JP4552566B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給紙トレイに収容された記録シートを給紙するシート搬送装置に関し、特に、記録シートを給紙する取出ロールが給紙実行位置と給紙待機位置との間で移動可能なシート搬送装置に関する。
FAX、プリンタ、複写機等の従来の画像形成装置は、記録シートを搬送する原稿給紙装置や手差し給紙装置等のシート搬送装置を有している。前記シート搬送装置として、記録シートを給紙する取出ロールと、取出ロールのシート搬送方向下流側に配置され、取出ロールにより給紙された記録シートを下流側に搬送するフィードロールと、前記フィードロールに圧接して記録シートを1枚ずつ分離するリタードロールとを有するものが従来公知である。
前記フィードロールとリタードロールとの間で記録シートが1枚ずつ分離された時に、下流側に搬送される記録シートに引きずられて、分離された記録シートがフィードロールとリタードロールとの間(さばき領域)に再び搬送される場合がある。分離された記録シートがさばき領域に繰り返し搬送されると、騒音(捌き異音)が発生することがある。特に、密着していないOHPシートの様な記録シートどうしの摩擦係数が低い記録シートを使用する場合や、はがきの様に記録シートのサイズが小さく、シート1枚の質量が軽い場合、記録シートが移動しやすいので、前記捌き異音が発生しやすい傾向がある。
前記分離された記録シートの移動を防止するための技術として、以下の従来技術(J01)が公知である。
(J01)特許文献1(特開平1−92137号公報)記載の技術
特許文献1には、取出ロール(呼び出しコロ2)よりもシート搬送方向上流側に押さえコロ(7)を配置して、取出ロールが記録シートから離隔した後も、押さえコロ(7)により記録シートの上面を押さえることにより、分離された記録シートの移動を防止する技術が記載されている。この技術を用いれば最上面の記録シートにひきずられて分離された記録シートがさばき領域に再び搬送されることを防止する効果が期待できる。
特開平1−92137号公報(公報第2頁左下欄第2行〜第4頁左下欄第2行、第1図)
(従来技術の問題点)
前記従来技術(J01)では、取出ロール、フィードロール及びリタードロールに加え、押さえコロを新たに設ける必要があるので、コストの上昇、構成の複雑化、装置の大型化の問題が発生する。
前記押さえコロを設ける技術に替えて、取出ロールを記録シート束から離隔させず、常時、記録シートの束に圧接させる構成を採用し、取出ロールが記録シートを押圧する圧力により、分離された記録シートがさばき領域に繰り返し搬送されることを防止することが考えられる。しかしながら、手差し給紙トレイや原稿給紙トレイにおいて、取出ロールを常時記録シートに圧接させる給紙実行位置に保持すると、ユーザが記録シートを追加・補給する際に、取出ロールが邪魔になり記録シートを補給等できないという問題がある。また、給紙実行中、常時取出ロールを記録シート束に圧接させた場合、フィードロールにより搬送される記録シートに対して、圧接している取出ロールが搬送抵抗となるという問題もある。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01),(O02)を技術的課題とする。
(O01)簡素な構成で分離した記録シートがさばき領域に再突入することを防止すること。
(O02)記録シートの追加の際の邪魔にならず且つ搬送抵抗の発生を抑えつつ、分離した記録シートがさばき領域に再突入することを防止すること。
(本発明)
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために、第1発明のシート搬送装置は
給紙トレイ(TR0)に収容された記録シート(S)を給紙する給紙実行位置と、前記記録シート(S)から離隔した給紙待機位置との間で移動可能な取出ロール(41)と、
前記取出ロール(41)のシート搬送方向下流側に配置され、前記取出ロール(41)により給紙された記録シート(S)を1枚ずつ分離して搬送するさばき部材(24+42)と、
使用する記録シート(S)のシート情報に応じて、前記取出ロール(41)を前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動させるロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更手段(C7B)であって、使用する記録シート(S)が前記ロール移動タイミングを変更する対象である予め設定されたタイミング変更シートである場合、前記ロール移動タイミングを、前記タイミング変更シート以外の場合の前記ロール移動タイミングに比べて遅くする前記ロール移動タイミング変更手段(C7B)と、
を備え、
前記取出ロール(41)は、前記記録シート(S)が1枚給紙される度に前記ロール移動タイミングで前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動されると共に、使用する記録シート(S)が前記タイミング変更シートである場合に、前記給紙実行位置において、給紙を実行する給紙開始タイミングになると回転駆動されて前記記録シート(S)を給紙し且つ回転駆動が停止された後に前記ロール移動タイミングまでの間に接触する記録シート(S)を押さえる、
ことを特徴とする。
(第1発明の作用)
前記構成要件を備えた第1発明のシート搬送装置では、取出ロール(41)は、給紙トレイ(TR0)に収容された記録シート(S)を給紙する給紙実行位置と、前記記録シート(S)から離隔した給紙待機位置との間で移動できる。さばき部材(24+42)は、前記取出ロール(41)のシート搬送方向下流側に配置され、前記取出ロール(41)により給紙された記録シート(S)を1枚ずつ分離して搬送する。ロール移動タイミング変更手段(C7B)は、使用する記録シート(S)のシート情報に応じて、前記取出ロール(41)を前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動させるロール移動タイミングを変更する。前記ロール移動タイミング変更手段(C7B)は、使用する記録シート(S)が前記ロール移動タイミングを変更する対象である予め設定されたタイミング変更シートである場合、前記ロール移動タイミングを、前記タイミング変更シート以外の場合の前記ロール移動タイミングに比べて遅くする。
前記取出ロール(41)は、前記記録シート(S)が1枚給紙される度に前記ロール移動タイミングで前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動される。また、前記取出ロール(41)は、使用する記録シート(S)が前記タイミング変更シートである場合に、前記給紙実行位置において、給紙を実行する給紙開始タイミングになると回転駆動されて前記記録シート(S)を給紙し、且つ、回転駆動が停止された後に前記ロール駆動タイミングまでの間に接触する記録シート(S)を押さえる
(第1発明の形態1)
第1発明の形態1のシート搬送装置は、前記第1発明において、下記の構成要件(A04)を備えたことを特徴とする。
(A04)手差しトレイ(TR0)により構成された前記給紙トレイ(TR0)。
(第1発明の形態1の作用)
前記構成要件(A04)を備えた第1発明の形態1のシート搬送装置では、前記給紙トレイ(TR0)は、手差しトレイ(TR0)により構成されている。
(第1発明の形態2
第1発明の形態2のシート搬送装置は、前記第1発明、第1発明の形態のいずれかにおいて、下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする。
(A06)使用する記録シート(S)が前記ロール移動タイミングを変更する対象であるタイミング変更シートである場合、前記タイミング変更シートのシート搬送方向後端が前記さばき部材(24+42)を通過した後に、前記取出ロール(41)を前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動させる前記ロール移動タイミング変更手段(C7B)。
(第1発明の形態2の作用)
前記構成要件(A06)を備えた第1発明の形態2のシート搬送装置では、ロール移動タイミング変更手段(C7B)は、使用する記録シート(S)が前記ロール移動タイミングを変更する対象であるタイミング変更シートである場合、前記タイミング変更シートのシート搬送方向後端が前記さばき部材(24+42)を通過した後に、前記取出ロール(41)を前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動させる。
(第1発明の形態3
