JP4569812B2 - 光ディスク装置、光ディスク装置の焦点位置制御方法及び焦点位置制御装置 - Google Patents

光ディスク装置、光ディスク装置の焦点位置制御方法及び焦点位置制御装置 Download PDF

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Description

本発明は光ディスク装置、光ディスク装置の焦点位置制御方法及び焦点位置制御装置に関し、複数の記録層を有する光ディスクに対して記録又は再生を行う光ディスク装置に適用して好適なものである。
近年、短波長の青紫色レーザと高開口数の対物レンズとを用いることで大記憶容量化を実現した光ディスクであるブルーレイディスク(商標)が実用化されている。かかるブルーレイディスクにおいては、要求される記憶容量に応じて、単一の記録層を有する1層のBD−SL(Blu-ray Disc Single Layer)と、2つの記録層をディスクの厚み方向へ積層した2層のBD−DL(Dual Layer)とが規格化されている。
このため、ブルーレイディスクに対して記録や再生を行う光ディスク装置は、光ディスクを装着すると、まず当該光ディスクにおける目標の記録層に対して確実に光ビームを合焦させてフォーカスサーボを引き込む必要がある。
また、光ディスクの記録・再生中に外乱等を受けてフォーカスサーボが外れた場合、衝撃が加わる前にアクセスしていた位置(アドレス)に速やかに復帰することが求められ、この場合も目標の記録層に対して確実に光ビームを合焦させてフォーカスサーボを引き込む必要がある。
このような2層のブルーレイディスクに対するフォーカスサーボの引き込み制御(以下、これをフォーカスサーチとも呼ぶ)において、光ピックアップから出力される和信号やフォーカスエラー信号のレベル変化に基づいて光ディスクのカバー層表面や記録層を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
和信号は光ピックアップのフォトディテクタから出力される検出信号の和であり、光ディスクからの反射光光量に応じた信号レベルが得られ、このため光ビームの焦点がカバー層表面や記録層等の反射体に近接したとき、その信号レベルが増大する。またフォーカスエラー信号は、光ビームの焦点から記録層までの距離に比例した信号を、合焦位置からある程度の距離まで出力するものである。これによりフォーカスエラー信号は、光ビームの焦点が記録層を通過する際に略S字状の曲線を描く。
このため、図10に示すように、和信号及びフォーカスエラー信号をモニタしながら対物レンズをディスクに接近させていき、和信号の最初の増大を検出したとき、カバー層表面を検出したものとする。そして、さらに対物レンズを光ディスクに接近させていき、和信号の信号レベルが所定の和信号閾値以上にある状態において、フォーカスエラー信号の増大を検出したとき、光ビームの焦点が記録層に近接したものとする。
当然ながらこのフォーカスエラー信号の増大は、光ディスクが1層の場合は1回、2層の場合は2回発生する。そして、1層ディスクや2層ディスクの手前側の記録層(図10に示すL1層)に対してフォーカスサーチを行う場合は、最初に検出したフォーカスエラー信号の増大を、目標とする記録層として判定する。
一方、2層ディスクの奥側の記録層(図10に示すL0層)に対してフォーカスサーチを行う場合は、和信号が上述した和信号閾値以下に一旦低下した後(和信号の落ち込み検出)、再度当該和信号閾値を超えた状態においてフォーカスエラー信号の増大を検出したとき、これを目標とする記録層として判定する。
あるいは、2度目のフォーカスエラー信号の増大(L0層)を検出した後も対物レンズを所定時間だけ光ディスクに接近させ続けて当該L0層をオーバーランさせ、その後対物レンズを光ディスクから離れる方向に反転し、この復路において最初に検出したフォーカスエラー信号の増大を目標とするL0層として判定する。
特開2004−39125公報
上述したようにブルーレイディスクは、短波長レーザを用いているとともに対物レンズの開口数が大きいため、球面収差の影響が大きく、このため当該球面収差を確実に補正する必要がある。そしてフォーカスサーチ時においても、引き込みを行おうとする記録層に応じて球面収差を補正する必要がある。
ところが、ある記録層に合わせて球面収差を補正すると、他の記録層に対しては球面収差が残った状態となり、これによりフォーカスエラー信号の振幅が小さくなる。このため、例えばL0層に合わせて球面収差を補正すると、その手前にあるL1層のフォーカスエラー信号の増大を検出できないことがある。
また、ブルーレイディスクは2つの記録層がDVD等に比べて近接しているため、2つの記録層それぞれの和信号の山が連続してしまうことがある。この場合、上述した和信号の落ち込みを検出できず、このためL1層とL0層とを区別できなくなる。さらには、書き換え可能なブルーレイディスク(BD−RE)の場合、記録層の反射率とカバー層表面の反射率とが近接しており、このため記録層とカバー層表面の反射率とを区別できない場合もある。
そして、これらの原因によって目標の記録層をうまく検出できず、当該記録層に対するフォーカスサーチに失敗してしまうことがあるという問題があった。
また2層ディスクのL0層に対して引き込みを行う場合にL1層の検出を失敗すると、焦点がL0層を通過した後も対物レンズを光ディスクに接近させ続けてしまい、対物レンズを光ディスクに衝突させてしまうことがあるという問題もあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、所望の記録層を確実に検出し得る光ディスク装置、光ディスク装置の焦点位置制御方法及び焦点位置制御装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、第の記録層、第の記録層、カバー層を順次積層して構成された光ディスクに対し、カバー層側から光ビームを照射して情報の記録又は再生を行う光ディスク装置において、光源から出射された光ビームを集光し対物レンズを介して光ディスクに照射する光ビーム照射手段と、対物レンズを光ビームの光軸方向に駆動して当該光ビームの焦点位置を移動させる駆動手段と、光ビームに生じる球面収差を、情報の記録又は再生を行う記録層に応じて補正する球面収差補正手段と、光ディスクからの光ビームの反射