JP4353061B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯、脱水、乾燥を同一回転槽内で行う洗濯乾燥機に関するものである。
従来のこの種の洗濯乾燥機は、図10に示すような構成が一般的であった。
以下、その構成について説明する。図10に示すように、筐体1の内部には、複数のサスペンション2によって弾性的に支持された円筒状の水槽3を設け、洗濯・脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。水槽3の内部には、洗濯または乾燥対象物4(以下、「衣類4」という)を収容する円筒状で横軸型の回転槽5を回転可能に配設し、駆動モータ6により回転軸6aを回転させて回転駆動する。
回転槽5の内壁には、衣類を撹拌する複数のバッフル(図示せず)が設けられ、回転槽5の周壁には、小孔5aを多数設けている。筐体1の前面には衣類4を出し入れする開口部1aと、これを開閉する扉7が設けられている。水槽3および回転槽5の前面側にも同様の開口部3a、5bを有し、この水槽3の開口部3aはベローズ8によって筐体1の開口部1aと水密に連結されている。水槽3の底部には洗濯水を排出する排水口9を有し、排水弁10を介して排水ホース11に連結され、その先端部は機外に導出されている。
送風機12は、ヒータ13によって加熱された温風を、給気口14から回転槽5内に送風供給するものである。循環ダクト15は、回転槽5および水槽3を通過した湿った乾燥用空気の除湿を行うもので、一端を水槽3の下部の排気口16に接続し、他端を送風機12に接続している。給水弁17は、水道の蛇口等に接続された給水ホース18からの給水を制御する。
上記構成において、洗濯運転を行う場合は、扉7を開けて回転槽5内へ衣類4および洗剤を入れて運転を開始する。まず、給水弁17が、洗濯水側の給水口(図示せず)を開き、水槽3および回転槽5内に所定量の水が供給されると、駆動モータ6が作動し回転槽5が回転駆動され洗浄動作を行う。所定時間後、駆動モータ6が停止して排水弁10が開き、汚れた水が回転槽5および水槽3から排水され、排水ホース11を介して機外の排水場所へ排水される。次に、上記と同様に水槽3および回転槽5に水が供給され、すすぎ動作を行う。すすぎが終了すると排水弁10が開いて排水された後、回転槽5が駆動モータ6により高速で回転駆動されることにより、衣類4の脱水が行われる。
以上のように洗濯・脱水運転が終了すると、乾燥運転が開始する。乾燥工程では駆動モータ6により低速で回転槽5を回転駆動させ衣類4を撹拌しながらヒータ13で加熱された空気は温風となり、送風機12により矢印aの方向に送風され、給気口14から回転槽5内へ送り込まれる。この温風は、衣類4の水分を奪った後、回転槽5の小孔5aから水槽3内を通過して排気口16を経て循環ダクト15へ至る。
このとき給水弁17が、冷却水側の給水口(図示せず)を開いており、循環ダクト15内には冷却水が注水されている。衣類4の水分を奪って湿気を含んだ温風がこの循環ダクト15内を通過するとき、冷却水により冷却されて水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて矢印に示すように再び送風機12へ戻る。この冷却水および結露水は排水弁10を介して機外へ排水される。この送風機12、ヒータ13、給気口14、回転槽5、水槽3、排気口16、循環ダクト15の循環経路で温風を循環させることにより、回転槽5内の衣類4を乾燥させることができる。
上記従来の構成では、衣類4の乾燥に使用された熱は、循環ダクト15の冷却水もしくは筐体1からの放熱によって全て外部に捨てられるものであり、再利用されることがなかった。
そこで、冷媒を圧縮する圧縮機と、圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結して構成したヒートポンプサイクルを洗濯乾燥機に設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この構成によれば、衣類より蒸発させた水分を吸熱器に結露させることにより効率よく衣類の乾燥が行える。
特公平6−75628号公報
しかしながら、上記従来の洗濯乾燥機に搭載されたヒートポンプサイクルは、上述したように主要ヒートポンプサイクル部品である圧縮機と、放熱器と、絞り手段と、吸熱器とを銅管などの管路で連結して高圧の冷媒を循環させるが、ヒートポンプサイクル部品は単体又はユニットとして筐体1の下部に設置する等の方法がある。
しかし、何れも洗濯乾燥機としてのコンパクト性に欠け、重心が高くなることから振動や騒音が増加するという課題があり、コンパクト性向上、低振動化、低騒音化等が不可欠であった。また、風路内に設置した吸熱器、放熱器が水槽より下部に設置されていることから、洗濯時の泡や洗浄水の侵入による熱交換器等の冷凍サイクル部品等の信頼性、耐久性が低下するという課題があった。
