JP4552416B2 - 投射型表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、ランプおよび当該ランプを格納するハウジングを含んで構成されるランプカートリッジ、および当該ランプカートリッジを含んで構成される投射型表示装置に関する。
従来の投射型表示装置においては、光源を装着する光源ユニットの移動方向を回転移動方式にし、かつ前記光源ユニットの回転角を正転/反転それぞれ略180度とし、回転往復方式によって移動する構成として、さらに、光源の発光位置と略180度反対側にのみ光源交換用の孔を明け、この1個所から光源を交換可能な構成としている(例えば、特許文献1。)。
また、従来、当該投射型表示装置等において、光源として使用するランプの冷却は、軸流ファンによって行っていた。そのため、ランプを格納するハウジングは、当該ハウジング内に前記軸流ファンから送風された空気をより多く取り入れることができるように、前記ハウジングの全長にわたって、リフレクタの開口部直径よりも大きい矩形断面形状を有するにする必要があった(例えば特許文献2、および特許文献3。)。
特開2001−264878号公報(第1−3頁、第1図) 特開2002−245842号公報(第1−6頁、第1図) 登録実用新案第3091812号公報(第3図)
したがって、従来のランプカートリッジ(以下の説明では、前記ランプと前記ハウジングとを含めて構成されるものをランプカートリッジという。)を小型化するのには限界があった。
また、従来の投射型表示装置では、使用するランプのハウジングが上述のようなリフレクタの開口部直径よりも大きい矩形断面形状であることから、当該投射型表示装置の光源部に前記ランプカートリッジを複数個設けた場合、光源部が大型化する問題があった。たとえば、前記特許文献1に記載の投射型表示装置の場合には、ランプカートリッジを2個備えるため、当該投射型表示装置の光源部は、前記リフレクタの開口部直径の2倍以上のスペースを要していた。したがって、光源部の小型化が困難なことから、当該投射型表示装置の小型化には限界があった。
この発明は、上述のような問題を解消するためになされたもので、小型のランプカートリッジ、および小型の投射型表示装置を得るものである。
の発明にかかる投射型表示装置は、リフレクタを含んで構成されるランプ、前記ランプの光軸まわりに当該ランプを囲むように形成され、前記リフレクタの反射面が前記光軸に対してなす角度と略同一の角度を前記光軸に対して有し、かつ前記ランプの全長と略同一の長さを有し、前記光軸を中心に対称となる位置に設けられた第1及び第2の傾斜部位を含んで構成されるハウジングを有し、電源ケーブルに接続されるコネクタを前記第2の傾斜部位の凹部に設けた複数のランプカートリッジと、一の前記ランプカートリッジにおける前記第2の傾斜部位と他の前記ランプカートリッジにおける前記第1の傾斜部位とが対向し、かつ近接するように、複数の前記ランプカートリッジが配置された回動可能なターンテーブルを有する光源部を備え、複数の前記ランプカートリッジが個別に前記ターンテーブルから着脱可能であることを特徴とするものである。
本発明のランプカートリッジによれば、当該ランプカートリッジを小型化することができる。
また、本発明の投射型表示装置によれば、当該投射型表示装置を小型化することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における投射型表示装置の上面図である。また、図2は前記図1におけるA−A断面から見た要部断面図であり、図2中の1点鎖線は当該投射型表示装置内を光が通過する光路の中心軸である。
前記図1および前記図2の当該投射型表示装置において、光は、当該投射型表示装置が備える2つのランプのうち、一方のランプから照射される。なお、上記2つのランプは後述するターンテーブル31上に着脱可能に取付けられたランプカートリッジ33、35内に固定されている。
なお、以下の説明においては、前記ランプカートリッジ33を第1のランプカートリッジ33、当該第1のランプカートリッジ33内に固定されたランプ32を第1のランプ32といい、同様に、前記ランプカートリッジ35を第2のランプカートリッジ35、当該第2のランプカートリッジ35に固定されたランプ34を第2のランプ34という。
前記第1のランプ33から照射された光は、当該光の照射方向に設ける光学系4によって集光される。集光された光は反射ミラー9、10によって反射され、プリズム6に入射する。当該プリズム6は入射した光の入射角度に応じて前記光を屈折または透過させ、ライトバルブ7に入射させる。
