JP4563299B2 - 通信端末装置、クレードル装置及び音響装置 - Google Patents

通信端末装置、クレードル装置及び音響装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、携帯電話機やコードレス電話子機等の通信端末装置、該通信端末装置が載置されるクレードル装置、及び、該通信端末装置及びクレードル装置を備えた音響装置に関する。
携帯電話機等の通信端末装置をクレードル装置に載置する技術が知られている。クレードル装置としては、例えば携帯電話機を充電する機能を有したものが広く普及している。特許文献1では、クレードル装置にスピーカーを搭載し、携帯電話機の充電中に携帯電話機からの音響信号を当該スピーカーにより再生する技術が開示されている。
特開2003−32351号公報
しかし、通信端末装置をクレードル装置に載置したときに、通信端末装置のアンテナがクレードル装置のスピーカーに近接すると、スピーカーに配された金属物の影響により、アンテナ利得が低下する。
本発明の目的は、クレードル装置のスピーカーが通信端末装置のアンテナ利得に及ぼす影響を抑制できる通信端末装置、クレードル装置及び音響装置を提供することにある。
本発明の通信端末装置は、音響信号を変換して出力するスピーカーに対して所定の位置関係で配置可能な筐体と、前記筐体に配置され、当該筐体が前記スピーカーに対して前記所定の位置関係で配置されたときに、前記音響信号を前記スピーカーに出力可能な音響出力手段と、前記筐体に配置された通信用のアンテナと、を備え、前記アンテナは、前記筐体が前記スピーカーに対して前記所定の位置関係で配置されたときに、前記筐体のなかで前記スピーカーから離れた位置に配置されている。
好適には、前記筐体は、第1筐体と、前記第1筐体に対して開閉可能に連結される第2筐体と、を備え、前記第1筐体は、開状態及び閉状態の何れの状態でも、前記スピーカーに対して前記所定の位置関係で配置可能であり、前記アンテナは、前記第1筐体に配置されている。
好適には、前記筐体は、前記スピーカーに対して前記所定の位置関係で配置可能な第1筐体と、前記第1筐体に対して開閉可能に連結された第2筐体と、を備え、前記第1筐体が前記所定の位置関係で配置された状態で前記第2筐体を開閉可能に構成され、前記アンテナは、前記第2筐体のうち、前記第1筐体が前記所定の位置関係で配置された状態での前記開閉に伴い前記スピーカーに対する位置が変化する部位に配置されている。
好適には、前記アンテナは、前記筐体が前記所定の位置関係で配置された状態において、前記スピーカーの鉛直方向の配置位置と異なる鉛直方向の位置に配置されている。
好適には、前記筐体は、前記スピーカーに対して前記所定の位置関係で配置可能な第1筐体と、前記第1筐体に対して開閉可能に連結された第2筐体と、を備え、前記第1筐体が前記所定の位置関係で配置された状態で前記第2筐体を開閉可能に構成され、前記アンテナは、前記第2筐体のうち、前記第1筐体が前記所定の位置関係で配置された状態での前記開閉に伴い前記スピーカーに対する鉛直方向の位置が変化する部位に配置されている。
本発明のクレードル装置は、アンテナを備えた通信端末装置の筐体が載置される載置部と、前記通信端末装置により入力される音響信号に応じて音を出力するスピーカーとを備え、前記スピーカーは、前記筐体が前記載置部に載置された状態において、前記アンテナに対して離間される位置に配置されている。
好適には、前記スピーカーは、前記筐体が前記載置部に載置されたときに前記アンテナの鉛直方向の配置位置と異なる鉛直方向の位置に配置されている。
本発明の音響装置は、筐体、当該筐体に配設されるアンテナ、及び当該アンテナを介して通信を行う通信手段を備えた通信端末装置と、前記通信端末装置の前記筐体を載置可能な載置部、及び前記通信端末装置により入力される音響信号に応じて音を出力するスピーカーを有するクレードル装置と、を備え、前記スピーカーが前記クレードル装置のなかで前記アンテナから離れた位置に配置される、若しくは、前記アンテナが前記筐体のなかで前記スピーカーから離れた位置に配置されるように構成されている。
