JP4557747B2 - 洗濯機 - Google Patents

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本発明は、水槽内を循環する風を冷却および加熱する冷凍サイクルを備えた洗濯機に関する。
上記洗濯機には、風を熱交換ダクトの出口から水槽内を通して熱交換ダクトの入口に戻すように強制的に循環させる構成のものがある。この構成の場合、熱交換ダクト内の上流側および下流側に冷凍サイクルのエバポレータおよびコンデンサを収納し、風をエバポレータによって冷却することに基いて除湿し、除湿風をコンデンサによって加熱することに基いて温風化している。この洗濯機は熱効率が良い上に乾燥温度を低く抑えることができるので、省エネルギーおよびシワ低減の両点で従来のヒータ乾燥方式に変わる技術として注目されている。
特開2004−135715号公報 特公平6−75628号公報
上記洗濯機の場合、冷凍サイクルのコンプレッサ・コンデンサ・エバポレータが外箱の底板に直接的に固定されているので、配管済みのコンプレッサ〜エバポレータを外箱内に固定した状態で冷媒経路を真空化する真空化作業と冷媒経路内に注入口から冷媒を注入する注入作業と注入口をカシメてロウ付けするロウ付け作業を行わざるを得ない。このため、真空化作業〜ロウ付け作業を行うときの作業スペースが外箱によって制限されるので、真空化作業〜ロウ付け作業の能率が低下する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、冷媒経路を真空化する真空化作業と冷媒経路内に冷媒を注入する注入作業と冷媒の注入口をロウ付けするロウ付け作業を容易に行うことができる洗濯機を提供することにある。
本発明の洗濯機は、外箱内に収納され水を受ける水槽と、前記外箱内に前記水槽の外部に位置して収納された熱交換ダクトと、前記熱交換ダクトの入口から出口に向って風を流すファン装置と、前記熱交換ダクトの出口から前記水槽内に風を供給する給気ダクトと、前記水槽内から前記熱交換ダクトの入口に風を排出する排気ダクトと、前記熱交換ダクト内に収納され前記水槽内から前記熱交換ダクト内に排出された風を冷却する冷凍サイクルのエバポレータと、前記熱交換ダクト内に前記エバポレータの下流側に位置して収納され前記エバポレータが冷却した風を加熱する冷凍サイクルのコンデンサと、前記コンデンサおよび前記エバポレータに冷媒を流す冷凍サイクルのコンプレッサとを備え、前記熱交換ダクトと前記エバポレータと前記コンデンサと前記コンプレッサは前記外箱内に収納された共通のベースに装着され、前記エバポレータは前記コンプレッサから伝えられる振動で前記エバポレータのフィンに付着した結露水が当該フィンから落ちるように前記コンプレッサの近傍に前記コンデンサに比べて前記コンプレッサに接近するように配置されているところに特徴を有する。
熱交換ダクトとエバポレータとコンデンサとコンプレッサが外箱の構成部品とは相違する共通のベースに装着されているので、冷媒経路の真空化作業と冷媒の注入作業と注入口のロウ付け作業を行った後に熱交換ダクト〜コンプレッサを外箱内にベースと共に収納することができる。このため、冷媒経路の真空化作業〜注入口のロウ付け作業を外箱によって邪魔されることなく行うことができるので、冷媒経路の真空化作業〜注入口のロウ付け作業の能率が高まる。しかも、コンプレッサからエバポレータに伝えられる振動でエバポレータのフィンに付着した結露水がエバポレータのフィンから落ちるので、エバポレータの空気通路が狭くなることに基づいて特性の悪化を招くことが防止される
外箱1は金属板を接合することから構成されたものであり、図1に示すように、下面が開口する矩形箱状をなしている。この外箱1には金属板製の底板2が固定されており、外箱1の下面は底板2によって塞がれている。この底板2には複数の脚3が固定されており、複数の脚3は床面に載置されている。
外箱1の前板には円形状の凹部4が形成されており、凹部4の底板には円形孔状の出入口5が形成されている。この凹部4内にはドア6が収納されている。このドア6は出入口5を開閉するものであり、ドアフレーム7とドアガラス8とガラスカバー9を有している。ドアフレーム7は円環状をなすものであり、外箱1の凹部4内に垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。ドアガラス8は前面が開口する円形容器状をなすものであり、ドアフレーム7に固定されている。ガラスカバー9は円形板状をなすものであり、ドアフレーム7の開口部およびドアガラス8の開口部を前方から覆っている。
