JP4555361B2 - 超音波センサ - Google Patents

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Description

この発明は、圧電素子からなるセンサ素子がアレイ状に配置されて一体的に構成される超音波センサに関する。
前方の障害物の位置測定や形状の検出などを行う超音波センサとして、複数のセンサ素子がアレイ状に配置された超音波センサが知られている。
このような超音波センサを用いて物体の位置(距離、方向)測定を行う場合には、超音波の送受信間の時間差および各センサ素子で受信した超音波の位相差を求める必要がある。ここで、各センサ素子で検出する検出信号の誤検出を防止し、検出感度及び精度を向上させるために、超音波を送信するセンサ素子(送信素子)から超音波を受信するセンサ素子(受信素子)に対する直接波の入射などによる振動ノイズの影響を低減することが重要となる。
そこで、例えば特許文献1には、複数個のセンサ素子を用いて、センサ素子毎に出力を同期検波し、位相情報を求めてから反射波の位相差を算出するとともに、発信周波数と逆位相の信号を処理回路に入力することにより直接波の影響を低減させる技術が開示されている。
特開2007−170975号公報
しかし、圧電素子からなるセンサ素子がアレイ状に配置されて一体的に構成される超音波センサでは、上述の技術を用いても、センサ素子を固定する部材を介して送信素子から受信素子に振動が直接伝わるため、振動ノイズをキャンセルすることができないという問題があった。
そこで、この発明では、圧電素子からなるセンサ素子がアレイ状に配置されて一体的に構成される超音波センサにおいて、振動ノイズを抑制することができる超音波センサを実現することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、超音波を送受信可能に構成された圧電素子と、被検出体にて反射された超音波を受信する受信面が前記被検出体の存在する空間側に接し、前記受信面で受信した超音波を前記受信面と対向する面に取り付けられた前記圧電素子に伝達する音響整合部材と、を備えたセンサ素子を複数備え、前記圧電素子と電気的に接続され、前記圧電素子から出力される受信信号を処理する回路素子を備え、前記複数のセンサ素子がアレイ状に配置された超音波センサであって、前記複数のセンサ素子は、超音波を発信する一つの発信素子と、被検出体にて反射された超音波を受信する複数の受信素子とからなり、前記複数の受信素子の圧電素子に対し、前記発信素子の発信信号と逆位相の信号に基づいて、前記発信素子から超音波センサの構造体内部を伝搬してくる振動ノイズと逆位相になる様に当該圧電素子を駆動させる駆動信号を出力する駆動信号出力回路を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、駆動信号出力回路は、複数の受信素子の圧電素子に対し、発信素子の発信信号と逆位相の信号に基づいて、発信素子から超音波センサの構造体内部を伝搬してくる振動ノイズと逆位相になる様に、当該圧電素子を駆動させる駆動信号を出力する。
これにより、発信素子から超音波センサの構造体内部を伝播してくる振動を打ち消すように、受信素子の圧電素子を振動させることができるので、振動ノイズをキャンセルすることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の超音波センサにおいて、前記駆動信号出力回路は、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号に対して180±70°の位相差に制御された駆動信号を出力する、という技術手段を用いる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の超音波センサにおいて、前記駆動信号出力回路は、前記駆動信号のうち、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号に先行して出力される前記駆動信号の波数が0ないし2であるように前記駆動信号を出力する、という技術手段を用いる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の超音波センサにおいて、前記駆動信号出力回路は、前記駆動信号のうち、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号が終了した後に追加して出力される前記駆動信号の波数が0ないし2であるように前記駆動信号を出力する、という技術手段を用いる