第1発明の形態3のシート搬送装置は、前記第1発明、第1発明の形態1、2の何れかにおいて、下記の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする。
(A07)前記シート情報としての記録シートサイズに応じて、前記ロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更モードと、前記ロール移動タイミングを変更しないロール移動タイミング固定モードとを切り替える前記ロール移動タイミング変更手段(C7B)。
(第1発明の形態3の作用)
前記構成要件(A07)を備えた第1発明の形態3のシート搬送装置では、前記ロール移動タイミング変更手段(C7B)は、使用する記録シート(S)の前記シート情報としての記録シートサイズに応じて、前記ロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更モードと、前記ロール移動タイミングを変更しないロール移動タイミング固定モードとを切り替える。
(第1発明の形態4
第1発明の形態4のシート搬送装置は、前記第1発明、第1発明の形態1、2の何れかにおいて、下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする。
(A08)前記シート情報としての記録シート(S)の種類に応じて、前記ロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更モードと、前記ロール移動タイミングを変更しないロール移動タイミング固定モードとを切り替える前記ロール移動タイミング変更手段(C7B)。
(第1発明の形態4の作用)
前記構成要件(A08)を備えた第1発明の形態4のシート搬送装置では、ロール移動タイミング変更手段(C7B)は、使用する記録シート(S)の前記シート情報としての記録シート(S)の種類に応じて、前記ロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更モードと、前記ロール移動タイミングを変更しないロール移動タイミング固定モードとを切り替える。
(第1発明の形態5
第1発明の形態5のシート搬送装置は、前記第1発明の形態3、4の何れかにおいて、下記の構成要件(A09)を備えたことを特徴とする。
(A09)ユーザの入力に応じて、前記ロール移動タイミング変更モードと前記ロール移動タイミング固定モードとを切り替えるモード切替手段(C11)。
(第1発明の形態5の作用)
前記構成要件(A09)を備えた第1発明の形態5のシート搬送装置では、モード切替手段(C11)は、ユーザの入力に応じて、前記ロール移動タイミング変更モードと前記ロール移動タイミング固定モードとを切り替える。
前述の本発明は、下記の効果(E01)〜(E04)を奏する。
(E01)簡素な構成で分離した記録シートがさばき領域に再突入することを防止することができ、異音の発生を抑えることができる。
(E02)記録シートの追加の際の邪魔にならず且つ搬送抵抗の発生を抑えつつ、分離した記録シートがさばき領域に再突入することを防止することができる。
(E03)シートサイズやシート種類に応じてロール移動タイミング変更モードとロール移動タイミング固定モードとを切り替え可能とすることにより、異音が発生しやすい記録シートを使用する場合には異音の発生を抑え、異音が発生しにくい記録シートを使用する場合には給紙間隔を小さくできる。
(E04)モード切替手段を有する場合には、ユーザの入力によりロール移動タイミング変更モードとロール移動タイミング固定モードとを切り替えることができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施例の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、実施例の画像形成装置(デジタル複写機)Uは、画像形成装置本体U1、自動原稿搬送装置U2を有している。前記画像形成装置本体U1は、IOT(イメージアウトプットターミナル)、IIT(イメージインプットターミナル、すなわち画像読取部)を有している。
前記自動原稿搬送装置U2は、IIT上面のプラテンガラスPG上に支持されている。
前記IOT上面には上方のIITとの間にシート排出トレイTRhが設けられている。
図1において、前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。前記自動原稿搬送装置U2は、その後端部(−X端部)に設けた左右方向に延びるヒンジ軸(図示せず)により前記プラテンガラスPG上面に対して回動可能であり、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置く場合に上方に回動される。
前記画像形成装置本体U1は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェース)を有している。
前記透明なプラテンガラスPGの下方には原稿画像を読み取るための露光光学系Aが配置されている。
前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラスPG上面に搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)で電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCDから入力されるRGBの電気信号を画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆動回路DLに出力する。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像データに応じてレーザ駆動信号をROS(潜像形成装置)に出力する。なお、前記UI(ユーザインタフェース)、IPSおよびレーザ駆動信号出力装置DLと、後述の現像ロールGa、転写ロールRtにバイアス電圧を印加する電源回路E等の動作はコントローラCにより制御される。
感光体ドラムにより構成される像担持体PRはその軸PRaと一体的に矢印方向(図1で時計方向)に回転しており、その表面は、帯電ロールCRにより一様に帯電された後、潜像書込位置において前記ROS(潜像形成装置)のレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。
前記静電潜像が形成された像担持体PR表面は回転移動して順次、現像領域(現像ロールGaと対向する領域)、転写領域(転写ロールRtと対向する領域)Q1を通過する。
現像装置Gは、現像ロールGa、現像剤攪拌部材Gb,Gc,Gdを回転可能に支持し且つ現像剤を収容する現像容器Vを有しており、現像領域を通過する像担持体PR上の静電潜像をトナー像に現像する。
複数の給紙トレイTR1〜TR4(図1参照)は、前記転写領域Q1に搬送するための記録用シートSを収容しており、その左右両側(Y軸方向両側)に前後方向(図1で紙面に垂直な方向)に沿って配置された一対のレールRL1,RL1に沿って移動可能に支持されている。
図1において、前記各給紙トレイTR1〜TR4の給紙側上部に設けられた給紙装置Kは、取出ロール41と、フィードロールおよびリタードロールを有するさばきロールRsとそれらを回転駆動する部材(図示せず)とを有している。給紙装置Kの取出ロール41により取出された記録シートSは、フィードロールRs1およびリタードロールRs2の圧接領域(さばき領域)で1枚ずつ分離されて、シート搬送路SHに搬送される。シート搬送路SHの記録シートSは、シート搬送路SHに沿って配置されたシート搬送ロール(テイクアウェイロール)RaによりレジロールRrに搬送される。レジロールRr(図1参照)は、記録シートSを前記転写領域Q1に所定のタイミングで搬送する。
また、手差トレイTR0から給紙された記録シートSも、手差しシート搬送路SH5を搬送され、前記シート搬送路SHに沿って配置されたシート搬送ロール(テイクアウェイロール)Ra、レジロールRrにより前記転写領域Q1に搬送される。
図1において、前記転写領域Q1には転写バイアスが印加される転写ロールRtが配置されている。この転写ロールRtは転写領域Q1において前記像担持体PRに圧接しており、転写領域Q1を通過する記録シートSに像担持体PR上のトナー像を転写する。
像担持体PR表面のトナー像が転写領域Q1において記録シートSに転写された後、前記像担持体PRは、クリーナCLにより表面に付着した残留トナーが回収される。前記クリーナCLにより表面に付着した残留トナーが回収された像担持体PRは、前記帯電ロールCRにより帯電される。