光を受光し、当該光ビームの反射光の光量を示す和信号と、当該光ビームの焦点位置から記録層までの距離に応じた信号レベルを焦点位置から所定範囲出力するフォーカスエラー信号とを生成する受光手段と、光ビームの焦点をカバー層側から光ディスクに接近させていき、和信号と第1の和信号閾値とを比較し、当該和信号が第1の和信号閾値を越えた後、当該第1の和信号閾値を下回った区間をカバー層であるとして検出するカバー層検出手段と、和信号が第2の和信号閾値を超え、かつフォーカスエラー信号の信号レベルが正のフォーカスエラー閾値を超えた後負のフォーカスエラー閾値を下回った状態を光ビームの焦点が記録層に接近していると判断するための記録層検出条件として検出する記録層検出手段と、カバー層検出手段により上記カバー層を検出した後、さらに光ビームの焦点を光ディスクに接近させ、記録層検出手段により最初の記録層を検出した場合当該最初の記録層を光ディスクの第1の記録層と判定する第1の記録層判定手段と、記録層検出手段により最初の記録層を検出した後、さらに光ビームの焦点を光ディスクに接近させ、記録層検出手段により最後に記録層が検出された後、所定の再検出期間内に記録層が再検出されない場合上記最初の記録層を無効とし当該最後に検出された記録層を光ディスクの第2の記録層として判定する第2の記録層判定手段とを具え、第2の記録層判定手段によって第2の記録層と判断した後さらに対物レンズを所定のオーバーラン期間だけ光ディスクに接近させた後対物レンズの移動を反転させて第2の記録層を再検出することにより、球面収差を補正する球面収差補正値を目標の第2の記録層に対して最適に設定した後、対物レンズを光ディスクの第2の記録層に接近する方向に移動開始するようにした。
この結果カバー層を検出した後、最初に検出した記録層を第1の記録層として判定し、最後に検出した記録層から所定の再検出期間内に次の記録層を検出しない場合は最後に検出した記録層を第2の記録層として判定するようにしたので、2つの記録層が近接しているために和信号に基づく記録層の識別が困難であったり、球面収差の影響によってフォーカスエラー信号に基づく目標以外の記録層の検出が不確実な光ディスクであっても、確実に第2の記録層を検出することができる。
上述のように本発明によれば、第2の記録層、第1の記録層、カバー層を順次積層して構成された光ディスクに対し、カバー層側から光ビームを照射して情報の記録又は再生を行う光ディスク装置において、光源から出射された光ビームを集光し対物レンズを介して光ディスクに照射する光ビーム照射手段と、対物レンズを光ビームの光軸方向に駆動して当該光ビームの焦点位置を移動させる駆動手段と、光ビームに生じる球面収差を、情報の記録又は再生を行う記録層に応じて補正する球面収差補正手段と、光ディスクからの光ビームの反射光を受光し、当該光ビームの反射光の光量を示す和信号と、当該光ビームの焦点位置から記録層までの距離に応じた信号レベルを焦点位置から所定範囲出力するフォーカスエラー信号とを生成する受光手段と、光ビームの焦点をカバー層側から光ディスクに接近させていき、和信号と第1の和信号閾値とを比較し、当該和信号が第1の和信号閾値を越えた後、当該第1の和信号閾値を下回った区間をカバー層であるとして検出するカバー層検出手段と、和信号が第2の和信号閾値を超え、かつフォーカスエラー信号の信号レベルが正のフォーカスエラー閾値を超えた後負のフォーカスエラー閾値を下回った状態を光ビームの焦点が記録層に接近していると判断するための記録層検出条件として検出する記録層検出手段と、カバー層検出手段によりカバー層を検出した後、さらに光ビームの焦点を光ディスクに接近させ、記録層検出手段により最初の記録層を検出した場合当該最初の記録層を光ディスクの第1の記録層と判定する第1の記録層判定手段と、記録層検出手段により最初の記録層を検出した後、さらに光ビームの焦点を光ディスクに接近させ、記録層検出手段により最後に記録層が検出された後、所定の再検出期間内に記録層が再検出されない場合上記最初の記録層を無効とし当該最後に検出された記録層を光ディスクの上記第2の記録層として判定する第2の記録層判定手段とを具え、第2の記録層判定手段によって第2の記録層と判断した後さらに対物レンズを所定のオーバーラン期間だけ光ディスクに接近させた後対物レンズの移動を反転させて第2の記録層を再検出することにより、球面収差を補正する球面収差補正値を目標の第2の記録層に対して最適に設定した後、対物レンズを光ディスクの第2の記録層に接近する方向に移動開始するようにしたことにより、カバー層を検出した後、最初に検出した記録層を第1の記録層として判定し、最後に検出した記録層から所定の再検出期間内に次の記録層を検出しない場合は最後に検出した記録層を第2の記録層として判定できるので、2つの記録層が近接しているために和信号に基づく記録層の識別が困難であったり、球面収差の影響によってフォーカスエラー信号に基づく目標以外の記録層の検出が不確実な光ディスクであっても、確実に第2の記録層を検出することが可能となり、第1の記録層と第2の記録層が接近していても対物レンズを第2の記録層に対して確実かつ速やかに接近することができ、かくして第2の記録層に対して確実かつ速やかに接近することができ得る光ディスク装置を実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)光ディスク装置の全体構成
図1において、1は全体として本発明によるブルーレイディスク対応の光ディスク装置を示し、焦点位置制御装置としてのマイクロコンピュータ6が不揮発性メモリ11に格納された基本プログラムやフォーカスサーチプログラム(後述)等のアプリケーションプログラムに従って光ピックアップ3や当該光ディスク装置1全体を統括制御するようになされており、外部から供給されるリード/ライトコマンドに応じて動作し、ブルーレイディスクでなる光ディスク100に対してデータの記録及び再生を行うようになされている。
また不揮発性メモリ11には、後述するフォーカスサーチ処理で用いる閾値や再検出期間等の各種設定値も記憶されている。
光ディスク100は図示しないターンテーブルに載置され、スピンドルモータ(図示せず)によって回転駆動され、光ピックアップ3によって、光ディスク100に記録されているデータやウォブリンググルーブによるADIP(Address In Pre Groove)情報等の読み出しが行なわれる。
