JP4560876B2 - 加工システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺な工具を用いてワークを加工する加工システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の自動車部品は、マシニングセンタを備える加工システムにおいて、穴あけ、切削などの所定の機械加工が施される。マシニングセンタは、チャックを介してツールが着脱自在に取り付けられるスピンドルを有している。一般的に、マシニングセンタを使用した加工においては、Z軸方向(加工軸の軸心方向)のストローク範囲内で加工を行ない得るように、ツールが決定ないし選択される。
【0003】
また、一般的なマシニングセンタは、ワークに対して多種類の加工を行うために、ツールを自動的に交換する自動工具交換装置(以下、「ATC装置」という)が組み込まれている。ATC装置は、複数のツールを保持するATCマガジンと、スピンドルに対してツールを着脱するATCアームとを有している。ATCアームは、指定された加工に応じたツールをマガジンから選択的に取出し、このツールをスピンドルに取り付ける。また、ATCアームは、スピンドルに取り付けられているツールを取り外し、このツールをATCマガジンの所定の位置に収納する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、自動車部品の中には、シリンダヘッドとこれに取り付けられたカムブラケットとにより形成されるカム穴を仕上げ加工する場合のように、ロングツールとも指称される長尺工具を用いた加工が必要な部品がある。この場合の加工長は約500mmを超え、この長さに応じたロングツールが用いられる。
【0005】
このような特殊なロングツールをマシニングセンタに使用する場合には、マシニングセンタ自体を大型化するか、汎用マシニングセンタにおけるATC装置を特殊な構造にするか、のいずれかの手段を講じる必要がある。
【0006】
さらに、ロングツールによる加工長がマシニングセンタのZ軸ストロークを超える場合は、Z軸ストロークが長い大型のマシニングセンタを使用するか、汎用マシニングセンタにおけるZ軸ストロークを特殊なものにするか、のいずれかの手段を講じる必要もある。
【0007】
しかしながら、上記のように大型のマシニングセンタを設けたり、汎用マシニングセンタを特殊な構造にしたりする場合には、設計費や部品代などの設備費の増加を招くという問題がある。
【0008】
また、限られたスペースに敷設されている既設コンベア内に、マシニングセンタを設置する場合、ワークの搬入や搬出のための種々のアクチュエータ(プッシャ、搬送コンベア、インデックス装置など)を必要とするが、前記アクチュエータの増加に伴い、部品点数や設備費の増加を招くという問題もある。したがって、マシニングセンタを備える加工システムにあっては、前記アクチュエータの増設を抑えて、部品点数や設備費の増加を可及的に低減しなければならないという要請もある。
【0009】
そこで、本発明は、長尺工具を使用するのに好適で、設備費の増加を可及的に低減し得る加工システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段
【0011】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、加工対象のワークが搬入される搬入部と、加工済みのワークを搬出する搬出部と、工具が着脱自在に取り付けられる加工軸、前記ワークを保持する治具、および、前記治具を回転することにより前記加工軸に対する前記ワークの向きを変えるインデックス手段を含む加工手段と、前記加工手段とは別個独立に配置されると共に工具を垂下した状態で保持する工具保持台と、前記搬入部から前記治具への前記加工対象ワークの搬入、前記治具から前記搬出部への前記加工済みワークの搬出、前記工具保持台に対する工具の搬入/搬出、および、前記加工軸に対する工具の着脱を行うロボットと、前記ロボットおよび前記加工手段の動作を制御する制御手段と、を有してなる加工システムであって、前記ロボットは、前記ワークを保持するワーク用ハンド部と、前記工具を保持する工具用ハンド部とが一体化されたハンドを備え、前記ワーク用ハンド部は、前記ワークの保持位置を規制する規制部材と、前記規制部材によって規制された位置に前記ワークを固定するクランプ手段とを有し、前記工具用ハンド部は、前記工具の保持位置を決めるツールガイドと、前記ツールガイドによって位置決めされた位置に前記工具を固定するツールクランパと,を備え、前記工具の基端部はツールホルダに保持されており、前記ツールホルダは凹部を有し、前記工具用ハンド部の前記ツールガイドは、前記ツールホルダの凹部に挿入されることで前記工具の保持位置を決めることを特徴とする。