前記ライトバルブ7は基台1に固定されており、入力される画像信号に応じて画像表示画素に対応したマイクロミラーの姿勢角度を変化させるDMD(Degital Micromirror Device)素子等が用いられる。当該ライトバルブ7に入射した光は前記マイクロミラー等によって反射され、投射レンズ8に入射する。なお、前記DMDはテキサスインスツルメンツ社(TI社)の商標である。
前記投射レンズ8に入射した光は、当該投射レンズ8からスクリーン等(図示せず)に投射されることにより前記画像信号に対応する画像等が得られる。
前記第1のランプ32から照射された光は、上述のようにライトバルブ7におけるマイクロミラーよって反射されるが、前記画像信号から得られる画像における黒色の部分に対応する前記マイクロミラーから反射される光は、前記投射レンズ8に入射しないように反射される。なお、以下の説明においては前記投射レンズ8に入射しないように前記マイクロミラーによって反射された光をOFF光という。
上述のように、前記OFF光は前記投射レンズ8に入射しない。そこで、本実施の形態1における投射型表示装置では、このOFF光を利用して前記ランプ32の光量が低下したか否かを判断する。具体的には、前記OFF光を受光できる位置に輝度センサ45を設け、当該輝度センサ45に前記OFF光を受光させる。なお、実際には、内面の光反射率および表面粗度が高くなるように材料の選択等をして形成され、前記輝度センサ45に設けられた反射筒43の一端にある入射孔44から入射した前記OFF光が前記輝度センサ45によって受光される。なお、前記OFF光は、光学系4の光軸5上における光ではないが、実際的には前記光軸5上の光と同じ光量を有する。したがって、前記OFF光を利用することで、前記投射レンズ8から照射される光の光量が低下したか否かの判断をすることができる。
前記輝度センサ45は受光した光の輝度に応じて起電流が変化するため、当該起電流に基づいて前記第1のランプ32からの光量を制御回路46aによって演算することができる。なお、通常は、複数の前記マイクロミラーからの前記OFF光を前記輝度センサ45に受光させるため、投射する画像中の白色と黒色との比率を前記画像信号から算出して、前記光量の演算を行う必要がある。
前記輝度センサ45からの出力によって前記光量を演算した結果、当該光量Lが予め定めるしきい値L_MINよりも小さくなった場合には、光源として使用するランプを第1のランプ32または第2のランプ34に切り替える。
図3は、前記投射型表示装置の光源部を構成する前記ターンテーブル31上におけるランプカートリッジ33、35の配置を示す図である。なお、図3のように、当該ランプカートリッジ33、35は同一の構造である。
各ランプカートリッジ33、35は、前記ランプ32、34とハウジング90とを含んで構成される。
前記ハウジング90は、前記ランプ32、34のリフレクタ58の反射面と前記ランプ32、34の光軸55、56との間の角度(以下、当該角度を開口角θともいう。)に略同一の角度を前記ランプ32、34の光軸55、56との間になして形成される、第1の側壁53および第2の側壁54を有する。
また、前記第1の側壁53および前記第2の側壁54は、前記ランプ32、34の光軸55、56方向における当該ランプ32、34の全長Lと略同一の長さにわたって形成されている。
さらに、前記第1の側壁53は第1の凹部67を有し、前記第2の側壁54は第2の凹部68を有する。前記ターンテーブル31において、前記第1のランプカートリッジ33と前記第2のランプカートリッジ35は、一方のランプカートリッジ33、35における前記第1の側壁53または前記第2の側壁54と他方のランプカートリッジ35、33における第2の側壁54または第1の側壁53とが、互いに対向するように配置される。また、当該ランプカートリッジ33、35には、後述する第1の電源コネクタ69が前記第1の凹部67または前記第2の凹部68に設けられる。
なお、前記第1の電源コネクタ69は、前記第1の凹部67を有する第1の側壁または前記第2の凹部68を有する第2の側壁54のうち、いずれか一方にのみ設けてもよいし、両方に設けてもよい。また、前記ターンテーブル31上に設けてもよい。すなわち、当該第1の電源コネクタ69は、前記凹部67、68によって形成される隙間に設ければよい。以下、本実施の形態1の説明においては、前記第2の凹部68にのみ前記第1の電源コネクタ69を設けた場合について説明する。