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の超音波センサにおいて、前記駆動信号出力回路は、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号が終了する1つ前の波数で前記駆動信号の出力を終了させる、という技術手段を用いる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の超音波センサにおいて、前記駆動信号出力回路は、前記駆動信号の信号強度を、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号強度の50〜100%に設定する、という技術手段を用いる。
請求項2に記載の発明によれば、駆動信号出力回路は、複数の受信素子に伝達される振動の信号に対して180±70°の位相差に制御された駆動信号を出力することができる。
請求項3に記載の発明によれば、駆動信号出力回路は、駆動信号のうち、複数の受信素子に伝達される振動の信号に先行して出力される駆動信号の波数が0ないし2であるように、駆動信号を出力することができる。
請求項4に記載の発明によれば、駆動信号出力回路は、駆動信号のうち、複数の受信素子に伝達される振動の信号が終了した後に追加して出力される駆動信号の波数が0ないし2であるように、駆動信号を出力することができる。
請求項5に記載の発明によれば、駆動信号出力回路は、複数の受信素子に伝達される振動の信号が終了する1つ前の波数で駆動信号の出力を終了させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、駆動信号出力回路は、駆動信号の信号強度を、複数の受信素子に伝達される振動の信号強度の50〜100%に設定することができる。
駆動信号出力回路により、駆動信号を上述の条件で制御することにより、発信素子から構造体内部を伝播してくる振動を打ち消して、振動ノイズを大きく低減することができ、好ましい。
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の超音波センサにおいて、前記駆動信号出力回路は、前記複数の受信素子の圧電素子に対し、前記複数の受信素子により検出される受信信号に続いて検出される前記音響整合部材による残響の信号を打ち消すように当該圧電素子を駆動させる駆動信号を出力する、という技術的手段を用いる。
請求項7に記載の発明によれば、受信信号に続いて音響整合部材による残響が生じた場合でも、振動ノイズの影響を抑制することができる。
この発明に係る超音波センサについて、図を参照して説明する。ここでは、車両に搭載して障害物センサとして使用する超音波センサを例に説明する。図1は、本実施形態の超音波センサの説明図である。図1(A)は、超音波センサを音響整合部材側から見た平面説明図であり、図1(B)は、図1(A)のA−A矢視断面図である。図2は、回路素子の回路構成を示す説明図である。図3は、振動ノイズに対する制御信号の位相差が振動ノイズの信号強度に及ぼす影響を示すグラフである。図4は、制御信号の波数の制御に関する説明図である。図4(A)は、制御信号の波数の制御の模式図であり、図4(B)及び(C)は、制御信号の波数が振動ノイズの信号強度に及ぼす影響を示すグラフである。図5は、制御信号の信号強度の制御に関する説明図である。図5(A)は、制御信号の信号強度の制御の模式図であり、図5(B)は、制御信号の信号強度が振動ノイズの信号強度に及ぼす影響を示すグラフである。
ここで、図1において、図1(A)の手前方向及び、図1(B)の上方向が車両の外部を示す。また、説明のために一部を拡大し、一部を省略して示している。
図1(A)及び(B)に示すように、超音波センサ10は、縦横方向に2個ずつの計4個がアレイ状に配置されたセンサ素子(13p、13q、13r、13s)と、センサ素子(13p〜13s)と電気的に接続され、超音波の送受信に関する電圧信号の入出力を行う回路素子18とが筐体31に収容されて形成されている。
センサ素子は、超音波を発信する発信素子13rと、発信素子13rの垂直方向下方に配置された受信素子13pと、発信素子13rの対角の位置に配置された受信素子13qと、発信素子13rの水平方向に配置された受信素子13rと111して構成されている。
超音波センサ10は、車両のバンパ51などに取り付けられており、障害物の位置の3次元検出が可能に構成されている。
なお、受信素子の個数、配置は目的に合わせて任意に選択することができる。