前記転写領域Q1において未定着のトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で定着領域Q2に搬送され、定着領域Q2に配置された定着装置Fの一対の定着ロールFh,Fpによりトナー像が定着される。定着トナー像が形成された記録シートSは、シートガイドにガイドされて排紙ロールR1に搬送され、シート排出口Haからシート排出トレイTRhに排出される。
プリンタU内部には前記シート排出口Haに接続された本体シート反転路SH3が設けられている。前記手差しトレイTR0の上部には、シート反転装置U3が装着されている。前記シート反転装置U3の内部には、前記本体シート反転路SH3に接続するオプションシート反転路SH4が形成されている。したがって、両面印刷時には、前記定着領域Q2でトナー像が定着されたシートSが、前記本体シート反転路SH3、オプションシート反転路SH4を通過して、前記レジロールRrに搬送され、シートSの表裏が反転した状態で前記転写領域Q1に再送される。
前記本体シート反転路SH3、オプションシート反転路SH4により、シート反転路(SH3+SH4)が構成されている。
(手差しトレイ)
図2は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分の要部拡大説明図であり、取出ロールが給紙待機位置に保持された状態の説明図である。
図3は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分を下方から見た要部拡大斜視図である。
図4は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分を斜め上方からみた要部斜視説明図である。
図5はさばきロールやガイド部材を省略した手差し給紙装置部分の斜視説明図である。
図6は図5の矢印VI方向から見た図である。
図2、図3において、本発明の実施例1のシート搬送装置を有する手差しトレイTR0は、記録シートSのシート搬送方向前端が下方に傾斜した状態で収容(積載)される給紙トレイ本体1を有している。図2において、給紙トレイ本体1は、記録シートSの束が積載されるシート支持面1aと、前記シート支持面1aの右端部(シート搬送方向前端部)に連続し且つ上方に傾斜して形成されたシート上方ガイド面1bとを有する。図2、図5において、給紙トレイ本体1の右端部の前記シート支持面1aからシート上方ガイド面1bにかけて、位置決め部収容口1cが形成されている。
図4において、前記給紙トレイ本体1の後端には後端壁2が形成されている。前記後端壁2には、バネ装着孔2aが形成されている。
図2、図3において、前記給紙トレイ本体1の右端部の上方には、手差し給紙装置6が配置されている。前記手差し給紙装置6は、平板状の固定プレート7を有している。図2、図3において、固定プレート7は、下方に突出して形成された付勢バネ支持部7aと、ねじりバネ支持部7b(図3参照)とを有する。前記固定プレート7の下面には、取出ロール昇降用リンク8と、ロック解除用リンク9とが回転可能に支持されている。
図4〜図6において、前記取出ロール昇降用リンク8は、円筒状の回転中心8aと、前記回転中心8aの左方に形成されたソレノイド連結部8bと、回転中心8aの右方に形成された待機位置保持用バネ装着部8cと、待機位置保持用バネ装着部8cの前方に形成されたケース押圧部8dとを有している。ソレノイド連結部8bは、取出ロール昇降用ソレノイド10の伸縮ロッド10aの前端に回転可能に連結されている。前記待機位置保持用バネ装着部8bと後端壁2のバネ装着孔2aとの間には、待機位置保持用バネ11が連結されている。したがって、前記取出ロール昇降用リンク8は、前記待機位置保持用バネ11により、回転中心8aを中心としてケース押圧部8dが右方(+Y方向)に移動する方向(図6において反時計方向)に付勢されている。
前記ロック解除用リンク9は、円筒状の回転中心9aと、前記回転中心9aから取出ロール昇降用リンク8側に延びるリンク側アーム9bと、リンク側アーム9bと反対側に延びるロック解除アーム9cとを有している。前記リンク側アーム9bの先端部には円筒状の昇降用リンク係合部9dが形成されている。前記ロック解除アーム9cの先端には円筒状のストッパ係合部9eが形成されており、ストッパ係合部9eの後端面には、後述するストッパと係合するために上下方向中央部が凸湾曲した凸湾曲部9fが形成されている。
図3、図4において、前記回転中心9aにはねじりバネ16の中心部が巻付けられている(図3、図4以外は図示省略)。前記ねじりバネ16の一端部は、前記ねじりバネ支持部7bに係止され、他端部は昇降用リンク係合部9dに係合している。したがって、前記ロック解除用リンク9は、前記ねじりバネ16により、回転中心9aを中心として昇降用リンク係合部9dが右方に移動する方向(図6において時計方向)に付勢されている。この結果、前記昇降用リンク係合部9dは、常時、取出ロール昇降用リンク8のケース押圧部8dの左端面に当接する。
前記取出ロール昇降用リンク8、ロック解除用リンク9、待機位置保持用バネ11及びねじりバネ16等によりリンク機構17が構成されている。また、前記取出ロール昇降用ソレノイド10及びリンク機構17によりストッパ係合解除部材(10+17)が構成されている。
図4において、前記後端壁2には、前方に延びるシャフト21が回転可能に支持されており、図示しないフィードモータにより回転駆動される。前記シャフト21には、取出ロール支持ケース22が回転可能に支持されている。前記取出ロール支持ケース22の前方には、取出ロール駆動ギアG1がワンウェイクラッチ(図示せず)を介してシャフト21に支持されている。前記ワンウェイクラッチによって、後述する取出ロール(41)が用紙を搬送する方向に空転可能にギアG1とシャフト21が接続されている。また、取出ロール駆動ギアG1の前方にはフィードロール装着部材23がワンウェイクラッチ(図示せず)を介して支持されており、前記ワンウェイクラッチにより、フィードロール24がシャフト21に対し用紙搬送方向に空転可能に接続されている。
前記フィードロール装着部材23には、2つのローラ部24a、24aと前記ローラ部24a、24aの間に配置された用紙ガイド部とを有するフィードロール24が装着されている。前記フィードロール24の前端部には、位置決め突出部24bが設けられており、シャフト21の先端に形成されたロール位置決め溝21aと係合することにより、フィードロール24の軸方向が位置決めされている。
図3、図4において、前記取出ロール支持ケース22の前端面には、搬送される記録シートSの上面をガイドするガイド部材22aが支持されている。図4〜図6において、前記取出ロール支持ケース22の上面右端後部には、前記取出ロール昇降用リンク8のケース押圧部8dが当接するリンク被押圧部31が形成されている。前記リンク被押圧部31の前方には、給紙実行位置付勢バネ装着部32が形成されている。図2、図3において、前記給紙実行位置付勢バネ装着部32と、固定プレート7の付勢バネ支持部7aとの間には、給紙実行位置付勢バネ33が装着されている(図3、図4参照)。前記給紙実行位置付勢バネ33は、給紙実行位置付勢バネ用装着部32を左上方(−Y+Z方向)に付勢している。
前記取出ロール昇降用ソレノイド10、リンク機構17及び給紙実行位置付勢バネ用装着部32等により取出ロール移動装置(10+17+32)が構成されている。
図4において、前記取出ロール支持ケース22の給紙実行位置付勢バネ用装着部32には、回転伝達ギア列G2が回転可能に支持されており、前記取出ロール駆動ギアG1からの回転が伝達される。前記回転伝達ギア列G2の前方には、ストッパ36が回転中心36aを中心に回転可能に支持されている。前記ストッパ36は、上方に延び且つ前記ロック解除用リンク9のストッパ係合部9eと係合可能な被係合部36bと、左方(−Y方向)に延びる位置決め部材係止部36cとを有する。前記位置決め部材係止部36cの先端には、係止爪36dが形成されており、位置決め部材係止部36cの上端には位置決め部材係止部36cの下方への回転を規制する回転規制部36eが形成されている。
前記取出ロール支持ケース22の左端部には、前後方向(X軸方向)に延びる取出ロール軸37が回転可能に支持されている。図3、図5において、前記取出ロール軸37の後端部には、前記回転伝達ギア列G2から回転が伝達される取出ロールギアG3が支持されている。前記取出ロールギアG3の前方の取出ロール軸37にはシート前端位置決め部材38が回転可能に支持されている。前記取出ロール軸37の前端部には、取出ロール装着部材39が支持されており、取出ロール装着部材39にはフィードロール24と同様に構成された取出ロール41が装着される。