本発明によれば、クレードル装置のスピーカーが通信端末装置のアンテナ利得に及ぼす影響を抑制できる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機2及びクレードル装置3を示す一部に透視図を含む平面図であり、図1(a)はクレードル装置3を示し、図1(b)は閉状態の携帯電話機2を示し、図1(c)は開状態の携帯電話機2を示している。
図2は、携帯電話機2をクレードル装置3に載置した状態を示す一部に透視図を含む平面図であり、図2(a)は携帯電話機2を閉状態にした場合を、図2(b)は携帯電話機2を開状態にした場合を示している。
図3は、携帯電話機2をクレードル装置3に載置した状態を示す一部に透視図を含む側面図であり、図3(a)は携帯電話機2を閉状態にした場合を、図3(b)は携帯電話機2を開状態にした場合を示している。
なお、携帯電話機2及びクレードル装置3の組み合わせにより、音響装置1が構成されている。
携帯電話機2は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、受話筐体(第2筐体)5と、送話筐体(第1筐体)6とを備えている。受話筐体5及び送話筐体6は、それぞれの端部が連結部7により連結されており、携帯電話機2は、連結部7を回動の中心として開閉可能である。受話筐体5及び送話筐体6は、それぞれ概ね薄型直方体に形成されており、閉状態では互いに重ね合わされ、一方の筐体側から他方の筐体側を見たときに互いの輪郭が略一致するようになっている。
受話筐体5は、例えば樹脂により略薄型直方体状に形成されている。受話筐体5には、閉状態で送話筐体6に対向する対向面に画像を表示する表示部9が設けられている。表示部9は、例えば液晶表示ディスプレイによって構成されている。なお、受話筐体5には、この他、通話用のスピーカー39(図4参照)が設けられ、当該スピーカーの放音口10が対向面に設けられている。
送話筐体6は、例えば樹脂により略薄型直方体状に形成されている。送話筐体6には、ユーザの操作を受け付ける操作部12、電波の送受信を行うメインアンテナ13及びサブアンテナ14、報知音等を出力するスピーカー15、通話用のマイクロフォン35(図4参照)、マイクロフォン35の導音孔16が設けられている。
メインアンテナ13は、送話筐体6の連結部7とは反対側の端部に内蔵されている。サブアンテナ14は、送話筐体6の側面側であって、送話筐体6中央とメインアンテナ13との間の位置において、送話筐体6に内蔵されている。メインアンテナ13及びサブアンテナ14はダイバーシティアンテナとして構成されている。例えば、メインアンテナ13は、送受話やメールの送受信等に用いられ、常時利用される。サブアンテナ14は、音楽をダウンロードして再生するときなど、音声通話時以外のデータ通信が行われるときにメインアンテナ13と併せて利用される。
スピーカー15は、送話筐体6の連結部7側の端部に内蔵され、送話筐体6の側方側に2つ設けられている。送話筐体6の連結部7側の端部には、受話筐体5と対向する面とは反対側の面(クレードル装置に対向する面)に開口し、スピーカー15の出力した音響を放音する放音孔17が設けられている。スピーカー15は、例えば、着信や誤操作等を知らせる報知音の出力、ハンズフリー機能を利用して通話する際における通話相手の音声の出力、音楽や映画再生における音響出力に用いられるものである。
クレードル装置3は、筐体18と、クレードル装置3に電力を供給するためのコード19と、クレードル装置3と携帯電話機2とを電気的に接続するための充電端子20、21及び音響信号端子(入力部)22と、携帯電話機2から入力された音響信号に基づく音響を出力するスピーカー23とを備えている。
筐体18は、例えば、机上などに載置される下部カバー18aと、下部カバー18aに被せられる上部カバー18bとを備えている。下部カバー18a及び上部カバー18bは例えば樹脂により形成されている。上部カバー18bは、筐体18が載置される面に対して傾斜するように下部カバー18aに被せられており、筐体18は、全体として、載置される面(机面等)に対して傾斜する傾斜面18cを有する台形状に形成されている。
筐体18の上面には、携帯電話機2を載置するための凹部(載置部)25が形成されている。凹部25は、傾斜面18cの下方側に設けられている。凹部25は、携帯電話機2の送話筐体6が嵌合する形状に形成されるとともに、送話筐体6の背面が当接する底部が、クレードル装置3が載置される面(机面等)に対して傾斜するように形成されている。携帯電話機2は、連結部7側を傾斜面18cの上方側に向けて、送話筐体6が凹部25に嵌合挿入されることにより、クレードル装置3に載置されている。