ここで図2に示すように光ピックアップ3は、レーザダイオード20から光ビームL1を発射し、コリメータレンズ21、ビームスプリッタ22,レーザ光の球面収差を補正するエキスパンダ23の可動レンズ23A及び固定レンズ23B、レーザ光の出力端となる対物レンズ24を順次介して光ディスク100に照射する。
ちなみに光ピックアップ5は、対物レンズ24の開口数が0.85と大きいために生じるレーザ光L1の球面収差を、球面収差補正手段としてのエキスパンダ23によって補正するようになされている。
すなわち、エキスパンダ23の可動レンズ23Aはアクチュエータ27によって矢印a方向及びb方向に移動可能に保持されており、マイクロコンピュータ6からのエキスパンダサーボ信号CEに基づいて当該アクチュエータ27を駆動することにより、光ビームL1の球面収差を適切に補正するようになされている。
また対物レンズ24は、駆動手段としての2軸アクチュエータ28によってフォーカス方向(すなわち矢印a方向及びb方向)及びトラッキング方向に移動可能に保持されており、サーボ駆動回路7からのフォーカスサーボ信号CFに基づいて当該2軸アクチュエータ28を駆動することにより、光ビームL1の焦点を光ディスク100の記録面に合致させるようになされている。
そして光ピックアップ5は、光ディスク100の記録面で反射された反射光ビームL2を、対物レンズ24、エキスパンダ23の固定レンズ23B及び可動レンズ23Aを順次介し、ビームスプリッタ22によって反射させ、コリメータレンズ25を介してフォトディテクタ26に入射させる。
受光手段としてのフォトディテクタ26は複数個のフォトダイオードで構成され、各フォトダイオードはそれぞれ光ディスク100からの反射光を受光して光電変換し、その受光光量に応じた受光信号を生成してアナログシグナルプロセッサ4(図1)に供給する。
図3はフォトディテクタ26の構造を示し、受光部A,B,C,Dを有する4分割ディテクタ26A、受光部E,Fを有する2分割ディテクタ26B、及び受光部G,Hを有する2分割ディテクタ26Cから構成される。受光部A〜Hはそれぞれの受光光量に応じた受光信号A〜Hを出力する。アナログシグナルプロセッサ8は、これら受光信号A〜Hに対して次式を用いて演算し、再生RF信号、フォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TEを生成し、これらをアナログディジタル変換器5に供給する。
FE=(A+C)−(B+D)
TE=(A+D)−(B+C)−k{(E−F)+(G−H)}
RF=A+B+C+D ……(1)
アナログディジタル変換器5は再生RF信号、フォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TEをディジタル変換してマイクロコンピュータ6に供給する。
ここで、光ディスク装置1は、光ディスク100を装着した際や、記録・再生中に外乱等を受けてフォーカスサーボが外れた場合、当該光ディスク100における目標の記録層に対するフォーカスサーボの引き込み(フォーカスサーチ)を行う。ここで、再生RF信号は反射光強度信号としての和信号SUMに相当し(SUM=A+B+C+D)、マイクロコンピュータ6は当該再生RF信号を和信号SUMとして用いてフォーカスサーチを行う。
すなわちマイクロコンピュータ6の演算部10はフォーカスサーチ時において、選択スイッチ14をフォーカスサーチ処理部12側に切り換え、和信号SUM及びフォーカスエラー信号FEに基づいてフォーカスサーチを行い、目標の記録層に対するフォーカスサーボの引き込みが完了すると、選択スイッチ14をサーボフィルタ処理部11側に切り換えて、目標の記録層に対するフォーカスサーボを開始する。
ディジタルアナログ変換器7は、フォーカスサーチ処理やフォーカスサーボ処理に応じてマイクロコンピュータから供給される球面収差制御信号やフォーカス制御信号をアナログ変換し、ドライバ回路8に供給する。ドライバ回路8は、球面収差制御信号及びやフォーカス制御信号に基づいてエキスパンダサーボ信号CE及びフォーカスサーボ信号CFを生成して光ピックアップ3に供給し、光ビームL1の球面収差及びフォーカスを制御する。
かくして光ディスクドライブ1は、光ビームL1の焦点を光ディスク100の記録面に合致させてデータの記録や再生を行う。
(2)光ディスクの層構造
次に、本発明の光ディスク装置1で用いられる光ディスク100について説明する。上述したようにこの光ディスク100はブルーレイディスクであり、1層ディスク及び2層ディスクの2種類がある。
そして、波長405nmの青紫色レーザと開口率が0.85の対物レンズの組み合わせという条件下で相変化による記録を行い、トラックピッチ0.32μm、線密度0.12μm/bitで、64KBのデータブロックを1つの記録再生単位として、フォーマット効率約82%としたとき、直径12cmのディスクに23.3GB程度の容量を記録再生できる。また、記録層を多層構造とすることでさらなる大容量化が実現でき、2層ディスクの場合、容量は上記の2倍である46.6GBとすることができる。
1層ディスク及び2層ディスクの層構造を図3(A)及び(B)に示す。光ディスク100のディスク厚は1層、2層とも1.2mmであり、ポリカーボネートでなる基板RLの厚みが約1.1mmとなる。そして、一点鎖線で示す光ディスク装置1からの光ビームL1は、カバー層(サブストレート)CVL側から照射される。
1層ディスクは図3(A)に示すように、1.1mmの厚みの基板RLの上に相変化記録膜でなる記録層L0を形成し、その上に100μm厚のカバー層CVLを形成して構成される。
一方、2層ディスクは図3(B)に示すように、1.1mmの厚みの基板RLの上に第1の相変化記録膜でなる記録層L0を形成し、25μmの中間層MLをはさんで第2の相変化記録膜でなる記録層L1を形成し、その75μmのカバー層CVLを形成して構成される。第1の記録層L0は、1層ディスクの場合と同じく、カバー層CVLの表面からは100μmに位置する。
従って、1層ディスク・2層ディスクとも、記録層L0に対するカバー層CVLの厚みは100μmである。一方、2層ディスクの記録層L1に対するカバー層CVLの厚みは75μmである。
(3)本発明によるフォーカスサーチ