外箱1内には水槽10が収納されている。この水槽10は水を受ける貯水容器として機能するものであり、制振用の複数のダンパを介して外箱1の底板2に支持されている。この水槽10は後面が閉鎖された円筒状をなすものであり、軸心線CLが後方へ向って下降する傾斜状に配置されている。この水槽10の前端部には水槽カバー11が固定されている。この水槽カバー11は円環状をなすものであり、円形状の開口部13を有している。この水槽カバー11と外箱1の前板との間にはゴム製のベロー12が介在されており、ベロー12は外箱1の出入口5と水槽カバー11の開口部13との間を水密に連結している。
水槽10には最低部に位置して排水パイプ14が接続されている。この排水パイプ14は水槽10内の水を機外へ排出する排出通路に相当するものであり、排水パイプ14には排水弁15が介在されている。この排水弁15は排水弁モータを駆動源とするものであり、排水弁モータが駆動することに連動して排水パイプ14を開放する開放状態および排水パイプ14を閉鎖する閉鎖状態に切換わる。外箱1内には給水弁16が収納されており、給水弁16の入力ポートは水道の蛇口に接続されている。この給水弁16の出力ポートは水槽10内に接続されており、給水弁16の開放状態では水道水が水槽10内に注入される。
水槽10の後面には軸受台17が固定されている。この軸受台17は水槽10と同軸な円筒状をなすものであり、軸受台17の外周面にはステータ18が固定され、軸受台17の内周面には2個の軸受19の外輪が固定されている。これら両軸受19の内輪には回転軸20が固定されており、回転軸20の後端部には水槽10の外部に位置してロータ21が固定されている。これらステータ18と回転軸20とロータ21はアウタロータ形の洗濯モータ22を構成するものであり、洗濯モータ22のロータ21はステータ18に対して相対的に回転可能にされている。
洗濯モータ22の回転軸20には回転槽に相当するドラム23が固定されている。このドラム23は後面が閉鎖された円筒状をなすものであり、水槽10内に同軸状に収納されている。このドラム23には複数の貫通孔24が形成されている。これら貫通孔24はドラム23の内部空間を水槽10の内部空間に接続するものであり、水槽10内の水およびドラム23内の水は複数の貫通孔24を通して相互に流通する。このドラム23の前板には円形孔状の開口部25が形成されている。この開口部25は水槽10の開口部13に軸方向から対向するものであり、ドラム23内には出入口5から開口部13および開口部25を通して洗濯物が投入される。このドラム23は洗濯モータ22をダイレクトドライブ式の駆動源として回転するものであり、ドラム23の相対的な低速回転時には洗濯物が持上げられた後に落下する動作が繰返され、ドラム23の相対的な高速回転時には洗濯物がドラム23の内周面に遠心力で貼付いたまま回転する。
水槽10の後板には頂上部に位置して給気ダクト26の出口が接続されている。この給気ダクト26は水槽10内に乾燥風を供給するものであり、水槽10の後板の傾斜に沿って上下方向へ延びている。この水槽10の後板には円環状の風向板27が固定されている。この風向板27と水槽10の後板との間には空間状の風通路28が形成されており、給気ダクト26の出口から放出された乾燥風は風向板27に当ることに基いて回転軸20側へ向かって流れる。
ドラム23の後板には中央部に位置して給気口29が形成されている。この給気口29は複数の貫通孔から構成されたものであり、ドラム23の後板には給気口29の外周部に位置して円環状のドラムカバー30が固定されている。このドラムカバー30の内周部には筒状のダクト31が形成されている。このダクト31にはスリップリング32が固定されており、スリップリング32は風向板27に接触している。このスリップリング32は風向板27とダクト31との隙間を塞ぐものであり、乾燥風は風通路28からダクト31および給気口29を通してドラム23内に放出され、ドラム23の貫通孔24を通して脱出する。水槽カバー11の頂上部には排気ダクト33の入口が接続されている。この排気ダクト33は水槽カバー11の傾斜に沿って上下方向へ延びるものであり、ドラム23内を脱出した乾燥風は排気ダクト33内に流れ込む。
