JP2003156968A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体

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JP2003156968A JP2001356826A JP2001356826A JP2003156968A JP 2003156968 A JP2003156968 A JP 2003156968A JP 2001356826 A JP2001356826 A JP 2001356826A JP 2001356826 A JP2001356826 A JP 2001356826A JP 2003156968 A JP2003156968 A JP 2003156968A
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貴司 藤森
Shokyo Ko
松強 黄
Eiichi Motoyama
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Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用頻度が比較的低く、低電力モードからの
解除が頻繁に行われる様な使用状況で、なおかつ比較的
モノクロジョブが多く処理される画像形成環境におい
て、プリント処理が完了するまでの待ち時間を大幅に短
縮すること。 【解決手段】 所定時間プリント処理が行われない場合
定着ユニットの通電を遮断する低電力モードから復帰す
る時、CPU401が、最初に処理されるジョブの印刷
モードに基づいて、プリントを開始する定着ユニットの
温度を決定する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電記録方式や電
子写真記録方式等を採用した画像形成装置および画像形
成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の画像形成装置の定着器制
御について説明する。
【0003】従来の複写機,プリンタ等の静電記録方式
や電子写真記録方式などを採用したカラー画像形成装置
は、電源が投入されると、定着器がプリントスタート可
能温度に達するまで定着ヒータに通電が行われ、定着器
の温度がプリント可能温度に達すると、プリント動作が
可能となると共に、定着ヒータへの通電を止め、再度定
着器の温度がプリント可能温度を下回った時、再度通電
を行う。
【0004】また、一定時間プリントジョブの入力がな
いと、定着ヒータの通電を遮断し続けることにより、ス
タンバイ時の消費電力を低減する低電力モードを持つ画
像形成装置が提案されている。
【0005】この低電力モード状態の画像形成装置は、
再度プリントジョブの入力があると、定着ヒータへの通
電を再開し、プリントスタート可能温度まで定着温度が
上昇したことを検知すると、プリント動作を開始するよ
うに構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、オフィス等
で多数が共同利用する画像形成装置は、タイマにより低
電力モードに移行する設定がされていることが多く、画
像形成装置を使用する頻度が少ない場合は、プリントジ
ョブが入力される度に節電状態からスタンバイ状態まで
定着器を加熱した後、プリントが開始される場合が多
い。
【0007】このような場合、定着器の復帰時間が長い
と、プリントまでの待ち時間が長くなりユーザの作業効
率が上がらないだけではなく、定着器の通電時間が長く
なるために、低電力モードからスタンバイに復帰する為
に要する消費電力が多くなってしまうという問題点があ
った。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、所定時間プリント処
理が行われない場合前記定着ユニットの通電を遮断する
低電力モードから復帰する時、最初に処理されるジョブ
の印刷モードに基づいて、プリントを開始する前記定着
ユニットの温度を決定するものであり、低電力モード等
から復帰後の最初のジョブが処理されるために要する時
間を短縮することができ、特に、プリントジョブが入力
される頻度が低く頻繁に低電力モードに移行してしま
い、頻繁に低電力モードから復帰するような画像形成環
境において有効な画像形成装置および画像形成装置の制
御方法およびプログラムおよび記憶媒体を提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、電子写真方式によるトナー像を転写した転写シート
を熱定着するための定着ユニット(図2に示す定着ユニ
ット40)を有し、前記定着ユニットが第1の温度(図
5に示すTk)でプリント可能な第1の印刷モード(モ
ノクロモード)又は前記第1の温度より高い第2の温度
(図5に示すTc)でプリント可能な第2の印刷モード
(カラーモード)を選択して印刷処理可能な画像形成装
置において、所定時間プリント処理が行われない場合、
前記定着ユニットの通電を遮断して低電力モードに移行
させる低消費電力制御手段(図4に示すCPU401)
と、前記低電力モードから復帰する時、最初に処理され
るジョブの印刷モードに基づいて、プリントを開始する
前記定着ユニットの温度を決定する制御手段(図4に示
すCPU401)とを有することを特徴とする。
【0010】本発明に係る第2の発明は、電子写真方式
により転写シートに作像したトナー像を熱定着する定着
手段が第1の定着温度(図5に示すTk)で画像形成開
始可能な第1の画像形成モード(モノクロモード)又は
前記定着手段が前記第1の定着温度より高温の第2の定
着温度(図5に示すTc)で画像形成開始可能な第2の
画像形成モード(カラーモード)を選択して画像形成開
始可能な画像形成装置において、前記第1の画像形成モ
ードによるプリント動作と前記第2の画像形成モードに
よるプリント動作を連続して処理する時、前記定着手段
が前記第1の定着温度に到達した後に前記第2の定着温
度に到達したか否かに基づいて画像形成動作を中断する
制御手段(図4に示すCPU401)を有することを特
徴とする。
【0011】本発明に係る第3の発明は、前記定着手段
の温度を検出する検出手段(図示しない温度センサ)
と、前記定着手段の温度が、前記第1の定着温度に到達
した後に前記第2の定着温度に到達したか否かを記憶す
る記憶手段(図4に示すRAM406)と、前記記憶手
段の記憶内容を解除する解除手段(図4に示すCPU4
01)とを設けたことを特徴とする。
【0012】本発明に係る第4の発明は、前記第1の画
像形成モードによるプリント動作はFAX文書のプリン
トジョブのプリント動作であり、前記第2の画像形成モ
ードによるプリント動作は、コピーもしくはネットワー
クプリントジョブのプリント動作であることを特徴とす
る。
【0013】本発明に係る第5の発明は、前記第1の画
像形成モードによるプリント動作は、モノクロプリント
ジョブのプリント動作であり、前記第2の画像形成モー
ドによるプリント動作は、カラープリントジョブのプリ
ント動作であることを特徴とする。
【0014】本発明に係る第6の発明は、電子写真方式
によるトナー像を転写した転写シートを熱定着するため
の定着ユニット(図2に示す定着ユニット40)を有
し、前記定着ユニットが第1の温度(図5に示すTk)
でプリント可能な第1の印刷モード(モノクロモード)
又は前記第1の温度より高い第2の温度(図5に示すT
c)でプリント可能な第2の印刷モード(カラーモー
ド)を選択して印刷処理可能な画像形成装置において、
プリントジョブを複数キューイング可能な記憶手段(図
4に示すRAM406)と、所定時間プリント処理が行
われない場合、前記定着ユニットの通電を遮断して低電
力モードに移行させる低消費電力制御手段(図4に示す
CPU401)と、前記低電力モードから復帰する時、
前記記憶手段にキューイングされているプリントジョブ
のうち、最初に処理されるジョブの印刷モードに基づい
て、プリントを開始する前記定着ユニットの温度を決定
する制御手段(図4に示すCPU401)とを有し、前
記制御手段は、最初に処理されるジョブが第1の印刷モ
ードと第2の印刷モードが混在したジョブである場合、
前記最初に処理されるジョブのプリントを開始する前記
定着ユニットの温度を前記第2の温度に決定することを
特徴とする。
【0015】本発明に係る第7の発明は、電子写真方式
によるトナー像を転写した転写シートを熱定着するため
の定着ユニット(図2に示す定着ユニット40)を有
し、前記定着ユニットが第1の温度(図5に示すTk)
でプリント可能な第1の印刷モード(モノクロモード)
又は前記第1の温度より高い第2の温度(図5に示すT
c)でプリント可能な第2の印刷モード(カラーモー
ド)を印刷して印刷処理可能な画像形成装置において、
プリントジョブを複数キューイング可能な記憶手段(図
4に示すRAM406)と、所定時間プリント処理が行
われない場合、前記定着ユニットの通電を遮断して低電
力モードに移行させる低消費電力制御手段(図4に示す
CPU401)と、前記低電力モードから復帰する時、
前記記憶手段にキューイングされているジョブのうち、
最初に処理される複数のジョブの条件に基づいて、先頭
のジョブのプリントを開始する前記定着ユニットの温度
を決定する制御手段(図4に示すCPU401)とを有
することを特徴とする。