【0014】
請求項に記載の発明は、前記制御手段は、前記加工手段による加工が終了すると、前記ロボットに対するワークの向きが前記治具に搬入されたときの向きと反対の向きになるまで、前記インデックス手段により前記治具を回転させることを特徴とする。
【0015】
請求項に記載の発明は、前記ワーク用ハンド部は、表裏両面のうち一の面で前記加工対象ワークを保持すると共に他の面で前記加工済みワークを保持する表裏反転自在なアームを備え前記規制部材は、前記一の面および前記他の面のそれぞれに設けられ、前記クランプ手段は、前記一の面または前記他の面に保持されたワークを固定することを特徴とする。
【0016】
請求項に記載の発明は、前記加工対象ワークは、一の工具により所定の加工を施す加工部位の間に空隙が存在する形状を有し、前記加工手段は、前記加工軸に対して前記治具を進退移動させる移動手段をさらに含んでなり、前記制御手段は、前記一の工具が前記空隙に達したとき、前記移動手段により前記治具を前記加工軸に向けて前進移動させることを特徴とする。
【0017】
【発明の効果】
上記のように構成した本発明は以下の効果を奏する。
【0019】
請求項1に記載の発明によれば、工具を保持する工具保持台を加工手段とは別個独立に配置し、工具交換をロボットにより行うようにしたため、加工手段のサイズやこれに組み込まれる自動工具交換装置のサイズの制限を受けることがなく、加工手段自体を必要以上に大型化したり、自動工具交換装置を特殊な構造にしたりする必要がなく、設備費の増加を可及的に低減できる。また、工具長や工具径の制限を受けることがなく、種々の工具を工具保持台に備えておくことができる。さらに、工具交換をロボットで行うので、工具保持台は工具を保管する機能さえ備えていればよく、ロボットの動作範囲内において工具保持台の設置場所を確保できれば、加工手段で使用し得る工具を簡単かつ安価に追加できる。しかも、工具を垂下した状態で工具保持台に保持しているため、工具先端が撓むことがなく、加工精度が低下せず、また、略水平に保持する場合に比べて、工具保持台の設置スペースを小さくできる。更に、ワークの搬入/搬出および工具の搬入/搬出の両者をロボットにより行うことにより、ワークの搬送のためだけに用いられるプッシャや、ワークの搬送のためだけにワークの向きを変えるインデック装置などのアクチュエータが不要となり、アクチュエータの増設を抑えて、部品点数や設備費の増加を低減しなければならないという要請に応えることができる。また、ロボットはワーク用ハンド部とツール用ハンド部とを一体化したハンドを用いているため、設備費の低減を図ることができ、ハンドを交換するための時間が発生せず、サイクルタイムの短縮をも達成できる。しかも、前記ワーク用ハンド部では、規制部材とクランプ手段によって、把持されたワークがワーク用ハンド部で確実に位置決め、固定され、前記工具用ハンド部では、ツールガイドとツールクランパによって、把持された工具が位置決め、固定される。
【0022】
請求項に記載の発明によれば、治具から搬出部にワークを搬出したとき、搬入部におけるワークの前後と、搬出部におけるワークの前後とが同じになり、ワークの前後方向を変えることなく、ロボットによるワークの搬入/搬出が可能となる。しかも、加工手段で加工を行うために必須のインデックス手段により加工済みワークの向きを変更しているため、ワークの向きを変えるためだけのインデックス手段を別途設ける必要がない。したがって、アクチュエータの増設を抑えて、部品点数や設備費の増加を低減しつつ、ワークの前後を一定にした搬送を行うことができる。
【0023】
請求項に記載の発明によれば、ワークの前後方向が異なり規制部材を配置すべき位置が異なる場合であっても、一つのアームの表面または裏両のいずれかにより、当該ワークを保持位置を規制しつつ保持できる。このため、ワーク用ハンド部の構成が簡素となり、また、ワークの前後を一定にした搬送を実現するのに適した構成となる。さらに、アーム表面またはアーム裏面に保持されたワークを1つのクランプ手段により固定することができ、ワーク用ハンド部の構成を一層簡素にできる。
【0024】
請求項に記載の発明によれば、加工手段は加工軸に対して治具を進退移動させる移動手段をさらに含んでいるため、工具による加工長が加工軸に許容されたストロークを超えるワークであっても、ワークの加工部位に所定の加工を施すことができる。このため、加工手段自体を必要以上に大型化する必要がなく、設備費の増加を可及的に低減できる。また、一の工具が空隙に達したときにワークが前進移動するため、ワークの加工精度に悪影響を及ぼすことはない。

【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0026】