外箱1内にはヒートポンプユニット40が収納されている。このヒートポンプユニット40は排気ダクト33から排出された乾燥風を冷却することに基いて除湿し、除湿後の低湿度の乾燥風を昇温して給気ダクト26からドラム23内に供給するものであり、図2に示すように、冷凍サイクル41を有している。この冷凍サイクル41はコンプレッサ42とコンデンサ43とキャピラリチューブ44とエバポレータ45とアキュームレータ46を有するものであり、冷媒の流通経路はコンプレッサ42→コンデンサ43→キャピラリチューブ44→エバポレータ45→アキュームレータ46→コンプレッサ42の順序に固定されている。以下、ヒートポンプユニット40の詳細構成について説明する。
外箱1内には、図1に示すように、ベースに相当する金属製の台板51が固定されている。この台板51の4隅部にはゴム製の脚52が固定されており、台板51は4本の脚52を外箱1の底板2に固定することに基いて水平状態に保持されている。尚、符号75は複数の脚52から構成された除振機構を示している。
台板51には複数のスペーサ53を介して熱交換ダクト54が固定されている。この熱交換ダクト54は前後方向へ真直ぐに延びる角筒状をなすものであり、熱交換ダクト54の後端部にはダクト状のファンケーシング55が接合されている。この熱交換ダクト54内には後端部および前端部に位置してコンデンサ43およびエバポレータ45が収納されており、排水パイプ14はエバポレータ45の下方に挿入されている。尚、符号56は熱交換ダクト54を台板51にスペーサ53を介して固定するねじを示している。
ファンケーシング55の後端部には後ダクト57が形成されている。この後ダクト57と給気ダクト26との間に蛇腹状の給気ホース58が介在されており、熱交換ダクト54の内部空間はファンケーシング55および給気ホース58を介して給気ダクト26に接続されている。熱交換ダクト54の前端部には前ダクト59が形成されている。この前ダクト59と排気ダクト33との間には蛇腹状の排気ホース60が介在されており、熱交換ダクト54の内部空間は排気ホース60を介して排気ダクト33に接続されている。
ファンケーシング55にはファンモータ61が固定されている。このファンモータ61はファンケーシング55の外部に配置されたものであり、ファンモータ61の回転軸にはファン62が連結されている。このファン62はファンケーシング55内に収納されたものであり、ファンケーシング55内にはファン62の前方に位置して円環状のベルマウス63が固定されている。このファン62は軸方向から風を吸込んで遠心方向に吐出する遠心形のものであり、ファンモータ61の駆動時にはドラム23内の空気が排気ダクト33から排気ホース60を通して熱交換ダクト54内の前端部に吸引される。そして、熱交換ダクト54内に沿って後方へ流れ、給気ホース58から給気ダクト26を通して水槽10内に吐出される。即ち、エバポレータ45およびコンデンサ43は送風経路の上流側および下流側に配置されたものであり、ファンモータ61およびファン62はエバポレータ45からコンデンサ43に向って風を流すファン装置74を構成するものである。
台板51の左前隅部には、図3に示すように、コンプ台64が固定されている。このコンプ台64は三角形状の金属板から構成されたものであり、コンプ台64の3隅部には、図4に示すように、筒状のスペーサ65が固定されている。これら各スペーサ65は金属を材料に形成されたものであり、コンプ台64は上方から各スペーサ65を通して台板51に固定部材に相当するネジ77を締込むことに基いて固定されている。
コンプ台64にはコンプレッサ42が固定されており、コンプレッサ42は、図1に示すように、エバポレータ45の側方に熱交換ダクト54の壁部を挟んで隣接配置されている。このコンプレッサ42はコンプモータを内蔵するものであり、コンプレッサ42の吐出口には連結パイプ66の一端部が接続されている。この連結パイプ66は、図3に示すように、熱交換ダクト54に沿って前後方向へ延びる直線部67を有するものであり、連結パイプ66の他端部は熱交換ダクト54内でコンデンサ43の入口に接続されている。
コンデンサ43の出口には連結パイプ68の一端部が接続されており、連結パイプ68の他端部にはキャピラリチューブ44の入口が接続されている。このキャピラリチューブ44は熱交換ダクト54の外部に配置されたものであり、キャピラリチューブ44の出口は熱交換ダクト54内でエバポレータ45の入口に接続されている。このエバポレータ45の出口には連結パイプ69の一端部が接続されており、連結パイプ69の他端部にはアキュームレータ46の入口が接続されている。このアキュームレータ46は熱交換ダクト54の外部に配置されたものであり、アキュームレータ46の出口は、図4に示すように、連結パイプ70を介してコンプレッサ42の吸入口に接続されている。