【0016】本発明に係る第8の発明は、前記ジョブの
条件は、ジョブの印刷モード,ジョブのオーナ情報を含
むことを特徴とする。
【0017】本発明に係る第9の発明は、前記制御手段
は、前記低電力モードから復帰する時、前記記憶手段に
キューイングされているジョブのうち、最初に処理され
る複数のジョブが、同じユーザからのジョブであって、
かつ第1の印刷モードのジョブ,第2の印刷モードのジ
ョブの順に連続的にキューイングされているキューイン
グ状態では、先頭のジョブのプリントを開始する前記定
着ユニットの温度を前記第2の温度に決定し、前記キュ
ーイング状態以外のキューイング状態では、先頭のジョ
ブのプリントを開始する前記定着ユニットの温度を、前
記先頭のジョブの印刷モードに応じた温度に決定するこ
とを特徴とする。
【0018】本発明に係る第10の発明は、前記プリン
トジョブは、所定の通信媒体を介して情報処理装置から
入力されたプリントジョブであることを特徴とする。
【0019】本発明に係る第11の発明は、前記第1の
印刷モードは、モノクロ印刷モードであり、前記第2の
印刷モードは、カラー印刷モードであることを特徴とす
る。
【0020】本発明に係る第12の発明は、電子写真方
式によるトナー像を転写した転写シートを熱定着するた
めの定着ユニットを有し、前記定着ユニットが第1の温
度でプリント可能な第1の印刷モード又は前記第1の温
度より高い第2の温度でプリント可能な第2の印刷モー
ドを選択して印刷処理可能な画像形成装置の制御方法に
おいて、所定時間プリント処理が行われない場合前記定
着ユニットの通電を遮断する低電力モードから復帰する
時、最初に処理されるジョブの印刷モードに基づいて、
プリントを開始する前記定着ユニットの温度を決定する
決定工程(図8のステップS102,S104,S10
5、図12のステップS202〜S207)を有するこ
とを特徴とする。
【0021】本発明に係る第13の発明は、電子写真方
式により転写シートに作像したトナー像を熱定着する定
着手段が第1の定着温度で画像形成開始可能な第1の画
像形成モード又は前記定着手段が前記第1の定着温度よ
り高温の第2の定着温度で画像形成開始可能な第2の画
像形成モードを選択して画像形成開始可能な画像形成装
置の制御方法において、前記第1の画像形成モードによ
るプリント動作と前記第2の画像形成モードによるプリ
ント動作を連続して処理する時、前記定着手段が前記第
1の定着温度に到達した後に前記第2の定着温度に到達
したか否かに基づいて画像形成動作を中断する中断工程
(図12のステップS205,S206)を有すること
を特徴とする。
【0022】本発明に係る第14の発明は、電子写真方
式によるトナー像を転写した転写シートを熱定着するた
めの定着ユニットを有し、前記定着ユニットが第1の温
度でプリント可能な第1の印刷モード又は前記第1の温
度より高い第2の温度でプリント可能な第2の印刷モー
ドを選択して印刷処理可能な画像形成装置の制御方法に
おいて、所定時間プリント処理が行われない場合前記定
着ユニットの通電を遮断する低電力モードから復帰する
時、メモリに複数キューイングされているプリントジョ
ブのうち、最初に処理されるジョブの印刷モードに基づ
いて、プリント開始する前記定着ユニットの温度を決定
する決定工程(図8のステップS102,S104,S
105)を有し、前記決定工程は、最初に処理されるジ
ョブが第1の印刷モードと第2の印刷モードが混在した
ジョブである場合、前記最初に処理されるジョブのプリ
ントを開始する前記定着ユニットの温度を前記第2の温
度に決定する(図8のステップS103)ことを特徴と
する。
【0023】本発明に係る第15の発明は、電子写真方
式によるトナー像を転写した転写シートを熱定着するた
めの定着ユニットを有し、前記定着ユニットが第1の温
度でプリント可能な第1の印刷モード又は前記第1の温
度より高い第2の温度でプリント可能な第2の印刷モー
ドを選択して印刷処理可能な画像形成装置の制御方法に
おいて、所定時間プリント処理が行われない場合前記定
着ユニットの通電を遮断する低電力モードから復帰する
時、メモリに複数キューイングされているジョブのう
ち、最初に処理される複数のジョブの条件に基づいて、
先頭のジョブのプリントを開始する前記定着ユニットの
温度を決定する決定工程(図8のステップS102〜S
105)を有することを特徴とする。
【0024】本発明に係る第16の発明は、請求項12
〜15のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法
を実現することを特徴とする。
【0025】本発明に係る第17の発明は、請求項12
〜15のいずれかに記載された画像形成装置の制御方法
を実行するためのプログラムを記憶媒体にコンピュータ
が読み取り可能に記憶させたことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す画像形成装置を適用可能な画像形
成システムを示す図である。
【0027】図において、101はネットワーク、例え
ばイーサネット(登録商標)等を表している。102は
ホストコンピュータで、ネットワーク101上に接続さ
れている。
【0028】103は複写機本体(以下、単に複写
機)、104はネットワークコントローラで、複写機1
03がネットワーク101上からプリントジョブを受け
取るためのものである。なお、本実施形態では複写機1
03本体とネットワークコントローラ104が異なる装
置により構成されるものであるかのように記述している
が、複写機の内部にネットワークコントローラが内蔵さ
れている構成であってもよい。
【0029】ホストコンピュータ102は、コンピュー
タ上で作成した書類が、文書のようなモノクロファイル
であればモノクロプリントジョブ、グラフィックのよう
なカラーファイルであればカラープリントジョブとして
ネットワーク101上の複写機103に送信する。
【0030】このように、複写機103(ネットワーク
コントローラ104)は、ネットワーク101上に接続
され、同じネットワーク101上に存在するホストコン
ピュータ102からプリント命令を受けてリモートプリ
ントを実現している。
【0031】また、図1では、ネットワーク101上に
存在するホストコンピュータが1台であるかのように記
述されているが、実際には複数のコンピュータが接続さ
れている場合がほとんどあり、ネットワーク101上の
複写機103(ネットワークコントローラ104)は、
複数の操作者から同時にジョブリクエストを受け付け、
到着したジョブから順次実行する。
【0032】図2は、図1に示した複写機103の構成
を示す断面図である。
【0033】図において、1Rはイメージリーダで、原
稿台に載置された原稿から画像データを読み取ることが
可能である。
【0034】また、1Pは画像出力部で、大別して画像
形成部10(4つのステーションa,b,c,dが並設
されており、その構成は同一である)、給紙ユニット2
0、中間転写ユニット30、定着ユニット40、制御ユ
ニットから構成される。
【0035】以下、個々のユニットについて詳しく説明
する。
【0036】画像形成部10は、以下のような構成にな
っている。
【0037】像担持体としての感光ドラム11a,11
b,11c,11dがその中心で軸支され、矢印方向に
回転駆動される。感光ドラム11a,11b,11c,
11dの外周面に対向してそれぞれその回転方向に一次
帯電器12a,12b,12c,12d、光学系13
a,13b,13c,13d、現像装置14a,14
b,14c,14d、クリーニング装置15a,15
b,15c,15dが配置されている。
【0038】以下、画像形成部10の画像形成プロセス
について説明する。
【0039】まず、一次帯電器12a,12b,12
c,12dにおいて感光ドラム11a,11b,11
c,11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次い
で光学系13a,13b,13c,13dにより、記録
画像信号に応じて変調した例えばレーザビームなどの光
線を感光ドラム11a,11b,11c,11d上に露
光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さ
らに、イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ
(M),ブラック(K)といった4色の現像剤(トナ
ー)をそれぞれ収納した現像装置14a,14b,14
c,14dによって上記静電潜像を顕像化する。
【0040】顕像化された可視画像を中間転写体に転写
する画像転写領域TRa,TRb,TRc,TRdの下
流側では、クリーニング装置15a,15b,15c,
15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a,
11b,11c,11d上に残されたトナーを掻き落と
してドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスに
より、各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0041】次に、給紙ユニット20は、記録材Pを収
納するためのカセット21a,21bおよび手差しトレ
イ27、カセット内もしくは手差しトレイより記録材P
を一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,