各センサ素子の構造は同じであるので、ここでは、受信素子13pについて説明する。受信素子13pは、超音波を送受信可能な圧電素子11pと、障害物で反射された超音波を受信し、圧電素子11pに振動を伝達する音響整合部材12pとが接合されて形成されている。
圧電素子11pは、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)からなり、横断面の外形が音響整合部材12pの横断面の外形と等しい四角柱状に形成された圧電体を、対向する面において、PtやCuやAgのスパッタ、めっき、導電ペーストの焼き付けなどにより形成された1組の電極により挟んで形成されている。ここで、音響整合部材12p側に形成された電極を第1電極14p、第1電極14pに対向する面に形成された電極を第2電極15pとする。
圧電素子11pの側面には、第1電極14pと電気的に接続されて形成された配線部11aが設けられている。圧電素子11pの第1電極14pは、配線部11aにおいて電気的に接続されたワイヤ19を介して、回路素子18に電気的に接続されている。また、圧電素子11pの第2電極15pは、ワイヤ19を介して回路素子18に電気的に接続されている。
音響整合部材12pは、空気より音響インピーダンスが大きく、圧電素子11pより音響インピーダンスが小さいポリカーボネート系樹脂などの耐久性に優れた樹脂材料を用いて形成されている。
各音響整合部材12p〜12sは、互いに隣り合った各音響整合部材12p〜12sの中心部の間隔dが、超音波の半波長にほぼ等しくなるように配置されており、受信面12a近傍の側面において、各音響整合部材12p〜12s間及び筐体31の開口部との間に超音波の伝達を防止する振動減衰部材41を介在して、筐体31の開口部に固定されている。
音響整合部材12pは、幅Wが超音波の空気中における波長の半分以下、厚さが超音波の音響整合部材12p中における波長の約1/4となるように形成されている。音響整合部材12pの厚さを超音波の波長の約1/4となるように形成することにより、音響整合部材12p内で定在波を発生させることができる。これにより、音響整合部材12p内に入射した超音波と、音響整合部材12pと圧電素子11pとの界面において反射された超音波とが干渉して互いに打ち消し合うことを低減することができるので、圧電素子11pに効率よく超音波を伝達することができる。
回路素子18は、車両に設けられたECU(Electronic Control Unit:図示せず)に電気的に接続されている。回路素子18は、超音波センサ10から超音波を送信する時には、ECUから出力された、発信する超音波の音圧、位相を制御する制御信号に基づいて、発信素子13rの圧電素子11rに対して電圧信号を出力する。また、超音波を受信する時には、回路素子18は、例えば、圧電素子11pにより受信した超音波の音圧、位相に応じて、圧電素子11pから入力された電圧信号に基づいて演算処理を行い、ECUに対して振動信号として出力する。
回路素子18の回路構成を図2に示す。ここでは、受信素子13qの受信信号を処理する回路素子18を例に説明する。回路素子18は、受信素子13qの受信信号を増幅するアンプ21qと、受信素子13qの受信信号に基づいて周波数をロックする位相同期回路(PLL)22と、距離測定用同期検波回路23、方向測定用同期検波回路24と、発信素子13rから受信素子13qに伝達される振動ノイズを除去するために圧電素子11qを駆動させる制御信号を発信素子13rから出力された発信信号に基づいて出力する制御信号発生回路(駆動信号出力回路)26と、を備えている。
位相同期回路22は、バンドパスフィルタ(BPF)22aと、位相比較器22bと、ローパスフィルタ(LPF)22cと、入力された電圧に応じて出力する電圧の周波数を制御する電圧制御発信回路(VCO)22dとから構成されている。
距離測定用同期検波回路23は、受信素子13qの受信信号を同期検波する回路であり、スイッチ素子による同期検波回路(PSD)23aと、ローパスフィルタ(LPF)23bと、距離演算部23cと、を備えている。距離演算部23cは、アンプ23dと、アンプ23dからの出力信号としきい値である基準電圧との比較を行う比較器23eと、超音波発信回路26aから出力された発信信号及び基準クロックと比較器23eから出力された信号とを比較し、クロック数をカウントするタイミングカウンタ23fと、タイミングカウンタ23fから出力されたクロック数情報に基づいて距離を演算する距離演算器23gとを備えている。