下記(1)〜(3)は冷凍サイクル41の製造手順である。
(1)コンプレッサ42・連結パイプ66・コンデンサ43・連結パイプ68・キャピラリチューブ44・エバポレータ45・連結パイプ69・アキュームレータ46・連結パイプ70を相互にロウ付けする。
(2)冷凍サイクル41内にヘリウムガスを封入し、ヘリウムガスが漏れていないことをヘリウムディテクタで確認する。
(3)冷凍サイクル41内からヘリウムガスを取出し、真空引きを行った上で冷媒を封入する。
冷凍サイクル41を(1)〜(3)の手順で製造するにあたって、冷凍サイクル41を外箱1の底板2に直接に装着する構成では作業性が非常に悪い。即ち、洗濯機として必要な部品が組付けられている環境でロー付け作業および真空引き作業を行うことは非効率的である。このため、冷凍サイクル41を構成するのに必要な複数の要素を単独で取扱うことが可能なヒートポンプユニット40として構成した。従って、ヒートポンプユニット40を専門的な組立部署で組立てることができるので、組立が容易になるばかりでなく、設備等も他の製品の部品組立等と共用できる。これにより、設備投資等も少なくなるので、安くて良い製品を製造することが可能になる。しかも、試験等も確実に行うことができるので、製品の信頼性も高くなる。
コンプレッサ42はピストンまたはロータで冷媒を圧縮する機構を内蔵しているので、コンプレッサ42の運転時には大きな振動が発生する。これに対処するために従来ではコンプ台64に防振ゴムを取付け、除振する構成になっていた。このように除振することで通常50Hz前後の振動が外箱1に伝わって音や振動の問題としてクレームになることを防止していた。しかしながら、コンプレッサ42の上部には連結パイプ66が取付けられており、回転の立上がり時には連結パイプ66が防振ゴムの除振作用の影響で振動する。このため、連結パイプ66が疲労破壊を起すことが知られている。これを防ぐために連結パイプ66をUターンさせる等して遊びを設け、振動による疲労を防止していた。この構造を洗濯乾燥機に適用したときには脱水処理で問題が発生することが判明した。即ち、脱水時に洗濯物がドラム23内に偏って分布しているときにはドラム23が大きく揺れる。この振動を外箱1に極力伝えない目的でダンパによって柔支持しているが、それでも外箱1の全体が振動系の共振時に揺れる。定常時にも他の製品に比べると非常に大きな振動が内部で連続的に発生している。これにヒートポンプユニット40の柔支持を組合わせたときには脱水時の共振点や定常振動の際にコンプレッサ42が長時間加振される。この揺れはコンプレッサ42自身が揺れる振動より大きくて長いので、連結パイプ66が疲労破断してしまうことになる。これに対処するためにコンプレッサ42をコンプ台64を介して台板51に一体化し、ヒートポンプユニット40の全体をゴム製の脚52によって除振する構成としたので、コンプレッサ42の振動が外箱1に伝わり難くなる。また、脱水時にはヒートポンプユニット40が加振されるが、コンプレッサ42とエバポレータ45と熱交換ダクト54と連結パイプ66が一体的に振動するので、連結パイプ66に疲労破断や変形が生じない。即ち、コンプレッサ42の除振機能を持ちながら連結パイプ66の疲労破断を防止することができる。
特開2003−135715号公報では冷凍サイクルを外箱1内の上部に配置する技術が記載されている。この構成では脱水時に外箱1が脚3を中心に頭を振るような振動が発生するので、コンプレッサ42の揺れが大きくなり、連結パイプ66が疲労破断する可能性も高まる。しかも、製品の重量バランスの関係で搬入時に不安定で持ち運び難い欠点もある。外箱1の底部にヒートポンプユニット40を配置することで脱水振動の影響を最小限に抑えることが可能になる。しかも、重量バランスも下方が重くなることで安定的になり、搬入を行い易くなる。特にヒートポンプユニット40を除振するときには上部に配置するものに比べて少ない揺れに対処するだけで十分に除振することができるので、除振機能も最大限に発揮することができる。
