JP4558568B2 - コネクタ - Google Patents

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本発明は、機器内の電子・電気機器やプリンターやカードリーダに使用されるカードコネクタに関するもので、特にカードのESD対策や逆挿し防止対策に関するものである。
従来、種々の情報の媒体となる異なるカードが存在し、コネクタを情報機器に取り付け、コネクタを介して媒体の蓄積情報の取り出しまたは蓄積を行なっている。
また、カードとの接続にあたっては、コネクタに所要数のカードが挿入できる複数の嵌合口若しくは複数のカード挿入が共用できる嵌合口を設け、該嵌合口内にコンタクトの接触部を突出させ、該接触部と前記カードが接触することで電気的導通が得られる構造になっている。
挿入されるカードによっては、ESD対策が施されてなく、かつ、カードを逆挿入した場合の対策が施されてないものもある。
特許文献1のようにカードの逆挿しを防止する構造のものや特許文献2のようにカードが挿入できる嵌合口を2段に配置したものや特許文献3や特許文献4のように複数のカードが挿入できる嵌合口を有するコネクタ等がある。
特開2001−135384の要約によると、ICカードが誤挿入された場合にも破損することがなく、良好な接続信頼性を維持することができることを目的とし、コネクタ本体をICカードの側面を案内する側部と、ICカードの裏面または表面を支持する支持面を有すると共にICカードの裏面支持状態において裏面に形成された凸面部を挿脱方向Xに沿って移動可能に嵌合させる段部を形成してなる底部と、ICカードの平面側への浮上を規制する上板部と、を備え、上板部を、ICカードの平面側への浮上を規制する規制面を有すると共に、規制面と裏面との対向状態において裏面の凸面部をICカードの挿脱方向に沿って移動可能に嵌挿させる嵌挿溝を備えているものが開示されている。 特開2001−357917の要約によると、カードを複数段挿入でき、基板の占有面積が小さく、容易に複数段のコンタクトを基板に接続できるメモリーカード用コネクタのコンタクト配列方法を提供することを目的とし、例えば、2枚のカードが着脱自在に挿入されるメモリーカード用コネクタであって、2枚のカードが挿入される挿入口を有するハウジングと、このハウジングに保持・固定されるコンタクトとからなる該メモリーカード用コネクタのコンタクト配列方法において、上段に挿入されるカードと接触するコンタクトを該ハウジングの幅方向両側に突出させると共に基板のパターンに接続可能に配置する構造のものが開示されている。図1のように、カードが挿入できる嵌合口が2段に配置されている。 特開2001−351709の要約によると、厚みの異なる複数のメモリーカードを同一のコネクタに選択的に挿入して情報機器を操作することを目的とし、コネクタ本体は左右側壁及び奥壁よりなり、左右側壁には使用されるメモリーカードの側壁に合わせた受容部がその全長に亘って形成され、側壁の内側面にはカード識別端子が複数段配置され、奥壁にはカードの蓄積情報を取り出し、叉はカードに電子情報を書き込むための端子が適宜配置され、通常の書込み禁止のための保護端子が他側の側壁の適所に配置され、カード識別端子はばね状の金属帯片からなり、複数段に亘ってコンタクトの一側壁に配置されるとともに、夫々の識別端子の接触によりカードの存在を識別する識別タブが、カードを挿入しない状態では端子と離間して、側壁内に配置されている構造のものが開示されている。図7や図8のようにカードが挿入できる嵌合口が2段に配置されている。カードが挿入できる嵌合口が適宜配置されている。 特願2004−321645の要約によると、基板設計やコネクタ設計の自由度を制限されることなく、コンタクトの接続部の配置が複雑にならず、コネクタ組立性や客先での実装性がよいカードコネクタを提供することを目的とし、複数枚のカードが挿抜されるカードコネクタであって、カードと接触する接触部を有する所要数のコンタクトと、コンタクトが保持・配列されるとともにカードが挿入される1又は複数の嵌合口を有するハウジングとを備えるカードコネクタにおいて、コンタクトには少なくとも2以上のカードと接触する接触部を備え、同一コンタクトで少なくとも2以上のカードと接触可能にする構造のものが開示されている。図1のように、共用化している部分はあるが、カードが挿入できる嵌合口が2段に配置されている。
近年、情報機器の小型化が進み、基板の小型化も進む中、基板の占有面積にも限りがある。基板の占有面積の制限は、必然的に基板の複数化となり、また、複数のメモリーカードを交換する際に、別々のコネクタを用意しておくことは、情報機器を大型化することになり、携帯等に不便である。
また、挿入されるカードによってはESD対策が施されてなく、そのようなカードをコネクタに挿入するとカードの蓄積された静電気がコンタクトを通して、基板に流れ、基板を破損してしまうという課題があった。
さらに、挿入されるカードによっては逆挿し防止構造の対策が施されてなく、そのようなカードをコネクタに挿入すると、カード自体の破損やコンタクトの破損(座屈等)が発生し、いては基板自体を取り替える必要が生じることがあった。