方向測定用同期検波回路24は、受信素子13qの受信信号を同期検波する回路であり、バンドパスフィルタ(BPF)27pと、第1同期検波回路24aと、第2同期検波回路24bと、第1同期検波回路24aから出力された信号を処理するローパスフィルタ(LPF)24cと、第2同期検波回路24bから出力された信号を処理するローパスフィルタ(LPF)24dと、角度演算部24eと、を備えている。第1同期検波回路24aは、位相同期回路22にて周波数ロックされた信号を参照信号とし、同期検波を行う。第2同期検波回路24bは、位相同期回路22にて周波数ロックされた信号と位相差がπ/2の参照信号を用いて同期検波を行う。
制御信号発生回路26は、超音波発信回路26aと、位相反転器26bと、受信制御器26cと、を備えている。超音波発信回路26aは、発信素子13rにより超音波の発信を制御するとともに、受信制御器26c及びタイミングカウンタ23fに発信信号を出力する。位相反転器26bは、発信信号と逆位相の信号を出力する。受信制御器26cは、受信素子13qに対して、発信素子13rから受信素子13qに伝達される振動ノイズを除去するために圧電素子11qを駆動させる制御信号(駆動信号)を出力する。ここで、受信制御器26cは、制御信号を出力されているときに、後段の回路に受信信号が入らないように、受信信号を後段の回路から遮断するCUT信号を出力する。
次に、超音波センサ10による障害物の検出について説明する。障害物の位置情報を得るためには、超音波センサ10から障害物までの距離を示す距離情報と、超音波センサ10から見た障害物の方向を示す位相差情報とを取得する必要がある。
まず、ECUから出力された超音波の音圧、位相を制御する制御信号に基づいて、超音波発信回路26aが発信素子13rの圧電素子11rに対して発信信号を出力する。この発信信号に基づいて圧電素子11rが振動し、所定の音圧、位相の超音波を発信する。圧電素子11rにより発信された超音波は、音響整合部材12rに伝達され、受信面12aから車両外部へ送信される。
発信素子13rから超音波が発信されると、制御信号発生回路26は、位相反転器26bにより発信信号と逆位相の信号を受信制御器26cに出力し、受信制御器26cにより受信素子13qに対し、振動減衰部材41などの構造体内部を伝播してくる受信波形(振動ノイズ)と逆位相になる様に圧電素子11qを駆動する制御信号を出力する。
これにより、受信素子13qは、発信素子13rから振動減衰部材41などの構造体内部を伝播してくる振動を打ち消すように圧電素子11qが振動するため、振動ノイズをキャンセルすることができる。振動ノイズをより効果的にキャンセルするための制御信号の制御方法については後述する。
受信面12aから送信された超音波は障害物により反射され、反射された超音波は、音響整合部材12qの受信面12aにおいて受信される。受信面12aにおいて受信された超音波は、音響整合部材12qを介して、圧電素子11qに伝達される。圧電素子11qに伝達された超音波は、圧電素子11qにより検出され、電圧信号に変換される。ここで、受信素子13qにおいて、波形sin(ωt+α)の信号を受信したとする。
受信素子13qにより受信された超音波の受信信号は、アンプ21pで増幅された後、位相同期回路22に対して出力される。位相同期回路22では、バンドパスフィルタ22aで不要な周波数成分を除去した後に、ローパスフィルタ22cを通過した信号が電圧制御発信回路22dに対して出力される。そして、位相比較器22bにおいて受信信号と電圧制御発信回路22dの出力信号との位相差を検出し、その位相差を電圧制御発信回路22dにフィードバックすることにより同期(周波数ロック)する。
障害物の距離情報の取得方法について説明する。距離測定用同期検波回路23では、受信素子13qから入力された信号は、極性が反転、すなわち×1/×(−1)が切換えられて、同期検波回路23aに入力される。同期検波回路23aでは、位相同期回路22にて周波数ロックされた信号を参照信号とし、同期検波を行う。これにより、参照信号の周波数と等しい成分のみが直流となり、ローパスフィルタ23bを通過する。他の成分は、交流信号に変換されるのでローパスフィルタ23bで除去される。
ローパスフィルタ23bから出力された信号は、距離演算部23cにおいて、アンプ23dにより増幅された後に、比較器23eに対して出力される。比較器23eに入力された信号は、あらかじめ設定されたしきい値となる基準電圧と比較され、基準電圧を超えた場合に、タイミングカウンタ23fに信号が出力され、タイミングカウンタ23fにおいて、超音波発信回路26aから出力された発信信号及び基準クロックと比較されてクロック数が計測される。これにより、超音波の発信と受信の時間差を計測することができるため、距離演算器23gにおいて障害物との距離を演算し、距離情報を出力することができる。