図2、図3、図5において、前記シート前端位置決め部材38は円筒部38aと、前記円筒部38aの外周面から突出して形成されたストッパ被係合部38bと、前記ストッパ被係合部38bとは反対側の外周面に形成されたシート前端当接部38cとを有する。前記ストッパ被係合部38bは、前記係止爪36dに係合可能に構成されている。給紙を実行しない待機時には、図2に示すように、前記シート前端当接部38cの先端部分は前記位置決め部収容口1cを貫通して下方に位置する。シート前端当接部38cに記録シートSの束の前端が突き当てられると、ストッパ被係合部38bが係止爪36dに係止され、シート前端位置決め部材38が所定の位置から回転移動できないようにロック(係止)される(図2参照)。この結果、記録シートSの前端は所定の位置に位置決めされる。
図3、図4において、前記フィードロール24の下方には、所定の押圧力でフィードロール24に圧接するリタードロール42が配置されている。前記リタードロール42は、フィードロール24や取出ロール41と同様に構成されており、リタードロール軸43にトルクリミッタTLを介して支持されたリタードロール装着部材44に装着されている。また、前記リタードロール軸43には、図示しない伝達ギアを介してフィードロール24とは逆方向(記録シートを上流側に戻す方向)の回転が前記フィードモータより伝達される。図1において、前記フィードロール24のシート搬送方向下流側近傍には、記録シートSの有無を検出するフィードセンサSN1が配置されている。また、フィードロール24の下流に配置されたシート搬送ロール(テイクアウェイロール)Raの下流側近傍には、記録シートSの有無を検出するフィードアウトセンサSN2が配置されている。
前記フィードロール24及びリタードロール42等によりさばき部材としてのさばきロール(24+42)が構成されている。前記取出ロール41、さばきロール(24+42)、取出ロール移動装置(10+17+32)等により手差し給紙装置(シート搬送装置)6が構成されている。
したがって、図2において、実施例1の手差し給紙装置6は、ジョブ(画像形成動作)を実行しない通常時は、取出ロール昇降用ソレノイド10がオフになり、給紙待機位置(図2に示す位置)に保持される。即ち、待機位置保持用バネ11により、給紙実行位置付勢バネ33の付勢力に抗して、ケース押圧部8dがリンク被押圧部31を押圧して、取出ロール支持ケース22に支持された取出ロール41を上方の給紙待機位置に保持する。
図7は取出ロールが給紙実行位置に移動した状態の説明図である。
図2において、記録シートSの束がシート前端当接部38cに突き当てられて位置決めされた状態で、ジョブが開始され、給紙タイミングになると、取出ロール昇降用ソレノイド10がオンになる。図6において、取出ロール昇降用ソレノイド10がオンになると、伸縮ロッド10aがソレノイド内部に引き込まれる。伸縮ロッド10aの作動に伴って、取出ロール昇降用リンク8は、待機位置保持用バネ11の力に抗して回転中心8aを中心に回転する。この結果、ケース押圧部8dがリンク被押圧部31から離れる方向に移動し、給紙実行位置付勢バネ33の付勢力により取出ロール支持ケース22がシャフト21を中心に回転して、取出ロール41が給紙実行位置(図7に示す位置)に移動する。給紙実行位置に移動した取出ロール41は、給紙実行位置付勢バネ33により所定の押圧力で記録シートSの束を押圧する。
図8は取出ロールが給紙実行位置に移動した状態でシート前端位置決め部材のロックが解除された状態の説明図である。
図6において、伸縮ロッド10aの作動に伴って取出ロール昇降用リンク8が回転し、ケース押圧部8dがリンク被押圧部31から離れる方向に移動すると、ロック解除用リンク9が回転中心9aを中心に回転してストッパ係合部9eが被係合部36bに近づく。前記取出ロール41が給紙実行位置に移動した状態では、図7に示すようにストッパ係合部9eが被係合部36bに近接する。その後、伸縮ロッド10aが完全に引き込まれると、ロック解除用リンク9の回転によりストッパ係合部9eが被係合部36bを右方に押圧し、ストッパ36が回転中心36aを中心に回転する。この結果、図8に示すように、ストッパ被係合部38bと係止爪36dとの係合(ロック)が解除され、シート位置決め部材38は回転移動可能な状態になる。
図9は取り出しロールで記録シートの給紙を行っている状態の説明図である。
図9において、シート位置決め部材38のロックが解除された状態で、取出ロール41が回転駆動すると、記録シートSがさばきロール(24+42)に搬送される。このとき、シート位置決め部材38は回転自由な状態なので、記録シートSの前端の移動に伴って回転でき、記録シートSの給紙の妨げとならない。さばきロール(24+42)に搬送された記録シートSが1枚の場合、リタードロール42はトルクリミッタによりフィードロール24の回転に従動して、記録シートSを下流側に搬送する。一方、さばきロール(24+42)に搬送された記録シートSが複数枚の場合、フィードロール24が当接する最上面の記録シートSは下流側に搬送され、下側の記録シートSはリタードロール42により上流側に戻される。この結果、リタードロール42とフィードロール24との間の圧接領域(さばき領域)で記録シートSが1枚ずつ分離されて下流側に搬送される。
(実施例1の制御部の説明)
図10は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。
図10において、前記コントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)やハードディスク、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有するマイクロコンピュータにより構成されており、前記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(前記コントローラCに接続された信号入力要素)
前記コントローラCは、UI(ユーザインタフェース)、フィードセンサSN1、フィードアウトセンサSN2等の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記UIは、表示部UI1や、コピースタートキーUI2、テンキーUI3、手差しトレイTR0に収容された記録シートSの情報をユーザが入力するためのシート情報入力キー(シート情報入力部材)UI4等の入力キーを備えており、それらが入力されたことを検出して、その検出信号をコントローラCに入力する。
前記フィードセンサSN1は、フィードロール24の近傍の記録シートSの有無を検出し、その検出信号をコントローラCに入力する。
前記フィードアウトセンサSN2は、シート搬送ロール(テイクアウェイロール)Raの近傍の記録シートSの有無を検出し、その検出信号をコントローラCに入力する。
(前記コントローラCに接続された制御要素)
前記コントローラCは、メインモータ駆動回路D0、フィードモータ駆動回路D1、取出ロール昇降用ソレノイド駆動回路D2、電源回路E、その他の制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。
前記電源回路Eは現像用電源回路E1や帯電用電源回路E2、転写用電源回路E3、定着用電源回路E4等を有する。
前記現像用電源回路E1は、前記現像装置Gの現像ロールGaに現像バイアスを印加する。
前記帯電用電源回路E2は、前記帯電ロールCRに帯電バイアスを印加する。
前記転写用電源回路E3は、前記転写ロールRtに転写バイアスを印加する。
前記定着用電源回路E4は、定着装置Fの加熱ロールFhのヒータにヒータ加熱用の電流を供給する。
前記メインモータ駆動回路D0はメインモータM1を介して像担持体PR、現像装置Gの現像ロールGa、定着装置F、シート搬送ロールRa等を回転駆動する。
前記フィードモータ駆動回路D1は、フィードモータM2の駆動を制御して、取出ロール41、さばきロール(24+42)を回転駆動する。
前記取出ロール昇降用ソレノイド駆動回路D2は、取出ロール昇降用ソレノイド10を作動(オン・オフ)させて取出ロール41を給紙実行位置と給紙待機位置との間で移動させる。
(前記コントローラCの機能)
前記コントローラCは、前記各信号出力要素からの出力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能(制御手段)を有している。前記コントローラCの機能(制御手段)を次に説明する。
C1:ジョブ制御手段
ジョブ制御手段C1は、コピースタートキーUI2の入力に応じて、前記ROS、像担持体PR、転写ロールRt、定着装置F等の動作を制御して、画像記録動作であるジョブ(印刷動作、コピー動作)を実行する。
C2:メインモータ回転制御手段
メインモータ回転制御手段C2は、前記メインモータ駆動回路D0を制御して、像担持体PRや現像装置G、定着装置F等の駆動を制御する。
C3:電源回路制御手段
