JP2016029872A (ja) 電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100823

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4576329

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250