上述したように光ディスク装置1は、光ディスク100を装着した際や、記録・再生中に外乱等を受けてフォーカスサーボが外れた場合、当該光ディスク100における目標の記録層に対するフォーカスサーボの引き込み(フォーカスサーチ)を行う。このとき光ディスク装置1は、光ディスク100の構造(1層又は2層)及び目標の記録層に応じて、それぞれ異なった手順でフォーカスサーチを行う。
(3−1)2層ディスクに対するフォーカスサーチ
まず、2層ディスクに対してフォーカスサーチを行う場合について説明する。この場合、光ディスク100は記録層としてL0層及びL1層の双方を有しており(図3(B))、目標とする記録層がL0層かL1層かによって制御が異なる。
2層ディスクのL1層に対してフォーカスサーチを行う場合、当該2層ディスクのL1層はカバー層側からみて手前にあることから、カバー層を検出した後、最初に検出した記録層をL1層と判定することができる。
すなわち、球面収差補正手段としてのマイクロコンピュータ6の演算部10は、2層ディスクのL1層に対するフォーカスサーチ時において、フォーカスサーチ処理部12を制御し、まず球面収差補正値(すなわちエキスパンダ23の可動レンズ23Aの位置)をL1層に対して最適に設定する。
続いて、カバー層検出手段としてのマイクロコンピュータ6は、対物レンズ24を光ディスク100から充分に遠ざけた後、和信号SUM及びフォーカスエラー信号FEの信号レベルを監視しながら、当該対物レンズ24を光ディスク100の表面に接近させていく。
そしてカバー層検出手段としてのマイクロコンピュータ6は、図4に示すように、和信号SUMと第1の和信号閾値としての和信号カバー層表面閾値Ssurfとを比較し、当該和信号SUMが最初に和信号カバー層表面閾値Ssurfを越えた後これを下回った区間を、カバー層の表面として認識する。
このようにしてカバー層表面を認識すると、記録層検出手段としてのマイクロコンピュータ6はL1層を検出すべく、和信号SUM及びフォーカスエラー信号FEの信号レベルを監視しながら対物レンズ24を光ディスク100の表面にさらに接近させていく。
記録層検出手段としてのマイクロコンピュータ6は、「和信号SUMが第2の和信号閾値としての和信号記録層閾値Srecを越え、なおかつフォーカスエラー信号FEの信号レベルが所定の正のフォーカスエラー閾値Sfe+を一旦越えた後これを下回るか、あるいは負のフォーカスエラー閾値Sfe-を一旦下回った後これを越える」という記録層検出条件を満たした場合、これがL1層によるS字波形の最初のピーク(ディスク表面側から見て)であり、光ビームの焦点が記録層L1に接近しつつあると判断する。
さらに記録層検出手段としてのマイクロコンピュータ6は、フォーカスエラー信号FEの信号レベルが「0」になったことを検出すると(いわゆるゼロクロス)、光ビームの焦点がL0層に合致したものと判定し、このときの対物レンズ24の位置を対物レンズバイアス値として設定して、当該対物レンズバイアス値及び球面収差補正値を用いてL0層に対するフォーカスサーボを開始する。
これに対して、2層ディスクのL0層はカバー層側からみて奥にあることから、当該L0層に合わせて球面収差を補正すると、その手前にあるL1層に対しては球面収差が残った状態となり、当該L1層によるフォーカスエラー信号FEのS字波形はその振幅が不確定となる。このため、L1層によるS字波形が上述した正のフォーカスエラー閾値Sfe+を越えるか否か(又は負のフォーカスエラー閾値Sfe-を下回るか否か)を予測することができず、これにより2つめのS字波形をL0層と判定することはできない。
さらに、ブルーレイディスクは2つの記録層がDVD等に比べて近接していることや、書き換え可能なBD−REディスクでは記録層の反射率とカバー層表面の反射率とが近接していることから、和信号SUMの落ち込みに基づいてL0層とL1層とを区別することも困難である。
このため、記録層検出手段としてのマイクロコンピュータ6は、2層ディスクのL0層に対するフォーカスサーチにおいて、フォーカスエラー信号FEのS字波形を検出した後も対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続け、次の記録層によるS字波形の出現を待ち受ける。
そして、最初のS字波形のゼロクロスから所定の再検出期間Tr以内に記録層検出条件が再度満たされた場合(すなわち再検出期間Tr以内にS字波形が再出現した場合)、記録層判定手段としてのマイクロコンピュータ6は、最初のS字波形はL0層によるものではないとしてこれを無視し、次の記録層によるS字波形の出現を再度待ち受ける。
一方、再検出期間Tr以内に次のS字波形が検出されなかった場合、記録層判定手段としてのマイクロコンピュータ6は、最後のS字波形がL0層によるものであると判定する。そしてオーバーラン手段としてのマイクロコンピュータ6は、L0層を検出した後も対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続け、光ビームの焦点をL0層に対してオーバーランさせる。
このときマイクロコンピュータ6は、和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを下回った時点をもって光ビームの焦点がL0層を通り過ぎたと判断し、この時点からさらにオーバーラン期間Toverだけ対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続けることにより、光ビームの焦点をL0層から充分にオーバーランさせる。
続いて記録層検出手段としてのマイクロコンピュータ6は、対物レンズ24を光ディスク100から離れる方向に反転し、この復路においてL0層のS字波形のゼロクロスを再検出する。
これにより、L1層のS字波形の振幅の大小に関わらず、確実に2層ディスクのL0層を検出することができる。
次に、上述した2層ディスクのL0層に対するフォーカスサーチについて、L1層のS字波形の振幅が大きい場合及び小さい場合を個別に再説明する。
まず、L1層のS字波形の振幅が大きい場合を図5を用いて説明する。図5において、対物レンズ24を光ディスク100の表面に接近させていくと、まず光ディスク100のカバー層表面反射による和信号SUMの山が出現する。マイクロコンピュータ6は、当該和信号SUMが最初に和信号カバー層表面閾値Ssurfを越えた後これを下回った区間を、カバー層表面として認識する。