電源回路制御手段C3は、現像用電源制御手段C3A、帯電用電源制御手段C3B、転写用電源制御手段C3C、定着用電源制御手段C3Dを有し、電源回路Eを制御して画像形成装置Uの各部材への電源供給の制御を行う。
C3A:現像用電源制御手段
現像用電源制御手段C3Aは、現像用電源回路E1を制御して現像バイアスを制御する。
C3B:帯電用電源制御手段
帯電用電源制御手段C3Bは、帯電用電源回路E2を制御して帯電バイアスを制御する。
C3C:転写用電源制御手段
転写用電源制御手段C3Cは、転写用電源回路E3を制御して転写バイアスを制御する。
C3D:定着用電源制御手段
定着用電源制御手段C3Dは、定着用電源回路E4を制御して定着装置Fの定着温度を制御する。
C4:シート情報記憶手段
シート情報記憶手段C4は、前記シート情報入力キーUI4により入力された記録シートSのシート情報を記憶する。実施例1のシート情報記憶手段C4は、前記シート情報として、記録シートSの種類(普通紙、OHP、コート紙、裏紙(片面印刷済の記録シート)等)、シートサイズ(A4,B5,ハガキ等)及び用紙坪量(64g/m2等)を記憶する。
C5:タイミング変更判別手段
タイミング変更判別手段C5は、タイミング変更シート種類記憶手段C5Aと、タイミング変更シートサイズ記憶手段C5Bと、タイミング変更シート坪量記憶手段C5Cとを有し、使用する記録シートSのシート情報に基づいて、記録シートSがタイミング変更シートであるか否かを判別する。実施例1のタイミング変更判別手段C5は、前記シート情報記憶手段C4に記憶されたシート情報が、タイミング変更シート種類記憶手段C5A、タイミング変更シートサイズ記憶手段C5B及びタイミング変更シート坪量記憶手段C5Cに記憶されたタイミング変更シート種類等に一致するか否かにより判別を行う。
C5A:タイミング変更シート種類記憶手段
タイミング変更シート種類記憶手段C5Aは、ロール移動タイミングを変更するタイミング変更シート種類を記憶する。実施例1のタイミング変更シート種類記憶手段C5Aは、タイミング変更シート種類として、OHP、裏紙、コート紙等の密着していない場合にシート間の摩擦係数が小さい記録シートを記憶している。
C5B:タイミング変更シートサイズ記憶手段
タイミング変更シートサイズ記憶手段C5Bは、ロール移動タイミングを変更するタイミング変更シートサイズを記憶する。実施例1のタイミング変更シートサイズ記憶手段C5Bは、タイミング変更シートサイズとして、搬送方向のシート長さが短いハガキサイズを記憶している。
C5C:タイミング変更シート坪量記憶手段
タイミング変更シート坪量記憶手段C5Cは、ロール移動タイミングを変更するタイミング変更シート坪量を記憶する。実施例1のタイミング変更シート坪量記憶手段C5Cは、タイミング変更シート坪量として、64g/m2未満(即ち、比較的軽量の記録シート)を記憶している。
C6:給紙装置駆動制御手段
給紙装置駆動制御手段C6は、手差し給紙装置6の取出ロール41、フィードロール24及びリタードロール42の回転駆動を制御する。
C7:取出ロール昇降制御手段(取出ロール移動制御手段)
取出ロール昇降制御手段C7は、通常時ロール移動タイミング記憶手段C7Aと、ロール移動タイミング変更手段C7Bとを有し、設定されたロール移動タイミングに応じて、取出ロール昇降用ソレノイド駆動回路D3を制御して、取出ロール41を給紙実行位置と給紙待機位置との間で移動(昇降)させる。
C7A:通常時ロール移動タイミング記憶手段
通常時ロール移動タイミング記憶手段C7Aは、使用する記録シートSがタイミング変更シートでない場合、即ち、取出ロール41を移動させるロール移動タイミングを変更しない場合(ロール移動タイミング固定モード)の通常時ロール移動タイミングを記憶する。実施例1の通常時ロール移動タイミング記憶手段C7Aは、フィードセンサSN1が記録シート有りを検出した時(タイミング)、即ち、取出ロール41で搬送した記録シートSの前端がフィードセンサSN1で検出された時を通常時ロール移動タイミングとして記憶する。
C7B:ロール移動タイミング変更手段
ロール移動タイミング変更手段C7Bは、使用する記録シートのシート情報に応じて、前記取出ロール41を前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動させるロール移動タイミングを変更する。実施例1のロール移動タイミング変更手段C7Bは、使用する記録シートSがタイミング変更シートである場合に、ロール移動タイミングを、フィードセンサSN1が記録シート有りを検出した時(タイミング)から、前記記録シートSの後端がフィードセンサSN1の位置を通過してシート無しを検出した時(タイミング)に変更する。したがって、実施例1のロール移動タイミング変更手段C7Bは、使用する記録シートSがタイミング変更シートである場合、前記ロール移動タイミングを、前記タイミング変更シート以外の場合(通常の場合)のロール移動タイミングに比べて遅くする。
(実施例1のフローチャートの説明)
(給紙処理のメインフローチャートの説明)
図11は実施例1の画像形成装置の給紙処理のメインフローチャートである。
図11のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、前記コントローラCのROMやハードディスク等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は画像形成装置Uの他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
図11に示すフローチャートは画像形成装置Uの電源オンにより開始される。
図11のST1において、ジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に移り、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、使用する記録シートSのシート種類がタイミング変更シート種類で有るか否かを判別する。ノー(N)の場合はST3に移り、イエス(Y)の場合はST6に移る。
ST3において、使用する記録シートSのシートサイズがタイミング変更シートサイズ以下で有るか否かを判別する。ノー(N)の場合はST4に移り、イエス(Y)の場合はST6に移る。
ST4において、使用する記録シートの坪量がタイミング変更シート坪量以下で有るか否かを判別する。ノー(N)の場合はST5に移り、イエス(Y)の場合はST6に移る。
ST5において、ロール移動タイミングを変更しない通常の給紙処理(ロール移動タイミング固定モード、後述する図12のサブルーチン参照)を実行してST1に戻る。
ST6において、ロール移動タイミングを変更する取出ロール移動タイミング変更給紙処理(ロール移動タイミング変更モード、後述する図13のサブルーチン参照)を実行してST1に戻る。
(通常給紙処理(ロール移動タイミング固定モード)の説明)
図12は実施例1の通常給紙処理のフローチャートであり、図11のST5のサブルーチンのフローチャートである。
図12のST11において、取出ロール41を給紙実行位置に移動させて、給紙を実行する給紙開始タイミングになったか否かを判別する。ノー(N)の場合はST11を繰り返し、イエス(Y)の場合はST12に移る。
ST12において、次の処理(1)、(2)を実行してST13に移る。
(1)取出ロール昇降用ソレノイド10をオンにして、取出ロール41を給紙実行位置に移動(下降)させる。
(2)取出ロール41及びさばきロール(フィードロール24及びリタードロール42)を回転駆動させる。
ST13において、フィードセンサSN1がオンになったか否か(シート有りを検出したか否か)、即ち、記録シートSの前端がさばきロール(24+42)まで搬送されたか否かを判別する。ノー(N)の場合はST13を繰り返し、イエス(Y)の場合はST14に移る。
ST14において、取出ロール昇降用ソレノイド10をオフにして取出ロール41を給紙待機位置に移動(上昇)させる。そして、ST15に移る。
ST15において、フィードアウトセンサSN2がオンになったか否か(シート有りを検出したか否か)、即ち、記録シートSの前端がテイクアウェイロールRaまで搬送されたか否かを判別する。ノー(N)の場合はST15を繰り返し、イエス(Y)の場合はST16に移る。
ST16において、さばきロール(24+42)および取り出しロール41の駆動を停止する。そして、ST17に移る。
ST17において、ジョブが終了したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST11に戻り、イエス(Y)の場合は図12のサブルーチンを終了して、図11のメインルーチンに戻る。