次に、障害物の位相情報(角度情報)の取得方法について説明する。受信素子12qにより受信された超音波の受信信号は、アンプ21pで増幅された後、位相差情報用同期検波回路24に対して出力される。位相差情報用同期検波回路24に入力された受信信号は、極性を反転、すなわち×1/×(−1)を切換えて、第1同期検波回路24a及び第2同期検波回路24bにそれぞれ入力される。
第1同期検波回路24aでは、位相同期回路22にて周波数ロックされた信号を参照信号とし、同期検波を行う。ここで、参照信号は、sin(ωt+α)であるとする。
第1同期検波回路24aでは、受信信号がsin(ωt+β)、参照信号はsin(ωt+α)であるため、両者を掛算処理し、下式を得る。
sin(ωt+β)sin(ωt+α)
=−1/2cos(2ωt+α+β)+1/2cos(β−α) (1)
上式において、参照信号の周波数と等しい成分のみが直流となり、ローパスフィルタ24cを通過する。他の成分は、交流信号に変換されるのでローパスフィルタ24cで除去される。つまり、ローパスフィルタ24cでは(1)式の第1項が除去され、第2項1/2cos(β−α)のみが出力されることになる。
一方、第2同期検波回路24bでは、参照信号として位相同期回路にて周波数ロックされた信号と位相差がπ/2の参照信号を用いて同期検波を行う。これにより、同期検波回路が一つで一位相である場合と異なり、位相調整を行う必要がない。
第2同期検波回路24bでは、受信信号がsin(ωt+β)、参照信号はcos(ωt+α)であるため、両者を掛算処理し、下式を得る。
sin(ωt+β)sin(ωt+α)
=1/2sin(2ωt+α+β)+1/2sin(β−α) (2)
第1同期検波回路24aと同様に、ローパスフィルタ24dでは(2)式の第1項が除去され、第2項1/2sin(β−α)のみが出力されることになる。
ローパスフィルタ24c、24dから出力される信号により位相αに応じた情報が得られるが、更に、角度演算部24eにおいて、tan(β−α)を演算することにより、受信信号の振幅による影響をなくして、受信素子13qの受信信号の位相情報(角度情報)β−αを求め、出力することができる。
他の受信素子13p、13sについても同様に、距離情報用同期検波回路23、位相差情報用同期検波回路24、25により同期検波し、距離情報及び位相情報を得ることができるので、各センサ素子の配置間隔に基づいて、障害物の位置測定を行うことができる。
ここで、受信素子13p、13q、13sは、水平方向及び垂直方向にアレイ状に配置されているため、広範囲で障害物の存在位置に応じた位相情報を精度良く検出することができる。
次に、振動ノイズをより効果的にキャンセルするための制御信号発生回路26による制御信号の制御方法について説明する。まず、振動ノイズNに対する制御信号Sの位相制御について、図3を参照して説明する。図3は、振動ノイズNに対する制御信号Sの位相差と振動ノイズNの変化率との関係を表すグラフである。これによれば、振動ノイズNの変化率が20%以下になる位相差の範囲は約140°である。
制御信号Sが振動ノイズNに対して逆位相になる180°の位相差に対して、位相差の範囲として140°の尤度を持たせることができる。つまり、制御信号Sを振動ノイズNに対して180±70°の位相差に制御することにより、振動ノイズNを大きく低減させることができ、好ましい。
次に、振動ノイズNに対する制御信号Sの波数の影響について、図4を参照して説明する。図4(A)に示すように、発信信号Hに対して、同じ波数の振動ノイズNが発生するが、制御信号Sを振動ノイズNに対して先行させて出力(前打ち、という)させたり、振動ノイズNが受信素子13qに伝達された後に、制御信号Sを追加して出力(後打ち、という)させたりすることができる。
図4(B)は、振動ノイズNが受信素子13qに伝達される前に、先行して制御信号Sを出力する場合に、先行して出力される制御信号Sの波数とノイズ変化率との関係を示すグラフである。これより、先行して出力される制御信号Sの波数が、1または2の場合に、振動ノイズNを大きく低減させることができることがわかる。以上より、振動ノイズNの発生に対応して制御信号Sを出力させる場合(図中では前打ちの波数が0)を含めて、先行して出力される制御信号Sの波数が0ないし2であることが好ましい。