エバポレータ45には多量の結露水が付着する。この結露水の付着量はエアコンに比べて数倍から10倍強である。エバポレータ45はフィン型の熱交換器から構成されている。このエバポレータ45はアルミフィンが「1mm〜1.5mm」間隔で配列されている。このため、エバポレータ45で多量の結露水が発生したときにはフィン相互間が結露水で一杯になり、結露水が流れ落ち難くなる。従って、空気通路が狭くなるので、特性の悪化を招く。これを防ぐためには振動を利用すれば良い。即ち、コンプレッサ42をエバポレータ45の近傍に配置することでコンプレッサ42からエバポレータ45に振動を伝え、フィンの結露水を落としている。
ヒートポンプユニット40では2つの熱交換器43および45が使用されており、風路の損失抵抗が大きいので、静圧の大きなファン62が使用される。このファン62は入力も大きくなるので、振動も大きくなる。これを外箱1に直接的に取付けたときにはファン62の振動で外箱1が揺れ、騒音が発生する可能性がある。これに対処するためにファン装置74をファンケーシング55を介して台板51に搭載し、ヒートポンプユニット40に除振機能を持たせた。このため、コンプレッサ42の振動を除振することに加え、ファン62の振動も除振することができる。従って、ファン62単独で除振機能を持たせることなく振動や騒音を減らすことができる。
熱交換ダクト54の底板には、図1に示すように、傾斜面71が形成されている。この傾斜面71は前方へ向って下降するものであり、エバポレータ45は傾斜面71上に固定されている。この傾斜面71の前方には水抜き孔72が形成されている。この水抜き孔72は熱交換ダクト54を貫通するものであり、エバポレータ45で発生する結露水は傾斜面71に沿って前方へ流れ、水抜き孔72を通して熱交換ダクト54の外部に排出される。この熱交換ダクト54内にはリントフィルタ73が固定されている。このリントフィルタ73は糸くず等の異物を捕捉するものであり、エバポレータ45の前方に配置されている。
外箱1内にはマイクロコンピュータを主体に構成された制御装置が収納されており、制御装置は乾燥有りの標準コースが設定された状態でスタートスイッチが操作されたことを検出したときにはROMに記録された制御プログラムおよび制御データに基いて洗い処理・すすぎ処理・脱水処理・乾燥処理を順に実行する。
洗い処理は水槽10内に水道水を貯留し、洗濯モータ22を洗い速度で回転操作するものであり、洗い処理ではドラム23内の洗濯物が洗剤を含む水中に落下する動作が繰返されることに基いて洗濯物から汚れが排出される。すすぎ処理は水槽10内に新たに水道水を貯留し、洗濯モータ22をすすぎ速度で回転操作するものであり、すすぎ処理ではドラム23内の洗濯物が水中に落下する動作が繰返されることに基いて洗濯物から洗剤が排出される。
脱水処理は洗濯モータ22を脱水速度で回転させるものであり、脱水処理ではドラム23内の洗濯物がドラム23の内周面に遠心力で貼付いたまま回転することに基いて洗濯物から水分が遠心力で排出される。乾燥処理はコンプモータおよびファンモータ61のオン状態で洗濯モータ22を回転させ、ドラム23内の洗濯物に温風を吹付けることに基いて洗濯物を乾燥させるものである。この乾燥処理では、下記(11)〜(13)に示すように、冷媒が冷凍サイクル41内を流れ、熱交換ダクト54内を流れる乾燥風が熱交換される。
(11)コンプレッサ42から吐出された高温度の冷媒は連結パイプ66を通してコンデンサ43内に流れ込む。ここで熱交換ダクト54内を流れる乾燥風と高温度の冷媒との間で熱交換が行われ、乾燥風が温風化される。この温風は給気ダクト26から水槽10内に供給され、水槽10内から給気口29を通してドラム23内に注入される。そして、ドラム23内から貫通孔24を通して脱出し、排気ダクト33から熱交換ダクト54内に戻る。
(12)冷媒はコンデンサ43から連結パイプ68を経由してキャピラリチューブ44内に流れ込み、蒸発に適した圧力および流量に調整される。
(13)冷媒はキャピラリチューブ44からエバポレータ45内に流れ込み、エバポレータ45内で蒸発する。このとき、熱交換ダクト54内に戻された乾燥風とエバポレータ45内の冷媒との間で熱交換が行われ、熱交換ダクト54内に戻された乾燥風が露点以下に冷却されることに基いて除湿され、コンデンサ43に供給される。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