(取出ロール移動タイミング変更給紙処理(ロール移動タイミング変更モード)の説明)
図13は実施例1の取出ロール移動タイミング変更給紙処理のフローチャートであり、図11のST6のサブルーチンのフローチャートである。
次に、実施例1の取出ロール移動タイミング変更給紙処理のフローチャートの説明を行うが、前記通常給紙処理のフローチャートと同様の処理には同一のST番号を付し、詳細な説明は省略する。
図13において、通常給紙処理のST11〜ST12と同様の処理を実行して、ST15に移る。
次に、通常給紙処理のST15、ST16と同様の処理を実行して、ST21に移る。
ST21において、フィードセンサSN1がオフになったか否か(シート無しを検出したか否か)、即ち、記録シートSの後端がフィードロール24を通過したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST21を繰り返し、イエス(Y)の場合はST22に移る。
ST22において、取出ロール昇降用ソレノイド10をオフにして取出ロール41を給紙待機位置に移動(上昇)させる。そして、ST17に移り、ST17の処理を実行する。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1のシート搬送装置としての手差し給紙装置6では、使用される記録シートSがタイミング変更シートである場合には、取出ロール41を給紙待機位置に移動させるロール移動タイミングが変更される。実施例1の手差し給紙装置6では、使用される記録シートSがタイミング変更シートである場合、即ち、シート間の摩擦係数が小さい場合や、ハガキサイズのようなサイズが小さい場合、記録シートの坪量が軽い場合に、ロール移動タイミングが変更される。
複数枚の記録シートSがさばきロール(24+42)に搬送された場合に、下側の記録シートSはリタードロール42により捌かれて上流側に戻される。しかし、使用される記録シートSがタイミング変更シートである場合、摩擦係数が低かったり、小サイズまたは坪量が軽く記録シートSが軽量であったりするため、記録シートSが動きやすく、下流側に搬送される最上面の記録シートSに引きずられて、さばきロール(24+42)に再突入する可能性がある。しかし、実施例1の手差し給紙装置6では、タイミング変更シートが使用される場合、駆動が停止した取出ロール41が給紙実行位置に保持されて記録シート束を押さえるので、捌かれた下側の記録シートSがさばきロール(24+42)に再突入することを防止できる。したがって、繰り返し突入する際に発生する捌き異音(騒音)等を防止できる。
この結果、実施例1の手差し給紙装置6は、記録シートSを押さえる特別の部材(押さえコロ等)を使用せず、簡素な構成で捌かれた記録シートがさばき領域(フィードロール24とリタードロール42とが圧接する領域)に再突入することを防止できる。また、実施例1の手差し給紙装置6では、記録シートSの後端がさばきロール(24+42)を通過すると、取出ロール41が給紙待機位置に移動(上昇)するので、ユーザが手差しトレイTR0に記録シートを追加する際に、取出ロール41が邪魔になることを防止できる。
さらに、実施例1の手差し給紙装置6では、さばき領域に再突入する可能性が高いタイミング変更シート以外の記録シートSを使用する場合には、記録シートSの前端がさばきロール(24+42)に搬送されると取出ロール41が給紙待機位置に移動(上昇)し、フィードロール24で搬送するので、取出ロール41が搬送抵抗となることを防止できる。この結果、給紙中に常時取出ロールを給紙実行位置に保持する場合に比べ、搬送抵抗を低減でき、取出ロール41の磨耗等を低減して耐久性を向上でき、取出ロール昇降用ソレノイド10の消費エネルギー等も抑えることができる。
また、タイミング変更シートを使用すると取出ロール41を上昇させるタイミングが遅くなるので、給紙間隔をあまり狭くできないが、タイミング変更シート以外の記録シートSを使用する場合には、記録シートSの前端がさばきロール(24+42)に搬送されると取出ロール41を給紙待機位置に上昇させているので、全ての記録シートSで取出ロール41を給紙実行位置に保持する場合に比べ、給紙間隔を小さくでき、生産性を高めることができる。
次に、本発明の実施例2を説明するが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
(実施例2の制御部の説明)
図14は実施例2の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図10に対応する図である。
(実施例2のコントローラCの機能)
実施例2のコントローラCは、前記実施例1の取出ロール昇降制御手段C7に替えて、取出ロール昇降制御手段C7′を有している。
C7′:取出ロール昇降制御手段
実施例2の取出ロール昇降制御手段C7′は、前記通常時ロール移動タイミング記憶手段C7A、ロール移動タイミング変更手段C7Bに加え、ロール接触時間設定手段C7Cと、接触時間計時タイマTM1とを有している。
C7C:ロール接触時間設定手段
ロール接触時間設定手段C7Cは、タイミング変更シートを使用する場合に、取出ロール41を給紙実行位置に保持して記録シートSに接触させる時間(ロール接触時間)を記録シートのサイズ毎に記憶するロール接触時間記憶手段C7C1を有している。前記ロール接触時間設定手段C7Cは、前記ロール接触時間記憶手段C7C1に記憶されたロール接触時間に基づいて、使用する記録シートSのサイズに対応するロール接触時間t1を設定する。なお、実施例2のロール接触時間記憶手段C7C1は、記録シートSのシート前端がさばきロール(24+42)に搬送されてから、後端がさばきロール(24+42)を通過する直前の時間をロール接触時間として記憶している。
TM1:接触時間計時タイマ
接触時間計時タイマTM1は、前記ロール接触時間設定手段C7Cで設定されたロール接触時間t1が経過したか否かを計時する。
(実施例2のフローチャートの説明)
(取出ロール移動タイミング変更給紙処理のサブルーチンのフローチャートの説明)
図15は実施例2の取出ロール移動タイミング給紙処理のサブルーチンのフローチャートであり、実施例1の図13に対応する図である。
次に、実施例2のフローチャートの説明を行うが、実施例1のフローチャートと同様の処理には同一のST番号を付し、詳細な説明は省略する。
図15において、実施例1の通常給紙処理のST11〜ST12と同様の処理を実行してST31に移る。
ST31において、次の処理(1)〜(2)を実行して、ST15に移る。
(1)使用するシートサイズに応じたロール接触時間t1を設定する。
(2)設定されたロール接触時間t1を接触時間計時タイマTM1にセットする。
次に、通常給紙処理のST15、ST16と同様の処理を実行して、ST32に移る。
ST32において、接触時間計時タイマTM1がタイムアップしたか否か、即ち、記録シートSの後端がフィードロール24を通過したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST32を繰り返し、イエス(Y)の場合はST22に移る。
次に、ST22、ST17を実行する。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2のシート搬送装置としての手差し給紙装置6では、フィードセンサSN1のシート有無の検出結果ではなく、ロール接触時間t1により、取出ロール41を給紙待機位置に移動(上昇)させている。実施例2の手差し給紙装置6では、ロール接触時間t1として、記録シートSの後端がさばきロール(24+42)を通過する直前までの時間が設定されているので、実施例1の場合に比べ、取出ロール41が給紙待機位置に移動するタイミングが早い。よって、実施例1の手差し給紙装置6に比べ、給紙間隔を短くすることができる。その他、実施例2の手差し給紙装置6は、実施例1の手差し給紙装置6と同様の作用、効果を奏する。
次に、本発明の実施例3を説明するが、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
(実施例3の制御部の説明)
図16は実施例3の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図10に対応する図である。
(実施例3のコントローラCに接続された信号入力要素)
図16において、実施例3のユーザインタフェースUIは、異音防止モード選択キーUI5を有している。
(実施例3のコントローラCの機能)
実施例3のコントローラCは、実施例1のコントローラCのタイミング変更判別手段C5に替えて、タイミング変更シート坪量記憶手段C5Cが省略されたタイミング変更判別手段C5′を有している。即ち、実施例3のタイミング変更判別手段C5′は、シート情報としてのシート種類及びシートサイズに基づいて、使用する記録シートSがタイミング変更シートで有るか否かの判別を行う。