また結露水の処理においてはポンプ等で、水槽の最高水面より上部へ結露水を上げて排水処理する必要があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、コンパクト性や低振動、低騒音及び熱交換器の信頼性、耐久性、結露水の排水性に優れた洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、筐体内に弾性支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、衣類乾燥用で前記水槽に取付けた熱交換器と、前記回転槽内に風を送る送風機と、前記送風機と連通すると共に前記熱交換器を内蔵する風路と、前記熱交換器と冷媒が循環するように管路で連結された圧縮機とを有するヒーポンプサイクルを具備し、前記圧縮機を前記水槽に固定することにより、前記水槽の重心位置を低下させ振幅を抑制するように構成したことによりコンパクト性に優れ、また風路を短く構成することができるので通風抵抗が小さくなり、風量を増加させることができるので乾燥効率が向上する。また、圧縮機と水槽と同一振動系に設置することからヒートポンプサイクルの構成をシンプルにできるためコンパクト性に優れ、また水槽の重量が増加し重心位置が下がるので、水槽の振動振幅が抑えられ、騒音、振動を低減することができる。
本発明の洗濯乾燥機は、コンパクト、低振動、低騒音で、しかも熱交換器の信頼性、耐久性および結露水の排水性に優れている。
第1の発明は、筐体内に弾性支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、衣類乾燥用で前記水槽に取付けた熱交換器と、前記回転槽内に風を送る送風機と、前記送風機と連通すると共に前記熱交換器を内蔵する風路と、前記熱交換
器と冷媒が循環するように管路で連結された圧縮機とを有するヒーポンプサイクルを具備し、前記圧縮機を前記水槽に固定することにより、前記水槽の重心位置を低下させ振幅を抑制するように構成したことによりコンパクト性に優れ、また風路を短く構成することができるので通風抵抗が小さくなり、風量を増加させることができるので乾燥効率が向上する。また、圧縮機と水槽と同一振動系に設置することからヒートポンプサイクルの構成をシンプルにできるためコンパクト性に優れ、また水槽の重量が増加し重心位置が下がるので、水槽の振動振幅が抑えられ、騒音、振動を低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の熱交換器を水槽の外周に設けたもので、よりコンパクト性に優れた洗濯乾燥機を実現することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の水槽を略円筒状とし、熱交換器を前記水槽の外周面に沿うように湾曲させて設けたものであり、熱交換器を湾曲させて設置するためさらにコンパクト性に優れた洗濯乾燥機を実現することができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の熱交換器を水槽の背面に設けたものであり、水槽の背面に熱交換器を設置することによりコンパクト性に優れた洗濯乾燥機を実現することができる。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の水槽の下部中央部に圧縮機を固定したものであり、水槽の重量を増加させ重心位置を低下させることにより水槽の振幅が抑えられ、騒音、振動を低減することができる。
第6の発明は、特に、第1〜4のいずれか1つの発明の水槽の外周下部両端部には、一端に圧縮機を固定するとともに、他端に前記水槽の振幅を抑制するバランサを前記水槽の外周下部に固定して配置したものであり、水槽の重量を増加させ重心位置を低下させ振動のバランスを最適化することにより水槽の振動振幅が抑えられ、騒音、振動を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯乾燥機の外観斜視図で、図2は、同洗濯乾燥機の筐体1の背面1c方向から見た断面図、図3は、同筐体1の側面1b方向から見た断面図、図4は、同洗濯乾燥機のヒートポンプサイクルの構成と乾燥用空気の流れを示すシステム概念図である。
図に示すように、筐体1の内部には、複数のサスペンション2によって弾性的に支持された円筒状の水槽3を設け、洗濯・脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する。水槽3の内部には、衣類4を収容する円筒状で横軸型の回転槽5を回転自在に設け、駆動モータ6により回転駆動される。筐体1の前面には衣類4を出し入れする開口部1aと、これを開閉する扉7が設けられている。水槽3および回転槽5の前面側にも同様の開口部3a、5bを有し、この水槽3の開口部3aはベローズ8によって筐体1の開口部1aと水密に連結されている。水槽3の底部には洗濯水を排出する排水口9を有し排水弁10、排水ホース11に連結されている。
送風手段を構成する送風機12は、筐体1の上面1dと水槽3が成す隅部空間に位置するように、水槽3の外周面に設けられている。送風機12は水槽3の背面に設けた送風路20と連通し、送風路20から入った空気を矢印bの方向に送風して給気口14から回転
槽5内に供給する。そして回転槽5を通過し水槽3の排気口16から出てきた空気は送風機12により吸入される。