コンプレッサ42とコンデンサ43とエバポレータ45と熱交換ダクト54を外箱1の構成部品とは相違する共通の台板51に装着したので、冷凍サイクル41の冷媒経路の真空化作業と冷媒の注入作業と注入口のロウ付け作業を行った後にコンプレッサ42〜エバポレータ45を外箱1内に台板51と共に収納することができる。このため、冷媒経路の真空化作業〜注入口のロウ付け作業を外箱1によって邪魔されることなく行うことができるので、冷媒経路の真空化作業〜注入口のロウ付け作業の能率が高まる。
エバポレータ45と熱交換ダクト54との間には、図5に示すように、複数の圧縮コイルスプリング81が介在されている。これら各スプリング81は揺れ増幅部材に相当するものであり、エバポレータ45の前端部に装着されている。このエバポレータ45はコンデンサ43に比べて揺れ易い構造になっている。即ち、スプリング81はコンプレッサ42の振動で揺れるように設定されており、「0.1mm」程度の振幅で揺れるように設定されている。このため、エバポレータ45のフィン相互間に付着した結露水が振動で落下し易くなるので、フィン相互間が結露水によって目詰まりすることが一層確実に防止される。
上記実施例2においては、エバポレータ45をコイルスプリング81によって支持したが、これに限定されるものではなく、例えば板バネによって支持しても良い。
外箱1の底板2には、図6に示すように、除振機構82が装着されている。この除振機構82は底板2の4隅部に固定された4個の脚83から構成されたものであり、各脚83はゴムを材料に形成されている。これら各脚83は水平な本体部84および垂直な支持部85を有するL字状をなすものであり、各本体部84は床面に設置され、各支持部85は開口部86を通して外箱1内に挿入されている。この開口部86は外箱1の底板2に形成されたものであり、各支持部85にはヒートポンプユニット40の台板51が固定されている。即ち、台板51は外箱1を床面に載置するゴム製の4本の脚83によって支持されている。
外箱1の脚83はヒートポンプユニット40を除振する除振機能を有している。これは外箱1の振動をヒートポンプユニット40に確実に伝えないことを目的とするものである。即ち、ヒートポンプユニット40の除振用の脚52を外箱1の底板2に取付けたときには外箱1の振動が脚52を加振することになる。このため、いくら除振しても若干量の振動がヒートポンプユニット40に伝わる。この振動がコンプレッサ42の揺れを発生させ、ヒートポンプユニット40の信頼性を下げる傾向がある。ヒートポンプユニット40を脚83で支えることはヒートポンプユニット40の振動低減効果を顕著にするものである。この脚83は建物の床面に設置されるので、外箱1の振動はこの点で最も小さくなる。従って、脚83を介して脱水時の振動がヒートポンプユニット40に伝わり難くなる。これにより、コンプレッサ42および連結パイプ66に不必要なストレスが加わることがなくなるので、エアコン等と同様の高い信頼性を確保することができる。
台板51には、図7に示すように、貫通孔91が形成されている。この貫通孔91は開口部に相当するものであり、貫通孔91内には下方からボルト92が挿入されている。このボルト92は雄ねじ部材に相当するものであり、頭部93と径寸法が大きな円柱状の第1のロッド部94と径寸法が中程度の円柱状の第2のロッド部95と径寸法が小さな円柱状の雄ねじ部96を有している。
熱交換ダクト54には円筒状の筒部97が形成されている。この筒部97は熱交換ダクト54の外部空間に通じるものであり、熱交換ダクト54の内部空間に対して隔絶されている。この筒部97内にはボルト92の第1のロッド部94が挿入されており、ボルト92の雄ねじ部96は雌ねじ部材に相当する輸送金具98に螺合されている。この輸送金具98は水槽10に固定されたものであり、頭部93の上端面はボルト93が複数のダンパのばね力で持上げられることに基いて台板51に密着し、第1のロッド部94の上端面はボルト93が複数のダンパのばね力で持上げられることに基いて熱交換ダクト54に密着している。即ち、ボルト92は台板51および熱交換ダクト54を水槽10に締結することに基いて3者を揺止め状態に固定するものである。
上記実施例4によれば、台板51の貫通孔91から熱交換ダクト54の筒部97を通して輸送金具98にボルト92を螺合した。このため、ヒートポンプユニット40の存在に邪魔されることなく下方から水槽10およびヒートポンプユニット40間を締結することができるので、製品を輸送するときに水槽10が振動することが防止される。