図1は、本発明の実施形態に係る加工システムを示すレイアウト図、図2は、同加工システムのマシニングセンタを示す正面図、図3(A)〜(C)は、同加工システムの工具保持台を示す正面図、平面図および側面図、図4は、同加工システムのロボットを示す正面図、図5は、ロボットのハンドを示す平面図、図6(A)および(B)は、ロボットのハンドにより加工対象ワークを保持した状態および加工済みワークを保持した状態を示す図、図7は、工具用ハンド部の要部を示す図、図8(A)(B)は、ワークの一例としてのシリンダブロックを示す平面図および側面図、図9は、シリンダブロックの加工状態を示す図である。
【0027】
図1を参照して、実施形態に係る加工システム10を概説すると、この加工システム10は、加工対象のワークWinが搬入される搬入部11と、加工済みのワークWoutを搬出する搬出部12と、搬送ラインから若干離れた場所に設置されるマシニングセンタ13(加工手段に相当)と、マシニングセンタ13とは別個独立に配置されるツール台14(工具保持台に相当)と、搬入部11と搬出部12との間に配置されるロボット15と、ロボット15およびマシニングセンタ13の動作を制御する制御手段16とを有している。マシニングセンタ13は、ツールが着脱自在に取り付けられるスピンドル31(加工軸に相当)と、ワークWをクランプして保持する治具32とを含んでいる。ツール台14に保持するツールは、いわゆるロングツール17である。このロングツール17は、略鉛直方向に垂下した状態でツール台14に保持される。
【0028】
そして、ロボット15により、搬入部11からマシニングセンタ13の治具32への加工対象ワークWinの搬入(図中▲1▼と▲4▼を参照)、前記治具32から搬出部12への加工済みワークWoutの搬出(図中▲4▼と▲5▼を参照)、ツール台14に対するロングツール17の搬入/搬出(図中▲2▼を参照)、および、マシニングセンタ13のスピンドル31に対するロングツール17の着脱(図中▲3▼を参照)を行っている。以下、詳述する。
【0029】
なお、本明細書において「長尺工具」または「ロングツール」という用語は、具体的に長さが何センチ以上の工具という意味ではなく、汎用品の安価なATC装置で交換できない長さを有する工具、汎用品の安価なATCマガジンに保管できない長さを有する工具、または、加工精度を維持する必要から水平状態で保管することができない長さを有する工具であると解釈すべきである。
【0030】
前記搬入部11は、加工対象ワークWinを搬送するローディングコンベア20と、ローディングコンベア20に隣接して配置される搬入用ワーク置き台21とを有する。加工対象ワークWinは、前工程における加工が完了した後に、ローディングコンベア20により搬送され、搬入用ワーク置き台21に設けたレール22上に引き渡される。
【0031】
前記搬出部12は、加工済みワークWoutを搬送するアンローディングコンベア25と、アンローディングコンベア25に隣接して配置される搬出用ワーク置き台26とを有する。加工済みワークWoutは、搬出用ワーク置き台26に設けたレール27上に載置され、アンローディングコンベア25に引き渡された後に、次工程に送られる。
【0032】
前記マシニングセンタ13は、図2に示すように、スピンドル31と、治具32と、治具32を回転することによりスピンドル31に対するワークWの向きを変えるインデックス装置33(インデックス手段に相当)とを含んでいる。スピンドル31に取り付けられたツールは、インデックス装置33により向きが変えられたワークWに向けて、所定の回転速度で回転されつつ、所定の送り速度で移動される。スピンドル31の図中Z軸方向のストロークは、500mmである。
【0033】
マシニングセンタ13には、汎用機で通常一般的に設置されているATC装置34が組み込まれている。特殊なロングツール17以外の通常のドリル、タップなどのツールは、ATCマガジン35から取り出されてATCアーム36によりスピンドル31に取り付けられ、また逆に、ATCアーム36によりスピンドル31から取り外されてATCマガジン35に保管される。
【0034】
本実施例のマシニングセンタ13にあってはさらに、スピンドル31に対して治具32を進退移動させる移動ユニット37(移動手段に相当)をさらに含んでいる。移動ユニット37は、マシニングセンタ13のZ軸方向に延伸するレール、当該レール上に載置されZ軸と同軸上に移動自在なスライダ、スライダを駆動するステッピングモータなどから構成されている。治具32はスライダの上に取り付けられている。
【0035】
前記ツール台14は、図3(A)〜(C)に示すように、2列の収納棚41を有し、各収納棚41にはホルダサポート42が設けられている。ホルダサポート42は、牽引チェーンなどを介して、図3(A)において左右方向に移動自在に構成されている。ロングツール17の基端部は、ツールホルダ43に保持されている。ロングツール17は、先端側を下にして略鉛直方向に垂下した状態で、かつ、ホルダサポート42に刺さった状態で、当該ホルダサポート42上に支持されている。