なお、送話筐体6のクレードル装置3の筐体18に対する配置位置は凹部25に規定され、スピーカー23の配置位置はクレードル装置3の筐体18に対して固定されている。すなわち、送話筐体6を凹部25に載置したときの送話筐体6のスピーカー23に対する位置関係は一定であり、当該位置関係は、本発明の所定の位置関係の一例である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、凹部25の深さは送話筐体6の厚さと略同等又はそれ以下である。従って、携帯電話機2を凹部25内に載置した状態で、携帯電話機2を開閉しても、傾斜面18cの凹部25周縁は受話筐体5に当接せず、携帯電話機2の開閉は妨げられない。
コード19は、筐体18から延出しており、その先端には、不図示の電源プラグが設けられている。電源プラグが、商用周波数の電力を供給するための電源レセプタクルに挿入されることにより、コード19を介してクレードル装置3に電力が供給される。
充電端子20、21は、凹部25の底部から突出するように設けられており、携帯電話機2を凹部25に嵌合挿入すると、携帯電話機2の送話筐体6に設けられた充電端子37(図4参照)に当接して接続される。
音響信号端子22は、凹部25の底部から突出するように設けられている。また、充電端子20、21に隣接して設けられている。音響信号端子22は、携帯電話機2を凹部25に嵌合挿入すると、携帯電話機2の送話筐体6に設けられた音響信号端子(出力部)36(図4参照)に当接して接続される。
スピーカー23は、凹部25よりも傾斜面18cの上方側に設けられている。スピーカー23は、放音面が傾斜面18cの裏面に対向するように(上方を向くように)配置されており、傾斜面18cには、スピーカー23により出力された音響を放音するための放音孔24が設けられている。
なお、携帯電話機2は、連結部7をスピーカー23に向けて凹部25に載置され、連結部7とは反対側の端部側にメインアンテナ13及びサブアンテナ14が設けられているから、メインアンテナ13及びサブアンテナ14は、携帯電話機2の筐体のなかで、スピーカー23に離れた位置に配置されていることになる。
また、スピーカー23は、傾斜面18cの上方側に設けられ、メインアンテナ13及びサブアンテナ14は、傾斜面18cの下方側に設けられているから、メインアンテナ13及びサブアンテナ14はスピーカー23よりも鉛直方向において若干下方の位置(異なる位置)に配置されている。
なお、メインアンテナ13及びサブアンテナ14のうち、いずれか一方のみをスピーカー23から離れた位置やスピーカー23の配置位置と鉛直方向において異なる位置に配置してもよい。
図4は、携帯電話機2及びクレードル装置3の信号処理系の構成を示すブロック図である。
携帯電話機2は、各種電子素子の動作を制御する制御部31と、無線通信を行うための通信処理部(通信手段)32と、音響出力に係る処理を行う音響処理部(音響出力手段)33と、充電回路34とを備えている。なお、携帯電話機2は、この他にも、制御部31からの映像データを映像信号に変換して表示部9に出力する画像処理部等の種々の手段を備えるが図示は省略する。
制御部31は、例えばCPU、ROM、RAM等を含んだICにより構成されており、CPUはROMに記録されたプログラムを実行し、操作部12からの信号等に基づいて通信処理部32、音響処理部33等の動作を制御する。
通信処理部32は、高周波回路を含んで構成され、電波を利用した無線通信を行う。具体的には、通信処理部32は、制御部31等で処理された音響データ、画像データ等の各種データを変調して、メインアンテナ13を介して送信する。また、通信処理部32は、メインアンテナ13及びサブアンテナ14を介して受信した信号を復調して制御部31等に出力する。
音響処理部33は、マイクロフォン35からの音響信号、外部記憶装置に記憶された楽曲データに基づく音響信号等をミキシング、増幅するなどして、通話用のスピーカー39、報知等に利用されるスピーカー15及び音響信号端子36に出力する。
充電回路34は、充電端子37に供給された電力を適宜な電圧の電力に変換して、携帯電話機2の電源としてのバッテリ38に供給する。また、バッテリ38の充電状態等に応じてバッテリ38への充電(電力供給)を開始したり、充電の中断を行う。