22bおよび26、各ピックアップローラから送り出さ
れた記録材Pをレジストローラまで搬送するための給紙
ローラ対23及び給紙ガイド24、そして画像形成部の
画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域
Teへ送り出すためのレジストローラ25a,25bか
ら成る。
【0042】次に、中間転写ユニット30において、3
1は中間転写ベルト(その材料として例えば、PET
(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF(ポリフッ
化ビニリデン)等が用いられる)で、中間転写ベルト3
1に駆動を伝達する駆動ローラ32、ばね(不図示)の
付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与える
テンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写領域T
eに対向する従動ローラ34に巻回される。
【0043】これらのうち駆動ローラ32とテンション
ローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。また、
駆動ローラ32は、金属ローラの表面に数mm厚のゴム
(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベ
ルトとのスリップを防いでいる。この駆動ローラ32
は、パルスモータ(不図示)によって回転駆動される。
【0044】また、各感光ドラム11a,11b,11
c,11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領
域TRa,TRb,TRc,TRdには、中間転写ベル
ト31の裏に一次転写ブレード35a,35b,35
c,35dが配置されている。
【0045】また、従動ローラ34に対向して二次転写
ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップ
によって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ
36は、中間転写体に対して適度な圧力で加圧されてい
る。
【0046】また、中間転写ベルト31上、二次転写領
域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をク
リーニングするためのクリーニング装置50が配されて
いる。このクリーニング装置50は、クリーナブレード
51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられ
る)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52か
ら成る。
【0047】次に、定着ユニット40は、内部にハロゲ
ンヒータ等の熱源を備えた定着ローラ41aとこの定着
ローラに加圧される加圧ローラ41b(このローラにも
熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対のニップ
部へ転写材Pを導くためのガイド43、また、上記ロー
ラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導
き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45等か
ら構成される。
【0048】次に、上述した制御ユニットは、上記各ユ
ニット内の機構の動作を制御するための制御基板70
や、モータドライブ基板(不図示)などから構成され
る。
【0049】以下、画像形成動作について説明する。
【0050】画像形成動作開始信号が発せられると、ま
ずピックアップローラ22aにより、カセット21aか
ら転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ
対23によって転写材Pが給紙ガイド24の間を案内さ
れてレジストローラ25a,25bまで搬送される。そ
の時レジストローラ25a,25bは停止されており、
紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が
画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストロ
ーラ25a,25bは回転を始める。この回転時期は、
転写材Pと画像形成部より中間転写ベルト31上に一次
転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいてち
ょうど一致するようにそのタイミングが設定されてい
る。
【0051】一方、画像形成部10では、画像形成動作
開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間
転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光
ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印
加された一次転写用帯電器(ブレード)35dによって
一次転写領域TRdにおいて中間転写ベルト31に一次
転写される。一次転写されたトナー像は、次の一次転写
領域TRcまで搬送される。そこでは各画像形成部間を
トナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行わ
れており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー
像が転写されることになる。以下も同様の工程が繰り返
され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上にお
いて一次転写される。
【0052】その後、記録材Pが二次転写領域Teに進
入し、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通
過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧
を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写
ベルト31上に形成された4色のトナー画像が記録材P
の表面に転写される。
【0053】その後、記録材Pは、搬送ガイド43によ
って定着ローラニップ部まで正確に案内される。そして
ローラ対41a、41bの熱及びニップの圧力によって
トナー画像が紙表面に定着される。その後、内外排紙ロ
ーラ44、45により搬送され、紙は機外(排紙トレイ
48)に排出される。なお、定着ユニット40には定着
ローラの温度を計測する図示しない温度センサが設けら
れている。
【0054】次に、定着ユニット40の制御について説
明する。
【0055】電源が投入されると、定着ユニット40が
プリントスタート可能温度に達するまで定着ヒータ(ハ
ロゲンヒータ等の熱源)に通電が行われる。定着ユニッ
ト40の温度が所定の温度に達すると、プリント動作が
可能となると共に、定着ヒータへの通電を止め、再度定
着器の温度がプリント可能温度を下回った時、再度通電
を行う。
【0056】さらに、複写機103は、一定時間プリン
トジョブの入力がないと、定着ヒータの通電を遮断し続
けることにより、スタンバイ時の消費電力を低減する、
低電力モードを持つ。
【0057】低電力モード状態で、再度プリントジョブ
の入力があると、定着ヒータへの通電を再開し、所定の
温度まで定着温度が上昇したことを検知すると、プリン
ト動作を開始する。
【0058】また、複写機103は、イエロー(Y),
マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の4色
のトナーで画像を形成するフルカラーモードと、ブラッ
ク(K)のトナーのみで画像を形成するモノクロモード
の2つの印刷モードを有する。
【0059】ホストコンピュータ102,画像入力部1
Rから入力されたデータが、文字原稿等のモノクロデー
タの場合は、モノクロモードで印刷し、カラー画像等が
含まれているカラーデータの場合はフルカラーモードで
印刷する。
【0060】また、この印刷モードは、データタイプの
判別により画像形成装置が自動判別することも、ホスト
コンピュータ102,後述する操作パネルからカラーモ
ード(印刷モード)を指定して送信することも可能であ
る。
【0061】以下、図3を参照して、図2では省略した
複写機103の操作パネルについて説明する。
【0062】図3は、図2に示した複写機103の操作
パネルの概観を示す平面図である。
【0063】図において、301は、複写機103の操
作パネルを示している。302は操作液晶パネルで、状
態表示311,315〜317に示すように、現在の複
写機の状態等が表示される。
【0064】303はテンキーで、コピー枚数や縮小,
拡大などの倍率を入力する。入力されたコピー枚数,倍
率は、コピー枚数表示314,倍率表示312のように
表示される。304はカセット選択キーで、キーを押下
することにより、給紙段を選択することができる。現在
選択されている給紙段は選択給紙段表示313のように
表示される。305は倍率設定キーで、このキー305
を押下することにより、操作パネル302には図示しな
