JP4565655B2 - 灯具ユニット及び該灯具ユニットを組み込んだコンビネーションランプ - Google Patents

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本発明は、車両用などに用いられ、自車の行動などを後続車、歩行者などに告知するための用いられるテールランプ、ストップランプなどと称されている灯具に関するものである。
従来のこの種の灯具90の構成の例を示すものが図9であり、この灯具90には回転放物面の反射鏡91が設けられ、この反射鏡91の焦点の位置に置かれた光源92からの光を、略平行光線として反射し、照射を目的とする方向に向けて放射するものとされている。
そして、前記反射鏡91の反射方向側には、この反射鏡91を覆うようにアウターレンズ93が設けられ、前記した平行光線を透過させるものとされているが、このときに、前記アウターレンズ93には魚眼レンズカット93aが設けられ、前記した平行光線を適宜に拡散することで、灯具90としての配光特性が得られるものとされている。
特開2000−149616号公報
しかしながら、前記した従来の構成の灯具90においては、塵埃の付着の防止などの目的で、凹凸のある魚眼レンズカット93aが施された面は反射鏡91の側に向けられており、昼間時に後続車などからアウターレンズ93面を観視するときには、単なる平坦面にしか見えず、例えば、車種、車格の相違など後続車から見るときには判然とせず、即ち、デザイン的な相違が表現し難いものとなる問題点を生じていた。
また、点灯時においても、内側に施された魚眼レンズカット93a間の接続線が、クロス状模様、若しくは、六角形の蜂の巣状模様に見えるのみであり、後続車などには依然としてる平板な印象しか与えられないものとなり、デザイン的な面で斬新性に乏しいものであった。
更に、魚眼レンズカット93aにおいては小径の半球状を連続させて一枚のレンズとした構成であるので、拡散性が高く、レンズ自体の透視性も悪くなり、近年の透視性が高く、内部の反射面などが明確に見えて輝き感、金属感が高くデザインされている他の灯具と組合わせたときの整合性が悪いという問題点も生じている。
特に近年においては、車両の前面側も、後面側も複数の用途の灯具を、車体形状に合致する透明なレンズでがバーして一体化した、いわゆる、コンビネーションランプが多く採用されるものとなり、上記に説明したように、レンズ面の透視性が低い灯具が混在すると車両ユーザーなどにも違和感を与え商品性を損なう問題点も生じる。
また、従来の手法において、LEDランプなど夫々が独立する光源の場合、魚眼レンズカット93など1つのカット毎に組合わせ、均一な発光を行わせようとする構成も試みられているが、このような場合においては、点灯時に個々の光源が独立して光輝しているようにみえる粒子感(ツブツブ感)が感じられるものとなり、いずれにしても、他の灯具との統一感が得られ難いという問題点を生じていた。
本発明は上記した従来の課題を解決するための具体的手段として、透明部材で、円筒部と、該円筒部の一方の端部を閉止する底部とから成る有底円筒状のレンズを形成し、前記底部の前記円筒部の内側の面の近傍に複数の光源をリング状に配置し、この円筒部の外径には略V字状溝が密接して形成されていることを特徴とする灯具ユニット、及び、上記灯具ユニットの少なくとも1つが組み込まれていることを特徴とするリア、または、フロント用のコンビネーションランプを提供することで、デザイン統一を可能とすると共に、従来にない斬新な発光を行うランプユニットを提供可能として、課題を解決するものである。
従来の灯具、特に複数の灯具が組合わされたコンビネーションランプなどにおいては、LEDランプなど夫々が独立する複数の光源を組み合わせて構成した、灯具の部分では透明感が不足したり、或いは、点灯時に粒子感を生じて、他の部分の灯具と違和感を生じていた問題を解決すると共に、点灯時には従来にない斬新な発光を行う灯具として、美観を一層に高め、車両全体の美観を向上させるという極めて優れた効果を奏するものである。
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1、及び、図2に示すものは、本発明に係る灯具ユニット1の第一実施例であり、この灯具ユニット1は、有底円筒状としたレンズ2と、例えば、LEDランプなど複数の光源3とから構成されている。
前記レンズ2は、透明樹脂などにより略円筒状とされた円筒部21と、前記円筒部21の何れか一方の端部を閉止する略円板状とした底部22とで構成されており、前記底部22には、図2に示すように複数の光源取付部22aが設けられ、LEDランプなど光源3が接着、挿入など適宜な手段で所定位置にリング状として取付られている。
そして、前記光源3が取付けられた底部22においては、前記レンズ2の円筒部21が前記光源3を内部に収納する状態として取付可能な構成(図1参照)とされている。尚、このときに、前記底部22には、前記光源3のための給電端子(図示せず)などが設けられていて、レンズ2の外部から点滅が行えるように構成とされていている。
加えて、前記円筒部21の外側の側面には、図2に示すように略V字状とした複数の溝21a(以下、V字状溝21aと称する)が夫々が接する状態として形成されている。尚、この実施形態では、前記V字状溝21aは、前記円筒部21の中心軸Zと直交する方向として形成されている。
図3は、本発明に係る灯具ユニット1の作用を示す説明図であり、現実に前記灯具ユニット1が車両に取付けられ、光源3の点灯が行われているときには、大部分のケースで観視者は、前記円筒部21に施された前記V字状溝21aを通して、光源3を見るものとなる。