カバー層表面を検出した後マイクロコンピュータ6は、記録層を検出すべく対物レンズ24を接近させ続け、「和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを越え、かつフォーカスエラー信号FEの信号レベルが正のフォーカスエラー閾値Sfe+を一旦越えた後これを下回る、あるいは負のフォーカスエラーS字閾値Sfe-を一旦下回った後これを越える」状態を待ち受ける。
図5においては、L1層の反射によるフォーカスエラー信号FEのS字波形の振幅が大きいため、「和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを越え、なおかつフォーカスエラー信号FEの信号レベルが所定の正のフォーカスエラー閾値Sfe+を一旦越えた後これを下回る」という記録層検出条件が満たされ、まず当該L1層が検出される。しかしながらこの時点では、当該S字波形がL1層による反射か目標のL0層による反射かを判別できないため、マイクロコンピュータ6は次の記録層を検出すべく、対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続ける。
この場合、最初に検出した記録層がL1層であったことから、当該L1層のS字波形のゼロクロスから再検出期間Tr以内にL0層のS字波形が出現しており、これにより「和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを越え、なおかつフォーカスエラー信号FEの信号レベルが所定の正のフォーカスエラーS字閾値Sfe+を一旦越えた後これを下回る」という記録層検出条件が満たされ、新たな記録層を検出したと判定される。
実際上、この新たな記録層がL0層であるが、マイクロコンピュータ6はさらに次の記録層を検出すべく対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続ける。
この場合、新たな記録層がL0層であったことから、再検出期間Tr以内に次のS字波形は出現せず、これによりマイクロコンピュータ6は最後のS字波形がL0層によるものであると判定し、和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを下回った時点からオーバーラン期間Toverだけ対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続けた後反転させ、L0層を逆方向から再検出する。
そして、記録層検出条件に基づいてL0層を検出した後、S字波形のゼロクロス点における対物レンズ24の位置を対物レンズバイアス値として設定して、当該対物レンズバイアス値及び球面収差補正値を用いてL0層に対するフォーカスサーボを開始する。
次に、L1層のS字波形の振幅が小さい場合を図6を用いて説明する。図6において、対物レンズ24を光ディスク100の表面に接近させていくと、まず光ディスク100のカバー層表面反射による和信号SUMの山が出現する。マイクロコンピュータ6は、当該和信号SUMが最初に和信号カバー層表面閾値Ssurfを越えた後これを下回った区間を、カバー層表面として認識する。
カバー層表面を検出した後マイクロコンピュータ6は、記録層を検出すべく対物レンズ24を接近させ続け、「和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを越え、かつフォーカスエラー信号FEの信号レベルが正のフォーカスエラー閾値Sfe+を一旦越えた後これを下回る、あるいは負のフォーカスエラーS字閾値Sfe-を一旦下回った後これを越える」という記録層検出条件を満たす状態を待ち受ける。
この場合、L1層の反射によるフォーカスエラー信号FEのS字波形の振幅が小さいため、当該S字波形は記録層検出条件を満たさず、これによりマイクロコンピュータ6はL1層を検出しないまま対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続ける。
そして、L0層の反射によるS字波形が出現して記録層検出条件が満たされ、マイクロコンピュータ6は当該L0層を検出する。しかしながらこの時点では、当該S字波形がL1層による反射なのか目標のL0層による反射なのかを判別できないため、マイクロコンピュータ6は次の記録層を検出すべく、対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続ける。
この場合、この記録層がL0層であったことから再検出期間Tr以内に次のS字波形は出現せず、これによりマイクロコンピュータ6は最後のS字波形がL0層によるものであると判定し、和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを下回った時点からオーバーラン期間Toverだけ対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続けた後反転させ、L0層を逆方向から再検出する。
そして、記録層検出条件に基づいてL0層を検出した後、S字波形のゼロクロス点における対物レンズ24の位置を対物レンズバイアス値として設定して、当該対物レンズバイアス値及び球面収差補正値を用いてL0層に対するフォーカスサーボを開始する。
かくして光ディスク装置1は、2層ディスクのL0層に対しても確実にフォーカスサーチを行うことができる。
(3−2)1層ディスクに対するフォーカスサーチ
次に、1層ディスクに対してフォーカスサーチを行う場合について説明する。この場合、光ディスク100は記録層としてL0層のみを有しており(図3(A)、このため光ディスク装置1は1層ディスクに対し、上述した2層ディスクのL0層に対する場合と同様な手順でフォーカスサーチを行う。
なお、1層ディスクはカバー層表面の反射率とL0層の反射率とが充分に離れていることから、カバー層表面とL0層とを誤判定する可能性が少なく、このため1層ディスクに対するフォーカスサーチでは、上述した和信号カバー層表面閾値Ssurfに基づくカバー層表面検出を省略することも可能である。
(4)フォーカスサーチ処理手順
次に、マイクロコンピュータ6がフォーカスサーチプログラムを実行することにより、上述した目標の記録層に対するフォーカスサーチを行う際の処理手順を、フローチャートを用いて詳細に説明する。なお、2層ディスクのL1層に対するフォーカスサーチについては、従来の光ディスク装置と同様の処理であるため説明を省略し、本願発明の特徴である2層ディスクのL0層に対するフォーカスサーチについてのみ説明を行う。