いコピー倍率設定画面が表示され、テンキー303によ
って倍率入力することができる。
【0065】次に、306はカラーモード(印刷モー
ド)判別キーで、コピースタート前に、このキーを押下
しておくと、複写機103は読み取った原稿や、画像の
データから、最適なカラーモードを自動判別する。
【0066】307、308は、それぞれカラーモード
(フルカラーモード)、ブラックモード(モノクロモー
ド)を選択するためのキーを示しており、押下したキー
が発光することにより、現在選択されているカラーモー
ドをユーザが容易に確認できるようになっている。
【0067】309はキャンセルキーで、このキーをコ
ピー中に押下することによりコピージョブを中止する。
また、キャンセルキー309は、スタンバイ中に押下す
ることにより、コピー枚数,給紙段,カラーモード等を
デフォルト設定に戻すことができる。
【0068】310はコピースタートキーで、このキー
をスタンバイ中に押下することによりコピースタートす
る。また、ウォームアップ中に押下することによりジョ
ブを予約し、スタンバイ後直ちにコピースタートさせる
ことが可能になる。
【0069】318はIDキーで、ユーザIDを入力す
るときに押下する。なお、このキーの後にテンキー30
3から入力されるユーザIDによりコピージョブのオー
ナが設定される。また、図示しないカードスロットにユ
ーザカードを挿入してコピージョブのオーナを設定する
ように構成してもよい。
【0070】操作液晶パネル302に表示される状態表
示311,315,316,317は、それぞれ複写可
能状態,ウォームアップ状態,ブラックのみコピー可能
状態,調整中状態に対応する。
【0071】図4は、図1に示した複写機103の制御
ユニットの構成を示すブロック図である。
【0072】図において、401はCPUで、プログラ
ム及びデータが格納されたROM405及び、プログラ
ムスタック,変数,可変データが格納されるRAM40
6に基づいて制御プログラムを実行する。402はイメ
ージリーダ制御部で、CPU401がイメージリーダ制
御部402を介してイメージリーダ1Rを制御する。
【0073】403は画像信号制御部で、イメージリー
ダ制御部402から入力され原稿画像や、後述するネッ
トワークコントローラ通信部407から入力されたプリ
ントジョブを、プリンタに対する出力画像に変換する。
【0074】404はプリンタ制御部で、CPU401
が、プリンタ制御部404を介して画像出力部1Pを制
御する。また、ネットワークコントローラ通信部407
は、ネットワークコントローラ104と通信し、ネット
ワークからのプリントジョブを受け付ける。408は操
作パネル制御部で、CPU401が図3で操作パネルを
制御する。
【0075】図2で示したように、フルカラーモードで
はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブ
ラック(K)の4色のトナーを転写シートに転写する電
子写真方式のカラー画像形成装置では、モノクロモード
とカラーモードでは用紙上に転写されるトナー量が大き
く異なるため、定着ローラ41aが単位面積当りのトナ
ー像に与えることの出来る熱量はモノクロモードの時の
方がカラーモードに比べて多いため、モノクロモードの
方が低い定着温度で定着することができる。
【0076】そこで、電源投入時もしくは低電力モード
解除時(以後、両タイミングをウェイトアップ開始時と
呼ぶ)に、定着器の温度が上昇し、モノクロモードでの
プリント可能温度に達した時、先にモノクロモードのジ
ョブのみプリント可能とすることにより、電源投入時又
は低電力モードからの復帰時からのウォームアップ待機
時間を最小限に抑えることができる。
【0077】図5は、本発明の第1実施形態における、
定着ローラ41aの温度遷移を表した特性図である。
【0078】図において、501は、モノクロプリント
及びカラープリントの両方が可能になった状態でプリン
ト開始した時の定着ローラ41aの温度グラフに対応す
る。
【0079】また502は、電源投入時からモノクロプ
リントのみプリント可能になった状態でプリント開始し
た場合の定着ローラ41aの温度グラフに対応する。
【0080】まず、温度グラフ501では、電源投入さ
れた時の定着ローラ温度はTsであり、目標温度がTc
に設定されている。定着ヒータは、定着ローラ温度がT
cに到達するまでは点灯し続けることにより、時間T1
後に、温度がTcまで上昇し、Tcを上回ればヒータを
消灯し、Tcを下回ればヒータを点灯する。時間T2の
間にプリントが開始すると、プリント時間T3の間で
は、定着ヒータは用紙を定着することにより熱を奪われ
るため、定着ローラ温度は制御温度Tcよりも低くな
る。プリントが終了すると、プリント受付可能になり、
定着ローラ温度は、T4に示すようにTcに保たれるよ
うに制御される。
【0081】次に、温度グラフ502においても、電源
投入された時の定着ローラ温度はTsであり、目標温度
がTcに設定される。定着ヒータは、定着ローラ温度が
Tcに到達するまでは点灯し続けるが、時間T5が経過
後、モノクロスタンバイ温度Tkに到達するため、モノ
クロプリントのみが可能になる。
【0082】ここで、モノクロジョブのプリントが開始
すると、プリント時間T6の間は、定着ヒータは用紙を
定着することにより熱を奪われるため、定着ローラ温度
はモノクロスタンバイ温度よりも低くなる。プリントが
終了すると、時間T7後に、温度がTcまで上昇し、T
cを上回ればヒータを消灯し、Tcを下回ればヒータを
点灯する。時間T8の間にプリントが開始すると、プリ
ント時間T9の間では、定着ヒータは用紙を定着するこ
とにより熱を奪われるため、定着ローラ温度は制御温度
Tcよりも低くなる。プリントが終了すると、プリント
受付可能になり、定着ローラ温度は、Tcに保たれるよ
うに制御される。
【0083】なお、図4に示したCPU401は、定着
ユニット40に設けられた図示しない温度センサによる
定着ユニット40内の定着ローラの温度計測結果に従っ
て、定着ローラの温度がTkに到達した後にTcを上回
った(到達した)ことをRAM406に記憶させ、定着
ローラの温度がTcを下回った場合、RAM406の記
憶内容(定着ローラの温度がTkに到達した後にTcを
上回ったこと)を解除するものであり、この記憶内容に
基づいて、CPU401は、後述するジョブの開始,中
断等を制御する。
【0084】以下、図6,図7を参照して、本発明の第
1実施形態を示す画像形成装置における予約ジョブとジ
ョブ処理手順について説明する。
【0085】図6は、本発明の第1実施形態における予
約ジョブとジョブ処理手順を示した図であり、ウェイト
アップ後にプリント処理するキューの先頭ジョブが複数
の色モード(印刷モード)のページが混在したジョブで
ある場合に対応する。
【0086】図6において、601は待ちキューで、図
4に示したRAM406に格納されるものであり、ネッ
トワークコントローラ通信部407もしくは操作パネル
制御部408のいずれかより入力されたジョブを入力順
に蓄積し、順次プリンタ制御部404を介してプリント
処理される。
【0087】この待ちキュー601には、ジョブ1(6
02),ジョブ2(603)の順番にジョブが予約され
ている。さらに、ジョブ1(602)は、モノクロペー
ジ−モノクロページ−カラーページの順番で構成されて
いる。同様にジョブ2(603)は、モノクロページ−
カラーページ−カラーページの順番で構成されている。
【0088】604はジョブ処理制御で、ウェイトアッ
プ開始後、定着ローラ温度がTkになった時点で、ジョ
ブ1(602)とジョブ2(603)を順次処理する場
合に対応する。
【0089】まず、ジョブ1(602)はモノクロペー
ジから開始するので、モノクロページ2ページを出力す
る。ここで、次ページはカラーであるため、定着ローラ
の温度が、Tkから、Tcに上昇するまでプリントジョ
ブを中断させる。定着ローラの温度がTcまで上昇する
と、ジョブ1(602)のカラーページを印刷し、ジョ
ブ1(602)が完了する。この時、定着ローラの温度
はTcに達しているため、ジョブ2(603)は、モノ
クロページプリント,カラーページプリントのいずれの
印刷の際にも、プリントジョブを中断させる必要は無
い。
【0090】次に、605はジョブ処理制御で、ウェイ
トアップ開始後、定着ローラ温度がカラープリント/モ
ノクロプリントが可能になった時点で、ジョブ1(60
2)及びジョブ2(603)を処理する場合に対応す
る。
【0091】ジョブ1(602)とジョブ2(603)
は、共にモノクロページとカラーページから構成されて
いるが、定着ローラ41aの温度がどちらのカラーモー
ドでも定着可能な温度まで達しているため、カラーモー
ドの切り替え時にウェイトすること無く、ジョブ1(6
02)、ジョブ2(603)を連続印刷処理することが
できる。
【0092】このように、ジョブ処理制御604とジョ
ブ処理制御605の2つのジョブ処理制御を比較する
と、ジョブ処理制御604において、ウェイトアップ開
始からジョブ1(602)終了までに要するウェイト時
間の合計は「T5+T7」となる。一方、ジョブ処理制
御605において、ウェイトアップ開始からジョブ1
(602)終了までに要するウェイト時間の合計は「T
1」となる。図5に示したように、T5+T7>T1と
なり、ジョブ処理制御604の方がジョブ処理制御60