上述のように、当該ランプカートリッジ33、35は前記第1の側壁53および前記第2の側壁54を有しているため、図3のように前記ターンテーブル31上において当該ランプカートリッジ33、35を近接して配置することができる。また、前記第1の電源コネクタ69が前記第2の凹部68に設けられているため、前記ランプカートリッジ33、35をより近接して配置することが可能となる。
そして、当該ランプカートリッジ33、35を、第1のランプカートリッジ33における前記第2の側壁54と、第2のランプカートリッジ35における前記第1の側壁53とが対向するように前記ターンテーブル31上に配置することで、光源としてのランプを前記第1のランプ32から前記第2のランプ34へと切り替える際に前記ターンテーブル31を回転させる角度を従来の投射型表示装置に比べて大幅に減少させることができる。よって、前記ターンテーブル31を小型にすることができる。したがって、前記投射型表示装置を小型化することができる。
また、当該ランプカートリッジ33、35は、前記第1の側壁53および前記第2の側壁54を含んで構成されるため、図4に示すように、前記第1の側壁53と前記第2の側壁54とが対向し、かつ、ランプ32、34のリフレクタ58における開口部の向きを相反する方向にして梱包箱83に収納することで、当該梱包箱83を小さくすることができる。したがって、前記梱包箱83または当該梱包箱に入れるクッション81、ランプカートリッジ33を収容する個装箱82等、廃材となる資源の使用量を少なくすることができる。
図5は、前記図3におけるE−E断面から見たときの要部断面図である。また、図6は、前記図5におけるY軸方向から見た当該ランプカートリッジ33、35の側面図である。
前記第1の電源コネクタ69からは前記ランプ32、34における陽電極61または陰電極63のそれぞれに対応する電極ケーブル64が設けられる。当該ランプ32、34は、後述する電源回路46b、46cから前記第1の電源コネクタ69および前記電極ケーブル64を介して電流が供給され、前記陽電極61と前記陰電極63との間で放電をすることにより発光する。
図7は、前記図1におけるC−C断面から見た要部断面図である。当該投射型表示装置に配置された前記ランプカートリッジ33、35における前記ランプ32、34は各々に対応する電源回路46b、46cから入力される電流によって点灯する。すなわち、図7において、第2のランプ34に対応する第2の電源回路46cから出力された電流は、第2の電源ケーブル60b、第1の電源コネクタ69、第2の電源コネクタ52を介し、第2のランプ34の陽電極61に接続されたの電極ケーブル64から当該第2のランプ34に入力されることになる。
なお、前記第1のランプ32に対しては、第1の電源回路46b、第1の電源ケーブル60a、前記第1の電源ケーブル60aとコネクタ(図示せず)を介して接続される電極ケーブル(図示せず)が設けられている。
図8は、前記図1におけるB−B断面における投射型表示装置の要部断面図である。前記ランプカートリッジ33、35のハウジング90は、前記第1の側壁53および前記第2の側壁54とそれぞれ隣接し、第1の開口部76が設けられた第3の側壁91および第2の開口部79が設けられた第4の側壁92を有する。
また、前記投射型表示装置においては、軸流ファンではなく、ブロアーファンやシロッコファン等の遠心送風機78が使用される。そして、前記遠心送風機78は、当該遠心送風機78からの送風によって外気(以下、当該ランプカートリッジ33、35の外部にある空気を外気ともいう。)が、前記第3の側壁91に設けられた第1の開口部76に流入するように設けられる。
前記第1のランプ32の発熱によって温められた当該第1のランプカートリッジ33内の空気は、前記第1の開口部76から前記第1のランプカートリッジ33に流入した前記外気によって前記第4の側壁92に設けた第2の開口部79から排出される。なお、以下の説明においては前記第2の開口部79から排出された空気を排気ともいう。
そして、前記第2の開口部79から排出された前記排気は、回転板37に設けられた風路37aを通り、前記光学系4を囲むように設けられる鏡筒4bに到達する。なお、前記回転板37は、当該投射型表示装置において前記ターンテーブルを回転させる回転機構を構成するものであり、図9のように前記風路37aが設けられている。