クレードル装置3は、増幅器51、充電器(ACコンバータ)52を備えている。増幅器51は、音響信号端子22を介して携帯電話機2から入力された音響信号を増幅してスピーカー23に出力する。充電器52は、コード19を介して供給された商用周波数の交流電流を適宜な電圧の直流電流に変換して充電端子20、21に出力する。なお、クレードル装置3は充電機能を有していなくてもよい。
以上の構成を有する携帯電話機2及びクレードル装置3では、メインアンテナ13やサブアンテナ14が、送話筐体6をクレードル装置3の凹部25に載置したときに携帯電話機2の筐体のなかでクレードル装置3のスピーカー23から離れた位置に配置されるので、スピーカー23がアンテナ利得に与える影響を抑制できる。
携帯電話機2は、開状態及び閉状態の何れの状態でもクレードル装置3の凹部25に送話筐体6を載置可能に構成され、メインアンテナ13やサブアンテナ14は、送話筐体6に配置されているから、開状態及び閉状態の何れの状態においてもメインアンテナ13やサブアンテナ14がクレードル装置3のスピーカー23から離れた位置に配置され、アンテナ利得に与える影響が抑制される。
メインアンテナ13及びサブアンテナ14は、クレードル装置3のスピーカー23の鉛直方向の配置位置と異なる鉛直方向の位置に配置されるから、水平方向においてスピーカー23がアンテナ利得に及ぼす影響が抑制され、スピーカー23がメインアンテナ13及びサブアンテナ14の指向性に及ぼす影響が抑制され、指向性を一様にすることが容易になる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機102及びクレードル装置3を備えた音響装置101を示す一部に透視図を含む側面図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については第1の実施形態と同一符号を付す。
第2の実施形態では、メインアンテナ113及びサブアンテナ114が、受話筐体5の連結部7とは反対側の端部側に内蔵されている。従って、メインアンテナ113及びサブアンテナ114は、携帯電話機102の開閉動作に伴ってスピーカー23に対する位置が変化する。具体的には、メインアンテナ113及びサブアンテナ114は、連結部7を中心とする円周上において移動し、スピーカー23に対する鉛直方向の位置及び水平方向の位置が変化する。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、メインアンテナ113及びサブアンテナ114は、携帯電話機102の筐体のなかで、スピーカー23に離れた位置に配置されており、アンテナ利得に与える影響を抑制できる。
さらに、携帯電話機102の開閉動作に伴い、メインアンテナ113及びサブアンテナ114の位置を変更することができるから、スピーカー23が利得に影響を与えない任意の位置にメインアンテナ113及びサブアンテナ114を位置させることが可能となる。
例えば、携帯電話機102の受話筐体5を閉状態と開状態との間で移動させることにより、メインアンテナ113及びサブアンテナ114と、スピーカー23との鉛直方向の距離を閉状態よりも大きくすることができ、スピーカー23がアンテナの利得に与える影響を好適に抑制できる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機102及びクレードル装置203を備えた音響装置201を示す側面図である。なお、第1及び第2の実施形態と同様の構成については第1及び第2の実施形態と同一符号を付す。
第3の実施形態の携帯電話機102は、第2の実施形態と同様に、クレードル装置203に対する位置が開閉に伴い変化する受話筐体5にメインアンテナ113及びサブアンテナ114が設けられており、その位置は連結部7とは反対側の端部である。
一方、クレードル装置203のスピーカー223は、クレードル装置203の筐体218の傾斜面218cの下方側に配置されている。すなわち、携帯電話機102の連結部7とは反対側に位置している。
従って、図6(a)に示すように、携帯電話機102の閉状態においては、メインアンテナ113及びサブアンテナ114は、スピーカー223に比較的近い位置に配置され、その一方で、図6(b)に示すように、携帯電話機102の開状態においては、メインアンテナ113及びサブアンテナ114は、スピーカー223から比較的離れた位置に配置される。