ESD対策構造や逆挿し防止構造を別々の構造にしたのでは、上述したコネクタの小型化、いては情報機器の小型化に逆行してしまうことに繋がる。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、コネクタの小型化が可能で、ESD対策構造や逆挿し防止構造を施したカードコネクタを提供せんとするものである。
上記目的は、少なくとも1枚以上のカード60が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード60と接触する接触部141を有する複数のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるとともに前記カード60が挿入される嵌合口24を有するハウジング12とを備えるカードコネクタ10において、前記ハウジング12の幅方向の一方に、前記カード60と基板との導通を図るため、かつ、逆挿しを防止するための端子16を設置し、前記ハウジング12の所定の位置に前記端子16の一部が前記嵌合口24内に突出する切欠け部26を設けると共に、前記ハウジング12の奥行き方向に、1枚の前記カード60が挿入された際に前記コンタクト14の変位量を抑制し、前記コンタクト14の座屈を防止する凸部30を設けることにより達成できる。
4枚のカード60が挿入される場合には、4枚のカード60が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード60と接触する接触部141を有する4種類のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるとともに前記カード60が挿入される嵌合口24を有するハウジング12とを備えるカードコネクタ10において、前記ハウジング12の幅方向の一方に、前記カード60と基板との導通を図るため、かつ、逆挿しを防止するための端子16を設置し、前記ハウジング12の所定の位置に前記端子16の一部が前記嵌合口24内に突出する切欠け部26を設けると共に、前記ハウジング12の奥行き方向に、1枚の前記カード60が挿入された際に前記コンタクト14の変位量を抑制し、前記コンタクト14の座屈を防止する凸部30を設けることにより達成できる。
前記カード60が正規に挿入された際には前記カード60の側面に前記端子16が接触することで前記カード60と基板との導通を図り、前記カード60が逆に挿入された際には前記端子16の先端が前記カード60の端面に当たり逆挿しを防止する。
また、一端側に前記カード60の側面と接触する接触部161と他端側に基板と接続する接続部163と該接続部163と前記接触部161との間に前記ハウジング12に固定する固定部162とを有する略L字形状をした前記端子16を設置し、前記ハウジング12の幅方向のもう一方に、前記カード60の挿抜を検出するスイッチ機構を設置し、前記ハウジング12の所定の位置に前記スイッチ機構の一部が前記嵌合口24内に突出する切欠部28を設ける。
さらに、請求項1から5項のうちいずれか1項記載のカードコネクタ10の前記ハウジング12に、ノイズ対策用の金属製のシェル22を装着する。
以上の説明から明らかなように、本発明のカードコネクタ10によると、次のような優れた顕著な効果が得られる。
(1)少なくとも1枚以上のカード60が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード60と接触する接触部141を有する複数のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるとともに前記カード60が挿入される嵌合口24を有するハウジング12とを備えるカードコネクタ10において、前記ハウジング12の幅方向の一方に、前記カード60と基板との導通を図るため、かつ、逆挿しを防止するための端子16を設置し、前記ハウジング12の所定の位置に前記端子16の一部が前記嵌合口24内に突出する切欠け部26を設けているので、1つの端子16でESD対策と逆挿し防止対策をしているためコネクタ10の小型化にもなり、コネクタ10やカード60や基板の破損に繋がらない。
(2)4枚のカード60が挿入される場合には、4枚のカード60が挿抜されるカードコネクタ10であって、前記カード60と接触する接触部141を有する4種類のコンタクト14と、該コンタクト14が保持・配列されるとともに前記カード60が挿入される嵌合口24を有するハウジング12とを備えるカードコネクタ10において、前記ハウジング12の幅方向の一方に、前記カード60と基板との導通を図るため、かつ、逆挿しを防止するための端子16を設置し、前記ハウジング12の所定の位置に前記端子16の一部が前記嵌合口24内に突出する切欠け部26を設けているので、1つの端子16でESD対策と逆挿し防止対策をしているためコネクタ10の小型化にもなり、コネクタ10やカード60や基板の破損に繋がらない。