5より、定着ローラをヒートアップするためのウェイト
時間の合計が短くなり、結果としてジョブ処理制御60
4の方がジョブ1(602)の終了に要する時間も短く
なる。
【0093】また、ジョブ処理制御604では、さらに
ジョブの途中でのプリント中断によるプリントエンジン
の中断が入るため、ジョブ1(602)の終了に要する
時間はさらに長くなる。
【0094】このように、本実施形態の画像形成装置で
は、ウェイトアップ開始時にキューイングされたジョブ
(先頭ジョブ)が、モノクロ/カラー混在の場合には、
定着ローラ温度がTc(モノクロ/カラーいずれの印刷
モードでも印刷可能な温度)になってからプリントを開
始した方が、キュー先頭のジョブを早く処理することが
可能になる。
【0095】以下、図7を参照して、本画像形成装置に
おけるウェイトアップ後にプリント処理するキューの先
頭ジョブがモノクロジョブである場合について述べる。
【0096】図7は、本発明の第1実施形態における予
約ジョブとジョブ処理手順を示した図であり、ウェイト
アップ後にプリント処理するキューの先頭ジョブがモノ
クロジョブである場合に対応する。
【0097】図において、701は待ちキューで、ジョ
ブ1(702)、ジョブ2(703)の順番にジョブが
予約されている。ジョブ1(702)は、モノクロペー
ジのみで構成されている。同様にジョブ2(703)
は、カラーページ−カラーページ−モノクロページの順
番から構成されている。
【0098】704はジョブ処理制御で、ウェイトアッ
プ開始後、定着ローラ温度がTkになった時点で、ジョ
ブ1(702)とジョブ2(703)を順次処理する場
合に対応する。
【0099】まず、ジョブ1(702)はモノクロペー
ジのみの印刷なので、モノクロページ1ページを出力す
る。次に、ジョブ2(703)を処理するが、ジョブ2
(703)は、カラーページを出力する必要があるた
め、定着ローラ41aの温度が、モノクロプリントのみ
が可能な定着ローラの温度から、Tcに上昇するまでプ
リントジョブを中断させる。定着ローラの温度がTcま
で上昇すると、ジョブ2(703)のカラーページを2
ページ印刷し、続いてモノクロページを1ページ印刷し
てジョブ2(703)が完了する。
【0100】次に、705はジョブ処理制御で、ウェイ
トアップ開始後、定着ローラ温度がTcになった時点
で、上記ジョブ1(702)及びジョブ2(703)を
処理する場合に対応する。
【0101】定着ローラの温度はどちらのカラーモード
でも定着可能な温度まで達しているため、カラーモード
の切り替え時にウェイトすること無く、ジョブ1(70
2)、ジョブ2(703)を連続印刷処理することがで
きる。
【0102】このように、ジョブ処理制御704とジョ
ブ処理制御705の2つのジョブ処理制御を比較する
と、ジョブ処理制御704におけるウェイトアップ開始
からジョブ1(702)終了までに要するウェイト時間
は「T5」となる。一方、ジョブ処理制御705におけ
るウェイトアップ開始からジョブ1(702)終了まで
に要するウェイト時間は図4に示した「T1」となる。
図5に示したように、T5<T1となり、ジョブ処理制
御704の方がジョブ処理制御705より、ジョブ1
(702)を終了するまでの時間が短くなる。
【0103】このように、本実施形態の構成を持つ画像
形成装置では、ウェイトアップ開始時にキューイングさ
れた先頭のジョブが、モノクロジョブの場合には、定着
ローラの温度が、Tk(モノクロの印刷モードのみ印刷
可能な温度)になった時点でプリントを開始したほう
が、キューの先頭ジョブを早く処理することが可能にな
る。
【0104】しかし、ウェイトアップ開始時にキューイ
ングされた先頭の2ジョブが、モノクロジョブ,カラー
(又は混在)ジョブの順の場合には、定着ローラの温度
が、Tc(モノクロ/カラーの印刷モードのどちらでも
印刷可能な温度)になった時点でプリントを開始したほ
うが、キュー内の複数ジョブを早く処理することが可能
になる。
【0105】即ち、本発明では、複数のプリントジョブ
をキューイングし、印刷可能状態にあるときは、順次プ
リントジョブを処理することが可能であり、モノクロ印
刷モードと、モノクロ印刷モードよりも定着温度が高い
カラー印刷モードを有し、さらに定着ユニットの通電を
遮断することによりスタンバイ時の消費電力を低減する
ことが可能な低消費電力モードを有する画像形成装置で
あって、電源投入時もしくは低電力モード解除時(以
後、両タイミングをウエイトアップ開始時と呼ぶ)に、
電源投入時に定着器の温度が上昇し、モノクロモードで
のプリント可能温度に達した時、先にモノクロモードの
ジョブのみプリント可能とすることにより、電源投入時
からのウォームアップ待機時間を最小限に抑える事を可
能にする。同様に、低電力モードからの復帰時にも、モ
ノクロモードのジョブをカラージョブよりも先にプリン
ト可能とすることにより、復帰時間の短縮を実現する。
【0106】なお、低消費電力モードからの復帰時に、
先頭の2つのジョブに同じユーザからのジョブをモノク
ロジョブ,カラージョブの順で連続的にキューイングし
ている場合には、定着スタンバイ温度がカラー印刷モー
ドの温度Tcになってから、プリントジョブを開始し、
上記以外の場合(低消費電力モードからの復帰時に、先
頭の2つのジョブに同じユーザからのジョブをモノクロ
ジョブ,カラージョブの順で連続的にキューイングして
いない場合)には、最初にキューイングされたジョブの
カラーモードに従った定着スタンバイ温度に達した後に
(先頭ジョブがモノクロジョブならTk、カラー(混
在)ジョブならTcに達した後に)、プリントジョブを
開始するものとする。
【0107】以下、図8を参照して、本発明の画像形成
装置のウェイトアップ後のプリント処理動作について説
明する。
【0108】図8は、本発明の画像形成装置の第1の制
御処理手順の一例を示すフローチャートであり、ウェイ
トアップ後のプリント処理手順に対応する。なお、この
フローチャートの処理は、図4に示したCPU401に
よりROM405又は図示しない記憶媒体に格納された
プログラムに基づいて実行されるものとする。また、S
101〜S106は各ステップを示す。
【0109】まず、ステップS101において、ウェイ
トアップが開始されると、ステップS102において、
プリント処理するキューの先頭ジョブがモノクロジョブ
であるか否かを判定し、モノクロジョブであると判断さ
れた場合は、ステップS103に進み、プリント処理す
るキューの2番目のジョブが1番目のモノクロジョブと
同一ユーザのジョブでかつカラー(又は混在)ジョブ
(即ち、先頭2ジョブが同一ユーザのジョブであって、
かつモノクロジョブ,カラー(又は混在)ジョブの順)
であるか否かを判定し、プリント処理するキューの2番
目のジョブが1番目のモノクロジョブと同一ユーザのジ
ョブでかつカラー(又は混在)ジョブ(即ち、先頭2ジ
ョブが同一ユーザのジョブであって、かつモノクロジョ
ブ,カラー(又は混在)ジョブの順)であると判断され
た場合は、ステップS105において、定着ローラがカ
ラープリント可能な温度であるTcになるまで待機し、
Tcになったら、ステップS106において、プリント
処理を開始する。
【0110】一方、ステップS103で、プリント処理
するキューの2番目のジョブが1番目のモノクロジョブ
と同一ユーザのジョブでかつカラー(又は混在)ジョブ
(即ち、先頭2ジョブが同一ユーザのジョブであって、
かつモノクロジョブ,カラー(又は混在)ジョブの順)
でないと判定された場合は、ステップS104に進み、
定着ローラがモノクロプリント可能な温度であるTkに
なるまで待機し、Tkになったら、ステップS106に
おいて、プリント処理を開始する。
【0111】一方、ステップS102で、キューの先頭
ジョブがモノクロジョブでない(即ち、キューの先頭ジ
ョブがカラー(又は混在)ジョブ)と判断された場合
は、ステップS105に進み、定着ローラがカラープリ
ント可能な温度であるTcになるまで待機し、Tcにな
ったら、ステップS106において、プリント処理を開
始する。
【0112】以上示したように、本発明の画像形成装置
は、キューイングされている先頭ジョブのカラーモード
によって、ウォームアップ後のプリント開始温度を変え
るものである。なお、特に、低消費電力モードからの復
帰時に、先頭の2つのジョブに同じユーザからのジョブ
をモノクロジョブ,カラージョブの順で連続的にキュー
イングしている場合には、定着スタンバイ温度がカラー
印刷モードの温度Tcになってから、プリントジョブを
開始し、上記以外の場合(低消費電力モードからの復帰
時に、先頭の2つのジョブに同じユーザからのジョブを
モノクロジョブ,カラージョブの順で連続的にキューイ
ングしていない場合)には、最初にキューイングされた
ジョブのカラーモードに従った定着スタンバイ温度に達
した後に(先頭ジョブがモノクロジョブならTk、カラ
ー(混在)ジョブならTcに達した後に)、プリントジ
ョブを開始することにより、低電力モード等から復帰後
の最初のユーザのジョブが処理されるために要する時間
を短縮することができる。特に、プリントジョブが入力
される頻度が低く頻繁に低電力モードから復帰するよう
な環境にある画像形成装置に対しては、特に有効とな
る。
【0113】〔第2実施形態〕図9は、本発明の第2実
施形態を示す画像形成装置を適用可能な画像形成システ
ムを示す図であり、図1と同一のものには同一の符号を
付してある。