また、実施例3のコントローラCは、実施例1のコントローラCの各機能(制御手段)に加え、次の機能を有している。
C11:モード切替手段
モード切替手段C11は、給紙時異音防止モード選択画像表示手段C11Aと、モード判別フラグFL1とを有し、ユーザの入力に応じて、前記ロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更モードと、シート情報に関わらず前記ロール移動タイミングを変更しないロール移動タイミング固定モードとを切り替える。
図17は実施例3の異音防止モード選択画像の説明図である。
C11A:給紙時異音防止モード選択画像表示手段
給紙時異音防止モード選択画像表示手段C11Aは、前記異音防止モード設定キーUI5の入力に応じて、表示器UI1に異音防止モード選択画像(図17参照)101を表示する。図17において、実施例3の異音防止モード選択画像101は、ロール移動タイミングを変更して異音の発生を防止する取出ロール移動タイミング変更給紙処理を実行しない固定モード(ロール移動タイミング固定モード)を選択するための固定モード選択アイコン102と、シートサイズに応じて取出ロール移動タイミング変更給紙処理を実行するサイズ連動モードを選択するためのサイズ連動モード選択アイコン103と、シート種類に応じて取出ロール移動タイミング変更給紙処理を実行する種類連動モードを選択するための種類連動モード選択アイコン104と、シート種類及びシートサイズに応じて取出ロール移動タイミング変更給紙処理を実行するサイズ・種類連動モードを選択するためのサイズ・種類連動モード選択アイコン106とを有する。
FL1:モード判別フラグ
モード判別フラグFL1は、初期値が「00」であり、前記異音防止モード選択画像101において、固定モードが選択されると「00」となり、サイズ連動モードが選択されると「01」となり、種類連動モードが選択されると「10」となり、サイズ・種類連動モードが選択されると「11」となる。
(実施例3のフローチャートの説明)
次に、実施例3のフローチャートの説明を行うが、実施例1のフローチャートと同様の処理には同一のST番号を付し、詳細な説明は省略する。
(異音防止モード選択処理)
図18は実施例3の異音防止モード選択処理のフローチャートである。
図18の処理は画像形成装置Uの他の各種処理と並行して実行される。
図18に示すフローチャートは、画像形成装置Uの電源オンにより開始される。
図18のST41において、ユーザインタフェースUIの表示器UI1に、コピー枚数等を入力可能な初期画像を表示する。そして、ST42に移る。
ST42において、異音防止モード選択キーUI5の入力があったか否かを判別する。ノー(N)の場合はST43に移り、イエス(Y)の場合はST45に移る。
ST43において、その他の入力(コピースタートキーUI2やテンキーUI3、シート情報入力キーUI4の入力)があったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST44に移り、ノー(N)の場合はST42に戻る。
ST44において、入力に応じて、表示器UI1の表示画像を更新する。
ST45において、異音防止モード選択画像101(図17参照)を表示器UI1に表示する。そして、ST46に移る。
ST46において、固定モード選択アイコン102を選択する入力があったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST47に移り、ノー(N)の場合はST48に移る。
ST47において、モード判別フラグFL1を「00」にする。そして、ST41に戻る。
ST48において、サイズ連動モード選択アイコン103を選択する入力があったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST49に移り、ノー(N)の場合はST50に移る。
ST49において、モード判別フラグFL1を「01」にする。そして、ST41に戻る。
ST50において、種類連動モード選択アイコン104を選択する入力があったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST51に移り、ノー(N)の場合はST52に移る。
ST51において、モード判別フラグFL1を「10」にする。そして、ST41に戻る。
ST52において、サイズ・種類連動モード選択アイコン106を選択する入力があったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST53に移り、ノー(N)の場合はST46に戻る。
ST53において、モード判別フラグFL1を「11」にする。そして、ST41に戻る。
(給紙処理のメインフローチャートの説明)
図19は実施例3の給紙処理のメインフローチャートであり、実施例1の図11に対応する図である。
図19の処理は画像形成装置Uの電源オンにより開始される。
図19のST61において、ジョブが開始されたか否かを判別する。ノー(N)の場合はST61を繰り返し、イエス(Y)の場合はST62に移る。
ST62において、モード判別フラグFL1が「11」で有るか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST63に移り、ノー(N)の場合はST67に移る。
ST63において、使用する記録シートSのシート種類がタイミング変更シート種類で有るか否かを判別する。ノー(N)の場合はST64に移り、イエス(Y)の場合はST66に移る。
ST64において、使用する記録シートSのシートサイズがタイミング変更シートサイズ以下で有るか否かを判別する。ノー(N)の場合はST65に移り、イエス(Y)の場合はST66に移る。
ST65において、実施例1のST5と同様の通常給紙処理(図12のサブルーチン参照)を実行してST61に戻る。
ST66において、実施例1のST6と同様の取出ロール移動タイミング変更給紙処理(図13のサブルーチン参照)を実行してST61に戻る。
ST67において、モード判別フラグFL1が「10」で有るか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST68に移り、ノー(N)の場合はST69に移る。
ST68において、使用する記録シートSのシート種類がタイミング変更シート種類で有るか否かを判別する。ノー(N)の場合はST65に移り、イエス(Y)の場合はST66に移る。
ST69において、モード判別フラグFL1が「01」で有るか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST70に移り、ノー(N)の場合はST65に移る。
ST70において、使用する記録シートSのシートサイズがタイミング変更シートサイズ以下で有るか否かを判別する。ノー(N)の場合はST65に移り、イエス(Y)の場合はST66に移る。
(実施例3の作用)
前記構成を備えた実施例3のシート搬送装置としての手差し給紙装置6では、シートサイズやシート種類にかかわらず、異音の発生を防止するための取出ロール移動タイミング変更給紙処理を実行しない固定モードを、ユーザの入力により選択できる。また、シート種類にかかわらずシートサイズのみに基づいて取出ロール移動タイミング変更給紙処理を実行するサイズ連動モードと、シートサイズにかかわらずシート種類のみに基づいて処理を行う種類連動モードと、シートサイズ及びシート種類に基づいて処理を行うサイズ・種類連動モードとを、ユーザの入力により切り替えることができる。
したがって、実施例3の手差し給紙装置6は、異音の発生を抑えることを優先するか、異音の発生よりも給紙間隔を狭くすることを優先するかを、ユーザが選択することができる。その他、実施例3の手差し給紙装置6は、実施例1の手差し給紙装置6と同様の作用効果を奏する。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H010)を下記に例示する。
(H01)本発明は、複写機に限定されず、プリンタ、FAX、複合機等の画像形成装置に適用可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置にも適用可能である。さらに、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式等の他の記録方式の画像形成装置に適用可能である。
(H02)前記実施例において、シート搬送装置として手差し給紙装置6を例示したが、手差しトレイに限定されず、自動原稿搬送装置U2の原稿給紙トレイTG1等に適用可能である。