すなわちマイクロコンピュータ6は、図7に示す2層ディスクのL0層に対するフォーカスサーチ処理手順ルーチンRT1の開始ステップから入って次のステップSP1に移り、球面収差補正値を目標のL0層に対して最適に設定した後、対物レンズ24を光ディスク100に接近する方向に移動開始し、次のステップSP2に移る。
ステップSP2においてマイクロコンピュータ6は、和信号SUMと所定の和信号カバー層表面閾値Ssurfとを比較し、当該和信号SUMが和信号カバー層表面閾値Ssurfを越えた後これを下回った状態を検出すると、カバー層の表面を検出したものとして次のステップSP3に移る。
ステップSP3においてマイクロコンピュータ6は、上述した記録層検出条件に基づいて記録層の検出を行い、当該記録層を検出すると次のステップSP4に移り、検出した記録層のS字波形のゼロクロス点から再検出期間Trだけ待機して、次のステップSP5に移る。
ステップSP5においてマイクロコンピュータ6は、再検出期間Trの間に新たな記録層を検出したか否かを判定する。ステップSP5において、再検出期間Trの間に新たな記録層を検出した場合、マイクロコンピュータ6はステップSP6に移り、新たに検出した記録層のS字波形のゼロクロス点から再検出期間Trだけ待機した後ステップSP5に戻る。
これに対し、再検出期間Trの間に新たな記録層を検出しなかった場合、このことは最後に検出した記録層が目標のL0層であることを意味し、このときマイクロコンピュータ6はステップSP7に移り、和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを下回った時点からオーバーラン期間Toverだけ対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続けてL0層をオーバーランさせた後、当該対物レンズ24を反転させて次のステップSP8に移る。
ステップSP8においてマイクロコンピュータ6は、記録層検出条件に基づいてL0層を検出するとステップSP9に移り、S字波形のゼロクロス点における対物レンズ24の位置を対物レンズバイアス値として設定してフォーカスサーボを開始し、次のステップSP10に移って処理を終了する。
(5)動作及び効果
以上の構成において、光ディスク装置1は光ディスク100に対するフォーカスサーチを行う際、フォーカスサーボをかける記録層に応じて球面収差を補正した後、対物レンズ24を光ディスク100に接近させながら和信号SUM及びフォーカスエラー信号FEを監視する。そして光ディスク装置1は和信号SUMの最初の増大をもってカバー層の表面と判定し、当該カバー層表面を検出すると記録層の検出を行う。
このとき光ディスク装置1は、目標の記録層が1層ディスクのL0層や及び2層ディスクのL1層の場合、「和信号SUMが和信号記録層閾値Srecを越え、かつフォーカスエラー信号FEの信号レベルが正のフォーカスエラー閾値Sfe+を一旦越えた後これを下回る、あるいは負のフォーカスエラーS字閾値Sfe-を一旦下回った後これを越える」という記録層検出条件を最初に満たした状態をもって、目標の記録層を検出したと判定する。
これに対して目標の記録層が2層ディスクのL0層の場合、その手前のL1層によるフォーカスエラー信号FEのS字波形を検出できるか不確実であることから、上述した記録層検出条件を満たした(すなわち、何らかの記録層を検出した)後も、再検出期間Trだけ対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続け、当該再検出期間Tr内に新たな記録層を検出しなかった場合に、最後に検出した記録層をL0層として判定するようにした。
これにより光ディスク装置1は、2つの記録層が近接していることにより和信号SUMに基づくL1層とL0層との識別が困難であり、また球面収差の影響によって目標以外の記録層のS字波形を検出できるか不確実なブルーレイディスクに対しても、確実に目標の記録層を検出することができる。また光ディスク装置1は、記録層の反射率とカバー層表面の反射率とが近接していることにより和信号SUMに基づく記録層とカバー層表面との識別が困難なBD−REディスクに対しても、確実に目標の記録層を検出することができる。
これに加えて光ディスク装置1は、目標の記録層が2層ディスクのL0層の場合、当該L0層を検出した後もオーバーラン期間Toverだけ対物レンズ24を光ディスク100に接近させ続けることにより光ビームの焦点をL0層からオーバーランさせ、その後対物レンズ24を反転させて、この復路における最初のS字波形のゼロクロスをもってL0層を検出する。
このように光ディスク装置1は、目標の記録層が1層ディスクのL0層又は2層ディスクのL1層の場合、対物レンズ24を光ディスク100に接近させる方向のサーチにおいて当該記録層を検出するのに対し、目標の記録層が2層ディスクのL0層の場合、対物レンズ24が光ディスク100から遠ざかる方向のサーチにおいて当該記録層を検出する。
すなわち光ディスク装置1は、目標の記録層が最初に検出されるようなサーチ方向において当該記録層を検出することにより、あらゆる記録層、特に2層ディスクのL0層を確実に検出することができる。
以上の構成によれば、フォーカスサーボをかけようとする記録層を確実に検出することができ、これにより、光ディスク100を装着した際や外乱等によってフォーカスサーボが外れた際に、目標の記録層に対して確実かつ速やかにフォーカスサーボを引き込むことができるとともに、記録層検出の失敗によって対物レンズ24を光ディスク100に衝突させてしまうことを確実に防止することができる。
(6)他の実施の形態
なお本発明においては、和信号カバー層表面閾値Ssurf、和信号記録層閾値Srec、正及び負のフォーカスエラー閾値Sfe+及びSfe-や、再検出期間Tr及びオーバーラン期間Toverを、光ディスク装置1の動作状態に応じて適宜変化させても良い。
例えば、フォーカスサーボの引き込みを行おうとする記録層(L0層又はL1層)に応じてこれらの閾値や期間を増減したり、あるいはディスク挿入後の最初の引き込みかフォーカスサーボが外れた後の再引き込みかに応じて閾値や期間を増減することにより、より迅速にフォーカスサーボの引き込みを行うことができる。