【0114】図において、805はFAXコントローラ
である。複写機103は、マルチファンクション複写機
であり、コピー,ネットワークプリントの他に、FAX
を送受信することが出来る。FAXコントローラ805
は、モデム806を介して公衆電話回線に接続されてい
る。公衆電話回線を介して受信したFAX文書は、FA
Xコントローラ805内でFAXプロトコルから画像デ
ータへと変換され、FAXコントローラ805内に有す
るメモリに蓄積される。
【0115】FAXコントローラ805は、複写機10
3に対してFAXジョブのプリント要求を送信し、複写
機103は、FAXコントローラ805からのプリント
要求を受信すると、FAXジョブをプリント待ちキュー
に格納し、待ちキュー内のジョブが処理されて、FAX
ジョブのプリントが可能になった時、FAXデータをプ
リント処理する。また、FAXデータはモノクロデータ
である。
【0116】また、複写機103は、FAXジョブもし
くはネットワークプリントジョブを受信した時、もしく
は操作パネルからコピージョブの設定が入力された時に
低電力モードから解除される。
【0117】なお、本実施形態における複写機103の
概略,操作パネル表示,定着ローラの温度遷移特性は、
上記第1実施形態において図2に示した複写機103の
断面図,図3に示した操作パネル表示,図5に示した定
着ローラの温度遷移特性と同様であるため省略する。
【0118】図10は、図9に示した複写機103の制
御ユニットの構成を示すブロック図であり、図4と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0119】図において、908はFAXボード通信部
で、FAXボード(FAXコントローラ805)と通信
することにより、FAX受信ジョブの有無、FAXデー
タの送受信を行うことができる。
【0120】なお、図10に示したCPU401は、定
着ユニット40に設けられた図示しない温度センサによ
る定着ユニット40内の定着ローラの温度計測結果に従
って、定着ローラの温度がTkに到達した後にTcを上
回った(到達した)ことをRAM406に記憶させ、定
着ローラの温度がTcを下回った場合、RAM406の
記憶内容(定着ローラの温度がTkに到達した後にTc
を上回ったこと)を解除するものであり、この記憶内容
に基づいて、CPU401は、後述するジョブの開始,
中断等を制御する。
【0121】このように、複写機103が、コピー、プ
リント、FAX機能を持つマルチファンクション複写機
である場合、キューイングされているジョブのカラーモ
ードの関係から、電源投入後もしくは低電力モード解除
後に、モノクロジョブが優先して出力されるようにジョ
ブの処理手順をコントロールすることにより、使用頻度
が比較的低く、低電力モードからの解除が頻繁に行われ
るような使用状況のプリンタで、なおかつ比較的モノク
ロジョブが多く処理される時には、プリント処理が完了
するまでの待ち時間を大幅に短縮することができる。
【0122】以下、図11を参照して、本発明の第2実
施形態を示す画像形成装置における予約ジョブとジョブ
処理手順について説明する。
【0123】図11は、本発明の第2実施形態における
予約ジョブとジョブ処理手順を示した図であり、ウェイ
トアップ後にプリント処理するキューの先頭ジョブがF
AXジョブ(ファクシミリ受信データのプリントジョ
ブ)である場合に対応する。
【0124】図において、1001は待ちキューで、図
9に示したRAM406に格納されており、FAXボー
ド通信部908もしくはネットワークコントローラ通信
部407もしくは操作パネル制御部409のいずれかよ
り入力されたジョブを入力順に管理し、順次プリンタ制
御部404を介してプリント処理する。
【0125】待ちキュー1001には、ジョブ1(10
02)、ジョブ2(1003)の順番にジョブが予約さ
れている。ジョブ1002は、FAXジョブであり、ジ
ョブ1003は、カラーページ−カラーページの順番か
ら構成されている。
【0126】1004はジョブ処理制御で、待ちキュー
にFAXジョブがあることが分かっているため、第1の
ジョブはモノクロジョブとなる。従って、ウェイトアッ
プ開始後、定着ローラ温度がTkになった時点で、FA
Xジョブ1002をプリント処理する。ここで、次ジョ
ブ1003は、カラージョブであるため、定着ローラの
温度が、Tkから、Tcに上昇するまでプリントジョブ
を中断させる。定着ローラの温度がTcまで上昇する
と、ジョブ1003を印刷する。
【0127】このように、FAXジョブが待ちキューの
先頭にあるという条件であれば、定着ヒータの温度がT
kでプリントを開始することにより、ウェイトアップ開
始後から、先頭ジョブ出力に要する時間を短縮すること
が可能になる。 また、本実施形態では、待ちキューに
FAXジョブがあることを条件としたが、例えばFAX
が受信中であっても、低電力モードが解除された場合に
は、FAXの受信が終了した時に、モノクロプリント可
能な温度に達していれば、定着ヒータの温度がTkで、
FAXジョブをプリント開始することも可能である。
【0128】以下、図12を参照して、本発明の第2実
施形態を示す画像形成装置のウェイトアップ後のプリン
ト処理動作について説明する。
【0129】図12は、本発明の画像形成装置の第2の
制御処理手順の一例を示すフローチャートであり、ウェ
イトアップ後のプリント処理手順に対応する。なお、こ
のフローチャートの処理は、図10に示したCPU40
1によりROM405又は図示しない記憶媒体に格納さ
れたプログラムに基づいて実行されるものとする。ま
た、S201〜S207は各ステップを示す。
【0130】まず、ステップS201において、ウェイ
トアップが開始されると、ステップS202において、
プリント処理するキューの先頭ジョブがFAX(又はモ
ノクロ)ジョブであるか否かを判定し、キューの先頭ジ
ョブがFAX(モノクロ)ジョブであると判断された場
合は、ステップS203において、定着ローラがモノク
ロプリントのみ可能な温度であるTkになるまで待機
し、Tkになったら、ステップS204において、FA
X(モノクロ)プリント処理を行う。
【0131】FAX(モノクロ)プリント処理が終了す
ると、ステップS205において、次のジョブがモノク
ロジョブか否かを判定し、モノクロジョブであると判断
された場合は、ステップS204に戻り、FAXジョブ
やモノクロジョブのプリント処理を行う。
【0132】一方、ステップS205で、次のジョブが
モノクロジョブでないと判断された場合は、ステップS
206において、定着ローラがカラープリント可能な温
度であるTcになるまで処理を中断して待機し、Tcに
なったら、ステップS207において、カラー(混在)
プリント処理を開始する。
【0133】一方、ステップS202で、キューの先頭
ジョブがFAX(モノクロ)ジョブでないと判断された
場合は、ステップS206に進み、定着ローラがカラー
プリント可能な温度であるTcになるまで待機し、Tc
になったら、ステップS207において、カラー(混
在)プリント処理を開始する。
【0134】なお、ステップS205では次のジョブが
モノクロジョブでない場合はすぐにプリント処理を中断
させ、定着ローラの温度がカラープリント可能な温度T
cになってからプリント処理を開始する場合について説
明したが、ステップS205で、次のジョブがモノクロ
ジョブでなくても混在ジョブで先頭がモノクロページの
場合には、先頭から連続するモノクロページのみを先に
プリントして、その後ステップS206に進み、定着ロ
ーラの温度がTcになるまでプリントを中断するように
構成してもよい。
【0135】以上説明したように、ネットワークプリン
タ102が、コピー、プリント、FAX機能を持つマル
チファンクション複写機である場合、キューイングされ
ているジョブのカラーモードの関係から、電源投入後も
しくは低電力モード解除後に、定着ローラの温度が、モ
ノクロジョブがプリント可能な温度になると直ちに出力
開始することにより、使用頻度が比較的低く、低電力モ
ードからの解除が頻繁に行われるような使用状況のプリ
ンタで、なおかつ比較的モノクロジョブが多く処理され
る時には、プリント処理が完了するまでの待ち時間を大
幅に短縮することが出来る。
【0136】以上より、本発明の画像形成装置は、低消
費電力モードからの復帰時に、キューイングされている
先頭ジョブのカラーモードによって、ウォームアップ後
のプリント開始温度を変えるものである(先頭ジョブが
モノクロジョブの場合はモノクロ印刷モードの温度T
k,先頭ジョブがカラージョブ(又は混在ジョブ)の場
合はカラー印刷モードの温度Tcとする)。なお、先頭
のジョブがモノクロジョブであっても、先頭の2つのジ
ョブに同じユーザからのジョブをモノクロジョブ,カラ
ージョブの順で連続的にキューイングしている場合に
は、定着スタンバイ温度がカラー印刷モードの温度Tc
になってから、プリントジョブを開始し、上記以外の場
合(低消費電力モードからの復帰時に、先頭の2つのジ
ョブに同じユーザからのジョブをモノクロジョブ,カラ
ージョブの順で連続的にキューイングしていない場合)
には、最初にキューイングされたジョブのカラーモード
に従った定着スタンバイ温度に達した後に(先頭ジョブ
がモノクロジョブならTk、カラー(混在)ジョブなら
Tcに達した後に)、プリントジョブを開始する。
【0137】これにより、低電力モード等から復帰後の