ドラム式洗濯機では水槽の揺れがある。このため、製品を輸送するときに水槽が内部で揺れないように製品の後面から水槽の固定部にネジを螺合している。しかも、外箱1の底から発泡スチロール等を入れ、水槽の下部の輸送金具を固定している。しかしながら、ヒートポンプユニット40を底部に搭載したドラム式洗濯機の場合には後面からの固定は従来通りに行うことができるが、下方からの固定ができない。即ち、ヒートポンプユニット40が外箱1の底部の全体を覆う程度の面積を占めているので、発泡スチロールを入れて水槽の下部の輸送金具等を固定することができない。これに対処するためにボルト92を下から挿入し、輸送金具98に螺合した。このため、水槽10が下方に呼び込まれ、ボルト92の段差部まで固定することで、水槽10がボルト92を介してヒートポンプユニット40に固定されることになる。このボルト92が挿入される筒部97は熱交換ダクト54内に直径寸法「20mm」程度の円形状に設けられており、熱交換ダクト54は残余部分を利用して乾燥風を流すことができる。この構成にすることでボルト92を利用しただけで水槽10の下方固定が可能になる。しかも、熱交換ダクト54の高さを利用しているので、固定部材を最小限で済ますことができる。
実施例1を示す図(洗濯機の内部構成を示す断面図) ヒートポンプを示す図 ヒートポンプユニットの外観を示す斜視図 コンプレッサの取付状態を示す図 実施例2を示す図1相当図 実施例3を示す図1相当図 実施例4を示す図1相当図
符号の説明
1は外箱、10は水槽、26は給気ダクト、33は排気ダクト、41は冷凍サイクル、42はコンプレッサ、43はコンデンサ、45はエバポレータ、51は台板(ベース)、54は熱交換ダクト、74はファン装置、75は除振機構、81は圧縮コイルスプリング(揺れ増幅部材)、82は除振機構、91は貫通孔(開口部)、92はボルト(雄ねじ部材)、97は筒部、98は輸送金具(雌ねじ部材)を示している。

Claims (5)

  1. 外箱内に収納され、水を受ける水槽と、
    前記外箱内に前記水槽の外部に位置して収納された熱交換ダクトと、
    前記熱交換ダクトの入口から出口に向って風を流すファン装置と、
    前記熱交換ダクトの出口から前記水槽内に風を供給する給気ダクトと、
    前記水槽内から前記熱交換ダクトの入口に風を排出する排気ダクトと、
    前記熱交換ダクト内に収納され、前記水槽内から前記熱交換ダクト内に排出された風を冷却する冷凍サイクルのエバポレータと、
    前記熱交換ダクト内に前記エバポレータの下流側に位置して収納され、前記エバポレータが冷却した風を加熱する冷凍サイクルのコンデンサと、
    前記コンデンサおよび前記エバポレータに冷媒を流す冷凍サイクルのコンプレッサとを備え、
    前記熱交換ダクトと前記エバポレータと前記コンデンサと前記コンプレッサは、前記外箱内に収納された共通のベースに装着され、
    前記エバポレータは、前記コンプレッサから伝えられる振動で前記エバポレータのフィンに付着した結露水が当該フィンから落ちるように前記コンプレッサの近傍に前記コンデンサに比べて前記コンプレッサに接近するように配置されていることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記ベースは、除振機構を介して前記外箱内に装着されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記エバポレータは、前記熱交換ダクト内に揺れ増幅部材を介して装着されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の洗濯機。
  4. 前記ベースには、前記ファン装置が装着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の洗濯機。
  5. 前記熱交換ダクト内に設けられ、前記熱交換ダクトの内部空間に対して隔絶された筒部と、
    前記ベースに設けられた開口部と、
    前記水槽に設けられた雌ねじ部材と、
    前記ベースの開口部から前記熱交換ダクトの筒部を通して前記雌ねじ部材に螺合され、前記水槽を前記台板および前記熱交換ダクトに固定する雄ねじ部材とを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の洗濯機。
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