(3)前記カード60が正規に挿入された際には前記カード60の側面に前記端子16が接触することで前記カード60と基板との導通を図り、前記カード60が逆に挿入された際には前記端子16の先端が前記カード60の端面に当たり逆挿しを防止しているので、逆挿し防止対策をしているためコネクタ10やカード60や基板の破損に繋がらない。
(4)一端側に前記カード60の側面と接触する接触部161と他端側に基板と接続する接続部163と該接続部163と前記接触部161との間に前記ハウジング12に固定する固定部162とを有する略L字形状をした前記端子16を設置し、前記ハウジング12の幅方向のもう一方に、前記カード60の挿抜を検出するスイッチ機構を設置し、前記ハウジング12の所定の位置に前記スイッチ機構の一部が前記嵌合口24内に突出する切欠部28を設けているので、1つの端子16でESD対策と逆挿し防止対策をしているためコネクタ10の小型化にもなり、コネクタ10やカード60や基板の破損に繋がらなし、カード60を検出するスイッチ機構も設置しているため確実にカード60が挿入されたかどうかを認識することができる。
(5)前記ハウジング12の奥行き方向に、1枚の前記カード60が挿入された際に前記コンタクト14の変位量を抑制し、コンタクト14の座屈を防止する凸部30を設けているので、コンタクト14が破損することがなく、いてはコネクタ10やカード60や基板の破損に繋がらない。
(6)請求項1から5項のうちいずれか1項記載のカードコネクタ10の前記ハウジング12に、ノイズ対策用の金属製のシェル22を装着しているので、コネクタ10のノイズ対策を施すことができる。
図1から図4に基づいて、本発明の一実施例について説明する。図1(A)は嵌合側上方よりみた本発明のカードコネクタの斜視図であり、(B)は嵌合側下方よりみた本発明のカードコネクタの斜視図である。図2(A)はシェルを取り除いた状態の本発明のカードコネクタの斜視図であり、(B)はシェルを取り除いた状態でカードが挿入された状態の本発明のカードコネクタの斜視図である。
図3は端子の斜視図である。図4(A)はシェルを取り除いた状態でカードが正規に挿入された状態の本発明のカードコネクタの斜視であり、(B)はシェルを取り除いた状態でカードが逆に挿入された状態の本発明のカードコネクタの斜視図である。
本発明のカードコネクタ10は、主に複数種のコンタクト14とハウジング12と端子16とシェル22と複数種のスイッチ端子18、20とを備えている。
構成部品を説明する前に、カード60について説明する。前記カード60はプリンターやカードリーダ等に使用されるものであって、前記カード60には主にコンタクト14の接触部141と接触する接触部と該接触部から回路へ繋がるパターンと該パターン上に搭載されたICやCPUと接続する接続部とを備えている。本発明のカードコネクタ10に使用されるカード60としては、マルチメディアカード(登録商標)、SDカード(Secure Digital memory card、登録商標)、Mini−SDカード(Mini Secure Digital memory card、登録商標)、メモリースティック(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、コンパクトフラッシュ(登録商標)、xDカード(登録商標)、RS−MMCカード(Reduce Size MMC card、登録商標)、Transflashカード(登録商標)、Sカード(S card、登録商標)などのように、CPUあるいはメモリー用のICが内臓されたICカードが挙げられる。
本実施例のカードコネクタ10には、xDカードとメモリーステックカードとSDカードとマルチメディアカードの4枚が挿入できる構造になっている。
まず、本発明のポイントである端子16について説明する。この端子16は金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記端子16の材質としては、バネ性や成型性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
前記端子16は図3のように、一端側に前記カード60の側面と接触する接触部161と他端側に基板と接続する接続部163と該接続部163と前記接触部161との間に前記ハウジング12に固定する固定部162とを有し、略L字形状をしている。前記固定部162によって、前記端子16は前記ハウジング12に圧入によって固定され、前記接続部163は本実施例では基板の回路設計を考慮してSMT(表面実装)タイプにしたが、ディップタイプであってもよい。前記接触部161はSDカードの側面に接触する部分であって、接触し易いように湾曲させている。前記端子16はこのようにカード60の側面と接触し、基板に接続することで、カード60と基板との導通を図り、ESD対策を施している。
前記端子16の接触部161は前記ハウジング12の切欠け部26に突出するように設けられている。前記接触部161の先端は、前記カード60に傷つけ難いようにC面取りやR形状やテーパを設けることが望ましい。前記端子16は前記カード60が逆に挿入された場合に、前記端子16の先端が前記カード60の端面に当たることで逆挿し防止構造を施している。タイミング的には、前記カード60が逆に挿入された場合に、前記カード60が前記コンタクト14の接触部141に接触する前に、前記カード60の端面が前記端子16の先端に当たるようになっている。