最初のジョブ(特に先頭の2つのジョブに同じユーザか
らのジョブをモノクロジョブ,カラージョブの順である
場合は、最初のユーザのジョブ)が処理されるために要
する時間を短縮することができる。また、特に、プリン
トジョブが入力される頻度が低く頻繁に低電力モードか
ら復帰するような環境にある画像形成装置に対しては、
特に有効となる。
【0138】さらに、特にプリントジョブが入力される
頻度が低く、低消費電力モードから頻繁にFAX印刷の
ために復帰するような環境に在る画像形成装置に対して
も特に有効となる。
【0139】従って、使用頻度が比較的低く、低電力モ
ードからの解除が頻繁に行われるような使用状況のプリ
ンタで、なおかつ比較的モノクロジョブが多く処理され
る時には、プリント処理が完了するまでの待ち時間を大
幅に短縮することが出来る。
【0140】なお、上記各実施形態では、プリンタ部
(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を
例にして説明したが、レーザビーム方式以外の電子写真
方式(例えばLED方式)であっても本発明は適用可能
である。
【0141】また、上記各実施形態を合わせた構成も本
発明に含まれるものである。
【0142】以下、図13に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処
理プログラムの構成について説明する。
【0143】図13は、本発明に係る画像形成装置で読
み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶
媒体のメモリマップを説明する図である。
【0144】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0145】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、インスト
ールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、
解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0146】本実施形態における図8,図12に示す機
能が外部からインストールされるプログラムによって、
ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0147】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0148】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0149】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,
不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリ
コンディスク等を用いることができる。
【0150】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0151】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0152】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0153】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
所定時間プリント処理が行われない場合前記定着ユニッ
トの通電を遮断する低電力モードから復帰する時、最初
に処理されるジョブの印刷モードに基づいて、プリント
を開始する前記定着ユニットの温度を決定(変更)する
ものであり、低電力モード等から復帰後の最初のジョブ
が処理されるために要する時間を短縮することができ
る。特に、プリントジョブが入力される頻度が低く頻繁
に低電力モードに移行してしまい、頻繁に低電力モード
から復帰するような画像形成環境において有効である。
また、プリントジョブが入力される頻度が低く頻繁に低
電力モードに移行してしまい、低消費電力モードから頻
繁にFAX印刷のために復帰するような画像形成環境に
おいても有効である。
【0155】従って、使用頻度が比較的低く、低電力モ
ードからの解除が頻繁に行われる様な使用状況で、なお
かつ比較的モノクロジョブが多く処理される画像形成環
境において、プリント処理が完了するまでの待ち時間を
大幅に短縮することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置を適
用可能な画像形成システムを示す図である。
【図2】図1に示した複写機の構成を示す断面図であ
る。
【図3】図2に示した複写機の操作パネルの概観を示す
平面図である。
【図4】図1に示した複写機の制御ユニットの構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明の第1実施形態における定着ローラの温
度遷移を表した特性図である。
【図6】本発明の第1実施形態における予約ジョブとジ
ョブ処理手順を示す図である。
【図7】本発明の第1実施形態における予約ジョブとジ
ョブ処理手順を示す図である。
【図8】本発明の画像形成装置の第1の制御処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態を示す画像形成装置を適
用可能な画像形成システムを示す図である。
【図10】図9に示した複写機の制御ユニットの構成を
示すブロック図である。
【図11】本発明の第2実施形態における予約ジョブと
ジョブ処理手順を示す図である。
【図12】本発明の画像形成装置の第2の制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な
各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリ
マップを説明する図である。
【符号の説明】
401 CPU 402 イメージリーダ制御部 403 画像信号制御部 404 プリンタ制御部 405 ROM 406 RAM 407 ネットワークコントローラ通信部 408 操作パネル制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月29日(2002.10.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】このように、ジョブ処理制御604とジョ
ブ処理制御605の2つのジョブ処理制御を比較する
と、ジョブ処理制御604において、ウェイトアップ開
始からジョブ1(602)終了までに要するウェイト時
間の合計は「T5+T7」となる。一方、ジョブ処理制
御605において、ウェイトアップ開始からジョブ1
(602)終了までに要するウェイト時間の合計は「T
1」となる。図5に示したように、T5+T7>T1と
なり、ジョブ処理制御60の方がジョブ処理制御60
より、定着ローラをヒートアップするためのウェイト
時間の合計が短くなり、結果としてジョブ処理制御60
の方がジョブ1(602)の終了に要する時間も短く
なる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本山 栄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 光彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AR01 AS02 HH11 HT03 HT07 HT09 HT13 2H027 EA12 EF16 EJ17 FA28 FA30 FA35 ZA07 2H033 AA32 CA03 CA04 CA07 CA20 CA27 CA37 5B021 AA05 AA19 CC04 LL05 MM00

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式によるトナー像を転写した
    転写シートを熱定着するための定着ユニットを有し、前
    記定着ユニットが第1の温度でプリント可能な第1の印
    刷モード又は前記第1の温度より高い第2の温度でプリ
    ント可能な第2の印刷モードを選択して印刷処理可能な
    画像形成装置において、 所定時間プリント処理が行われない場合、前記定着ユニ
    ットの通電を遮断して低電力モードに移行させる低消費
    電力制御手段と、 前記低電力モードから復帰する時、最初に処理されるジ
    ョブの印刷モードに基づいて、プリントを開始する前記
    定着ユニットの温度を決定する制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 電子写真方式により転写シートに作像し
    たトナー像を熱定着する定着手段が第1の定着温度で画
    像形成開始可能な第1の画像形成モード又は前記定着手
    段が前記第1の定着温度より高温の第2の定着温度で画
    像形成開始可能な第2の画像形成モードを選択して画像
    形成開始可能な画像形成装置において、 前記第1の画像形成モードによるプリント動作と前記第
    2の画像形成モードによるプリント動作を連続して処理
    する時、前記定着手段が前記第1の定着温度に到達した
    後に前記第2の定着温度に到達したか否かに基づいて画