【0036】
図3(A)において右手側はロボット15が位置する側であり、左手側は作業者が位置する側である。サイクル運転中においては、ホルダサポート42は同図(A)に仮想線で示される右端部の位置に移動されている。この位置において、ロボット15により、ツール台14に対するロングツール17の搬入/搬出がなされる。一方、作業者がロングツール17の点検などをする場合には、ハンドル44を回して、ホルダサポート42を左端部の位置に引き寄せる。この位置において、ロングツール17の点検や取替えなどを行なう。
【0037】
ロングツール17を略鉛直方向に垂下した状態で保持する理由は次のとおりである。つまり、ロングツール17を略水平に保持した場合には、自重によりツール先端が数μm程度撓んでしまい、その後の加工精度が低下してしまうが、略鉛直方向に垂下した状態で保持した場合には、ツール先端が撓むことがなく、加工精度の低下を招かないからである。さらに、略水平に保持する場合に比べて、ツール台14の設置スペースが小さくなるからでもある。
【0038】
前記ロボット15は、図4に示すように、一般的な6軸ロボット15であり、先端にロボットハンド51が取り付けられている。ロボットハンド51は、図5にも示すように、ワークWを保持するワーク用ハンド部52と、ロングツール17を保持するツール用ハンド部53とが一体化されて構成されている。ワーク用ハンド部52は、関節部54を介して回転することにより表裏反転自在となったアーム55を備え、当該アーム55の基端寄りの側部にツール用ハンド部53が設けられている。
【0039】
アーム55は、先端が開放されたコの字形状をなすプレート部材から構成され、所定の間隔を隔てて、第1と第2の保持部56、57が設けられている。アーム55の保持部56、57は、搬入用ワーク置き台21のレール22上に搬送された加工対象ワークWinの下面を保持できる一方、下面を保持した加工済みワークWoutを搬出用ワーク置き台26のレール27上に引渡すことができる形状に設定されている。図6(A)に示すように、加工対象ワークWinは、アーム55の表裏両面のうち一の面55a(以下、「表面」という)の上に保持され、図6(B)に示すように、加工済みワークWoutは、他の面55b(以下、「裏面」という)の上に保持される。
【0040】
第1保持部56の表面55aには、加工対象ワークWinを位置決めして保持するため、搬入用位置決めピン58が突出して設けられている。一方、第1保持部56の裏面55bには、加工済みワークWoutを位置決めして保持するため、搬出用位置決めピン59が突出して設けられている。図示例では、搬入用位置決めピン58および搬出用位置決めピン59のそれぞれは、先端寄りと、基端寄りとの2箇所に設けてある。それぞれのピン58、59は、ワークWに設けられた姿勢規制部材、例えば、搬送用ロケート穴84に挿入ないし嵌合する。ワークWの一例については後述する。
【0041】
ワーク用ハンド部52には、アーム55上に保持したワークWを固定するワーククランパ60(クランプ手段に相当)が設けられている。ワーククランパ60は、第1保持部56の側部に設けられた支軸61を中心に回動自在なアーム部62と、当該アーム部62の先端に設けられたクランプ部63と、アーム部62を回動する駆動手段たとえば油圧シリンダ64とを有する。図6(A)(B)に示すように、クランプ部63は、アーム55の厚さ寸法よりも大きな高さ寸法を有し、搬入用位置決めピン58および搬出用位置決めピン59のうち基端寄りに位置するピン58、59に圧接および圧接解除自在に設けられている。
【0042】
ワークWinを搬入する際には、図6(A)に示すように、アーム表面55aが上向きとなるようにアーム55を回転し、搬送用ロケート穴84に搬入用位置決めピン58を挿入してワークWを位置決めし、アーム55上に保持する。その後、油圧シリンダ64によりアーム部62を回動し、クランプ部63をピン58に圧接させることにより、アーム55上に保持した加工対象ワークWinが固定される。
【0043】
一方、ワークWoutを搬出する際には、図6(B)に示すように、アーム裏面55bが上向きとなるようにアーム55を回転して裏返し、搬入時と同じ搬送用ロケート穴84に搬出用位置決めピン59を挿入してワークWを位置決めし、アーム55上に保持する。その後、油圧シリンダ64によりアーム部62を回動し、クランプ部63をピン59に圧接させることにより、アーム55上に保持した加工済みワークWoutが固定される。
【0044】