当該鏡筒4b内には、不要光反射フィルタ4aおよび前記光学系4を構成するレンズ4cが配置されている。なお、不要光反射フィルタ4aは、前記ランプ32、34から照射された光に含まれる紫外線や赤外線等の不要光5aが前記ライトバルブ7に到達するのを防止するものである。そのため、当該不要光反射フィルタ4aは、前記光軸55、56と所定の角度αをもって配置される。
通常、前記鏡筒4bは前記不要光反射フィルタ4aによって反射された紫外線や赤外線等の不要光5aによって、その温度が上昇するため、一般に当該鏡筒4bを冷却するための送風機を設ける必要がある。しかし、本実施の形態1における投射型表示装置は、前記第2の排気口79からの排気を利用して前記鏡筒4bの冷却を行うことができる。したがって、当該鏡筒4bを冷却するための送風機を設ける必要がないため、当該投射型表示装置の小型化をすることができる。
なお、当該投射型表示装置においては、軸流ファンと比較して、一般に静圧の高いブロアファンやシロッコファンといった遠心送風機を使用するため、従来のランプカートリッジよりも、当該遠心送風機から送風される外気が当該ランプカートリッジ内に流入するための風路を小さくすることができる。したがって、本実施の形態1における前記ランプカートリッジ33、35における前記開口部76、79を小さくすることができる。なお、上記のように遠心送風機は静圧が高いため、前記ランプカートリッジ33、35における開口部76、79のように、比較的小さい開口部であっても前記ランプ32、24を十分に冷却することができる。また、前記遠心送風機を使用することにより、前記軸流ファンを使用するよりも騒音を抑えることができる。
前記ランプカートリッジ33、35の下方(以下の説明において、図8中Z軸と反対の方向を下方ともいう。)には、切り欠き部70が設けられている。なお、前記切り欠き部70は、前記第4の側壁92において、前記ランプ32、34と前記第4の側壁92との間を利用して設けられる。
具体的には、前記第4の側壁92において当該切り欠き部70を形成する第1の切り欠き部側壁93を、前記ランプ32、34の光軸55、56と略並行に設け、さらに前記ランプ32、34における電極保持部62aに近接させて設ける。そして、当該第1の切り欠き部側壁93と隣接する第2の切り欠き部側壁94の一端を、前記ランプ32、34のリフレクタ58と接触しない範囲で前記第1の切り欠き部側壁93と接合し、他端を前記第2の開口部を形成する側壁と接合する。
前記切り欠き部70には、回路基板71が設けられており、当該回路基板71には、たとえば前記ランプ32、34の累積点灯時間を記憶するメモリ等が設けられる。そして、前記回路基板71には第1の回路基板用ケーブル72aが接続され、さらに当該第1の回路基板用ケーブル72aは第1の回路基板用コネクタ73に接続される。
なお、当該切り欠き部70における前記回路基板71は、前記ランプ32、34が点灯する際に発生するノイズの影響を受けないように、シールドケース74(図6に記載。)によって覆われる。
以上のように、本実施の形態1におけるランプカートリッジ33、35にように、第1の側壁53および第2の側壁54によってハウジング90を構成することで、従来のランプカートリッジに比べて小型のランプカートリッジとすることができる。
また、前記ランプカートリッジ33、35を投射型表示装置に適用することにより、当該投射型表示装置の光源部を小型化することができるため、前記投射型表示装置の小型化が可能となる。そして、前記投射型表示装置の小型化により、当該投射型表示装置の軽量化、投射型表示装置の設置スペースの削減も可能となる。
実施の形態2.
図10は、実施の形態2における投射型表示装置の上面図である。なお、前記実施の形態1における投射型表示装置と同様の構成部分には同一の符号を付し、当該構成部分についての説明は省略する。
本実施の形態2における投射型表示装置のターンテーブル31上には、第1のランプカートリッジ33の前記第2の側壁54と、第2のランプカートリッジの前記第2の側壁54とが対向するとともに、ランプ32、34のリフレクタ58における開口部が相反する方向を向くように、ランプカートリッジ33、35が前記ターンテーブル31上に配置される。
本実施の形態2における投射型表示装置においては、前記実施の形態1で説明したランプカートリッジ33、35を使用するため、従来の投射型表示装置と同様に前記ランプカートリッジを配置しても当該従来の投射型表示装置におけるターンテーブルに比べて小型化することができる。したがって、当該投射型表示装置を小型化することができる。
実施の形態3.