このときに、視線は前記円筒部21に施された前記V字状溝21aを通過するときに、前記円筒部21が形成された部材の屈折率と、大気の屈折率との差で、屈折を生じるが、観視者は屈折を検知することができないので、視線の延長上に光源3、若しくは、光源3からの光が存在しているように見え、図3に模式的に示したように、光源3からの光が前記円筒部21内で湾曲しているように見える。
このように、円筒部21内と云えども、光源3からの光が湾曲して見える灯具ユニット1は過去に存在せず、本発明はかつてない全く新しい見栄えの灯具ユニット1の提供を可能とするものであり、また、観視方向により、前記円筒部21内の光の形状も様々に変化するので、この点でも従来にない斬新な見栄えの灯具ユニット1の提供を可能とするものである。
図4は本発明の別な第二実施例であり、この第二実施例は、主として、前記灯具ユニット1が正面方向(中心軸Z方向)から観視されたときの見栄えを考慮して行われたものである。
上記のように灯具ユニット1が前記円筒部21の中心軸Z方向から観視されたときには、観視者の視線はほとんど前記V字状溝21aを通過することなく、図1、及び、図2に示した構成の円筒部21では、光源3が直視される可能性が高く、上記に述べたような湾曲する光が表示されない、あるいは、期待するほど見えない可能性が高いものとなる。
そこで、この第二実施例においては、円筒部21の底部22が設けられた反対側の端部にリング状とした装飾レンズ23を設けるものであり、この装飾レンズ23は、例えば、リング状とした部分の幅の中心部が厚く形成され、光源3を透過して見るときには、適宜な変形を生じるようにして、光源3が直視される実像が見えることを避けるものとしている。
図5、図6は本発明の第三実施例であり、この第三実施例は、上記に説明したものに対して更なる斬新な見栄えを提供しようとするものである。
この第三実施形態においても、前記灯具ユニット1はレンズ2と光源3とで構成されており、前記レンズ2は、円筒部21と底部22とから成るものである点は、前の第一実施例と同様である。また、灯具ユニット1としての見栄えなど、必要に応じては装飾リング23が設けられる点も同様である。
ここで、この第三実施例においては、前記円筒部21に設けられるV字状溝21aに工夫を凝らすものであり、第一実施例、第二実施例のV字状溝21aが何れも前記円筒部21の中心軸Zに対して直交する円状に形成されていたのに対し、この第三実施例においては、全てのV字状溝21aが、前記中心軸Zに対して例えば15度など、傾いて形成されるものとされている。
尚、上記した前記中心軸Zに対するV字状溝21aの傾きの量は、前記円筒部21の直径、V字状溝21aの深さ、ピッチなどの要素、或いは、光源3の数、装飾リング23の有無など、種々の条件で効果が変化するものとなるので、実際に車両などに取付ける条件の下で望ましい効果が得られるように設定するのが良い。
このようにすることで、図6に模式的に示すように、光源3からの光は夫々が捻れるように曲がって見えるものとなり、第一、第二実施例で示した構成のものよりも、一層に斬新な点灯状態が得られるものとなる。
図7は、上記に説明した第一〜第三実施例の灯具ユニット1を組み込んだコンビネーションランプ10を示すものであり、上記の灯具ユニット1の実施例の説明からも明らかなように、前記灯具ユニット1は、後方ばかりでなく、側方からも充分に観視が可能であり、しかも、側方から観視するときには、従来にない斬新な見え方を提供できるものであるので、例えば、車両の側面からも観視可能な位置に取付けることで、コンビネーションランプ10全体を斬新な見栄えの得られるものとすることができる。
本発明に係る灯具ユニットの第一実施例を示す正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明に係る灯具ユニットの第一実施例の作用を示す説明図である。 本発明に係る灯具ユニットの第二実施例を示す断面図である。 本発明に係る灯具ユニットの第三実施例を示す側面図である。 本発明に係る灯具ユニットの第三実施例の作用を模式的に示す説明図である。 本発明に係る灯具ユニットを採用するコンビネーションランプの実施例を示す正面図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1…灯具ユニット
2…レンズ
21…円筒部
21a…V字状溝
22…底部
22a…光源取付部
23…装飾リング
3…光源
10…コンビネーションランプ

Claims (4)

  1. 透明部材で、円筒部と、該円筒部の一方の端部を閉止する底部とから成る有底円筒状のレンズを形成し、前記底部の前記円筒部の内側の面の近傍に複数の光源をリング状に配置し、前記円筒部の外径には、略V字状溝が密接して形成されていることを特徴とする灯具ユニット。
  2. 前記円筒部の前記底部が設けられた端部と反対側の端部には、前記円筒部の内径側に突出するリング状としたとした装飾レンズが設けられていることを特徴とする請求項1記載の灯具ユニット。
  3. 前記円筒部に形成される前記略V字状溝は、前記円筒部の中心軸に対し傾斜をもって設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の灯具ユニット。
  4. 請求項1〜請求項3記載の灯具ユニットの少なくとも1つが組み込まれていることを特徴とするリア、または、フロント用のコンビネーションランプ。
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