ツール用ハンド部53には、図5に示すように、ツールホルダ43を位置決めして保持するツールガイド71と、当該ツールガイド71に保持したツールホルダ43を固定するツールクランパ72とが設けられている。ツールガイド71は、開口部が形成された半円弧形状を有する。ツールクランパ72は、ツールガイド71に向けて進退移動自在なアーム部73と、当該アーム部73の先端に設けられたクランプ部74と、アーム部73を進退移動する駆動手段たとえば油圧シリンダ75とを有する。クランプ部74には、図7に示すように、ツールホルダ43に形成された凹部43aに嵌り込むローラ76が回転自在に設けられている。
【0045】
ロングツール17をツール台14から搬出したり、スピンドル31から取り外したりする際には、図6(A)および図7に示すように、ツールホルダ43の凹部43aにツールガイド71を挿入し、ツールホルダ43を位置決めする。その後、油圧シリンダ75によりアーム部73を前進し、クランプ部74のローラ76をツールホルダ43の凹部43aに嵌り込ませる。これにより、ロングツール17が固定される。
【0046】
一方、ロングツール17をツール台14に搬入したり、スピンドル31に取り付けたりする際には、ツール用ハンド部53を所定位置まで移動した後、アーム部73を後退し、ローラ76を凹部43aから離間させる。これにより、ロングツール17がツール台14やスピンドル31に引き渡される。
【0047】
前記加工対象ワークWinの一例として、図8(A)(B)に示されるシリンダヘッド81を挙げることができる。シリンダヘッド81上面にはカムブラケット82が取り付けられている。図示するシリンダヘッド81には搬送ボス83が両側(図8(A)においては上下)に設けられているが、搬送時にワークWを位置決めするために使用するロケート穴84は、一方の搬送ボス83(図8(A)においては上側の搬送ボス83)にのみ加工されている。シリンダヘッド81とカムブラケット82との間に形成される複数個のカム穴85(加工部位に相当する)を順次仕上げ加工するために、ロングツール17が使用される。
【0048】
図9にも示すように、上面にカムブラケット82が取り付けられたシリンダヘッド81は、一のロングツール17により所定の仕上げ加工を施す加工部位つまりカム穴85の間に空隙86が存在する形状を有するワークWでもある。換言すれば、本実施形態のワークWは非加工部を有する長尺の断続加工物でもある。
【0049】
制御手段16は、ロングツール17先端に設けたチップ91が空隙86に達したとき、移動ユニット37により治具32をスピンドル31に向けて前進移動する。
【0050】
また、制御手段16は、マシニングセンタ13による加工が終了すると、ロボット15に対するワークWの向きが治具32に搬入されたときの向きと反対の向きになるまで、インデックス装置33により治具32を回転させている。したがって、インデックス装置33は、ワークWの加工姿勢を変更するという本来の機能の他に、治具32からのワークWの搬出方向を切り換えるという機能をも有する。
【0051】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0052】
前工程が完了した加工対象ワークWinは、搬入部11のローディングコンベア20を通り、搬入用ワーク置き台21のレール22上の所定位置まで搬送される。ロボット15は、ロボットハンド51が他の機器と干渉しない所定の待機位置で、待機している。加工対象ワークWinは、待機位置から移動してきたロボットハンド51により保持される(図1の▲1▼)。このとき、ロボットハンド51のワーク用ハンド部52は、図6(A)に示すように、アーム表面55aを上向きにし、搬送用ロケート穴84に搬入用位置決めピン58を挿入してワークWinを位置決めする。その後、ワーククランパ60を作動して、加工対象ワークWinをアーム55上に固定する。
【0053】
次いで、ロボット15は、加工対象ワークWinを、搬入部11からマシニングセンタ13の治具32に搬入する(図1の▲4▼)。ロボット15は待機位置に復帰する。
【0054】
マシニングセンタ13では、インデックス装置33により治具32を回転させてスピンドル31に対するワークWの向きを変えながら、所定の加工を行う。通常のドリルやタップなどのツールを用いて加工する場合には、ATC装置34によりツールを順次交換する。
【0055】
通常のツールを用いた加工が終了し、特殊なロングツール17を用いてカム穴85を仕上げ加工する場合には、まず、スピンドル31に取り付けられている通常のツールをATCマガジン35に戻す。ツール台14に収納されたロングツール17は、待機位置から移動してきたロボットハンド51により掴まれ保持される(図1の▲2▼)。このとき、ツール用ハンド部53は、図6(A)および図7に示すように、ツールホルダ43にツールガイド71の開口部を挿入してツールホルダ43を位置決めする。その後、ツールクランパ72を作動して、ロングツール17をアーム55に固定する。