第3の実施形態によれば、開状態では、メインアンテナ113及びサブアンテナ114は、携帯電話機102の筐体のなかで、スピーカー223に離れた位置に配置されており、第1の実施形態と同様に、アンテナ利得に与える影響を抑制できる。
さらに、携帯電話機102の開閉動作に伴い、メインアンテナ113及びサブアンテナ114の位置を変更することができ、第2の実施形態と同様に、スピーカー223が利得に影響を与えない位置にメインアンテナ213及びサブアンテナ214を位置させることが可能となる。
また、スピーカー223は、連結部7から離れた位置に配置されているから、開状態においては、第2の実施形態よりもメインアンテナ113及びサブアンテナ114をスピーカー223よりも離すことができ、開状態のアンテナ利得が第2の実施形態よりも向上する。なお、第2の実施形態も、閉状態においてもある程度のアンテナ利得を確保することができる等の効果を奏するから、想定される使用状態の頻度や需要等に応じて第2の実施形態及び第3の実施形態のいずれが採用されてもよい。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係る携帯電話機302及びクレードル装置303を備えた音響装置301を示す側面図である。
携帯電話機302は、いわゆるストレートタイプの携帯電話機として構成されており、一の筐体305と、筐体305の下端に内蔵されたアンテナ313を備えている。クレードル装置303は、携帯電話機302からの音響信号に基づく音響を出力するスピーカー323を備えており、スピーカー323は、アンテナ313に対して上方側に位置するように配置されており、鉛直方向の位置が異なっている。
第4の実施形態においても、アンテナ313がクレードル装置303のスピーカー323から離れた位置に配置されるので、第1の実施形態と同様に、スピーカー323がアンテナ利得に与える影響を抑制できる。特に、第4の実施形態では、アンテナ313と、スピーカー323との鉛直方向の距離が、第1の実施形態よりも大きくなるように配置されており、水平方向においてスピーカー323がアンテナ313の指向性に及ぼす影響がより抑制される。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。
通信端末装置のアンテナ及びクレードル装置のスピーカーは、互いに離間されるようにスピーカー及びアンテナとの少なくとも一方が配置構成されていればよい。すなわち、アンテナが、通信端末装置の筐体のなかでスピーカーから離れた位置に配置されるか、スピーカーがクレードル装置の筐体のなかでアンテナから離れた位置に配置されればよい。
例えば、通信端末装置の筐体のなかでスピーカーから離れた位置(アンテナの配置位置)は、スピーカーが通信端末装置の筐体中央から筐体の一方の端部側に位置するのであれば、通信端末装置の筐体中央から他方の端部までの範囲のいずれかの位置であり、好適には他方の端部である。また、スピーカーが通信端末装置の筐体中央近傍に位置するのであれば、通信端末装置の筐体の一方の端部寄りの位置及び他方の端部寄りの位置であり、好適には一方の端部及び他方の端部である。クレードル装置の筐体のなかでアンテナから離れた位置(スピーカーの配置位置)も同様である。
通信端末装置が開閉可能である場合には、閉状態を基準にしてスピーカーとアンテナとが離れているか否かを判断してもよいし、開状態を基準にしてスピーカーとアンテナとが離れているか否かを判断してもよいし、開状態及び閉状態の双方を基準にしてスピーカーとアンテナとが離れているか否かを判断してもよい。
開閉可能な通信端末装置は、少なくとも2つの筐体の互いに重なる面積が変化するものであればよく、折り畳み式のものに限定されない。例えば、2つの筐体が互いに平行移動するスライド式のものでもよいし、2つの筐体が互いの積層方向を回転軸方向として回転しつつスライドするリボルバー式のものでもよい。
第2筐体のうち、第1筐体がクレードル装置に載置された状態での通信端末装置の開閉に伴いスピーカーに対する位置が変化する部位は、連結部と反対側の筐体端部に限定されない。第1筐体及び第2筐体が相対回転可能に連結されている場合には、回転軸から離れた部位であればよいし、第1筐体及び第2筐体が平行移動可能に連結されている場合にはいずれの部位でもよい。