水槽3の背面部には、ヒートポンプサイクルを構成する熱交換器からなる吸熱器21に矢印eの方向に空気を流す吸熱器風路22と、同様に熱交換器からなる放熱器23に矢印fの方向に空気を流す放熱器風路24とが湾曲状に並べて配設され、この吸熱器風路22と放熱器風路24とは循環ダクト25で連通して吸熱器21および放熱器23を通過する空気が曲線的に流れるようになっている。この吸熱器風路22と放熱器風路24と循環ダクト25は一体に構成され、水槽3の背面部に固定されている。
送風機12で送風される乾燥用空気は、図3の矢印bに示すように、送風路20を通り給気口14から回転槽5内に入り、回転槽5内の衣類4を通過した後、排気口16から出て、送風機12を通って吸熱器風路22の吸熱器21を通過し、循環ダクト25を介して放熱器風路24の放熱器23を通過して送風機12へ戻り、循環するようになっている。また、横型の圧縮機26と、圧縮された冷媒の熱を放熱する放熱器23と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り弁や毛細管等からなる絞り手段27と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器21とが、冷媒が循環するように管路28で連結されており、冷媒は矢印hの方向に流れて循環し、ヒートポンプサイクルが構成されている。
圧縮機26、吸熱器21、放熱器23等のヒートポンプサイクルを構成する主要部品は水槽3の外周面に設置されている。
次に、以上のような構成を有する洗濯乾燥機の動作について説明する。
洗浄工程では、排水弁10を閉じた状態で水槽3内に所定の水位に達するまで給水を行い、駆動モータ6により衣類4と洗浄水の入った回転槽5を回転させて洗浄を行う。また、洗浄後の濯ぎ工程でも、洗浄工程と同様に水槽3内に給水され、回転槽5を回転させて衣類4の濯ぎを行う。脱水工程では、排水弁10を開いて機外へ水を排水した後、駆動モータ6により衣類4の入った回転槽5を高速回転して脱水する。
乾燥工程では、ヒートポンプサイクルの圧縮機26を作動させると、冷媒が圧縮され、この圧力により放熱器23、絞り手段27、吸熱器21を循環する。放熱器23では冷媒の圧縮で熱が放出され、吸熱器21では絞り手段27で減圧されて低圧となった冷媒により熱が吸収される。このとき送風機12が作動し、放熱器23及び圧縮機26の放熱により加熱された温風が送風路20を通って給気口14から回転槽5内に送風される。回転槽5は駆動モータ6により回転駆動され衣類4は上下に撹拌される。
回転槽5内に送風された温風は、この衣類4の隙間を通るときに水分を奪い、湿った状態で水槽3の排気口16を経て送風機12を通り、吸熱器風路22に至る。この湿った温風は、吸熱器21を通過する際に顕熱と潜熱が奪われて除湿され、乾いた空気と結露水に分離される。この乾いた空気は、循環ダクト25を通って放熱器風路24に入り、放熱器23で再び加熱され温風となって、送風路20に流れ、循環する。結露水は吸熱器風路22に設けられた排水孔32より、排水弁10に連通する排水管33を経て排出され、排水ホース11より機外へ排出される。
水槽3の下部両端部には、圧縮機26とバランサ29が左右均等に設置され、主に脱水時の洗濯乾燥機本体の低振動、低騒音化を実現している。
このようにヒートポンプサイクルを用いることにより、吸熱器21で吸熱した熱を冷媒で回収して再び放熱器23で放熱して、圧縮機26に入力したエネルギー以上の熱量を衣
類4に与えることができる、また風路を短く構成できるため通風抵抗が小さく風量をより多く取れるので乾燥効率を向上させることができ、乾燥時間の短縮と省エネを実現することが可能になる。
また、ヒートポンプサイクルを構成する主要部品である吸熱器21と放熱器23及び圧縮機26とを水槽3の外周面に直接に、すなわち同一振動系に設置しているため洗濯乾燥機全体の高さが抑えられ、コンパクト性に優れている。また重心を低く保つことができるため低振動で低騒音な洗濯乾燥機を実現できるものである。
また水槽3の上部に送風機12及び熱交換器である吸熱器21及び放熱器23を設置しているため、洗濯時の泡や洗浄水の侵入を防止することができ、熱交換器等のヒートポンプサイクル部品の高信頼性を確保することができる。また結露水の排水は、ポンプ等を使用せずに重力のみで機外に排出できるので、結露水の排水性に優れた洗濯乾燥機を実現することができる。
また風路を短く構成できるので、通風抵抗が小さくなり、風量が増加するので乾燥効率も向上する。
なお、本実施の形態では熱交換器の方式及びレイアウトとしてフィンチューブタイプを前後にレイアウトしているが、熱交換器の方式としてはパラレルフロー、サーペンタイン、ドロンカップタイプを使用しても良い。
また本実施の形態では、回転槽5の駆動モータ6を有する水槽3の面と相反する面に衣類4を出し入れする開口部1aを有しているが、前記場所に限定されず水槽3及び回転槽5の如何なる位置に設定されても良い。
また、ヒートポンプサイクルに使用する冷媒は、フロン系に限らず自然冷媒である二酸化炭素やイソブタン、プロパンを使用しても良い。