図11は、実施の形態3における投射型表示装置のターンテーブル31を示す図である。本実施の形態2におけるターンテーブル31には、前記実施の形態1で説明したランプカートリッジ33が、当該ターンテーブル31の回転軸50を中心に、放射状に配置される。
前記実施の形態1で説明した投射型表示装置では、一方のランプ32、34が使用不可能になった場合、直ちに当該使用不可能になったランプ32、34を交換しなければならないのに対し、本実施の形態2における投射型表示装置においては、前記ランプカートリッジ33を配置することで、一のランプ32、34が使用不可能になった場合でも直ちに使用不可能となったランプカートリッジを交換する必要はない。
たとえば、当該投射型表示装置を監視用等のような、ランプ32、34の使用不可能状態を長時間継続させることが望ましくない場合には、可能な限り多くのランプ32、34を前記ターンテーブル31上に配置させることが望ましい。
そこで、本実施の形態2の投射型表示装置のように前記実施の形態1で説明したランプカートリッジ33、35を使用することで、より多くのランプを配置させることが可能となるとともに、従来のランプカートリッジを使用する場合よりも前記ターンテーブル31を小型化することができる。したがって、当該投射型表示装置を小型化することができる。そして、前記投射型表示装置の小型化により、当該投射型表示装置の軽量化、投射型表示装置の設置スペースの削減も可能となる。
実施の形態4.
投射型表示装置は、その用途によって投射レンズ8の向きを変更する。たとえば、前記投射型表示装置からスクリーンまでの距離を、当該投射型表示装置を設置する部屋等におけるスペースの制限によって十分に取れない場合には、図12のように投射レンズ8を図中のZ軸方向に向け、図示しないミラー等に反射させることにより前記画像等を前記スクリーンに投射する。
一方、前記投射型表示装置からスクリーンまでの距離を十分に取れる場合には、前記スクリーンに直接画像等を投射するため、図13のように前記投射レンズ8を図中のX軸およびZ軸と垂直な方向に向ける。なお、以下の説明において、前記X軸および前記Z軸と垂直な方向をY軸方向という。
従来の投射型表示装置においては、前記用途に応じて当該投射型表示装置全体の向きを変えることで、前記投射レンズ8を向ける方向を変えていたため、ターンテーブル31の回転方向とランプ32、34に働く重力の方向とが一致してしまう場合がある。そして、そのような場合には、前記モータ41に要するトルクが増大してしまう。
そこで、本実施の形態3における投射型表示装置では、前記図12のように前記投射レンズ8をZ軸方向に向けた場合における前記光学系4の光軸5の延長線上の点と第1の基台取付け面87との間の距離L1と、前記図13のように前記投射レンズ8をY軸方向に向けた場合における前記光学系4の光軸5の延長線上の点と第2の基台取付け面88との間の距離L2とを等しくする。なお、図14は前記光軸5の方向から見た前記L1とL2との関係を示す図である。
上述のように、前記距離L1と距離L2とを等しくすることにより、前記投射レンズ8を向ける方向を変える場合に、従来の投射型表示装置のように当該投射型表示装置全体の向きを変える必要はなく、投射レンズ8を含む部分のみ向きを変えるだけでよい。
したがって、前記投射レンズ8の向きを変えても前記ターンテーブル31の向きは変わらないため、前記ターンテーブル31の回転方向と前記ランプ32、34に働く重力の方向とが一致することはない。したがって、前記モータ41のトルクを増大させる必要がない。
また、本実施の形態4における投射型表示装置は、前記投射レンズ8の向きを変更してもランプカートリッジ33、35の取っ手80の向きは変わらないため、ランプカートリッジ33、35の交換時に当該ランプカートリッジ33、35を容易に着脱することができる。
なお、従来の投射型表示装置では、ランプから照射された光を反射するミラーが1枚であったが、本実施の形態4おける投射型表示装置においては、前記図2に記載のように2枚の反射ミラー9、10を設け、さらに互いの相対的な位置関係を調整することにより、光軸5の位置に関わらず、前記光軸5から前記基台1までの距離を任意に設定することを可能としている。
また、本実施意の形態4においては、前記投射レンズ8の向きを90度変更する場合について説明したが、当該投射レンズ8の向きの変更はこれに限られることはない。
また、前記実施の形態1ないし4におけるランプカートリッジ33、35は、箱型のものについて示したが、当該ランプカートリッジ33、35の形状はこれに限られることはなく、前記リフレクタ58の開口角θと略同一の角度をランプ32、34の光軸55、56との間に有して形成される部位を有していれば、円錐形状、多角錐形状等の形状であってもよい。