図4(C)は、振動ノイズNが受信素子13qに伝達された後に、振動ノイズNの波数に追加して制御信号Sを出力する場合(後打ち、という)に、振動ノイズNの波数に追加して出力される制御信号Sの波数とノイズ変化率との関係を示すグラフである。これにより、追加して出力される制御信号Sの波数が、1または2の場合に、振動ノイズNを大きく低減させることができることがわかる。更に、振動ノイズNが受信素子13qに伝達された後に、制御信号Sを追加して出力しない場合(図中では後打ちの波数が0)及び振動ノイズNの伝達が終了する1つ前の波数で制御信号Sの出力を終了させた場合でも、振動ノイズNを大きく低減させることができることがわかる。以上より、振動ノイズNが受信素子13qに伝達された後に追加して出力される制御信号Sの波数が0ないし2である、または、振動ノイズNの伝達が終了する1つ前の波数で制御信号Sの出力を終了させることが好ましい。
次に、振動ノイズNの信号強度に対する制御信号Sの信号強度の影響について、図5を参照して説明する。図5(A)に示すように、発信信号Hの信号強度H1に対して、振動ノイズNの信号強度N1は減衰している。この振動ノイズNの信号強度N1に対して、制御信号Sの信号強度S1をどの程度の大きさに制御すればよいかを検討した結果を図5(B)に示す。横軸は、振動ノイズNの信号強度N1により規格化した制御信号Sの信号強度S1、つまりS1/N1×100(%)を示す。縦軸は、振動ノイズNの変化率を示す。これにより、制御信号Sの信号強度S1を振動ノイズNの信号強度N1の50%以上の場合に振動ノイズNを大きく低減させることができることがわかる。また、制御信号Sの信号強度S1が振動ノイズNの信号強度N1の100%を超えると、振動ノイズNに比べて制御信号Sの減衰が遅くなってしまい、制御信号Sに起因するノイズが生じるため、制御信号Sの信号強度S1を振動ノイズNの信号強度N1の50〜100%となるように設定することが好ましい。
[最良の実施形態の効果]
(1)制御信号発生回路26により、受信素子13q、13p、13sに対し、振動減衰部材41などの構造体内部を伝播してくる受信波形と逆位相になる様に圧電素子11q、11p、11sを駆動する制御信号を出力するため、発信素子13rから振動減衰部材41などの構造体内部を伝播してくる振動を打ち消すように圧電素子11q、11p、11sを振動させることができるので、振動ノイズをキャンセルすることができる。
(2)振動ノイズNをより効果的にキャンセルするための制御信号Sの制御方法として、振動ノイズNに対する制御信号Sの位相差については、制御信号Sを振動ノイズNに対して180±70°の位相差に制御することにより、振動ノイズNを大きく低減させることができ、好ましい。
また、振動ノイズNに対する制御信号Sの波数については、振動ノイズNの発生に先行して出力される制御信号Sの波数が0ないし2であることが好ましい。また、振動ノイズNが受信素子13qに伝達された後に追加して出力される制御信号Sの波数が0ないし2である、または、振動ノイズNの伝達が終了する1つ前の波数で制御信号Sの出力を終了させることが好ましい。
制御信号Sの信号強度S1については、制御信号Sの信号強度S1を振動ノイズNの信号強度N1の50〜100%となるように設定することが好ましい。
[その他の実施形態]
(1)受信素子13qでは、超音波の受信時に音響整合部材12qが振動するため、受信信号に続いて音響整合部材12qによる残響が生じる場合がある。制御信号発生回路26は、この残響を打ち消すことができるように構成することもできる。具体的には、アンプ21qにより増幅された音響整合部材12qによる残響の信号を制御信号発生回路26に入力可能に構成し、その信号に基づいて残響の信号を打ち消すように圧電素子11qを駆動する駆動信号を出力すればよい。これにより、音響整合部材12qに起因する振動ノイズの影響を抑制することができる。
(2)図6に示すように、制御信号発生回路26に代えて、発信素子13rから伝達される振動ノイズのみを検出可能なダミー素子13mを設け、ダミー素子13mにより検出された振動ノイズを用いて受信素子13qの受信信号から振動ノイズをキャンセルする構成を採用することもできる。発信素子13rからダミー素子13mに伝達された振動ノイズは、アンプ21mにより増幅されてダミー振動信号が作製される。受信素子13qの受信信号について、この振動信号との差分をとることにより、受信素子13qの受信信号から振動ノイズをキャンセルすることができる。つまり、ダミー素子13mとアンプ21mとが、制御信号発生回路26と同様に、振動ノイズをキャンセルするための信号出力回路として作用する。
ダミー素子13mは、例えば、受信素子の一つの受信面をゴムなどの被覆材により被覆して音響的に遮蔽することにより形成してもよいし、受信素子13qに隣接して、超音波を受信可能な素子を振動減衰部材41の内部に埋め込んで設けることもできる。
更に、受信素子13qとダミー素子13mとの感度が異なっていてもアンプ21mで増幅することにより感度を補正し、信号強度を合わせこむこともできる。