(H03)前記実施例において、前記取出ロール41を昇降させる構成は、実施例に記載された構成に限定されず、従来公知の種々の構成、機構を採用可能である。
(H04)前記実施例3において、シート種類とシートサイズに基づいてタイミング変更シートの判別を行ったが、シート坪量に基づいてタイミング変更シートの判別を行うことも可能である。
(H05)前記実施例において、タイミング変更シート種類やタイミング変更シートサイズ、タイミング変更シート坪量は、例示した種類やサイズ、坪量の値に限定されず、画像形成装置Uの機種等の設計に応じて変更可能である。また、A4やB5等のシートサイズではなく、搬送方向の長さ(例えば、210mm等)を使用することも可能であるし、シート坪量に替えて密度を使用することも可能である。
(H06)前記実施例1、2において、タイミング変更シート種類に該当する場合、タイミング変更シートサイズ以下の場合、または、タイミング変更シート坪量未満の場合にロール移動タイミングを変更したが、これに限定されず、例えば、タイミング変更シート種類に該当し、且つ、タイミング変更シートサイズ以下の場合にロール移動タイミングを変更したり、タイミング変更シート種類に該当し、且つ、タイミング変更シートサイズ以下、且つ、タイミング変更シート坪量未満の場合にのみロール移動タイミングを変更することも可能である。
(H07)前記実施例3において、各モードの選択はユーザインタフェースからの入力に応じて選択されたが、これに限定されず、ディップスイッチやジャンパピン等により選択可能にすることも可能である。また、ユーザが選択不能とし、工場出荷時やサービスエンジニアが設定変更可能にすることも可能である。
(H08)前記実施例2において、ロール接触時間として、後端がさばきロール(24+42)を通過する直前までの時間を使用したが、後端がさばきロール(24+42)を通過する前、あるいは後の適切な時間にすることができる。前記ロール接触時間を短くした場合には、実施例2の場合に比べて給紙間隔を小さくしやすいが異音の発生する可能性が高くなる。しかし、従来技術と比べて、異音が発生する時間を短くする効果が期待できる。
(H09)前記実施例2において、ロール接触時間t1は、記録シートのサイズに応じて予め記憶されていたが、ユーザの入力により手動で設定可能にすることも可能である。また、記録シートのサイズにかかわらず同じロール接触時間t1とすることも可能である。
(H010)前記各実施例において、取出ロール41、フィードロール24及びリタードロール42の駆動、駆動停止のタイミングを同じタイミングで行ったが、これに限定されず、例えば、取出しロール41にクラッチを設け、フィードロール24及びリタードロール42に記録シートの先端が到達した段階で取出しロール41のみ駆動を停止する様に構成することも可能である。
図1は本発明の実施例の画像形成装置の全体説明図である。 図2は実施例1の手差しトレイの給紙装置部分の要部拡大説明図であり、取出ロールが給紙待機位置に保持された状態の説明図である。 図3は実施例1の手差しトレイの給紙装置部分を下方から見た要部拡大斜視図である。 図4は実施例1の手差しトレイの給紙装置部分を斜め上方からみた要部斜視説明図である。 図5はさばきロールやガイド部材を省略した給紙装置部分の斜視説明図である。 図6は図5の矢印VI方向から見た図である。 図7は取出ロールが給紙実行位置に移動した状態の説明図である。 図8は取出ロールが給紙実行位置に移動した状態でシート前端位置決め部材のロックが解除された状態の説明図である。 図9は取り出しロールで記録シートの給紙を行っている状態の説明図である。 図10は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。 図11は実施例1の画像形成装置の給紙処理のメインフローチャートである。 図12は実施例1の通常給紙処理のフローチャートであり、図11のST5のサブルーチンのフローチャートである。 図13は実施例1の取出ロール移動タイミング変更給紙処理のフローチャートであり、図11のST6のサブルーチンのフローチャートである。 図14は実施例2の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図10に対応する図である。 図15は実施例2の取出ロール移動タイミング給紙処理のサブルーチンのフローチャートであり、実施例1の図13に対応する図である。 図16は実施例3の画像形成装置の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図10に対応する図である。 図17は実施例3の異音防止モード選択画像の説明図である。 図18は実施例3の異音防止モード選択処理のフローチャートである。 図19は実施例3の給紙処理のメインフローチャートであり、実施例1の図11に対応する図である。
符号の説明
24+42…さばき部材、
41…取出ロール、
C11…モード切替手段、
C7B…ロール移動タイミング変更手段、
S…記録シート、
TR0…手差しトレイ,給紙トレイ。

Claims (6)

  1. 給紙トレイに収容された記録シートを給紙する給紙実行位置と、前記記録シートから離隔した給紙待機位置との間で移動可能な取出ロールと、
    前記取出ロールのシート搬送方向下流側に配置され、前記取出ロールにより給紙された記録シートを1枚ずつ分離して搬送するさばき部材と、
    使用する記録シートのシート情報に応じて、前記取出ロールを前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動させるロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更手段であって、使用する記録シートが前記ロール移動タイミングを変更する対象である予め設定されたタイミング変更シートである場合、前記ロール移動タイミングを、前記タイミング変更シート以外の場合の前記ロール移動タイミングに比べて遅くする前記ロール移動タイミング変更手段と、
    を備え、
    前記取出ロールは、前記記録シートが1枚給紙される度に前記ロール移動タイミングで前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動されると共に、使用する記録シートが前記タイミング変更シートである場合に、前記給紙実行位置において、給紙を実行する給紙開始タイミングになると回転駆動されて前記記録シートを給紙し且つ回転駆動が停止された後に前記ロール移動タイミングまでの間に接触する記録シートを押さえる
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 下記の構成要件(A04)を備えたことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置、
    (A04)手差しトレイにより構成された前記給紙トレイ。
  3. 下記の構成要件(A06)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のシート搬送装置、
    (A06)使用する記録シートが前記ロール移動タイミングを変更する対象であるタイミング変更シートである場合、前記タイミング変更シートのシート搬送方向後端が前記さばき部材を通過した後に、前記取出ロールを前記給紙実行位置から前記給紙待機位置に移動させる前記ロール移動タイミング変更手段。
  4. 下記の構成要件(A07)を備えたことを特徴とする請求項1ないしの何れか記載のシート搬送装置、
    (A07)前記シート情報としての記録シートサイズに応じて、前記ロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更モードと、前記ロール移動タイミングを変更しないロール移動タイミング固定モードとを切り替える前記ロール移動タイミング変更手段。
  5. 下記の構成要件(A08)を備えたことを特徴とする請求項1ないしの何れか記載のシート搬送装置、
    (A08)前記シート情報としての記録シートの種類に応じて、前記ロール移動タイミングを変更するロール移動タイミング変更モードと、前記ロール移動タイミングを変更しないロール移動タイミング固定モードとを切り替える前記ロール移動タイミング変更手段。
  6. 下記の構成要件(A09)を備えたことを特徴とする請求項4または5記載のシート搬送装置、
    (A09)ユーザの入力に応じて、前記ロール移動タイミング変更モードと前記ロール移動タイミング固定モードとを切り替えるモード切替手段。
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