【0056】
ロボット15は、ツール台14からロングツール17を搬出した後、アーム55などを回転させつつロングツール17の姿勢を変え、当該ロングツール17を、マシニングセンタ13のスピンドル31に取り付ける(図1の▲3▼)。マシニングセンタ13では、ロングツール17により、カム穴85の仕上げ加工を行う。
【0057】
ロングツール17を用いた長尺の断続加工物の加工手順を説明する。本実施形態では、マシニングセンタ13のZ軸ストロークが500mm、カム穴85の加工長が508.5mmであり、加工長がZ軸ストロークを超えるワークWをロングツール17により加工している。
【0058】
図9に示すように、ロングツール17によるZ軸方向の加工は、ロングツール17を回転しつつ所定の送り速度でワークWに向けて切削送りすることにより行う。制御手段16は、ツールの送り量とワークWの位置とに基づいて、ロングツール17先端のチップ91が達している位置を常時検出している。そして、制御手段16は、1つのカム穴85の仕上げ加工が終了してチップ91が空隙86である非加工部に達したことを検知すると、移動ユニット37により治具32を前進移動させる。このときの移動ユニット37の移動速度はツールの送り速度よりも速い速度に設定され、ワークWがスピンドル31に向けて早送りされる。ワークWを所定距離だけ早送りすると、制御手段16は、移動ユニット37を停止する。前記所定距離は、チップ91先端が隣のカム穴85に達する距離である。ワークWが停止すると、次のカム穴85の仕上げ加工が同様にして行われる。すべてのカム穴85の仕上げ加工が終了するまで、ワークWの断続的な早送りと、切削加工とが繰り返される。
【0059】
なお、図9において、ロングツール17を切削送りする領域に符号aを、ワークWを早送りする領域に符号bを付してある。また、ワークWを早送りしている際には、ロングツール17を同じ送り速度で送り続けたり、送りを一時停止したりのいずれでもよい。
【0060】
カム穴85の仕上げ加工が終了すると、移動ユニット37およびスピンドル31が初期位置に戻った後、ロボット15は、スピンドル31からロングツール17を取り外し、当該ロングツール17をツール台14に搬入して所定の位置に返却する。他のロングツール17を使用して加工する場合は、同様の動作を繰り返す。
【0061】
この加工ステージにおける全ての加工が終了すると、制御手段16は、ロボット15に対する加工済みワークWoutの向きが治具32に搬入されたときの向きと反対の向きになるまで、インデックス装置33により加工済みワークWoutを保持する治具32を回転させる。つまり、加工済みワークWoutは、ワーク搬入時の方向と180°となる向き(前後が逆となる向き)にインデックスされる。
【0062】
インデックスされた加工済みワークWoutは、待機位置から移動してきたロボットハンド51により保持される(図1の▲4▼)。このとき、ワーク用ハンド部52は、図6(B)に示すように、アーム裏面55bが上向きになるように回転し、搬送用ロケート穴84に搬出用位置決めピン59を挿入してワークWoutを位置決めする。その後、ワーククランパ60を作動して、加工済みワークWoutをアーム55上に固定する。
【0063】
次いで、ロボット15は、加工済みワークWoutを、治具32から搬出部12に搬出し、搬出用ワーク置き台26のレール27上の所定位置に載置する(図1の▲5▼)。ワーククランパ60を作動して加工済みワークWoutの固定を解除した後、ロボット15は待機位置に復帰する。搬出用ワーク置き台26に置かれた加工済みワークWoutは、アンローディングコンベア25を通り、次工程に搬送される。
【0064】
本実施形態の加工システム10によれば、ロングツール17を保持するツール台14をマシニングセンタ13とは別個独立に配置し、ロングツール17のツールチェンジをロボット15により行うようにしたため、マシニングセンタ13のサイズやATC装置34のサイズの制限を受けることがない。したがって、マシニングセンタ自体を必要以上に大型化したり、汎用マシニングセンタにおけるATC装置を特殊な構造にしたりする必要がなく、設備費の増加を可及的に低減できる。また、ロングツール17を保持したツールホルダ43をロボットハンド51により保持できればよいので、ツール長さおよびツール径の制限を受けることがなく、種々のロングツール17をツール台14に備えておくことができる。さらに、ツールチェンジをロボット15で行うので、ツール台14はツールを保管する機能さえ備えていればよく、ロボット15の動作範囲内においてツール台14の設置場所を確保できれば、ロングツール17のみならず通常のツールを簡単かつ安価に追加できる。
【0065】