次に、ハウジング12について説明する。このハウジング12は電気絶縁性のプラスチックであり、公知技術の射出成形によって製作され、この材質としては寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やこれらの合成材料を挙げることができる。前記ハウジング12には、複数の前記カード60が挿入される所要数の嵌合口24が設けられている。本実施例では、前記嵌合口24の数としては1つ設けている。前記嵌合口24の大きさは所要数の前記カード60が挿入でき、前記カード60が挿入された際にそれぞれのカード60に対応する前記コンタクト14や前記第一スイッチ端子18に接触できるように適宜設計されている。
前記ハウジング12は、少なくとも下部壁34と2つの側壁36、36と奥行壁38とを備えている。前記側壁36の一方側に、前記端子16の接触部161が前記嵌合口24内に突出できるような切欠け部26が設けられている。前記切欠け部26の位置は上述したようなタイミングで前記カード60が逆に挿入された場合に前記端子16と前記カード60とが当たるように適宜設計している。前記切欠け部26の大きさは前記端子16の接触部161が嵌合口24内に突出できればよく、前記ハウジング12の強度や前記カード60と前記端子16との接触安定性を考慮して適宜設計している。
前記ハウジング12のもう一方の側壁36には、前記カード60の挿抜を検出する所要数のスイッチ機構が設置している。該スイッチ機構としては、2つの端子(第一スイッチ端子18と第二スイッチ端子20)とを備えている。もう一方の前記側壁36には所定の位置に前記第一スイッチ端子18の一部が前記嵌合口24内に突出するような所要数の切欠部28が設けられている。前記切欠部28の位置は、それぞれの第一スイッチ端子18に対応する前記カード60に押圧され、それぞれの第一スイッチ端子18と第二スイッチ端子20とが接触できるように適宜設計している。前記切欠部28の大きさは前記第一スイッチ端子18の接点184が嵌合口24内に突出できればよく、前記ハウジング12の強度や前記カード60と前記第一スイッチ端子18との押圧を考慮して適宜設計している。
前記ハウジング12の奥行き方向には、SDカード60が挿入された際に前記コンタクト14の変位量を抑制し、コンタクト14の座屈を防止する凸部30が設けられている。該凸部30の位置及び大きさ、形状はこのような役割を考慮して適宜設計している。本実施例では前記凸部30の形状を、略三角錐にしている。
前記ハウジング12には、所要数の前記コンタクト14が保持・配列される複数種のコンタクト14に対応した挿入孔32が設けられている。複数種の前記コンタクト14は前記ハウジング12に圧入や一体成型等によって固定されている。
次に、複数種のコンタクト14について説明する。複数種の前記コンタクト14も前記端子16同様に金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。複数種の前記コンタクト14の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
複数種の前記コンタクト14は、少なくとも対応する前記カード60に接触する接触部141と前記ハウジング12に固定される固定部142と基板に接続する接続部143とを備えている。前記接触部141の形状としては、対応する前記カード60と接触し易いように湾曲形状にしている。それぞれの前記コンタクト14の前記接続部143は本実施例では基板の回路設計を考慮してSMT(表面実装)タイプにしたが、ディップタイプであってもよい。
本実施例では、複数種の前記コンタクト14の配列としては、嵌合側にxDカードに対応するコンタクトを、奥行き側(嵌合口と反対側)にメモリースティックカードに対応するコンタクトを、嵌合側と奥行き側のほぼ中間にSDカードとマルチメディアカードに対応するコンタクトを、それぞれ配置している。
次に、スイッチ機構について説明する。該スイッチ機構としては、それぞれのカードに対応する2つの端子(第一スイッチ端子18と第二スイッチ端子20)とを備えており、それぞれの2つの端子とも金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。それぞれのスイッチ機構の2つの端子の材質としては、バネ性や導電性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。
第一スイッチ端子18と第二スイッチ端子20は、少なくとも互いのスイッチ端子18、20と接触する接触部181、201と前記ハウジング12に固定する固定部182、202と基板に接続される接続部183、203とを備えている。なお、前記第一スイッチ端子18には、対応する前記カード60によって押圧される接点184も備えている。該接点184は、前記カード60を傷付け難いように湾曲形状にしている。