また本実施の形態では横型の圧縮機26を使用しているが、縦型の圧縮機を使用してもよい。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における洗濯乾燥機を示すものである。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、図5に示すように、吸熱器21及び放熱器23を水槽3の円筒状外周面に沿うように湾曲させて設けたもので、吸熱器21及び放熱器23と水槽3の円筒状外周面との隙間を無くすことができることから、コンパクトで低振動・低騒音仕様の洗濯乾燥機を提供することができるものである。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における洗濯乾燥機の要部断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、図6に示すように、水槽3の下部中央部に横型の圧縮機26を固定したもので、水槽3と同一振動系に横型の圧縮機26を設置することにより、洗濯乾燥機の重心を洗濯乾燥機の中心を通る鉛直上に位置させて、低く抑えることができるのでコンパクトで低振動・低騒音に優れた洗濯乾燥機を実現することができるものである。
また図7に示すように、水槽3の下部中央部に縦型の圧縮機30を固定してもよく、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の第4の実施の形態における洗濯乾燥機の要部断面図である。なお、上記第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、図8に示すように、横型の圧縮機26を、筐体1と同一振動系に、具体的には筐体1の下部角部に設置し、圧縮機26と熱交換器である吸熱器21及び放熱器23とを連結する冷媒運搬用の接続管31を、弾性変形が可能な材料で形成したもので、図のように圧縮機26と熱交換器を振動系の異なる場所に設置した場合でも接続管31が折れることがないため信頼性の向上を実現することができるものである。なお、接続管31として、ゴムホースやフレキシブルチューブ等が実用的である。
また、図9に示すように、水槽3の下部中央部の筐体1に横型の圧縮機26を固定しても良く、洗濯乾燥機の重心を洗濯乾燥機の中心を通る鉛直上に低く抑えることができ、コンパクトで低振動・低騒音に優れた洗濯乾燥機を実現することができるものである。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、コンパクト、低振動、低騒音で、しかも熱交換器の信頼性、耐久性に優れ、結露水の排水性にも優れているので、乾燥、除湿を行う洗濯乾燥機等に有用である。
本発明の実施の形態1における洗濯乾燥機の外観斜視図 同洗濯乾燥機の要部断面図 同洗濯乾燥機の要部断面図 同洗濯乾燥機のヒートポンプサイクルの構成を示すシステム概念図 本発明の実施の形態2における洗濯乾燥機の要部断面図 本発明の実施の形態3における洗濯乾燥機の要部断面図 他の例を示す洗濯乾燥機の要部断面図 本発明の実施の形態4における洗濯乾燥機の要部断面図 他の例を示す洗濯乾燥機の要部断面図 従来の洗濯乾燥機の断面図
1 筐体
3 水槽
5 回転槽
6 駆動モータ
12 送風機
14 給気口
20 送風路
21 吸熱器(熱交換器)
22 吸熱器風路
23 放熱器(熱交換器)
24 放熱器風路
26、30 圧縮機
29 バランサ
31 接続管
32 排水孔

Claims (6)

  1. 筐体内に弾性支持された水槽と、前記水槽内に回転自在に設けられ衣類を収容する回転槽と、衣類乾燥用で前記水槽に取付けた熱交換器と、前記回転槽内に風を送る送風機と、前記送風機と連通すると共に前記熱交換器を内蔵する風路と、前記熱交換器と冷媒が循環するように管路で連結された圧縮機とを有するヒーポンプサイクルを具備し、前記圧縮機を前記水槽に固定することにより、前記水槽の重心位置を低下させ振幅を抑制するように構成した洗濯乾燥機。
  2. 熱交換器を水槽の外周に設けた請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 水槽を略円筒状とし、熱交換器を前記水槽の外周面に沿うように湾曲させて設けた請求項2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 熱交換器を水槽の背面に設けた請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  5. 槽の下部中央部に圧縮機を固定した請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  6. 水槽の外周下部両端部には、一端に圧縮機を固定するとともに、他端に前記水槽の振幅を抑制するバランサを前記水槽の外周下部に固定して配置した請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
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