ワークを搬入/搬出するための専用のロボットと、ロングツールを搬入/搬出するための専用のロボットとを別個に設けることも考えられるが、本実施形態では、1台のロボット15により、ワークWの搬入/搬出およびロングツール17の搬入/搬出の両者を行っている。このように、多機能を1台のロボット15で行うことにより、ワークWの搬送のためだけに用いられるプッシャや、ワークWの搬送のためだけにワークWの向きを変えるインデック装置などのアクチュエータが不要となる。したがって、アクチュエータの増設を抑えて、部品点数や設備費の増加を低減しなければならないという要請にも応え得る。
【0066】
また、1台のロボット15で、ワーク用のロボットハンドと、ツール用のロボットハンドとを交換することも考えられるが、本実施形態では、ワーク用ハンド部52とツール用ハンド部53とを一体化したロボットハンド51を用いているため、設備費の低減を図ることができ、しかも、ロボットハンド51を交換するための時間が発生せず、サイクルタイムも短縮する。
【0067】
マシニングセンタ13による加工が終了すると、加工済みワークWoutを、まず、ワーク搬入時の方向と180°となる向きにインデックスし、その後、ロボットハンド51により保持して搬出部12に搬出している。このため、搬入部11における加工対象ワークWinの前後と、搬出部12における加工済みワークWoutの前後とが同じになり、ワークWの前後方向を変えることなく、ロボット15によるワークWの搬入/搬出が可能となる。しかも、マシニングセンタ13で加工を行うために必須のインデックス装置33により加工済みワークWoutの向きを変更しているため、ワークWの向きを変えるためだけのインデックス装置を別途設ける必要はない。したがって、アクチュエータの増設を抑えて、部品点数や設備費の増加を低減しつつ、ワークWの前後を一定にした搬送を行うことができる。
【0068】
なお、マシニングセンタ13のインデックス装置33によりワークWの向きを所定の向きにインデックスすることは、ロボットハンド51により加工済みワークWoutを搬出部12に搬出したときに、当該搬出部12におけるワークWoutの前後方向を任意に設定できることを意味する。したがって、2つの搬送ラインの間に配置されている既設の加工システムを、これら2つの搬送ラインにおけるワークWの前後方向に変更を加えることなく、本実施形態の加工システム10に置き換えることも可能である。
【0069】
また、ワークWの一方の側部にのみ、姿勢規制部材である例えば搬送用ロケート穴84が設けられている場合には、ワークWの前後方向を逆にすると、搬送用ロケート穴84が反対側に位置することになる。前後の向きを変えると搬送用ロケート穴84が反対側に位置するようなワークWにあっては、搬入部11における加工対象ワークWinの前後と、搬出部12における加工済みワークWoutの前後とを逆にしてもよい場合には、1台のワーククランパにより、ロボットハンド51の一つの面に固定することはできる。しかしながら、ワークWの前後を一定にしつつ搬送したい場合には、ロボットハンド51の一つの面に固定しようとすると、少なくとも2組のワーククランパを設ける必要がある。
【0070】
これに対して、本実施形態のワーク用ハンド部52は、ワークWの前後を一定にした搬送を実現するために、アーム表面55aで加工対象ワークWinを保持すると共にアーム裏面55bで加工済みワークWoutを保持し、さらに、1台のワーククランパ60により、アーム表面55aまたはアーム裏面55bに保持されたワークWをクランプするように構成されている。したがって、ワークWの前後の向きに拘わらず当該ワークWを1台のワーククランパ60によりワーク用ハンド部52に固定することができ、ロボットハンド51の構成を簡素にできる。
【0071】
また、ロングツール17を用いた長尺の断続加工物を加工するに当たり、ロングツール17のチップ91が非加工部に達したときに、ワークWをスピンドル31側に断続的に近づけているため、ロングツール17による加工長がマシニングセンタ13のZ軸ストロークを超えても、ロングツール17によるカム穴85の仕上げ加工が可能となる。さらに、移動ユニット37は、切削動作中のときにはワークWを停止し、切削動作以外のときにワークWを移動させているため、ワークWの加工精度に悪影響を及ぼすことはない。しかも、比較的小ストロークのマシニングセンタ13を使用すると共に移動ユニット37を治具32側に追加するという比較的簡単な機構を追加するだけで、ロングツール17による加工長がマシニングセンタ13のZ軸ストロークを超えるワークWを加工することが可能となる。したがって、Z軸ストロークが長い大型のマシニングセンタを使用したり、汎用マシニングセンタにおけるZ軸ストロークを特殊なものにしたりする必要がなく、設備費の増加を可及的に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る加工システムを示すレイアウト図である。