また上述の実施の形態においては、和信号SUMが最初に和信号カバー層表面閾値Ssurfを越えた後これを下回った区間をカバー層の表面として認識するようにしたが、本発明はこれに限らず、図8に示すように、第1の和信号カバー層表面閾値Ssurf1及び第2の和信号カバー層表面閾値Ssurf2の二つの閾値を設定し、和信号SUMが第1の和信号カバー層表面閾値Ssurf1を越えた後第2の和信号カバー層表面閾値Ssurf2を下回った区間を、カバー層の表面として認識するようにしてもよい。
この場合、第1の和信号カバー層表面閾値Ssurf1及び第2の和信号カバー層表面閾値Ssurf2の大小関係を変えることにより、カバー層表面を検出し易くしたり、あるいはカバー層表面を検出し難くして誤検出を防止するなど、検出条件を任意に変化させることができる。
同様に和信号記録層閾値Srecについても、第1の和信号記録層閾値Srec1及び第2の和信号記録層閾値Srec2の二つの閾値を設定し、和信号SUMが第1の和信号記録層閾値Srec1を越えた後第2の和信号記録層閾値Srec2を下回る区間において、フォーカスエラー信号FEに基づく記録層の検出を行うようにしてもよい。この場合も、第1の和信号記録層閾値Srec1及び第2の和信号記録層閾値Srec2の大小関係を変えることにより、検出条件を任意に変化させることができる。
また上述の実施の形態においては、記録層の検出条件として正のフォーカスエラー閾値Sfe+及び負のフォーカスエラーS字閾値Sfe-を用いたが、本発明はこれに限らず、図9に示すように、第1の正のフォーカスエラー閾値Sfe1+及び第2の正のフォーカスエラー閾値Sfe2+、並びに第1の負のフォーカスエラー閾値Sfe1-及び第2の負のフォーカスエラー閾値Sfe2-を設定し、「フォーカスエラー信号FEの信号レベルが第1の正のフォーカスエラー閾値Sfe1+を越えた後第2の正のフォーカスエラー閾値Sfe2+を下回る」、又は「フォーカスエラー信号FEが第1の負のフォーカスエラーS字閾値Sfe1-を下回った後第2の負のフォーカスエラーS字閾値Sfe2-を越える」という状態をもって記録層検出としても良い。
この場合も、第1及び第2の正のフォーカスエラー閾値Sfe1+及びSfe2+の大小関係、並びに第1及び第2の負のフォーカスエラー閾値Sfe1-及びSfe2-の大小関係を変えることにより、記録層を検出し易くしたり、あるいは検出し難くして誤検出を防止するなど、検出条件を変化させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、フォーカスエラー信号FEのゼロクロス点を記録層として認識し、当該ゼロクロス点をもって記録層に対するフォーカスサーボを開始するようにしたが、本発明はこれに限らず、フォーカスエラー信号FEのゼロクロス点よりもやや手前でフォーカスサーボを開始するようにしてもよい。この場合、フォーカスエラー信号FEにおけるゼロクロス点前後の線形部分を十分に使ってフォーカスサーボを行うことができるという利点が生じる。
本発明の光ディスク装置、フォーカスサーチ制御方法及びフォーカスサーチ制御装置は、複数の記録層を有する光ディスクに対応した光ディスク装置に適用することができる。
本発明の光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 光ピックアップの構成を示す略線図である。 光ディスクの構造の説明に供する略線図である。 2層ディスクのL1層に対するフォーカスサーチの説明に供する特性曲線図である。 2層ディスクのL0層に対するフォーカスサーチの説明に供する特性曲線図である。 2層ディスクのL0層に対するフォーカスサーチの説明に供する特性曲線図である。 2層ディスクのL0層に対するフォーカスサーチ処理手順のフローチャートである。 他の実施の形態による和信号閾値の説明に供する特性曲線図である。 他の実施の形態によるフォーカスエラー閾値の説明に供する特性曲線図である。 和信号とフォーカスエラー信号の説明に供する特性曲線図である。
符号の説明
1……光ディスク装置、3……光ピックアップ、4……アナログシグナルプロセッサ、5……アナログディジタル変換器、6……マイクロコンピュータ、7……ディジタルアナログ変換器、8……ドライバ回路、10……演算部、11……不揮発性メモリ、12……フォーカスサーチ処理部、13……サーボフィルタ処理部、14……選択スイッチ。

Claims (3)

  1. 第2の記録層、第1の記録層、カバー層を順次積層して構成された光ディスクに対し、上記カバー層側から光ビームを照射して情報の記録又は再生を行う光ディスク装置において、
    光源から出射された上記光ビームを集光し対物レンズを介して上記光ディスクに照射する光ビーム照射手段と、
    上記対物レンズを上記光ビームの光軸方向に駆動して当該光ビームの焦点位置を移動させる駆動手段と、
    上記光ビームに生じる球面収差を、情報の記録又は再生を行う記録層に応じて補正する球面収差補正手段と、
    上記光ディスクからの上記光ビームの反射光を受光し、当該光ビームの反射光の光量を示す和信号と、当該光ビームの焦点位置から上記記録層までの距離に応じた信号レベルを焦点位置から所定範囲出力するフォーカスエラー信号とを生成する信号生成手段と、
    上記光ビームの焦点を上記カバー層側から上記光ディスクに接近させていき、上記和信号と第1の和信号閾値とを比較し、当該和信号が上記第1の和信号閾値を越えた後、当該第1の和信号閾値を下回った区間を上記カバー層であるとして検出するカバー層検出手段と、
    上記和信号が第2の和信号閾値を超え、かつ上記フォーカスエラー信号の信号レベルが正のフォーカスエラー閾値を超えた後負のフォーカスエラー閾値を下回った状態を上記光ビームの焦点が記録層に接近していると判断するための記録層検出条件として検出する記録層検出手段と、
    上記カバー層検出手段により上記カバー層を検出した後、さらに上記光ビームの焦点を上記光ディスクに接近させ、上記記録層検出手段により最初の記録層を検出した場合当該最初の記録層を上記光ディスクの上記第1の記録層と判定する第1の記録層判定手段と、