前記スイッチ機構としては、前記カード60が嵌合口に挿入される前は前記第一スイッチ端子18と前記第二スイッチ機構20は離間状態で、前記カード60の挿入が完了した際には前記第一スイッチ端子18の接点184が前記カード60によって押圧されるために前記第一スイッチ端子18の接触部181と前記第二スイッチ端子20の接触部201とが接触状態になり、第一スイッチ端子18と第二スイッチ端子20とが導通されることで前記カード60が挿入されたことを認識する。本実施例では、それぞれの第一スイッチ端子18及び第二スイッチ端子20の接続部183、203を基板の回路設計を考慮してSMT(表面実装)タイプにしたが、ディップタイプであってもよい。それぞれのスイッチ機構の位置は、対応するカード60の大きさや認識としての役割を考慮して適宜設計する。
最後に、シェル22について説明する。前記シェル22も金属製であり、公知技術のプレス加工によって製作されている。前記シェル22の材質としては、寸法安定性や加工性やばね性などが要求されるので、黄銅やベリリウム銅やリン青銅等を挙げることができる。前記シェル22は略コ字形状をしており、カードコネクタ10のノイズ対策のためのものであり、前記ハウジング12の上面側を覆うように、引っ掛けや圧入やカシメ等によって固定されている。
本発明の活用例としては、機器内の電子・電気機器やプリンターやカードリーダに使用されるカードコネクタに活用され、特にカードのESD対策や逆挿し防止対策に関するものである。
(A)嵌合側上方よりみた本発明のカードコネクタの斜視図である。(B)嵌合側下方よりみた本発明のカードコネクタの斜視図である。 (A)シェルを取り除いた状態の本発明のカードコネクタの斜視図である。(B)シェルを取り除いた状態でカードが挿入された状態の本発明のカードコネクタの斜視図である。 端子の斜視図である。 (A)シェルを取り除いた状態でカードが正規に挿入された状態の本発明のカードコネクタの斜視である。(B)シェルを取り除いた状態でカードが逆に挿入された状態の本発明のカードコネクタの斜視図である。
10 カードコネクタ
12 ハウジング
14 コンタクト
16 端子
141,161,181,201 接触部
142,162,182,202 固定部
143,163,183,203 接続部
18 第一スイッチ端子
184 接点
20 第二スイッチ端子
22 シェル
24 嵌合口
26 切欠け部
28 切欠部
30 凸部
32 挿入孔
34 下部壁
36 側壁
38 奥行壁
60 カード

Claims (5)

  1. 少なくとも1枚以上のカードが挿抜されるカードコネクタであって、前記カードと接触する接触部を有する複数のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングとを備えるカードコネクタにおいて、
    前記ハウジングの幅方向の一方に、前記カードと基板との導通を図るため、かつ、逆挿しを防止するための端子を設置し、前記ハウジングの所定の位置に前記端子の一部が前記嵌合口内に突出する切欠け部を設けると共に、前記ハウジングの奥行き方向に、1枚の前記カードが挿入された際に前記コンタクトの変位量を抑制し、前記コンタクトの座屈を防止する凸部を設けることを特徴とするカードコネクタ。
  2. 4枚のカードが挿抜されるカードコネクタであって、前記カードと接触する接触部を有する4種類のコンタクトと、該コンタクトが保持・配列されるとともに前記カードが挿入される嵌合口を有するハウジングとを備えるカードコネクタにおいて、
    前記ハウジングの幅方向の一方に、前記カードと基板との導通を図るため、かつ、逆挿しを防止するための端子を設置し、前記ハウジングの所定の位置に前記端子の一部が前記嵌合口内に突出する切欠け部を設けると共に、前記ハウジングの奥行き方向に、1枚の前記カードが挿入された際に前記コンタクトの変位量を抑制し、前記コンタクトの座屈を防止する凸部を設けることを特徴とするカードコネクタ。
  3. 前記カードが正規に挿入された際には前記カードの側面に前記端子が接触することで前記カードと基板との導通を図り、前記カードが逆に挿入された際には前記端子の先端が前記カードの端面に当たり逆挿しを防止することを特徴とする請求項1又は2記載のカードコネクタ。
  4. 一端側に前記カードの側面と接触する接触部と他端側に基板と接続する接続部と該接続部と前記接触部との間に前記ハウジングに固定する固定部とを有する略L字形状をした前記端子を設置し、前記ハウジングの幅方向のもう一方に、前記カードの挿抜を検出するスイッチ機構を設置し、前記ハウジングの所定の位置に前記スイッチ機構の一部が前記嵌合口内に突出する切欠部を設けることを特徴とする請求項1、2又は3記載のカードコネクタ。
  5. 前記ハウジングに、ノイズ対策用の金属製のシェルを装着することを特徴とする請求項1から項のうちいずれか1項記載のカードコネクタ。
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