また、前記実施の形態1ないし4に記載の投射型表示装置は、たとえば、設置空間が狭い場所でも設置可能な小形ランプチェンジャー機能付きのDLPプロジェクター等に適用することができ、上記実施の形態1で説明したランプカートリッジ33、35はその交換用ランプカートリッジとして使用することができる。なお、前記DLPはDigital Light Processingの略であり、テキサスインスツルメンツ社(TI社)の商標である。
この発明の実施の形態1における投射型表示装置の上面図である。 図1のA−A断面における投射型表示装置の要部断面図である。 この発明の実施の形態1における投射型表示装置の光源部を構成するターンテーブル上に置けるランプカートリッジの配置を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるランプカートリッジの梱包状態を説明するための図である。 図3におけるE−E断面における投射型表示装置の要部断面図である。 図5におけるY軸方向から見たランプカートリッジの側面図である。 図1におけるC−C断面における投射型表示装置の要部断面図である。 図1におけるB−B断面における投射型表示装置の要部断面図である。 実施の形態1における投射型表示装置の風路を説明するための説明図である。 この発明の実施の形態2における投射型表示装置の上面図である。 この発明の実施の形態3における投射型表示装置のターンテーブル31を説明するための図である。 この発明の実施の形態4における投射レンズの向きの一例を説明するための図である。 この発明の実施の形態4における投射レンズの向きの一例を説明するための図である。 この発明の実施の形態4における距離L1、L2の間の関係を説明するための説明図である。
符号の説明
1 基台
2 投射型表示装置本体
4 光学系
4a 紫外線反射フィルタ
4b 鏡筒
4c レンズ
5 光学系の光軸
5a 紫外線の光路の中心軸
6 プリズム
7 ライトバルブ
8 投射レンズ
9、10 反射ミラー
12 従来のランプカートリッジ
30 チェンジャベース
31 ターンテーブル
32 第1のランプ
33 第1のランプカートリッジ
34 第2のランプ
35 第2のランプカートリッジ
36 カム溝
37 回転板
37a 風路
38 ピン
39 ギア部
40 減速ギア
41 ステッピングモータ
42 ピニオンギア
43 反射筒
44 入射孔
45 輝度センサ
46a 制御回路
46b 第1の電源回路
46c 第2の電源回路
47 メモリ
48a 第1の当接部
48b 第2の当接部
49、90 回転軸
50 中心軸
50a 第1のスイッチ
50b 第2のスイッチ
52 第2の電源コネクタ
53 第1の側壁
54 第2の側壁
55 第1のランプの光軸
56 第2のランプの光軸
57 バーナー
58 リフレクタ
59 石膏
60 ランプ取付け部
60a 第1の電源ケーブル
60b 第2の電源ケーブル
61 陽電極
62a 電極保持部
62b 電極保持部先端
63 陰電極
64 電極ケーブル
65a、65b、65c リフレクタの外形曲線に接し、電極保持部先端を通る直線
67 第1の凹部
68 第2の凹部
69 第1の電源コネクタ
70 切り欠き部
71 回路基板
72a 第1の基板用ケーブル
72b 第2の基板用ケーブル
73 第1の基板用コネクタ
74 シールドケース
75 第2の基板用コネクタ
76 第1の開口部
79 第2の開口部
78 遠心送風機
78b 排気の流れ
80 取手
81、84 クッション
82、85 個装箱
83、86 梱包箱
87 第1の基台取付け面
88 第2の基台取付け面
89 ランプ載置台
90 ハウジング
91 第3の側壁
92 第4の側壁
93 第1の切り欠き部側壁
94 第2の切り欠き部側壁

Claims (2)

  1. リフレクタを含んで構成されるランプ、前記ランプの光軸まわりに当該ランプを囲むように形成され、前記リフレクタの反射面が前記光軸に対してなす角度と略同一の角度を前記光軸に対して有し、かつ前記ランプの全長と略同一の長さを有し、前記光軸を中心に対称となる位置に設けられた第1及び第2の傾斜部位を含んで構成されるハウジングを有し、電源ケーブルに接続されるコネクタを前記第2の傾斜部位の凹部に設けた複数のランプカートリッジと、
    一の前記ランプカートリッジにおける前記第2の傾斜部位と他の前記ランプカートリッジにおける前記第1の傾斜部位とが対向し、かつ近接するように、複数の前記ランプカートリッジが配置された回動可能なターンテーブルを有する光源部を備え、
    複数の前記ランプカートリッジが個別に前記ターンテーブルから着脱可能であることを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記ランプカートリッジの前記ハウジングは、開口部を含んでおり、
    前記ランプカートリッジの前記開口部を介して前記ランプに送風する遠心送風機を備えることを特徴とする請求項1に記載の投射型表示装置。
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