    上記記録層検出手段により上記最初の記録層を検出した後、さらに上記光ビームの焦点を上記光ディスクに接近させ、上記記録層検出手段により最後に記録層が検出された後、所定の再検出期間内に上記記録層が再検出されない場合上記最初の記録層を無効とし当該最後に検出された記録層を上記光ディスクの上記第2の記録層として判定する第2の記録層判定手段と
    を具え、
    上記第2の記録層判定手段によって上記第2の記録層と判断した後さらに上記対物レンズを所定のオーバーラン期間だけ上記光ディスクに接近させた後上記対物レンズの移動を反転させて上記第2の記録層を再検出することにより、上記球面収差を補正する球面収差補正値を目標の上記第2の記録層に対して最適に設定した後、上記対物レンズを上記光ディスクの上記第2の記録層に接近する方向に移動開始する
    光ディスク装置。
  2. 第2の記録層、第1の記録層、カバー層を順次積層して構成された光ディスクに対し、上記カバー層側から光ビームを照射して情報の記録又は再生を行う光ディスク装置の焦点位置制御方法において、
    光ビーム照射手段により、光源から出射された上記光ビームを集光し対物レンズを介して上記光ディスクに照射する光ビーム照射ステップと、
    駆動手段により、上記対物レンズを上記光ビームの光軸方向に駆動して当該光ビームの焦点位置を移動させる駆動ステップと、
    球面収差補正手段により、上記光ビームに生じる球面収差を、情報の記録又は再生を行う記録層に応じて補正する球面収差補正ステップと、
    信号生成手段により、上記光ディスクからの上記光ビームの反射光を受光し、当該光ビームの反射光の光量を示す和信号と、当該光ビームの焦点位置から上記記録層までの距離に応じた信号レベルを焦点位置から所定範囲出力するフォーカスエラー信号とを生成する信号生成ステップと、
    カバー層検出手段により、上記光ビームの焦点を上記カバー層側から上記光ディスクに接近させていき、上記和信号と第1の和信号閾値とを比較し、当該和信号が上記第1の和信号閾値を越えた後、当該第1の和信号閾値を下回った区間を上記カバー層であるとして検出するカバー層検出ステップと、
    記録層検出手段により、上記和信号が第2の和信号閾値を超え、かつ上記フォーカスエラー信号の信号レベルが正のフォーカスエラー閾値を超えた後負のフォーカスエラー閾値を下回った状態を上記光ビームの焦点が記録層に接近していると判断するための記録層検出条件として検出する記録層検出ステップと、
    第1の記録層判定手段により、上記カバー層検出手段により上記カバー層を検出した後、さらに上記光ビームの焦点を上記光ディスクに接近させ、上記記録層検出手段により最初の記録層を検出した場合当該最初の記録層を上記光ディスクの上記第1の記録層と判定する第1の記録層判定ステップと、
    第2の記録層判定手段により、上記記録層検出手段により上記最初の記録層を検出した後、さらに上記光ビームの焦点を上記光ディスクに接近させ、上記記録層検出手段により最後に記録層が検出された後、所定の再検出期間内に上記記録層が再検出されない場合上記最初の記録層を無効とし当該最後に検出された記録層を上記光ディスクの上記第2の記録層として判定する第2の記録層判定ステップと
    を有し、
    上記第2の記録層判定手段によって上記第2の記録層と判断した後さらに上記対物レンズを所定のオーバーラン期間だけ上記光ディスクに接近させた後上記対物レンズの移動を反転させて上記第2の記録層を再検出することにより、上記球面収差を補正する球面収差補正値を目標の上記第2の記録層に対して最適に設定した後、上記対物レンズを上記光ディスクの上記第2の記録層に接近する方向に移動開始する
    光ディスク装置の焦点位置制御方法。
  3. 第2の記録層、第1の記録層、カバー層を順次積層して構成された光ディスクに対し、上記カバー層側から光ビームを照射して情報の記録又は再生を行う光ディスク装置における、上記光ビームの焦点位置を制御する焦点位置制御装置において、
    光源から出射された上記光ビームを集光し対物レンズを介して上記光ディスクに照射する光ビーム照射手段と、
    上記対物レンズを上記光ビームの光軸方向に駆動して当該光ビームの焦点位置を移動させる駆動手段と、
    上記光ビームに生じる球面収差を、情報の記録又は再生を行う記録層に応じて補正する球面収差補正手段と、
    上記光ディスクからの上記光ビームの反射光を受光し、当該光ビームの反射光の光量を示す和信号と、当該光ビームの焦点位置から上記記録層までの距離に応じた信号レベルを焦点位置から所定範囲出力するフォーカスエラー信号とを生成する信号生成手段と、
    上記光ビームの焦点を上記カバー層側から上記光ディスクに接近させていき、上記和信号と第1の和信号閾値とを比較し、当該和信号が上記第1の和信号閾値を越えた後、当該第1の和信号閾値を下回った区間を上記カバー層であるとして検出するカバー層検出手段と、
    上記和信号が第2の和信号閾値を超え、かつ上記フォーカスエラー信号の信号レベルが正のフォーカスエラー閾値を超えた後負のフォーカスエラー閾値を下回った状態を上記光ビームの焦点が記録層に接近していると判断するための記録層検出条件として検出する記録層検出手段と、
    上記カバー層検出手段により上記カバー層を検出した後、さらに上記光ビームの焦点を上記光ディスクに接近させ、上記記録層検出手段により最初の記録層を検出した場合当該最初の記録層を上記光ディスクの上記第1の記録層と判定する第1の記録層判定手段と、
    上記記録層検出手段により上記最初の記録層を検出した後、さらに上記光ビームの焦点を上記光ディスクに接近させ、上記記録層検出手段により最後に記録層が検出された後、所定の再検出期間内に上記記録層が再検出されない場合上記最初の記録層を無効とし当該最後に検出された記録層を上記光ディスクの上記第2の記録層として判定する第2の記録層判定手段と
    を具え、
    上記第2の記録層判定手段によって上記第2の記録層と判断した後さらに上記対物レンズを所定のオーバーラン期間だけ上記光ディスクに接近させた後上記対物レンズの移動を反転させて上記第2の記録層を再検出することにより、球上記球面収差を補正する面収差補正値を目標の上記第2の記録層に対して最適に設定した後、上記対物レンズを上記光ディスクの上記第2の記録層に接近する方向に移動開始する
    焦点位置制御装置。
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