本実施形態の超音波センサの説明図である。図1(A)は、超音波センサを音響整合部材側から見た平面説明図であり、図1(B)は、図1(A)のA−A矢視断面図である。 回路素子の回路構成を示す説明図である。 振動ノイズに対する制御信号の位相差が振動ノイズの信号強度に及ぼす影響を示すグラフである。 制御信号の波数の制御に関する説明図である。図4(A)は、制御信号の波数の制御の模式図であり、図4(B)及び(C)は、制御信号の波数が振動ノイズの信号強度に及ぼす影響を示すグラフである。 制御信号の信号強度の制御に関する説明図である。図5(A)は、制御信号の信号強度の制御の模式図であり、図5(B)は、制御信号の信号強度が振動ノイズの信号強度に及ぼす影響を示すグラフである。 その他の実施形態における回路素子の回路構成の一部を示す説明図である。
符号の説明
10 超音波センサ
11p〜11s 圧電素子
12p〜12s 音響整合部材
12a 受信面
13p、13q、13s 受信素子
13r 発信素子
13m ダミー素子
18 回路素子
22 位相同期回路
23 距離情報用同期検波回路
24 位相情報用同期回路
26 制御信号出力回路(駆動信号出力回路)
H 発信信号
N 振動ノイズ
S 制御信号

Claims (7)

  1. 超音波を送受信可能に構成された圧電素子と、被検出体にて反射された超音波を受信する受信面が前記被検出体の存在する空間側に接し、前記受信面で受信した超音波を前記受信面と対向する面に取り付けられた前記圧電素子に伝達する音響整合部材と、を備えたセンサ素子を複数備え、前記圧電素子と電気的に接続され、前記圧電素子から出力される受信信号を処理する回路素子を備え、前記複数のセンサ素子がアレイ状に配置された超音波センサであって、
    前記複数のセンサ素子は、超音波を発信する一つの発信素子と、被検出体にて反射された超音波を受信する複数の受信素子とからなり、
    前記複数の受信素子の圧電素子に対し、前記発信素子の発信信号と逆位相の信号に基づいて、前記発信素子から超音波センサの構造体内部を伝搬してくる振動ノイズと逆位相になる様に当該圧電素子を駆動させる駆動信号を出力する駆動信号出力回路を備えたことを特徴とする超音波センサ。
  2. 前記駆動信号出力回路は、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号に対して180±70°の位相差に制御された駆動信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の超音波センサ。
  3. 前記駆動信号出力回路は、前記駆動信号のうち、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号に先行して出力される前記駆動信号の波数が0ないし2であるように前記駆動信号を出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の超音波センサ。
  4. 前記駆動信号出力回路は、前記駆動信号のうち、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号が終了した後に追加して出力される前記駆動信号の波数が0ないし2であるように前記駆動信号を出力することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の超音波センサ。
  5. 前記駆動信号出力回路は、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号が終了する1つ前の波数で前記駆動信号の出力を終了させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の超音波センサ。
  6. 前記駆動信号出力回路は、前記駆動信号の信号強度を、前記複数の受信素子に伝達される振動の信号強度の50〜100%に設定することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の超音波センサ。
  7. 前記駆動信号出力回路は、前記複数の受信素子の圧電素子に対し、前記複数の受信素子により検出される受信信号に続いて検出される前記音響整合部材による残響の信号を打ち消すように当該圧電素子を駆動させる駆動信号を出力することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の超音波センサ。
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