【図2】 同加工システムのマシニングセンタを示す正面図である。
【図3】 図3(A)〜(C)は、同加工システムの工具保持台を示す正面図、平面図および側面図である。
【図4】 同加工システムのロボットを示す正面図である。
【図5】 ロボットのハンドを示す平面図である。
【図6】 図6(A)および(B)は、ロボットのハンドにより加工対象ワークを保持した状態および加工済みワークを保持した状態を示す図である。
【図7】 工具用ハンド部の要部を示す図である。
【図8】 図8(A)(B)は、ワークの一例としてのシリンダブロックを示す平面図および側面図である。
【図9】 シリンダブロックの加工状態を示す図である。
【符号の説明】
10…加工システム
11…搬入部
12…搬出部
13…マシニングセンタ(加工手段)
14…ツール台(工具保持台)
15…ロボット
16…制御手段
17…ロングツール(長尺工具)
31…スピンドル(加工軸)
32…治具
33…インデックス手段
34…自動工具交換装置
37…移動ユニット(移動手段)
51…ロボットハンド(ハンド)
52…ワーク用ハンド部
53…ツール用ハンド部(工具用ハンド部)
55…アーム
55a…アームの表面(一の面)
55b…アームの裏面(他の面)
58…搬入用位置決めピン(規制部材)
59…搬出用位置決めピン(規制部材)
60…ワーククランパ(クランプ手段)
71…ツールガイド
72…ツールクランパ
81…シリンダヘッド
82…カムブラケット
84…ロケート穴
85…カム穴(加工部位)
86…空隙(非加工部位)
W…ワーク(Win…加工対象ワーク、Wout…加工済みワーク)

Claims (4)

  1. 加工対象のワークが搬入される搬入部と、
    加工済みのワークを搬出する搬出部と、
    工具が着脱自在に取り付けられる加工軸、前記ワークを保持する治具、および、前記治具を回転することにより前記加工軸に対する前記ワークの向きを変えるインデックス手段を含む加工手段と、
    前記加工手段とは別個独立に配置されると共に工具を垂下した状態で保持する工具保持台と、
    前記搬入部から前記治具への前記加工対象ワークの搬入、前記治具から前記搬出部への前記加工済みワークの搬出、前記工具保持台に対する工具の搬入/搬出、および、前記加工軸に対する工具の着脱を行うロボットと、
    前記ロボットおよび前記加工手段の動作を制御する制御手段と、
    を有してなる加工システムであって、
    前記ロボットは、前記ワークを保持するワーク用ハンド部と、前記工具を保持する工具用ハンド部とが一体化されたハンドを備え、
    前記ワーク用ハンド部は、前記ワークの保持位置を規制する規制部材と、前記規制部材によって規制された位置に前記ワークを固定するクランプ手段とを有し、
    前記工具用ハンド部は前記工具の保持位置を決めるツールガイドと、前記ツールガイドによって位置決めされた位置に前記工具を固定するツールクランパと,
    を備え、
    前記工具の基端部はツールホルダに保持されており、
    前記ツールホルダは凹部を有し、
    前記工具用ハンド部の前記ツールガイドは、前記ツールホルダの凹部に挿入されることで前記工具の保持位置を決めることを特徴とする加工システム。
  2. 前記制御手段は、前記加工手段による加工が終了すると、前記ロボットに対するワークの向きが前記治具に搬入されたときの向きと反対の向きになるまで、前記インデックス手段により前記治具を回転させることを特徴とする請求項1に記載の加工システム。
  3. 前記ワーク用ハンド部は、表裏両面のうち一の面で前記加工対象ワークを保持すると共に他の面で前記加工済みワークを保持する表裏反転自在なアームを備え
    前記規制部材は、前記一の面および前記他の面のそれぞれに設けられ、
    前記クランプ手段は、前記一の面または前記他の面に保持されたワークを固定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加工システム。
  4. 前記加工対象ワークは、一の工具により所定の加工を施す加工部位の間に空隙が存在する形状を有し、
    前記加工手段は、前記加工軸に対して前記治具を進退移動させる移動手段をさらに含んでなり、
    前記制御手段は、前記一の工具が前記空隙に達したとき、前記移動手段により前記治具を前記加工軸に向けて前進移動させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の加工システム。
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