通信端末装置のアンテナは、筐体のなかでスピーカと離れた位置に配置されていれば、筐体に内蔵されるものであってもよいし、筐体外部に突出するものであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機及びクレードル装置を示す一部に透視図を含む正面図。 図1の携帯電話機をクレードル装置に載置した状態を示す一部に透視図を含む正面図。 図1の携帯電話機をクレードル装置に載置した状態を示す一部に透視図を含む側面図。 図1の携帯電話機及びクレードル装置の信号処理系の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機及びクレードル装置を示す一部に透視図を含む側面図。 本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機及びクレードル装置を示す一部に透視図を含む側面図。 本発明の第4の実施形態に係る携帯電話機及びクレードル装置を示す一部に透視図を含む側面図。
符号の説明
2…携帯端末装置、3…クレードル装置、5…受話筐体、6…送話筐体、13…メインアンテナ、23…スピーカー、36…音響信号端子(音響出力手段)。

Claims (6)

  1. 開閉可能に連結部により端部同士が連結された第1筐体及び第2筐体と、前記第1筐体又は第2筐体に配設されるアンテナと、当該アンテナを介して通信を行う通信手段とを備えた通信端末装置と、
    前記通信端末装置の前記第1筐体を載置可能な載置部、及び前記通信端末装置により入力される音響信号に応じて音を出力する第1スピーカーを有するクレードル装置と、
    を備え、
    前記第1筐体は、開状態及び閉状態の何れの状態でも、前記載置部に載置可能であり、
    前記第1スピーカーは、前記第1筐体が前記載置部に載置された状態において前記第1筐体に対して前記連結部側となる位置に配置され、
    前記アンテナは、前記第1筐体又は第2筐体の、前記連結部とは反対側の端部に配置されている
    ことを特徴とする音響装置。
  2. 前記アンテナは、前記第1筐体が前記載置部に載置された状態において、前記第1スピーカーの鉛直方向の配置位置と異なる鉛直方向の位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の音響装置
  3. 前記アンテナは、前記第2筐体の前記連結部とは反対側の端部に配置されて、前記第1筐体が前記載置部に載置された状態において、前記第1スピーカーの鉛直方向の配置位置と異なる鉛直方向の位置に配置され、前記筐体の開閉に伴い前記第1スピーカーに対する鉛直方向の位置が変化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の音響装置
  4. 前記クレードル装置は、前記載置部を有し、前記第1スピーカーが配設される第3筐体を有し、
    前記第3筐体は、前記第1筐体を前記連結部側が上方側となるように傾斜して支持可能に前記第1スピーカー側が前記第1スピーカーとは反対側よりも鉛直方向において厚く形成されており、
    前記第1スピーカーは、前記第3筐体のうち鉛直方向の上方寄りに配置されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の音響装置。
  5. 前記通信端末装置は、前記第1筐体に配設され、前記音響信号を出力可能な第1端子を有し、
    前記クレードル装置は、前記載置部に配設され、前記第1筐体が前記載置部に載置された状態において前記第1端子に当接する第2端子を有し、
    前記第1端子は、前記第1筐体のうち前記連結部寄りに配置されている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の音響装置。
  6. 前記通信端末装置は、前記第1筐体のうち前記連結部寄りに配置された第2スピーカーを有する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の音響装置。
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