    像形成動作を中断する制御手段を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記定着手段の温度を検出する検出手段
    と、 前記定着手段の温度が、前記第1の定着温度に到達した
    後に前記第2の定着温度に到達したか否かを記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容を解除する解除手段と、を設け
    たことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像形成モードによるプリン
    ト動作はFAX文書のプリントジョブのプリント動作で
    あり、 前記第2の画像形成モードによるプリント動作は、コピ
    ーもしくはネットワークプリントジョブのプリント動作
    であることを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の画像形成モードによるプリン
    ト動作は、モノクロプリントジョブのプリント動作であ
    り、 前記第2の画像形成モードによるプリント動作は、カラ
    ープリントジョブのプリント動作であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 電子写真方式によるトナー像を転写した
    転写シートを熱定着するための定着ユニットを有し、前
    記定着ユニットが第1の温度でプリント可能な第1の印
    刷モード又は前記第1の温度より高い第2の温度でプリ
    ント可能な第2の印刷モードを選択して印刷処理可能な
    画像形成装置において、 プリントジョブを複数キューイング可能な記憶手段と、 所定時間プリント処理が行われない場合、前記定着ユニ
    ットの通電を遮断して低電力モードに移行させる低消費
    電力制御手段と、 前記低電力モードから復帰する時、前記記憶手段にキュ
    ーイングされているプリントジョブのうち、最初に処理
    されるジョブの印刷モードに基づいて、プリントを開始
    する前記定着ユニットの温度を決定する制御手段とを有
    し、 前記制御手段は、最初に処理されるジョブが第1の印刷
    モードと第2の印刷モードが混在したジョブである場
    合、前記最初に処理されるジョブのプリントを開始する
    前記定着ユニットの温度を前記第2の温度に決定するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 電子写真方式によるトナー像を転写した
    転写シートを熱定着するための定着ユニットを有し、前
    記定着ユニットが第1の温度となったときにプリント開
    始可能な第1の印刷モード又は前記第1の温度より高い
    第2の温度となったときにプリント開始可能な第2の印
    刷モードを選択して印刷処理可能な画像形成装置におい
    て、 プリントジョブを複数キューイング可能な記憶手段と、 所定時間プリント処理が行われない場合、前記定着ユニ
    ットの通電を遮断して低電力モードに移行させる低消費
    電力制御手段と、 前記低電力モードから復帰する時、前記記憶手段にキュ
    ーイングされているジョブのうち、最初に処理される複
    数のジョブの条件に基づいて、先頭のジョブのプリント
    を開始する前記定着ユニットの温度を決定する制御手段
    と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記ジョブの条件は、ジョブの印刷モー
    ド,ジョブのオーナ情報を含むことを特徴とする請求項
    7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記低電力モードから
    復帰する時、前記記憶手段にキューイングされているジ
    ョブのうち、最初に処理される複数のジョブが、同じユ
    ーザからのジョブであって、かつ第1の印刷モードのジ
    ョブ,第2の印刷モードのジョブの順に連続的にキュー
    イングされているキューイング状態では、先頭のジョブ
    のプリントを開始する前記定着ユニットの温度を前記第
    2の温度に決定し、前記キューイング状態以外のキュー
    イング状態では、先頭のジョブのプリントを開始する前
    記定着ユニットの温度を、前記先頭のジョブの印刷モー
    ドに応じた温度に決定することを特徴とする請求項7又
    は8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記プリントジョブは、所定の通信媒
    体を介して情報処理装置から入力されたプリントジョブ
    であることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の印刷モードは、モノクロ印
    刷モードであり、 前記第2の印刷モードは、カラー印刷モードであること
    を特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の画像形
    成装置。
  12. 【請求項12】 電子写真方式によるトナー像を転写し
    た転写シートを熱定着するための定着ユニットを有し、
    前記定着ユニットが第1の温度でプリント可能な第1の
    印刷モード又は前記第1の温度より高い第2の温度でプ
    リント可能な第2の印刷モードを選択して印刷処理可能
    な画像形成装置の制御方法において、 所定時間プリント処理が行われない場合前記定着ユニッ
    トの通電を遮断する低電力モードから復帰する時、最初
    に処理されるジョブの印刷モードに基づいて、プリント
    を開始する前記定着ユニットの温度を決定する決定工程
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 電子写真方式により転写シートに作像
    したトナー像を熱定着する定着手段が第1の定着温度で
    画像形成開始可能な第1の画像形成モード又は前記定着
    手段が前記第1の定着温度より高温の第2の定着温度で
    画像形成開始可能な第2の画像形成モードを選択して画
    像形成開始可能な画像形成装置の制御方法において、 前記第1の画像形成モードによるプリント動作と前記第
    2の画像形成モードによるプリント動作を連続して処理
    する時、前記定着手段が前記第1の定着温度に到達した
    後に前記第2の定着温度に到達したか否かに基づいて画
    像形成動作を中断する中断工程を有することを特徴とす
    る画像形成装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 電子写真方式によるトナー像を転写し
    た転写シートを熱定着するための定着ユニットを有し、
    前記定着ユニットが第1の温度でプリント可能な第1の
    印刷モード又は前記第1の温度より高い第2の温度でプ
    リント可能な第2の印刷モードを選択して印刷処理可能
    な画像形成装置の制御方法において、 所定時間プリント処理が行われない場合前記定着ユニッ
    トの通電を遮断する低電力モードから復帰する時、メモ
    リに複数キューイングされているプリントジョブのう
    ち、最初に処理されるジョブの印刷モードに基づいて、
    プリントを開始する前記定着ユニットの温度を決定する
    決定工程を有し、 前記決定工程は、最初に処理されるジョブが第1の印刷
    モードと第2の印刷モードが混在したジョブである場
    合、前記最初に処理されるジョブのプリントを開始する
    前記定着ユニットの温度を前記第2の温度に決定するこ
    とを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 電子写真方式によるトナー像を転写し
    た転写シートを熱定着するための定着ユニットを有し、
    前記定着ユニットが第1の温度でプリント可能な第1の
    印刷モード又は前記第1の温度より高い第2の温度でプ
    リント可能な第2の印刷モードを選択して印刷処理可能
    な画像形成装置の制御方法において、 所定時間プリント処理が行われない場合前記定着ユニッ
    トの通電を遮断する低電力モードから復帰する時、メモ
    リに複数キューイングされているジョブのうち、最初に
    処理される複数のジョブの条件に基づいて、先頭のジョ
    ブのプリントを開始する前記定着ユニットの温度を決定
    する決定工程を有することを特徴とする画像形成装置の
    制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項12〜15のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置の制御方法を実行するためのプログラ
    ム。
  17. 【請求項17】 請求項12〜15のいずれかに記載さ
    れた画像形成装置の制御方法を実行するためのプログラ
    ムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体。
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